マミ「美味しいラーメンのお店が知りたいわ…」
マミ「誰か美味しいお店知らないかしら…?」
マミ「駅から少し歩いてみたけど、田舎のくせに頑張ってる感じはあるわね…。」
マミ「しかし街灯少ないわね…。この街の夜間の犯罪率どんなものなのかしら…。」
マミ「あっ!ラーメン屋っぽい看板があるわ!ガッツリモリモリ食べましょう!」
マミ「達郎…?山下達郎かしら?とりあえず入ってみましょう。」
<いらっしゃいませー
マミ「ラーメン、豚入りラーメン、豚ダブルラーメン…どうしましょう、迷ってしまうわ。」
マミ「まぜそばもあるのね…あぁ迷うわ…。」
マミ「よしっ、ここはオーソドックスに普通のラーメンでいきましょう!」
マミ「店員さん、ラーメン大盛りニンニク野菜脂全部増しでお願いします!」
マミ「さぁどんなラーメンが出てくるのかしら!」ワクワク
<ラーメン大盛りお待たせしました!
マミ「あら、美味しそう!二郎リスペクトなのかしら?」
マミ「なかなかガッツリ食べれそうね!いただきます!」
マミ「厚切りのチャーシューがイカしてるわね。1cmはあるかも。味が染みてて柔らかく、とても美味しいわ。」
マミ「おっとチャーシューと野菜にかまけていては、肝心の麺が伸びてしまうわ。」
マミ「あら、極太麺。ちぢれていてスープとよく絡むわね、美味しいわ。」ズズッ
マミ「はぁ、スープも濃くできているわねぇ。ジューシーな肉の出汁と、野菜の甘さや旨味が出ているわ。」ジュルッ
マミ「はぁ、御馳走様でした。二郎系は久しぶりだったけど、全部完食できたわ。」
マミ「さて、おやつにもう一軒ぐらいラーメンでも食べたいわ。」
マミ「あぁ~迷ってしまったわ。大通りから離れるとロクなことがないわね。」
マミ「歩きすぎて喉が渇いたわ…。どこかにラーメン屋はないかしら…。」
マミ「ん?」
マミ「殺風景な廃墟っぽい建物に、行列…?シャッターだらけじゃない…。まだ午前10時30分だもの当然よね…。」
マミ「え?ラーメンの看板?イチカワ…?この行列はラーメンのための行列なの?」
マミ「これはすごい名店に違いないわ!私も並びましょう!」
マミ「開店1時間前なのに10人以上も並ぶのね…。」
マミ「今のうちにメニューを…って煮干ソバと特性煮干ソバの2つだけじゃない。たまげたわねぇ…。」
マミ「特製はエグ味が強いみたいだし、ここは普通の煮干ソバにしましょう。」
マミ「はぁ、早くラーメンを飲みたいわ。」ワクワク
マミ「ふぅ~っ、長い戦いだったわ。やっとラーメンにありつけるわ。」
マミ「それにしてもシンプルねぇ。具はネギにチャーシューにメンマのみ。職人気質を感じるわ。」
マミ「じゃあいただきます!」
マミ「んっふっ、美味しいわ。」
マミ「麺は細くストレートな硬麺。実にのどごしが良いわ。」チュルン
マミ「スープ、すごい煮干し感を感じる…。煮干しの旨みもエグみも全てごっそり濃縮した様なスープ、美味しいわ。」
マミ「あぁ~美味しい、足りないわ!すみません替え玉お願いします!」
マミ「ふぅっ、美味しかったわ。」
マミ「つくばには意外とラーメン屋の看板が多いのね。芋でも食べてるのかと思ったけれど。」
マミ「それにしても、田んぼだらけじゃない。お昼ご飯が食べたいのに…。草と鯉でも食えというのかしら…。」
マミ「こんな田んぼの中にラーメン屋なんてある訳が……ん?」
マミ「あるじゃない、ラーメン屋の看板が。しかも行列付きで。」
マミ「まさかこんな田んぼの中にぽつんとあるなんて…。つくばもなかなかやるわね…。」
マミ「名前は、ハリケンラーメン…?」
マミ「平日限定で、素ラーメンエビ風味なんてあるのね。」
マミ「人気は鶏そば塩なのね…。メニューも多いわね。あぁ~迷ってしまうわ~。」
マミ「至福の悩み、幸福の葛藤。これこそラーメン屋歩きの醍醐味よね…。」
マミ「よし、決めたわ!さぁ、私の昼食はこれからね!」
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