【モバマス】佐藤心は我が道を行く (39)

◆モバマスSSです。
◆キャラが崩壊するかもしれません。
◆思い付きでやったので書き溜めがないです。遅筆になってしまいます。
◆コレジャナイ感が漂う可能性が有ります。生暖かい目で見守って下さい。

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心「あー、ダルっ……」ゴロン

社長「おい、社長室のソファーに寝転がるんじゃない」

心「えー、だって意外と気持ちいいだもん✩ふかふかだし」

社長「そりゃ、いいやつ買ってるし」

心「はぁとの布団よりもふかふかだよ✩」

社長「それは、布団ではなく布っていうんじゃないかな?」

心「まあまあ。あのボケたらしが来るまで休ませて✩つーか、わかるよな。はぁとの年齢事情」

社長「おいおい。Pのことを裏でそんな風に言ってるのか……」

心「いや、まじでアレはたらしでしょ」

社長「否定はできない」

心「それで、はぁとのガラスのハートはボロボロなの」

社長「強化ガラスのくせに」

心「何か言ったか✩」

社長「さとーさんはかわいそーですね」

心「とにかく、はぁとのハートと体はボロボロなの✩休ませて✩」

社長「老朽化もひどいから仕方ないね」

心「建物の話?」

社長「お前の体の話」

心「あ゛~っ……」

社長「26歳、やばいですね」

心「まあ、ちょっとね。体はピチピチだから大丈夫だよ✩」

社長「ま、26歳だったら後30年近く働かないといけませんからね」

心「でも若い子とさ、比べるとやっぱり老朽化って感じるんだよね……」

社長「ま、それはしょうがない。彼女らは成長期だからね」

心「はぁとはいつまでもはぁとのままでいられるから安心してね✩まあ、衰えはあるけど」

社長「悲しいなぁ……」

心「ちょっと、フォローしてよね✩てか、しろ✩」

社長「君のメンタルヘルスまでは面倒見切れないんで」

心「はぁとはね、か弱い女の子だよ✩」

社長「か弱い女の子は、社長室でデカイ態度取らねーよ」

心「は?」

社長「何か間違ったこと言ったか?」

心「いやいや、お前以外にデカい態度取らないから✩」

社長「一応、言っておこう。私は社長だ」

心「でも、人間としては一番の小物でしょ✩」

社長「否定しかできない」

心「しゅがーはぁとは媚びない高潔なハートの持ち主なんだよ☆」

社長「もう許せるぞ、オイ!!」

P「あ、どうも。お疲れ様です」

社長「おお、お疲れ」

心「おっつー、ちょっと肩と腰の辺りお願いしたいんだけど」

P「いいですよ」

社長「あと、ここじゃなくて仮眠室でやって」

P「まあまあ、どうせ使わない部屋ですし……」

社長「使いますけど」

心「はぁととお客さん、どっちが大切なの?」

社長「比べるまでもない」

心「はぁと?」

社長「お客さんに決まってるでしょう」

心「えー、はぁと悲しくなっちゃう☆」

P「仲いいですね」

社長「君は総合病院に行くべきだ。目と耳が悪い」

心「あと、頭も」

社長「まあ、それはこんなの連れてくる時点でわかってたけど」

心「屋上☆」

P「まあまあ。それは置いておいて、強めがいいですか?」

心「結構、しっかり目にやって☆肩が痛いし」

P「甲子園のエースでもあんな数のハートは投げんでしょ」

心「いや、ちょっと、ね」

社長「まあ、言ったところで仕方ないか」

P「じゃあ、腰からいきますよー、えいっ」

心「ギャッ」ゴキッ

社長「今、鳴っちゃいけない音がしたよね!!」

P「このくらいしないと」

社長「それこそ痛めるだろ!!」

P「でも、このアゼルバイジャン式マッサージだと……」

社長「適当に変なやつ手出すなよ」

心「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

P「大丈夫ですかね」

社長「湿布とってくる」

ヤンデレールの人?

心「いやー、早苗さんみたいにはなるまいと思ってたんだけどな☆」

P「聞かれたら怒られますよ」

社長「いないからこそ言えるんでしょう」

心「ちょっと、腰をやったバツとしてジュース☆買って☆」

社長「おいおい、Pを使いっぱしりにするなよ」

P「大丈夫ですよ。佐藤さんは俺にとって大切な人ですから」

心「え、ちょっ……」

P「これぐらい苦にもなりません。じゃあ、行ってきますね」

社長「お、おお、いってらっしゃい」

心「いや、でも、それはそれで……、ちょっと、でも……」

社長「とりあえず、深呼吸だ」

心「すー、はー、すー、はー」

社長「さっきジュースを買いに行った男は?」

心「天然ジゴロ、女たらし、憧れの的」

社長「よって、さっきの言葉は?」

心「おそらく全員に言ってる」

社長「……」

心「……」

社長「乙女心はわからないけど、防弾性のガラスのハートに傷はついた事は確実かなぁ」

心「はぁとの心はダイアモンド☆傷には強いけど衝撃には弱いんだぞ……」

社長「かわいそうに。26にもなって高校生みたいなナーバスに陥っている」

>>19
そうですよ。アッキーさんとか以前ヤンデレール書いてました。

P「ジュース買ってきましたよ。あ、社長にはこれを」

社長「これ、おしるこなんだけど……、夏だよね、今」

P「すいません。売り切れてて」

社長「じゃあ、買わなくていいよ。ていうか、返す」

P「いらないです」

社長「私も同じ気持ち」

心「なんでもいいから、早くジュース☆寄越せ☆」

社長「口移しでもいいのかな?」

心「え?いや……、その……」

P「佐藤さんは俺との口移しは嫌ですか?」

社長「なんでやる気満々なんだよ」

心「いや……、その……、嫌じゃないけど……、つ、冷たいのが飲みたいかな!!」

P「じゃあ、俺が口に氷を含みますね」

社長「その発想はなかった」

心「つーか、分かれよ☆しない、ってこと☆」

P「安心しました」

社長「こちら側のセリフだよ」

心「いい。しゅがーはぁとはみんなのものだから冗談でもあんなことしちゃダメだぞ☆」

P「はい。分かりました。俺、佐藤さんがいつも以上にトチ狂ったのかと思って、つい……」

心「お前、自分が何言ってるのか分かってないだろ」

社長「いいじゃん。概ね間違ってないんだし」

心「屋上☆しかも、二回目☆」

社長「ノルマはあと一回かな」

P「がんばってください!!」

社長「うん、頑張るよ」

心「今すぐノルマ達成させてやろうか☆」

P「佐藤さんって優しいんですね」

社長「Pさんって本当に頭空っぽなんですね」

心「これが皮肉じゃないのが怖いね☆」

P「でも、俺、佐藤さんの優しいところ好きですよ」

心「えっ、いや……、その……、普通に嬉しくて……、あ、涙が……」

社長「踊らされすぎ!!」

心「もうどうでもいいから早く寄越せ☆」

P「あ、これですね」

心「さすが、プロデューサー☆分かってる☆」

社長「そういえば今日はレッスンあるんだろ。その腰じゃあどうしようもないし、休みの連絡入れておくか?」

心「しゅがーはぁとはこんなことでめげな……、っ!!」

社長「電話かけるわ」

P「すいません。俺が力を入れすぎたばっかりに……」

心「大丈夫☆次からは頼まないから☆」

社長「ま、仮眠室でゆっくりしてていいよ。ここだと仕事の邪魔だし」

心「う、動けないかも……」

社長「……」

P「俺が抱えていきますよ」

心「え、ちょっ、それ、お姫様抱っこじゃ……」

社長「頼むよ」

心「まじで恥ずかしい……」

心「……、ねぇ、プロデューサー」

P「どうしました?」

心「はぁとのこと、どう思う?」

P「痛いところはあるけど、いい人だなぁって」

心「痛いじゃねーよ、カワいたいだよ☆」

P「でも、なんでそんなことを聞くんですか?」

心「なんでもない……」

P「一人で部屋に帰れそうですか?」

心「大丈夫☆」

P「では、俺は年少組の方に……」

心「頑張ってね☆」

P「ありがとうございます」

心「はぁ~、一体どうしたらいいんだろ」

~翌日~

心「置物、いる?」

社長「社長に向かって随分なご挨拶だな」

心「良かった、暇そうで☆」

社長「書類が山のようにあるんですが、それは……」

心「気にするな☆」

社長「気にするわ!!」

心「いや、ちょっと相談があるんだけど☆」

社長「ん?」

心「その、実はね、あ、あ……、あのさ、はぁとは、その……、ぷ、ぷ、プロデューサーのことが……」

社長「好きなのかもしれない☆、とかじゃないよね」

心「☆つけんな、吹っ飛ばすぞ☆」

社長「そっか、そうなんだ」

心「でも、あんまり驚いてないね☆」

社長「100回くらいその相談を受けたからね」

心「へ!?」

心「マジで、そんなに……」

社長「まあ、大体言うことは一緒だけどね」

心「なんか作業的☆」

社長「二日に一回とかあったからね。もう、なんていうか、うん」

心「早く言えよ☆これでも忙しいんだよ☆」

社長「ん~、まあ自分次第だよね」

心「なんという投げっぱ☆」

社長「いや、でも現状のままがいいならそのままの関係を続けていけばいいし。あるいは告白してもいい。告白する勇気も権利も私のものではないしね。私がどうこうできる問題じゃあないよ」

心「そうだよね……」

社長「吹っ切れたかい?」

心「微妙☆」

社長「まあ、大分吹っ切れてるね」

心「でも、ありがとな☆」

社長「いやいや、礼を言われることはしてないよ」

心「そういえばそうだね☆」

社長「君は謙遜って言葉や概念を知らな……、あっ…、すまん」

心「屋上☆」

心「あ~、もう、決めたわ☆」

社長「そうか、で、どうするんだい?」

心「まだ、はぁとははぁとでいたいし、アイドルも楽しいし、まだ色恋に走るときじゃないと思うんだよね☆」

社長「うんうん」

心「だから、取られないように今から唾でもつけておこうかなー、って☆おい、こっち向けよ☆」

社長「うん、君の答えがそれならそれでいいんじゃないかな」

心「……、まあ、励ましとして受け取っておくわ」

社長「そうしてくれると嬉しいね」

心「あ、プロデューサーじゃん☆じゃあ、行ってくるね☆」

社長「いってらっしゃい。二度と来るなよ」

心「大丈夫、無視するから☆」

社長「やれやれ、あの人もこういうことで悩むのか……。ま、それもそれで面白いけどね」






























心「ねぇねぇ、プロデューサー。プロデューサーとはぁとはもう運命共同体ね♪周りに変なこと言うなよ☆」


                                                        完

これにて佐藤さんのスレは終了です。見てくださった方ありがとうございました。ちょっと、佐藤さんが再登場したので言葉の殴り愛をやってみたかったんです。許してください。

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