ウルージ「黄金郷は空にあったのですな」 (319)

ビビ「……海に潜り続けても探し当てることが出来ないはずだわ…」

ビビ「でも…こんなこと誰にも想像できないもの」

ビビ「空に島が突き上げられて、そのまま空を漂い続けていたなんて…」

ウルージ「うむ…いつでも自然の力というものは人間の考えを越えていきますな」

ビビ「クリケットさん達に教えてあげないと…」

ウルージ「そのためにもエネルを倒さなくては」

ウルージ「奴はおそらく黄金の”価値”を知っている」

ウルージ「仮にエネルが黄金郷を既に見つけているとすれば」

ウルージ「黄金のほとんどを自分の手元に置いていることだろう…」

ビビ「…! じゃあ、黄金郷に黄金はないってこと……?」

ウルージ「エネルを倒さずして黄金郷本来の姿を拝むことはできぬと考えた方がいいであろうな」

ウルージ「まあ、元々の目的は打倒エネルなので問題はありませんぞ」

ウルージ「むしろ、なんという幸運といったところか…」


ウルージ「エネルを倒したうえで黄金郷も見ることができるのですからな!」ど ん !



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コニス「…………助ける!? 彼らを…? 私達が……!?」

パガヤ「はいそうです」

パガヤ「何とか彼らの逃げ道を作る努力をしましょう!!」ニコッ!








ザ シ ュ …!!



空の騎士「…………!!」グラ…


オーム「“鉄の”……」ス…


モーム「モオッ!!!」グオッ!!

ホーリー「!!!」


ド ゴ ッ !!


ホーリー「…! ワン!!」ドドッ…!!


オーム「…!!!」ドッ!!



ド ガ シ ャ ア ッ ……!!!!



モーム「モオオ!!」

空の騎士「おぬし、よくやってくれた……!」


オーム「……ホーリー立てるか」ガラ…

ホーリー「……ワン…!!!」ムク…


空の騎士「…………」ギュオオ!!!


オーム「……!!」



空の騎士「……」ス…



ボ ウ ン ッ !!!



オーム「……!!」ドサァッ…!

オーム「……“衝撃”か…!」


空の騎士「もうひと押し必要だ…ピエール!!」

ピエール「ピエ~~!!!」ギュオ!!


オーム「……フン」

オーム「“鉄の堤防”!!!」ブオッ!


空の騎士「!!」

ピエール「…!」サッ!!


オーム「ホーリー『お手』だ!!」


ホーリー「ワァン!!!」ブオンッ!!

ピエール「ピエッ…!!」サッ!!

空の騎士「(……! こやつら……!!)」


オーム「“鉄の鞭”!!」ビッ!!



ド シ ュ …!!!



ピエール「…………!!!」ブシュッ…!

空の騎士「! …ピエール!! (やはりピエールを……!!)」



ピエール「ピエ……」ヒュウウウウ……!


オーム「“鉄の扇”!!!」ヒュ!!


空の騎士「! (イカン…!! ピエールを守らねば!!!)」バッ!



ズ バ ッ !!!



空の騎士「………!! …ゴフッ…!!!」



ザッパァァァァン!!!


ブクブク…



オーム「……沈んだか…あの傷で上がってはこれまい」



カルー「クエエーーッ!!!!」ドドドドッ!!!



オーム「!」



カルー「クエ!!」ザバッ!!



オーム「…………」

オーム「自ら死を選らんだか……」

オーム「残るはお前のみだな」ス…


モーム「!」



オーム「“鉄の鞭”!!」ビッ!


モーム「!!!」ザシュ…!!

モーム「…………モオオオ!!!」ドドド!!



オーム「“鉄の堤防”!!!」ブオッ!



ガ ン ッ !!!



モーム「…………モ…」ズル…

ホーリー「ワン!!!」ブン!

モーム「…!!」ドッ!


ゴッ!!!



ザ バ ァ ァ ン !!!



オーム「…………残りを探さなくては」

オーム「ホーリー行くぞ」

ホーリー「ワン!!」



モーム「」プカ…


今回はここまで

早くモームとカルーの見せ場を書きたい











ワイパー「お前の“心網”が…そう言ってるんだな」

ワイパー「アイサ、聞こえないのは…4つか…」


アイサ「……うん、同じ頃に…たぶんガン•フォールと鳥と……神官が1人……」


ワイパー「……あとの1つはなんだ…」


アイサ「……わからない……人間じゃないみたいだけど……」


ワイパー「…………人間じゃないだと…?」


アイサ「う……うん……それに、ここにいるどの生き物とも違うんだ……」


ワイパー「…………!」

ワイパー「…………青海の生物か…!」

ワイパー「(…………)」

ワイパー「好都合だ、天は願いを聞き入れてくれた様だな……!!」

ワイパー「神官共を叩き崩すなら今だ!!」


ラキ「いつまでたってもワイパーが苦手なんだね……ホラ邪魔」

アイサ「ねェ!! ラキ」

ラキ「何だい」

アイサ「神官はガン•フォールにやられたんじゃないよっ!!」

アイサ「他にも誰だかいるんだけどそいつらの仕業さ!!」

アイサ「わかんないけど…きっと恐ろしい奴らさ…だから気をつけなよ!!」

ラキ「…………」チラ…

ラキ「オマエ…そのバッグこっちへよこしな!」

アイサ「え!!? イ…イヤだよ!! これはアタイの秘密のバッグで中に宝が…!!」

ラキ「知ってるよ……!! …あたしも少しだけ取ってきてあげる」し~~!

アイサ「ほんと!?」









ズブ………ズブ………



ギン「…………」

ギン「もう見えなくなったな……」

ギン「(この沼が底なしなら、突き抜けて下に落ちちまうだろうな…)」

ギン「…………」

ギン「先に進むか…」









ヒュン! ヒュン!!



ワイパー「いいなお前達………!! “神の島”は今、荒れている………!!」


ワイパー「目指す場所は常に“神の社”!!!」

ワイパー「神などおそれるな!!! 大戦士カルガラこそが我らが保持神!!!」


シャンディア「「おォ!!!」」



ワイパー「ブラハム!!」


ブラハム「オウ…!!」ジャキキン!!


ワイパー「カマキリ!!」


カマキリ「ん~~~!!」ヒュヒュン!!


ワイパー「ゲンボウ!!」


ゲンボウ「ウイィ!!!」ガコン!!


ワイパー「ラキ!!」


ラキ「ああ!!」ヂャキ…


ワイパー「無事帰れ!!! ここで別れる!!!」ジャキン!!


ズムッ!!


ワイパー「大戦士カルガラに誓い……!!」


ヒュルルルル……


ワイパー「シャンドラの灯をともせ!!!」



ド ゴ ォ …… ン !!!



シャンディア「「ウォオオオオ!!!」」




オーム「…………」

オーム「来たなシャンディア」ド ン!!









カルー「クエッ!!!」ガバッ!!

カルー「クエ~……クエ? ……?? クエェ~?」

カルー「! クエ!!」

空の騎士「……ゴホッ」

ピエール「ビエ……」

カルー「クエッ! クエェッ!! ……クエ? クエ~……?」


バサッ…バサッ…


モーム「……モ…モウ」パチッ…

モーム「!!!?」ザババッ!!!


カルー「クエッ!?」バッ!

カルー「!!!?」ザザッ!!


バサッ…バサッ…



カルー「クエエエエエエエエッ!!!!」

モーム「モオオオオオオオオッ!!!!」






サトリ「……くっ!! シャンディアめ……!!」

サトリ「(ゲダツもすでに落ちた……あいつめ…“心網”を乱すからそうなるのだ…)」

サトリ「お前だけの相手をしているわけにはいかなくなった」


クロ「…あ?」



ガサッ!!



ブラハム「…! サトリか…!!」ジャキン…!


パパパパパッ…!!


クロ「…!!?」


チュイン…! チュイン!!



ブラハム「…………」ザッ…!



サトリ「“閃光銃”はおれにはきかねェ…」



クロ「……ゲリラか…」ザザァァ……


パァアアア……!


クロ「……! 森の出口……」



サトリ「!! しまった…!! あいつが…!!」


ドンッ! ドンッ!


サトリ「……!!!」ビシッ…!


ブラハム「……きかないんじゃなかったのか…?」ジャキッ…!


サトリ「ほう……いいだろう」

サトリ「受けてみろ…我が“玉の試練”!! ほっほほほーう!!」







ズバッ……!!!



シャンディア1「ぐあっ……!!!」ドサッ…!!


シュラ「ああ……実に腹立たしい…!!」

シュラ「シャンディア共め…!! 奴を逃がしてしまったじゃねェか……」



ラキ「…………」ドン! ドン! ドン!!



シュラ「……チッ!」ギュオッ!!


カマキリ「…………」バッ!!


シュラ「…!! カマキリ…!!」


ガシュッ…!!


シュラ「……!」ブシュッ…!


シュラ「(“紐雲”が健在であれば一網打尽にできたものを……)」ピクッ…!

シュラ「……新しい罪人か…」


モーガン「……あァ? 違う試練かここは…」


シュラ「そうだ、ここは生存率3%……“紐の試練”だ」


モーガン「…………貴様が神官か」

モーガン「来い、相手をしてやる」


シュラ「……調子に乗るなよ……!!」ギュンッ!!!

今回はここまで

ゲダツさんは文字通り、(下に)落ちたようです










ズブ…



ドルトン「神官はいないようだな……」

ドルトン「しかし進みづらいな…ここが“沼の試練”なのだろうか…」









ザザザザ……


クロ「…………」

クロ「(……違う試練のようだが…)」

クロ「(誰もいないならこのまま素通りだな…)」










ギン「…………玉が浮いてるな…」

ギン「“玉の試練”ってことか…?」



ドン! ドン!!



ギン「! (先に誰か戦ってる…!?)」



サトリ「ほっほほーう!! ……また増えたようだな…」


ギン「!!」


サトリ「……5人ほど…」



ガササッ…!!



ワイパー「…………!」


ギン「……!!」


ワイパー「……」ジャキンッ…!!!



ドゥン!!




ギン「……このっ…!!」ギィン!!


ド ゴ ォ ォ ン !!!



ワイパー「…………」ザッ!

ワイパー「…青海人……命が惜しけりゃあ、すぐに“青海”へ引き返せ…」

ワイパー「妙な考えを起こしてこの島で何かをしようというのなら…」


ワイパー「エネル同様に消すぞ」



ギン「…………へェ…」



ゲンボウ「下がれブラハム!!」ジャキンッ!!


ブラハム「!!」


サトリ「ほう…」



ドウンッ!!!



サトリ「ほっほーう!! ……ほう!!」ポーン!



ポム……! ド ゴ ォ ォ ン !!!!



シャンディア2「ぐっ……!!!」ドザッ…!!


ゲンボウ「……! おのれサトリ!!!」ドウン!!!


サトリ「“鉄”とは珍しい物を使っているな……」ス…



シュウウッ!!!



ゲンボウ「………!!」



ギン「“衝撃貝”か…!」


ワイパー「ホウ…“貝”は知っているようだな」ジャキッ!


ギン「連れに空の人間がいるんでな」ザッ…!



シャンディア3「サトリ覚悟!!!」バッ!!


サトリ「……」スッ…

サトリ「“衝撃”!!!」ボウン!!


シャンディア3「…!!! ………カハッ…!」ズシャッ!!


ブラハム「……クソッ…!!」



ワイパー「青海人共々神官を焼き尽くしてやる…」


ギン「…………(さっきとは違うのがくる…!)」



ブオオッ……!!



ギン「…………?」クン…

ギン「……!? ガスだ…!!!」ダッ!



ワイパー「“燃焼砲”!!!」ゴウッ!!!



サトリ「!」



ズ ド ォ ォ ォ ッ ……!!!!



ギン「……危なかった…」


パパパパパッ…!!


ギン「うおっ!」バッ…!!


ブラハム「……しぶといな」ザッ…!



サトリ「アイイイイイイイイイ!!!」ゴオッ!!

ワイパー「……チッ!」ヒュンッ!



ボ ウ ン !!!



ギン「!」


ゲンボウ「邪魔だどけェ!!!」ドウン!!!


ギン「……重…ッ!!」ギィンッ…!!



ガゴォッ…!!



ギン「ハァ……ハァ……」


ドォン! ドン!!


ギン「……ウッ…!!」ビスッ…!!

ギン「どこか……」


ブラハム「…………」ドンッ……!!


ギン「ら!!?」サッ! ブン!!


ブラハム「……!! ……グッ…!!」ドゴッ…!!

ブラハム「(……この距離で…!!)」

ブラハム「(振り向きざまに一撃……!! ……コイツ…!!)」



ギン「……ハァ…ハァ…」

ギン「(……すげェ混戦だ…)」

ギン「(しかも一人一人が雑魚じゃないときてる…)」



ブオオッ…!!



サトリ「ほっほーう!!」



ズ ド ォ ォ ォ オ ッ !!!!



ワイパー「…………」ジャキッ…

ワイパー「“燃焼砲”…!!」ブオオッ…!!



ギン「…………」



ズ ド オ オ オ オ ッ ……!!!!



ワイパー「…………」スタッ…



ゴ オ ォ ォ ォ オ ォ ォ …………



ギン「………………」ザッ…



ワイパー「……!」



ギン「……面白い…」ペロ…


今回はここまで

はたして船は大丈夫なのか!?









ガギィ…ン!!!


シュラ「…………!」ビリビリ…


モーガン「…………」


カマキリ「…………」ヒュオッ…!

モーガン「!」


ギィン…!!


モーガン「……てめェ…!」ギギ…

カマキリ「……やるな…青海人…!」ギチ…


シュラ「フザ! まとめてだ…!!」

フザ「クカカカカカカ!!」ボボッ…


カマキリ「!」

モーガン「……!」



ゴ  オ  オ オ オ オオオオォォォッ……!!!





カマキリ「く……!!」バッ…!

シュラ「貴様の命…! 神に差し出せ!!」ギュオッ!!

カマキリ「!!」


ガ シ ュ ッ ……!!


カマキリ「……!!!」ジュッ…!

カマキリ「ウェあっ!!!」ヒュッ!!

シュラ「……!」ビシュッ…!!


モーガン「……」ス…


ラキ「! カマキリ!!」ドォン!


モーガン「…………チッ!!」ギィンッ…!!



カマキリ「……! (背をとられてたのか…!)」

シュラ「余所見とは余裕だなァ…!!」ブオッ!!

カマキリ「…しまっ……!!!」ガギィッ……!!



ド ゴ ォ ン !!!



カマキリ「…………!」パラ…パラ…



ドン! ドン! ドォン…!!


モーガン「……!」バッ…!



ラキ「(……青海の人間だってのによく動けるモンだ……!)」ザザザザ…!!!

ラキ「(おかげで弾が当たんないよ…まったく…)」ガチャッ…!


シャンディア4「ウオオオオ!!!」ガサ…!!

モーガン「!!」

シャンディア4「らァっ!!!」ブォンッ!!


ラキ「!」

ラキ「今だ!!」ドン! ドン…!!


モーガン「!」

モーガン「………」ガシッ!

シャンディア4「……へ!?」グイッ!



バスッ!! バスッ…!!!



シャンディア4「!!? ……ガハッ!!」ドシャッ…!

モーガン「…………」



ラキ「……な!?」

ラキ「(…人を盾に……!)」ギリ…



モーガン「…………」チラ…


ラキ「……!」


モーガン「……そこか…」

モーガン「コソコソとやりやがって…」



ギュンッ……!!


モーガン「!」ギイィン!!!



オーム「視界外から放ったんだが……弾くか……」



モーガン「なんだてめェは……」



カマキリ「…!!」ザザザザ!!

ラキ「……オーム!!!」


シュラ「オーム貴様……何をしにここへきた……!!」


オーム「貴様一人ではここの“番”も、ろくにできんと思ってな」

シュラ「何だと!!! 貴様…言わせておけば…」


カマキリ「…仲間割れか?」ババッ!!


オーム「!!」

シュラ「……!」


カマキリ「好都合だ!!」ボウッ!!

カマキリ「“燃焼剣”!!!」ブオッ!!




ザ ウ ッ ……!!!!



カマキリ「…………!」



シュラ「くらうか…!!!」ギュオッ!!



ラキ「…………」ドン!! ドン!!



シュラ「……!」ギュウウンッ…!



オーム「“鉄の鞭”!!」ヒュッ!!


ガギィッ!!


モーガン「………」ズダッ…!


オーム「……! (前に……)」

オーム「“鉄の堤防”!!!」

モーガン「おれは強い」ブオッ!!



ズ パ ッ !!!!



オーム「!? 鉄雲を……!?」


モーガン「死刑だ」ド ン !


今回はここまで

「死刑だ」が出た









ウルージ「もう近いと思うのだが…」

ビビ「ここが“ジャヤ”だって言ったら驚くかしら、あの子達」

ウルージ「驚くであろうな…反応が楽しみですぞ!」ガサ…!

ビビ「!」

ウルージ「……!」

ウルージ「どうやら無事に戻ってこれたようですな」


モーム「!」

カルー「ク…! クエェッ!!」パァァ!!


ウルージ「んん…!?」

ビビ「!! どうしたの!? その傷は!!」

ウルージ「お主ら! 今そちらに行きますぞ……!!」







ギャリンッ…!!



オーム「……!」


カマキリ「…………」ヒュヒュッ…!!



ギィィンッ…!!!



カマキリ「チィッ……!」

モーガン「邪魔だ」ブォン!!

カマキリ「!」ヒュンッ!!

オーム「! …ホーリー!」

ホーリー「ワン!」ブワッ!

モーガン「……!!」



ガ ギ ィ ッ !!!



モーガン「……!!!」ドッ!

モーガン「……犬ごときが……!」ガラ…ガラ…

モーガン「人間のマネをしてんじゃァねェ…!」ブオッ!!



ギ ィ ン ……!!!



オーム「…………フフ!」ニヤ…

モーガン「…………」ピキッ…!



ギュオオオ!!



ラキ「…………く…!!」ドン! ドォン!!


シュラ「ムダだ…!!」ギュオ!!


ラキ「!」ポロッ…

ラキ「……!! (アイサのバックが……!)」



カマキリ「! ラキ…!!」


シュラ「とらえたぞ…!! ラキ!!」ビュオ!!

ラキ「……!!」



ガ シ ュ ……!!!



シュラ「……ム…!?」

ラキ「…………え?」


カマキリ「…………グ…」ジュウウ…!!



ラキ「……カマキリ!!!」









ズ ド ォ ォ ッ !!!!



ギン「……!」バッ!


サトリ「ほっほほーう!!」ザッ!!

ギン「!」

サトリ「アイイイイイイイイイ!!」グオッ!!



ボ ウ ン ッ !!!!



ギン「…!!」ドゴォッ!!



ゲンボウ「…………」ジャキン!!



ド ウ ン !!!



サトリ「…!!」バッ!



ド ゴ ォ ォ ン !!!!



サトリ「ほーう! ほうほう!」

サトリ「残念、ハズレだ」


ゲンボウ「……貴様…!」ギリ…



ワイパー「……」ジャキン…!!



ガサッ!!!



ワイパー「!」


シャンディア5「ワイパー!!! カマキリがやられた!!!」


ブラハム「!!」

ゲンボウ「何……!!」

ワイパー「もう一押しだってのに…!!!」


サトリ「ほっほーう! 何をもってもう一押しだ!」

サトリ「これより“夜”になれば我らにさらに分があるぞ!!!」


ワイパー「負傷者に手を貸せ!!!」

ワイパー「一旦退く!!! “落ち合いの離島”へ!!!」バッ!!


ギン「……? 何だ……?」


サトリ「逃がさん!!」バッ!



バサッ…!!


シュラ「待てサトリ!!!」


サトリ「! …シュラ!」


シュラ「神•エネルがお呼びだ」



ギン「……! 神……エネル!!」

今回はここまで

カマキリ…












ザザザァ…



ドルトン「………………!」

ドルトン「クロ君…!!」


クロ「……!」

クロ「その声は…ドルトンか」


ドルトン「ここで君と合流したということは」

ドルトン「ウルージ君達がいる祭壇まで近いということだな」


クロ「そうだろうな、他の二本の川もここで合流している」

クロ「祭壇が近くにあることはまず間違いないだろう」


ドルトン「では後はモーガン君やギン君を待つだけだ」









ビビ「…………!!」

ビビ「…………酷い傷……」

ウルージ「…………うむ」

ウルージ「…サービスとしていただいた笛のために命を賭して戦ってくれたとは……」


空の騎士「」

ピエール「」


カルー「…………クエ…」

モーム「…………モ」

ビビ「………………」

ウルージ「………………」



ドルトン「ウルージ君!!!」



ウルージ「!!」

ウルージ「ドルトン殿!!」

ビビ「クロさんもいるわ!!」


クロ「…………」


モーム「モオオオオ!!」

カルー「クエエエ!!!」


ドルトン「フフ…傷は受けているようだが無事なようだ」

今回はここまで

やっとこ合流








ザザァァ……



ドルトン「…………なるほど」

ドルトン「たしかに“神様”と…サウスバードはそう言ったんだな?」


モーム「モオモオ」コクコク!

カルー「クエクエ」コクコク!


ウルージ「……ただ者ではないとは思ったが、まさか神だったとは…」

クロ「…エネルの前の神か」

ビビ「……スカイピアをエネルの手に渡してしまったことに責任を感じて」

ビビ「こうして戦い続けているのね……」

ドルトン「………………」



ギン「おーい!!!」

モーガン「がーっ……」zzz…



ウルージ「!」

ビビ「! ギンさん!! モーガンさん!!」

ドルトン「モーガン君は……相変わらずだな」

クロ「ああ、相変わらずのアホ面だ」


モーガン「あァ?」ガバッ!


ビビ「ね…寝てても聞こえるのね……」

カルー「クエッ」

ウルージ「元気そうでなによりですな」

今回はここまで

明日も来れるので、
明日はもう少し長めに書けたらなと思います。



ウルージ「……さて、全員無事に揃った事だ」

ウルージ「私とビビ殿が気づいてしまった、この島の正体についてボチボチ話していこうか」

モーガン「……!」

ビビ「! ウルージさん、あのことについて話すのね…」

ギン「気づいてしまった……?」

ドルトン「…この島の正体というのは一体どういうことだ……?」

クロ「……その話の前に移動だ」


モーム「……モ?」


クロ「もう日も暮れる…どこか適当な場所に拠点を作るぞ」

ウルージ「……うむ、それもそうですな」

ギン「ここからエンジェル島に帰るのも今からじゃ無理だしな」

カルー「クエ!」










パチ…パチ……



ドルトン「………………信じ難いな…」

ドルトン「…いや…決してウルージ君やビビ君を疑っているわけではないんだ」

ドルトン「ただそれはあまりにも……」

ギン「…とんでもない話だよな」

ドルトン「ああ…」

ドルトン「ここが“ジャヤ”の一部だったなど…想像もしなかった」

クロ「…………これで合点がいった」

ウルージ「!」

ビビ「……?」

クロ「“黄金郷”の場所がわかったぞ」

一同「「!!?」」

クロ「『ドクロの右目に黄金を見た』」

ウルージ「!」

モーガン「……ノーランドの日誌か」

クロ「そうだ」

ビビ「でもそれが一体……」

クロ「こいつをみてみろ」バサッ…!


ギン「!!」

ドルトン「…これは…!!」


クロ「ジャヤで手に入れた地図とスカイピアの地図をくっつけた」

ウルージ「…………まるでドクロですな…」

ビビ「ということは……“ドクロの右目”ってもしかして……!!」

クロ「そう」

クロ「この場所だ」ス…

ドルトン「…………まさか“ドクロの右目”がこういうことだったとは」

ギン「ノーランドの言いたかったことは島の形だったのか…」

ウルージ「これで二つ目の目的も達成できそうですな」

クロ「……エネルに先を越されている可能性もあるぞ」

モーガン「そんときゃァそんときだろ」

ウルージ「うむ、力ずくですな!」

ビビ「ウルージさん最初っからそのつもりだものね」

ギン「しかし…黄金郷か…」

ギン「さぞかし大量の黄金が眠ってるんだろうな……」

クロ「奪わない手はないぞ…」

クロ「一つ残らずな」クイッ…

ギン「……ああ、そうだな」ペロ…

ウルージ「……さすがに一つ残らずはダメであろう」

ビビ「……海賊根性ってやつかしら……」

モーガン「…………今はてめェも海賊だろうが…」

ビビ「それを言うならモーガンさんだってそうじゃない」

モーガン「………………」

ドルトン「モーガン君は黄金に興味がないのか?」

モーガン「……あァ?」

ドルトン「あの二人が本当に全て取り付くしてしまうぞ?」

ドルトン「(モーガン君の性格なら真っ先に飛びつきそうなものなのだが…)」

モーガン「別におれが取りに行く必要はねェだろ」

モーガン「あいつらが取ってきたものを奪えばいいだけだ」

ドルトン「…………!」

ドルトン「……うーん…この場合はなんと言えばいいか…」

ビビ「海軍根性……?」

ウルージ「…………海賊が奪ったものを押収するという点ではそうですな」

ウルージ「その後、自分の物にしますがな」

ウルージ「まあ、とりあえず、黄金を全て奪う前提で話を進めるのはよくありませんな」

ウルージ「クリケット殿に黄金郷が実在したことを知らせる為にやるのですからな」

今回はここまで

空の騎士が空気に…










サトリ「……我々が呼び出されたのはゲダツのせいだな」

シュラ「あのクモ頭……青海人ごときに足をすくわれやがって」

オーム「……あいつのうっかりにはうんざりさせられる」

オーム「…………だが、果たしてそれだけの理由か…」

シュラ「……何が言いたい」

オーム「本当にゲダツの件で呼び出したと言うなら」

オーム「エネル様はゲダツが落ちた時点で我々を呼び出されるはずだ」

オーム「……おれが思うに…貴様らに落ち度があったんじゃないか…?」

シュラ「…………!」ピキッ…

サトリ「……ほう」

サトリ「自分には落ち度がないとでも言いたげだな」

オーム「ああ、ない」

サトリ「……!」

オーム「サトリ」

オーム「お前がワイパーを取り逃がしたから呼び出されたという可能性もあるんだぞ」

サトリ「ほっほーう! あれはシュラが来たせいで討ち取りそこなっただけだ」

シュラ「おいおいおい…! エネル様の呼び出しを伝えてやったおれに向かってなんだそれは!!」

シュラ「おれが来るまでに仕留められなかった貴様が悪いんだ!」





マヤ「“神”、神官達が着いたようです」

エネル「扉を開けよ」



ガチャ…




ガ キ ィ ン !!!



サトリ「…………!」ザザッ…!


シュラ「……チッ!」ザザッ…!


オーム「…………」ザザッ…!



マヤ「…またか……何をしている!! お前達!!!」


シュラ「黙れ!!!」

シュラ「だいたいコイツらが足を引っぱるせいで存分な力が発揮できん!!」

オーム「!」

オーム「ずいぶんでかい口を利きやがる…」

オーム「貴様の実力など本来どれ程のものか思い知らせてやろうか」

オーム「哀しみの求道“鉄の試練”でな!!!」


サトリ「ほーう! ほうほう!!」

サトリ「お前らの試練では力不足だ!!」

サトリ「我が“玉の試練”の前ではまったくの無力に等しいぞ!! ほっほほーう!!」


ヤマ「ええい!! いい加減にせいっ!!! “神”の御前であるぞ!!!」

シュラ「御前? その“神”はどこにおられるというのだ」

×マヤ
○ヤマ

間違った…



エネル「スキあり!!!」



サトリ「!」

オーム「!!」

シュラ「!!!」



バ リ リ ッ ……!!!



神官達「「!!!」」



サトリ「ぶッ!!」ドサッ!

オーム「ウ!!」ドサッ!!

シュラ「ぐァ!!」ドサッ!!!



エネル「ヤハハハハハハ!!」タタンッ!




エネル「我が神なり」ど ん !!



エネル「ここにいるじゃあないか……修行をしろ、お前達まだまだ甘い」

エネル「ゲダツの様に情けない事にはなりたくあるまい」


オーム「……」

シュラ「全く…お戯れを…………」

サトリ「それを言う為に我々をここへ?」


エネル「ヤハハハハ! 退屈だったのだ、まァ座れ」

エネル「……お前達、あの青海人と……空の者の狙いは知っているか?」


サトリ「狙い…?」

シュラ「さァ……」


エネル「…知らぬようだな、奴らの狙いは“黄金”と“神の首”…つまり私の首だ」


神官達「!!?」

サトリ「“黄金”と“神の首”!?」

シュラ「奴ら……! 恐れ多くも“神”の首を!?」

オーム「ムダだ、奴らに“神”の首は取れん」

オーム「それよりなぜ黄金の事を……」



エネル「もともとこの島は青海にあった島だ」

エネル「青海人とあの空の者が知っていてもおかしくはない」

エネル「奴らは当然のごとく明日動いてくるだろう、もちろんシャンディアも再び攻めてくる」

エネル「そこで明日は“神の島”全域をお前達に解放しよう」

エネル「どこにどう“試練”をはとうとも構わん、ルール無用に暴れていいぞ」


オーム「…………」

シュラ「何故急にそこまで…」


エネル「実はな…もうほぼ完成している……『マクシム』がな……」


サトリ「!」


エネル「さっさとこの島にケリをつけて旅立とうじゃないか」



エネル「夢の世界へ」



今回はここまで

ゲダツさんボロクソ言われてる…










ザッ……!



ビビ「!」

ビビ「神様!! 起きても大丈夫なの?」


空の騎士「……!!」


ウルージ「おーおー、起きなさったかガン•フォール殿!」


空の騎士「……!!!」


ウルージ「…………ん? 名前を間違えてしまいましたかな?」

ウルージ「たしか先代の神の名はガン•フォールだったはずなのだが……」


ガン•フォール「…! いや、あっておるぞ…………そうか…しかし」

ガン•フォール「バレておったか……別に隠すつもりもなかったが」



ドルトン「……寝ておられなくて大丈夫なのですか?」


ガン•フォール「大丈夫である」ニコッ…!

ガン•フォール「……それよりも迷惑をかけた…助けるつもりが…」


ギン「…! そんなこと気にするようなモンじゃないよ」

ウルージ「うむ、お主には充分すぎるほど助けられていますぞ」

モーガン「実際に助けたのはこっちだがな」


ガン•フォール「……すまぬ」


モーガン「……!」ゴ ン !

モーガン「」バタッ…

ウルージ「……お主という奴は…」シュウウ……


クロ「……助けたのはサウスバードだろ……」

ビビ「気にしないでください! ……モーガンさん、いつもこんな感じなので…!」


ガン•フォール「…う、うむ」

今回はここまで

思った事をそのまま口に出すのはNG

明日の夜11時過ぎにきます。

最近は毎日投下できなくてすいません…









ザザー…ン



ワイパー「こんなものに気を取られてるお前をかばって…!!」

ワイパー「カマキリは負傷した…………!!!」

ワイパー「相手は神官!!! 貴重な戦力を欠けば神の社には届かないんだぞ!!!」

ラキ「ごめん!!! あたしが悪かった…だから返して!!」

ラキ「それはアイサの宝物なんだ!!!」

ラキ「あたしが勝手に約束したんだよ“ヴァース”を取ってきてあげるって…!!」

ワイパー「黙れ!!! こんなものがあるから戦闘に邪念を生む!!!」

ラキ「許して!! 捨てないで……!!!」グイッ!!




ガッ…!!


ワイパー「!?」

カマキリ「…………」グ…


ラキ「………カマキリ」

カマキリ「…………おれならまだ戦える…お前の言う通り“神の島”を落とすなら今だ……」

カマキリ「ゲダツがいない分の手応えは確かにあった…ここから明日…もう一度攻めよう」

カマキリ「エネルを倒せばそんなバッグ一杯の“大地”に憧れる事などなくなる!!!」


ワイパー「………」


カマキリ「…………帰るんだ…シャンディアの…」


カマキリ「400年前の故郷に!!!」












バサ…!



クロ「ガン•フォール」

クロ「神の社はここだったな」

ガン•フォール「うむ、ここで間違いない“巨大豆蔓”の頂上に神の社はある」

ビビ「黄金郷のある場所とだいたい同じ位置にあるのね」

ギン「近いんだったら行ったり来たりする手間が省けたな」

ドルトン「その代わりに探すのに骨が折れそうだ…」

ウルージ「そうですな…」

ウルージ「神の社付近にあるにもかかわらず誰にも発見されていないのですからな」

ウルージ「(……いや…エネルがすでに発見しているか…)」

モーガン「…………」

モーガン「……で、どうするんだ」

今回はここまで

空の騎士のおかげで迷わない


ウルージ「二組に分けますぞ」

ギン「二組……?」

ドルトン「船番組と神の社へ向かう組とに分けるということか?」

モーガン「いつもと同じようなモンだな」


ウルージ「少し違いますな」

ウルージ「まっすぐ神の社を目指す組と島の外側から神の社を目指す組とに分けるのですぞ」

ウルージ「大人数で行動すると格好の的ですからな」

ウルージ「私がこの目で見たわけではないがエネルの雷は相当な威力なのであろう?」



ギン「…ああ、島に大穴があいたよ」

ドルトン「すさまじい威力だったな…」

モーガン「…………」

クロ「…………」


ビビ「……確かに…この人数でまとまって行動するのは危険ね…」

ガン•フォール「故に二つに分けるか…」

ビビ「島の外側から神の社を目指すっていうのはモーム君の機動力を活かすためよね」

モーム「モ?」

ウルージ「うむ、もしかすると直線距離で進むよりモームの方が早く着く可能性もありますな」

クロ「……今日は恐らく決戦になる…なおさら島の外側からの方が早いかもな」

ギン「じゃあウルージさんは外側からだな」

ギン「雑魚はおれ達に任せて、ウルージさんはエネルをぶっ飛ばしてくるといい」

ウルージ「…!」

ドルトン「……そうだな、私もまだ神官との決着がついていない…」

ドルトン「ウルージ君、私も直線で神の社を目指すことにする」

クロ「…………おれも神官には借りがある」


ウルージ「……お主ら…」

ウルージ「かたじけない……!」



モーガン「……ウルージ」


ウルージ「……!」


モーガン「もし、てめェが討ち損じるようなことがあれば」

モーガン「そのときはおれがエネルの首をもらう……わかったか」


ウルージ「…モーガン……」


ドルトン「組み分けは決まったな」

ギン「ガン•フォールさんもこの組み分けでいいかい?」

ガン•フォール「うむ、異議なし」

ピエール「ピエー!」


ウルージ「いよいよですな」


ビビ「カルー、心の準備はいい?」

カルー「クエー…」スー…ハー…

カルー「クエ!」


ウルージ「モーム、頼みますぞ!」

モーム「モオ!!」



ウルージ「目指すは神の社!!」

ウルージ「必ず生きて全員でたどり着きますぞ!!!」バッ!

今回はここまで

やっと神官と決着をつけられる!

明日の夜11時頃に来ます。










のっし…のっし…!



モーム「モオオ!」のっしのっし


ガン•フォール「………………ふむ」

ガン•フォール「路を通るのか…」

ウルージ「島の東側の海に出るにはこちらの方が近いですからな」

ビビ「モーム君なら途中に川があっても関係ないものね」

カルー「クエ」








ピク…ピク…



雲ウルフ「「」」チー…ン



ギン「…気の毒だな、この犬達」

ドルトン「犬ではなく、狼じゃないか?」

クロ「……どちらでもいい話だ」

クロ「今の問題は」



パキ…パキ…



ノラ「ジュラララ……」



モーガン「こいつか…」



クロ「狼はおれ達が来る前に既にやられていた」

クロ「何匹かは毛が所々溶けている」

ドルトン「…毒を使うということか」

ギン「……溶かす毒ね…よっぽど強力ってことだよな」

ギン「あそこの樹…歯形が付いてるところが溶けてる」

モーガン「……………」

モーガン「…………フン」

モーガン「(…………毒か…)」



ノラ「ジュラララ…」



モーガン「(……今更)」ザッ…



ノラ「…………! ジュララ…」ギ…


今回はここまで

毒を経験してると強い

明日の夜11時頃に来ます。  

明日から3日間は毎日来れそうです。




ギュオッ…!!



モーガン「!」



ガ ギ ン ッ …!!!



ギン「! モーガン!!」

クロ「…あのバカが…!!」



ノラ「ジュラララ!!!」ゴオオッ!!



ド ゴ ォ ン !!!!



ドルトン「モーガン君…!!!」



ガラ…ガラ…



モーガン「少しばかり強い毒を持っていやがるみてェだが…」ググ…

ノラ「ジュラ……?」

モーガン「調子に……!」ボギッ…!

ノラ「ジュギャララ………ッ!?」



ギン「牙を折った…!!」



モーガン「乗ってんじゃァねェ!!」ブンッ!!!



バ キ ャ …!!!!



ノラ「!!!?」ドゴォッ!!!



ドルトン「…………」

ドルトン「……モーガン君は相当頭にきているようだな……」

クロ「……フン、おおかた蛇にナメられたのが気にいらなかったんだろう」

ギン「斧手で思いっ切りブン殴ったな…」




ガササ…!!


一同「!!」



ワイパー「……!」ガサッ!



ギン「!」

ギン「あいつは……!!」

ドルトン「……シャンディアか…!?」


ブラハム「……! 青海人…!!」

ゲンボウ「!」


パラ…パラ…



ノラ「ジュラララララ…………」



ドルトン「……なっ!」

クロ「……牙を折られても戦意を喪失したワケではないらしいな…」


カマキリ「…“空の主”か…!! ……厄介な奴までいるな…」


ギン「何もこのタイミングで起きることないってのに……!」



ノラ「ジュラララ…………」ギロ…!

モーガン「…………懲りねェ野郎だな…」ザッ…

今回はここまで

昨日はすぐ寝てしまって…
申し訳ない…








ガチャガチャ…


ビビ「お薬…お薬…」カタ…



カルー「クエ」

ウルージ「…たしかに遅いですな…きっと薬の置き場所がわからないのでしょうな」

ウルージ「クロに聞くのを忘れていましたからな」


ビビ「あったわ! お薬」ガチャ!


ウルージ「!」

ウルージ「おーおー見つかったようですな!」


ビビ「はい、ガン•フォールさん」コト…

ガン•フォール「薬をすまんな…頂こう……」









ザシュッ……!


シャンディア1「……カハッ!!」ドサッ!


クロ「…………」タッ…

クロ「(…バラけたな……だいたいはあの蛇のせいだが)」

クロ「…………しかし…」



ボ ウ ン …!!!



シャンディア2「!!?」ドガァッ!!!


クロ「また貴様と会うとはな…」


サトリ「ほっほほーう!! 今回は逃がさーん!」シュウウウ…



クロ「安心しろ別に逃げる気はない」フッ…!


サトリ「! ほーう! 相変わらず速いな」


ポーン! ポーン!


サトリ「む!」


ポポーン! ポーン! ポンポンポン!!


サトリ「“玉雲”でおれを攻撃する気だな!」

サトリ「ほっほほーう! そんなに“衝撃貝”が嫌いか! 腰抜け!」

クロ「…………」フッ…!

サトリ「!」

サトリ「出てきたな……」ニヤ

クロ「……!」

サトリ「挑発に乗るとはバカめ!!」

サトリ「アイイイイイイイイイイ!!!」ゴオッ!!

クロ「…………チッ…!」シャッ…!



ボ ウ ン ッ !!!



クロ「…………!!!」ドゴォン…!!!



サトリ「ほーう、おしかったな」ツー……


ガシャッ……!!


サトリ「……?」

サトリ「…!! ……“雲貝”が…!!」

サトリ「お前…!! これを狙って…!!」


パラ…パラ…


クロ「…………今さら気づいても遅い」

クロ「辺りの玉雲は全部どけた…お前とおれを隔てるものは何もない」


サトリ「……! (あの時…玉雲を!! ……く…! 玉雲の補充も出来ん……!!)」

サトリ「…………しかし!!」

サトリ「玉雲を片付けただけでどうするんだ!!?」

サトリ「お前の速さは既に見切っているんだぞ!! ほっほほーう!!」


クロ「あれが“最速”だと思ったか……?」


サトリ「は?」


クロ「ちなみにこれは考えも読めないぞ…」ダラン……


サトリ「……力を抜いた……?」



クロ「“杓死”!!!」ゴオッ…!!!





しーー……ん…



サトリ「…………」

サトリ「ほう?」




ズ バ ッ ……!!!!




サトリ「!!!?」ブシュウウッ!!!



クロ「…………」



クロ「……珍しく一発であたったな…」スタッ…



サトリ「………ガ…!!!」ドサァッ…!!!



クロ「(まわりに何もなかったこともあるが…)」

クロ「(……少しずつコントロールがきくようになっているということか…)」

クロ「……こいつとの戦いも無駄ではなかったな」



サトリ「」ド ン !!


今回はここまで

クロ速い

>>121
今さらながら訂正

○ガン•フォール「陸を通るのか…」
×ガン•フォール「路を通るのか…」

<神の社>






エネル「……!」ピクッ…

エネル「……これは初戦から大番狂わせ、サトリがやられた」


付き人「な!! …なんとサトリ様が!!?」

付き人「(“神”がおっしゃっられたこともあながち間違いではなかったということか……!!)」


エネル「だから言ったじゃあないか『3時間後に立っていられるのは80人中』」

エネル「『5人』…だと」


付き人「……!」


エネル「サトリもまた空の戦いを甘く見たのだ、バカめ!! ヤハハハハハハ…」






ガサガサ…ガサ…


ヤマ「…………では、お前達!!!」

ヤマ「敵はシャンディア20名、青海人(ウルージ含む)6名だ!!!」

ヤマ「わけはなかろう、神官達の手を煩わせるまでもない…存分に暴れてくるがよい!!!」


ヤマ「メ~~!!!」



スカイピア神兵(50名)「…………」ど ん っ !!









バキ…バキッ!!


ノラ「ジュララララ……」ジュウウウ……



ギン「おっかない毒だ……溶けて死ぬのだけは勘弁だな」

ギン「…アンタもそう思うだろ?」


ワイパー「…どうでもいいことだ……ただ、溶けて死ぬのが嫌だと言うなら…」

ワイパー「……焼け死ぬってのはどうだ…!」ジャキン…!



ブオッ……



ギン「…!」バッ!



ズ ド ォ オ オ オ ォ オ ……!!!



ワイパー「…………」



オ ォ オ オ ォ オ…………



ワイパー「………………」

ワイパー「…………どこに行った」

ワイパー「……!」ピクッ!!



ノラ「ジュラララララララ!!!」ギュオッ…!!



ド ッ ゴ オ オ ォ オ オ ン !!!



ノラ「ジュラ?」ジュウウウ……



ワイパー「……上だ!」ジャキンッ…!!



ギン「……」ブオッ!!

ワイパー「お前に言ってるんだよ」ぐるん!!!

ギン「………ッ!!! (……気付いて…!?)」



ゴオッ……!



ギン「(……ゼロ距離…!!)」

ワイパー「……」





ズ ガ ア ア ァ ア ア ァ ァ ッ …………!!!!


ア ァ ア ア ァ ア …………



ァ ァ ァ ァ …………




………………

今回はここまで


熱そう




ガ ン ッ !!!



ワイパー「…………ッ!!!」メキ…


ド ゴ ォ ン !!!


ギン「…………」シュウウウ……



ワイパー「…………」ガラ…ガラ…

ワイパー「…………」グ…


ギン「……その右手、何かあるんだろ? 使った方がいいぜ…」


ワイパー「…………」

ワイパー「お前ごときに使う必要もない」


ギン「ヘェ……」ペロ…


ワイパー「……お前にこれ以上付き合うつもりもない」ガチャ!


ギン「……あ?」




ド ウ ン !!



ギン「……! (弾に変えたのか…)」ギィン…!!



ボ ゴ ォ ォ ン ……!!!



ワイパー「…………」ヒュン! ヒュン!



ギン「…………」

ギン「……あれは追いつけないな」



ノラ「ジュララララッ!!!」ゴオオオッ!!!



ギン「……今度はこっちか!」



バ ゴ ォ ォ ッ ……!!!



ノラ「ジュラララ…………」ジュウウウゥ……


ギン「……あいつがいなくなったから、良くも悪くも一対一の形になったな」


ノラ「ジュラララララ…!」


ギン「まあ、もちろんアンタにとっては悪い事で」

ギン「おれにとっては良いことって意味だけどな……」ペロ…










ドドン!! ドン!



ドルトン「……!!」バッ!



ブラハム「…………」ヒュンッ!!


ドルトン「……! (この距離では当たらぬと見てつめてきたな…)」



カマキリ「ブラハム!!!」


ブラハム「…!!」



モーガン「…………」ブオッ!!!


ブラハム「……ッ!!」ボウッ!!



モーガン「…………」ス カ ッ !!!



ブラハム「……空中戦も出来ねェのに」

ブラハム「無理に空中で戦おうとするから体勢が崩れるんだ」ガチャチャ!

ブラハム「……終わりだ」


モーガン「てめェの相手はおれじゃァねェ」


ブラハム「…!」



ドルトン「…………」ドドッ…! ドドッ…!!



カマキリ「……!! …ブラハムッ!!」ヒュヒュン!!

ゲンボウ「どいてろカマキリ!!!」ジャキン…!!!




ド ウ ン !!!



ドルトン「………!」




ス  パ  ッ  …………!!!!



モーガン「…………」スタッ…!



ゲンボウ「…!!!」

カマキリ「鉄を……!!?」



ドルトン「すまないモーガン君」

モーガン「……さっさと片付けてきやがれ」



ドルトン「…………ああ!!」グ…



カマキリ「…………クソッ…!!」ヒュンッ!!

ゲンボウ「ウオオオオオ!!!」ジャキン…!!



ドルトン「“フィドル突撃”!!!!」ゴオッ!!!



ブラハム「……!!」ブオッ……!




ガ ゴ ォ ン ………!!!!




ブラハム「…………!!!!」



カマキリ「……!!!!」

ゲンボウ「ブラハムッ…!!!!」



ブラハム「…………ガハッ…!!」ドザッ!!




ドルトン「…………」ザッ…

ドルトン「……………(やはりこれは奴の仕業か…)」ハラッ…

ドルトン「…………だいぶ絡んできているな」

ドルトン「モーガン君」


モーガン「……なんだ…こいつは…」ギシッ……!!


ドルトン「…!!」

ドルトン「……(何故だ…!? それほど激しくは動き回っていないはず!!)」

ドルトン「……!! …もしやここが“試練”の中心…!」

ドルトン「(単純に“紐雲”の本数が多くなっているんだ…それならば間違いない…!)」

ドルトン「(そして、奴も当然ここに……)」



ゲンボウ「…!? 体が……!!!」ギシッ…

カマキリ「これは…!!?」ギシッ…ギシギシ…


バサッ…バサッ…


シュラ「ホゥ……どうやら動ける奴が一人いるようだな…」

シュラ「なあ?」


ドルトン「…………」


シュラ「“紐雲”にはかからなかったようだがいたしかたない」

シュラ「いつぞやの決着をここで着けようか…」ニヤ…

フザ「クカカカカカ!!!」

今回はここまで

vsシュラ



ドルトン「……決着をつける前に」ヒュッ…!


スパパ…!


モーガン「……フン」ハラ…


カマキリ「……!?」ハラ…

ゲンボウ「!!」ハラ…



シュラ「…………何の真似だ…?」


ドルトン「……そこの倒れている仲間を連れてどこかへ行ってくれ…」

ドルトン「大丈夫、死んじゃいない」


カマキリ「…………!」

ゲンボウ「……!! 何を……!」

カマキリ「…………」ス…

ゲンボウ「! カマキリ…!!」

カマキリ「ゲンボウ、おれ達の目的は何だ…?」

ゲンボウ「…それは…もちろんエネルを倒し故郷を取り戻すことだ…!!」

カマキリ「なら、おれ達の目指す場所は一つだ」

ゲンボウ「!!」

カマキリ「青海人と神官が潰し合ってくれるなら好都合」

カマキリ「今をおいて、神の社を目指す機会はない」

カマキリ「ゲンボウ、ブラハムを」

ゲンボウ「ああ」

カマキリ「…………」

カマキリ「…………青海人」


ドルトン「どうした…? 早く行きたまえ」


カマキリ「…………いや、何でもない………行くぞ!」

ゲンボウ「オウ!!」



モーガン「……甘い野郎だ」



シュラ「同感だ……!!」ギュオ…!!

シュラ「このおれがここを通すと思うか!?」


ギィンッ……!!


シュラ「!!」


ドルトン「そのセリフはそっくりそのまま返させて貰おう…」ギギ…



モーガン「神•エネルに会いに行くとするか…」スタスタ…

モーガン「…しかし“神”とは…偉そうな野郎だな…」










バチチ……



エネル「ヤハハハ! へそ!!」



ビビ「……………………え?」

カルー「………………クエ??」


モーム「モ? モ?」


ガン•フォール「………………!!」

ガン•フォール「………………お主は…!!」


ウルージ「…………!」

ウルージ「(こやつ……この感じは…おそらく…)」



ウルージ&ガン•フォール「「エネル……!!!!」」



今回はここまで

長い間待たせてしまって
申し訳ない…






~~~~~~~~~~<少し前>~~~~~~~~~~





ガン•フォール「…………しかし“大地”にも先住民もいて……“大地”をめぐる戦いが始まった」


ウルージ「その者達が“シャンディア”ですな」

ガン•フォール「そうだ」

ビビ「シャンディアの人達も故郷を取り戻す為に戦っていたのね……」

ウルージ「…………」


ウルージ「……ならば」

ウルージ「エネルは一体何なのであろうな……」



バチィッ……!!!




モーム「モッ!!?」ビクッ…!

カルー「クエッ!!?」

ウルージ「……!!」

ビビ「!? …何!?」



エネル「…………」バチチ…


バチ……



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~








エネル「私が一体何なのか…か」スタスタ…



ウルージ「…………」

ガン•フォール「…………」


ピエール「ピエ……!!」ザッ!


エネル「…………」

エネル「……何のつもりかは知らんが…」


ビビ「!!」

ガン•フォール「ピエール!!!」



バリバリィッ…!!!



ピエール「!!!」ドサァッ…!!


エネル「不届き者めが」


ピエール「」シュウウウ……



ガン•フォール「…!!!」

ビビ「ピエール君!!!」



ウルージ「エネル……!!!」ギリ…



エネル「ヤハハハハ! そう怒るな! それで…………そうだ! 私が一体何なのか、だったな」



ウルージ「…………エネル…!!!」ダッ!


ガン•フォール「!?」

ビビ「ウルージさん!?」




エネル「………………」

エネル「……怒るな、と言っただろう…」

エネル「無駄に命を縮める事になるぞ…」ス…

エネル「何せ私は…………」バチチッ…


エネル「かみゅっ……!!!?」ド ゴ ッ !!!!



ズザザッ……!!!



エネル「……………」ムク…

エネル「…………?」

エネル「? ……??」



ウルージ「“雷”…であろう」



エネル「……!」ポタ…ポタ…

エネル「…………!!(……血!? 私のか…………?)」

エネル「……まさか…」ヌル…

エネル「私に触れることなど……」



ウルージ「……これほど早くにお主と対面することになるとは……」

ウルージ「……覚悟を決めなされエネル……」ド ン !!


今回はここまで


まさかss速報に入れないとは思わなかった…
2日待たせてしまってすいません…



エネル「…………!!」

エネル「何だと言うのだ…………貴様…!!!」



ウルージ「…………」

ウルージ「“怪僧”ウルージ…ですぞ」





ガン•フォール「………………!!」

ガン•フォール「…………エネルを殴り飛ばすとは……!」

ガン•フォール「…………やはり、あの者…ただ者ではなかったか…」

ビビ「ウルージさん達はたくさんの修羅場をくぐり抜けてきたんだもの」

ビビ「エネルなんかよりも数段強いわ」

カルー「クエ!」

モーム「モオッ!!」



ウルージ「行きますぞ!!」ダッ…!!

ウルージ「あァ~~……!!!」モコ…モコ…


エネル「…………」


ウルージ「“因果晒し”!!!」ブオッ!!



エネル「“心網”」



ス カ ッ ……!!



ウルージ「……!! (……“心網”か…!!)」



エネル「……私に触れる事ができたとしても」ス…

エネル「攻撃を当てられなければ意味はあるまい」バチチ…



ウルージ「………!!」



エネル「1億V」

エネル「“放電”!!!」バリ…バリッ!!



バ リ バ リ バ リ ィ ッ ……!!!!



ガン•フォール「…!!!」

ビビ「ウルージさん!!!」



ゴ ト ッ …!!



ウルージ「」シュウゥゥ……




カルー「………クエ……?」

ビビ「……ウルージさん!!」ダッ!


エネル「少々驚いたが…所詮は人」

エネル「どうあがいたところで神にかなう道理などない」



ビビ「ウルージさん! しっかりして…!! 目を覚まして!!!」ガシッ…!

ウルージ「」


エネル「いくら呼ぼうと無駄だ、それはとうに死んでいる…わからんか?」



ビビ「…………!!」キッ!



ガン•フォール「……貴様ァ!!!」ダッ!


エネル「…………」



ズ パ ッ …!!!



エネル「私に貴様の槍は通じん」


ガン•フォール「…………!!」ギロッ…!!

今回はここまで

まあ、ウルージさんが死ぬ事はないんですけどね

明日の夜11時過ぎに来ます。



ガン•フォール「貴様…一体何を企んでおるのだ……!」


エネル「……6年前…我らがこの島に攻め込んだ時捕らえたお前の部下共は」

エネル「元気に働いてくれているぞ、腕力もある…実にいい人材だ」

エネル「だがその6年掛かりの大仕事も…どうやら終わりに近づいている」

エネル「同時に私もこの島に用事がなくなるというわけで…………」

エネル「お前に別れの挨拶でもと……ここへ来た……それだけの事…」



ビビ「…………」


トクン… トクン…


ビビ「……!」

ビビ「もしかして……!」サッ!


ウルージ「」ドクン… ドクン…


ビビ「……!!! (……ウルージさんの心臓が…!! 動いてる…!!!)」



エネル「……」ピクリ…!

エネル「…………おかしい…」


ガン•フォール「……?」


エネル「…どういうことだ…?」



ウルージ「…………」ムク…


カルー「クエー! クエー!」

ビビ「ウルージさん…!!!」


ウルージ「……こういうことですぞ」

ウルージ「エネル!!!」ムキッ…!!

ウルージ「“因果”…!!!」ダッ…!


エネル「まあいい、また殺すまでのこと」パリッ…


ガン•フォール「…………ム!!」バッ…!

モーム「モ……!!」



エネル「“放電”!!」バリバリバリッ!!!



バ リ バ リ バ リ バ リ ッ …………!!!!





カルー「クエェッ…!!!」

ビビ「……ッ!!!」



シュウウゥウウゥゥ……


ウルージ「…………」シュウウゥゥ…


ビビ「!! ……ウルージさん!!!」



エネル「…………」

エネル「立ったまま、こと切れているようだな…」

エネル「この私に一撃を入れたことは褒めてやろう、ヤハハハハ!!」


ウルージ「……二撃の間違いであろう?」


エネル「!?」



ド ゴ ォ ッ …………!!!!



エネル「…………!!!!」ズム……


ドッ…! ザザザァッ…………!!!


エネル「…………ッ! ……かはっ……!!」ポタタ…



ウルージ「…………」ポタ……ポタ…


ド サ ッ …!


ウルージ「」



ガン•フォール「……!!」

ビビ「ウルージさん…!!!」ダッ…!



エネル「……ハァ……ハァ……」

エネル「ヤハ…! ヤハハハハ…!!気力だけで立っていたようだが…」ムクッ…

エネル「神の前ではすべてが無力……!!」

エネル「さて…用も済んだことだ…私はおいとまさせてもらおう」


ガン•フォール「……! 待てっ…!!」



バリッ……!



ビビ「……! 消えた…!?」



ホトリ「ほっほほーう!!」



カルー「……!? …クエッ!?」



コトリ「ほほーーう!!」



ビビ「…………!!」


今回はここまで

ピエールの安否は……!?











ポタッ…… ポタタッ……



エネル「……ハァ……ハァ…」グッ…

エネル「(……あの男が纏っていた気はなんだ……)」

エネル「(物理的な攻撃が一切効くはずのない私の体にいとも容易く…)」

エネル「………………」

エネル「……いや」

エネル「……多少引っかかるが…今更死んだ者のことなど……考えるだけ無駄か……」

エネル「(…………)」










ギィ…ンッ!!!



ドルトン「……!」


シュラ「……手も足も出んようだな…!!」ギュオッ!!


ドルトン「…………ッ!!」ガギィッ…!!!

ドルトン「……!」ブンッ!!


シュラ「……貴様の間合いもすでに把握した!」スカッ…!!


ドルトン「…………く…!」

ドルトン「(……このスピード…付かず離れず、隙あらば攻撃に転じられる距離…)」

ドルトン「(そしてなにより……)」ギシッ…!


シュラ「! かかった…!!」ギュンッ!!





ギ キ ィ ッ ……!!!



ドルトン「(……次から次へと張り巡らされる糸のような雲…!)」

ドルトン「(これに行動を制限されている……)」ハラッ…


シュラ「……チッ…!」


ドルトン「…………」

ドルトン「(……先に狙うべきは……)」

ドルトン「…………」チャキッ…!


シュラ「…! (……構えが変わった……)」

シュラ「……受けるのを止めたワケだな…それこそ望むところよ……!」

シュラ「ここで決めてやる…!!」ギュオッ…!!


ドルトン「…………!!」カッ…!!




ド ズ ッ …………!!!!



シュラ「…取った……!!」ニヤリ……

シュラ「左肩はもう上がるまい……!」



ドルトン「………………」ジュウウゥゥ……

ドルトン「お前はもう飛べんな」


シュラ「……!?」


フザ「ク……カ……!!」グラ…!


シュラ「……フザ!!!」

シュラ「……うおっ…!?」グラッ…!!


シュラ「…………ッ!!!」ドザザッ…!!




ドルトン「…………」ザッ…


シュラ「……!!」


ドルトン「ここまでだ…神官」ス……


シュラ「…………」

シュラ「……バカが!!」グイッ…!!


クンッ…!!


ドルトン「…………!!!」ギシィッ…!!


シュラ「……楽に死にたいなら動くなよ…」

シュラ「手元が狂う…」ジャキッ…!


ドルトン「………………」


シュラ「……最後に言い残す事は…?」



ドルトン「………………」

ドルトン「……ときに」

ドルトン「お前は“動物系”に力で勝てると思うか?」


シュラ「……あァ…?」


ドルトン「……フンッ!!!」グイッ…!!!


シュラ「……!!?」グンッ…!!


ドルトン「お前の力だけでは私を拘束することは不可能…!」グッ……



シュラ「…………!!!」




ド  ゴ  ッ   !!!!




シュラ「」ドザザザザザァッ………!!!!

シュラ「」シュウウウ……


ドルトン「…………」

ドルトン「立ち上がることは出来んだろう…」

ドルトン「決着だ」ド ン !!



今回はここまで


これにて決着














ギン「……ハァ……ハァ……」

ギン「……かなりタフだった…」



ノラ「」ドン!



ギン「………………」

ギン「………しっかし」

ギン「ここは一体どの辺なんだろうな…」

ギン「ここから闇雲に歩いても仕方ないし…」

ギン「とりあえず、元居た場所に戻ろう」

ギン「この蛇が這いずり回った跡を辿れば、不可能じゃないはずだ」ザッ…


ザッ…ザッ…ザッ……





ノラ「…」

ノラ「…………」ゴ ゴ ゴ ……













ホトリ「ほっほほーう!!」

コトリ「ほっほーう!!」



ビビ「…!? な…何?」



ホトリ「『何?』じゃなーい!! よくも兄貴を!!!」

ホトリ「おれ達は『副神兵長』!!!」

コトリ「よくもサトリの兄貴を~~~~~!!」

コトリ「ほっほほーう!!」



ビビ「…兄貴? 兄貴って…? 一体何のことを言ってるの…!?」



ホトリ「『一体何のことを言ってるの』じゃなーい!! おれの名は『ホトリ』!!」

コトリ「おれの名は『コトリ』!! 三つ子の兄がお前らにやられたのだ!!」

コトリ「ほほーう!!」


ホトリ&コトリ「「許さ~~ん!!!」」





ズ バ ッ ……!!!



ホトリ「…………ッ!!?」ブバッ…!!

コトリ「…!? …ホトリッ!!」



ガン•フォール「悪いがお主らの話を聞いている時間はない…!」



ホトリ「…………グ…!!」


ガン•フォール「……浅かったか…」


ホトリ「……“炎”をくらえ…!!」ボボォッ!!!


ビビ「……! …“炎貝”…!!」


ガン•フォール「……」バサッ!!



ゴオオッ…!!!



ホトリ「!!!」


ビビ「! マントで炎の直撃を逃れた…!!」


ガン•フォール「……」ブオッ!!



ズ  バ  ッ  !!!!



ホトリ「!!!!」ズパッ!!



コトリ「ホトリッ!!!!」


ホトリ「」ドサッ…!


コトリ「……!!」

コトリ「……サトリの兄貴に続いて…!!! 兄のホトリまでも…!!!」

コトリ「祈っても許さんっ!!!!」


ガン•フォール「……」

ガン•フォール「お主の相手は後ろである」


今回はここまで

意外とあっさり



ジャラッ…!!


コトリ「…!? ……動けん…!!」ギッ…!


ビビ「“衝撃”!!!」カチッ…!


コトリ「…!!!!」



ド ォ ン ッ !!!!



コトリ「!!!!」ドッ! ドザザァ!!!

コトリ「……カ…!!」ドサッ…!



ビビ「……痛たた…相変わらずすごい威力…」

カルー「クエー…」


ガン•フォール「うむ…お見事」



ガン•フォール「……して」


モーム「…………! ……モ?」



ヤマ「…………」パキ… パキンッ…



モーム「!?」


ガン•フォール「まだ戦えるか…?」

ビビ「…………ええ」ジャラ…!

ビビ「余裕よ」




ヤマ「…………」ス…

ヤマ「メ~~!!!」


神兵(25名)「「メ~~!!!」」バッ!!




カルー「…………クエー……!!」ブルッ…!




ガン•フォール「……」バッ! ダンッ!!


モーム「…モ!?」


ビビ「…!」バッ! タッ…!


カルー「…!?」


ビビ「モーム君!! ウルージさんとピエール君…それとカルーを連れて遠くへ…!!」


モーム「…!!!」


ビビ「……頼んだわよ」


モーム「…………!」

モーム「モ…!!!」ズダッ…!!


カルー「………………」




カルー「クエーッ!!!!」ババッ!! スタッ…!!


モーム「…モオッ!?」



ビビ「!」


カルー「クエッ!!」


ビビ「カルー!!」

ビビ「あなたも一緒に戦ってくれるのね!」



ヤマ「…………これは…これは…」

ヤマ「……負傷した老兵に、可愛らしいお嬢さん…それに鳥ですか…」

ヤマ「たった3人」



ビビ「…………」



ヤマ「それに対しこちらは私も含め26人…勝負は決したと言っても過言ではない…!!」



ガン•フォール「……それはあくまで数の上での話に過ぎん」

ガン•フォール「雑兵をいくら集めようと戦力にはならぬぞ」



神兵「「…………!!!」」

ヤマ「……!」ピクッ…

神兵1「おのれ……!!」

神兵2「我らが雑兵だと~!!?」

神兵3「許せんっ…!!」


神兵「「メェ~~!!!!」」ババッ…!!



ガン•フォール「来るぞ!!」ガシャッ…

ビビ「…………!」ジャララッ…

カルー「…………!!」ドキドキ…!

今回はここまで

ヤマさんはエネルの命令で、
神兵の半数を連れてウルージさん達の所に現れました。
ウルージさんを死んだと思いつつも
エネルは警戒を怠っていないようで…

明日の夜11時過ぎに来ます。

間が開いてしまって申し訳ないです。



ヤマ「……はやりおって…バカものどもめ」

ヤマ「我らの標的は船上の男だというのに…」

ヤマ「まあよい……残りの者はあの牛を追え…!」


神兵「「メェ~~!!」」ババッ!


モーム「……!!!」



ビビ「!!」

ガン•フォール「あちらは信じて任せるしかあるまい」

ガン•フォール「それより、今は前に集中するとき…!!」

ビビ「! はい!!」


神兵1•2•3「「メェ~~!!!」」ゴオッ!!


ビビ「“孔雀一連スラッシャー”!!!」ジャララッ!!!


神兵1「…! そのような攻撃…」サッ!

神兵2「我々には通用せん!!」スカッ!


ビビ「本当にそうかしら…?」ジャラ…


神兵1•2「何……?」ピクッ…


ビビ「“逆流”!!」ジャッ!!



ズババッ……!!



神兵1「!!!」ドサッ…!

神兵2「……グッ!!!」ドササッ…!!!

すいません…ネットワークの調子が悪いみたいなので、
また明日出直します。

とりあえず今回はここまで。
本当にすいません…




ドズッ…!


神兵3「……!!!」ズブ…


ガン•フォール「……」ズボッ…!


神兵3「…ッ!!!」ドサッ…



ヤマ「…………」



ガン•フォール「……これで残すは貴様一人…」

ガン•フォール「あちらに人数を割き過ぎたのではないか?」


ヤマ「……あまりナメてもらっては困りますねえ…」


神兵2「…………」ムク…

神兵2「(……せめて一矢報いねば…!)」


ビビ「!」


神兵2「メェ~!!!」ダッ!!

ガン•フォール「…!!!」


ビビ「ガン•フォールさん!!!」



カルー「クエーッ!!」ダッ!!



ド ゴ ッ !!!



神兵2「……メ゛ッ…!?」メキッ…!


ドッ! ザザァッ……!!



カルー「クエッ!!」



ヤマ「……!」


ビビ「カルー!!」

ガン•フォール「助かった…礼を言う」

カルー「クエ~…」テレッ



ヤマ「…………鳥ごときに負けおって…」ギリ…



ビビ「……“ごとき”…ね」

ビビ「あなたこそナメないでちょうだい」


ヤマ「……」カチンッ!

ヤマ「私を誰だと思っているのか!!!」

ヤマ「お前達もいつまで寝ている!! 立って戦わんか!!!」ドガッ!

ホトリ「………!!」ドザッ!

コトリ「……ぼ…ぼう…む゛り…」

ヤマ「立て!! 立たねば“神”への反逆と見なすぞ!!!」

ホトリ&コトリ「「!!!」」

ホトリ「…………」ムク…

コトリ「…………」ユラ…

ヤマ「そうだ…それでいい!!」


ビビ「…………ひどい…」

カルー「…………」

ガン•フォール「……むごいな…」

ガン•フォール「(…………)」

ガン•フォール「…しかし同情は禁物」

ビビ「ええ…敵への同情で仲間をみすみす危険な目にあわせるわけにはいかないものね」

ガン•フォール「さよう…心を鬼にする…これも戦いの心得…!!」ガチャ…











モーム「モッ…! モッ…!」ドスドスドスッ…!!


神兵「「メェ~~!!!」」ババッ!!



ズルズル……



神兵4「……!!」


ノラ「……ジュララララ!!!」



神兵5「…………な…!?」

神兵6「“空の主”…!!?」



ノラ「ジュララララララ!!!!」ズオッ!!!



ド ッ ゴ オ オ ォ !!!



神兵「「うわああああっ!!!!」」


モーム「……!」


ノラ「ジュララ……」ジ…


モーム「!」


ノラ「ジュララララ!!!」ゴオッ!!


モーム「モ…モ~~ッ!!」ズダダダダダッ!!!!

ピエール「…………」

今回はここまで

モームは地上でも本気出せば速いと思う




ノラ「ジュラララララ!!!」グオッ!!



ピエール「ピエーー!!!」バサッ!!!


モーム「!!!」


ピエール「ピエッ!」ギュオッ!


ノラ「!」ガスッ!


ピエール「ピエッ!!」ギュオッ!!


ノラ「!!」ガススッ!!


ピエール「ピエーッ!!!」ギュオッ!!!


ノラ「ジュラッ!?」ガゴッ!!!



ピエール「……」チラッ

ピエール「ピエッ!」


モーム「……!!!」

モーム「モ…!? モウモウモ!?」




ノラ「ジュラララ!!!」クワッ!!


ピエール「…!」

ピエール「……ピエッ!!!」



モーム「……!」

モーム「……モ!!!」

モーム「(…………)」ズダッ!!



モーム「モッ…! モッ…!」ドス…ドス…ドス!

モーム「……………」チラッ



ピエール「ピエ…!!」グッ!



モーム「…………!」

モーム「モーーーッ!!!」ダダダダダ!!!



ダダダダダダ……!



ピエール「…………」

ピエール「……ピエーッ!!」バサバサッ!!


ノラ「…!! ジュラララララ!!!」ズルズル!!

今回はここまで


ピエールがノラを引きつけて、
その間にモームがウルージさんをつれて
逃げるという作戦のようです

明日の夜11時過ぎに来ます。











カツ…カツ…



クロ「…………」

クロ「(…………当たりだ)」

クロ「(やはりこの巨大な豆の木も例外でなくこの島の木同様)」

クロ「(“大地”に根ざしてここまで成長したものだった訳だ…)」

クロ「(おかげでこの黄金都市を発見できた)」

クロ「(……しかし)」

クロ「(黄金はすべて運びだされたか…見る影もない…)」














ギン「………………」

ギン「…………遺跡…だな」

ギン「元来た道を戻ったつもりだったんだが…」

ギン「この島のあちこちに移動してるんだな…あの蛇」

ギン「いたるところにあいつの通った跡があったからな…」

ギン「…………」

ギン「まあいいか」

ギン「元々ここを目指してたわけだし」

ギン「一番先に“神”と対面するのはおれかな」









モーガン「…………」スタスタ…


カチッ…!


モーガン「……!」


ドシュッ!!



ガギィン…!!!



モーガン「…………罠か…?」

モーガン「おれをこんなもので仕留めようなんざァ…」

モーガン「身の程を知らねェにも程があるんじゃァねェか? ……神官ってのは」



オーム「身の程知らずは貴様の方だ…“神”に会おうなどと……」

オーム「一青海人が…!! 口にするのも恐れ多いぞ……!!」

今回はここまで

久々のモーガンさん

すいません…
今日の夜11時過ぎになりそうです。












……ドゴォン!!



ヤマ「“拳満点”!!!」ボコン!!


カルー「クエー!!」サササ…!!


ヤマ「……! ちょこまかと……!!」

ヤマ「ンメ~~~~!!!」ブオッ!!



ド ゴ オ ォ ン …!!!



カルー「クエッ!!」ヒョイ!


ヤマ「…………!! ヌ~~~ッ…!」カチン!



ビビ「…………」

ビビ「思ったよりうまくいってるみたいね…」

ガン•フォール「相手はまったく連携がとれていない上に」

ガン•フォール「将が……」チラッ…



ヤマ「ンメ~~~~!!!!」バコン!!



ガン•フォール「あれではな…」

ガン•フォール「うまくいかぬ方がおかしい」


ビビ「……確かに」



コトリ「何を喋っている!?」サッ!

ビビ「!」バッ!

コトリ「くらえ!!」ぶうっ!!

ビビ「……うっ! (……ガス…!?)」


ホトリ「おれ達は負けるわけにいかんのだ!!」カチッ!!



ボ オ ッ !!!!



ビビ「…………ケホッ」バサッ…!


ホトリ「!?」

コトリ「……上着を…!!」



ガン•フォール「……どうやらこちらは幾分か連携がとれているようであるな…」

ガン•フォール「無事か? 小娘」

ビビ「ええ、大丈夫」

今回はここまで

少し短いです。
明日はその分、少し長めに書きます。


ビビ「……それより…どっちがどっちか覚えた?」

ガン•フォール「うむ」

ガン•フォール「…ときに小娘」

ガン•フォール「あの髪…よく燃えるとは思わんか?」



ヤマ「メ~~~~!!!」モサッ…



ビビ「…私もちょうどそう思ってたところよ…!!」


コトリ「……! またしても…!! お前らナメてるな!!?」バッ!!

ガン•フォール「その左手はガスであったな」ガシッ…!!

コトリ「…!!!」グイッ!


ぶうっ!!


ビビ「カルー!!」

カルー「! クエッ!!」ダッ!!



ヤマ「!! どこへ行く気だ…!!!」

ヤマ「ハイ! ハイ!! ハイ!!! ハイ!!!!」ババババッ!!!

ヤマ「メ~~!!!」バッ!!

ヤマ「くらえ! 10連斬撃!!」


ヤマ「“斬撃満点”!!!」ゴオッ!!


ビビ「あなたの出番よ!!」ジャラッ!!


ギュルッ!


ホトリ「…!!!」グンッ!

ビビ「……!」ガッ!

ビビ「たしか右手…よね?」カチッ!

ホトリ「……やめ…!!」



ボ ォ オ オ ッ !!!!



ヤマ「……!!!?」ボウッ!!!

ヤマ「ア…アァア~~~~!!!」ボオオオッ!!

ヤマ「熱っ…!! 熱ぁ゛ああああ!!?」ジタバタッ!!!


ゴロゴロ!!!



コトリ「……!」

ホトリ「…こ…こっちに来たぞォ~!!!」

コトリ「に、逃げろ~!!」ズダッ!!

ビビ「カルー! 私達も逃げるわよ!」バッ!

ビビ「ガン•フォールさんも早く!!」

ガン•フォール「うむ!」バッ!

カルー「ク、クエ~……!」ズシッ…

ビビ「頑張ってカルー!!」

カルー「ク……」

カルー「クエーーッ!!!!」ズダダダダダッ!!



ホトリ「あっ!!」

コトリ「ま、待てっ! おれ達も乗せて……」


ヤマ「熱ぃいい~~!!!!」ゴロゴロン!!!


ホトリ&コトリ「「うわああああああっ!!!」」




プチッ……!




ヤマ「アアァア~~~~!!!!」ゴロンゴロン…!!!



ド ゴ ォ ォ ン ……!!!!


ヤマ「……………!!!」グラッ…



メキメキ……



ヤマ「…………ア…樹が……」





ズ ド オ オ ォ ォ ン !!!!



ヤマ「………ブッ…!!!!」ミシミシ…


ドサァッ…!!!



ヤマ「」ド ン!!

ホトリ「」バ ン!

コトリ「」バ ン!




ビビ「……チームプレーの勝利ね!!」

ガン•フォール「であるな」

カルー「クエッ!!!」

今回はここまで

チームプレー











パラリラ♪ パラリラ~♪



パガヤ「えー…お名前…アイサさんでよろしかったでしょうか」

パガヤ「青海の方々の船の進路が本当にわかるので?」

アイサ「…うん…青海人が乗ってる船って…大きな生き物が背負ってるんでしょ…」

アイサ「人間じゃない…聞いたこともない“声”が聞こえてくるんだ」

コニス「なんて不思議な力……!!」

コニス「こんなに遠くから森の中の声が聞こえるなんて…」

コニス「でもそれより…大丈夫ですか? さっきからずっとふるえているわ」

アイサ「……だってこんなに怖い気持ち初めてなんだ……!!!」

アイサ「みんなの“声”が」

アイサ「……どんどん消えていく…!!!」





モ~~~~~!!!!



パガヤ「!!」



モーム「モーー!!!」



コニス「! モームさん!!」

アイサ「う、うわあっ!!」ビクッ!

コニス「大丈夫! 彼らの仲間ですから! 怖がることはありません!」

アイサ「せ、青海人の仲間なんて信用できるかっ!!」

パガヤ「……しかし…ほかの方々が見当たりませんが…」


モーム「…………モ……」

ウルージ「」



コニス「!!!」

パガヤ「……これは……!!!」

アイサ「!!! ……丸コゲだ……!」



モーム「………」ガチャ…!


ザパァッ!!


モーム「…………モ!!」くるっ…


コニス「!! 船を置いてどこへ…!!」


モーム「モウモウモ!!」ダダッ!!


アイサ「……あ! 行っちゃった…」

パガヤ「…………」

パガヤ「コニスさん…! 彼は恐らく私達にウルージさんの手当てを任せたのでは…?」

コニス「!!」

パガヤ「私達には私達のできることをしましょう…!!」

コニス「はい! 父上!!」

今回はここまで

ウルージさん復活の日も近い…











バサッ! バササッ!!



ピエール「ピエ~~!!!」バサバサッ!!



ノラ「ジュラララララ!!!」ズルズル!



ピエール「ピエ~~……!!!」バサッ! バササッ!!








モーム「……!!」ピクッ!








ドドドドドドドドド ド  ド   ド   !!!!




ピエール「!!!!」


ノラ「……?」




モーム「モォオオオオオオオオッ!!!!」ズドドドドドドドッ!!!



ピエール「……ピエッ!!!!」



モーム「モッ!!」ピョンッ!!



ノラ「……!!!」




ズ ド ォ オ ッ !!!!



ノラ「…………ッ!!!?」メキッ…






ド ド オ ォ ッ ………!!!




ギン「…………ん?」



ノラ「ジュラ……」ムクッ…



ギン「!!!」

ギン「……あの蛇…!! まだ動けたのか!?」




オーム「…………」


モーガン「…………」


オーム「……向こうが騒がしいな…」チャキ…

今回はここまで


みんな集まってきた

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月11日 (土) 06:26:19   ID: GSEYiUSs

このSS大好きです♪
がんばってください!

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