小鳥「プロデューサーさんを観察するわ」 (71)


小鳥「765プロは、ただいま絶賛日常中!」

小鳥「これから、普段あまり見られないプロデューサーさんの生態について」

小鳥「クローズアップしてみますよ~!」



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小鳥(初夏、今日も晴天なり)

小鳥(絶好の観察日和だわ!)

小鳥(今、私とプロデューサーさんがいるのはご存じ765プロ事務所)

小鳥(プロデューサーさんは今日の仕事をササッと終わらせて、現在ソファで休憩中です)

小鳥(一体今日はどんなプロデューサーさんが見られるんでしょうか!?)ワクワク


ガチャ

亜美「ただいま~!」


小鳥(おっと、ここで亜美ちゃんです!突然の亜美ちゃんカムバック!)

小鳥(亜美ちゃんに対して、プロデューサーさん、どんな行動が見せてくれるのか!?)ウキウキ


亜美「兄ちゃんただいまっ」ピョーン


ボスッ


P「お帰り、亜美。レッスンどうだった?」

亜美「バッチシだよーん!」

P「そうか、頑張ったな」ニコニコ


亜美「ねぇねぇ、兄ちゃん何やってたの?」

P「ソファで休んでたんだよー」

亜美「えー、疲れちったのー?」

P「あはは、そろそろ亜美が帰ってくると思ったから」

P「仕事終わらせてぼーっと待ってたんだ」


亜美「んふふ、亜美が恋しかったのかなー?」

亜美「しょうがないから一緒に遊んであげる♪」

P「わーい」ナデナデ

亜美「おっ、なかなかいい腕前ですなぁ」ナデラレ

P「ありがとうございます、亜美ししょー」ニコニコ



小鳥(プロデューサーさんは寂しがり屋...と)メモメモ

小鳥(今日も765プロは平和です)


小鳥(今日も今日とて観察日和!どんなプロデューサーさんが見られるのでしょうか)

小鳥(時は昼時。私はお弁当を食べながら観察実行中です)モグモグ

小鳥(ただいまプロデューサーさんはお昼ごはんをお料理中。献立は...ラーメン?)

小鳥(ということは...)


ガチャ

貴音「おはようございます」


小鳥(そう、貴音ちゃんが来る時間だったわね)


P「おはよう貴音」

貴音「あなた様、エプロンが似合っておりますね」

P「ありがとう。貴音は昼飯、まだだよな?」

貴音「はい。まだですが...?」

P「ラーメンを作ったから一緒に食べよう」

貴音「...なんと!」パァァ


貴音「...」ズルズル

P「...」ハフハフ

貴音「とても美味しいです」ニコニコ

P「よかった」


P「スープとか麺は、市販のものですまない」

貴音「いえ...素朴な良さというものを感じます」

P「貴音の苦手な野菜とか入ってなかったかな」

貴音「好物ばかりです。野菜が豊富で、体に優しいらぁめんですね」

P「気にいってもらえて嬉しい」


貴音「ごちそうさまでした」

P「お粗末さまでした」

貴音「わたくしもいつか、あなた様にもてなしをしてみたいと考えましたよ」フフ…

P「本当かい。それは楽しみだなぁ」ニコニコ



小鳥(プロデューサーさんは料理が好き...と)メモメモ

小鳥(やはり、今日も765プロは平和です)


小鳥(本日は雨天なり。事務所には私しかいませんが...)

小鳥(そろそろやよいちゃんを迎えに行ったプロデューサーさんが帰ってくる頃です)


ガチャ

やよい「ただいま帰りましたー!」

小鳥「お帰りなさい。お疲れ様、やよいちゃん」


小鳥(やよいちゃんとプロデューサーさんは、向かい合ってソファに座ってますね)

小鳥(...あ、オセロをしている模様です)

小鳥(どっちが勝ってるのかな?)


パチ…

やよい「...勝ちました!」ウッウー!

P「ぐぬぬ」

やよい「これで私の5連勝ですねー♪」

P「やよい、もう一回」

やよい「いいですよぉ!」

P「次こそは負けんぞ」


パチ…パチ…

P「...」

やよい「えへへ...」ニコニコ

P「負けましたっ...!」

やよい「プロデューサー、惜しかったかなーって」

P「次はこれだ...!」

『五目並べ』

やよい「うっうー!負けませんよ~!」




小鳥(プロデューサーさんは負けず嫌い...と)メモメモ

小鳥(雨の日でも、765プロは平和でした)


小鳥(まだまだプロデューサーさんには観察する余地がありそうです)

小鳥(現在、日が沈んで、夜になりました)

小鳥(あずささんとプロデューサーさんがお話しているみたいです)

小鳥(一緒に見ているのは、海外旅行情報誌...?)


あずさ「...」ニコニコ

ペラッ…

P「...」ニコニコ

ペラッ…

あずさ「オーストリア…綺麗ですね」

P「はい...癒されます」


ペラッ…

あずさ「うふふ...」

P「...」ニコニコ

ペラッ…

P「わぁこれおいしそう」

あずさ「いちど食べてみたいですね~♪」


小鳥(どうでしょうこのゆるやかな時間)

小鳥(あずささんとプロデューサーさんの波長がシンクロしています)

小鳥(旅行情報誌を見ながら感想を言ってるだけなのに二人とも楽しそう)


・・・

小鳥(本日も観察を続けて参ります)

小鳥(プロデューサーさんはソファでのんびりキーボードを弾いてますね)


「プロデューサー、隣に失礼します」


小鳥(おっと、隣に座ったのは...)

小鳥(千早ちゃんだー!!)


千早「今の曲、ツェルニーですね」

P「うん。優しい曲だね」

千早「その曲を優しいと思う、プロデューサーが優しいんですよ」

P「えへへ」

千早「鮮やかな指使いでした」

P「千早に褒められると嬉しいなぁ」


千早「~♪」カタカタ

P「ピアノはいいものだな」

千早「はい。弾くと心がスッキリしますね」

P「よいしょ」スッ…

千早「そんな、連弾なんて...私はプロデューサーみたいに弾けません」

P「千早に合わせるからだいじょぶ」~♪

グイッ

千早(肩が...)テレテレ


P「あー楽しかった」

千早「ふふ、私もです。時に音楽は、言葉より雄弁ですね」

P「また是非やろう」

千早「ええ、こちらこそありがとうございました」



小鳥(プロデューサーさんはピアノが好き...と)メモメモ

小鳥(今日も765プロは平和ですね♪)


・・・

小鳥(プロデューサーさんの観察に本日も精が出ております。小鳥です)

小鳥(時は夕方。西日が気持ちいいですね)

小鳥(事務所では、なにやらプロデューサーさんと美希ちゃんが賑やかです)


美希「ハニーっ!ここにおにぎりがあるの!」

P「たしかにあるな」

美希「それで、ハニーに問題なの。今ミキが持ってるおにぎりの具はなんでしょー?」

美希「正解したらこの、ミキの特性おにぎりをプレゼントなのー!」

P「梅干し」

美希「ぶっぶー」

P「くそっ...!」グヌヌ


美希「正解は...ハニーが食べて確認してみて!」スッ

P「おお...ありがてぇ」モグモグ

P「...かつおぶし」

美希「せいかいなの!」

P「温かくておいしかった」

美希「あはっ☆嬉しいの」


美希「でも不正解だったからハニーには枕になってもらうの!」


ゴロン


P「人を枕にするんじゃないよ」

美希「zzz…」

P「もう」



小鳥(美希ちゃんが寝てしまうと、事務所は静かになりました)

小鳥(幸せそうな寝顔を見つめるプロデューサーさんは穏やかです)

小鳥(どんな夢を見ているのでしょう。気になりますね)ウフフ…


・・・


小鳥(こんにちは、昼下がりの音無小鳥です。今日も観察...といきたいところですが)

小鳥(なにやらプロデューサーさんが不審な動きをしていますね)

小鳥(テレビの裏に手を突っ込んでいます)

小鳥(横ではそれを応援する真美ちゃん。一体何が起こっているのでしょう)


P「真美、繋ぎ終わったよ」

真美「おー、さっすが兄ちゃん!ありがと!」

P「わざわざWii持ってこなくてもPS3とかあるのに」

真美「今日は兄ちゃんとスマブラしたくてNE!」

P「じゃあしかたないな」


真美「よっ、ほっ」カチャカチャ

<ピーケーサヌー アーウチ

P「真美、逃げるなよ」カチャカチャ

真美「だって兄ちゃんメテオ狙ってばっかでずるいっしょー!」カチャチャ

P「スマブラに慈悲は無い」カチャカチャ

真美「あっ、ボムへいだ」

P「えっ」


ボカーン ウワァァァ…キラーン


真美「あっははは!」ゲラゲラ


P「気をつけて帰るんだぞ」

真美「楽しかったねー兄ちゃん!」

P「おう」

真美「またあしたー!」バイバイ



小鳥(そのあと、プロデューサーさんは楽しそうに仕事を片付けていました)

小鳥(これで何故平和じゃないと言えようか。いや、言えない)


・・・

小鳥(今日はまだプロデューサーさんはいません)

小鳥(事務所では響ちゃんがあみ針を前に真剣な顔をしています)

小鳥(開いている本はあみぐるみ関係...でしょうか)


ガチャ

P「ただいま帰りましたー」

小鳥「おかえりなさいプロデューサーさん」


小鳥(ここでプロデューサーさんが帰着です)


P「響、夏なのに編み物かな」

響「プロデューサー、これはあみぐるみっていうんだよ」

P「亜美ぐるみ?」

響「亜美は関係ないぞ。こういう針で、人形をつくるのがあみぐるみなんだ」

P「面白そう」

響「やってみる?」

P「うん!」ワクワク


P「ハム蔵を作りたい!」

響「結構簡単にできるぞー」

P「よろしくお願いします響先生」

響「よし、じゃあ針はこう持ってだな...」

P「なるほど」

響「まずは6目の作り方からやるぞー!」


P「響先生、これで大丈夫?」

響「うん、出来上がりだな」

P「ハム蔵っぽいかな」

響「初めてにしてはなかなか」

P「わーい」


ハム蔵「ギュッギュッ」

響「お、本物がきたな」アハハ

P「...」


あみハム蔵『ギュッ』(P裏声)

ハム蔵「ジュイ?」


響「おー、兄弟みたいだな」アハハ



小鳥(プロデューサーさんは器用...と)メモメモ

小鳥(765プロは平和すぎますね)ウフフ…


・・・

小鳥(おはようございます。音無小鳥です。朝の始業前でございます)

小鳥(プロデューサーさんはデスクからスケジュールを眺めております)

小鳥(そして給湯場所で雪歩ちゃんが鼻歌を歌ってますね)


雪歩「プロデューサー、お茶を入れてみました」ニコッ

P「おや、ありがとう」

雪歩「熱いので気をつけてください」コトッ

P「とてもいい色だね」


P「...」ズズーッ

P「甘くて苦い...そして」

P「おいしい、おいしいなぁ」

雪歩「よかったです...」ハニカミ


P「雪歩のお茶、好きだよ」

雪歩「えへへ...」テレテレ

P「今日もがんばろうな」

雪歩「はい!」ニコニコ



小鳥(雪歩ちゃんは、プロデューサーさんの前だと自然に笑顔になってるわね)

小鳥(あと、プロデューサーさん、コメントが素朴...と)メモメモ


・・・

小鳥(今日も一日充実しました。音無小鳥です。事務所には律子さんと仕事上がりのプロデューサーさんがいます)

小鳥(プロデューサーさんはテーブルに接着剤とペンチを広げてますね)

小鳥(何か機械の補修でしょうか?)


律子「あれ、何始める気ですか?」

P「ロボを作るんだ」

律子「プラモデル、ですか。意外なモノですね...」

P「律子もこういうの得意そう」

律子「得意ですけど、手伝ったりしませんからね?」

P「...」ションボリ

律子「...もう」


P「りつこー、足出来たー?」

律子「ちょっと待ってください、右足がまだ...」カチャカチャ

P「先にウイングパーツの方をやっとくね」

律子「あ、はいお願いします!」


P「ふぅ...」

律子「できましたね」ニコニコ

P「手伝ってくれてありがとう」

律子「どういたしまして。ついつい頑張っちゃいました」

P「会心の出来だ」


律子「どこに飾るんですか?」

P「あみハム蔵のとなりに」ヨイショ

P「ハム蔵、仲良くするんだぞ」


あみハム蔵『ジュイっ』(P裏声)


律子「ふふ...」



小鳥(律子さんのプラスチックの扱いが熟練でした。きっと素人じゃないですね)

小鳥(なんだかんだで765プロは平和です)


小鳥(いくら観察しても生態が分からないのがプロデューサーさんです)

小鳥(今日はお昼過ぎに事務所に帰ってきて、ソファでボーっとしています)

小鳥(服装がスポーツウェアなので、待っているのはきっとあの子でしょう)


ガチャ

真「おはようございまーす!」

小鳥「おはよう真ちゃん」


真「プロデューサー、待ちました?」

P「ううん」

真「今日はどこまで行きましょうか」

P「んー、真についてくよ」

真「分かりました!」


P「あんまり長い距離は走れないから」

真「大丈夫ですよ。坂は無い所を通ろうと思います」


P「あれ、真のウェア新調したのか」

真「そうなんです!結構イイですよね」

P「かっこいい。似合ってるぞ」


真「それじゃ、小鳥さんいってきます!」

P「夕方までに帰ります」



小鳥(プロデューサーさんは真ちゃんとサイクリングにいきました)

小鳥(なんでも運動不足を解消するために始めたんだとか)


小鳥(音無小鳥です。プロデューサーさんが大変です)

小鳥(伊織ちゃんがオーディションに落ちてしまったのをプロデューサーさんが励まそうとした所)

小鳥(ちょっともめてしまったようでしたが)

小鳥(ただいま絶賛仲直り中です)

小鳥(なぜか伊織ちゃんはプロデューサーさんの腕の中にいますね。どうしてでしょう)


伊織「...」グスッ

P「...」ヨシヨシ

伊織「...」ゴメン

P「...」イインダヨ

伊織「...?」オコラナイノ?

P「...」キニシナイ


伊織「...」ギュッ

P「...」ナデナデ

伊織「...」ギュウ

P「...」クルシイヨ


伊織「にひひっ♪もう大丈夫よ」

P「よかった」ニコニコ

伊織「冷静さを欠くなんて伊織ちゃんらしくなかったわね」

P「新鮮な伊織だった」

伊織「もう二度と見られないわよ」

P「たまには甘えてもいいんだぞ」

伊織「お断りね、それは」



小鳥(とか言って、またプロデューサーさんに励まされる伊織ちゃんが予測できますね)

小鳥(今日はプロデューサーさんの意外な一面が見られました)メモメモ


・・・

小鳥(zzz... はっ!?失礼しました。ついうとうとしてました...)

小鳥(眠気を誘うよい天気です。事務所では春香ちゃんとプロデューサーさんがお喋りをしているみたいです)

小鳥(春香ちゃんがもってるのは手作りのお菓子かな?)


春香「プロデューサーさん!どうぞっ♪」

P「カップケーキ、おいしそうだ」

春香「好きな味を選んでいいですよ」ニコニコ

P「じゃあ、このみかん味を」スッ

春香「はい!」


P「春香はどれを?」

春香「私はココナッツにしますねー」


P「いただきます」

春香「召し上がれ♪」

P「...」モグモグ

P「口の中に広がる爽やかなフレーバー」

P「しっとりした味わい」

P「おいしい」モグモグ

春香「もう、そんな大げさなものじゃないですよ~」テレテレ


P「春香」

春香「はい?」

P「春香の一口食べたい」

春香「えぇっ!?」

P「だから、春香の一口ちょうだい」

春香「しょっ、しょうがないですね~!!」


春香「はいっ、あーん...」スッ

P「これは恥ずかしいよ」

春香「わ、私もですよぉ!」

P「...あーん」アーン

春香「...」ドキドキ

P「...んぐ」パク


P「ああおいしかった」

春香「...私にも一口くれるんですか?」

P「いいよー」

P「...あーん」スッ

春香「思ったより、恥ずかしいですね...」アーン

春香「...」パクン

P「おいしいでしょ」

春香(味なんて分かんないですよ...////)



小鳥(はっ、まだ夢を見てるのかと思ったわ...)

小鳥(これはしっかり脳内ハードディスクに焼き付けておかないと...!)

小鳥(カメラを持ってないのが悔やまれるわ...!)



小鳥「さて、この観察ノートもそろそろいっぱいね」

小鳥「まだまだプロデューサーさんのことは知らないことだらけだわ...!」

小鳥「私はようやくのぼりはじめたばかりだからな」

小鳥「このはてしなく遠いプロデューサーさん坂をよ...」



未完





P「訊いてくれればなんでも答えますよ?」

小鳥「どうぇぇっ!?そ、それじゃあ面白くないんですよ!」

P「そうですか...」


おしまい

読んで下さった方々ありがとうございました。
小鳥さんはストーカーじゃなくて、こう、微笑ましいなぁって感じで見てるというイメージです笑


女性Pかと思った

>>63
読んでくださってありがとうございます!
確かに女性っぽいですね。可愛いPさんが書きたいなーと思っていたので、それが伝わっていれば幸いです。

乙です

ほのぼのしてて良かったけど
Pの「えへへ」はキモいっす

エヴァのSS書いてなかった?

>>65
>>66
読んでくださってありがとうございます!
イケメンパフェコミュ連発Pってリアリティが無くて嫌なんですよ笑
なのでそれはちょっとキモいテキストだと思ってくだされば意図通りです。

>>67
読んでくださってありがとうございます!
エヴァは好きですが書いてはないですね…
(蛇足ですが、過去作は「ふたりのプロデューサー」と「Xbox360より愛を込めて」です)

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