DQN1号「金髪のお嬢ちゃんも、俺とデートしてくれよぉ」

エミリー「きゃっ」

奈緒「あ！エミリー」

DQN2号「プルプル震えちゃって…可愛いぜぇ…俺達と遊びましょうねー」

のり子「エミリーを離せ！」

DQN3号「ならお前が俺達の相手してくれるのか？そのおっぱいで…ガハハハハハハハハ！」

このみ「サイテー…」

エミリー「……さま…」

DQN1号「ああん？何かな…エミリーちゅわん。ハッキリ言わないと聞こえないよぅ？」





エミリー「助けて！仕掛人様!!」

DQN2号「ハハハ！仕掛人ってなんだよ…」



パーパパーパーパパーパンパパパパパパン!!
パーパパーパーパパーパパパパパパパパパパパパパパパッパパパパパパン!!

DQN1号「な、なんだこの音は！」

？？？「貴様等！エミリーから手を離せ！」

DQN「な、なんだよ！やるってのか？お前何者だよ！」

仕「貴様等に名乗る名前は無い！」


のり子「わーかっこいい！」

このみ「アイドルのピンチに現れるプロデューサーマジ有能」

奈緒「な、なあ…でも、あれ…」




ドガドガバギ!!





エミリー「し、仕掛人さまぁ!!」

仕「てな事があったのでござる…」

小鳥「いい話じゃないですか。なんで最近休んでるんです？」

仕「いや、張り切り勇んで出て行った手前、負けたなんて恥ずかしくて…」

小鳥「手を出さなかったのは正解ですよ。週刊誌に何書かれるか分かりませんからね…ところで、エミリーちゃんが会いたがってましたよ。そろそろ会いに行ってもいいんじゃないですか？」

仕「いやいや、やっぱり合わせる顔がねーよ！」

小鳥(もう、助けにきてくれたことが嬉しいのに。乙女心がわからん奴め。)

エミリー「はぁ…」



春香「最近エミリーちゃん元気無いね」

琴葉「やっぱりプロデューサーさんの事かな…」

可憐「め、目の前で、あんな事があって…ショックですよね…」



エミリー「はぁ…仕掛人様…。早く会いたいです…」

数日後

仕「てなわけで、手っ取り早く強くなる方法をさがしてたら…」

小鳥「怪しい忍者集団に遭遇して、その忍者に弟子入りしたぁ？」

仕「どうです？この身のこなし！」ｼｭｯｼｭｯ！

小鳥「は、速い！」


　　　　　　　　　　　ﾀｽｹﾃｰｼｶｹﾆﾝｻﾏｰ!!>

仕「むむ、エミリーの呼ぶ声、待っていろすぐ行く！」

小鳥「いってらっしゃーい」

仕「貴様等！エミリーから手を離せ！」

DQN「な、なんだよ！なんだまたやるってのか？お前何者だよ！」

仕「貴様等に名乗る名前は無い！」


春香「わー本当にかっこいい！」

琴葉「アイドルのピンチに現れるプロデューサーマジ有能」

可憐「で、でも大丈夫でしょうか？」

仕「くらえ！必殺技『分身の術』！どうだ？どれが本物か分かるまい！」

DQN「別に分身してねーし」　　







仕「え？」









ドガバギドガドガバギ










エミリー「し、仕掛人さまぁ!!」

仕「くそう！あのエセ忍者野郎め！」

小鳥「分身の術しか教わらなかったんですか？」

仕「分身の術が一番良かったって…くそ！受講料50万円かえせよ！」

小鳥(アホなのかしら？)

エミリー「…ううん」ﾌﾗﾌﾗ




貴音「エミリー…」

可奈「なんだか顔色良くないね…」

莉緒「やっぱりプロデューサーくんの事で…」

貴音(可哀想なエミリー…プロデューサー、一体何をモタモタしているのです。)



エミリー「仕掛人さまぁ…私…」

また数日後

仕「見てください、音無さん」

小鳥「ぴ、こ、これは！」

仕「どうです、凄いでしょ！オリジナルのノーラン版バットスーツです！」

小鳥「ぴ、ぴえええ！こんなお宝どこで？」

仕「恐怖を克服するなら、己が恐怖のシンボルになればよい…ダークナイト三部作は傑作です！」


　　　　　　　　　ｼｶｹﾆﾝｻﾏｰ!!ﾍﾙﾌﾟﾐｰ!!>

仕「むう！エミリー！今行くでえ！」





小鳥「…あれ欲しいなぁ」

仕「貴様等！エミリーから手を離せ！」

DQN「またお前か…って何だよそのカッコ！やるってのか？」

仕「貴様等に名乗る名前は無い！」


可奈「わーかっこいい！」

貴音「プロデューサー、信じておりました…」

莉緒「…でも、なんでバットマン？」

仕「行くぜ！かかってこい！ヴィラン共！」





ドガドガバギ!!





エミリー「し、仕掛人さまぁ!!」

仕「いや、まぁ、スーツ着るだけで強くなれる訳もなし…」

小鳥「今回はカッコ悪いです」

仕「スーツもボロボロだよ…泣きそう」

小鳥「勝手に泣いてろ！」

仕「やっぱり泣かない」

小鳥(我慢してるプロデューサーさんはかわいい)

またまた数日後

仕「音無さん、おひさしぶりです…」

小鳥「あら、プロデューサーさん。今度はどうしたんですか？」

仕「見てください…コレを！」

小鳥「こ、コレは『風車型発電ダイナモ』またの名を、『ライダー変身ベルト』！プロデューサーさん、これは一体…」

仕「この間の帰り道、ショッカーに襲われたんです…脳を改造される前になんとか脱出したんですが…緑川博士が…くそ！ショッカーめ！」

　　　　　　　　ｼｶｹﾆﾝｻﾏｰ!!ｵﾀｽｹｰ!!

仕「エミリー！今行く！とぉ！」






小鳥「いきなり強くなったなぁ…」

仕「貴様等！エミリーから手を離せ！」

シオマネキング「な、なんだ貴様！やるってのか？お前何者だ！」

仕「変…身！とぉ！」

仕掛人様は、ベルトの風車に風を受けると、仮面ライダーに変身するのだ！


杏奈「わーかっこいい！」

茜「アイドルのピンチに現れるプロデューサーマジ有能」

風花「あ、でも怪人が、いっぱい出てきた…」




ドガドガバギ!!





エミリー「し、仕掛人さまぁ!!」