にこ「にこのマネージャー?」 (23)

~3年生教室~

にこ「はぁ、今日も一日つかれたわね。さてと部活部活!」

俺「失礼します」コンコン

俺「μ'sの矢澤にこさんいらっしゃいますか?」

生徒A「矢澤さんならそこにいるけど?」

俺「あっ、ホントだ、ありがとうございます!」ニコッ イケメンスマイル

生徒A「い、いえ・・・///」ポッ

俺「矢澤さん!」

にこ「ん?あんただれよ?」

俺「はい!俺はアイドル矢澤にこさんの大ファンです!
  なので少しでも矢澤さんの役に立ちたいです!今日から矢澤さんのマネージャーにしてください!」

にこ「マ、マネージャー!?そんなの無理に決まってるでしょ!だいたいあんた違う学校じゃない!」

俺「大丈夫です、学校が終わったらすぐに音ノ木坂に駆けつけて
  スクールアイドルの練習には間に合うようにしますので!」

俺「それに矢澤さんがアイドル活動に集中できるように、宿題はもちろん家事なども手伝わせいただきます!」

にこ(宿題もやってくれるの!?それにマネージャーなんて本物のアイドルみたいじゃない!)

にこ「し、仕方ないわね、そんなににこのマネージャーになりたいならさせてあげるわよ!」

にこ「そのかわり!トップアイドルであるにこのマネージャーは厳しいわよ」

俺「本当ですか!ありがとうございます!精一杯がんばらせていただきます!!」

俺「というわけで、今日から矢澤さんの専属マネージャーになりました
  俺です!というわけで、μ'sの皆さん今日からよろしくお願いします!」

凛「専属マネージャーなんてにこちゃんすごいにゃ~」

穂乃果「マネージャーなんて、本物のアイドルみたい!」

にこ「でしょでしょ!やっぱりにこ位になるとマネージャーの一人や二人必要だと思って~」

真姫「でもいいの?にこちゃんなんかのマネージャーなんて?」

にこ「ちょっと真姫ちゃん!なんかってなによなんかって!」

俺「滅相もない!俺なんかが矢澤さんのマネージャーになれるなんて光栄ですよ!」

海末「相当にこに入れ込んでるようですね・・・」

希「まぁええんやない?本人がよろこんでるなら?」

にこ「なんか気にくわないわねぇ」

絵里「ほらほら、おしゃべりはそこまでにして練習はじめるわよ」

8人「はーい」

俺「それじゃあ矢澤さん、練習がんばってください!
  俺はタオルと飲み物の準備をしてきますんで!」ダッ

にこ「わかったわ」

穂乃果「いっちゃった・・・」

凛「すごいスピードだにゃ~」

花陽「気合い入ってるね・・・」

~休憩~

ことり「はぁ~疲れた」

穂乃果「今日もハードだねぇ」

俺「お待たせしました!」

希「あ、きたきた」

俺「飲み物とタオルです!」

にこ「ありがとー」

俺「みなさんにも差し入れです!」

絵里「気が利くわね」

海末「本当にいいんですか?8人分も」

俺「もちろんです!矢澤さんの大切な友達ですから!」

真姫「よくできたマネージャーね
   にこちゃんのマネージャーにしとくのはもったいないくらい」

~練習終わり~

絵里「じゃあ今日の練習はここまでよ
   各自できてないところは来週までにできるようにしておくこと」

凛「わかったにゃー」

穂乃果「あっついよー」

ことり「はい、穂乃果ちゃん」

穂乃果「うわー冷たいタオル!どうしたのこれ?」

ことり「穂乃果ちゃんのためにさっき水道で濡らしてきたんだよ」

穂乃果「わーい、ことりちゃん大好き!ありがと!」

ことり「どういたしまして♪」

俺「ことりさんすごい・・・見習わなくてわ」

海末「さて、みんなそろそろ帰りますよ」

希「それじゃあうちとえりちはお先に帰るでー」

絵里「じゃあみんな、また明日ね」

穂乃果「希ちゃん絵里ちゃんまたねー」

ことり「それじゃあそろそろ私たちも帰ろ、穂乃果ちゃん海末ちゃん」

海末「そうですね、ほら行きますよ穂乃果」

穂乃果「まってよ二人ともー、じゃあまた明日ねー!」

花陽「またね、穂乃果ちゃん」

凛「凛たちもそろそろ帰るにゃー」

真姫「行くわよ花陽、にこちゃん」

俺「矢澤さん!荷物お持ちします!」

にこ「いいわよそれくらい!自分で持つから!」

俺「なにいってるんですか!?矢澤さんは練習で疲れてるんですから!
  荷物くらい俺が持つのは当然です!」

にこ「そ、そう、それならお願いするわね」

俺「はい!ではみなさんの邪魔にならないよう後ろにいますので
  何かあればいつでも声をかけてください!」

真姫「にこちゃん、どうするのあれ?すっかりにこちゃんのマネージャーじゃない」

にこ「どうするのって言ったって、特に迷惑かけられてる訳じゃないし
   わざわざ首にしなくてもいいんじゃない?」

真姫「まぁそれもそうね、差し入れも持ってきてくれるし」

花陽「見て凛ちゃん、あの人のうれしそうな顔」

凛「にこちゃんの荷物持ちさせられてるだけなのに変な人さにゃ~」

花陽「それじゃあにこちゃん、花陽たちこっちだから」

凛「まったねー」

真姫「にこちゃんまた夜更かしして遅刻しないでよ」

にこ「しないわよ遅刻なんて!」

俺「お疲れ様でしたー!」
にこ「にこのマネージャー?」 - SSまとめ速報
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にこ「ねぇあんた」

俺「なんですか?」

にこ「なんで急ににこのマネージャーなんてやろうと思ったわけ」

俺「急なんかじゃないです・・・俺は矢澤さんが1年生の頃
  音ノ木坂の講堂で矢澤さんのライブを初めて見ました」

俺「そのころはまだμ's結成前で、矢澤さんがアイドル研究部を3人でやっている頃でした」

にこ「あんたあのときの退部見てたのね・・・」

俺「そこで俺は思ったんです、なんてアイドルらしいアイドルなんだろうって
  矢澤さんのみんなを笑顔にさせたい気持ちがすごい伝わってきて
  でもそれ以来矢澤さんのライブを見たことがなかったんです」

にこ「それはもう私一人になっちゃったから・・・」

俺「わかってます、みんながやめてしまったことも
  だから俺はあれから2年たってこの辺に新しいスクールアイドルのグループが
  できたって聞いたとき真っ先に矢澤さんのことを思い出しました」

俺「うれしかったんです。また矢澤さんがアイドルやれてることが
  それに、前よりももっとすてきなメンバーに囲まれてアイドルをやれていることが」

俺「だから決めたんです、少しでも矢澤さんの力になりたいって
  μ'sのみなさんの力になりたいって」

にこ「それがにこのマネージャーになりたかった理由?」

俺「まぁ細かく話したらきりないですけど、それが大まかな理由ですね」

にこ「そう・・・」

にこ「あんた今日この後なんか用事あるの?」

俺「いえ、今日は特に」

にこ「だったら少しうちによって行きなさい
   夜ご飯くらい作るわ」

俺「悪いですよそんなの!」

にこ「いいから!妹たちにも自慢したいしね!
   にこにー専属のマネージャーができたって」

俺「本当ですか!?ならお言葉に甘えて!」

~にこの家~

にこ「ただいま~」

俺「お、おじゃましまーす」

こころ「にこにーお帰りなさい!あれ?そちらはどなたですか?」

にこ「ふふーん、聞いて驚きなさい!
   今日からにこの専属マネージャーになった俺よ!」

俺「どうも」ペコ

ここあ「すげー!にこにーにもついにマネージャーがついたんだ!」

にこ「まぁね、にこレベルになればこのくらい当然よ!」

にこ「さて、ご飯の準備するから二人とも手を洗ってらっしゃい」

こころ・ここあ「はーい!」

にこ「あんたも座ってなさい?」

俺「いいんですか?本当に?」

にこ「いいのよ!ほら早く手洗ってきて!」

~夜ご飯~

こころ・ここあ「いただきまーす!」

俺「いただきます」

にこ「召し上がれー」

こころ「んー!にこにーのご飯は相変わらずおいしいです!」

にこ「でっしょー、今時のアイドルは料理くらい作れなきゃだめにこ~」

俺「すごいおいしい、こんなに料理もおいしく作れるんですね!
  ますますファンになっていきます!」

にこ「ほ、褒め過ぎよ!///」

俺「そんなことないですよ!めちゃくちゃおいしいです!」

にこ「もー!そんなこと良いから早く食べちゃいなさいよ!」

俺「はい!」

4人「ごちそうさまでした!」

俺「それじゃあ、そろそろ俺はここで」

こころ「もう帰っちゃうんですか?」

俺「いつまでもいたらわるいからね」

にこ「そこまで送るわよ、ここあ皿洗いお願いできる?」

ここあ「はーい!」

~玄関~

俺「それじゃあ矢澤さん!また今度!」

にこ「ちゃんと明日も練習きてよね!」

俺「っ!?はい!」


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月08日 (火) 04:52:13   ID: y5F499ht

俺系はすべからくクソ

2 :  SS好きの774さん   2014年07月08日 (火) 07:33:43   ID: DWWk3zcL

きもぉい、シネ

3 :  SS好きの774さん   2014年07月08日 (火) 07:51:03   ID: jChg-nHU

珍しく俺系の中でもこれは面白いと思う

けど※1,2の気持ちも分かるww

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