天江衣「あ、私本当は普通に喋れますので」(23)

咲「え」

和「え」

衣「古語とか四文字熟語とか無くても話せますから」

衣「あと身長も普通に高2の平均くらいあるので」にゅっ

咲「背が伸びた!?」

衣「能力で縮めてただけなので」

和「そうですか。能力なら納得ですね」

咲「衣先輩・・・」

衣「では二人とも。麻雀打ちましょうか」

和「はい、よろしくお願いします」

咲「お願いします衣先輩」

衣「ははっ、今さら敬語なんてかまいませんよ」にこっ

咲「いえ、失礼しました衣先輩」

衣「あと、この頭に着いてるリボンも外します」カチャカチャ

衣「最近似たキャラが多いし、そもそも邪魔だったので」

咲「綺麗な髪ですね衣先輩」

和「ええ、スラリとした身体と美しい髪の毛。とても素敵です」

衣「ありがとう二人とも。これからはこの姿でいるわね」

終わり

衣の口調再現するの難しいからキャラの方を変更してもらった
ついでに見た目も変更してみた
終わる

透華「お待たせしましたわ」

衣「それでは始めましょうか皆さん」

和・咲「はい衣先輩!」

ウィーン ガチャ

和・咲・透華「!!!」

衣「この姿になった私は能力もパワーアップするのよ」

和「そんな!配牌100向聴だなんて・・・!」

透華「こんなの、絶対勝てませんわ!」

咲「・・・。」

衣「どうです咲?あなたに負けてから私も修行したのよ」スッ

咲「カン!」カッ

衣「無駄よ咲!」ビシッ

咲「うっ!」

衣「修行してパワーアップした私の牌では、カンができないのよ!」ババーン!

咲「そんな・・・!」

和「咲さんのカンまで封じられるなんて!」

衣「そしてさらに!修行した私の海底摸月は役満になる!!」シュッ!

衣「ツモ!海底摸月!役満!16000オール!!」

和「あっ!」9000(-16000)
透華「くっ!」9000(-16000)

咲「させませんよ、衣先輩!」ギュルッ25000(±0)

衣「なにっ!?」

咲「私のもう一つの能力、プラマイゼロです。衣先輩には初めてお見せするんでしたね」

衣「さすがは咲。やるわね」

和「やりましたね咲さん」

咲「うん。それでも攻撃の手段が思い浮かばないよ」

和「修行した衣先輩、恐るべしですね」

衣「うれしいわ咲。私をまだまだ楽しませてくれる!」

透華「衣、立派になりましたわね」

衣「透華?」

透華「もう私が衣についている必要はありませんわ。私はあなたの後ろで控えていますわ」スッ

衣「透華・・・」

透華「頑張ってくださいまし衣!あなたはもう一人でも闘える!」

衣「ふふっ。さあ!残り二人、まとめてかかって来なさい!」

和「咲さん・・・」

咲「うん、衣先輩に勝つにはあれしかないね和ちゃん」

衣「まだ手があるのね咲?」

咲「大したことではありませんよ、衣先輩」スゥ


咲「場の支配力を、さらに高めるだけですから・・・!」


ゴッ


衣「!!?」

透華「なんですの!?この、今まで感じたことのない程のすさまじいオーラは!?」

和「衣先輩が咲さんに負けて修行したのと同じように、咲さんだって全国の猛者と闘ってきたんです」

透華「それでは・・・宮永咲の雀力は以前よりもはるかに上だと言うんですの!?」

和「ええ、あれが今の咲さんです」


衣「すごい!素晴らしいわ咲!なんて強く禍々しいオーラなのっ!」ゾワゾワッ

咲「いきます、衣先輩・・・!!」

衣「来なさい、咲!」


ゴッ!!

衣(咲がどれ程強くなっていたとしても、私の向聴地獄に敵うわけがないわ)

ウィーン ガチャ
カチャカチャカチャ

衣(ほら、完全に私が支配できている!配牌一向聴!!)

咲「衣先輩」

衣「どうしたのかしら、咲?」ニヤリ

咲「配牌(そこ)はもう、私の支配下なんです」

カチャン

咲「天和!!」

ターンッ

衣「な、なんですって!?」ガタッ

咲「今、場に残っているのは衣先輩ただ一人」

咲「よって、天和直撃です。48000!!」

衣「咲・・・」ポロポロ -23000(-48000)

和「咲さん///」
透華「そんな・・・衣が敗れるだなんて・・・」ガクッ

咲「私の勝ちです、衣先輩」ゴッ

衣「ええ、とても強かったわ咲。それに、楽しかった」ポロポロ

衣「もしまた機会があったら、私と麻雀を打ってくれる?」

咲「ええ、何度だって!」にこっ

衣「ふふっ、今度は負けないわ」にこっ

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