ユリアン「どうしたんだエレン?急に大声だして」
エレン「何でも無いわユリアン。ところで、サラを知らないかしら」
ユリアン「サラ?サラならトムと一緒に料理を作ってると思うぜ」
エレン「そう…ちょっと行ってくるわ」
ユリアン「ああ」
エレン「(……この世界は、私にとってあまりにも残酷だ。妹のサラは生まれながらにして運命が決められている………こんな世界じゃなかったら)」
…グラッ
エレン「っ!?」ビクッ
…………ぐにゃあ
エレン「……あれ?」
ミカサ「どうかしたのエレン」
エレン「(誰だろうこの娘?……それに、ここは…どこ?)」
ミカサ「エレン?」
エレン「ごめんなさい…あなたは誰?ここはどこ?」
ミカサ「……ッ!?」
エレン「あなたは私のことを知ってるみたいだけど……私、あなたに対する記憶が無いの」
ミカサ「…そう」
エレン「(ああ…落ち込んじゃってる)」
ミカサ「それじゃあ……はじめまして…ミカサ・アッカーマンです…」グスッ
エレン「(泣いちゃってる……そうよね。友達が自分のことを忘れたなんて言ったら泣きたくもなるわよね)」
ミカサ「私は……エレンの恋人」
エレン「(…は?)」
ミカサ「エレンは以前に私を助けてくれた。それから私とエレンは恋人」
エレン「ちょっと待って!恋人って…本当なの?」
ミカサ「ごめんなさい間違えた」
エレン「そ、そうよね」
ミカサ「私達は家族だから…夫婦」ポッ
エレン「」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません