ゼルダ「ゼルダ無双も発売までもう少しとなりました」 (18)

ゼルダ無双発売間近と言うわけでキャラ崩壊ありの短編です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402652505

ゼルダ「と言うわけで現在出演が決まっている方々にお集まりいただき、親睦を深めようと思いまして、このようなお茶会を開かせて頂きました」

インパ「……」

ゼルダ「ちなみに会場は時オカの時の、糞の役にも立たない見張りとは名ばかりの木偶の坊の兵士(笑)がただウロウロしていた中庭となります」

リンク「…ゼルダ、あの時の事まだ怒ってる?」

ゼルダ「とんでもありません。あのザルというか枠みたいな警備のお陰でリンクに出会えたのですから。まぁ、そのおかげでガノンにもそれはもうあっさりとさらわれましたが。ええ、全然気にしていませんよ。ええ、全然…」

インパ「……」ギロッ

警備の兵士「 」ガクガクブルブル…

リンク「それにしても城は久しぶりだなぁ。無双だと俺、最初から兵士みたいだけど」

ナビィ「珍しくちゃんと職に付いている設定で良かったわね」

ナビィ「あ、声のイメージは勇者王でお送りしています。個人的趣味で」

リンク「ナビィ?」

ナビィ「なんでもなーい。続き続き」

リンク「あ、ああ。で、俺って何故かまともな家族が居なくて、孤児だったりすることが多いからなぁ…」

ナビィ「大丈夫! 私はずっとリンクのパートナーよ!」

リンク「ナビィ!」

ナビィ「リンク!」

インパ「……」

リンク「…ごほん…。あの、それでゼルダ、インパの許可は…もらった? さっきからものすごい渋い顔で周囲をジロジロ見ているんだけど」

インパ「……」

ゼルダ「え? 何がですか?」

リンク「…聞くまでもなかったね」

ナビィ「そーね」

ミドナ「ククク…ワタシが気になるかい? どうしようかリンク? ワタシが居るのがご不満なら、一緒にこのまま遊びに行っちまうかい? 怠惰で美しい黄昏の世界の扉は開いているよ?」

リンク「ミドナ! おいおい、背中に乗るなって」

ミドナ「なぁ、リンクぅ。ワタシ、本当は鏡を砕きたくはなかったんだぜ? 世界の為とかじゃなくて、お前と逢えなくなるのが…」

ナビィ「ヘーイ! ヘーイヘーイヘーイ!」

ゼルダ「ミドナ! リンクに髪を絡み付けないで!」

ナビィ「ククク。リンクは嫌そうじゃないぜ?」

ゼルダ「リンク! 嫌なら嫌って言わないと調子に乗るわよ! それとももしかして! 片目に萌えるの? それなら私だってシークの時は片目キャラよ! しかも実はピッチリスーツでボディラインバッチシだし! インパ! 衣装持ってきて!」

インパ「持ってきません!

ゼルダ「あら、洗濯中?」

インパ「違います! ていうか姫様! だからどうして私に一言ご相談していただけなかったのですか!」

ゼルダ「え? リンクを城に呼ぶのに許可が必要でしたか?」

インパ「いえ、リンクは勿論良いとして、そこのミドナとか申す者です! そのハチワレにゃんにゃんみたいな者は、素性一つ知れぬのですぞ!」

ミドナ「ハチワレって言うな!」

リンク(にゃんにゃんって言った)

ゼルダ(にゃんにゃんって言った)

ナビィ(にゃんにゃんって言った)

リンク「いや、俺とゼルダはめちゃくちゃ良く知ってるし、インパだって一応出て…」

インパ「うっさい! あんなタラコ唇オヤジが私のポジションなんて絶対に認めん! そもそも性別違うだろうが! なんでああなるんだ私が! 似てるのって唇厚いだけやん! せめて城に居させてほしいわ! て言うか世界が違うわ! 言うだけ野暮だけど!」

ゼルダ「インパ、落ち着いてください。口調がおかしいです。そんなにイライラするとまた上腕二頭筋が増えますよ?」

インパ「イライラして筋肉が増えますかああっ?! それに! なんでここに敵が居るんですか敵が!」

シア「……」ニヤニヤ

ヴィズロ「……」ニヤニヤ

ヴァルガ「……」ムキムキ

インパ「しかもまだ性格わかんないからさっきからずっと黙りこくってるし! ひたすらお茶のんでお菓子食い続けているだけだし! あ、紅茶のおかわりは勝手に飲め! 菓子はベル鳴らせば来るから! ああもう喋れや! 扱い辛いったらありゃしない! それと! こいつ! こいつだけは絶対に居ちゃいけないでしょうが! トレーラーに出てたし、そもそも居ない訳がないから仕方ないけど!」

ガノン「フフフ…。そう怒るな。体脂肪が減るぞ」

インパ「やかましわ! 増えたら嫌だけど減るなら望むところじゃコラ! 姫も貴様も人の事を何だと思ってんだ! 筋肉でしか私の感情は表現できないのかぁっ!」

リンク「いや、俺はそんな事無いぞ! ええと…まつげが増えるよ?」

インパ「そりゃ大妖精の事だああっ! 似てるけど! なんか生き別れの姉妹みたいってよく言われるけど! 種族違うから! サイズも違うから! て言うかアレは精霊だから!」

大妖精「あら、私はアナタみたいな妹が居たらいいなって思うわぁ。それに妖精の素質ありそうよ? 唇的に」

インパ「居るし! なんでここに居るし!? て言うか唇的って何?!」

大妖精「リンクちゃんの居るところならどこでも居るわぁ。この子、私だってお気に入りなんですから。コォーッホッホッホォ!」

インパ「うっさい! 鼓膜がおかしくなるっ! 貴女のインパクトで妖精のイメージが崩れた子供がけっこういるんだからな!」

リンク「いやぁ、今日は控えめにしてくれているよ? さすが大妖精。空気をちゃんと読んでくれているね」

インパ「笑い声でグラスを倒すような声が控えめかああっ!」

リンク「いや、普段なら小石が割れるから」

インパ「化けもんじゃん! 普通に!」

大妖精「ホッホッホッ! リンクちゃんだけよぉ。私のことレディーとして扱ってくれるのは」

ミドナ「オイオイ。リンクをイジッていいのはワタシだけだぞ。それに何より…ワ、ワタシはリンクと肌と肌で直接触れ合っているんだぜ? なぁ、リンク…」

リンク「ちょ」

ゼルダ「ミドナ? 毛皮同士のふれあいを直接とはいいませんよ?」

シア「……!」

ミドナ「ククク。シア、リンクを欲しがっているそうだけど、アンタにだってリンクは絶対渡さないよ?」

リンク「ミドナ! ほ、ほっぺをすりすりするのは恥ずかしいって!」

ナビィ「ヘーイヘーイヘーイ!」

ゼルダ「ヘルメット露出狂がそれ以上リンクに触らないでください!」

ミドナ「呪いでこうなってんだから仕方ないだろ! そこの奴のせいでだけど!」

シア「……」ニヤニヤ

ゼルダ「貴方も半分露出狂ですよね! 胸を押し付けないで! リンクも谷間をガン見しない! とにかく色仕掛けでリンクとの絆をどうにかなんてできませんよ! 元に戻った姿見てちょっと萎えた人も多いんですから!」

ミドナ「うっさい! ロリコンケモナーが多いのが悪いんだよ! アンタこそリンクとの絆なんて何も無いだろ! 出番だって殆どデモ翌頼りのくせに!」

ゼルダ「無双ではプレイヤーですー! スマブラだって出てますー! しかも変身しますー! 今回だって早さで押すなんて今から強キャラの予感しまくりですー!」

ミドナ「…妙にウザいなこの喋り方」

ゼルダ「それに、ゲームだとたいてい素早いキャラは強いんですからね! 貴女なんて特殊キャラで使いにくそうな事この上ないくせに!」

ミドナ「ワタシは玄人好みの上級者向けなんだよ! 多分! それにワタシが乗る狼だけどな、きっとリンク狼版もあるぞ! DL(有料)とかで! 多分!」

ゼルダ「な…!」

ミドナ「ククク…。流石に分かるようだね? ワタシとリンクの合体キャラの強さが」

ゼルダ「…た、確かに、トワプリでの狼リンクと貴女のビジュアルのインパクトはズギューンとキましたが…」

インパ(きてたんだ…)

ミドナ「アハハハハ! トワイライトでケモナー属性に目覚めたプレイヤーが一体どれほどの数居るのか、想像もつかないよ。手に鎖をつけたままの狼リンク! そしてそれに乗るワタシ! このビジュアルが無双でまた再現出来るだけで、どんぶり飯三杯はいけるね!」

インパ(…少ないな)

ゼルダ「インパは納豆卵かけどんぶり飯最低二杯と青汁三杯が朝食の基本ですものね」

インパ「なんで今ここで言いますか?! しかもモノローグ読んで!」

ミドナ「なぁ、リンク、ワタシそろそろ飽きてきたよ。な? またムカシみたいにお前の体に乗って腰を揺らして遊んでもいい?」

インパ「変な言い方するなああっ! CEROレート上がるわぁっ! リンクも何顔赤くしてんだっ! お前勇者だろうが! ケモナーか? ケモナーなのか? 毛が好きなのか?」

ゼルダ「わ、私だって! こう見えてけっこう毛がもじゃも」

インパ「姫ええええええっ!!」

ゼルダ「し、失礼しました。では、えーとえーと、そうです! 私だって、リンクに乗られているんですから! 暗いところや明るいところ、敵がいるところでだって、リンクったら強引に私の上に乗って体を動かして…」

インパ「ストーーーップ! それは大地の汽笛の話でしょうが! しかも姫じゃなくて姫が乗り移った鎧の話です! 貴女王女として言動にはほんっとうに注意していただかないといけないんですけど?! ただでさえこの世界まともな奴少ないんですから!」

ガノン「ククク…若さとは止まらぬこと、か」

インパ「何物分りの良いアニキみたいな科白言ってんだお前はああっ!」

ガノン「だからそうカリカリするな。乳酸が増えるぞ」

インパ「筋肉から離れろおおおっ!」

シア「……」

ヴィズロ「……」

ヴァルガ「……」

全員(早くキャラの情報が欲しい…)



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