エルフが体内で熟成したチーズがあるという噂を聞いた私は
長い旅を経てとあるエルフの集落を訪れた
手土産として大量の胡椒を持ち込んだ事が功を奏したのか
私は排他的と言われるエルフ達から歓待を受けた
エルフの酋長の家で、件のチーズの事を尋ねると
酋長はどこか意味深な顔で微笑み、告げた
旅人はチーズをご所望か
ならば今夜、宿にお届けする
一晩じっくりと楽しむがいい
私は胸が高鳴るのを感じた
果たしてどのような珍味が私を待ち受けているのか
酋長に紹介された宿はエルフの集落らしく
素朴だが温かみを感じる作りで、
壁には民族的なタペストリが飾られている
棚には各種の酒が並べられており、客人に対する細かな配慮を感じた
私が旅情に感激していると、部屋の扉からノックの音がした
チーズを届けに来た者だろう、そう思った私が扉を開くと
そこには15、16歳といった見た目の少女が立っていた
チーズをお届けに参りました
少女はそう告げると、私の脇をすり抜けて
部屋の中心にある食卓の椅子に座った
少女がすり抜けた時、乳の発酵した芳しい香りがした
……私はおかしな事に気がついた
少女からチーズの香りはするものの、少女は手ぶら、何も携えていないのである
その事について少女に尋ねると、彼女は赤く染めた顔を伏せた
酋長からお聞きしていないのですか?
チーズの器は私なのです
そう言うと、少女は衣服の裾をたくし上げ、私に白い足の付け根を見せ付けた
私はあっと声を上げた
彼女の秘部は蝋で覆い隠されていたのである
エルフが体内で熟成したチーズとは比喩表現でもなんでも無く、
文字通り、見目麗しい女性のエルフが、自らの性器の中で熟成したチーズだったのだ
しかし私あ臆さなかった
私は自他共に認める美食家である。どんな過酷な場所の珍味だろうと胃に収めてきた男である。
その私が少女が真っ赤な蝋で秘部を包んだ異様な風景にたじろぐ筈はなかった
いよいよ実食である
では、食べさせてくれ
そう告げると、少女はこくりと頷いて、懐からナイフとスプーンを取り出し
テーブルの上に置くと、細い腕で首を抱え、床に転がり秘部を天に向けた
なるほど、このナイフとスプーンでチーズを食するのであろう
私がナイフを秘部に押し当てると、少女は体をびくんと震わせた
彼女の体に傷を付けたら厄介である。私は慎重に、慎重に、蝋をこそげ取った。
厚い蝋の層を剥がし、ついにチーズの姿が現れた時
私はそのあまりに強い乳の発酵臭に頭がくらくらした。
しかし不思議と不快な香りではなく、私は秘部に顔を近づけ、まるで犬のように匂いを貪った
ただチーズの匂いがするだけではなく、チェリーや苺を仄かに感じさせる酸味のある香りがする
陳腐な表現になるが、それはまさしくうら若き健康な乙女の香りであった
私が秘部に顔を埋めていると、少女がくん、と鼻を鳴らした
顔を見ると、いかにも恥ずかしそうに眉を潜めて眼を固く閉じている
なるほど、いくら食事のためとはいえ秘部をまじまじと確かめられて愉快な女性は居ないだろう
そう思った私は内心反省しつつスプーンに手を伸ばした
私はまずスプーンで少女の広がった腟口を確かめた
腟口に近い外側のチーズは比較的固く、中心の方はケーキのように柔らかである
私はまず中心の方から食する事にした
まるではちみつのような甘味が口の中に広がり溶け、私はものの数匙でその味に夢中になった
甘さと香りの中にも仄かに香るアンモニアが、これもまた不思議と食欲を増進させた
奥に進む度にその風味は複雑さを増し、一度に食べるチーズの量としては破格の量であるにも関わらず一切飽きが来ない。
私が夢中でスプーンを動かしていると、コツンという柔らかな衝撃とともにスプーンが
赤いグミのような丸い膨らみに触れ、少女が体を激しく反らせた。
少女は逆さまになった状態でこちらに顔を向け、涙目で睨むことで不平を伝えてきた。
どうやら私が激しく突いたのは、少女の子宮口だったらしい
私はまたも反省した
私は気を取り直して、外側のチーズを食す事にした
膣壁が近いため大胆にスプーンを突き立てる事は難しいだろうと判断した私は
先ほど柔らかい部分を食した事でぽっかりと開いた穴からこそげ取って食べる事にした
外側に進めば進むほど、チーズの塩味と臭みが強くなる。
ああ、酸味の強い赤ワインなら非常に良く合うだろう。
私は自宅のワインセラーに思いを馳せながら少女の膣からチーズを掻きだしては食べていた。
その時、私は少女の様子がおかしい事に気がついた。
先ほどまで頬をほんのり染めていた彼女が
今は肩まで真っ赤にして、ふうふうと息を吐いているのである。
私は思わず心配になって声をかけた。
しかし、聞いてみればなんの事はない話である
私がチーズをこそげ取ろうとスプーンを押し当てる度にチーズの塊が膣壁に押し当てられて
そのせいで体に変調をきたしただけであるらしい
私の人生の中で一二を争う奇妙な食事体験も、終わりを告げようとしていた
チーズも、膣壁に接した部分を残してすっかり無くなっている
少女もすっかり脱力しており、今やその足は私の肩に力なくかけられているだけである
私はこれで潮時だろうと思い、彼女に礼賛と労いの声をかけた
彼女は、そんな私に向かって告げた
お客様。まだチーズは残っております
どうしてもというのならお下げしますが、もし良ければ
私の膣壁をこすり取って、最後の最後までご賞味下さい
恐らくそれは、彼女の身を重んじてここで食事を終える客に対する決まり文句なのだろう
彼女はつっかえながらも最後まで言い切ると、ああ、と顔を手で覆った
膣壁をこすり取ってチーズを食すという事は、彼女の性感を多分に刺激しながら食するという事である
私はエルフの中でもまだ幼く、世に慣れていないだろう少女が
それでも職務を全うしようとするそのプロ意識に思わず感動してしまった
そして恐らく私に出来る事は、彼女のプロ意識に応える事のみであろう
私は言われた通り、ゴリゴリと彼女の膣壁を擦りながらチーズを掻きだし食べていった
ねっとりとした塩味と酸味が強く混じるその味に、私は長い食事の疲れも取れたかのような感覚を覚えた
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