男「やーいデカ女ー」小学生きらり「むぇー…」 (34)

男1「お前ホントデカいよなー!」

男2「何センチあるんだよ」

男3「小学生の身長じゃない…」


きらり「むぇー…」


男1「個性的でいいよな///」

男2「オンリーワンの存在だよな///」

男3「どんなに可愛い女子でも、デカくなることは無理だもんな///」


女1「ちょっと男子ー!きらりちゃんが可愛いからってからかってんじゃないわよー!」

女2「もっと素直になればいいのにねー」

女3「男子ってほんとバカよねー」

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男1「お前掲示板係なんかやってんのかよー!」

男2「デカイから高いところにもプリント貼れるもんな」

男3「適材適所…」


きらり「むぇー…」


男1「お前貼り付けのセンスねーし俺がやるよ///」

男2「もしお前のスカートなんかめくれたら迷惑だしな///」

男3「画鋲なんか持ったら指が鉄くさくなるし///」

女1「ちょっと男子ー!きらりちゃんの仕事取るんじゃないわよー!」

女2「あそこまでされたら、むしろ気まずいわよねー」

女3「お姫様扱いだけが愛じゃないわよねー」

男1「お前の服いっつもヒラヒラしてんなー!」

男2「やたらカラフルだし」

男3「正直ダサい…」


きらり「むぇー…」


男1「でも似合ってるんだよな///」

男2「着こなしてるよな///」

男3「他の奴には無理だよな///」


女1「ちょっと男子ー!あんまりジロジロ見てんじゃないわよー!」

女2「カワイイからちかたないねー」

女3「ねー」

男1「お前すげー食うんだろうなー!」

男2「じゃなきゃそんなデカくなんねーだろーしな」

男3「給食の時間が一番楽しみなタイプかよ…」


きらり「むぇー…」


男1「仕方ねーし俺のプリンやるよ///」

男2「俺甘いもの嫌いなんだ///」

男3「いっぱい食べる君がすき///」


女1「ちょっと男子ー!きらりちゃんが困ってるでしょー!」

女2「プリン4つも食べられるわけないのにねー」

女3「プレゼントでしか愛情を示せないなんて浅はかよねー」

委員長「コラー!男子、いい加減にしなさーい!」

男1「げぇっ!委員長!」

男2「出たよ仕切り屋」

男3「沖縄の風紀委員とは別人です…」

委員長「どうしていつもきらりちゃんをイジめるのよ!」

男1「う、うるせー!お前には関係ねーだろ!?」

女1(イジめ…?)ヒソヒソ

女2(むしろデレしか残ってないんですがそれは)ヒソヒソ

きらり「やめるにぃ!」ドン!

委員長「きらりちゃん!」

男1「で、デカ女!お前には関係ねーだろ!!」

委員長「ほら、またデカ女って言った!」

男1「だって本当にデカいだろうが!」

男2「そしてそれが可愛いんだろうが」

女1「遂に言いやがった」

きらり「委員長ちゃん、大丈夫だにぃ」

委員長「きらりちゃん…」

きらり「男くん達はいっつもいじわるな事ゆーけど、ほんとは違うにぃ!」

きらり「いつもきらりに優しくしてくれゆの、知ってるのー」

きらり「だからきらりは男くんたちが、大好きだにぃー☆」

きらり「んでんでー」

きらり「きらりの事を心配してくれる委員長ちゃんも、女ちゃんたちも、だぁーいすき☆」

きらり「みぃーんなきらりの、大事な大事なお友達!」

きらり「うきゃー、言っちゃった☆」


男1「べ、べ、別に優しくしてるわけじゃないんだからねっ!」キュン

男2「くそっ…胸がにょわにょわしてきやがった…」

男3「ふぅ…」

女1「レズじゃなくて良かった…」鼻血フキフキ

委員長「なんとか致命傷で済んだ…」

男1(なーんて事もあったっけなー…)

ピロリン

男1「ん?」
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<グループ:5ねん3くみ☆>

女1『昨日のライブ、最高だったよ!』

きらり『うぇへへ、ありがとー☆』

きらり『でもでもー、きらり的にはーみんなと会いたかったかなーって』

きらり(むぇーのスタンプ)
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男1「…」クスッ

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<グループ:5ねん3くみ☆>

男1『自分で自分のスタンプ使うなよw』

男1『それに、打ち上げとかあったんだろ?俺らに会う暇なんてなかったろ』
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男1「送信と」

ポコッ

ピロリン

男1「はえーよ」

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<グループ:5ねん3くみ☆>

きらり『ぷえー。大事なお友達とお話すゆ時間くらいあるもん!』
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男1(アイドルとして人気も出てきて忙しいだろうに、今でもこうして連絡をくれるきらりの事だ)

男1(昨日も俺達がライブに行くことを事前に知らせていれば、きっと会う時間くらい作ってくれただろう」

男1(けど…)

男2「はよーっす」

男1「はよ!」

男2「昨日のライブ、マジで良かったなー」

男1「きらりのファンもすげーいたしな」

男2「掛け声?みたいなのすごかったな」

男1「俺全然出来なかったわ。次は予習しないとなー」

男2「だなー…しっかし、本当にアイドルになったんだなぁ」

男1「俺らと同じ小学校に居たって信じられないよな」

男2「有名になって嬉しい反面、ちょっと寂しいよなー」

男1「あー。お前きらりの事好きだったもんな」

男2「それはお前もだろ!」

男1「まぁ寂しいけどさ。もっと有名になって欲しいよな」

男2「だなー」

男1「今みたいに連絡取れなくなっても…仕方ないくらいにさ」

男2「だなー」

男1(あいつの可愛さは、俺らみたいなちっぽけな奴らで独り占めしていいサイズじゃないんだ)

男1(あんな小さい学校の、小さいクラスの、小さい世界じゃ収まりきらないんだ)

男1「だからもっとデカくなれよ、きらり」


おわり

お付き合いくださりありがとうございました。
ただただ愛でられるきらりんが書きたかった。反省はしていない。
モブキャラを褒めてもらえて嬉しいです。
男3と女2は付き合っているという死ぬほどどうでもいい裏設定があります。
後でHTML化依頼を出しておきますね。

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