ポルナレフ「この館の奥に、DIOがいやがるんだな……」 (38)

キャラ崩壊
パロディ

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DIOの館玄関


ポルナレフ「承太郎達……DIOの手下にやられてないだろうな」


アヴドゥル「ジョースターさん達なら、きっと大丈夫だ。さぁ、我々は別行動し、奥へ進むとしよう。」


イギー(…………)


ポルナレフ「そうだな……行くか。」

10分後



ポルナレフ「………何もないな。」


アヴドゥル「私の炎がなければ、暗くて歩き辛かっただろうな」


イギー(………!)


イギー「ガルルル……」


ポルナレフ「んぉ?どうした、何かいるのか?」

テレンス「おっ!来た来た!」


ダービー「主役のお出ましだな」


ポルナレフ「!?お、お前らは……!」



パパパパーン、パパパパーン、パパパパン、パパパパン、パパパパン、パパパパン



ポルナレフ「!?」


アヴドゥル「な、なんだ、この音楽は……!?」



アレッシー「ほら、みんな!」


ホルホース「せーっの!」

DIOの手下共「ポルナレフ!ご結婚、おめでとぉぉぉぉぉお!」


ポルナレフ「……え?」


アヴドゥル「ポルナレフ…おまっ…結婚するのか…?」


ポルナレフ「いやそれにも疑問を持つけどよ、こいつらの集まりと行動とテンションにも目をつけろよ!」


ホルホース「ほれぇ!ポルナレフ!新郎新婦、二人仲良く立つように、はやく嫁さんとこに行ってやれよ!」


ポルナレフ「えっ?いやっ?そのっ…花嫁って…?」


アレッシー「てれんなよ、ポルナレフ」

アヴドゥル「は…花嫁…いつのまに…」


ポルナレフ「だから、おれは見に覚えはねぇよ!!」


テレンス「ヒューヒュー」


ダービー「このこのぉ!」


ポルナレフ「お前らマジで黙れ!」

花京院「えー、皆さん、それでは、今からポルナレフさんの結婚式を始めさせていただきます。」



花京院「司会は私、花京院典明が務めさせていただきます」


ポルナレフ「うわぁぁぁぁぁあ!?花京院!?お前なんでいんだよ?!」


アヴドゥル「さっき、ジョスターさんと承太郎と共に、地下の様な所に引きずられていったんじゃ……」


花京院「では、新郎の方はいますので、花嫁の方を呼びましょう。」


花京院「さぁ!花嫁のご登場です!どうぞっ!」

承太郎「待たせたな」バァーン!


ポルナレフ「うわぁぁぁぁぁあ!承太郎がドレス姿になってやがるぅぁぁぁあ!」


アヴドゥル「何をやってるんだ!承太郎!」


承太郎「ポルナレフ…」


ポルナレフ「んん?な、何だよ」


承太郎「俺、綺麗か?」


ポルナレフ「なに聞いてんだテメェー!」


ダービー「ほら、言ってやんなよ」


アレッシー「てれんなよ、ポルナレフ」

ポルナレフ「早く、んな衣装脱げ!」


承太郎「………………」



テレンス「あーあ、落ち込んじゃった。」


ホルホース「お前なぁ…花嫁に向かってそれはねぇんじゃぁ、ねぇの?」


ポルナレフ「え!?え!?」


アヴドゥル「……い、居心地が悪い、ポルナレフ、言ってやれ」


ポルナレフ「お前なぁ!他人事だと思って!」


承太郎「……綺麗か?」

ポルナレフ「……あぁあぁあぁ!綺麗だよ!これで満足……」



アヴドゥル「!!?危ないっ!ポルナレフ!!」


ガッ!


ポルナレフ「ぐほっ!」


ガオンッ!


アヴドゥルの両腕「」



イギー(………!?)


ポルナレフ「あ……あ……」



ポルナレフ「アヴドゥルぅぅぅぅぅうあぁぁぁぁあ!!!」

ポルナレフ「あ……アヴドゥルが……消えた……」


イギー(ハァァァーーっ、ハァァァーー!)ガクガク


ポルナレフ「腕だけを残して……どうなってやがんだ!!?」


????「アヴドゥルは、粉微塵になった……」


ポルナレフ「だっ、誰だ!?」

ヴァニラ「私は、ヴァニラ・アイス……DIO様のしもべ……」


ヴァニラ「私はDIO様に命じられた……ジョースター一行を潰して来るよおにと!!」


ポルナレフ(こ…こいつが……アヴドゥルを……!!)


ポルナレフ「アヴドゥルを……どうした」


ヴァニラ「言ったろ……こなみじんとなって死んだと」


ポルナレフ「アヴドゥルが……死んだなどと……」


ポルナレフ「嘘をつくなああああああーーー!!」


花京院「はい、では今から早速、新郎新婦に質問をしてみましょうか」

ポルナレフ「うぉおぉ!」


ヴァニラ「無駄だ」ガオンッ


ポルナレフ(なっ、攻撃を……亜空間へ吸い込まれた!?)



ヴァニラ「こちらの番だ」スッ


ポルナレフ(はっ……早っ……)


ヴァニラ「くらえっ!」ゲシッ!



ポルナレフ「ぐえっ!!」


花京院「最初の質問は、『告白の台詞は何だったか』にいたしましょう」

ヴァニラ「蹴り殺してやるッ!このド畜生がァーーーーッ」


プヅン


ポルナレフ「ゴフッ!エハッ!」ガンッガンッ


ヴァニラ「どうだ!!思い知れ!!どうだぁぁあ!!」


花京院「ポルナレフさん、あなたが花嫁に向けて送られた、告白の台詞は?」


ポルナレフ「がはっ!げふっ!がぁっ!」ガンッガンッ


花京院「はい、『がはっ!げふっ!がぁっ!』らしいです。それに対して、花嫁は何と返答を?」


ヴァニラ「どうだ!どうだ!どうだぁぁぁぁあ!」


承太郎「『金返せ』と」


ホルホース「ヒューっ??」


アレッシー「てれんなよ、ポルナレフ」

花京院「では、お二人には、ケーキの入刀をお願いしましょう」


花京院「ほら、ポルナレフ!ケーキ入刀!にゅう、にゅう、にゅう、入刀!」


ポルナレフ「馬鹿……んな場合じゃ……」ガンッガンッ


承太郎「スタープラチナ!!(入刀)」


花京院「ぐぁぁぁぁあ!!」


ポルナレフ「承太郎!てめぇぇ何仲間を切ってやがんだ!」


花京院「ふっ……ありがとう、承太郎……わかったよ……僕は……」


花京院「彼(ヴァニラ)にこの、ウェディングケーキを食べてもらうよう、努めるよ!!」


花京院「うぉぉぉぉおおお!!」


ポルナレフ「ばっ……!近づくな花京院!!」

花京院「ケーキを食ってくれえぇぇぇぇぇえ!!!」ダダダダッ


ヴァニラ「ふんっ」ブンっ


花京院「ぐぁぁぁぁあ!!」



承太郎「………おい」


ハイエロ・ファントグリーン(以下ハイエロ)「………何よ」


承太郎「助けに行かなくて、いいのか?」


ハイエロ「………あんなやつ、どうでもいいわよ」



花京院「チェリーだけでも!ケーキに乗ってるチェリーだけでもぉぉぉお!!」ダダダダッ


承太郎「何故、あいつにそんなに冷たいんだ」

ハイエロ「何でって……あんたには、わかんないでしょうね……」


承太郎「何がだ」


ハイエロ「何って!名前よ名前!!」


ハイエロ「私、この名前になってからエロエロエロエロ、高いエロ、グレーなエロ、イクラちゃんエロ、最高にハイエロとか言われんのよ!?」


ハイエロ「あんたに何がわかんのよ!?ねぇ!?」


承太郎「………」スッ


ハイエロ(帽子を……脱いだ?)

承太郎の頭の上に、小さな男が


彦摩呂「味のIT革命やぁ~~!!」


承太郎「いつも、ある漫画家は、こいつと名前の漢字が微妙に似ている故、こいつとゴッチャにされる」


承太郎「お前だけじゃないんだよ……名前で苦しんでるのは」


ハイエロ「……….!!」


ハイエロ(あたし………甘えてた!!)ダダダダッ



ハイエロ「花京院!!」


花京院「おぉ……エロロン……」


ハイエロ「ごめんなさい!あたし……あたし………!!」グスッ


花京院「構わない……構わないさ……さぁ、一つになろう……」

花京院&ハイエロ「「合・体!!!」」



ピカァァァァァァァァァア!!!


辺り一面に、光が注いだ


???「そう……これが!!」


ハイエロ・ファントグリーン・レクイエム「ハイエロ・ファントグリーン・レクイエム!!!!!」


承太郎「スタープラチナ!!(入刀)」


ハイエロ・ファントグリーン・レクイエム「ぐぁぁぁぁあ!!!」

一方、ポルナレフサイド


ポルナレフ「くっ…奴は円の軌跡を俺中心に描いて、次第に小さくなって来やがる……」


ポルナレフ「もう……だめだな……だが、イギー」


ポルナレフ「てめーは生きろよ」


イギー(…………)


ポルナレフ「へっ、死にかけて声も出ねーか。まっ、お前ならこの軌跡のなかにはいないから、何とかこの館から逃れれるだろ」


イギー(…………)


ポルナレフ「あばよ」



イギー…………






ガオーーーン!!!

ポルナレフ「…………?」


花京院「あ、大丈夫ですか?新郎さん。」


ポルナレフ「うおぉっ!?おまっ、いつから!?」


花京院「いやなんか、ベイブレードみたいなのやっていたころですかね。」


花京院「さぁ!では、結婚式の続きです!」


ポルナレフ「まだやってたのかよそれ!!?」


花京院「では、関係者の方々にスピーチをしていただきましょう」


花京院「では、どうぞ」


アヴドゥル「えー、ご結婚、おめでとうございます。承太郎さん、ポルナレフさん」


ポルナレフ「おわぁァァァァァァァァァア!!お前ぇ!?何でだぁぁぁぁぁあ!?」

アヴドゥル「そのっ、……なんでしょうか、この、友人が新たな先へ進むのを眺めるような、この感慨深い気持ち」



ポルナレフ「お前さっき死んだろ!?何でしっかり両腕あんだ!?」


ヴァニラ「隙あり!!」


ポルナレフ「くっ!しまったぁ!」


花京院「はい、もう結構、ありがとうございます。アヴ。」


花京院「では、次は新婦側の関係者の方、どうぞ」


DIO「あ、はい」


ポルナレフ「おわァァァァァァァァァア!!!???」

DIO「えー、ジョースター…じゃなかったな、空条……いや、結婚するから苗字かわるんか」


ポルナレフ「えっ!?何でっ!?なんでいるんだぁ!?」


花京院「そりゃあ、結婚式だからですよ」


DIO「えー、おじいちゃんの体奪ってごめんね、それから……」


花京院「あ、マイク入ってませんよ」


DIO「あ、本当だ。ったく、アヴドゥルの野郎、切りやがったな」


ポルナレフ「ちょっ!敵が迫ってくるうえに、この衝撃的現状って、どうすんの俺これ!?」


ポルナレフ(はっ……待てよ、ヴァニラの野郎は、DIOを崇拝してやがる……これは使える!)

ポルナレフ「おい!!ヴァニラ!!お前の上司のDIOがいるぞ!!」


ヴァニラ「……また、先程のように、犬が造り出した偽物だろう!!」


ヴァニラ「DIO様を侮辱するなぁぁぁぁぁあ!」


DIO「あ、このケーキもらっていいですか」


花京院「えぇ、チェリーがおいしいですよ」


DIO「それはいらない」


ポルナレフ「本物だよ!チェリーを外してケーキ食おうとしてるけど本物だって!!」

承太郎「おい」


DIO「あ、承太郎だ」


承太郎「ふざけてねーで、さっさとテレンス倒すぞ」


テレンス「勝てますかね……私のスタンド能力の前で?」


花京院「誰が相手だろうと、倒すまで」


DIO「よし!!」


いくぞ!!(あの並びポーズ)


スタスタ……


ポルナレフ「あっちょ、待てよ!!ヘルプ!!!!あっ!イギーもアヴドゥルもいねぇ!?」

40分後


ポルナレフ「……何か、壁に穴開けたら勝てたわ」


ポルナレフ「………ん?」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「フン」


DIO「ポルナレフか。ひさしぶりだな」


ポルナレフ「さっきぶりだろーが」


DIO「フフフフ、ひとつチャン」


ボゴォォォオン!!!


ポルナレフ「!?」


DIO「キャっ、眩しっ」


ジョセフ(+仲間たち)「安心するんじゃ……ポルナレフ」


バン!!!


こうして、ジョースター家とDIOとの因縁の対決が始まった……


イギーは幸せに暮らして、アヴドゥルは知らん



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