・モバマスのみ
・更に基本キュート属性しか出ない…けど今回はちょっと事情が違う
・書き溜め無しだけど短いと思う、更にギャグ風味
・かなりゆっくりまったり。書ききりに3日かかるかも
・最初だけ安価しますが、指定を外れるものは再安価になります
・今のフェスの熱にはうかされたけど、フェス自体は関係ない
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402739237
一応関係があるこれまでのお話
モバP「これは事務所の軌跡…みたいなもの。」乙倉「なるほどっ…」
モバP「これは事務所の軌跡…みたいなもの。」乙倉「なるほどっ…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401893889/)
モバP「とあるキュートなアイドル事務所」(安価もある…かも)
モバP「とあるキュートなアイドル事務所」(安価もある…かも) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402130164/)
・事務所の人たち(前作出演者)
プロデューサー(大人)
関裕美(14)
佐久間まゆ(16)
クラリス(20)
乙倉悠貴(13)
大原みちる(15)
早坂美玲(14)※引退済み
※「とあるキュートなアイドル事務所」5本目に出てきた新人さんは出てきません
時系列としてはそれより前の話です
P「なんですかそれは…」
「プロダクションマッチフェスティバルの余興みたいなものです。
アイドル5人があるエリアに隠れて、それを相手プロデューサーが見つけるんですよ」
P「まあ、面白そうですし、アイドルに参加意志があれば参加しますけど…
千川さん、プロデューサーって、本来裏方の人間じゃないのですかね?」
千川「アイドルのプロデューサー愛は、ファンの人の周知になってることが多いんですよ?」
P「それが何でゴシップ雑誌にすっぱ抜かれないのか、僕は不思議に思いますよ…
一応、この件は参加意志ありの保留ということでお願いします」
千川「了解です♪ついでにプロデューサーさん、エナジードリンクはいかがですか?今回は7本で500コインにしますよ!」
P「7本500ならとりあえず5セット発注でお願いします。」
千川「ありがとうございます♪」
・・・・・
P「そういう話があって、かくれんぼ大会の誘いが届いてます。」
佐久間「かくれんぼ…見つかったら負けですか?」
P「先に全員見つかったら負けですね。今回はアイドル五人+プロデューサー1人一組の戦いなので、皆が参加するとならなければ見送りです。」
関「ちょっと…興味があるな」
クラリス「たまには童心に戻り、遊んでみるのも面白そうです…」
大原「フゴ!フゴゴ!」(やる!やります!)
乙倉「やってみたいですっ!」
P「4人が乗ったと…佐久間さんは?」
佐久間「この戦いに勝ったら、プロデューサーさんは喜びますか…?」
P「祝勝会はする予定。僕も男だから、やってみたい気持ちはあるよ」
佐久間「…じゃあ、参加します♪」
P「分かりました、では参加の意志を伝えてきます」
・・・・・
P「あっという間に当日になってしまった…対策それほど建てられてないんだけど…」
佐久間「プロデューサーさん、一緒に頑張りましょうね♪」
P「頑張るけど…急に自信がなくなるなぁ…」
クラリス「まずは、楽しむことを考えましょう…」
乙倉「頑張ってみますっ!」
大原「パンも取り寄せました!終わったら食べましょう!」
P「わかりました…おっと、組み合わせが決まったみたいですね」
(安価)関「対戦相手の事務所の傾向は…」
1・乙倉「冷静な方が多そうですねっ!」
2・クラリス「元気な方が多そうです…」
3・P「嘘…765プロダクション!?」
↓1
乙倉「冷静な方が多そうですねっ!」
P「となると見つけるのもちょっと難しくなりそう…」
「もしもし、そこの6名様」
P「あ、僕達のことでしょうか?」
「はい、私、対戦相手のプロデューサーを努めますCoPと申します」
P「これはご丁寧にどうも…とりあえず、お互いに参加者名だけ交換しますか?」
CoP「そうですね、それでは当事務所から出るアイドルを紹介します。」
(安価)CoP「まずはざっとご紹介しましょう」
↓直近5つ
※制限事項
・モバマスのクール属性アイドルであること
・ただし765プロ所属の人は不可
・加えて神崎蘭子・渋谷凛も不可
・一人につき一人まで(一人が二人以上指定した場合は再安価)
CoP「まずは多田李衣菜、当事務所筆頭アイドルです。
ロックを追い求めてるのですが、どうやら迷走してるように見えて…」
P「止めないんですか?」
CoP「それが何故か大きくハマってしまいまして、彼女には好きに求めるように言ってます。」
P「何があるかわからないものですね…」
「プロデューサーさん、さっきまたにわか扱いしなかった!?」
CoP「気のせいです。そろそろ始まりますから、準備してください。」
「はーい!」
P「…いやまあ、それがやり方なら僕は止めませんけど…」
CoP「嘘も方便、です。」
CoP「続きまして鷺沢文香、こちらは急成長株で当事務所筆頭アイドルの二人目になりそうです。
彼女を単刀直入に言うなら「本の虫」ですね。」
P「本の虫…本ばっかり読んでると?」
CoP「ええ。そもそも彼女を見つけたのが古書店の軒先でして。」
P「本屋ならまだ分かりますが古書店ですか…」
CoP「しかも店員でした。」
P「本物だ…」
「…プロデューサーさん…準備、出来ました…」
CoP「分かりました、始まるときに呼びますから、それまでは自由時間です。」
「…わかりました」
P「小脇に本を抱えてましたね…ハードカバーの。」
CoP「彼女はやっぱり本の虫なんです。」
ハイドアンドサーチ?
>>15
ハイドアンドシークです。かくれんぼを英語で言ったものです
CoP「続いてヘレン…外国人です。」
P「大言壮語系アイドルとして最近噂になってましたが、あなたの事務所でしたか」
CoP「まあ大言壮語なのは否定しませんが、彼女はそれ相応の力を身につけていってます。
大言壮語が現実となる瞬間、気になりませんか?」
P「CoPさんも少し大げさに言いたくなる癖があります?」
CoP「否定はしません。」
「プロデューサー、準備が整ったわよ」
CoP「分かりました、開始まで休憩しててください。」
「ふふ、分かったわ」
P「…なんでか知らないけど威圧感を感じましたよ…」
CoP「世界レベルの実力の一つですよ、多分。」
CoP「次が岡崎泰葉、彼女は他の事務所から引き抜いてきました。」
P「引き抜き!?また大胆なことを…」
CoP「あんまり大声で言うことではないのですが、彼女は前事務所で長くパワハラを受けてたみたいでして。」
P「パワハラですか…酷いところもあったものですね」
CoP「それが下手したら十年ぐらい続いてたために、若干業界に憎しみを持ってると言えます。
李衣菜やヘレンのおかげで、仕事に対する抵抗はなくなったみたいですが…」
P「CoPさんも面倒を見ないと駄目ですよ?」
CoP「ごもっとも。」
「プロデューサーさん、準備できました」
CoP「分かりました、ヘレンが楽屋でさらなる準備をしてますよ。」
「ありがとうございます、ちょっと楽屋で休憩しますね」
P「…あの笑顔は愛想笑いじゃない。」
CoP「特にヘレンには感謝しないといけませんね。」
CoP「最後が鷹富士茄子」
P「富士鷹茄子?」
CoP「…タカフジカコ、です。漢字は確かに富士・鷹・茄子ですけども。」
CoP「彼女は…当事務所の女神ですね。」
P「女神とはまた大きく出ましたね…」
CoP「彼女の場合は比喩では無いかもしれません。
実際、当事務所が業界の波に乗れたのは彼女が所属した直後からでした。」
P「幸運の女神…だったりしますか?」
CoP「ありえなくもないのが怖いところです。
正月は必ず彼女を先頭にお参りすることにしてます。」
「プロデューサー、そろそろ始まりますよ♪」
CoP「おっと、もうこんな時間に…では、お互い頑張りましょうか。」
P「正々堂々、お相手します!」
P「ルール…お、これはちょっと複雑かな」
・エリアはとある高級マンションの隣接する三室
※ベランダは三室の範囲ならばOK
・エリア内にお互いのアイドル10人が隠れる
・プロデューサーは同時にスタートし、探索を行う
・見つけたら「○○(アイドルの名前)、△△(場所)で発見!」と大声で言う
※ハズレだった場合は3分間のエリア追放(お手つきの一回休みみたいなもの)
・プロデューサーが相手事務所のアイドル5人全員見つけた時点でそのプロデューサーの事務所の勝ち
・制限時間は40分、タイムアップ時は多く見つけた方の勝ち
P「うーん…意外に狭い範囲の戦いかな。やってみるか。」
千川「プロデューサーの探索開始30秒前です!」
P「戦略としては…とにかく幸運をもたらす鷹富士さんを優先的に探すかな」
千川「10、9…」
P「他の人はおいおい探す方向で。僕の事務所の5人は大丈夫かな…」
千川「プロデューサー、スタートです!」
・左の部屋
P「よし!…結構広いなこれ」
P「こう、漫画とかではクローゼットに隠れてるのが定石だったりするけど…」ガラッ
「………」
P「…うん、そりゃ定石だからね…
岡崎さん、クローゼットで発見!」
岡崎「あう…ワンパターンでしたか」
P「ワンパターンと言うかお決まりの位置ですね、これは」
P「後は…お、この部屋は本棚があるのか!」
<大原みちる、キッチンで発見!
P「…これで1対1のイーブンに戻った…まあ、パン目当てだったんだろうね。」
・・・
P「ふむふむ…固い本も真面目に読むとタメになる…」
ガサッ…
P「…反応したのはおそらく鷺沢さん、ありえるのはどこだ…」
<クラリス、テレビの裏で発見!
P「追い越された………そこっ!」ダッ!
ガラガラッ!
「…あっ…」
P「鷺沢さん、ベランダで発見!」
鷺沢「…日に当たるのは…やっぱり苦手です…」
・中の部屋
P「さすが高級マンション、部屋ごとにパーツが全然違う」
P「とりあえずリビングまで来てみたけど…気配は感じるけど誰かが分からないな…」
…シャカシャカ…
P「…このシャカシャカ音、ヘッドホンからの音漏れによくあるよね…」
…シャカ……
P「あ、音量下げた。と言う事は」テクテク
「……」
P「多田さん、オーディオ下で発見!」
多田「あっちゃー…」
P「音量はそのままにしておけば良かったかもしれませんね。」
多田「でもそれだとPさんの接近に気づけないですし」
P「じゃあ聞こうとしないほうが良いよ…これはかくれんぼなんだから」
ガチャ
CoP「おや、李衣奈が見つかりましたか。」
P「今のところ3対2で僕のほうが優勢ですかね?」
CoP「いえ、イーブンです。
乙倉悠貴、冷蔵庫横で発見!」
ヒョコッ
乙倉「見つかっちゃいましたっ」
P「あちゃー…まあ僕がなんとか挽回しないと」
・右の部屋
P「…ん?なんか湿気を感じる…」
P「…お風呂が機能してる。お風呂に誰かいるかな?」
・・
P「この服は…間違いない、あの人だ。
ヘレンさん、浴槽内で発見!」
…………………
P「あ、あれ、反応がない!?」
ガチャッ
P「…やられた!誰もいない!」
・キュート事務所プロデューサー、3分間のペナルティ
クラリス「あら、プロデューサー様…どうされましたか?」
P「こともあろうに指摘ミスです…大原さん、パンをもらえますか?」
大原「どうぞ!腹ごしらえは大事ですしねー!」
P「モグモグ…残りは向こうがヘレンさんと鷹富士さん、こっちが関ちゃんと佐久間さんですね。」
乙倉「関さんなら意外なところに隠れてましたっ!」
P「ということは中の部屋か…大丈夫かな…?」
クラリス「勝敗は気にせず、楽しむ心で調べてはどうでしょうか?」
P「それも手ですか…おっとペナルティ解除、それでは行ってきます!」
乙倉「気をつけてっ!」
・もう一回右の部屋
P「…さっきの服は消えてる、ということは上がったのかな?」
P「天井…はさっき確認したら立ち入る時点でルール違反だというし…」
P「…そういやこの台所の下、結構デカいな…開けてみるか」
カチャッ
「…あら、気づいたのね」
P「ヘレンさん、台所の下で発「関裕美、台所の下で発見!」おっと!?」
ヘレン「裕美という子、私と同じ発想に到れるなら世界レベルが見えそうね」
P「…確かに発想の柔軟さは必要ですけどね。」
P「残りは1対1、向こうが好運の女神鷹富士さん、こっちが守護者佐久間さん…時間もない、ちょっと急ぎ気味に探すか!」
<佐久間まゆ、押し入れ内で発見!
P「しまった…!」
………
P「あれ、終了の案内がない?
もしかして、CoPさんが間違えた!?」
・・・・
P「…ベランダまで探したけどいないな…もしかしたら左か中の部屋で見逃してたのかも…」
「プロデューサー様!」
P「あれ、クラリスさん!?」
クラリス「残り時間が後わずかとなったので、既に見つかった人から一人のサポートが認められましたわ」
P「二人がかりか…ちなみに向こうのサポーターは?」
クラリス「泰葉さんが付いたみたいですわね」
P「よし、探すぞ!」
・左の部屋
P「ラストチャンスはここにかけますか…」
クラリス「別の部屋の探索は認められてませんので付いていきます…」
P「この部屋には岡崎さんと鷺沢さんがいたんですよ。」
クラリス「そう言えば、泰葉さんが茄子さんについてつぶやいてた気がしますわ」
P「つぶやいてた…なんと言ってました?」
クラリス「確か…「同じ部屋なら安心」…と言ってました」
P「フェイントかもしれないけど、探しますか!」
・・・
P「…今更ですが、この部屋神棚なんてあったんですね。」
クラリス「神に祈ることは人に必要なことです…困った時だけであっても…」
P「まあ、日本は神様がたくさんいますから、祈れば誰かが聴いてくれるかもしれません。」
クラリス「ふふ…少し、お祈りしましょうか」
P「これ明らかに神道の神棚なんですけど…」
P「…後はどこを見逃してるのかな…」
クラリス「…!」スタスタ
P「どうしました?」
クラリス「…この神棚の壁、回転する構造になってます…」
クルンッ!
「あらら…見つかってしまいました♪」
P「…ラストコールはクラリスさんに任せます。」
クラリス「はい…
茄子さん、神棚の裏で発見しました!」
ビィィィィィ!!
P「試合終了ですね。」
・・・・・
CoP「うむむ…負けてしまいました。」
P「回転壁とか僕も初めて見ましたよ…」
クラリス「ところでまゆさんはどこに隠れてたのでしょう…」
佐久間「真ん中の部屋の洗面台はスライドできるんですよ♪」
CoP「…ギミックに気付いたかどうかの差でしたか…」
P「さすが高級マンション、予想外のギミックがありますね…」
岡崎「でも…楽しかったかな。」
ヘレン「どんな仕事も楽しめてこそ世界レベルよ。」
鷹富士「ですねー、今日は楽しかったです♪」
乙倉「今回はありがとうございましたっ!」
関「泰葉さん、次に会えたらドールハウスを見せてくれるかな?」
岡崎「持ってこれるかは分からないですけど…はい!」
クラリス「そう言えば…鷺沢さんがいらっしゃらないですね?」
CoP「彼女は楽屋です。でも、楽しめたと言ってました。」
P「それなら良かったです…」
千川「はい、お待たせしました!今回の商品はこちらです!」
P「えーっと…ドリンクセットと商品券?」
千川「商品券は全国のデパートで使えますよ。レストランでも店によっては使えます」
P「…祝勝会はこれを使うかな。」
千川「残念賞もあります!」
CoP「…おや、お菓子の詰め合わせですか。」
千川「流石に買い置きですけどね。」
CoP「でも、想像よりかなりいいものを貰えました。ありがとうございます。」
千川「また開催するかもしれませんので、その時もよろしくおねがいしますね!」
P「…アイドル次第ということで。」
CoP「こちらも同様です。」
終
アクロバティックな展開になるかと思ったら結構普通の展開になった…
たまにみかける盗聴キラー的な展開に憧れて書いてみましたが、普通のイベントのノリになりました。
今回選んでいただいたCoの5名、特に岡崎先輩は割とすんなりおもいついたので、皆様に助けられたのもあるかもしれません。
次回からは事務所も増員体制で書く予定です。
完結となりましたのでこのスレはHTML依頼いたします。
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