津田「…どうしてこんなことに?」 十六夜「誰だお前?」 高坂「これも呪いなのかぁ!?」 (4)

津田「ど、どちら様でしょうか?」

十六夜「おいおい、人に名前を尋ねる時はまず自分からだろ?」

高坂「ここは!?俺は何を!?水野おぉぉぉ!?」

十六夜「うるせなぁ、男が騒ぐんじゃねぇよ」

津田「(あはは、何これ…てか皆…声が似てる気が…)」

津田「あ、あの…俺は津田タカトシと言います、桜祭学園の生徒会副会長です、貴方たちは?」

十六夜「なんだ、できるじゃねぇか…俺は逆廻十六夜だお前は?」

高坂「こ、高坂潤平…高校生だけど?」

十六夜「おいおいマジかよ…お前ら一般人かよ…これじゃ楽しめそうにないな」

津田「そういう逆廻さんは一般人じゃないんですか?」

十六夜「逆廻さん…だぁ?やめろその呼び方せめて呼び捨てか様をつけろ…つか敬語じゃなくてもいいぜ?」

津田「様って…じゃあ逆廻は一般人じゃない?」

十六夜「さぁな?」

高坂「さぁな…って」
津田「さぁな…って」



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十六夜「此処はあれか?何時の時間軸だ?」

津田「時間軸?(コトミと同じで廚二病なのか?)えっと…今は20××年×月×日だよ?」

高坂「え?今って20??年?月?日じゃないのか?」

津田「へ?」

十六夜「なるほどな…そういうことか」

高坂「な、何かわかったんすか?」

十六夜「ん?まぁ、まだ確信までには至らないけどな」

津田「とりあえず外で立ち話もなんですし…よかったら上がって行きます?」

十六夜「そうだな…そうするか。わりぃな」

高坂「お、お邪魔します」

コトミ「タカ兄ー…お客さん?」

十六夜「邪魔するぜ?」

高坂「お邪魔します」

津田「とりあえずリビングにどうぞ、コトミお茶出してくれないか?」

コトミ「OKタカ兄!任せて♪タカ兄が男の友達連れてくるなんて珍しいね?」

津田「友達というか、なんというか…まぁ詳しい事は後で言うよ」

コトミ「はーい。じゃあお茶入れてくるね」

津田「頼んだ」

十六夜「妹か?へぇ、中々可愛いじゃねぇか」

高坂「…猫は居ない…みたいだな……ホッ」

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