オリジナルライダー作って遊ぶ【安価とコンマ】 (130)

まず、オリジンを決めよう

例えば
『改造人間である』(昭和ライダー)
『ひょんなことから変身する能力を得た』(平成全般)
『ライダーになるために修行してきた』(響鬼、ウィザード)
等だ
もちろん、この例にないオリジンを設定してもいいし、もっと細かく設定してもいい。

↓1~3まで

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496379487

sagaと酉は付けた方が良いわよ

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった

で宜しいですね?

>>6
こうですかね?

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

性別:女

年齢
↓2 (13~18の間で)

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

性別:女
年齢:14歳(中二ぐらい)

性格
↓1~3

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

引っ込み思案だが、誰かの為に闘える心優しい少女。思い込みが激しく、周りが見えなくなるのが欠点

性別:女
年齢:14歳(中二ぐらい)

本人の身体能力
↓1コンマ

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

引っ込み思案だが、誰かの為に闘える心優しい少女。思い込みが激しく、周りが見えなくなるのが欠点

性別:女
年齢:14歳(中二ぐらい)
身体能力:82(スポーツ万能。地方大会~全国大会レベル)

見た目の特徴
↓1~3

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

引っ込み思案だが、誰かの為に闘える心優しい少女。思い込みが激しく、周りが見えなくなるのが欠点

ポニテ地味美人

性別:女
年齢:14歳(中二ぐらい)
身体能力:82(スポーツ万能。地方大会~全国大会レベル)

↓2 変身モチーフ

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

引っ込み思案だが、誰かの為に闘える心優しい少女。思い込みが激しく、周りが見えなくなるのが欠点

ポニテ地味美人

性別:女
年齢:14歳(中二ぐらい)
身体能力:82(スポーツ万能。地方大会~全国大会レベル)
鬼モチーフのライダー

↓1~3
戦闘スタイル

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

引っ込み思案だが、誰かの為に闘える心優しい少女。思い込みが激しく、周りが見えなくなるのが欠点

ポニテ地味美人

性別:女
年齢:14歳(中二ぐらい)
身体能力:82(スポーツ万能。地方大会~全国大会レベル)

鬼モチーフのライダー
防御無視のインファイト。高火力高機動で畳み掛ける魔法少女(仮面ライダー(物理))

↓2
部活動

誰かのピンチに、謎生物と魔法少女として契約して、魔法エネルギーによる改造を受けたところ、なぜかライダーだった。

引っ込み思案だが、誰かの為に闘える心優しい少女。思い込みが激しく、周りが見えなくなるのが欠点

ポニテ地味美人

性別:女
年齢:14歳(中二ぐらい)
身体能力:82(スポーツ万能。地方大会~全国大会レベル)
バスケ部

鬼モチーフのライダー
防御無視のインファイト。高火力高機動で畳み掛ける魔法少女(仮面ライダー(物理))


強い。

敵組織の名前
↓1

デザスタント

どういう組織?

例えば、ショッカーなら『超科学力を持った改造人間集団』
グロンギなら『最強を目指すために人間を殺す怪人集団』

みたいな感じで

↓1~3

あらゆる力を研究し、新人類の母となるべく活動する女性集団。

マザーを筆頭に、序列順に姉、妹と呼びあってる

ちょっと用事で離席

帰りました。

そういや、中学生だからバイク乗れねぇじゃん……

チャリでいいか……

そういえば……ベルトのデザイン

↓3まで募集



乗り物は魔法エネルギーで作りだしゃええねん

>>47
それだ!魔法的かつ和風な乗り物でいきゃあいいんだ……!

花、和風、炎

燃え上がる蓮の花みたいなイメージでどうだろうか?
これ↓の花弁が炎になってるような感じで……
http://i.imgur.com/YzFMQ74.jpg

通ってる中学の名前

↓2

幸矢倉中学二年生
女子バスケ部エース
引っ込み思案だけど他人思い
思い込みが激しい
ポニテ地味美人


それじゃあ、この子の名前は?!

↓3まで候補!

柔花 優(やわはな ゆう)

じゃあ……今回は私の独断と偏見で>>55で!


仮面ライダーとしての性能
↓1コンマ(高い程ハイスペック)

えーっと、クウガのグローイングとか、電王のプラットフォームとか、Wのジョーカーとか

そんぐらいのスペックです。

でもほら、ジョーカーはスペック低いけど翔太郎が強いから強かったし!
だいたいジョーカーぐらいの強さじゃないかな……?

晩飯食べ終わったら本編開始です

私立幸矢倉中学校 体育館 16:00

キュッ

優「パス!お願い!」

カナ「ユウ!お願い!」

短髪で日に焼けた少女から、ワンバウンドを経てポニテ長髪の少女へとボールが渡る。

リコ「チッ、ユウにボールが回ったよ!」

短髪の少女についていたキツめの顔をした眼鏡の少女は、自分の後方に居るちょっとふわふわした少女に声を飛ばす。

サヤ「わかってるよぅ!」

そのふわふわした少女は、その印象とは裏腹に、機敏にボールを持った少女を追った。
後輩と思わしき少女たちも、少し遅れて追いすがる。

しかし、少し走ったあたりで急停止した少女は、高く飛び上がってボールを投げた。

優「ほっ!」

サヤ「うわっ、そっから3ポイント?!」

果たして、ボールは籠のネットを抜け、得点を知らせるホイッスルが鳴る。
その後、眼鏡の少女とふわふわした少女が居るチームは点を返すことなく、試合終了のホイッスルが鳴った。

リコ「っかァ~……やっぱ強いわ、ユウは」

カナ「ナイスナイス!次の試合も宜しくね!エースさん?」

優「や、やめてよ///恥ずかしい……」

サヤ「ユウが居れば今年も百人力だよぉ~、全国目指してがんばろぉ~!」

放課後の、青春の一幕。
少女達の日常は、平穏に流れていた。

桃島市 裏通り 19:00

優「うぅ、最悪だよ……お財布体育館に置いてきちゃうなんて……」

ここ最近、中学生から高校生あたりの少女が、全国で失踪する事件が起きている。
失踪した少女の共通点はナシ、いくつかの都市では、安全のために休校にする学校もあったようだ。

優「怖いなぁ……」

そんな事を考えながらトボトボと歩いて行くと、誰かが路地裏に入っていくのが見えた。

優「……誰だろう?うちの学校の制服着てたけど……」

つい、好奇心が湧いて、ついて行ってみる事にした。
こんな時間、ただでさえ静かな裏通り。さらにそこから路地裏へ。
何をするのだろう?どこに行くのだろう?もしかして怖い事かも……でも、気になる。なってしまう。

桃島市 路地裏 19:10

???「フフ、来た来た……」

????「アナタが……噂の……」

???「そう、アナタも頂いていくわ、お母様に喜んで頂かなくっちゃ、ね?」

????「やれるもんなら……!いくよ、ポポン……!」

ポポン(?)「さぁ、変身だ!」

????「変身!」




優「な、何……アレ……」

フリフリのドレスのような服を着た女の子が、ボンテージに身を包んだ女と対峙している。

女の子の肩には、火の玉を思わせるような、可愛らしい狐が乗っかっている。

女の子は、周囲に火の玉を次々に展開しては、女に向けて射出していく。

その火の玉は、女に届く前に霧散してしまうわけだが……

女の子「くっ、なぜ?!」

ボンテージ「さぁ、なんでかしらね?フフ……」

女の子「それなら!」

炎を纏った拳で、接近戦を挑む女の子、まるで、空中に足場があるかのようにそれを躱す女。
いや、炎に照らされて、優には僅かに見える。
極細の糸。手から極細の糸を出して、それを細い路地裏に張り巡らせている。
女の子が通る場所の糸は回収して、そして、通り抜けるとすぐに戻す。
まるで蜘蛛のように、深く踏み込んで、拳を振るうほど、糸に絡め取られていく。

女の子「っだああああ!!」

ボンテージ「はい、おしまい」

渾身の一撃を振った女の子を避けようともせずに佇む女。
拳が女の目の前迫った時、張り巡らせ糸が、急に収束し、女の子を釣り上げる。

ボンテージ「魔法少女サンプル確保♥帰還しまぁす」

女の子「う……く……」

ポポン「待ってて!誰か助けを……!!」

ボンテージ「あら、契約獣も逃がすわけないじゃない?大事なサンプルですもの」

狐も、糸に釣られて持ち上げられる。

その光景が見ていられなくて、つい、飛び出した。

優「ま、待って!」

女の子「せ、先輩?!なんで?!」

近くでよく見れば、何度か見かけた事がある後輩だ。

ボンテージ「誰?アナタ?魔法少女……じゃなさそうだけど……」

優「あっ、えっと、その……私は……」

ボンテージ「ふぅん……この子も連れて帰って、末っ子に加えたらいいかもね……」

ニヤリ、と、真っ黒な目した女が微笑む。
ぞわっ、と、背中に嫌悪感が走った。

ポポン「ぼ、僕と契約して!助けて!」

優「えっ?!えっ?!」

蜘蛛女(ボンテージ)「あら、サンプルを増やしてくれるのね?付け焼き刃の魔法少女で、同じ契約獣の魔法少女で、勝てるわけないのに……」

ポポン「はやく!」

優「わ、私が助けられるなら!」

ポポン「契約成立!君の変身アイテムは……」

ボウ、と、燃え盛る蓮の花が目の前に出現した。
ぐるぐると、優の周囲を2、3周した後、蓮の花は腹部に取り付き、炎が巻きついた。

ポポン「さぁ、変身だ!」

優「変……身!!」

腰を落とし、顔の前で手を握り、腕をXの形に組む。
腕が炎を放ち、顔以外の全身に広がっていく。
そして、勢いよく両腕を振り下ろすと、爆炎が上がり、炎を思わせる朱色の強化皮膚と、銀の小手と胸部装甲と具足。そして、二本角の生えた、鬼を思わせる、ヘルメットのような仮面を被った戦士が立っていた。

さて、初の戦闘安価でございます。

こちらの戦闘能力は、本人の才能+ライダースペックの86です。
敵は本人30スペック20の50です(今後は表示しません)

ルールは簡単。>>1のコンマ+敵スペックと、↓1のコンマ+優の戦闘力を比べて、高い方が攻撃成功です。
相手の体力を先に削った方が勝利となります。
あと、コンマ判定の時に具体的な戦い方の記入があると、戦法の善し悪しに基づいて独断と偏見の補正がつきます。

記入のアドバイス「競うなッ!持ち味を活かせッ!!」

蜘蛛女「なっ……何よそれ……」

優「よし……行きます!」

ポポン(な、なんだろう、アレ……)

↓1 コンマと記入(タイム有)

踏み込む。深く。強く。速く。

蜘蛛女「ッチィ!!」

女は糸を巧みに使い、辛うじて拳を避けては糸で妨害を試みる。

だが、炎は闇夜を照らし、飛んでくる糸は全てが見えていた。

優「……ッ!これだッ!」

糸を躱し、掴み、引き寄せる。

まさか引き寄せられるとは思っていなかったのか、蜘蛛女は呆気ないほど簡単に、糸から落ちて引き寄せられる。

優「たぁ!!」

顔面を殴りつけ、吹き飛ばす。
蜘蛛女は、三回ほど地面を跳ねて、アスファルトを滑った。

蜘蛛女「が……あが……こんあの……きいふぇない…………」

歯が折れたか、舌を噛んだか、唇が切れたか、呂律が回らない口調で呟きながら、もぞもぞともがいている。

優「嘘?!こんなに強くなってる……?!」

蜘蛛女「ウァアアアアアァァ!!」

蜘蛛女は、突然叫び、顔を上げた。
額にはもう二つ目がついており、口は半分程に折れた牙が生えている。

ミキ、ミキと音をたてて、背中が膨れ上がり、ボンテージスーツを破って、もう2対の腕が現れる。
6本の腕と2本の脚。まるで蜘蛛だ。

蜘蛛女「キサマ……!よくも私をコケにいぃぃ!!」

路地裏に、糸を張り巡らせ、巨大な蜘蛛の巣を作り上げる。
その中央で、腕と脚を器用に動かして、網を編んでいる

ポポン「奴らは人間をやめた怪人だ!倒さないと他にも被害が!!」

優「えっ!?う、うん!」


バスケでは、ダンクも3Pも、全部ジャンプの高さが重要になる。
決め技を思い浮かべて、優は迷わずに跳んだ。
いつもよりもずっと高いジャンプ。軽く跳んでも4mほどの高さまで跳んでしまう。
ベルトから、足に向けて炎が伸びる。
具足は炎に包まれ、赤熱しているが、自分は全く熱くない。

優「てやあーーーっ!!」

蜘蛛女にその脚を向けると、全身から炎が、ジェットのように吹き出して、蜘蛛女に向けて高速で飛び出した!

その炎の弾丸となった優は、網を突き破り、蜘蛛女の胸を捉え、巣を突き破って大地へ叩きつけた!

優「はぁっ!」

そして、すぐにバク宙で後ろに飛び退った。

蜘蛛女「が、ギ……あぁ、おカアさマ……おやくニ立てズ……申シ訳……デザスタントに、栄光アレ……」

次の瞬間、蜘蛛女は自爆した。
機密を漏らさないようにするためだろうか、強化骨格以外はバラバラに吹き飛び、骨格も空気に触れることで急速に酸化し、ボロボロに崩れてしまった。

優「なっ、なんなのよぉ……」

女の子「先輩……それ……」

ポポン「まさか……君が……」

怪人が爆発したことに驚いた優とは別に、ポポンと呼ばれた赤い狐と、名も知らぬ後輩は優を見て驚いている。

優「えっと……なんですか?」

ポポン「僕も、実際にこの目で見るのは初めてだ……魔法少女の才能有る者の中でも、特殊な才能を持つものだけが変身しうるという……仮面を被った伝説の騎士……!」

女の子「す、凄いです!やっぱり凄いですよ先輩!バスケだけじゃなくて、伝説の騎士に変身したり!怪物戦ったり!アタシを助けてくれたり!」

優「え、でも……私は……」

マホ「私!立花麻帆(タチバナ・マホ)っていいます!今後の先輩の戦い!全力でサポートさせて頂きます!!」

優「え、いや、私は今回だけ……」

ポポン「そうはいかないよ!一度契約した以上、君は人々のために戦う義務があるんだ!」

優「……ってことは…………またアレみたいな怪物と……?」

ポポン「うん、謎の秘密結社『デザスタント』から、市民や自分達を守る為に戦わないといけないんだ!」

優「人の……ため……」

マホ「大丈夫です!不肖マホ!全力でお手伝いさせて頂きます!」

優「わ、私に出来ることなら……?」

ポポン「よろしく、仮面ライダー」

マホ「おぉ!ポポン何それ!?」

ポポン「伝説の騎士の肩書きみたいなものかな……?普通は、仮面ライダーなんとかって感じで後に名前をつけるんだ」

マホ「じゃあ先輩は……」


安価下3まで候補 仮面ライダー〇〇の、〇〇の部分!

マホ「炎で蓮華なんで火蓮(カレン)で!」

ポポン「仮面ライダー火蓮、うん!いいじゃないか!」

優「うぅ……なんかムズ痒いなぁ……」

マホ「ところで、なんで先輩はこんなとこにいたんですか?」

優「……あぁっ!お財布!」

マホ「あ、忘れ物取りに行ってた途中だったんですね……」

優「それじゃあ、私急ぐから!また明日ね!」

マホ「はい!また明日!」

今日はここまで。

次回予告

ポポン「相変わらず続く少女失踪事件。ある日、路地裏で失血死した魔法少女が発見される!マホと優の初めてのコンビバトルはどうなるのか!?」

ポポン「次回!夜の高架にご用心!」

投下ペースが遅いので、今からゆっくり進めていきます

桃島市 高架下 20:00

塾帰りだろうか、自転車に鞄を乗せた少女が、今まさに高架下を通ろうとしていた。

少女の乗る自転車の後部荷台には、小さな猿のような生き物が乗っかっている。契約獣だ。
つまりは、魔法少女である少女が、高架下に差し掛かったその瞬間。

???「つかまエたぁ♥」

少女「え……?」

突然。真上から聞こえた声、次の瞬間には、少女は自転車の上から消え去っていた。

翌日 桃島市 柔花家 5:30

TV「今日未明。桃島市犬枝町の路地裏で、女の子の変死体が発見された事件で……警察の発表によりますと、死因は首からの大量出血による失血死と見られており、現在も捜査中とのことです。」

優「犬枝でそんな事件が……すぐ近くだし、怖いなぁ……」

ポポン「大丈夫!優は仮面ライダーなんだから!」

優『変身前にやられたら同じだよ……』

ポポン「大丈夫!マホも協力してくれるから!」

優ママ「ほら、ボケっとしてないでさっさと食べて学校行きなさい。朝練があるんでしょ?」

優「あ、そうだった!」

どんぶり一杯のお茶漬けをかきこみ、グラスの牛乳を一気に飲み干す。
マヨネーズで和えたサラダを、無理矢理口にねじ込み、まるでリスのように頬を膨らませたまま、スクールバッグと部活用のバッグを手に取り、家から飛び出す。

優「いっふぇきまーふ!」

優ママ「お行儀が悪いからちゃんと食べて……もう、ホントに運動神経だけはいいんだから……」

重たい荷物を二つ、両肩に提げながら、学校へ向けて走った。
もちろん、全力ではなく軽くであるが、それでも充分に速い。
もぐもぐと、口の中のサラダを咀嚼して飲みくだしていく。

優「うっ、脇腹が……」

まぁ、当然である。

桃島市 幸矢倉中学校 体育館 6:00

マホ「入部希望です!」

先生「おう!朝から元気いいな新入生!書類出したら朝練参加していいぞ!」

マホ「ありがとうござーす!」

優「え……」

昨日の夜。初めて会話をした後輩が、今日の朝、部活に来た。

マホ「アタシ、柔花先輩に憧れてバスケ始めようと思ったんですよ!未経験ですけど!頑張ります!」

リコ「おーおー、モテるねぇユウは……」

カナ「罪な女よのぅユウさんや……」

優「ちょ……やめてよぉ……」

サヤ「それじゃぁ、準備運動したら簡単にルールを説明して、どれくらい動けるかやってみよぉか」

マホ「お願いしゃーす!」

リコ「声出しできるのはいい事だぞ~新入生!ハッハッハッハ!」

マホは、サヤに連れられて、体育館の隅で準備運動をしている。
優は、軽く自分の頬を叩いて、自分の練習を始めた。

ボールを突いて、投げて、走って、跳んで。
なんだか、普段よりも調子がいい気がする。

ポポン『ベルト、というか、仮面ライダーになった影響が身体に残ってるみたいだね。仮面ライダーになる時、肉体を全て仮面ライダーに改造するから、その名残じゃないかな?』

優『えぇっ?!なんだか、申し訳ない気がするなぁ……』

テレパシーで会話をするポポンと優、そこに、もう一人の契約者であるマホが割り込んでくる。

マホ『魔法少女は魔力でブーストするだけなのに!流石先輩ですね!』

優『私が凄いわけじゃないと思うんだけどなぁ……』

マホ『ところで先輩、ニュース見ました?』

優『ニュースって……犬枝の?』

マホ『それです。アタシ、あの子何回か見たことあって……あの子魔法少女だったんですよ……』

優『魔法少女……』

思い出すのは、昨日の事件。
蜘蛛女が、マホを『サンプル』と称して連れていこうとしていた事件だ。

優『もしかして……』

ポポン『デザスタントの可能性は充分あるだろうね』

マホ『夜……は先輩もお疲れでしょうし、今度の土曜日に調査に行きませんか?』

優『うん、わかった』

マホ『それじゃ!アタシはサヤ先輩?と1on1しなきゃなんで!』

優『が、頑張って……』

サヤに対して果敢に挑むマホであったが、全て軽くあしらわれたのは言うまでもない。

ちょっと休憩
というか、夜まで休止

昨日寝落ちして、今日は今まで忙しかった……23:00から再開します。申し訳ない

備えよう
カラダニキヲツケテネ

桃島市 犬枝町 犬枝駅前 10:00

土曜日、二人(と1匹)は、待ち合わせて駅前に居た。
先日の事件の影響か、普段より人は少ないように思える。

マホ「そいじゃあ行きましょう!」

優「ほ、ホントに大丈夫なの……?」

マホ「大丈夫大丈夫!こっちには先輩が居るんですから!」

優「私を頼りにされても……」

ポポン「とりあえず。事件があった現場に行ってみようか」

歩き出した二人は、事件のあった路地裏を目指す事にした。

>>99
アイエエエ?!ニンジャナンデ?!

桃島市 犬枝町 路地裏 10:20

マホ「やっぱり警察が居るなぁ……」

優「現場を荒らされないように……なんだろうね……」

マホ「うーん……様子は見えるかな?」

優「あんまり見ても怪しまれるけど……」


↓1コンマ
1~6 何も気づかない
7~0 何か、引っかかるような……
ゾロ目 ……あっ!

マホ「なんにも無さそうですね」

優「うん、何も無いね……」

事件現場には、特に何も見つけられなかったようだ。

マホ「う~ん……それじゃあ、町中を歩き回って探してみますか?」

優「そう簡単に見つかるとは思わないんだけど……」


↓1コンマ
1~9
やっぱり無いじゃないか……
0
おや……?
ゾロ
ここは……

桃島市 犬枝町 18:00

マホ「疲れたぁ~!」

優「やっぱり町じゅうを探すのは無理があったんじゃない……?もう暗くなってきたし、そろそろ帰ろうよ?ね?」

マホ「うぅ……そうですね……」

ポポン「現場に何も無かった時点で諦めるべきだったんじゃないかな……」

二人と一匹は、町じゅうを巡りに巡って、何も結果を得られないでいた。
日は傾き、僅かに夜の闇が見え出すこの時間。
二人は、高架の下を、今まさに通ろうとしていた。

???「つかまエたァ♥」

マホ「……え?」

気づけば、突然真上に現れた女の、異形の足に肩を捕まれていた。

マホ「きゃ、ちょ、たすけ……」

言い終わらぬうちに、マホは高架下の天井部分まで連れていかれてしまった。

優「ま、マホちゃん!」

???「あハ、あハ、つかまエたぁ♥まほウ少女つかまエたぁ♥それじゃあネ?ママがネ、『けつえきさんぷる』が欲しいッて言ってたノ!それナぁに?って聞いたらネ、『ち』が欲しいんだって!だからね!」

???「まほウ少女の『ち』、貰うネ?」

優「待って……!変身!」

業火が身体を包み、炎の鬼は地を蹴った。高架下に届くほどの、渾身の大ジャンプによって、女からマホを引き離すことには成功する。

マホ「わ、わ、わ!変身!変身!!」

マホは女から引き離され、落下したものの、変身によって、最小限のダメージで片付ける。

???「ああああああああっ!!!なンで?!なンでなンでなンでなンでなンで!!!!!オマエオマエオマエオマエオマエオマエェェェェェェッ!!!」

優「な、なに?!」

マホ「な、なんだこいつ……」

???「ユルさないユルさないィィィッ!!!」

高架下から飛び出した女は、腕……ではなく、翼膜をもった大きな翼をはためかせて、飛んだ。

マホ「飛んだ?!」

優「コウモリ……?」

空中の蝙蝠女は、優へと向けて、足の爪を突き出して飛び込んできた!

申し訳ない。眠気が限界なので寝ます。

>>1です。
今晩から再開できたらなぁと思ってます。

優「わっ?!」

軽快なバックステップで、少し身を引いて回避する。
が、次の瞬間!

蝙蝠女「シャアッ!」

人間では有り得ないほどに口を開いた女が、喉元を狙って噛み付いてくる!
さらに、巨大な翼を使って、バックステップできないように優を囲いこんでいる!

マホ「危ない!」

優「ッ!このっ!」

牙が届く直前、深く屈みこんだ優は、そのまま地面を強く踏み込んで、強烈なアッパーカットをかました!

蝙蝠女「ギ!あ!いタい!いタい!いタァいィィィィ!!!!」

蝙蝠女は、叫びながら空中で姿勢を整え、空中を旋回し始める。

マホ「よし!私も変身!行くよ!」

一瞬閃光を放つと、マホは先日見た魔法少女姿に変身していた。

マホ「炎よ!」

そして、魔法のステッキから火球を飛ばし、空中の蝙蝠女を狙う。

蝙蝠女「まほウ少女にはァ!やらレなイィィ!!」

空中で自由自在に飛び回り、炎を次々と躱していく。

マホ「あぁ!もう!この前からぜんっぜん当たらない!!」

蝙蝠女「あハ、あハ、あハ、ぜェんぶぜェんぶ分かルヨ♡音が、風が、ぜェんぶ教えテくれル♡」

優「このっ!」


安価↓コンマ
1~7 全然届かない!
8~0 全然当たらない!
ゾロ目 奇跡的に当たった!

跳躍を繰り返す。何度も、何度も。
しかし、届かない。
届きかけてもスルリと避けられ、反撃を食らう有様である。

優「はぁっ、ふぅっ……やっぱり、空中じゃ届かないか……」

マホ「でも!さっきの炎で方向転換したのは凄かったです!今の感じで!!」

蝙蝠女「あハァ……♡また蹴リ返しテあげるよォ?おいデ、おいデェ……♡」

攻め手は全くなし。
しかし、ここで退いてしまうと、次に誰が被害にあうやもしれない。
だんだんと、日は沈み、夜の帳が降りかけていた。

次の瞬間。
キィン、という甲高い音が聞こえるなり、マホは弾き飛ばされた。

マホ「げはっ?!がっ!ぐ……」

数m飛ばされた後、1度地面を跳ねてから仰向けに倒れた。

優「た、立花さん?!」

そして、再びの甲高い音と同時に、自分にも襲いかかる強力な衝撃波!

優「きゃ?!ぐぅぅっ!」

仮面ライダーの鎧による強化のお陰だろうか、弾き飛ばされはしたものの、なんとか体制を立て直した。

気がつくと、高架橋の下に戻されていた優は、敵を見る為に上を見上げた。

そして、気づく。高架橋の裏、下から見た天井のような所。
そこの、普段は影になる所に、何かがある。
下から炎の光に照らされることで、なんとか見えるようになったようだ。


蝙蝠女は、倒れたマホを足で掴み上げ、空中へ持ち上げようとしている。
優は、縋るような気持ちで高架橋の柱を駆け上がり、『何か』を手に取った!

風のように流れる毛並みの、小さな猿。
ガラスのようなものでできたケースには、それが入れられていた。

ポポン「それ……!ヒューモ!大丈夫!?しっかりして!ヒューモ!」

炎に照らされ僅かに気がついたのか、猿は、消え入るような声で言った。

ヒューモ「誰か……契約を……」

優「契約……わかった、私がする。だから、マホを助ける力を貸して!」

ポポン「無理だ!人間は一人につき一つしか契約は……!」

ポポンの言葉の途中で、優の周りで風が巻き起こった。

ベルトのバックル。炎の蓮華の中央にある花托の部分が、竜巻のような形に姿を変える。

風は、炎を巻き込み。
炎は、酸素を受けて強く燃え上がる。

銀の鎧は、風をイメージさせるようなレリーフが施され、手元で渦巻く炎は、両端が細い鬼の金棒のようになった身の丈ほどのロッドになった。

これが、仮面ライダー火蓮の真の姿である。

安価下
コンマ数値ぶん戦闘能力が上昇!

寝落ちしてました。申し訳ない

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