蒲原「ワハハ、野球やるぞー」衣「衣もやるー!」 (40)

※咲sakiの二次創作SSです
※書きためナッシング
※あんまり長くするつもりはない
※キャラ崩壊
※京ハギが好きです

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蒲原「野球を見てたらやりたくなったぞ」

衣「衣も野球やってみたい!」

蒲原「野球はやったことあるのか?」

衣「キャッチボールならとーか達とやったことあるぞ」

蒲原「ワハハ、なら大丈夫だな」

衣「とーか達も誘っていい?」

蒲原「いいぞー。人数は多い方が楽しいだろうしなー」

衣「やったー!咲やノノカも誘おう!」

蒲原「ワハハ、ゆみちん達も誘ってみるかー」

透華「来ましたわ!」

まこ「野球とか久しぶりじゃのう」

咲「野球なんて初めてだよう……。大丈夫かな?」

和「私も初めてですね。ゆーきはやったことありますか?」

優希「おう!任せとけ!」

久「そろそろ始めましょう。チームはうちと龍門渕VS風越と鶴賀でいいかしら?」

透華「大丈夫でしてよ」

モモ「負けないっすよー」

打線
清澄&龍門渕連合 風越&鶴賀連合
一 片岡(遊) 一 池田(遊)
二 国広(二) 二 吉留(一)
三 井上(右) 三 福路(二)
四 龍門渕(投) 四 深堀(右)
五 原村(中) 五 蒲原(三)
六 宮永(三) 六 加治木(捕)
七 天江(左) 七 東横(中)
八 沢村(一) 八 文堂(左)
九 竹井(捕) 九 津山(投)
監督 染谷 DH 妹尾

京太郎「プレイボール」

優希「一番バッターいくじぇ!」

透華「うちのピッチャーは睦月ですわ!」

睦月「うむ、私なりに精一杯」

睦月「ウムァア!!」ゴッ

優希「じょ!?」

京太郎「ストラーイク」

優希「な、なんで牌を投げるんだじぇ?」

睦月「うむ、私なりに精一杯」

ゆみ「うちの睦月は投牌の名人でな」

優希「意味わかんないじょ……」

睦月「ウムァ!」ゴッ

優希「ええい!!」カキーン

咲「わぁ!優希ちゃん凄い!!」

京太郎「セェーフ」

優希「やったじぇ!」

一「次はボクの番だね」

一(ここは得意なバントで行こうかな……)

睦月「ウムア」ビシュッ

一(低い!)

京太郎「ストラーイク」

優希「行けるじょ!ダダッ

透華「いい盗塁ですわ!これは」

京太郎「アウトー」

透華「えっ!」

ゆみ「見えなかったか?」

ゆみ「捕った瞬間二塁へと投げたはずだが。
   ……槍盗塁だ。その盗塁成立せず!」

モモ「先輩かっこいいっすー!」


一(なんだよ槍盗塁って……)

染谷まこ名誉監督によりキンクリ



ダイジェスト
――美穂子「投手の癖から見て次の球は左外角低めのカーブ!」


――モモ「盗塁し放題っすよー」スイー


――和「見えないとかSOA」アウトー


――咲「カン」カァン


―― 一「ボールを返したふりをしてと……」



――衣「えいっ」スカッ

――蒲原「ワハハ」スカッ

衣「どうしよう全然球が当たらないぞ……」

蒲原「ワハハ、私もさっぱりだなぁ」

衣「どう振ればいいんだろう」

蒲原「そういえばバットを長く持てばいいって聞いたことあるぞ」

衣「それは本当か!」

蒲原「遠心力とかが関係するのかもなー」

衣「衣もやってみる!!」

衣「よし!衣の番だ!!」


ゆみ(天江か。先ほどまでは全然打てていなかったがどうだろうか)


衣「長く持ってっと」

ゆみ(構えを変えるつもりか。これは警戒しとくべきか……)

睦月「ウムゥア!!」ギュルル

衣「えいっ!!」スポーン

ゆみ(!?)

――バキッ

ゆみ「ぁぐっ……」

モモ「せ、先輩―――!!!」


ピーポーピーポーピーポー…………

ゆみ「……蒲原か」

蒲原「下半身不随だってな……」


ゆみ「……ああ
   もう私の手足は動くことはないし、誰かの助けを得ずには生活すらできない」

蒲原「本当にごめんな」


ゆみ「……蒲原が謝ることはないじゃないか」

蒲原「……ゆみちん」

ゆみ「すまない。少し一人にしてくれないか」

蒲原「……分かった」



ゆみ「…………」

ゆみ「…………ぐすっ」

ゆみ「……うっぐすっ…う……」



モモ「……」

モモ(先輩を泣かせたのは誰だ)

モモ(先輩を傷つけたのは誰だ)

モモ(先輩から自由を奪ったのは誰だ)

モモ(先輩は誰だ)

モモ(先輩の未来を奪ったのは誰だ)

モモ(先輩と私の未来を奪ったのは誰だ)


モモ「……天江衣、許さないっすよ」ギリ

モモ「天江衣さんっすね」


衣「……ああ」

モモ「加治木ゆみ先輩のことについて話したいんすけど着いてきてもらえますか?」


衣「……分かった」

衣「ここはどこだ?」

モモ「廃工場っすよ」

衣「こんな所で何をするつもりだ?」

モモ「決まってるじゃないっすか」


モモ「話し合いっすよ」

衣「加治木の件は……本当にすまなかった」

モモ「謝ってどうこうなる話じゃないっすよ!」

衣「それはわかってる!でも謝ることしかできないじゃないか……」


モモ「……。とりあえず態度で示してほしいっす」

モモ「してくださいっす。土下座」


衣「……」スッ

衣「本当にごめんなさい!」

モモ「そんな……っすか」


衣「……?」

モモ「そんなんで許せるわけないじゃないっすか!」スッ

衣(バット!?)

モモ「うわぁあああああ!!!」ブンッ

衣「うわぁあああああ!!!!」


バシッッ

衣「……?」

衣(助かったのか?)

ハギヨシ「衣様、お怪我はありませんか?」

衣「ハギヨシ!」


モモ「なんで邪魔するッすか!」

ハギヨシ「東横様、暴力はいけませんよ。
     それに衣様はもう十分謝ったじゃないですか」

モモ「謝ったって気が済まないっすよ!」

ハギヨシ「もし衣様を殴って東横様の気が済んで、それで加治木様が喜ぶと思いますか?」


モモ「……。」


モモ「思わないっすよ……。でも!でも!!」



ハギヨシ「……落ち着いてください。大丈夫ですよ、加治木様は必ず治ります」


モモ「何言ってるんすか!お医者さんはもう絶対治らないって!」






ブラック・ジャック「またせたな」




【ハギヨシの部屋】

ハギヨシ「加治木様、助かって本当に良かったです」

京太郎「まさか本当に助かるなんて……、
    さすがハギヨシさんですね」

ハギヨシ「私の友人が凄いのであって、私が凄い訳じゃありませんよ」

京太郎「そんな人物と友人関係のあるのも十分凄いですよ」

ハギヨシ「ありがとうございます」

ハギヨシ「そういえば京太郎様、今日はまだお時間ありますか?」

京太郎「大丈夫ですけど……、何かするんですか?」

ハギヨシ「いえ、もう少しお話でもと思いまして。飲み物も出しますよ」

京太郎「ありがとうございます」


ハギヨシ「アイスティーしかありませんでしたがいいですか?」


カン!

どうしてこうなった

なんもかんも京ハギ成分が足りなくなったのが悪い
誰か京ハギ書いて、どうぞ

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