モバP「もう一人のプロデューサー」 (24)
・モバマスのみ
・更に基本キュート属性のアイドルしか出ない
・書き溜め無しでゆっくりまったり。最長の目安は1週間
・アイドルに関して独自設定や独自交友がある場合があります
・乙倉ちゃんはどのタイミングで再登場するんだろうか
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402855688
・いちおう関係のあるこれまでのお話
モバP「これは事務所の軌跡…みたいなもの。」乙倉「なるほどっ…」
モバP「これは事務所の軌跡…みたいなもの。」乙倉「なるほどっ…」 - SSまとめ速報
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モバP「とあるキュートなアイドル事務所」(安価もある…かも) - SSまとめ速報
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モバP「プロダクションマッチH&Sフェスティバル?」(最初だけ安価)
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・事務所の人たち(前作出演者)
プロデューサー(大人)
関裕美(14)
佐久間まゆ(16)
クラリス(20)
乙倉悠貴(13)
大原みちる(15)
早坂美玲(14)※引退済み
and more…(今作で追加参戦あり)
会議室
P「…さて、幹部会議を始めるわけですけども。」
クラリス「…プロデューサー様?」
P「いや、前にまゆちゃんとクラリスさんが面接をやってくれましたよね?」
※「とあるキュートなアイドル事務所」5本目
佐久間「はい…なんだか不思議な体験でした♪」
P「不思議、か…確かに人を調べるのはちょっと不思議かもしれませんね。」
関「私もまた面接を担当する事になるのかな…?」
P「次にやらせる場合はまゆちゃんかクラリスさんとやってもらう予定です…
と言いたかったのですが、多分アイドルだけの面接はもうないかもしれません。」
クラリス「では…!」
P「ええ、原田さんは即時採用です。他二名に関しては…今回はご縁がなかったという事で。」
佐久間「あぅ…」
P「弾いた理由と言っては何なのですが…
一ノ瀬さんは僕でも御しきれるかわからないため、
五十嵐さんは意見書にまゆちゃんの主観が多くてちょっと判断に困る感じです。」
佐久間「でも、響子ちゃんは良い子ですよ…?」
P「…五十嵐さんは再面接にしましょう。今度は僕と関ちゃんで面接します。」
関「もう出番!?」
クラリス「公平な判断ができるのは、まだ直接あったことのないお二人だけですね…」
P「新人さんの話はこれで。
ただ、別口で悪いのですが僕が直接スカウトしてきた子もいますので、この二人でペアを組ませるつもりです。」
佐久間「分かりました…」
P「幹部会議は以上です。お疲れさ」
ミミミン!ミミミン!ウーサミン!
P「…っと、電話ですか…三人とも、ちょっと席を外してもらえますか?」
関「分かりました!」
クラリス「あのメロディは、もしかして…」
佐久間「あの人ですね…」
P「はいもしもし…ええ、お久しぶりですね。
そちらは落ち着きましたか?…ええ、落ち着いたのならいいんですけども…
それで、今回はどういった用件で…ええ、たしかに僕一人ではキツくなってきましたが。」
佐久間(…そういえば、原田さんが加わると六人になるんですよねぇ…)
P「…ええ!?大丈夫なんですかそれ!?
いや、僕は止めませんけど…予想より手がかかるものですよ!?」
関(手がかかる…プロデューサーが驚くほどの事ってなんだろう?)
P「…当事務所で培った経験もあるでしょうし、幹部には先にお伝えしときます。
新人さんを任せる形に…ええ、分かりました。では、また明後日。」
ピッ
P「…うーん、大丈夫かな、あの人…」
事務所・Pのデスク
P「さて、一旦プランの改定を行わないと…原田さんは明日来れるって話だから…」
佐久間「プロデューサー?」
P「ん?どうしましたか?」
佐久間「さっきの電話、どんな話だったんですか?」
P「幹部には伝えるって話だから言っちゃうか…
安部菜々さん、覚えてます?」
佐久間「はい…まゆも菜々さんから色々学びました♪」
P「その菜々さんが、今度はプロデューサーとして事務所に戻ってくる予定です。」
佐久間「えっ!?」
P「アイドルとして引退した後、プロデューサーとなった例は無いわけではないのですが…ちょっと不安です。」
佐久間「プロデューサーさん…プロデューサーって、結構忙しいですよね?」
P「菜々さんが来てくれるならいくらか和らぐとはいえ、むしろ菜々さんが心配ですよ、僕は…」
佐久間「…プロデューサーさんは、まゆのことをずっと見てくれますよね?」
P「そこは大丈夫、今回任せるのは原田さん達と乙倉さんの3人です。
幹部と大原さんは引き続き僕が担当しますよ。」
佐久間「…良かった…♪」
P「ちょうどいいので、この件を関ちゃんとクラリスさんに伝えてもらえますか?」
佐久間「はぁい♪」
P「…一時間だけじゃ、仕事はできませんよ…菜々さん。」
一旦寝ます。
本作における菜々さんは
「元事務所のアイドルで、関ちゃん・まゆちゃん・クラリスさんの先輩」
ということで大丈夫です。
翌日/事務所・応接間
P「…はい、書いてもらう書類は以上です。ようこそ、僕達のプロダクションへ。」
原田「へー、あなたがプロデューサーさんなんだね」
P「そうなんですけども、あなた方の担当プロデューサーは僕ではないのです。」
「プロデューサー様はお忙しいのですか?」
P「ええ…なので、新しく入るプロデューサーと頑張っていただきます。
それと、こちらがお二人と組んでいただく先輩アイドルの乙倉悠貴さん。」
乙倉「はいっ、乙倉悠貴ですっ!」
原田「原田美世だよ、よろしくね」
「涼宮星花と申しますわ♪」
P「それと、現在選考中の候補生一人が加わるかもしれません。先ほど言った新しいプロデューサーも加わって4人か5人体制で頑張っていただきます。」
乙倉「プロデューサーさん、香草パン(※)は…?」
P「活動休止です。と言っても、解散ではありませんので原田さん達が十分成長したら復活しますよ。」
乙倉「…はいっ!」
原田「プロデューサーさん、早速駐車場を見てもいいかな?」
P「分かりました、ただ僕はこれから選考に入るので…乙倉さん、案内をお願いします。」
乙倉「はいっ!じゃあ原田さんっ、案内します!」
原田「よろしくね!」
P「涼宮さんは一度女子寮を確認してもらいます。クラリスさーん?」
クラリス「はい…どうされましたか?」
P「こちらは新しく入る涼宮さんなんですが、彼女に女子寮を案内してもらえますか?」
クラリス「分かりました…はじめまして、私はクラリスと申します」
涼宮「わたくしは涼宮星花と申します…これからお世話になりますわ♪」
クラリス「それでは、ご案内いたします」
P「…さて、面接の準備をしないと。」
補足忘れ
(※)香草パン
大原・早坂・乙倉で結成していたユニット。ざっくりとした活動の記録は「これは事務所の軌跡…みたいなもの。」を参照。
早坂の引退により、大原・乙倉のデュオユニットで活動してた。
・・・・
P「さて、そろそろかな」
関「うぅ…面接する側なのに緊張する…」
コンコンコン
P「はい、どうぞ。」
ガチャ
五十嵐「失礼します!」
P「今回ですが、前回面接してもらった二人の判断だけでは僕の判断が出来なかったため、僕も交えての再面接となります。
申し遅れましたが、僕が当事務所の本来の面接担当、プロデューサーです。前回は急用で直接お相手できず、申し訳ありませんでした。」
五十嵐「いえ、先輩と会えたのでちょっと舞い上がっちゃって…改めて、よろしくお願いします!」
関「よろしくお願いします、まずはお名前と年齢を改めて教えて下さい」
五十嵐「はい!五十嵐響子、15歳です!」
関「えっと…趣味の家事全般はどれくらいまで出来ますか?」
五十嵐「家の事はほとんど出来ます!
お母さんがお仕事でなかなか戻ってこれないので、私がやることが多いんです」
P「ふむ…確かに母親がいないと、娘さんに集中することがありますよね。
次がえーっと、男の人の上半身裸は大丈夫と。」
関「お家の家事を頑張るとなると、やっぱり見ることが多いのかな…?」
五十嵐「ですね!」
P「…しかし、なんでまゆちゃ、佐久間さんはこんな質問したんだろうか…
次、当事務所に洗濯機があれば洗濯もやる…この事務所ベランダが無いから洗濯機は保留で良いですか?」
五十嵐「うーん…分かりました!」
P「流石に女子寮のを使わせてもらうのは気が引けるしね…」
関「最後の質問は「採用後、給湯室は自由に使っていいか」…プロデューサー?」
P「クラリスさんも言ったと思いますが、無駄遣いは控えめにお願いします。それが条件です。」
五十嵐「大丈夫ですよ!たまには料理の差し入れもします♪」
P「それは僕じゃなくて他の娘にやってあげてください。僕自身は大して食べれないので…
さて、このまま結果をお伝えしましょう。」
五十嵐「はいっ…!」
P「…問題ありません、採用です。ただし、佐久間さん一緒のアイドル活動はしばらくありませんが大丈夫ですか?」
五十嵐「大丈夫ですよ!まゆちゃんとはオフで付き合いたいので♪」
P「オフなら良いかな。では早速書類を書いていただきます。」
・・・・・
事務所・Pのデスク
P「さて、今後の活動計画を考えるか…」
P「…………ユニット名は決めたほうがいいか。
乙倉さんと原田さん、五十嵐さん、涼宮さん。」
「…フゴフゴ」
P「…キーワードとしては…原田さんが車、五十嵐さんが…母、涼宮さんは…なんだろうか、嬢?」
「フゴ…ロッゲンブロート?」
P「…うん?大原さん?」
大原「あははー!すいません、ちょっと気になっちゃって!」
P「…とりあえず、ロッゲンブロートとは?」
大原「ドイツ語で「ライ麦パン」の事です!結構ずっしりしてて酸っぱめなんですよー!」
P「そういえば前のドイツ遠征でいただいたけど、たしかにパンとしては酸っぱかったなぁ…」
大原「ライ麦だから黒いんですよね!」
P「…ところで、この4人とライ麦パンの関係とは?」
大原「…なんとなくですけど、ダークな方向で売り出したら行けそうだなーって!」
P「ダーク…か…それはちょっと厳しい。保留で。」
大原「大丈夫です!ついでだからライ麦パンとまゆさんから預かったジャムを置いときますね!」
P「ありがとう…モグモグ…やっぱりパンとしては酸っぱい。」
ミミミン!ミミミン!ピッ
P「はい、プロデューサーです。」
(こんばんは、ナナです!)
P「あれ…どうされました?夜分遅くに…」
(あのですね、ナナが担当することになるアイドルについてなんですけど…)
P「ええ…」
(ナナの方でも二人ほど見つけました!連れて行っても大丈夫ですか?)
P「えぇ!?…とりあえず、まずは名前を聞いていいでしょうか?」
(えっと、一人は「一ノ瀬志希」ちゃんで、もう一人が「池袋晶葉」ちゃんです!)
P「……一ノ瀬さんは一度こちらに面接に来ていただいたのですが、落としてしまったんですよ。
昨日の今日でそれはちょっときついかなーって…」
(ナナが担当します!二人にもそう説明しました!)
P「…分かりました、明日来る際に連れてきていただけますか?」
(はーい♪ではプロデューサーさん、おやすみなさい!)
P「はい、おやすみなさい。」
ピッ
P「…編成組み直しだなこれ…」
翌日/事務所
P「朝礼を始めます。おはようございます!」
「「「「「「「「おはようございます!」」」」」」」」
P「最初に新人さんのご案内です。原田さんからどうぞ。」
原田「今日からこの事務所のアイドル候補生になる原田美世です!」
涼宮「同じくアイドル候補生になります、涼宮星花と申しますわ」
五十嵐「同じくアイドル候補生になります、五十嵐響子です!」
P「3人は乙倉さんと組んで4人ユニットでデビュー、それに伴い香草パンは活動休止になる…はずだったのですが」
乙倉「あれっ?何かありましたかっ?」
P「この3人を担当する新任のプロデューサーが、独力で候補生を2人見つけてきたみたいです。
それに伴い、乙倉さんの担当プロデューサー変更と香草パンの活動休止は取り消しになります。」
大原「それは良かったー!悠貴さん、これからもよろしく!」
乙倉「はいっ!」
P「新任のプロデューサーは明日か明後日、こちらに合流します。
今日は5人とも仕事の予定はありませんので、新人さんには彼女たちがレッスンする様子を見てもらいます。よろしいでしょうか?」
原田・涼宮・五十嵐「「「はいっ!」」」
P「それでは朝礼を終わります。各自、ボードの予定を確認して行動してください。」
P「えっと…予定ではそろそろ来るはず…
…あ、全員レッスンルームに行ってるのを忘れてた…」
トントントン
P「あ、来たかな?」
ガチャ
「お久しぶりです、プロデューサーさん♪」
P「久しぶりです、菜々さん。後ろのお二人が話に出てた?」
安部「ええ、ナナが見つけてきた候補生ですよ!」
「あれ、ここは前に断られちゃったところだ!」
「ふむ…となると、この事務所の意志が変わったということか?」
P「そうなります。申し訳ありませんがお名前を伺ってよろしいでしょうか?」
「私か?私は池袋晶葉だ。」
「あたしは一ノ瀬志希!」
P「ありがとうございます。菜々さん、契約書の形式は覚えてますか?」
安部「あー…ちょっとあやふやかも…」
P「分かりました、では3人ともこちらへ。書類を書いていただきます。」
P「…はい、これで書いてもらう書類は以上です。」
安部「ようこそ、ナナたちの事務所へ!」
P「そして、おかえりなさい、菜々さん。」
池袋「書類の写しはもらえるのか?」
P「ええ。渡す際に原本と比較チェックもできますよ。」
一ノ瀬「でも事務所の気が変わるってどうしたんだろうね?」
P「身も蓋もない言い方をしますが…
僕だとダメかな…と思ったのですが、菜々さんが担当するという話になったので事情が変わりました。」
一ノ瀬「菜々ちゃんなら大丈夫そうかな♪」
池袋「確かに菜々は信頼が置けるな」
安部「あう…褒められてます?」
P「この先ユニットを組んでもらう人たちは、今レッスンルームにいます。
まずはそこまでご案内します。」
一ノ瀬「りょーかーい!」
安部「レッスンルーム…懐かしいな…」
事務所ビル内・レッスンルーム
ベテラントレーナー「…大原!リズムが遅れてるぞ!佐久間は速すぎる!」
大原「はいっ!」
佐久間「はいっ…!」
ベテトレ「クラリスは体力配分に気をつけろ!関はもっと動きを大きく!」
原田「結構スパルタだね…」
涼宮「今回は強めのメニューとクラリスさんがおっしゃってましたが…」
五十嵐「気合を入れて頑張らないと、すぐ倒れちゃうかな…」
P「原田さんたち、ちょっと良いでしょうか?」
原田「はい?」
P「先ほど契約が済んだので、新しい仲間と担当プロデューサーを紹介します。
まずは三人の仲間となる、池袋さんと一ノ瀬さんです。」
池袋「よろしく頼む。」
一ノ瀬「よろしく!」
涼宮「あら…研究者を二人も雇われたのですか?」
安部「そうなんです!二人の技術力はすごいんですよ!」
一ノ瀬「まあまあ、ちょっと香水をおすそわけ♪」
池袋「待て!大丈夫なのか!?」
一ノ瀬「大丈夫大丈夫!あたしで実験したけど問題なかったし♪」
安部「ナナも貰いましたけど、問題はありませんでしたよ?」
池袋「それなら良いんだが…」
P「…とりあえず、紹介を再開していいですかね?」
一ノ瀬「ごめんねー♪」
P「では…こちらが、皆さんの担当プロデューサーとなる安部菜々さんです。」
安部「初めまして!ナナです!」
原田「あれ、あの安部菜々さん?」
P「その安部菜々さんです、多分。
アイドルとしては引退しましたが、今回はプロデューサーとして皆さんのサポートに回ります。」
原田「へー…身近で見ると、結構大人っぽさもあるんだね…」
安部「あ…ナナは…!」
P「菜々さん、引退した際にそれは封印としましたよね。」
安部「う…うぅ…」
涼宮「年齢を重ねることは、悪いことばかりではありませんわ…」
五十嵐「メイドさんという事は、家事もお手の物ですか!?」
P「…そろそろ僕はお邪魔みたいですし、5人を休憩させてから事務所に戻りますか…」
事務所・Pのデスク
P「…昔の名残でデスクがあるから、別に特別な作業はいらないけど。」
P「来週は…
クラリスさんとまゆちゃんはイベント参加
関ちゃんは一人でオーディション挑戦
大原さんと乙倉さんはCMの撮影、と…」
P「新人5人は…今週はレッスン漬けかな。流石に軽めでルーキートレーナーさんにお願いすることになるけど。」
ガチャ
安部「お疲れ様です、プロデューサーさん♪」
P「お疲れ様です、早速ですけどアイドルに対する予定の組み方を簡単に説明します」
安部「はい!」
・・・・・
P「…と言う訳で、基礎レッスンはきっちり終わらせてください。本格的な仕事はそれからです。」
安部「分かりました!」
安部「それにしても…」
P「どうしました?」
安部「ナナがアイドルをやってた頃とは、いろいろ変わってるんですね」
P「ですね。アイドル業界はあれから更に戦国乱世です。」
安部「アイドルの活動期限の制限もいつの間にか撤廃されてますし…」
P「それでも、この事務所はアイドルのやる気を確認する意味合いで、最初は一年契約ですけどね。」
安部「クラリスちゃんやまゆちゃんが大ベテランにまでなったんですね!」
P「そうだ、その件。
菜々さんが引退された後に、この事務所で「幹部会議」を設立したんですよ。」
安部「幹部会議ですか?参加者は?」
P「僕、クラリスさん、まゆちゃん、関ちゃん。
要するに、古参アイドルに事務所の方針を相談する機会があるんです。」
安部「なるほど…」
P「…そこに、菜々さんも参加してもらいます。
プロデューサーですし、一度離れたとはいえ事務所の古参ですしね。」
安部「分かりました…でも、「古参」という言い方はちょっと…」
P「「ベテラン」にしますか?」
安部「そっちならまだ大丈夫です♪」
ガチャ
乙倉「今日も良い汗かけましたっ!」
大原「フゴフゴフゴ!」
関「プロデューサー、お疲れ様で…あれ?」
安部「裕美ちゃん、お久しぶりです!」
関「あ…お久しぶりです!」
佐久間「お久しぶりです、菜々さん♪」
クラリス「お元気でしたでしょうか…?」
安部「ナナは今でも元気ですよ!」
P「菜々さんへの挨拶はちょっと後にして、来週の予定を通達します。
佐久間さん・クラリスさんはフェスに向かってもらいます。相手は765プロの秋月さんと星井さんになる可能性が高いので、相手の戦略に飲まれないようにしてください。」
佐久間「はい!」
P「関ちゃんはオーディションです。参戦ユニット150の大きな舞台ですが、ここの審査員は歌を強く見てくれます。」
関「分かったよ!」
P「乙倉さん・大原さんはCM撮影が入ってます。今回は原田さんに送ってもらいますので、原田さんとは仲良くお願いします。」
乙倉「はいっ!」
P「以上です。乙倉さんと大原さんはお疲れ様でした。
幹部の3人には追加の伝達があります。」
乙倉「それでは、お先に失礼しますっ!」
大原「お疲れ様でしたー!」
クラリス「追加の用件とは…」
P「次回の幹部会議より、菜々さんも参加します。」
佐久間「まゆは賛成ですよぉ♪」
関「私も賛成だよ!」
クラリス「菜々さんに入っていただけると、会議がより深くなりそうです」
安部「三人とも、よろしくお願いします♪」
P「追加伝達は以上です。お疲れ様でした。」
クラリス「それでは、失礼します…」
関「お疲れ様っ!」
佐久間「また明日…♪」
安部「…貫禄が付きましたね♪」
P「貫禄か…結構長くなりましたしね。
そうだ、今の連絡を安部さんにもやってもらいます。」
安部「分かりました…ちょっと緊張します!」
P「今回だけ、こちらで予定を組ませて頂きました。今週来週ともに、5人にはレッスンをひたすらやってもらいます。」
安部「ですね…基本はしっかり、です!」
P「ただし、原田さんはさっき乙倉さん達に行ったとおり、来週の一部は送迎をやってもらいます。
これも伝えてください。」
安部「分かりました!」
ガチャ
原田「ただいま!」
五十嵐「明日から本番なんですよね…!」
涼宮「あまり焦らず、ゆっくり頑張りますわ♪」
安部「えーっと、皆さん!」
池袋「どうした、菜々?」
安部「今日までは先輩でしたけど、明日からはナナがプロデューサーとして皆をサポートします。
今後、公の場はもちろん、事務所内であっても仕事中はナナのことを「プロデューサー」と呼んでください!」
P「ちょっと待った、事務所内だと僕と被る。
事務所内、あるいは僕がいる所では「菜々プロデューサー」、あるいは「ウサミンプロデューサー」で呼んでもらえると助かります。」
原田「分かった、菜々プロデューサー!」
安部「そんな感じでお願いします!
早速明日からの予定ですけど、みんなアイドルの基本を積むためにレッスンです!」
池袋「アイドルは1日にしてならず、か?」
涼宮「頑張りますわ!」
一ノ瀬「りょーかい!」
安部「あ、美世ちゃんは来週、送迎をやってもらいますよ。
悠貴ちゃんとみちるちゃんの二人を撮影スタジオまで送り迎えして下さい。」
原田「撮影スタジオってどこにあるのかな?」
P「あとでプリントしてお渡しします。原田さんには今後、菜々さん担当の5人を仕事場に送り届ける仕事もやってもらいます。」
原田「分かった、地図があれば大丈夫だよ!」
安部「じゃあ、今日はおしまいです!明日から頑張りましょう!オー!」
原田・涼宮・五十嵐・池袋・一ノ瀬「「「「「オー!」」」」」
安部「ところでプロデューサーさん」
P「はい?」
安部「さっき「安部さん」って呼びませんでした?」
P「…今後は再び職務上の関係になりますから、形式的に名字呼びも増やします。慣れてください。」
安部「分かりました♪」
P「ところで…パソコン、ちゃんと使えますか?」
安部「ナナはちゃんと特訓しましたから!」
P「大丈夫ならいいのですが…」
安部「これから始まる、ナナのもう一つの伝説…プロデューサーさんにも負けないぐらい、頑張ります!」
終
菜々さん(に限らず一部の大人アイドル)はプロデューサーに転身してもやってけそうな気がします。
この作品自体は「安部菜々P」のイメージを形にしたくてやりました。なんとなく出来た感じです。
そろそろこの系譜とは関係ない話も考えたほうが良いでしょうか?
短いですがHTML依頼を出してきます。
このSSまとめへのコメント
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