安価で短編(23)
お手柔らかに
↓1
河童「夏だぜぇ!」
男「そうか」
河童「暑いぜぇ!」
男「そうか」
河童「レッツ!スイム!」
男「嫌だ」
河童「なぜなんだ!?目の前に広くて冷たいプールがあると言うのに!?」
男「俺泳げないんだよ」
河童「なにっ!?それはゆゆしき事態だな!」
男「別に泳げなくって私生活に問題はないからいいんだよ」
河童「泳げない奴はモテないぞ!」
男「河童基準の話はするな」
河童「というか泳げない奴がプールの監視員でいいのか?」
男「こんな過疎化したド田舎のプールに来るのなんてお前くらいだからな」
河童「そうか!」
男「そうだ」
河童「しかし監視員としてやはり泳げた方がいいと思うぞ!」
男「そうか?」
河童「そうだ!だから練習しよう!」
男「えぇー…疲れるしダルいから遠慮します」
河童「そう言うなよ!ほらこんなこともあろうかと持ってきていたビート板貸してやるから」
男「どんな想定だ」
河童「ほらさっさと着替える!」
男「水着持ってきてないし…」
河童「働く気はあるの?」
男「しかし今日も暑いなぁ……」
河童「頭の皿も刻一刻と乾いていってるな」
男「それってヤバいんじゃねぇの?」
河童「少し危ない」
男「こまめに給水しろよ?……しかしプールかぁ、楽しめたのは小学生の時くらいかな」
河童「何で?」
男「小学校のプールの授業なんてほぼ遊びだからな、泳げなくても大丈夫だったんだよ」
河童「なるほど」
男「俺はビート板の上に寝て漂ってるのが好きだったな」
河童「変人だな」
男「妖怪に言われたくない」
男「なんやかんやでもう閉める時間になってきたな」
河童「結局泳いでないんですけど」
男「一人で泳いでればよかったじゃないか」
河童「一人で入る市民プールが楽しいと思う?」
男「お前なら楽しんでそうだけどな」
河童「誉め言葉として受け取っとくよ、じゃあな」
男「おう」
end
自分でも何を書いているのかわからなくなってきた、済まぬ
懲りずに再開する
↓1
>>1の書きやすいジャンルがわかればイメージもしやすいんだけどな
支援
>>13
色々書くけどギャグかほのぼの系が書きやすいかな
なお、いずれも長続きはしない模様
少女「ねぇコレって……」
友人「銃だね」
少女「何で通学路にこんな物が…」
友人「モデルガンじゃないの?」
少女「とりあえず交番に持ってってみる?」
友人「まあ無難な解決策だね」
少女「よいしょっ!…重っ、そっち側持ってもらっていい?」
友人「この重さまさか実銃なんじゃ…」
少女「ええっ!?ちょ、ちょっと待って私銃口の方持ってるんだけど!?」
友人「ご愁傷様です」
少女「こんなうら若き乙女が通学中に死ぬなんてあってはならないことだよ!場所代わってよ!」
友人「いや、横に持てばいいでしょ」
・
・
・
友人「あっ、ちょっと待って」
少女「なに?」
友人「ほら、今日マラソン大会でしょ?」
少女「憂鬱ですな」
友人「そこで問題です、もし校庭に機関銃が発見された場合マラソン大会は開催されるでしょうか?」
少女「さすが私の友人、天才だな」
友人「そうと決まれば善は急げだ」
教室
教師「えっー、今朝校庭で機関銃が発見されたそうだ」
「どういうことだよ」「でもこれでマラソン中止じゃない?」「マジか!?ヨッシャッ!」
少女(いいことしたなぁ…)
教師「……が校長の私物だということが判明したのでマラソン大会は予定通りやるからな」
少女「」
end
どうにもこうにもオチが弱い
複数もまた味わい深い
↓1と↓2
向日葵畑
男「出口が見つからない…」
猫「おやおや、どうかしたんですか?」
男「猫が喋った」
猫「長生きすれば大抵の生き物は喋れるものなのです」
男「そうなんですか、私は今道に迷っているんです」
猫「まあ、それは大変」
男「綺麗な向日葵ばかりだからフラッと入ってみたら出られなくなってしまったのです」
猫「向日葵を折らないように帰ろうとしているところをみんと良い人のようですね」
男「まあ人並みには」
猫「でしたら私が出口まで案内しましょう、さあこちらです」
出口
男「ありがとうございました」
猫「いえいえ、猫として当然のことをしたまでです」
男「お礼をしたいのですが何がいいですか?」
猫「でしたら贅沢を言うようですが魚を少しくれませんか?今日は息子の誕生日なんです」
男「ならば私のお弁当のしめ鯖をどうぞ」
猫「どうもありがとう」
教訓 情けは人の為ならず
複数は難しい
そろそろ終わりたいと思います、お目汚しすみません
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