あんじゅ「もうすぐ本番ね」
英玲奈「ああ・・・何も変わることはない。今まで通り、全力でファンを楽しませよう」
あんじゅ「そうね。既に完全にフルハウスらしいし、頑張らないと」
英玲奈「気に入ってるのか、それ・・・」
あんじゅ「うふふ」
英玲奈「やれやれ・・・おいツバサ、お前も・・・ツバサ?何してるんだ?」
ツバサ「・・・しい・・・」ブツブツ
あんじゅ「え?」
ツバサ「おかしいわ!どうしてツバほのが流行らないのっ!?」バン
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404667700
英玲奈「ツバ・・・ほの・・・?」
ツバサ「『ラブライブ!』における、私・綺羅ツバサと高坂穂乃果の百合カップリングよ!!」
ツバサ「名称は『ツバほの』でも『ほのツバ』でも構わないわ!厳密には受け攻めで変わるんだけど、基本ラブライブでは言いやすさが優先されてるから!お好きな方をどうぞ!」
ツバサ「重要なのは2人が存在する素敵空間なの!受け攻めなんてその日の気分、そしてそのプレイ中の気分で変わるものだしね!」
ツバサ「個人的にはツバ→ほのをベースに穂乃果さんも攻めに回ろうとするけどうまくいかず結局ツバ→ほのというのが・・・」
英玲奈「なんてことがあってさ」
あんじゅ「あらそうなの?」
ツバサ「聞きなさいよ!!」
英玲奈「やだよ・・・」
あんじゅ「まぁまぁ・・・で?何が気に入らないの?」
英玲奈「おいあんじゅ・・・」
ツバサ「このツバほのがまったく流行っていないのよ!」
ツバサ「穂乃果さんがスクールアイドルを始めるきっかけとなったA-RISE・・・そのリーダーが満を持して登場、実はμ’sに注目していて華麗にライバル宣言!」
ツバサ「憧れのツバサさんに認められ、共に競い合い、激闘の末勝利!!」
ツバサ「納得のいかないツバサさんも穂乃果さんのひたむきな姿に全てを悟ったように微笑む・・・」
ツバサ「完っっっ璧なストーリーじゃない!!世のユリライバーはどこに目ん玉つけてんのよ!!」
英玲奈「なんてことを言われてさ」
あんじゅ「あら大変ね」
ツバサ「だから聞きなさいよ!!」
英玲奈(メンドクサイ・・・)
あんじゅ「まぁ確かに、盛り上がりに欠けるのは事実ね」
英玲奈「あんじゅまで・・・」
あんじゅ「本番までの間、付き合ってあげましょ」
英玲奈「仕方ないな・・・」
ツバサ「そうなのよ!全然盛り上がってないのよ!こんなに超王道展開なのに!ラストライブではUOまで振ってるのに!」
あんじゅ「ファン的にはそれどころじゃなかったんじゃないかしら?」
英玲奈「あー・・・感動のクライマックスだった訳だしな」
ツバサ「それにしたってよ!初会合でいきなり手を引いたり、湖で2人きりだったり、美味しいポイントがいくつもあったのに・・・!二期はツバほのの時代だと思っていたのに・・・!」
ツバサ「いったい・・・なぜ・・・!!」
??「愚問ですね!!」ドン
A-RISE「!?」
??「フフフフフ・・・」
英玲奈「110番っと・・・」ポチポチ
あんじゅ「私はスタッフを呼んでくるわね」
??「ちょ、ちょっと待ってください!!私は決して怪しい者ではありません!!」
英玲奈「サングラスにマスクってどう考えても怪しいだろう」
あんじゅ「極めつけはその帽子ね。どう見てもその形は・・・」
??「これはにk・・・友人に借りたのです!私のセンスではありません!」
英玲奈「とにかくここは関係者以外立ち入り禁止だ。さっさと・・・」
ツバサ「待って!」
あんじゅ「ツバサ・・・?」
ツバサ「あなたさっき、私の問いに対して愚問だと・・・」
??「ええ、言いましたね」
ツバサ「あなたは・・・知っているの!?ツバほのが流行らない理由を!!」
??「・・・愚問ですね」ニヤリ
ツバサ「あなたはいったい・・・?」
??「伝説のアイドルグループ・μ’sの内部事情に精通している者、とだけ言っておきましょう。μ’sの熱狂的なファンだとでも思ってください」
英玲奈「・・・そのお前が私たちに何の用だ」
??「叶わぬ恋に恋している、愚かな者がいると聞いてやってきたのです・・・」フッ
ツバサ「・・・叶わぬ恋ですってぇ・・・?」ギリ
あんじゅ「どういうこと?」
??「わからないのなら教えてあげましょう・・・穂乃果に関するカップリング・・・通称ほのカプには!唯一絶対の!!公式推しが存在するのです!!!」
A-RISE「唯一絶対、公式のほのカプっ!?」
ツバサ「そ、それは・・・!ツバほのが公式で・・・!」
??「もちろん違います!」
ツバサ「っ!?」
??「アニメを一期、二期と見て感じませんでしたか?誰が一番穂乃果に相応しい女性か」
ツバサ「!!」
??「そう・・・穂乃果が好きだからこそ、あなたはわかっているはずです・・・」
ツバサ「あ・・・あぁぁぁ・・・」ガクガク
英玲奈「おいツバサ!しっかりしろ!」
あんじゅ「いったい・・・公式のカップリングって・・・!?」
??「穂乃果に一生添い遂げるに相応しい・・・穂乃果にとって最高の、最愛のパートナー・・・!」
??「その2人のカップリング名は!!」
ツバサ「ことほのよ・・・」
こんな感じで進みます
続きは昼過ぎに・・・
英玲奈「ことほの・・・?」
あんじゅ「ことり×穂乃果・・・南ことりとのカップリングね?」
ツバサ「ええ・・・これは一期終盤を見れば一目瞭然だわ・・・」
英玲奈「確かに・・・最終回とか、空港で抱き合ってたしな」
あんじゅ「ギリギリで駆けつけて『行くな!ずっとそばにいろ!』ってどこの恋愛モノドラマの最終回よって感じよね」
ツバサ「しかも、ことほのはストーリー的な美味さに加え、幼なじみというキャラ設定的な美味しさも兼ね揃えているわ!」
あんじゅ「幼なじみ・・・甘美な響ね」
ツバサ「特にこの子の穂乃果さん愛は別格よ。行動原理の全てが穂乃果さんと言っても過言ではないわ。もしあのとき私が南さんに『μ’sを突き動かすものは何!?』って聞いていたら、迷わず『ホノカチャン!(^8^)』って答えていたでしょうね」
あんじゅ「作中で何回『ホノカチャン!』って言ってるのかしらね」
ツバサ「ホント、この『ホノカチャン!』には『穂乃果ちゃん好き好き大好き!』って想いがこめられているのを感じるわ・・・実際、大好きって何度か言ってるしね」
あんじゅ「甘すぎて吐きそう、とはよく言ったものね」
ツバサ「そしてもちろん、穂乃果さんも南さんを信頼し、南さんのことを想っている。あんなことがあったんだもの、特に大切にするでしょうね、羨ましい・・・。固い絆で結ばれていて、付け入る隙がないじゃない・・・!」
英玲奈「・・・でも二期ではだいぶ影を潜めていたんじゃないか?」
ツバサ「!!」
英玲奈「一期の最終回が衝撃だった割には、普通の関係のままだったというか・・・」
ツバサ「そ、そうよね!ことほのこそ盛り上がりに欠け・・・」
あんじゅ「甘いわね、ツバサ、英玲奈・・・甘すぎて吐きそうよ」
ツバサ「!? 二期だったらむしろ私の方が穂乃果さんとの絡みが・・・!」
あんじゅ「二期の南さんの態度・・・あれは、『正妻の余裕』よ」
ツバサ「!!!」
英玲奈「・・・・・・」
ツバサ「あ・・・あぁ・・・」ガクガク
あんじゅ「南さんはね、ツバサ。あなたのように特別なエピソードを求めてがっつきはしなかった。何故だかわかる?」
あんじゅ「それは高坂さんの正妻は自分であるという揺ぎ無い自信!高坂さんへの信頼の現れ!」
ツバサ「くっ・・・確かに、二期では穂乃果さんを静かに見つめていたり、いつも隣にいて笑っているような描写が多かった・・・!」
あんじゅ「心の繋がった2人には言葉など必要ない・・・」
あんじゅ「その様は、長年連れ添った夫婦であるかのよう!」
ツバサ「まさに、南さんは穂乃果さんの嫁・・・!」
ツバサ「楽しいなら君のそばにいたい!悲しいなら君のそばにいたい!」
ツバサ「ことほのは・・・どんなときもずっと!!」
英玲奈「・・・じゃあことほのが公式ということでこの話は・・・」
「・・・ますよ?」
A-RISE「え?」
??「まとめておやつにしますよ?」
A-RISE「・・・・・・」
??「ことほのは違います!!最強の公式ほのカプではありません!!」
ツバサ「何ですって!?」
??「ことりは穂乃果のイエスマンに成り下がっているだけです!ただの馴れ合いは百合カップルの真髄ではありません!!」
英玲奈「言い過ぎだろ・・・」
あんじゅ「ラブラブな感じでいいと思うけど?」
??「駄目です!楽しいだけじゃない、試されるだろう・・・ときに衝突し、傷つけ合いながら築き上げた関係こそが、光り輝くのです!!」
ツバサ「!!!」ハッ
??「気づいたようですね・・・!」
英玲奈「衝突し、傷つけ合った先で光り輝く・・・」
あんじゅ「そんなカップリングは・・・いったい・・・!?」
??「そう!!それは!!」
ツバサ「ほのえりよ・・・」
英玲奈「ほのえり・・・?」
あんじゅ「穂乃果×絵里・・・絢瀬絵里とのカップリングね?」
ツバサ「ええ・・・正直これはやられたと思っていたのよ・・・」
英玲奈「と言うと?」
ツバサ「まずは一期のストーリーよ。中盤までの対立からのメンバー入り。教室のシーンは鳥肌ものよね。穂乃果さんの手に救われ、自分のやりたいことを思いっきりやれるようになった絢瀬さん・・・そして最終回では逆に絢瀬さんの方から手を差し伸べ、穂乃果さんを奮い立たせる・・・」
あんじゅ「やりたいことをやってみろ、可能性を信じて進んでみろ、という作品の根幹に関わるエピソードね」
ツバサ「そして二期よ!!さっきも言ったように一期がことほののターンだとすれば、二期はほのえりのターン!!」
英玲奈「目立った動きとしては、最終予選前に高坂さんが絢瀬さんの胸にダイブしていたな」
あんじゅ「それまでも電話で連絡を取り合う場面が何度かあったりしたけど、あそこで一気に目覚めた人も多かったかもしれないわね」
ツバサ「犬っぽい穂乃果さんが大人びた印象の絢瀬さんに甘える、ってのが王道の構図だけど、それを昇華させたシーンね。リーダーである穂乃果さんが弱さや不安を全て曝け出せるのは、絢瀬さんに対してだけなのかも・・・そして、地味に直後の鼻水がほのえりの良さを表していると思うわ」
あんじゅ「そして極めつけのシーンは・・・最終回、生徒会室での一幕ね」
ツバサ「あれはずるいわよ・・・穂乃果さんの手に救われたとはいえ、やっぱり絢瀬さんは過去の自分に引け目を感じていたのよね。でも、穂乃果さんはそれも肯定してみせた。これまでの2人の間の出来事が全て集約する、最終回に相応しいエピソードだったわ。最後は一方が救いの手を差し伸べるのではなく、互いを認め合った絆の証・握手だった・・・」
英玲奈「・・・というか、これは単にストーリーが良かったってことなんじゃないか?」
ツバサ「!!」
英玲奈「抱きつきに関しても、高坂さんは誰にでも抱きついてるイメージがあるし・・・」
ツバサ「私抱きつかれてないわよっ!?」
英玲奈「それは知らん・・・」
ツバサ「コホン。まぁ確かに、2人はストーリー上の役割をこなしただけという風に考えれば、ダメージは少な・・・」
あんじゅ「・・・まだあるわよ」
ツバサ「!? これ以上ほのえりに付加価値をつけると言うのっ!?いったい・・・」
あんじゅ「妹’sの存在よ」
ツバサ「!!!」
英玲奈「・・・・・・」
あんじゅ「そう・・・高坂雪穂と絢瀬亜里沙は大の仲良し・・・二期ではこの2人のシーンも多かった」
あんじゅ「この2人がくっつけば・・・ほのえり+ゆきありという、姉妹そろってのダブル百合カップルの誕生よ!」
ツバサ「なんてこと・・・二重に美味しい・・・!」ガクッ
あんじゅ「しかも高坂雪穂さんはしっかり者のイメージ・・・何だかんだで両者ヘタレなイメージのほのえりよりも、やることやってそうじゃない?」
ツバサ「ま、まさか・・・!」
あんじゅ「そう!妹たちに『色々』先を越されて慌てるほのえり!変に意識して調子が狂うほのえり!!」
ツバサ「広がるよ君とどこまでも!刺激への期待盛り上がっていく!!」
ツバサ「まさに・・・僕らはほのえりの中で!!」
英玲奈「・・・じゃあほのえりが公式ということでこの話は・・・」
「・・・ないわ」
A-RISE「え?」
??「ほのえり?認められないわぁ」
A-RISE「・・・・・・」
??「ほのえりも違います!!至高の公式ほのカプではありません!!」
ツバサ「何ですって!?」
??「ポンコツチカには穂乃果は任せられません!あと、絵里は昔影であなた方のことを素人扱いしていましたよ!」
英玲奈「ほう、覚えておこう・・・」
??「まったく、流石ロシアの血を引く絵里・・・ほの領土問題です!今すぐ返還を求めます!」
あんじゅ「偉い人に怒られるわよ」
??「ロシアぶってる絵里は駄目です!穂乃果には和を尊ぶ、慎ましい大和撫子な女性が相応しいのです!」
ツバサ「!!!」ハッ
??「気づいたようですね・・・!」
英玲奈「慎ましく、大和撫子な女性・・・」
あんじゅ「そんなカップリングは・・・いったい・・・!?」
??「そう!!それは!!」
ツバサ「ほののぞよ・・・」
英玲奈「ほののぞ・・・?」
あんじゅ「穂乃果×希・・・東條希とのカップリングね?」
ツバサ「ええ・・・μ’sの母であり、裏主人公とも言える、彼女よ・・・」
英玲奈「確かに高坂さんがここまで思いっきり突き進んでこれたのは、彼女の力あってこそだな」
あんじゅ「裏で色々画策していたみたいだし、彼女の功績は大きいわね」
ツバサ「そう、裏主人公って言ったけど、穂乃果さんと東條さんはまさに対になる存在なのよね。穂乃果さんが先頭でみんなをぐいぐい引っ張っていくとすれば、東條さんは後ろからみんなを支える役割。百合的にこの『対』の概念はかなり美味しいのよ」
あんじゅ「しかも、μ’sで一番大人な彼女は、子どもっぽい高坂さんに合いそうね」
ツバサ「そこよ。東條さんの魅力はその包容力。対する穂乃果さんの魅力はその無邪気さ、それから・・・他にも語れるけど止まらなそうだからやめとくわ。ここでも対になる概念が出てきたわね」
あんじゅ「可能性を感じるわね」
ツバサ「ええ・・・そして何より、東條さんのμ’sへの思い入れの強さよ。初めてできた居場所、それを紡いでくれた大きな存在・・・ただのイチャラブしてるだけの内容もうっすい薄い本なんかでは及ばない、耽美な世界が垣間見えるわ。百合の良さはこの儚さにもあると思うのよ・・・」
英玲奈「・・・だが、やはりマイナーカプの域を出ないんじゃないか?」
ツバサ「!!」
英玲奈「二次創作は各々想像を膨らませて楽しむものかとは思うが、公式からの供給が少なすぎるのでは?」
ツバサ「確かに・・・いくら相性がいいとはいえ、現状そこまで危険視する必要は・・・」
あんじゅ「公式からの供給なら他にあるわよ」
ツバサ「!? これ以上この2人については何も・・・」
あんじゅ「この2人の中の人たち、『付き合ってんの?』ってくらい仲がいいのよ」
ツバサ「!!!」
英玲奈「・・・・・・」
あんじゅ「そう・・・えみつんこと新田恵海さんとくっすんこと楠田亜衣奈さんはめちゃくちゃ仲が良いのよ」
あんじゅ「アニメキャラと中の人は別物。それはわかっているけれど、ラブライブはちょっと特殊じゃない?」
ツバサ「私の中の人だって新田さんといいエピソードがあるのよ!?」
あんじゅ「そうね、それも本当にいい話だと思うわ。ただ、どうしても同じμ’s内の事情の方が話題に出やすいのよね」
あんじゅ「まぁ何が言いたいかというと、こうやって中の人にも意識を向けるのも1つの楽しみ方、可能性だと思うのよ」
ツバサ「ほののぞ・・・それは私たちに無限の可能性を示してくれる・・・!」
ツバサ「Let’s go!可能性見えてきた!」
ツバサ「元気に輝ける僕らのほののぞがある!!」
英玲奈「・・・じゃあほののぞが公式ということでこの話は・・・」
「・・・ですか」
A-RISE「え?」
??「近親相姦ですか」
A-RISE「・・・・・・」
英玲奈「近親相姦って何だ・・・」
??「μ’sの母である希と子どもの穂乃果ってそういうことじゃないですか」
あんじゅ「どういうことよ・・・」
??「天下のA-RISEがこんな性癖の持ち主たちだったとは・・・ドン引きです。生物学的にほののぞはあり得ないんですよ」
英玲奈「そもそも女同士ってのが生物学的に・・・」
??「それに、希のイメージは穂乃果と対極過ぎます!対であればいいってもんじゃありません!もっと穂乃果の太陽のように明るいイメージに似合う人物がいるはずです!太陽と聞いて何を連想しますか!?」
ツバサ「!!!」ハッ
??「気づいたようですね・・・!」
英玲奈「高坂さんの太陽のイメージに似合う・・・」
あんじゅ「そんなカップリングは・・・いったい・・・!?」
??「そう!!それは!!」
ツバサ「ほのりんよ・・・」
英玲奈「ほのりん・・・?」
あんじゅ「穂乃果×凛・・・星空凛とのカップリングね?」
ツバサ「ええ・・・まさに穂乃果さんと相性バツグンの元気っ娘よ」
英玲奈「確かに似たもの同士だな」
あんじゅ「2人ともハイテンションで元気溌剌・・・微笑ましいわ」
ツバサ「そう、このカップリングの魅力はその微笑ましさよ。両者、頭より体が先に動くタイプで見ていて楽しいし、元気になるわ。アイドルの魅力を凝縮した組み合わせとも言えるわね」
あんじゅ「それに、姉妹のようで可愛いわ」
ツバサ「そうね。この2人はよく姉妹のよう、と言われるわね。いい意味で2人ともアホの子だから、さぞ賑やかでしょうね。犬と猫を同時に飼ったらこうなるのかしら?穂乃果さんは犬、星空さんは猫のイメージね。この小動物っぽいイメージもまた和むわ。ほのぼのとした、百合としての良さが詰まっているカップリングね」
あんじゅ「そういえば、星空さんは高坂さんがいない間の暫定リーダーを勤めていたわね」
ツバサ「そこにも2人の繋がりがあるわね。現リーダーと次期リーダー・・・ほのえりのときに見た新旧生徒会長エピソードのように、強い絆を描いたエピソードが想像されるわ。泣きじゃくる星空さんを撫でる穂乃果さんなんて最高ね・・・」
英玲奈「・・・だが、それならあくまで仲良しってだけじゃないのか?」
ツバサ「!!」
英玲奈「友達感覚で微笑ましいというイメージが先行しすぎると、お前らが言う百合としての良さとはズレていくんじゃないか?」
ツバサ「確かに・・・何でもかんでも百合に結びつけるのはユリライバーの悪いところね。せめてこの2人だけはその魔の手から逃れ・・・」
あんじゅ「いえ、させないわ」
ツバサ「!? どうしても百合に結びつけようっていうの!?負けない・・・ユリライバーなんかに負けたりしないっ!」キッ
あんじゅ「高坂雪穂という、本物の妹の存在・・・『嫉妬』という名のスパイスよ」
ツバサ「!!!」
英玲奈「・・・・・・」
雪穂『ふん・・・姉妹みたいなんて言われて喜んじゃってさ・・・お姉ちゃんの妹は私だけなのに・・・』
凛『どんなに頑張っても凛は本当の妹にはなれない・・・雪穂ちゃんが羨ましいな・・・』
ツバサ「くぁぁぁ!!切ない!!これは・・・百合独特の切なさ!!」
あんじゅ「そう・・・ほのりんにほのゆきを組み合わせることで、子どもっぽい甘い雰囲気から一転、ちょっと大人でビターな雰囲気になるの」
ツバサ「ユリライバーには・・・勝てなかったわ・・・」ガクッ
あんじゅ「ひと夏の経験、気づいてしまった想い、もう戻れない日々・・・」
あんじゅ「そういった子どもから大人への成長が絡んでくるのも百合の魅力ね」
ツバサ「甘いFruits dance・・・だんだんリズム変わる・・・」
凛・雪穂『ねえ、私のことを見てて!!』
ツバサ「つかまえなくちゃ振り向かないわ・・・Yuki×Hono×Rin festa!!」
英玲奈「・・・じゃあほのりんが公式ということでこの話は・・・」
「・・・ですか」
A-RISE「え?」
??「近親相姦に加えて獣姦ですか」
A-RISE「・・・・・・」
英玲奈「獣姦って何だ・・・」
??「犬の穂乃果に猫の凛ってそういうことじゃないですか」
あんじゅ「どういうことよ・・・」
??「天下のA-RISEがこんな性癖の持ち主たちだったとは・・・ドン引きです。生物学的にほのりんはあり得ないんですよ」
英玲奈「そもそも女同士ってのが生物学的に・・・ってこのやり取りさっきやったろ」
??「明るく賑やかなだけではいけません!人との係わり合いの中で絆を深め、感動を与えてくれるようなほのカプでなければ!」
ツバサ「!!!」ハッ
??「気づいたようですね・・・!」
英玲奈「人と人との係わり合いに感動・・・」
あんじゅ「そんなカップリングは・・・いったい・・・!?」
??「そう!!それは!!」
ツバサ「ほのぱなよ・・・」
英玲奈「ほのぱな・・・?」
あんじゅ「穂乃果×花陽・・・小泉花陽とのカップリングね?」
ツバサ「ええ・・・感動を語る上で、小泉さんは欠かせないわ」
英玲奈「一期4話のμ’s加入エピソードか」
あんじゅ「夕日をバックに握手を交わす2人の姿は印象的ね」
ツバサ「そうね・・・μ’sのファン一号のこの子がいなければ、彼女たちはここまで来れなかったでしょうね。そういう意味で、穂乃果さんを救ったキーパーソンと言えるわ。誰もいない講堂を前にし涙がこぼれそうになる穂乃果さんの下に駆けつけた小泉さん・・・グッジョブよ。マジ天使」
英玲奈「やけに推してくるな・・・」
あんじゅ「下手したら高坂さんに出会えていなかったかもしれないものね」
ツバサ「そして、このカップリングの最大の魅力は先輩後輩感よ。穂乃果さんが小泉さんを気にかける描写が随所に散りばめられていて、普段は子どもっぽさが目立つ穂乃果さんの先輩らしい所が見れるのよね。ぐいぐい系の先輩とオドオド系の後輩・・・王道中の王道ね」
あんじゅ「ダイエット回なんかがそうね」
ツバサ「そうそう、あのシーン目を閉じて音声だけ聞いて見なさいよ。攻め攻めな穂乃果さんが」
あんじゅ「はいストップ」
ツバサ「・・・コホン。とにかく、この2人の相性もバツグンなのよ。他のカップリングにはない長所もあるし、これが・・・」
英玲奈「・・・いや、この2人の相性は最悪なんじゃないか?」
ツバサ「な、なぜ!?」
英玲奈「いやだって・・・高坂さんはパン派、小泉さんはご飯派だろ?」
ツバサ「!!」
ツバサ「そ、そうだった・・・」
ツバサ「ご飯か、パンか・・・これは終わりのない人類史上最大の論争・・・」
英玲奈「そこまで言ってない」
ツバサ「パン派の穂乃果さんとご飯派の小泉さんは互いに相容れない存在・・・このほのカプに共通解は・・・」
あんじゅ「諦めるにはまだ早いわ」
ツバサ「!? でも、どうしろって言うの!?こんなにも理不尽な世界で、あなたはいったい何を見ているの!?」
あんじゅ「米粉パンよ」
ツバサ「!!!」
英玲奈(ドユコト?)
あんじゅ「米粉パンとは・・・小麦粉などの麦類ではなく、米粉を利用して製造されたパンのこと・・・!つまり!」
ツバサ「ご飯でもあり、パンでもある!?」
英玲奈「米粉を使ったパンなんだからパンだろ」
あんじゅ「そもそも米粉パンが作られるようになった背景には、国外から輸入される小麦の消費に対して国内で収穫されたコメの消費が低迷、小麦の消費圧縮とコメの消費拡大策が求められていた、という事情があるの」
あんじゅ「米粉パンは従来の小麦粉の中に米粉を混ぜて製造されるから、小麦の消費量を圧縮し、コメの消費を拡大できるといったメリットがあったのね。コメの消費促進、ひいては低迷した食料自給率の向上につながるとして、学校給食への導入が進んだり、民間レベルでも米粉パンを販売する業者が増えるなどしているわ」
ツバサ「ご飯派とパン派の歩み寄り・・・一期4話の状況と同じじゃない!」
英玲奈「違うだろう・・・」
ツバサ「・・・って!そんな話を聞いたら、これから米粉パンを見るたびに・・・穂乃果さんと小泉さんがくんずほぐれつまぐわってる所を想像しちゃうじゃないのよ!///」
英玲奈「レベル高・・・」
あんじゅ「争うことをやめ、みんなが幸せな気持ちになれるこのカップリング・・・素敵じゃない?」
ツバサ「前進怖れずに!喜びを分かち合って!」
ツバサ「2つだけでも守りたい・・・Oh, Hono&Pana(ホノアンドパーナ)!!」
英玲奈「・・・もう何でもいい・・・ほのぱなが公式ということでこの話は・・・」
「・・・けて・・・」
A-RISE「え?」
??「ダレカタスケテェェェ!!」
A-RISE「・・・・・・」
??「チョットマッテテー」
A-RISE「・・・・・・」
??「話が長いんですよ話が!何ですか米粉パンって!!アホですか!!」
英玲奈「それに関しては同意見だ」
??「ほのぱなは違います!!極上の公式ほのカプではありません!!」
ツバサ「何ですって!?」
??「凛と同様、花陽も幼すぎます!!穂乃果と愛を深めるにはまだ早いです!!」
??「もっとクールで大人な魅力がある・・・美しさというものがほのカプには必要なのです!!」
ツバサ「!!!」ハッ
??「気づいたようですね・・・!」
英玲奈「大人な魅力と美しさを兼ね揃える・・・」
あんじゅ「そんなカップリングは・・・いったい・・・!?」
??「そう!!それは!!」
ツバサ「ほのまきよ・・・」
英玲奈「ほのまき・・・?」
あんじゅ「穂乃果×真姫・・・西木野真姫とのカップリングね?」
ツバサ「ええ・・・何より2人の出会いの美しさよ・・・」
英玲奈「確かに、2人の出会いから曲の完成までの流れはいい雰囲気だな」
あんじゅ「最後の風になびかれる西木野さんの横顔が印象的ね」
ツバサ「そう、1人寂しくピアノを弾く美少女、その前に現れたマイエンジェル穂乃果さん!クールな西木野さんも、穂乃果さんの明るくひたむきな姿には惚れざるを得ないでしょうね」
あんじゅ「その2人のギャップがいいわね」
ツバサ「天真爛漫、素直で真っ直ぐな穂乃果さんと、意地っ張りで素直になれない、ツンデレな西木野さんの組み合わせ・・・これまた王道ね。いつもべたべた引っ付いてくる穂乃果さんに西木野さんはたじたじ・・・だけどちょっとだけ嬉しい・・・ッテナニイワセルノ!」
あんじゅ「こちらは先輩後輩が逆転して見える、というのもいいわね」
ツバサ「そうね。穂乃果さんは頭が良くキレイで音楽の才能もある西木野さんに憧れていて、西木野さんはおっちょこちょいで抜けてる穂乃果さんに呆れている」
ツバサ「でも・・・いや、だからこそ、穂乃果さんは一歩引いてるような西木野さんに構いたくなるし、西木野さんは自分にはない物を持っている穂乃果さんが輝いて見えるのよ」
英玲奈「・・・というか、西木野さんが単純なだけでは・・・」
ツバサ「!!」
英玲奈「さっきも言ったが、高坂さんが人に抱きつくのは日常茶飯事だろ?」
ツバサ「そ、そうね・・・」
ツバサ「確かに彼女は単純で乗せられやすいところがあるし、抱き疲れて赤面、なんてのもワンパターン・・・百合的に深みがあるとは・・・」
あんじゅ「いえ、まだほのえりの深淵にはたどり着いていないわ」
ツバサ「!? まだ掘り下げられると言うの!?」
あんじゅ「2人とも・・・それぞれの実家の跡取り娘なのよ」
ツバサ「!!!」
英玲奈「・・・・・・」
>>70
ほのえり?ほのまきの間違えか
このA-RISE楽しそうだな
ツバサ「なるほど・・・跡取り娘同士、通じるところがあるという訳ね」
あんじゅ「通じる部分もあるし、通じない部分もあるかもしれないわね」
ツバサ「どういうこと!?」
あんじゅ「同じ跡取り娘といっても、高坂さんは和菓子屋の、そして西木野さんは病院の跡取り娘・・・」
ツバサ「・・・なるほど。どうしても、病院を継ぐという西木野さんの方が重い感じがしてしまうわね・・・」
あんじゅ「その証拠に、高坂さんの家族は老舗屋らしく和気藹々としたイメージ。それに対して、アニメではそうでもないけれど、他媒体における西木野家は・・・」
ツバサ「・・・もういいわ。単純だなんて言って悪かったわね・・・」
ツバサ「明るく能天気な穂乃果さんに思わずきつく当たってしまう西木野さん・・・ほのまきにはそんな試練も似合ってしまうわね」
あんじゅ「でも、この2人ならその先にある真の愛へとたどり着けるはずよ・・・」
ツバサ「時々雨が降るけれど、水がなくちゃ大変・・・」
ツバサ「乾いちゃ駄目だよ、みんなの夢の木よ育て・・・さあ」
ツバサ「大好きだ、ほのまき」
英玲奈「・・・じゃあほのまきが公式ということでこの話は・・・」
「・・・ない・・・」
A-RISE「え?」
??「ナイソレ,イミワカンナイ!!」
A-RISE「・・・・・・」
>>71oh・・・すみません。一応>>70の訂正
英玲奈「さっきも言ったが、高坂さんが人に抱きつくのは日常茶飯事だろ?」
ツバサ「そ、そうね・・・」
ツバサ「確かに彼女は単純で乗せられやすいところがあるし、抱き疲れて赤面、なんてのもワンパターン・・・百合的に深みがあるとは・・・」
あんじゅ「いえ、まだほのまきの深淵にはたどり着いていないわ」
ツバサ「!? まだ掘り下げられると言うの!?」
あんじゅ「2人とも・・・それぞれの実家の跡取り娘なのよ」
ツバサ「!!!」
英玲奈「・・・・・・」
??「単純とか乗せられやすいとか遠回しに言ってますけど、要するにチョロいってことですよ、真姫は!!」
英玲奈「お前μ’sの大ファンだったんじゃ・・・」
??「それに跡継ぎ関係なら他にもいるでしょう!もう1人!穂乃果に相応しい者が!」
あんじゅ「いたかしら・・・?」
??「この・・・とにかく!ほのまきは違います!!最愛の公式ほのカプではありません!!
ツバサ「何ですって!?」
??「もっとチョロくない・・・お互いを尊敬し、高め合える関係であることが必要なのです!」
ツバサ「!!!」ハッ
??「気づいたようですね・・・!」
英玲奈「尊敬し、高め合える・・・」
あんじゅ「そんなカップリングは・・・いったい・・・!?」
??「そう!!それは!!」
ツバサ「ほのにこよ・・・」
英玲奈「ほのにこ・・・?」
あんじゅ「穂乃果×にこ・・・矢澤にことのカップリングね?」
ツバサ「ええ・・・普段はオチ担当なんて言われているけれど、尊敬といえば矢澤にこね」
英玲奈「なるほどな・・・彼女のアイドルへの想いは人一倍強い」
ツバサ「そう・・・穂乃果さんにとって、一番身近なアイドルの指南役は矢澤にこ。普段はそんなそぶり見せていないけど、いや、見せていないからこそほのにこは輝くのだけれど、やっぱり先輩として、そしてアイドルとして、心の中で尊敬しているのよ」
ツバサ「逆もまた然り、ね。一度は諦めたスクールアイドル・・・失意の中、穂乃果さんと、μ’sと出会えた奇跡。解散を宣言した浜辺のシーン、矢澤にこのセリフの最中に穂乃果さんの後姿が映る演出はニクいわね。自分が一番、なんて言いながら、アイドルとしてちゃんと認めていたのよね」
あんじゅ「4話でもいい演出があったわね」
ツバサ「穂乃果さんのもぐらを台のセンターに戻したシーンね。心の中では認めていることが伺われるわ。穂乃果さんは雑コラに全く怒らなかったというのもいいわね」
あんじゅ「けっこう似た者同士なのかしらね?」
ツバサ「2人とも普段の姿とキリッとしたときの姿との差が激しい、という点で似ているかもしれないわね。決めるときは決める、こういうキャラはかっこいいわ」
英玲奈「・・・でも、お互いを尊敬しているのはどのメンバーにも言えるんじゃないか?」
ツバサ「!!」
英玲奈「メンバー内で尊敬し合えることは、良いグループになるための大前提だろう」
英玲奈「もちろん、私もお前を尊敬しているつもりだ」
ツバサ「英玲奈・・・!ありがとう・・・」
ツバサ「でもごめんなさい」
英玲奈「え?」
ツバサ「ツバエレ・・・可能性を感じないわけじゃないけど、私はやっぱりツバほのを推したいの・・・///」
英玲奈「前言撤回」
ツバサ「まぁほのにこはそんなに特別では・・・」
あんじゅ「ほのにこに関して、まだ重要な要素があるわよ」
ツバサ「!? そろそろオチの時間かと思ったのに・・・まだ何かあるの!?」
あんじゅ「矢澤シスターズよ」
ツバサ「!!!」
英玲奈「今更だが、お前ノリノリだなあんじゅ」
あんじゅ「高坂さんって、子どもに人気が出るタイプだと思わない?」
ツバサ「確かに・・・歌のお姉さん的な感じかしら?単に精神年齢が近しいってこともあるかもしれないけど・・・まぁそこがいいんだけどね」
あんじゅ「現に、最終回でも矢澤こころちゃん達は高坂さんに懐いているようだったし」
ツバサ「なるほど・・・妹達に気に入られてよく家に通うようになる、ってパターンね。想像が膨らむわ・・・!」
あんじゅ「尊敬、とは違うかもしれないけれど、特別な信頼を得ていそうじゃない?」
ツバサ「穂乃果さんがボケて矢澤にこが突っ込む。そしてそれを見て妹達が笑う・・・そんな暖かな情景が目に浮かぶわ。幸せすぎて、何だか涙が出てくるわね・・・」
あんじゅ「2人は改めて出会えた奇跡を噛み締めるのでしょうね」
ツバサ「そう・・・あの日夢見たのはみんなの笑顔・・・」
ツバサ「今ここで、出会えた奇跡」
ツバサ「忘れないで・・・ほのにこの季節」
英玲奈「・・・じゃあほのにこが公式ということでこの話は・・・」
「・・・め・・・」
A-RISE「え?」
??「どめどめどめぇ~~~!!」
A-RISE「・・・・・・」
??「ほのにこも違います!最高の公式ほのカプではありません!!」
??「穂乃果とにこなんて一番のアホアホコンビじゃないですか!!途中言ってましたけど漫才にしかなりませんよ!!」
英玲奈「まぁ漫才が似合いそうではある」
??「というかあなた方わざとやっていますよね!?ここまで出ませんか!?」
あんじゅ「けっこう真面目に考えたわよ?」
??「あなたは変に真面目すぎです!!」
??「もういいです!!残り物には福があると言います!!みなさん、もうお分かりですよね!?」
ツバサ「ええ・・・ついにたどり着いたわ・・・!」
??「最強の、至高の、極上の、最愛の、最高の、そして至福のほのカプ・・・」
A-RISE「・・・・・・」ゴクリ
??「そう!!それは!!!」
ガチャ
スタッフ「A-RISEのみなさん、スタンバイオナッシャース!!!」
A-RISE「はい!!!」
??「 」
ツバサ「じゃ、行くわよ!」
英玲奈「ああ」
あんじゅ「頑張りましょうね」
??「」
??「」ハッ
??「ちょ、ちょっと待・・・」
スタッフ「!? な、何だお前は!?どこから入った!?」
??「えっ・・・あっ・・・違うんです!私は決して怪しい者ではなく・・・!」
スタッフ「サングラスにマスクってどう考えても怪しいだろ!!」
??「い、いや、これは違うんです!あっ!私実は、スクールアイドルをやっておりまして、憧れのA-RISEのみなさんにご指導を・・・」
スタッフ「華のスクールアイドルがそんなうんこみてーな帽子被るかぁぁぁ!!!」
??「宇宙No.1アイドルが被ってたんですよぉぉぉぉぉ!!!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
英玲奈「・・・すごい叫び声が聞こえたが」
あんじゅ「ちょっとやり過ぎちゃったかしらね」
ツバサ「いいじゃない、もっと自分が恵まれていることを自覚するべきよ!」プンプン
英玲奈「そんなに好きなら高坂さんと新グループを結成すればいいんじゃないか・・・」
ツバサ「・・・英玲奈!」クルッ
英玲奈「?」
ツバサ「好きよ!」
英玲奈「!」
ツバサ「あんじゅも!」
あんじゅ「うふふ、ありがとう」
ツバサ「穂乃果さんは一個人として好きなだけ!いいでしょ?私だって普通の女の子なんだから・・・あなたたちの前では」
英玲奈「・・・あれを普通と言うか?」
あんじゅ「そういうことにしておいてあげましょう?」クスクス
ツバサ「でもね、アイドルをやるなら、あなたたち以外となんて考えられない」
ツバサ「これから先もずっと一緒に踊りたい・・・歌いたい。最高のステージで!最高の仲間と!!」
英玲奈「・・・・・・」
英玲奈「・・・まったく・・・お前には適わないな」
あんじゅ「私も、いつまでも3人で歌っていたい・・・そう思うわ」
ツバサ「・・・よかった!」
ツバサ「よし、じゃあ記念すべき今日のライブを、最高のものにするために!全力でいくわよ!!」ダッ
ワーワー キャーキャー
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
穂乃果「ねぇ海未ちゃんは!?もう少しでA-RISEのライブ始まっちゃうよ!」
絵里「まさかファンに見つかって捕まってるんじゃ・・・」
にこ「海未には帽子まで貸したのよ!?」
真姫「だから、逆に目立つわよ・・・」
希「そこまで大掛かりな変装をする必要はないって言うたのに・・・」
ことり「・・・そうだね。それにみんなステージに注目してるし・・・」チラ
花陽「ふぁぁぁぁぁっ!!ツバサー!英玲奈ー!!あんじゅー!!!」ブンブン
凛「まだ始まってないにゃ~!!」
穂乃果「あはは・・・」
絵里「それにしても、やっぱりすごい人気ね・・・」
にこ「当たり前よ!ついに・・・
花陽「ついにA-RISEがプロとして初公演するんですからぁぁぁ!!ほぁぁぁぁっ!!」
にこ「ちょっ・・・にこのセリフ・・・」
ことり「こっちのかよちんは?」
凛「ちょっと引くにゃ・・・」
希「でも・・・本当にすごいね」
真姫「・・・ええ」
穂乃果「・・・・・・」
穂乃果「あ・・・!」
穂乃果「始まるよ・・・!!」
終わり
読んでくださった方ありがとうございます
個人的な見解も多いので不快に思われた方がいたらすみません。ギャグメインなので許してください・・・
このSSまとめへのコメント
乙。
パターン化するからこそ面白い流れでした
乙。
パターン化するからこそ面白い流れでした