一方通行「幼稚園に行くだとォ?」(19)

暗部アジト


海原「そうです。貴方にはもう少し人との関わり方を勉強してもらいたいので」

一方通行「だりィからパス、代々人との関わりなんていらねェし」

土御門「でも昨日も打ち止めと喧嘩したらしいじゃないか」

一方通行「チッ…それとこれとは別だろォがよ」

海原「いいじゃないですか。子供達との友情も味わえます、それに強力な助っ人も用意しています」

一方通行「助っ人だと?」

結標「宜しくね、一方通行」


一方通行「強力な助っ人ってコイツの事かァ?」

海原「そうです。彼女は子供との接し方をよく理解している方なので」

一方通行「ショタコンを幼稚園に行かせていいんですかァ?何やらかすか…」

結標「あら、私は無垢な少年には手を出さないと決めているわ?」

土御門「まあ行ってみるだけしてみろ、きっと考え方が変わるぞ?」

一方通行「めんどくせェ…」

第7学区 とある幼稚園


一方通行「ここかァ?」

結標「そうよ、もう手続きは済ませてあるわ、入りましょう」

一方通行「…」ブツブツ

結標「(はぁ…夢の幼稚園よ、落ち着け結標淡希)」


結標「はい、じゃあそういう事で」

一方通行「…」

結標「大丈夫です、私頑張ります」

一方通行「…」

結標「え?そのハードな格好はやめといた方がいい?そうですね…」

一方通行「…」

結標「これで大丈夫ですか?あ、そうですか」

一方通行「…」

結標「はい、じゃあ宜しくお願いします」

一方通行「…」


結標「待たせたわね一方通行」

一方通行「随分と長えんだなァ、あとどんな会話してンだよ」

結標「これも子供とのスキンシップの一つになるのよ」

一方通行「はいはいそうですねェ」

結標「子供の前ではそんなんじゃダメよ?」

一方通行「どうでもいいから早く行くぞ」

結標「そうね、ふぁいとー」

一方通行「ふァいとー」


先生「さーて皆さん、今日は新しい先生が来ていますよ」

先生「皆さん仲良くしてくださいねー」

先生「それでは鈴科先生、結標先生、どうぞ」

一方通行「…」デデーン

結標「(今の効果音何)」

先生「鈴科百合子先生と結標淡希先生です、拍手ー」

ワーワー パチパチ


結標「(あ、ヤバいわこれ。いざ少年達を前にすると。ヤバいヤバい。)」プシュー

一方通行「(落ち着けあわきン)」

結標「(!?)」

一方通行「(冗談だよ)」

結標「(…)」

先生「それでは自己紹介をお願いしまーす」

結標「あーえー。わわわたしは結標淡希です、あのその、あわきんとか呼んでくれれば、ハッピーです、えーはい」

ワハハハ キンチョウシテルー

結標「///」プシュー

先生「それでは鈴科先生、どうぞ」


一方通行「俺は鈴科だァ、下の名前は女っぽいが俺は男だからな、間違えたら首とばs」

結標「…」ギュー

一方通行「なンだァ、その…宜しくなァ」

ワハハハ オモシローイ

先生「はい、それでは今日は折り紙で遊んでみましょう」

先生「鈴科先生と結標先生は困ってる子供のところに行ってサポートしてあげてくださいね」

結標「イエッサーです!」

一方通行「…」


結標「わかる?ここをこうやるのよ」オリオリ

少年A「わーすごーい」

少年B「あわきんお姉ちゃんすごーい」

結標「あ、あわきんお姉ちゃん///」プシュー

少女A「先生あたちのもやってー」

結標「あーはい、こう勝手に折っとけばいいのよ」グチャグチャ

少女A「…」

少年A「あわきんお姉ちゃーん」

少年B「あわきんお姉ちゃーん」

少年C「あわきんお姉ちゃーん」

結標「はうあぁ///」ビクビク


一方通行「…」オリオリ

一方通行「…」オリオリオリオリ

一方通行「…」オリオリオリオリオリアナ

少女A「鈴科先生…」

一方通行「あァ?」

少女A「う…ぅ…ひっく」

一方通行「何なンだよめンどくせェ、いきなりなンですかァ?」

少女A「む、結標先生がぁ…」

一方通行「あわきンがどうした?」

少女A「私の…折り紙」


一方通行「…」

少女A「うぅ…」

一方通行「しょうがねえなァ」


少年A「お姉ちゃーん」

少年B「お姉ちゃーん」

結標「ふふふ///」

一方通行「おい、お前ちょっと折り紙貸してみろ」

少年A「え、あーいいけど」

一方通行「…」ビリビリビリ

結標「」

少年A「」

少年B「」

少年C「」

少女A「」


一方通行「あァ、はい、本当すンませン」

結標「…」

一方通行「次からは気をつけますンで本当、すンませン」

結標「…」

一方通行「え?ロリコンですか?いや僕は全然…」

結標「ブフッ」

一方通行「あ、じゃあはい、宜しくお願いします」

結標「…」


結標「あなたどんな会話してるのよ」

一方通行「お前と同じようなもンだろ」

結標「それはいいとして…あなた、少年を傷つけた事がどんなに酷いことかわかってる?」

一方通行「少女を泣かせたショタコンには言われたくねえなァ」

結標「それは…」

一方通行「まず第一に折り紙ぐちゃぐちゃにするなンてありえねェだろ?そっから考えろ」

結標「だって…少年Aを取られたくなかったんだよ」

一方通行「はァ…」


一方通行「まあいい、次は外で遊ぶそうだなァ、切り替えて行くぞ」

結標「はーい」

一方通行「なにやら園長も参加するらしいぜェ?」

結標「どんな人かしらね」

一方通行「まァ筋金入りのロリコンだろうな」

結標「…」

一方通行「え?」


先生「外遊びの時間でーす、今日は鬼ごっこをしましょう」

ワーイ オニゴッコダー

先生「しかも今日は鈴科先生と結標先生ともう一人、すごい方がいらしています」

先生「それではどうぞ!」

ザワザワ ダレダー


垣根「久しぶりだなみんな!」デデーン

一方通行「」

先生「はい!今日はなんと園長先生が来てくれましたー!」

ワーワー レーゾーコダー

垣根「俺の未元物質ダークマターに常識は通用しね……ん?」

一方通行「」

垣根「」

今日はここまで
クソつまらないですが付き合ってくれればありがたいです
SS初心者なので書き方に問題があれば言ってほしいです

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom