エレン「頑張ろうぜ」
アルミン「うん。頑張って」
エレン「お前もだぞ?」
アルミン「え?なんで」
エレン「なんでってお前、なぁ……不安にならないか?」
アルミン「どうして?」
エレン「だって、さぁ……こう、腹を撫でて、微笑んで、時々しゃべりかけてるんだぞ?」
エレン「不気味だろ」
アルミン「そうかな?ミカサだって乙女なんだから、そういう日もあるよ」
エレン「あと俺のことエレンパパって呼ぶのもついでに止めさせたい」
アルミン「それも仕方ないんじゃないかなぁ」
エレン「仕方なくねえよ。なんだよエレンパパって。俺はいつからあいつの父親になったんだ」
アルミン「(そっちか)」
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アルミン「というわけなんだ」
ミカサ「それは……どういった状況?」
アルミン「極めて順調だという意味だね」
ミカサ「……」グッ
アルミン「しかし……『エレンパパ』は止めた方が良いかもね」
ミカサ「何故? ……この子にも、父親が近くにいることを教えてあげたい」
アルミン「え? あ、うん。まぁ、うん。うん……まぁ、少し呼び方を変えるだけだから。
もっと夫婦っぽいものにしたらどうかな?」
ミカサ「夫婦っぽい……もの……」
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