「お兄ちゃん、おかえり~」(15)




優「ねぇねぇ、聞いて。今日学校で3人の男の子から告白されちゃった」



こいつは優


俺より六歳下で小学五年生


いつも青と白のパーカーに、小学生なら余裕綽々と履けるミニスカート姿をしている


常に頬が赤みを帯びており、たまに言動が大人びる時もある


けど笑った時に見せる笑顔は本当に子供らしい



そして、そんな兄を務める俺の名前は、>>2(姓) >>3(名)である



剛力

彩芽




彩芽「どうせ3人ともフッたんだろ?」


優「だって優、子供には興味ナイんだもーん」



お前の見た目も歳も十分に子供だ


小学二年生と言ってもまかり通ってしまうような顔立ちと身長


ジェットコースターの身長制限には引っ掛ってしまうレベル・・・とまではいかないか




優「ねぇねぇ、お兄ちゃんが転校した所って男子校なんでしょ?イケメンがいっぱいいるって噂を聞いたけど・・・今度連れてきてよ~」


彩芽「ダメに決まってるだろ。大体、お前みたいな子供が相手にされるわけないだろ」


優「そんな事ないもーん!優の美貌は全人類をトリコにしちゃうんだもーん」


彩芽「やれやれ・・・」


優「あっ時間だ!優、これからお友達と遊んでくるから。じゃあねー!」



そう言い残して、颯爽と二つに小さく結ばれたツインテールを揺らして、玄関の扉を開けて駆け出していった

ーーー
ーー




俺が転校してきたのは、名門男子高、私立薔薇門学園


そして今日は転校初日


新たなる性活への第一歩という事もあり、俺はドキドキで胸がいっぱいである


そして学校へ着いて、廊下に足を進める



彩芽「えっと・・・まずは職員室に行って、担任の人に会わなきゃな」



スタスタ・・・スタスタ・・



「ここか・・・」




ガラガラ~・・・



彩芽「すみません、俺、今日転校してきた剛力彩芽です」


??「ん?お前が転校生の剛力か。なかなか良い名前じゃないか」


彩芽「あの・・・」


西園寺「おおっと・・・自己紹介がまだだったな。俺の名前は西園寺輝彦だ。よろしくな!さっ朝礼始まるから、早く教室に行くぞ」



俺は言われるがまま手を握られて引っ張られて教室に着いた




西園寺「お前ら、席に着けー!」



ざわざわ



西園寺「今日からお前達の仲間になる転入性だ。みんな、仲良くしてくれ」


彩芽「剛力彩芽です。よろしくお願いします」



そして、なんやかんやで一日は終えて、放課後になった



「ふぅ・・・なんか緊張した一日だったな」


??「なぁなぁ、俺の事覚えてる?」


「あれ?お前は・・・」



??「小学生の時、隣に住んでいた早乙女拓也だよ!またこの街に引越してきたんだな。久しぶりだな」



俺は昔この街に住んでおり、親の転勤の関係があり引越して、またこの街に引越してきたんだ



彩芽「拓也って・・・あの拓也か!久しぶりだな~」



拓也はラ行の滑舌が悪い幼馴染みだ


カロリーメイトとお好み焼きが大好物のお好み焼き屋さんの一人息子


髪の毛の色は高校生になり調子乗ったのか昔は黒かった髪の毛が、今は茶色になっている



性徒A「おーい、拓也ー!帰ろうぜー」


拓也「うぃーす!じゃ、またな?」




俺は拓也と別れを済ませ、呼ばれていた校長室へと足を進めた



ガラガラ~・・



彩芽「失礼しまーす」


校長「ここでセーブするか?」



>>11 はいorいいえ



いいえ



校長「・・・・・そうか」



校長「おっと!いきなりで悪かったな。俺の名前は、次郎。この学校の校長だ。よろしくな」


彩芽「よろしくお願いします」



これが校長か。随分とアウトローな格好だな



次郎「この学校で知りたいことがあったら何でも俺に聞いてくれ。何でも答えてやるぞ?」


彩芽「はい、ありがとうございます」


次郎「それと、セーブしたくなったら俺のとこに来るといい。いつでも待ってるぜ。それはそうと、ここでセーブするか?」



>>13 はいorいいえ

とりあえず誰か突っ込めよ。これまんま学園ハンサムじゃねえか

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