衣「汝等に半額弁当無し!」 (44)

龍門渕編行くっす。言葉使いの違和感はご容赦願うっす。



衣「そろそろ御戸開きといこうか」

透華「ともき、猟犬(モンプチ)部隊の指揮は任せましたわよ」

智紀「了解。純は先陣を切って。一の部隊は左翼、私の部隊は右翼を固める」

一「うん、わかったよ」

純「おっしゃ、一気に行くぜ!」

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豊音「あわわ、すごい人数だよー、ちょー怖いよー」

華菜「さ、さすがの華菜ちゃんも、多勢に無勢だし」

純代「私が、少しでも食い止めてみせます!」

純「その程度じゃ、この流れは止められないぜ!」


ゆみ「くっ、壁を作られてしまったか」

桃子「ここまで隙間がなければ、ステルスも無意味っす」


透華「さあ衣、ゆっくりとビクトリーロードを参りましょう」

衣「くくく、まるで神話の十戒が如く。衣たちの行く手を阻むものは何も無い!」

透華「衣、今日はどれが食べたいんですの?」

衣「チキン南蛮弁当!タルタルいーっぱい」

透華「それではわたくしは、オススメの月桂冠とやらを頂きましょう」

胡桃「毎度ありがとうございますー」

透華「おーっほっほっほ、残りは下々の皆様にお譲りいたしますわ」

智美「ワハハー、またやられたかー」



一「……ねえこれってさ、ボクたちはお弁当取れないよね?」

純「いいんじゃねーか?衣たちは半額弁当を手に入れる。俺たちは屋敷で報酬の美味いメシを食う」

智紀「まさにwin-winの関係」

靖子「また、派手にやらかしたようだな。衣」

衣「む、藤田か。見ていたか?塵芥どもが衣の前に平伏す姿を」

靖子「……戦わずに食う弁当は美味いか?」

衣「何を言っている。戦いに勝利したからこそ、弁当を勝ち取っているのではないか」

靖子「お前のは勝ち取ってるんじゃない、勝たせてもらっているだけだ」

衣「鳥滸言を……」

靖子「他人任せでいる限り、お前は一生、半額弁当の真の味を知ることは無い」

衣「……」


衣「良かろう。衣の力量のみで、半額弁当を奪ってやる!」

透華「な、なんですって!猟犬部隊の協力はいらないと!?」

衣「そうだ。今日からは衣一人で行く」

純「おいおい、いくらなんでも無茶があるぜ?」

衣「あんなセクハラプロに、これ以上好き勝手は言わせん。手出し無用!」


智紀(セクハラプロ……セクハラのプロ……ふふふ)


~~~~~~~~~~


衣「ふえぇ……ぐすっ……」ボロボロ

透華「衣!だ、大丈夫ですの!?」

純「あーあ、言わんこっちゃない」

支援

透華「もうよしましょう。あんな野蛮なこと、衣には似合いませんわ」

衣「き、今日は不覚を取っただけだ。明日こそは!」

一「ボクもやめた方がいいと思うけどなー」


~~~~~~~~~~


衣「ひっく……ひっく……」ボロボロ

透華「ころもぉぉぉぉ!」

衣「衣、なんか悪いことしたのかな…?」


一(そりゃあ人数でゴリ押しして弁当かっ攫った挙句、衣語録で罵倒してたもんな……)

衣「とーか、衣は強くなりたい」

透華「し、しかし……」

衣「何か方法は無いものか」

智紀「データ照合、検索結果、圧倒的力量不足」

透華「……」

衣「衣はこのまま、真の味を知らずに生きてゆくのか…?」

透華「だ、大丈夫です。このわたくしが、何とかして見せますわ!」

和「……で、私たちですか?」

透華「ええ、その通りです」

咲「え、えーと、私たちに聞くより、あの執事さんとかに聞いた方がいいんじゃないかな?」

透華「もちろん真っ先に尋ねましたわ。しかしハギヨシでは、衣がムキムキマッチョになってしまうとの事ですの」

咲「うわー……」

和「そ、それは想像したくないですね」

透華「どうかお願いします。良き知恵を授けてくださいまし」ペッコリン


咲(あのプライドの高いりゅーもんさんが、頭を下げた…!?)


透華「この龍門渕透華。衣のためなら、どんな恥辱でも受けてみせます!」

照「咲、お願いを聞いてあげて」

咲「お姉ちゃん……うん、わかったよ」

照「龍門渕さん。私たちにできることなら、なんでも協力させて頂きます」

和「私も微力ながら、お手伝いしますね」

透華「あ……か、感謝いたしますわ!」

咲「それじゃ早速、お姉ちゃんが昔使ってたコークスクリュー養成ギプスを……」

照「こらこら、違うでしょうに駄目でしょうに死ぬでしょうに」

和「そうですよ。ここはこの、iPS細胞で筋力増強を……」

照「没収」


透華(……選択を誤ってしまった気がしますわ)

衣「咲、ののか、衣のワガママに付き合わせて済まない」

和「構いませんよ」

咲「頑張ろうね、衣ちゃん」

衣「ちゃんではなく」

和「ふふっ。さあ、特訓開始ですよ」






まこ「特訓場面?そんなもんいらんじゃろ」

数日後、スーパー店内


一「いよいよ今日がお披露目かぁ」

智紀「ほんの数日で、劇的な変化は望めない。考えられるのは機械化か、薬物投与か」

透華「まさか、あの愛らしい衣の身に……」ソワソワ

純「透華、少しは落ち着けよ。あいつらが衣に、ひどいことするわけないだろ?」

透華「え、ええ、それはわかっているのですが」



咲「あ、皆さんお待たせしました」

透華「こ、衣は!衣は無事なんですの!?」

和「なんだか私たちが、誘拐でもしたみたいですね」

衣「案ずるなとーか。衣はこれ、この通りだ」

透華「良かった……身体はなんともありませんの?改造手術などはされていませんの?」

咲「私たち、そんなに信用ないかなぁ」

智紀「身長、体重等に変化無し。見た目からも、何ら異常はないと思われる」

純「ほらな。心配することなかっただろ」

一「まあそうだけど。でも強くなってるか、と聞かれたらどうだろうね」

衣「ふふふ、美味そうなにおいがする。衣への供物のにおいがな」

透華「……空腹感は強くなっているようですわね」

智美「ワハハ、ころたん久しぶりだなー。また泣かされに来たのか」

衣「智美。たとえお前でも、衣の前に立ち塞がれば容赦はしないぞ」

桃子「大した自信っすね」

華菜「前も同じこと言ってたし。お察しだし」



透華「あの、衣はホントに大丈夫なのでして?」

咲「うーん、疑われるのは仕方ないかも」

和「実際、戦えばすぐにわかります。ほら、バトル開始の時間ですよ」

透華「衣……どうか無事で……」

煌「天江衣さんですね?まずは不肖、花田煌がお相手します!」

衣「ふん、生猪口才」


煌(これといった威圧感は感じませんね。やはり、変わりは……)


衣「だしゃあ!」


ゴシャッ!


煌「」

佳織「は、花田さん!」

桃子「煌さんが……(ブッ)飛んだっすか!?」

智美「おお、すごいなーころたん。私がマグレかどうか、確かめてやるぞー」

ゆみ「待て蒲原、少し様子を……」

衣「だしゃあ!」


ドゴンヌ!


ゆみ「蒲原ぁぁぁ!」

智美「ワファファ……か、片腹大激痛……ユミちん、後を頼む……」

衣「ほう、まだ意識が折れぬか」

和「衣さん、ちゃんと顔面を捉えないと駄目ですよ」

衣「ああ、そうだったな」

透華「」

一「」

智紀「」

純「なあお二人さん。あれってさ……」

咲「天使だね」

和「天使ですね」

純「いや間違っちゃいないけどよ。上に打撃、って付くよな?」

咲「うん。【打撃天使】の誕生だね」

智紀「デ、データ不足、解析不能…!」

ゆみ「これはまずいな。モモ、いけるか?」

桃子「駄目っす。消えていても、有効圏内に入ればパンチが飛んでくるっす」

ゆみ「打つ手無しか……」


衣「くくく、昏鐘鳴の音が聞こえるか?」


衣「今一度、お前たちに告げよう」


衣「汝等に半額弁当無し!」




透華「」

一「先生助けて!透華が息してないんだ!」


龍門渕編、カン

お疲れ様です。

ニワカなボロが出る前に、超短編で終了させましたww

ちょっと説明不足でした。

「だしゃあ」は打撃天使ルリが元ネタです。

乙です

永水編


初美「なんとかして、半額弁当を手に入れたいのですよー」

小蒔「お話は聞きました!私がお手伝いさせていただきます」

初美「……」

小蒔「初美ちゃん?どうかしましたか」

初美「いやいや、姫さまを巻き込んだら後が怖いのですよー」

小蒔「?」

初美「霞ちゃんにお仕置きされてしまうのです。姫さまはおやつ抜きになるのですよー?」

小蒔「は、初美ちゃんのためなら、おやつ抜きくらい……おやつ抜き……」グスッ

初美「想像するだけで泣かないでほしいのですよー」

初美「とにかく危険だから、姫さまは駄目ですよ」

小蒔「でも初美ちゃんは、その危険なことをしに行くのでしょう?」

初美「う……」

小蒔「それに、昔の人は言いました。『バレなきゃおっけー』と」

初美「バレないはずがないのですよー?」

小蒔「さあ行きましょう。お弁当が待っていますよ」

初美「……」


初美(私の人生もこれまでですかー。姫さまを乱闘に放り込んだとなれば、デッドエンドの未来しかないのですよー)

バトル開始


初美「姫さまは私の後ろにいてくださいねー」

小蒔「」

初美「す、既にやられてやがるですかー!?」

桃子「センパイ、任務完了っす」

ゆみ「ここへ連れて来てはいけない人なのだろう?モモのステルスで、気絶させておいたよ」

初美「あ……ありがとうございます!助かったのですよー」


小蒔「」ゴゴゴゴゴ


初美「……やっぱり助かってなかったのです。皆さん逃げて欲しいのですよー!」

スーパー近くの公園


小蒔?「旨し!旨し!旨し!」ガツガツガツ

初美「ひどい絵づらになっているのです。他の六女仙が見たら発狂レベルですねー」

小蒔?「初美とやら、大儀であった。明日も頼んだぞ」

初美「姫さまを押しのけて出てくるとか、とんでもなく物欲にまみれた神様ですねー」

小蒔「zzz……」

初美「元に戻りましたか。これならバレずに済みそうです」


初美「……」


初美「これ、上手く使えば弁当取り放題じゃね?」

翌日


初美「姫さま、失礼しますよー」ズビシッ

小蒔「はうっ」

ゆみ「皆、大声を出すんだ。神代を眠らせるな!」

豊音「えっと……わーっ!わーっ!」

智美「ワハハハハハハハハハ」

華菜「だし!だし!だし!」

睦月「うむァァァァァ!」

エイスリン「URYYYYYYYY!」


初美「何か、違うのが混ざってる気がするのですよー」

初美「しかし、その程度のことは考えてありますよー」


小蒔「」ゴゴゴゴゴ


ゆみ「馬鹿な、この騒ぎで起きないだと!?」

初美「ふっふっふ、姫さまには耳栓をつけてもらっているのです。対策はばっちりですよー」

ゆみ「くっ…!」

豊音「わーっ!わーっ!」

胡桃「うるさいそこ!」

豊音「わあぁぁん、怒られちゃったよー」

小蒔??「好!好!好!」ガツガツガツ

初美「……何か、日本以外の神様が降りてるようなのですよー」


翌々日


小蒔???「Yes!Yes!Yes!」ガツガツガツ

初美「……」


翌……


小蒔????「@&%=)#”!~|¥」ガツガツガツ

初美「もはやカオスなのですよー」

神社境内


霞「ねえ初美ちゃん、最近よく小蒔ちゃんと出かけてるようだけど……」

初美「ひ、姫さまが散歩をご所望なのですよー」

霞「そうなの?でも、私たちに内緒で行くのはどうかと思うわ」

初美「い、言い辛いのですが、姫さまがおやつの食べ過ぎで、腰周りを気にしているので……」

霞「ふんふむ。他のみんなにバレたくない、ということね」

初美「そ、そうなのですよー」

霞「わかったわ。小蒔ちゃんのこと、よろしくね」

初美「了解なのですよー」


初美(そろそろ限界ですねー。今日で最後にしますかー)

初美「さあ姫さま、いきますよー」ズビシッ

小蒔「はうっ」

初美「ふっふっふ、今日も月桂冠は私たちがもらうのですよー」

華菜「そうはいかないし!こっちも援軍を呼んできたし!」

星夏「こんな大舞台、初めてです……」

未春「あの胸……別の意味でも敵ですっ!」

初美「誰が来ても同じなのですよー?」

?「あら、私でも駄目なのかしら」


初美「……何か聞き覚えのある、今一番聞きたくない声がしたのですよー」

霞「やはり、こういうことだったのね」

初美「」

霞「詳しい話、聞かせてもらおうかしら?」ゴッ

初美「あばばばばばばば」


ふんふむタイム(説明中)


霞「なるほどね。小蒔ちゃんが乗り気で断れなかった、と」

初美「うう……どうしてバレたんでしょうかー」

霞「神様のローテーションが無茶苦茶になってたんだもの。それに……」

初美「それに?」

霞「……ただのお散歩で、返り血は浴びないわよ?」

初美「あは、あははは……」

霞「さて、それじゃ小蒔ちゃんを止めましょうか」

初美「ど、どうやるんですか?」

霞「私は荒事には向いてないのだけど……苦手分野、いかせてもらおうかしら」


初美(絶対嘘なのですよー)


霞「小蒔ちゃん、帰りますよ?」ゴゴゴゴゴ

小蒔「」ゴゴゴゴゴ

衣「ほう、奇幻な手合が増えたのか。衣はうれしいぞ」

初美「バカ言ってるんじゃないですよ。街角のスーパーで神魔大戦勃発とか、勘弁なのですよー」

ゆみ「もはや我々の手には負えないようだな……加勢するならどっちだ?」

初美「姫さまは弁当を与えればおとなしくなるのですが、霞ちゃんは辺り一面廃墟にしかねないのですよー」

霞「あらあら、初美ちゃんへのお仕置きが増えていくわね」

ゆみ「よしわかった。モモ、蒲原、私に続け!」

桃子「了解っす」

智美「ワハハ、全滅の未来しか見えんぞー」

霞「ふんふむ、初美ちゃんの味方ばかりなのね」


たゆん……たゆん……


初美「無駄にでかいおもちを揺らして……何のつもりですか?」

霞「ふふ、貴女たちの力、押さえさせてもらうわよ」


たゆーん、たゆーん


小蒔「???」

初美「耳栓をしてるはずの姫さまが…?」

衣「なんだこれは。脳内に直接響いてくるぞ!?」

桃子「し、集中できないっす。ステルスが解除されるっす」

智美「ワハハ、あの胸の動きが厄介だなー」

ゆみ「そうか、あれで不協和乳音を奏でているのか!」

霞「そろそろかしら?」

小蒔「ウ……う……」

煌「なんのこれしき。花田煌、参ります!」スバラッ

霞「あらあら」

煌「クワガタホールド!」ガシッ

華菜「やったし、動きを止めたし!」

煌「うぷっ、わ、私の髪では片乳を抑えるのが限界です!呼吸が続く間に、早く後詰を…!」

玄「おもちマイスター松実玄におまかせあれ!」ガシッ

霞「困ったわねぇ。いつの間にか敵役にされてるし」

初美「今のうちですよー、早くあのおっぱいオバケを倒すのですよー」

霞「……初美ちゃん?」ゴゴゴゴゴ

初美「ひいっ!こ、怖い顔しても平気ですよー?」

霞「そうね。そろそろ時間切れだから」

初美「えっ?」



巴「姫様に降りていた異形のモノ、祓い終わりました」

春「……少し手こずった。けど、時間稼いでくれた」

初美「巴ちゃんにはるる!?い、いつの間に?」

霞「こんな状態なのに、私一人で来るはずがないでしょう?」

近くの公園


霞「二人ともそこに正座。初美ちゃんにはいつものアレね」

小蒔「はい……」

初美「はいですー……」

霞「とりあえず、あまり大事にならなくて済みましたね」

初美「……」

霞「だけど、この力を麻雀ならともかく、乱闘に使うとは言語道断よ?」

小蒔「反省してます」

初美「ひ、姫さまは悪くないのですよー、悪いのは全部私と霞ちゃんで……」

巴「ハッちゃん。石、追加ね」ズシッ

霞「でも、小蒔ちゃんは初美ちゃんのために、頑張ったことなのよね?」

小蒔「……」

霞「そのあたりは情状酌量の余地があるから、小蒔ちゃんには一ヶ月のおやつ抜きを命じます」

小蒔「い、いっかげつ……」

巴「姫様、ファイトです!」

霞「そして初美ちゃんは、嘘ついたこと、勝手に小蒔ちゃんを連れ出したこと、乱闘に参加させたこと、首筋にチョップ入れたこと、他の人を煽って私に向けたこと、私をおっぱいオバケと呼んだこと……」

初美「途中から私怨なのですよー」

霞「春ちゃん、初美ちゃんに二枚追加ね」

春「ん、」ズシッズシッ

初美「あがががががが」

霞「全てを考慮した結果……」

後日


小蒔「あうう、糖分を補給したいです……」

春「……」ポリポリ

霞「春ちゃん、小蒔ちゃんの前で黒糖食べるのは拷問よ?」

巴「夕飯まで我慢して下さいね。霞さんがデザートにプリンをつけてもらえるよう、お願いしていましたから」

小蒔「プリン……プリン……」

霞「うーん、やっぱり小蒔ちゃんには甘くなるわねー」

春「……」ニコッ

初美「……何が甘いんですか、あのおっぱいオバケは。私にこんな重労働をさせるとか、鬼畜の所業以外の何者でもないのですよー」

胡桃「そこ、無駄口叩かない!」

初美「ご、ごめんなさいー」


私への罰は一年間、スーパーでのボランティア活動。


貴子「おい薄墨ァ!ハーフプライスラベリングタイムだァ!しっかり貼ってこい!」

初美「はいなのですー」


そして半額神としてのお仕事。もちろんバトル参加は不許可なのです。


みんなが楽しそうに弁当争奪戦するのを、横目で見てるしかできないのです。


初美「はぁ……もう半額弁当はこりごりなのですよー」


永水編、カン

お疲れ様です。

思いついたネタを使い切ったので、このシリーズは終了になります。

読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

乙!面白かった

乙乙

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