キャラ崩壊注意
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茶髪で見るからにビッチで、だけれどもクラスで五本の指に入るくらい可愛い女子が俺の前でなにか話してるのを俺は片肘をついてぼけーとしながら見る。
いや、俺の前と言っても5メートルくらい離れてるし、その女子と俺は話したことがないし、さらには名前すら知らない、つまり全くの他人である。
その女子のグループはクラスカーストトップらしくかなり目立つから見てしまうのもしょうがないといえ。
まあ、あれだ。俺が覚えてないだけで「おはよう」とか挨拶したことがあるかもしれないし、俺が覚えてないだけで俺はその女子を救ったヒーローだったりするかもしれない。……ありえないな、うんうん。
俺が、その女子を観察してるのはなにも犯罪的行為を行いたい訳ではない。もちろん仲間に入れて欲しいなあといった哀れみを期待してるわけでもなく彼女の特徴にある。
そう、彼女のある部分が女性として魅力的であり、なおかつその女子はシャツをあけっぴろげにしているため(ファッションなのだろうか?さすがビッチである)見えそうで見えない、男としては目を向けざるをえない状態であるのだ。もみたい
そんな風に煩悩を思い浮かべていると、放課が終わり次の授業担当の先生が入ってきていつもの日常が始まった。なお、俺の嫌いな数学だったので睡眠時間になった模様。あーよく寝た。
次の授業はあのアラサー教師だし起きなきゃな。まあ、国語は大好きだから寝るつもりはないけど。
「比企谷」
……ん? ? ? なぜか記憶が途切れてる……やば
「……おはようございます」
「ああ、おはよう。気持ちよく寝てたな」
何か笑い声がするんだが。恥ずかしい見ないで!
「放課後、職員室まで来るように」
話は変わるのだが、この総武高校は県下有数の進学校でありながら女子のレベルはかなり高い。俺の在籍する2年F組は特にそうだ。入学式の際など女子のレベルの高さから、総武高校ってそういう学校だったっけと思ったほどだ。前述したトップカーストに所属する3人の女子はいずれもアイドルと言われても違和感がないほどである。
彼女らがアイドルであれば目の前にいる平塚先生は中堅女優といったものであろうか。
「えっと、それで要件は」
作者はsageでなくsagaを打つべきでは?
そして期待
平塚先生は何かためになるお言葉を俺に講釈してくださっているが、聞き慣れた言葉であるため軽く受け流す。今日の晩飯の献立を考えつつ、平塚先生のこめかみあたりをじっと見て、ちゃんと聞いてますよとボーズするのも忘れない。……やっぱ、この先生って美人だよな。
「~~だから、君を部活に入れることにした」
え
「ちゃんと聞いてるのかね? 部室に案内するからついてきたまえ」
え
それから、俺は平塚先生に連行されある教室の前にきた。
特別棟の2階、ほとんどの生徒は用がないため廊下には俺と先生以外はいない。もしかして実は部活元々は?で先生に食べられちゃうの?禁断の関係を築いちゃうの?なにそれ怖い
「入るぞ」
「先生、ノックをしてください」
教室に佇む1輪の花。俺には絶対に手が届かないだろう一人の少女、雪ノ下雪乃。俺はこの女子がどんな人物なのか知っている。クラスの連中が話しているのを盗み聞きしただけだけど。たしか、才色兼備でお嬢様だっけ。俺はこの女子をじーっと見た。……ん?今、目があったような……もしかして俺のこと好きなの?
「……それでそこにいる変態は何者ですか?」
「比企谷のことかね?」
「……おそらく。私と先生が話している間、そこの変態は私に下劣な視線を浴びせてきました」
「比企谷……」
先生が呆れたかのような口調で言う。
「え、ちょ、違いますって。確かに見たのは事実ですけどそんな変態とかじゃなくって」
「はあ……、こういうことなんだ雪ノ下。最近、女子生徒から比企谷にじっと見られて気持ち悪いと苦情が入ってな?これをどうにかしようと」
え
え?
「……それで私に何をしろと?」
「比企谷がそんな風に女子を見てしまうのは思春期なのだから仕方がないのかもしれない、が、迷惑を被ってる生徒がいるのも事実なんだ。だから、雪ノ下。この腐ったれた性格をどうにかしてほしい」
「……それは生活指導である先生の仕事の範疇であり、生徒に押し付けることではないと思うのですが」
よく分からないけど俺のこと話してるのに俺が蚊帳の外にされてるよ?
「それもそうなんだが」
ガララ
教室のドアが突然開いた。お、やっと他の部員が来たのかと思いながらこの居心地の悪い雰囲気が途切れることに期待する。つか、ここ何部なんだよ。振り向くと、とてつもなく綺麗な女性がいた。
「雪乃ちゃん、元気にしてる?」
「姉さん……」
姉さん? よく見たら確かに雪ノ下と似ている気がする。
「陽乃か。部室には入ってくるなと」
「我慢出来なかったからしょうがないじゃない♪ 比企谷くん、だっけ?」
「は、はい。比企谷です」
「 雪乃ちゃんの姉の雪ノ下陽乃でーす。今日はお話があって君と雪乃ちゃんに会いに来たんだ」
え、俺に会いに来た?こんな美人が?もしかしてどこかで俺に一目惚れでもしたの?
「なんて顔してんだ比企谷」ゴツン
うぐ、痛え。
「陽乃、待て。私から話そう」
「いいよー」
あの平塚先生にしては少し緊張してる気がする。雪ノ下の姉はなんかニヤニヤしてるし楽しそうだ。
もうちょっと少ない文字数で改行入れるようにしてくれると読みやすくなると思う
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