【安価】東方日常散歩【幻想入り】弐之歩 (46)


~~~永遠亭~~~

「……ふぁー、よく寝た。幻想郷の酒は絶品揃いっぽいなぁ、うん」

「しかし、幻想入りして三日目か」

「よしっ! 足が良くなってれば、歩き回るぞ!」

 

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 このスレは東方Projectの安価・幻想入り・二次創作SSです

 グロ以外のアンカをこなして進んでいきます。偶に選択肢もあるかも

 普通に死亡パターンもあるので取扱い注意

 

 2スレ目(中時間三日目)ですが、特に前知識は必要なしです

 お好きなように、安価をどうぞ

 一応、前スレはこちら↓

   【安価】東方日常散歩【幻想入り】
   【安価】東方日常散歩【幻想入り】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400910101/)

 

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「とりあえずまずは永琳さん所にだな、うん」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401957288



「いいわよ」

「はやっ。まだ何も言ってないのに」

「それは昨日、散々あれだけ暇って言ってたのだから、聞いてくるのは分かるわよ」

「いや、それにしたってもう少し診なくていいのか?」

「大丈夫よ。言っているわりに、大人しく養生してたのは知っているのだから。ただし」

「あ、やっぱ条件ありか」

「勿論。あの大荷物は半分以下しか持たないこと。後、走らない事。いいわね?」

「これ以上、横になるのは嫌だから守るよ」

「そう。じゃぁ、気をつけなさい」

「はいはいーっと。……じゃあ、どうするかな」

↓安価


「とりあえず、鈴仙ちゃんに仕事の確認すっか~」

「手伝う約束だし」

 

~~~鈴仙の部屋~~~

 

『鈴仙ちゃん、いるー?』

「いるわよ。どうぞ」

「お邪魔しますっとぉ。それからおはよう」

「おはようございます。二日酔いとか大丈夫?」

「ん? ああ、大丈夫。文ちゃん、手加減してくれたみたいだわ」

「それは良かったわね。それで、用事って?」

「ああ、仕事の手伝いの件でさ」


「その件……ね」

「あれ、なんか渋い?」

「渋いっていうか、実はまだこれといって思いつかなくって」

「荷持ちでもいいんだぜー? 薬の訪問販売してるんだろ?」

「別に辛いって訳じゃないから、それもねぇ」

「あるいは餅つきとか。……ってそれは月見じゃなきゃ意味ないか」

「それにあれはどっちかっていうと、てゐの仕事。それを頼むのは癪だからしないわ」

「あれま」


「そうなると、俺は出かけさせてもらうかなぁ」

「散策したいって、言っていたものね。良いわよ、どうせあと四日はいるんでしょ?」

「まぁね。気が変わらなければ」

「ならそのうちにでもお願いするわよ。だから今は男さんの好きにすればいいわ」

「ならお言葉に甘えて。有難うな、鈴仙ちゃん」

「どういたしまして」

「さぁって。ならば今度こそ、出かけるぜ?」

「何処に行くかなーっと」

↓目的地(永遠亭・竹林以外)


「よし、守矢神社だな。早苗ちゃんとか文ちゃんとかに会ってるし、必然的な流れだ」

「さてそうなれば、まずは人里をの方を目指した方がいいかねーっと」

「……よっこいしょ、っと」

 

~~~竹林~~~

 

「風の吹くまま、気の向くまま~。俺は山男ーっと」

「暇じゃないのなら、俺はそれで構わないぜー」


~~~人里~~~

 

「意外と無事についたな。なんか拍子抜けと言うか」

「歩いているだけでも、楽しいんだがさ。妖精が可愛いし」

「ペドいが」

「……さて、っと。山には無事、いけるのかねぇ」

↓遭遇


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 *名前が一番近い東方キャラに修正されます*

 

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~~~幻想の原・山への道~~~

 

「青々と茂った原っぱって、どうしてこうも広大に見えるのか」

「……ここでごろごろするのって、楽しいのかねぇ」

「おっ? 男さーん!」

「んー? 早苗ちゃんじゃないかー」

「お久しぶりです!」

「まだ二日だよ」


「あの後、帰ってこないからどうしたものかと」

「悪戯ウサギの罠で捻挫。そのまま永遠亭にお世話様だったよ」

「あらら、それは災難でしたね」

「ある意味で幸運なのかもしれない。癪だけど」

「あはは。それで、今はどちらに?」

「妖怪の山。というか、守矢神社に向かってる所だよ」

「おお、うちにですか! ご入信で?」

「残念、観光目的」

「それは残念です……」

「俺が信仰するのはお天気の神様だけだよ。主にテルテル坊主」

「微妙に可愛らしいですね」


「あれ? それでは、神奈子様はちょうどなのでは」

「そうだっけ? ……乾坤のどっちかを創造する程度の能力って説明じゃ、いまいち分からないな」

「要するに空調を思いのままにする能力だと思っていただければ!」

「急に空気清浄器チックな」

「その方が親しみやすいだろうと、神奈子様が仰っておられました!」

「それでいいのか」

「さぁ?」

「まぁ、それなら行く理由にもなるな。よかった」

「はい!」


「それで、山に向かうとのことでしたが」

「うん」

「まさか、お一人でですか?」

「そのつもり、だけど?」

「色々と予習をしておられるわりに、山の危険性はお忘れですね?」

「ん? ……あー、排他的なんだっけか。ごめん、すっかり忘れてた」

「いえいえ、思い出して頂いたので結構です。なので、私がご案内しましょう!」

「え? いいの?」

「はい。我が、守矢のお客さんともなれば、送迎ぐらいお任せあれです!」

「それは助かるよ。ちょうど、話し相手も欲しかったしね」

「はい♪」


~~~守矢神社~~~

「はい、着きました!」

「うん、着いた。……何にもなかったね」

「ですねぇ、何かあったのでしょうか?」

「まぁ、無事なのは幸いだわ。二度も怪我で歩けないとかはマジ勘弁だし」

「あはは。ではでは、こちらへ」

「お邪魔しまーっす。……博麗神社なんかと規模が違うわ」

↓遭遇(妖怪の山限定)


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 *名前が一番近い東方キャラに修正されます*

 

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 ガササッ

「ん?」

「おや? はたてさんじゃないですか」ヒョコッ

「やばっ、見つかった」

「やばって、何か見つかって困ることでもあるのか」

「べ、別にそういうわけじゃないけど」

「なら隠れていないで、こちらへこちらへー」グイグイ

「ちょっ、引っ張らないでよ。歩くからさ!」


「珍しいなぁ、はたてちゃんが外にいるなんて」

「な、なんでよ」

「いやぁ、内職キャラなイメージしかなくって」

「そうなんですか?」チラッ

「あんまり否定出来ないけど。……で、あんたはどこの誰よ」

「俺は山男で普通のサラリーマンだな。幻想入りして、今は幻想散策中だ」

「あぁ、あんたが文の言ってた」

「おっ、記者バトルの後も交流あるのか」

「強引に、酒呑みの相手をさせられてるのよ。昨日だって、不完全燃焼だっていって勝手に家に……」ブツブツ

「……やっぱ物足りなかったのか」


「はたてさんも、大変なんですねぇ」

「そういや早苗ちゃんとはたてちゃんってどういう知り合い?」

「一度、突撃取材を受けてからは結構お話しています。携帯友達でもありますよ!」ジャジャーン

「電波通じてるのか。……電気も引っ張ってきてるって話だし、よく考えりゃ普通か」

「それで、こそこそ隠れて君は何をしていたのかな、はたてちゃん?」

「うっ……そ、それは……」

↓目的


「しゅ、取材……よ」

「……隠れて?」

「まずは様子見してからにしたのよ。あの文が呑みに誘いながら取材するとか、らしくない事するから」

「らしくないのか」

「全くよ。あんたがさっき言った、記者バトルってのがあの時の事なら、文の取材の強引さは知ってるはずでしょ」

「新聞勧誘お断り弾幕でも、めげずに突撃するな」

「そう、なんでも突撃するのよ。……っていうか、そんな弾幕も投げられてたのね」

「なんだか、想像が容易ですね~」


「そんな文がなんでただの人間に、そんなに優しく取材するの?」

「俺に聞かれても。ついでに、捻挫で養生を強要される程度に一般人だぞ?」

「ほら、おかしい。だから様子見しようと思ってたのよ。なのに……はぁ」

「音、ならしちゃいましたね」

「隠密活動は向いてないのかしら」

「少なくとも、そのツインテはやめないと向きはしないだろ」

「……御尤も。ま、いいわ。バレついでに聞くけど、あんた文と何を話したの?」

「んー? 他愛ない世間話だな。幻想入りの仕方だとか、散歩の目的だとか」

「怪しすぎるわ」


「怪しいって言われてもなぁ。疑い過ぎじゃないかな」

「そうですよ、はたてさん。この人は馴れ馴れしいけど失礼ではない普通の男の人ですよ?」

「なに、そのフォローになってるのかなってないのか」

「だから、そんな男に文が興味を示すとは思えないの。だから……」

↓要求


「私の取材にも、文と同じように答えなさい」

「同じようにって言われても、別に相手によって変えるつもりはないしなぁ」

「どーだか。じゃぁ、まずはなんで私たちの事をそこまで知っているのか答えなさい」

「実家の書庫に、特別古い文献があって、それで」

「古い、文献? 何、あんたの家って名のある処なの?」

「いやぁ、分からん。爺ちゃんがお寺の関係者ってぐらいしか聞いてねーし」

「……それで、なんで結構最近の事も知ってるのよ」

「ああ、そっちはゲームかな。幻想郷の出来事をSTGで追体験、みたいな」

「……」カキカキ


~~~暫くして~~~

「……普通だわ」

「だろ?」

「お掃除お掃除~♪」サッサッ

「というか、君も随分と文ちゃんに影響受けてるのな」

「は?」

「いやだって、文ちゃんがしてきた質問と同じだったからさ」

「え? ……同じだった?」

「ん? ああ、うん」


「……」

「どうかした?」

「……」

「? おーい?」

「……」

「黙り込んでしまった。おーい、早苗ちゃーん」

「お帰りですよー、さささの……はーい!」

「なんか今すごく懐かしいフレーズが」

「気のせいです!」


「それで、どうかしましたか? お話、終わったので?」

「終わったのかな? なんか、はたてちゃんが黙りこくっちゃって」

「あら、本当ですね。どうかされましたかー?」

「……ごめん、ちょっと急用思い出したわ」

「へ?」

「え?」

「男、取材に答えてくれて有難うね。とりあえず普通ってこと、信じてあげる。じゃ」

「……」

「……」

「なんなんだ、いったい」

「さぁ……?」


「……よしっ。それじゃぁ、本来の目的、守矢神社に参拝だ!」

「待っていましたっ。では、どうぞ中に」

「しっかし、これだけの規模を外から転移させたのか。凄いなぁ」

「こちらに来てから多少、拡大工事はしましたよ。規格が結構、ちぐはぐしていましたので」

「というか、ここに元からあった部分はどうなったんだか」

「さぁ……それも神奈子様にお聞きになられては?」

「あるいは天狗に聞くかな~」


「ただいまです、神奈子様。諏訪子様!」

「……」

「……」

↓遭遇(守矢関係者)


「ほいほい、お帰りー早苗。おっ?」

「始めまして、諏訪子様。俺、男と言います」

「急に丁寧に!」

「本物の神様だし、流石に普段の態度はね」

「結構結構。参拝客かな?」

「はい。幻想入りしたついでに、幻想郷を散策していらっしゃるそうです」

「へぇ。どこ出?」

「長野ですね。信濃と言った方が、諏訪子様にはなじみ深いですか?」

「まぁまぁかな~?」


「それで若者よ。おみくじは引いたかな?」

「おみくじ?」

「そう。神社に来たら、やる事があるだろ~?」

「……ああ、はい、そうですね。早苗ちゃん、外のお金でもいいのかな」

「構いませんよー。一回、二百円です!」

「よし、何が出るかなー?」ガラガラ

↓運勢選択

1.大吉

2.中吉

3.小吉

4.吉

5.末吉

6.凶

7.大凶

8.???


「45番か。……やっぱり100とかまであるのか?」

「いえ、88番までしか」

「半端なんだな……」

「はい、どうぞです」

「ほい、どれどれ……おう、末吉か」

「可もなく不可かもしれない、だねぇ。いやぁ、普通だ」ケロケロ

「面白みに欠けますね。もう少し、刺激が欲しい所なんですけども」

「人間、程ほどが大事だぞ若者よ」

「せっかく、幻想郷に来たのになぁ……」


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 小休止。22時頃再開

 

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 再開。一時間弱程ですが

 

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~~~暫くして~~~

「へぇ。お遍路参りにねぇ?」

「はい。それも、東方projectを知ったからやろうとしたようなものですけれど」

「きっかけなんて、なんでもいいのさ。なんなら、女の子に興味があったからでもいいんだよ~」

「ロボットとかでも大丈夫ですよ?」

「ごめん、そこに繋がる物が分からない」


「あっはっは。話せる相手がいるからって、からくりをネタにし過ぎだよ早苗」

「すいません、つい」

「まぁ、話すことはやぶさかでないさ。暇が潰せるし」

「若者よ。さっきから、暇が嫌いみたいだね?」

「……ええ。何もしない時間というのが、どうにも窮屈なんですよ」

「えっ、普通は逆では?」

「まぁ、よく言われる」


「退屈、じゃなくって?」

「はい。変、ですかね」

「さぁ? それは、男が考えることだよ」

「神様のアドバイスというか、助言はないのですね」

「欲しい?」

「はい。……おみくじだけでは、有難味が」

「いいねぇ。それじゃぁ……」

↓要求

自分でもいけるような幻想郷の名所を教えて


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 すみません、本日は中断します。明日の昼前から再開予定です

 それから今回の安価は諏訪子様の要求ですので、>>43は無効扱いでお願いします

 なのでもう一度【↓要求】。多少、無茶ぶりでも……?

 

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すみません、昨日は急遽用事が入り、連絡も出来ませんでした
そして次に再開出来るのが月末となります。ご了承ください

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