【咲】久「須賀くんを落としたい」【安価】 (1000)


・主人公は竹井久ちゃん。かわいい。

・久が京ちゃんを攻略したい話。安価コンマあり。

・インターハイ優勝後の設定。

・キャラの独自解釈あり。

・京太郎が出てきます。苦手な人は注意。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401879934


高校3年生の最後の夏。


インターハイ、優勝の栄光。


みんなで掴んだ優勝杯。



咲、優希、和、まこ


そして、最後の切っ掛けを作ってくれた、あなた




いつからだったかしら


自然とあなたのことを


目で追うようになっていた―――――


現在、インターハイが終わって、清澄麻雀部の活動はしばらくお休み

しかし、下校時刻を過ぎたにも関わらず、部室には灯りが点っていた。



久「はぁ~~」

まこ「どうした、ため息なんかついて」

久「須賀くんを落としたい」

まこ「………」

久「な、なによっ」

まこ「そのセリフ、もう耳にタコができるほど聞いたわ」

まこ「さっさとアプローチしたらどうじゃ」

久「してるもん。例えば、ほら」


久『ねえ須賀くん』

京太郎『なんですか、部長』

久『クッキー食べない?』

京太郎『マジっすか。腹減ってたんですよ。ありがとうございます』

京太郎『お、うまい! これ部長の手作りですか?』

久『そんなわけないでしょ? 須賀くんに手作りで作る理由がないわ』

京太郎『ははは……そうっすよね。でも、ありがとうございます』



久「こんな感じに手作りクッキーを作ってみたり」



久『あ~~痛い痛い』ボキボキ

京太郎『部長、肩こってるんですか?』

久『そうなのよね。揉みたい?』

京太郎『えっと……その』

久『須賀くんって変態ねえ。一体何を想像したのかしら』

京太郎『あなたの想像していないことです』


久「と、須賀くんをイジってみたり」


まこ「いろいろとひどいの」

久「だって、ね?」

まこ「だって、なんじゃ」

久「いやいや、そこはなんというか……その……」

まこ「おんしは、素直じゃないのう」

まこ「インハイが終わっても、こうして部室に来とるのも、京太郎を―――――」

久「わーわー!! わざわざ、口に出さなくていいから。バカっ!!」

まこ「なのに、ここまでヘタれときた……どうしようもないの」

久「だから、こうして相談してるんじゃない」

まこ「相談しとるつもりじゃったか」


久「どうしたらいいかしらね」

まこ「いや……とりあえず、久にはたくさんいい所があるんじゃから」

久「うんうん」

まこ「そこを、活かして、アプローチをかけるとか」

久「いい所って?」

まこ「そうじゃな、例えば」




久のパロメータを決定します 一つ目:【色気】

>>8-10のコンマ平均値

ほい


久のパラメータ

色気 :53 C
器用 :
体力 :
機転 :


まこ「そこそこの……色気」

久「色気?」

まこ「そうじゃ。それで、京太郎を誘惑するんじゃな」

久「なるほど。須賀くんもオトコノコだしね、それは使えるかも」

久「でも、イマイチ物足りない気がするのよねえ」

まこ「……」

まこ(確かに、和に比べたら、胸は小さい。スタイルも、まあ普通)

まこ(しかしなんじゃろう、こいつからは謎の妖気を感じる)

まこ「……とりあえず、色気!!」

久「色気ね。分かったわ。他に何かあるかしら」



久のパロメータを決定します 二つ目:【器用】

>>13-15のコンマ平均値

さあ


久のパラメータ

色気 :53 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C 
体力 :
機転 :



まこ「おんしは器用じゃからの。麻雀部の部長から、議会長の仕事まで、幅広くこなせる」

久「そうかしら」

まこ「その器用さは、立派な武器じゃのう」

久「器用さね。まあ、できないことはないつもりよ」

久「たぶん、何事も平均点以上にはできると思うわ」

まこ「恋愛は……」チラ

久「ふ、ふんっ。今から頑張るもん!」

まこ「久はからかうと面白いのぅ」

久「もう……他にないの、他に!!」



久のパロメータを決定します 三つ目:【体力】

>>25-27のコンマ平均値


久のパラメータ

色気 :53 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
体力 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :



まこ「体力はどうじゃ?」

久「………」

まこ「お? あの生徒会長さんに、苦手な分野が?」

久「持久走、いつもこっそりサボってたわ」

まこ「でも、体力がなかったら、会長やら部長は同時にこなせんと思うが」

久「だって、みんながフォローしてくれたもの。学生議会は、副会長たちが」

久「麻雀部は「京太郎か?」」

久「……」

まこ「雑用、全部任せとったもんなぁ」ニヤニヤ

久「あ、あれはみんなの練習時間を確保するために――それに、ちゃんと今埋め合わせしてるでしょ」

久「ちゃんと指導してあげてるじゃない!」

まこ「まるで仕方なくみたいに言っとるけどなぁ。おんしにとって、願ってもないことじゃのう。ん?」

久「……えらく、強気ね、まこ」

まこ「たまにはええじゃろ。じゃあ、最後になるが―――」




久のパロメータを決定します 四つ目:【機転】

>>37-39のコンマ平均値


久のパラメータ

色気 :53 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
体力 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :42 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。



まこ「機転………」

久「機転がきくかどうか? あら、私そればっかりは、自信あるわよ」

まこ「……」

久「これでも、麻雀部を全国優勝まで導いてきたわけだし」

久「大人との付き合い方も、部活を通じて学んだわ。意味の分からない三尋木プロにも、大人の対応をしたし」

久「インタビューにも、ソツなく答えたわ。空気は読めるわよ」

まこ「うーん……」

まこ(確かに、そうなんじゃが、こと恋愛に限っては、こいつはポンコツじゃ)

まこ(機転は効かん、と思っとったほうがええな。決定)

久「なによ、その顔」

まこ「なんでもないぞ」



まこ「よし、だいたい整理し終わった」

久「うんっ。なんだかイケる気がしてきたわ。えいえい、おー!!」

まこ「おー! あとは頑張れ!」

久「………え?」ポカン

まこ「あとは、自分のチカラでなんとかせい。わしは知らん」

久「えー………そんなぁ」

まこ「久、お前ならできる」

久「お願い、まこ……」

まこ「ダメじゃ」

久「………」ウルッ

まこ「うるうるしてもダメじゃ」

久「ちぇー。目薬分、損しちゃった。仕方ない、自分で考えるかー」

まこ「そのふてぶてしさを、もっと恋愛に使ってくれんかの……」

基本的に器用だから何でもできるけどできないことが出てくると機転が利かないでボロが出るタイプか?


ここで説明タイム


このスレの目的は、主人公久が京ちゃんを落すことです。

それまでに、様々な障害()があるので、それを頑張って乗り越えましょう。



基本パロメータは4つ

【色気】【器用】【体力】【機転】


色気……文字通り、色気。男の子をドキッとさせる魅力。風呂上がりの霞さんのような。

器用……手先の器用さ。料理、お掃除、なんでもござれ。テクニック。

体力……身体能力の高さ。もちろん、夜の方も以下略。

機転……その場のピンチに上手く対応できる度合い。賢さ、ウィット。



それぞれ、1~100まで。ランクによって、判定に補正がつく


100~    S +20 
91~100  A +15
71~90   B +10
51~70   C +5
31~50   D ±0
11~30   E -5
1~10    F -10  



その他に、体力と精神力のパラメータがあります




・体力

体力。□や■で表す。最高で10、最低で0。


■■■■■■■■■■⇒10(満タン)
■■■■□□□□□□⇒残り4


行動すると、減る。減りすぎると、動けなくなる。休めば回復する。
なお、動けなくなったからといって……



・ストレス

精神力。☆や★で表す。最高で10、最低で0。体力と一緒。ただし、多い方が悪い状態。


★★★★☆☆☆☆☆☆⇒ストレス4つ分
★★★★★★★★★★⇒10(ストレスマックス)


攻略に失敗したりして、ストレスが溜まると、濁っていく。
溜まりすぎると、病んだり、普通の行動を取れなくなるので注意。



>>52なんかそんな感じのパラメータになったね



久 パラメータ

体力   ■■■■■■■■■■
ストレス ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

色気 :53 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
体力 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :42 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。




色気とか器用さのパラメータは、補正が加わって多少有利に働くくらいだから
まあ、大丈夫。上昇イベントもあります。



今日はチュートリアルなので、スレの進め方でたぶん終わる。
ちょっと、風呂入ってきます。

病むはどっちの意味なのか……
そういや減少イベントもあるんかな?


今日はチュートリアルなので

パラメータの変更はありません。


>>57 ヤンデレはかけないから、安価がひどすぎない限りないよ


つづきやで


放課後、清澄高校麻雀部。

インハイ後の休息期が開けて、それぞれのメンツがまた戻ってきた。

いつもの、光景。少し違うのは――――



久「さて、始めましょうか」

咲「うーん、しばらくやってなかったから……」

優希「牌が重たいじぇ」

和「私はちゃんと家で毎日やってましたよ」

京太郎「おっ、さすがだな和!」

和「いえ……当然のことをしたまでです」

京太郎「実は、俺も毎日アプリでやってたんだぜ~」

和「そうなんですか、偉いじゃないですか、須賀くん」

京太郎「へっへー」

久「………」

京太郎「だって、部長が教えてくれるんですしね!」

久「え?」

京太郎「『え』って……休みが開けたら、私がみっちり指導してあげるって言ったじゃないですか」

京太郎「あ、もちろん俺のためだけに来てくれた、とか思ってませんよ」

咲「……」

京太郎「えっと、部長?」

久「え、あっ、ええっ、そうよっ。教える、教えてあげる」

まこ(なんじゃこれ……これでよく、周りは気づかんのう)


京太郎「じゃあ、早速お願いします! 部長!」

久「……」

まこ「こらこら……一応、新しい部長はわしじゃぞ」

京太郎「あ、そうでしたね。ええと、とりあえず竹井先輩……かな? なんと呼んだらいいですか?」

久(須賀くんに指導、須賀くんに指導、須賀くんに指導、須賀くんに指導……)

京太郎「……部長?」

久「……あっ、な、何っ?」

京太郎「えっと、なんとお呼びしたらいいかなと思いまして」

久(あ、呼び方か……確かに、そうね……)

京太郎「ええと、竹井先輩でいいですか?」



久「>>75




初コンマ判定  下のような感じで、これからステータスを使っていきます


【機転】D補正で±0


成功:ふふっ、名前で読んでもいいのよ?  好感度+1

失敗:ええと、えっと……         体力-1 ストレス+1

大失敗:好きに呼べばいいじゃない、馬鹿! 体力-1 ストレス+2


大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~99


判定:成功



久「ふふっ、名前で呼んでもいいのよ?」

京太郎「えっ、し、下の名前で、ですか……?」

久「そう。あら、須賀くんが提案したんじゃない。部長だと分かりにくいんでしょ?」

京太郎「う……ごめんなさい、ちょっと俺にはハードル高いっす」

久「もー、須賀くんったらシャイなんだから♪」

京太郎「っ、部長は本当に変わりませんね」

久「そこがいいでしょ」

京太郎「ふふっ……そうですね」



久(よし、これが私のいつもどおりっ!)



京太郎の好感度、+1(チュートリアルなので、形だけですが)



そして久と京太郎の、ネト麻訓練が始まった。

初めは距離感に戸惑っていたものの、少しづつ慣れてきた。

ちなみに、結局久のことは、これまでどおり部長と呼ぶことになった。




久「あ、なんでそこで鳴くのよ!」

京太郎「駄目でしたか?」

久「ダメよ! 今の順位分かってる? 高い手で、直撃取らないと一位になれないでしょう」

京太郎「言われてみれば……ドラが出たんで、焦っちゃいました」

久「次から、気をつけてね」

久(んーちょっと、厳しすぎるかしら。でも、これくらいはやらないと―――)

京太郎「へへ……なんだか新鮮ですね」

久「へ?」

京太郎「部長に教えてもらえるなんて……なんだか嬉しいです」

久「……そ、そう? こんなの、たいしたことないわよ」

京太郎「いや、教え方上手だと思います。さすが部長!」

久(……ああーーもう! なんなの、この可愛い後輩は!)


その時―――――後ろから声がかかった。



咲「あの……指導中にごめんなさい」

京太郎「おう咲。どした」

久「……あ、咲。なに?」

咲「ええと、私もネト麻したいなって」

咲「インターハイ終わってから、また自分の課題が見つかって」

咲「それで、試してみたいことがあるんです」

咲「あっ、でもまだいいですよ。京ちゃんの指導が終わってからで」

京太郎「いやいや、いいぜ、使えよ」

京太郎「なんだかんだ言って、咲や和の練習が優先だしな」

京太郎「あ、いいですか、部長」

久「ええ、いいわよ」



清澄の部室には、パソコンが一台しかなかった。

そのため、基本的に使うときは、順番待ちとなる。


その時―――――後ろから声がかかった。



咲「あの……指導中にごめんなさい」

京太郎「おう咲。どした」

久「……あ、咲。なに?」

咲「ええと、私もネト麻したいなって」

咲「インターハイ終わってから、また自分の課題が見つかって」

咲「それで、試してみたいことがあるんです」

咲「あっ、でもまだいいですよ。京ちゃんの指導が終わってからで」

京太郎「いやいや、いいぜ、使えよ」

京太郎「なんだかんだ言って、咲や和の練習が優先だしな」

京太郎「あ、いいですか、部長」

久「ええ、いいわよ」



清澄の部室には、パソコンが一台しかなかった。

そのため、基本的に使うときは、順番待ちとなる。

ミスった

順番待ちのくだり、二回目は消しといてください


咲「ごめんなさい、部長」

久「いえいえ」

久(あーあ……ま、そういうこともあるわよね)

咲「あっ、そうだ―――――――――」

久「?」

咲「京ちゃん。よかったらさ」

咲「隣で、私の打ち筋研究してみない?」

咲「勉強になると、思うんだけど」


あくまに、自然な流れで

しかも物腰柔らかに

咲は、そう提案した。



京太郎「マジで、いいのか?」

咲「うん。京ちゃん、一緒にやろ?」

京太郎「やるやる!……あ、部長」

久「……いいわよ、いろんな人と練習するのも大事だから」

咲「ありがとうございます、部長」

久「!」



その時、久は見逃さなかった

咲の口元が……ほんの少しだけ、緩んだのを。


久は、その場を急いで離れると

まこを引っ張って、部室の外に出た。



久「まこまこ!!」

まこ「なんじゃ、ひさひさ。練習中じゃぞ」

久「実は、こんなことがあったのよ!」



 *



まこ「ほう……」

久「これってどういうことだと思う?」

まこ「どうじゃろなぁ」

久「もし、咲が須賀くんのことを好きだったら……うーん、どうなのかしら」

まこ(まあ、十中八九、そうじゃろうなあ。しかし、意外と咲もやるのぅ)

久「ねえ、聞いてる?」

まこ「聞いとる、聞いとる」

久「早くもライバル登場の可能性が……気が重いわ」

まこ「なんじゃ、咲に勝つ自信ないんか?」

久「え……だって、咲は―――」





咲のパロメータを決定します 一つ目:【色気】

>>110-112のコンマ平均値

咲のパロメータを決定します 二つ目:【器用】

>>113-115のコンマ平均値

g


咲 パラメータ

体力   ■■■■■■■■■■ (えへへ、元気いっぱいだよ!)
ストレス ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (特に、感じないかなぁ……)

色気 :59 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :62 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
体力 :
機転 :




久「だって……胸は小さいけど、可愛らしくて、なんだか色気があるような気がするし」

久「ああ見えて、けっこう手先も器用じゃない?」

久「麻雀牌を、あんなに華麗に扱うんだもの」

まこ「そうじゃなあ。昔はドジっ子のイメージじゃったが」

まこ「インターハイを通じて、勝負度胸みたいなのも付いとるし……ちょっと頼もしくはなったな」

久「ううっ、やっぱり……」

まこ「落ち着け、久」




咲のパロメータを決定します 三つ目:【体力】

>>128-130のコンマ平均値

咲のパロメータを決定します 四つ目:【機転】

>>131-133のコンマ平均値




おまかせあれ!


咲 パラメータ

体力   ■■■■■■■■■■ (えへへ、元気いっぱいだよ!)
ストレス ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (特に、感じないかなぁ……)

色気 :59 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :62 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
体力 :41 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :36 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。




まこ「咲は―――久より(たぶん)体力はない!!」

久「!」

まこ「そして……何より、まだあいつは鈍い! 久と比べて、子供じゃあ!!」

久「!!」

まこ「じゃから、おんしは負けとらん。負けとらんぞぉ!!」

久「そ、そうよね! 確かに、この一年であの子は成長したけど……私にだって、上級生のプライドがある!」

久「負けない!」

まこ「………よし。久」

久「なぁに?」

まこ「行ってこい。突撃じゃ。あいつらの練習に、割り込みじゃ」

久「ええええっ?!」

まこ「己を知り、自分を知れば、百戦危うからず。
まず、相手が京太郎のことをどう思ってるか、確かめに行くんじゃー!!」

久「な、なるほど。でも、どうすれば……?」

某アラフォースレみたいな


>>144
ぶっちゃけけっこう、参考にしてます



まこ「わしの話を聞いとらんかったんか。割り込むんじゃ。今二人は、隣り合って座っとるじゃろ」

  パソコン
【京太郎】【咲】

まこ「↑こんな感じじゃろ」

久「うん……」

まこ「二人の間に、行ってこい」

久「でも……さっき、あんなこと言っといて、行きづらくない?」

まこ「大丈夫じゃ。適当に言い訳つけて、割り込んでしまえばええ」

久「……分かった、やってみる」

まこ「頑張りんしゃい」

久「あと、まこ。『己を知り、敵を知れば』よ。さっきのだとただの自己満足野郎だわ」

まこ「……」

久「……」

まこ「……そうとも言う」

久(あ、顔真っ赤)


 *


久は、緊張を抑えつつ、部室に戻った。

パソコンの前には、京太郎と咲が隣り合って座っていた。

しかし、ひとつ予想外なことがあった。それは―――ー



咲「京ちゃん。マウスは、こうやって持つんだよ」

京太郎「えっと、こ、こうか?」

咲「そう……あ、ダメだよ。ちゃんと固定して……ほら」

京太郎「悪いな、物覚え悪くて」

咲「えへへ、いいよ! 私だって、京ちゃんに教えられることあるんだからね!」



咲が、京太郎の手を握って―――正確には、マウスの上の手に、重ねているだけだが

思いのほか、密着して指導していることだった。

自分が、立って眺めているだけなのとは違って。




久(…………)

久(………これは、いけない)


久「ごほん、失礼しまーす」

京太郎「あ、部長」

久「ん~ちょっと、遠くから見てて気になったんだけど……あ、ここいい?」

京太郎「どうぞ」

久(自然に、自然に……よし、割り込んだ)

咲「……」

久「あ、咲。ごめんねー?」

咲「いえ……」

京太郎「何か問題ありますか?」

久「えっとね~~」

京太郎「ふんふむ」

咲「…………」グッ

久「?!」

久(この子、私を後ろに押し出そうとしてる―――!!)

久(そうはいかないわよ)グッ

咲「っ!!」




体力判定(共にDのため、補正なし)


>>156

0~49で久の勝ち⇒咲、体力-1

50~99で咲の勝ち⇒久、体力-1


京太郎「あーなるほど、そこは気がつきませんでした」

久「もう、さっき注意したばかりでしょ」

咲(……)グイグイ

久(よし、このまま、この姿勢を保っていれば……)

久(大丈夫よ!!)

咲(部長……こうなったら………えいっ)ペラッ

久「……っ?!」

久(咲、私のブラウスをめくりあげて……須賀くんはパソコンに集中してるから、今は気がついてないけど)

久(これはもしかして……ここを退かないと、全部めくるつもり?!)

咲「…………」ジーッ

久「うっ……」

久(さすがに、須賀くんの前で、それは嫌よ……仕方ないここは一旦引くしかない)

久「じゃ、じゃあね。頑張って二人とも」

京太郎「はい、ありがとうございました!」

咲「ありがとうございます………………ふふっ」


久「!!!」

久(今、笑った! 今度は、間違いなく!!)

久(咲……)




久、体力-1

で、本来であれば勝者にパラメータ上昇値を振りますが、今回はなし


というわけで、今日はここまで

だいたい、こんな感じでスレ進めます

咲と久が戦いながら、京太郎を攻略していきます。


基本的に、二人を軸として行きます。
京太郎の好感度変動も、あります。


舞台は、部室だけじゃなくて、どこかに移動したいと思ってます。
何か、意見あれば、参考にするよー


それじゃまた

ちょっと帰りが思いのほか遅くなったから、更新は明日にするよー

あと、よくよく考えてみれば体力でパラメータ被ってたから、一方を『身体』にしときます



久 パラメータ

体力   ■■■■■■■■■■ (元気いっぱい、竹井久です!)
ストレス ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (ストレス? 私には無縁ねえ)

色気 :53 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :42 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。


咲 パラメータ

体力   ■■■■■■■■■■ (えへへ、元気いっぱいだよ!)
ストレス ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (特に、感じないかなぁ……)

色気 :59 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :62 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
身体 :41 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :36 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。


こんな感じで。ではまた明日

今日はヤングガンガンの発売日!
ということで、書店にGO。


パロメータの説明はあくまでもイメージだからね、参考程度にしてくれれば


つづき


“部長、ストック買っておきましたよ!”


     “あら、須賀くんにしては気が効くじゃない”



“須賀くん、牌譜の整理してくれた?”


     “徹夜でなんとか終わらせました……”



“部長、今日もお疲れ様でした”

  
     “ええ―――あなたも、お疲れ様。”






一方的に雑用の命令をしたり


意味不明な愚痴を聞かせたり


それでも、温かい言葉をかけてくれた


強引で素直じゃない先輩と、従順で、物分りのいい後輩


特別な、何かがあるわけじゃない


それだけの、私たちの、つながり


「ふわぁ………」


ジリジリとうるさい目覚まし時計

目を開けるのも煩わしくて、手探りでボタンを探した


「うるさい……どこぉ……ん………あった。えぃ」

「ん……いつもどおり、6時」

「私ってば、相変わらず健康的………ねむ」


洗面所に向かい、蛇口をひねる。

夏の心地の良い水温は、季節と共に、すっかり失われていた。

今はひんやりとしたそれに、体がぴくっと反応する。


「あら……歯磨き粉、もうない……仕方ないか」

「新しいの、買わなきゃね」

「……………」

「んんん……………………ぺっ」


身だしなみを整えて、髪をしばる

簡単な朝ごはんを頬張った。

激務に備えて、簡単な食事だけにする癖が、そのまま残っていた。


「ええと……」


バナナ、よし。

牛乳、よし。

ついでに……おさげ、よし。


「ん~~完璧♪」

「さて、行きましょうか」

「待っててね、須賀くん……なんてね」







     《私と咲の放課後戦争編》










放課後、部室――――


久「さあ、今日も部活始めるわよー」

まこ「おかしいのぅ……部長を引き継いだはずなんじゃが」

和「結局、部長が仕切ってますね」

優希「部長、部長ややこしいじぇ……でも、部長は部長がしっくりくるな」

京太郎「いや、前決めただろ。卒業するまで元部長はそのまま部長で呼ぶって」

咲「私は、どっちでもいいかなぁ……」




部長談義もそこそこに、練習予定について、話が進んだ。

話は、もっぱら、京太郎の練習方法についてだった。




まこ「京太郎」

京太郎「はいっ!!」

まこ「おんしの練習方法について、説明するぞ。その前に、まずは現状確認から――――」



久(さて、今日も元気に、須賀くんに指導してあげようかしら)

久(この間のことをまこと話した結果――――咲は今のところ、グレーという話になったわ)

久(うーん、とりあえず、咲がどう思ってるのかだけでも……聞けるといいんだけど)

バ(濁音)ロメータ
パ(半濁音)ラメータ


まこ「……なるほど、おんしの今の状況は分かった」

京太郎「なるほど、まずは役を覚えないといけないと!」

和「覚えてなかったんですか?」

優希「私でも覚えてるじぇー?」

京太郎「和、そんなに呆れた目で見ないでくれ……あと、なんか優希に言われるとムカつく」

優希「おい、犬。随分な物言いだな、じぇ?」

京太郎「うっせえ、お前だって点数計算できてないじゃねえか!」

和「でも役は基本中の基本ですよ? いくらなんでも、それは」

京太郎「返す言葉もございません……」

優希「なーんかのどちゃんに対する態度と、私に対する態度が違うような気がするなー」

京太郎「気のせい気のせい」

和「……まぁいいでしょう、みっちり教えてあげますよ」

京太郎「ほえぇ……長い道のりだなぁ」

和「当然です。ビシバシいきますよ」

京太郎(ま、まあ和に教われるなら、それもいいかもなー)ヘラヘラ


久(なによ……デレデレしちゃって)

久(私より、和のほうがいいってわけ?)

久(むむむむ、なんだか悔しいけど、下手にも出たくないし……どうしよう)



久「>>204



1須賀くん、なにニヤニヤしてるのよ

2あれ、私のときより、なんだか嬉しそうね?

3和、私が指導替わろうか?

4ここは黙っておく

2


久(ここは…)


久「あら、須賀くん。なんだか私の時より、嬉しそうね?」

京太郎「えっ、そう見えますか?」

久「見えるわ~なんだか、和には須賀くん優しくないー?」

京太郎「そ、そんなことないっすよ」

久「えー、だって私のときには、そんな感じじゃなかったし~顔も、なんだか怖かったわー」

京太郎「真剣にやってただけですよ!」

和「須賀くん……」ササッ

京太郎「ああっ、和! 違う、違うんだ!」


久(よし……やりぃ。あとは……)




機転判定(共にDのため、補正なし)


>>216


0~49で久の勝ち⇒咲、ストレス+1   久「あはは、まったくもう、仕方ないわね」

50~99で咲の勝ち⇒久、ストレス+1  咲「あの……時間ももったいないので」


おまかせあれ!


久(よし、ここで……)


咲「あの、時間ももったいないので、そろそろ練習しましょう!」

和「咲さん……そうですね」

まこ「そうじゃの」

咲「とりあえず、役だけでよかったら私が教えるよ。京ちゃん、ほら、こっちきて」

京太郎「お、おいっ、引っ張るなよ」

咲「あっ……ご、ごめんね」

京太郎「大丈夫か? なんか、顔赤いぞ?」

咲「な、なんでもない! 京ちゃんのバカ!」

京太郎「なぜそうなる……まあいいや。今日も頼む、咲」

咲「もう……しょうがないなぁ、私に任せて!」

京太郎「嶺上開花ばっかりはやめてくれよー? 俺にはできないぞ」

咲「ちゃんと教えるもん!!」



久(あ、ありー?)

久(なぜ、こうなったのかしら……)

久(むむむむむ)


まこ(なーにやっとるんじゃ……)


久(今日、目覚めはよかったから、きっといいことあると思ったんだけどなぁ)

久(あれってもしかして咲にあの場の主導権を握られちゃったのかしら)

久(……どちらにせよ、このままじゃ帰れないわ)

久(今日、なんらかの成果を持って帰りたい!)

久(あわよくば……須賀くんともっと……お話したい……)




1二人の練習に割り込む

2練習が終わるのを待ってからアクションする

3その他、自由安価


>>231

2


せっかく私が須賀くんと練習しようとしたのに

それをあっさり咲に持っていかれるなんて……

とんびに油揚げをさらわれた気分。

先輩として、ここは引くわけにはいかないわ!



久「よっし」



 *



咲「これが嶺上開花だよ、京ちゃん!」

京太郎「お、ついにマイナーな役? に入ったのか」

咲「マイナーじゃないもん! 私、嶺上開花で上がることのほうが多いんだよ?」

京太郎「いや……それ、普通じゃないと思うぞ。あれ、部長どうしたんですか」

久「い、いやーうまくやってるかなって」

咲「……部長、今練習中です」

久「わ、分かってるわよ。一応、上級生としてね、ホラ」

久「見回りよ、見回り」


咲「…………………………」

久(うっ……なに、この目ヂカラは……)

久(『邪魔しないでください』って訴えかけるような――――)

久(しかーし、ここは行くわよ!)


久(うーん――――>>239で)




1私の方が、うまく教えられるわ(挑発)

2京太郎にボディタッチ(誘惑)

3二人に差し入れ(お菓子とお茶)

4自由安価

3


久(よし、咲が作ったこの流れを……)

久(一旦、壊してしまうのよ!!)



 *



京太郎「ふわぁ……」

咲「ふふっ、お疲れ京ちゃん。疲れた?」

京太郎「まあな。でもお前ら、合宿のときとか一日中打ってるもんな……それと比べたら、楽なんだろうな」

咲「京ちゃん、筋肉もあるもんね。ハンドボールで鍛えた」

京太郎「なんか使ってる筋肉は違う気がするけどな」

久「は~い。お二人とも、おつ~」

久「そろそろ休憩したらどうかしら。ほら、お茶入れたわよ、お菓子も」

京太郎「ぶ、部長?!」

久「す、須賀くんのために、頑張ったわ。どうぞ」

京太郎「………」ジーン

久「………えっ、えっ?!」

久「なんで、半泣きになってるのよ?!」


京太郎「いや、だって……部長が俺のために雑用してくれたのって」

久「あっ……」

京太郎「これが初めてじゃないですか……ううっ……」

久(言われてみれば)

京太郎「胸にこう、ぐーーーーーーーっときちゃって」

久「須賀くん……」

京太郎「すいません、こんなんで泣くなんて、男らしくないっすね……」





久(なんか、すごく申し訳なくなってきちゃった)

久(須賀くんが望むなら、これから何度でも入れてあげるわ。お茶と言わずなんだって……い、いや、それはまだ早いけど)

久(あ、やば、涙目の須賀くん可愛すぎ………もう、今日の成果は、じゅうぶんかも……)

京太郎「本当に、嬉しいです! 遠慮なくいただきます!!」





【器用】C補正で+5 >>248

成功:上手! さすが部長!           好感度+1

失敗:イマイチ。我慢したら、飲める      体力-1 

大失敗:壊滅的。飲める代物じゃない      体力-1 ストレス+1


大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~99

おまかせあれ!


ちなみに、本格的なアピールは、もう少し先なので
放課後戦争編は、あんまり好感度気にしなくてええですよ(震え)





久(お茶なんて久しく入れてなかったけど……味はそんなに変わらないはず)

京太郎「……」

久(あ、あれ?)

久「あの、須賀くん、もしかして、美味しくなかった、とか――」

京太郎「えっ、そ、そんなことないっすよ!」

京太郎「すごく、美味しいです!」

久「そ、それなら良かったわ」

京太郎「お菓子もいただきますね」

久「うん……どうぞ」

久(なんか、反応が……まずったかな? あちゃー練習しとけば良かったなー)

久(なかなかいいところ見せられないわね……うーん凹むわ)


京太郎(たぶん、お茶っ葉の量間違えてるな……でも、飲めないレベルじゃないし)

京太郎(うん、大丈夫。大丈夫だ。普通に、飲める。うん)

咲「……」






機転判定(共にDのため、補正なし)

久vs咲


>>269

0~39で久の勝ち⇒「お茶の入れ方、教えて欲しいな……なんて」 好感度+1 咲のストレス+1

40~59で引き分け⇒「ちょっと入れてきますね」 

60~99で咲の勝ち⇒「京ちゃん、これ飲む?」         好感度+1 久のストレス+1


はい


久(……はぁ)

京太郎「部長、ごちそうさまでした」

久「い、いえいえ。ごめんね、あんまり美味しくなかったでしょ」

京太郎「そ、そんなことは―――」

久「じーーーっ」

京太郎「うっ、あの……ちょっと、濃かったです」

久(やっぱり。でも、仕方ないかぁ

京太郎「部長って、お茶入れてもらう側ですよね。麻雀でも、学生議会長でも」

久(ここだ。攻めろ、攻めるのよ、久)

久「そうね。ちょっと私も、初心に帰るべきかしらね」

京太郎「え?」

久「お茶の入れ方……練習したいなぁ……ね、須賀くん」

久「教えてくれないかしら……?」

京太郎「いいですけど……そんなに俺、上手くないですよ?」

久「上手よ、いっつも飲んでた私が言うんだもん」

京太郎「そ、そうっすかね。なんか、照れますね」

咲「……」

久「じゃあ、あの……向こうで、一緒に……」ゴニョゴニョ

咲「! 京ちゃん、私も教わり「さ、行きましょう!」」

久「あ、咲。ゆっくり休んでてね~」

咲「…………はい」


部室から出たところにある、小さな給仕室

そこで、須賀くんはお茶の次ぎ方を教えてくれた。

適切なお茶の葉の量、お湯の温度、入れるタイミング

とかなんとか言ってたような、気がする。



久「……」ボー

京太郎「こんな感じです。器が二つ以上あるときは」

京太郎「味の偏りを無くすために、湯呑ごとに、少しづつ注ぐのも大事ですよ」

久「………」


須賀くん、こうして見ると、大きいわね

こんな狭い空間に、二人きりになったことはなかったけど

男の子って、やっぱり大きいわ。


京太郎「こんな感じです」

久「…」ボーッ


……あ、須賀くんのまつ毛

長くて綺麗………


京太郎「……部長、聞いてますか?」

久「……まつ毛、長くて綺麗ね……」

京太郎「え?」

久「あっ?!」


し、しまった。つい、本音が、じゃなくて!!


京太郎「えっと、今のは……」

久「ち、違うの!! 今のは――――」





【機転】D補正で±0


成功:私のまつ毛、長くてきれいだなーって……(ナルシズム)    好感度+1

失敗:す、須賀くんをからかっただけよ               ストレス+1

大失敗:混乱ビンタ                        体力-1 ストレス+1


大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~99


ごめん、>>285


久「ええと……わ、私のまつ毛、長くてきれいだなーって……」

京太郎「……」

久「シンクに映った私の顔に、見とれちゃって」

久「私って、ほら、美人じゃない?」

京太郎「……」




最悪、私は何を言ってるの。

後輩にまずいお茶を飲ませて、お茶の入れ方を教えさせて

挙句の果てにその説明もロクに聞かずに、ナルシスト発言をかますなんて

さっきの幸せ分、全部パーよ! むしろマイナスよ!



京太郎「……っ」

久「……」

京太郎「……ぷっ、はははっ、ダメだ、すいません、我慢できません……あははははっ!!」

久「へ?」

京太郎「ぶ、部長、面白すぎますよ、腹痛い……」

久(あれ、なんかウケてる?)

京太郎「部長のそういう発言、久しぶりに聞きましたよ。このタイミングで言うのは、卑怯っすよ」

久「ご、ごめん」

京太郎「いえいえ、めっちゃ笑わせてもらいました。ありがとうございます」

久「あ……う、うん……あの、須賀くんが嬉しいなら、その……」

京太郎「からのー、ですか? 良いですよ、今なら何が来ても笑えます」ニヤニヤ

久「ないわよ、もうっ!! ネタ切れよ、バカっ!」

京太郎「ふふっ、それは残念です」




久(人の気も知らないで…………)

久(でも引かれなくて良かったわ)

久(だいたい、私を見とれさせる、あなたが悪いのよ……もう)

久(いつか絶対、私に見とれさせて、あげるんだから!)


今日の結果

咲と久

一勝一敗


勝った方が、パラメータを上昇させることができます。

一勝づつなので、二人分。


久が>>296のコンマ一桁

咲が>>297のコンマ一桁


ちなみに0は10です

とりゃ

ほい


久:8
咲:10 


まず久から


色気 :53 C 
器用 :60 C 
身体 :38 D

機転 :42 D 



4つのうちから一つ、上げたいものを書いてください

↓から先に出た8つ分(重複しても採用)のパラメータを上昇させます

例えば、色気が八回出てきたら、色気に8ポイント前振りになります

機転




色気+3
機転+5


続いて、咲ちゃん


4つのうちから一つ、上げたいものを書いてください

↓から先に出た10つ分(重複しても採用)のパラメータを上昇させます




色気 :59 C 
器用 :62 C
身体 :41 D 
機転 :36 D


器用


あと1つやね


コンマで決めちゃうか


>>329のコンマが

0~24で色気
25~49で器用
50~74で身体
75~99で機転


《現在のパラメータ》





体力   ■■■■■■■■■□ (元気いっぱい、竹井久です!)
ストレス ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (ストレス? 私には無縁ねえ)

色気 :56 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :47 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。




体力   ■■■■■■■■■■ (えへへ、元気いっぱいだよ!)
ストレス ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (特に、感じないかなぁ……)

色気 :60 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :66 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
身体 :44 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :38 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。


好感度
久2
咲0



今日の分おわり
明日はできないから、たぶん日曜の夜に来ます

咲ちゃんとの戦争編、もう少し続くよー
ではまた


補正で負けてるなら判定で良いコンマだせばいいだけさ


編、って着くと他のキャラとの戦いもありそうな気がするのぅ……

和は逆に京太郎が攻略してしまうキャラにするとか
二人が不甲斐無い場合京太郎が和の好感度を稼いでくっついてしまう、みたいな

>>338
和「私達、ずっと友達ですよね?」

って言われるのか。キツいなぁ……

何故か失恋した久と咲と優希が一緒にカラオケに行く図が思い浮かんだ

>>340
久「愛の儚さが 身に染みると♪」
咲「浮き世に背を向け 独り歩く♪」
優希「黄昏時 沈みかけた

和「解せぬ」

これ何があれば咲ちゃんへの好感度上がるん(´・ω・`)?

雨で交通機関がマヒした結果……出張がなくなり、更新できることになったぜ


>>350
>>265で咲が勝ってれば、咲の好感度上がってましたよ。まあ、まだ焦らない


まあ、咲のキャラネタはほどほどに
個人的には嫌いじゃないけど、苦手な人もいるからね



つづき


“よう、今日も読書かー? たまには、体動かしたほうがいいと思うぜ。な?”

   私を、外に引っ張り出そうとする。頼んでもないのに。



“おいおい……なぜここでコケるんだ。鈍臭いな、咲は”

   だから、言ったじゃん。私といても、楽しくないよって。



“付き合ってよ、麻雀部。頼むよ、一回だけでいいからさ”

   私、麻雀嫌いって言ってるのに。いつもいつも、いつも強引。



“咲―――――――優勝おめでとう。さすが、俺の幼馴染”
    
   “まさか、本当に優勝しちまうなんてな。でも、俺は信じてたぜ、へへっ”





    本当に、ずるい。


    勝手に人を引っ張り回して


    勝手に私に優しくして


    勝手に―――――人を好きにさせるんだもん。


京太郎「おい……おい、咲?」

咲「むにゃむにゃ……ん……?」

京太郎「ようやく起きたか。部活始まるぞ」

咲「あ、京ちゃん……おはよう」

京太郎「おはよう。もうすぐ夕方だけどな」

咲「そっか、じゃあおはゆう」

京太郎「なんじゃそりゃ……阿知賀の次鋒への挨拶か?」

咲「んん~~~~っ………」


両手を絡めて二度三度、天井に向かってじんわりと

授業で軋んだ体をほぐしていく


咲「うん、目覚めたよ」

京太郎「よっしゃ、行こうぜ!」

咲「……」

咲「嫌だって、言ったら?」

京太郎「は? どうしたんだよ。どっか具合でも悪いのか?」

咲「……冗談だよ。行こう?」

京太郎「お、おう。みんなが待ってるぜ」



そこは、無理やり引っ張って行ってほしかったな……なんて。


 *


まこ「――――よし、部活終わりじゃぁ」

優希「よーっし、お疲れ様だじぇー!!」

京太郎「お前……部活終了時間が近づくにつれて、だんだん元気になっていくよな」

優希「ノンノン。私は前半戦の女! むしろ、後半は苦手だじぇ」

京太郎「うーん、言われてみれば……あれ、でもそれだと辻褄が合わねえな」

和「優希は単純に練習が嫌なんですよ」

優希「そうとも言う!」

京太郎「そうとしか言わねえだろ。優希、今に見てろ。まずはお前から抜いてやるぜ」

優希「な、なにぉーー! 犬のくせに、ちょーーーーーーー生意気だじぇ!」

優希「お前に私が抜けるわけ無いっ! 抜かせないっ!!」

京太郎「いーや、絶対抜いてやるね。まずは優希より上手になる、そしてそれから……」

咲「んー? 京ちゃん、次は誰?」

京太郎「さ、咲」

和「私ですかね?」

咲「いやいや、私だよね、京ちゃん?」

和「私ですよね? 私の方が、簡単に抜かせますよね?」

京太郎「うっ………お、お前らプレッシャーやめてくれよぉ」

咲「京ちゃんはからかうと面白いなぁ」

和「ふふっ、私たちを追い抜くぐらい、頑張ってくださいね」

優希「珍しいな、のどちゃんが悪ノリするなんて」

和「た、たまにはそういうのもいいかなと」

優希「まあとにかく、京太郎! あんまり調子に乗るんじゃねえ!」

京太郎「うっせえ! なんだそのまとめ方は!!」


まこ「んー……一年生は仲がええのぉ」

久「………」

まこ「ん? どうした、久。『私も混ざりたいなー』なんて顔して」

久「し、してないわよ!」

まこ「ええんじゃぞ、意地張らんでも」

久「………」

久「―――っかったな」ボソ

まこ「え? なんじゃって?」

久「な、なんでもないわ」

まこ「そうか、もっと話したかったか。確かに今日は優希がつきっきりで教えっとったからな」

久「聞こえてるなら、そう言ってよ!」

まこ「まーまー、そう怒るな」

久「あのねぇ……」

まこ「ええか、久。まだ今日という日は終わっとらん」

久「え……どういう意味?」

まこ「まだまだ放課後は、これからという意味じゃ」

久「えっと……」

まこ「鈍いのう。これから、京太郎を誘ってデートでもどこにでも行けばええんじゃ」

久「! む、ムリムリ、そんなの私にはムリっ!!」

久「だいたい、なんて言って誘うのよ!!」

まこ「麻雀の相談に乗るでも、ちょっと付き合ってでも、なんでもあるじゃろ」

久「ムリ、ムリ!」

まこ「ヘタレの極みじゃあ」

久「だって……」

まこ「仕方ないのう、今回はわしが一肌ぬぐけぇ」

まこ「任せとくんじゃ」


まこ「おーい、おんしら」

京太郎「染谷先輩、お疲れ様です」

まこ「このあと、みんな暇か?」

京太郎「俺は家に帰るだけなんで、暇ですね」

咲「……」

優希「ま、まさか居残り練習じゃ……」

まこ「優希がしたいなら、それも考えるけぇ」

優希「め、めっそーもございません、じぇ。良い子は下校時間が来たら、学校に残ってはいけないんだじぇ」フルフル

まこ「冗談じゃ。いや、このあとちょっと遊びに行かんか、と思っての」

和「遊び?」

まこ「ボーリングでも、カラオケでも」

まこ「みんなで練習後にぱーっと行くのも、たまにはええかと思っての」

京太郎「あ~~いいっすね。行きましょう!」

京太郎「行くよな。咲、優希!」

優希「仕方ないな。京太郎がそこまで言うなら、付き合ってやるじぇ」

咲「うん、私も行く!」

和「私も行っていいんですか?」

まこ「もちろんじゃ。じゃあ、久」

久「?」


まこ「どこに行くか決めたい。元部長権限で決めてええぞ」

久「私が決めていいの?」

京太郎「部長の遊びについていける自信はないっすね」

久「私をなんだと思ってるのよ……」

まこ「ほらほら、さっさと決めんしゃい」

久「えーっと……そうねぇ」



久「>>365




1ボーリングなんてどうかしら(須賀くんにいいところ見せるチャンス)

2カラオケがいいわ(個室だし……隣に座れるかも。歌も聞けるし)

3焼肉を食べに行きましょう(お腹すいたし、みんなの仲も深まるし。なおお金)

4その他自由安価



()内は適当です。

いかんいかん
部長メインなのにやっぱり京咲はナンバーワン!と言いそうになってしまった


ボーリング、カラオケ……あとは、単純にご飯を食べに行くのもありね。

一応、みんなもそこそこ楽しめて

あとは、頑張り次第で須賀くんにいいとこを見せられて

それでもって、須賀くんのカッコいいところを見られそうなのは



久「うん、ボーリングにしましょう」

まこ「よし、決定!」

優希「部長、即答だったじぇ」



 *



咲「はえ~広いねぇ」

和「ここがボーリング場ですか」

優希「のどちゃん、初めてか?」

和「ええ、まぁ……昔の阿知賀の友人の友達が、ボーリング場で働いてると言ってました」

京太郎「ああ、阿知賀の副将の」

和「あれ、知ってるんですか」

京太郎「知りませんけど……あれだけボーリングのポーズで 和了ってたので」

優希「見方によっては黒歴史だじぇ」

京太郎「いや、マントしてたお前が言うな」


京太郎「よっし、俺から投げます!!」

京太郎「……おらぁっ!!」


ドゴーン! ストライク!!


京太郎「おっしゃぁ!!」

優希「おう、さすが脳筋!」

京太郎「誰が脳筋だ!」

咲(京ちゃん……)

久(やば)

まこ(こいつら……)


 *


久「さ、さて、いってくるわ」

京太郎「部長、頑張ってください!!」

久「ええ……」ドキドキ

久(頑張るわよ……須賀くんに応援されたわけだし)

久(決めてみせるわ!)




【身体&器用】の平均49でD 補正なし


>>373


大成功:ストライク            好感度+2 ストレス-1

成功:スペア               好感度+1

失敗:ガーター              ストレス+1

大失敗:すってんころりん         体力-1 ストレス+1



大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~90

大成功:91~99

おまかせあれ!

うむうむ、幸先いいね



久(指先に、神経を集中よ……よし、このまま)

久「はっ!」



ゴロゴロゴロ

ガシャーン!!



まこ「おお!」

京太郎「部長、あと一本です!」

久「よ、よし、行くわよ!!」

久「狙って、狙って…………」



コロコロコロコロ……スペア!



久(よしっ!)グッ

優希「さっすが、部長!!」

まこ「意外とやるのう」

久「>>」




1ふふん、これくらい楽勝よ

2部長として当然よ

3須賀くんの応援がきいたのかしらね(小声)

4自由セリフ


ごめん>>384

3



久(や、やった! ボーリングとか超久しぶりだったけど)

久(やれるじゃない、私!! この選択は間違ってなかったわ)

京太郎「やっぱ部長って、なんでもできるんですね~」

久「それほどでもないわ」

久(須賀くんの応援が聞いたのかしらね……)ボソ

京太郎「へ?」

久「え」

京太郎「あ、あのーなんか恥ずかしいですね、そう言われると」

久(ま、まさか聞こえてたっ?!)

京太郎「よし、俺も部長に負けないように頑張ります! 今度は俺の応援もお願いしますね!」

久「う、うん!任せといて!」

久(やだ……なんか、最近いろいろと調子いいかも)

久(楽しいわ……こういうのも、悪くないわね)

咲「……………………………」ゴゴ

久(……あっ)

咲「次、私の番ですね」ニコ

久「が、頑張って」

優希「頑張れ、咲ちゃーん!」

京太郎「咲、いつもどおりコケていいんだぞ~」

咲「むっ、コケないもん!」

京太郎「言ったな、コケたら大笑いするからな!」

咲「ぜーーーったい、こけない!!」





【身体&器用】の平均55でC 補正で判定に+5


>>391


大成功:コケる                 好感度+2 ストレス-1

成功:滑る                   好感度+1 

失敗:ガーター                 ストレス+1

大失敗:ボールから指が離れず、自分がストライク 体力-1 ストレス+1



大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~90

大成功:91~99



咲さんは失敗でいいのか?

>>390
まあこのスレの目的的にはその方が都合がいいと思うよ

コケるが大成功って何が起こるのか見てみたかった

>>395
京太郎がやっぱりお前は俺がいないとダメなんだなって二人の世界を作り出すんじゃね


咲(私も、部長みたいに全部倒すよ!)

咲「えいっ………あ、あれ、思ったより、この床滑る?!」

咲「あわわわわわわわ、体が勝手に前に!」ツルー

優希「咲ちゃん、あの姿勢のままスケートみたいに前に進んでるじぇ」

まこ「面白いのう、咲は」

京太郎「っ、くくっ、なんだあれ、笑うなっていう方が無理だろっ!」プププ

和「咲さん……」


ツルー コロコロ コテリン


咲「……ううっ、二回やって、5本だけかぁ」

京太郎「ま、咲にしてはよくやったな」

咲「むむ……今日中に、ストライク出すもん」

京太郎「はいはい、頑張ってな」

久「咲、靴替えてきたら? 靴の方に原因があるかもしれないし」

咲「そうしてきます……」

久(あ、私もお手洗いに行っておこう……)


パラメータ変更(好感度のみ)




体力   ■■■■■■■■■□ (元気いっぱい、竹井久です!)
ストレス ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (ストレス? 私には無縁ねえ)

色気 :56 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :47 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。


咲 

体力   ■■■■■■■■■■ (えへへ、元気いっぱいだよ!)
ストレス ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (特に、感じないかなぁ……)

色気 :60 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :66 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
身体 :44 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :38 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。




好感度
久3  ←new!
咲1 ←new!


 *



久(とりあえず―――――私の話を聞いて欲しい)

久(お手洗いから帰ってきたら……優希とまこと和は、他のレーンに移っていた)

久(携帯を見てみる、と、メールが入っていた)



『いやぁ、和と優希が急に、どっちがボーリングがうまいかって言い出して、ケンカになっての』

『どうしてもタイマンでボーリング対決がしたいっていうんじゃ』

『そうなると、あのレーン一つじゃ無理じゃろう?』

『え? わし? わしは監視役じゃ。和はともかく、優希が何をするか分からんからのぅ』

『他意なんてないぞ ヽ(・∀・)ノ』



久「…………」

久(こんなにぶっ飛ばしたくなる顔文字は初めてよ)




京太郎「あ、部長、咲」

京太郎「なんか、3人とも向こうのレーン行っちゃいました」

京太郎「お前は来るなって……ひどいですよね、染谷先輩」

咲「………」

久「あ、あらあら……」

京太郎「どうしますか?」

久「そうねぇ」


久(ここは、どうするべきなのかしら)

久(うーん……)


咲「……部長」

久「ん?」

咲「向こうでは、和ちゃんと優希ちゃんがボーリング勝負してるみたいですね」

京太郎「あ、そうなのか」

咲「だから……私たちもやりませんか?」

京太郎「ああ、それナイス!」

咲「京ちゃんは、ダメだよ。だって、すごく上手なんだもん。勝負にならないよ」

咲「私と、部長で」

咲「ひとつ、勝負してみませんか?」ニコ

久「………」



久「>>406


1望むところよ

2ちょ、ちょいタンマ……

3す、須賀くんも入れてやらない?

4その他自由セリフ

にわかは相手にならんよ

部長に変な人が乗り移ったww


久(それって、私に対する宣戦布告のつもり?)

久(いや、これはただの私の深読みかもしれない)

久(……けど、どちらにせよ、咲が私に勝負を挑んてきたわけだし)

久(ここは、先輩として、威厳を見せつけるわ。舐められちゃダメ!)



久「咲……いいの?」

咲「何がですか?」

久「私、後輩相手にも容赦はできないの」

咲「……」

久「にわかは、相手にならないわよ?」

咲「っ! 上等です……こっちだって、負けませんよ」ゴゴゴ

京太郎「えっ、本当に二人でやるですか?」

久「やるわ!」

咲「やるよ、見ててね、京ちゃん!」

京太郎「お、おう……」

京太郎(二人の熱い戦いが見れるってのも、まあ悪くないかー)ホノボノー

久(負けない……)

咲(倒す……)

【簡単にルール説明】

久はみなさんが操作
咲は>>1が操作


単純化のため

・一人5回づつ投げる(本来は、ボーリングは自分の番につい二回投げるが、めんどいので一回に)
・結果は、ストライク、スペア、数本残し、ガーターの4種類。点数も適当。


《点数表》
ストライク……7点
スペア  ……5点
数本残し ……3点
ガーター ……0点

Ex 最高点は7点×5回分の35点


《判定》
ガーター :0~10

数本残し :11~50

スペア  :51~90

ストライク:91~99


《細かいルール》
・自分の体力を1削ることで、判定に+30できる。もちろん、しなくてもいい。
・ガーターが一回でるごとに、ストレス+1


《結果》
勝ち⇒好感度+2 ストレス-1
引き分け⇒両方の好感度+1づつ
負け⇒ストレス+1


以上っす

Ja!


京太郎「まず順番決めなきゃな」

咲「そうだね」

久「そうね……」

久「>>423



1私が先に投げていいかしら(久が先攻)

2お先にどうぞ(咲が先攻)

3公平にジャンケンで決めましょうか(安価のコンマが奇数なら、久が先攻)

3

3、須賀くんにくじをひいてもらう



久「公平にジャンケンで決めましょうか」


 
――――ジャンケンの結果、久が先攻、咲が後攻に



久「それじゃあ、私の一投目、行くわよー」

京太郎「ファイトー!」

久「おまかせあれ、よ!」

まこ(ほうほう、こんな感じになっとったか……やるのぅ)

咲「………」




《久、一投目》

コマンド(体力を1削って、判定に+30する?)
>>427

1する
2しない


判定は>>428のコンマ

2

しない


京太郎(……ボーリングも、一種の運動……肉体美)

京太郎(例えば、ボールを握るときのあの指。日常で、女の子はあんな指の形にしないよな)

京太郎(次、レーンに向かうまでの姿勢。重たいボールを持って動くから、自然と姿勢に気を遣う)

京太郎「そして、投げ切り。腕を振り子のようにしならせる動作共に、制服がちらちらと……うむ」

京太郎(素晴らしい)




久「えいっ!」 ゴロゴロ ガッシャーン

久「数本残ったわね……まあ、こんなものかしら」

咲「………か」

久「何?」

咲「いえいえ、なんでもないです」

久「……」

咲「じゃあ、次は私の番ですね」





《咲、一投目》

コマンドは不使用

>>333

ポテッごとっ……コロコロ……

まだまだこれから


ミスった。>>433のつもりだったし、そのままで



咲「……えいっ!!」

京太郎「おおっ!」

久(まずい、レーンの真ん中を……まっすぐ進んでる!)

咲「ふふ……部長」

久「な、なによ」

咲「さっき、私が何を言おうとしたら、分かりますか?」

久「……」

咲「にわか。部長はさっき私をにわかと言いましたね」

咲「バカって言ったほうがバカなように」

咲「にわかって言ったほうが、にわかなんですよ!」

久「っ!!」

たぶん、別レーンに居る和の揺れる物を見てるよ(小声


 ゴロゴロ


京太郎「おお、ぶつかる―――!!」

咲(よしっ!)


ゴロゴロ……ポテッ……ゴトッ


咲「………あ、あれ?」

京太郎「……」

久「……」

京太郎「咲、コースは綺麗なんだけど」

京太郎「パワー不足なんだよなぁ」


咲「………」

久「………にわかって言ったほうが、にわか」ボソッ

咲「~~~~~っ!!」

久(ふふ、勝った!)ニヤニヤ

京太郎(二人とも、楽しそうだなぁ)



一投目終了時点
久:3点
咲:3点

楽しい!早く次やろ

ちょっとからかい気味な姉(ひさ)と
ムキになって対抗する妹(さき)
みたいに見えてるんだろうな、京太郎には


久「それじゃあ、行きますかー」

久「にわかじゃない私は、残りの4回で、必ずストライクを取ってみせるわ」

京太郎「おー、部長、期待してますよ!」

久「う、うん。須賀くん……えっと、もしストライク取れたら――ー」

咲「早く投げましょう、部長。さっさと。」

久「………」

久(ご褒美を、ねだる作戦が。失敗しちゃった)

咲(部長、他のみんながいないからか、積極的だよ……本来の調子の部長は、てごわいもんね……)





《久、二投目》

コマンド(体力を1削って、判定に+30する?)
>>448

1する
2しない


判定は>>449のコンマ

まだ2

2


久「とっりゃあ!」


ゴロゴロゴロ


京太郎「おっ、いい感じ」

咲「……」

京太郎「……あ、けど真ん中から少しづつ逸れてきた……」


カーーーン


久「うーん……また、さっきと同じくらいかぁ」

京太郎「まあ、女の子でストライクって、難しいですからね」

京太郎「案外、パワーもコントロールも必要ですし」

咲「……!」ピーーン

咲「京ちゃん、よかったら、投げ方を私に―――」

久「は、はいっ! 咲、時間も押してるし、次行きましょうねー」

咲「……」

久(ふふ、させないわよ……咲!)



《咲、二投目》

コマンドは不使用 

>>455

おまかせあれ!

うんうん


久(それにしても、鼻がムズムズするわね……ここの空気が、悪いからかしら……)

久(タバコ吸ってる人も多いわよね……雀荘よりマシだけど)


咲「………」

咲(集中して、集中して………行くよ!)クワッ

久「くしゅん!」

咲「あっ」ポイ


ゴロゴロゴロゴロ  カコーーン


久「あっ……」

京太郎「……」

咲「………部長?」

久「ご、ごめんね? わざとじゃないのよ。本当よ?」

咲「………」

京太郎「咲、気にすんなよ、こういうこともあるって」

京太郎「まだまだ勝負はこれからだろ?」

咲「うん!」

久(うわぁ、露骨)



一投目終了時点
久:6点
咲:6点


久(さっきのトラブルはともかく……いや、あれはホント不可抗力なのよ)

久(さて、今のところ、拮抗してるわね)

久(同点が続くと、ぬるい勝負みたいで、イマイチ燃えないわねえ)

久(ここで、戦況に風穴を開けたいところだけど)

久(うーん)



京太郎「あれ、咲がいない」

久「え? トイレかしら?」

京太郎「たぶんそうですかね? 部長、どうぞ」

久「そうね、行くわ……」



久(あれ……これって二人きり?)





《久、三投目》

コマンド(体力を1削って、判定に+30する?)
>>464

1する
2しない


判定は>>465のコンマ

2

おまかせあれ!

使って100超えたら判定どうなるの?


久(なんか、漲ってきた――――――)

久「……はっ!!」



二人きりであることに、特別感を体が覚えたのか

いつもより、おおきくテイクバックをとっていた。

そのため、前の二投のものより、勢いのある玉となった。



京太郎「おおおおおおおおおおおおっ!!」

久「よっしゃー、やりぃ! スペア!」

京太郎「部長、ついに抜け出しましたね!!」

久「まだストライクは出してないけどね……でも、ありがとう」

久(やった、やった、やった!)



咲「ただいま戻りました……部長、スペア出したんですね」

京太郎「お、咲……どこ行ってたんだ」

咲「ちょっとね」

咲「………いきます」





《咲、三投目》

コマンドは【使用】 

>>472

トルネード投法!

おまかせあれ!

17+30?


17+30=47で数本残し




京太郎(あれ……咲の持ってるボール、なんか変わったような)


咲「……え、えい……っ!!」


放たれた玉は

いつもの咲のコントロールから逸れて、斜めに進んでいった

そのため、数本が倒れるに過ぎなかった。


咲「………」

京太郎「……咲、もしかしてボール変えたのか?」

咲「うん。ボールが重くなれば、その分勢いも増すかなって」

京太郎「それでコントロールがなくなっちゃ、元も子もないだろ……」

咲「うっ……」


久「咲、勝負あったわね?」

咲「ま、まだあと二回残ってますから!」

久「ふふ、私が勝ったら声高に宣言してあげるわ」

久「にわかは相手にならないわ!ってね」

咲「それを言うのは、私だもん。にわか部長、相手になりません!!」

久「に、にわか部長?!」

咲「実際そうじゃないですか。部長はもう引退したわけですし、今は染谷部長が部長です!!」

咲「竹井部長は、にわか部長!!」

久「む、むむむっ……!!」

咲「私が勝ったら、にわか部長って呼びますからね!」

久「そ、そんな」

京太郎「俺も呼ぼうかな」クス

久「須賀君まで?!」

京太郎「ふふっ、そうならないよう、頑張ってくださいね」

久(ますます負けられなくなったわ)



三投目終了時点
久:11点
咲:9点



久(にわか部長………言われてみれば、そうなのよね)

久(もう私は卒業だし、部室に来ることだって……)

久(そうしたら、みんなにも―――須賀くんにも――――――)

久(……考えたら泣きたくなってきたわ。考えないようにしましょう)

久(今は、この時を楽しむのよ!)




咲「にわか部長、頑張ってくださいですー!」メガホン

久「こらぁ、咲! アンタ、まだ私負けてないでしょ!!」

京太郎「に……部長、頑張ってください!」

久「………」

久(……怒りの、第四投よ)




《久、四投目》

コマンド(体力を1削って、判定に+30する?)
>>482

1する
2しない


判定は>>483のコンマ

1

にわかは相手にならんよ

2

65+30!?

怪傑ストライク女、誕生?


65+30=95



久「………咲、あなたは一つ間違いを犯したわ」

咲「……?」

久「私って、さ」

咲「……」

久「逆境の方が――――――」



体の力を全て、体幹に集中させ

指先まで、繊細に注意を払う。

【にわか部長】と呼ばれたくない想いが

久の力を、最大限引き出すキーとなったのだ



咲「っ、わ、忘れてた! 部長は……」

久「―――――いい目が出ることが多いのよね」



ピンが、ひしゃげるような快音が鳴る。

心地よい音に、久は目をつぶってしみじみと感じ入った。



久「ほら、ストライク………宣言通りよ」

咲「くっ……」

京太郎(なんだこれ……)


俺「なんだこれ・・・・・・」

悪待ちだからね


京太郎(にわかのくだりはともかく――――これで咲は苦しくなったな)

京太郎(ここでストライクを出さないと、負けが決まったようなものだ)

京太郎(けど、咲のパワーだと、そう簡単にストライクはムリだろうし……)

京太郎(もはや、ここまで、か……?)



咲「……くっ」

久「ほらほらぁ、観念しなさい?」

咲「勝負は、終わるまで分かりません」

咲「京ちゃん!」

京太郎「どうした?」

咲「私、体弱いの。私に万が一のことがあったら……」

京太郎「そんな設定なかっただろ! 千里山の先鋒じゃないんだから!」

咲「冗談だよ」

咲(でも……けっこうこれ、力使うんだよ?)

咲(………よし)

京太郎「さ、咲?」





《咲、四投目》

コマンドは【使用】 

>>498



ヤバイ咲さんが負けちゃう

49+30


49+30=79でスペア



咲「…………」

咲「………………いくよ」



咲は、靴を脱ぎだした。

靴だけでなく……靴下まで。

裸足になった少女が、レーンに仁王立ちしていた。



京太郎「咲、お前……一体何を……してるんだ?」

咲「うん、この感じだよ……動きやすい」

京太郎「ちょ、ちょっと、待て。靴脱ぐのは、ダメだろ?!」

咲「さっき係員さんに聞きに行ったら、靴下ではダメだけど、裸足ならいいって」

久(あ、それでさっきいなかったのね)

咲「これで……こうするの!」


咲は、麻雀牌を切る動作のように

サイドスローで玉を転がした。足の動きがスムーズになったためか

体幹と手の動きが連動して、強い弾丸を生み出した。



咲「……よし、スペア!!」

京太郎「おおっ、まじか。靴下脱いだ効果があるとは!」

咲「これで勝負はまだ分からないよ!」

久(咲、さすがね……この子も、勝負事になると、人が変わるわ)



四投目終了時点
久:18点
咲:14点



最後だけ、別々のレーンで二人同時に投げる&反転コンマにしていい?

承知した

反転か…まぁ、コマンド使えば良いよ


京太郎(最後の一投。の前に、少し時間をとった。二人共、集中力を高めるため、ボールを磨いている)

京太郎(現在の状態は、部長が有利)

京太郎(部長がストライク、あるいはスペアを取ると咲は絶対に勝てない)

京太郎(もし部長がガーターを出せば、あるいは、数本だけ残った場合は)

京太郎(咲にも勝ちの目がある。ちなみに、最後だけ同時にレーンを使わせてもらえることになった)

京太郎(しかし、思ったより白熱した勝負になったなぁ)

京太郎(なんで二人ともこんなに頑張るんだろな。やっぱり、勝負事が好きなんだろうか)





久、コマンドは使う?


>>516



※咲は使います

使う


久「さて……用意はいいかしら」

咲「はい」

久「……」

咲「……」

久「いくわよ」

咲「はい」



入念に磨いたボールをに、二人は指を入れる。

胸元に持っていき、深呼吸。

その動作が、ほぼシンクロしていた。



そしてそれぞれの、異なったモーションから――――



久(……イけっ!!)

咲(私が、勝つもんっ!!)



―――――ボールが、繰り出された。




《最終投》


>>522の反転コンマ+30

>>525の反転コンマ+30

じょ

ちょ

52対76


それぞれ、本気の一投。

二人共、熱くなっていた。

京太郎のことはもちろん頭にあったが、二人共、生来の負けず嫌い。

ボーリングだろうが、恋愛だろうが、本質的に垣根はない。

勝負事に妥協しようという発想が、そもそもなかった。




久「はぁあああああああっ!!」

咲「えぃいいいいいいいっ!!」





 *





《最終結果》

久:25点
咲:21点

まぁ、大してパラメーターに差がないからね(適当

咲さん川相


 *


まこ「それで、高らかに宣言したんか」

久「ええ。『にわかは相手にならんよ』ってね」

まこ「後輩相手に、よくもまぁ」

久「だって、負けたらにわか部長って呼ぶって言うんだもの。それくらいはね?」

まこ「で、どうじゃった?」

久「え?」

まこ「とぼけるのはやめんか、京太郎との仲は進展したんか?」

久「………えへへ」

まこ「おっ」

久「『部長、カッコよかったですよ』って褒めてくれて」

久「『運動神経もいいって、いいですね。流石ですって』……ふふっ……♪」

まこ「ほうほう」

怪人ムーミンめ・・・(部長が主人公です)

勝負だからねぇ…スレタイ的には良い感じって事で


久「あと……、あの、ちょっと須賀くんに触ったわ。ちょっとだけ」

まこ「なんじゃと?!」

久「一瞬よ、一瞬。ちょっとくらいご褒美がほしいなーって思って」

久「帰り際に、ちょっとだけ」

まこ「……かぁーーーそういうことか。なんじゃ」

久「なんじゃって……大きな進歩よ。須賀くんに触ったわけだし」

まこ「それは京太郎じゃない、ただの布じゃ」

久「須賀くんの服だから、須賀くんと一緒!」

まこ「ぬるい!」

久「いいの、楽しかったもん!」

まこ「はぁ……」

まこ「……それで、咲の方は?」

まこ「咲は、落ち込んどったか?」

久「そのことよ! 咲ったら、ずるいのよ!」

まこ「ずるい、とは……?」

ん?なにがあったのかなぁ~(スットボケ


咲『……京ちゃん、負けちゃった』

京太郎『まぁ、部長相手によく頑張ったよ。お疲れ』

咲『頑張ったのになぁ……ちょっと疲れちゃったよ』

京太郎『大丈夫か? 帰れるか?』

咲『たぶん、帰れるよ。でも……ちょっと心配かな』

京太郎『はぁ。じゃあ、一応送っていくか。なんかあっても気分悪いしな』

久『?!』

咲『もっと積極的な理由で送ってほしいなぁ』

京太郎『なんだそれ』

咲『……まぁ、いいよ。今日のところはこれで我慢するね』

京太郎『なんで送られるお前が偉そうなんだ……』

咲『えへへ』

京太郎『こら、もたれかかるな、重いだろ……』

久(なにこれ……私、勝ったのに、この負けた感……)

咲『じゃあ……』チラ

久『!』

咲『お疲れさまでした、部長』ニコ

部長も同じ事すれば…って、一瞬思ったけど普段の行いがなぁ
スペック比較(何とは言ってない)したら勝てると思うんだけど…侭ならない


まこ「完全に、試合に勝って勝負に負けとるの……」

久「むっかーーー!! ずるい、ずるいわ!!」

まこ「そう思うなら、なんでそこで止めんかった」

久「え、だって……そこは恥ずかしいじゃない」

まこ「……」ハァ

久「な、なによ。じゃあなんて言えば良かったのよ」

まこ「そこは、私も送って欲しいなーとかの。小悪魔らしく」

久「そんな乙女なセリフ、須賀くんの前で吐けないわよ……っていうか、悪魔ってなによ」

まこ(こいつの小悪魔的な魅力をもっと活かせば……もったいないのう。ヘタレじゃけえ、仕方ないか)

久「そんな哀れんだ目で、見ないで欲しいわ」

まこ「……まあ、ええ。少なくとも、前よりは進んどるわ」

まこ「よし、次のステップ、考えた」

久「へ?」

まこ「また、それは今度説明する。ほれじゃ、お疲れ!」

久「ええ~せっかくだから、ウチまできてよ。ほら、私こんなに疲れてるのよ?」

久「途中で倒れたりしたら、嫌でしょー?」

まこ「………」

久「あっ、こう言えばいいのか……」

まこ「おんしはホントに馬鹿じゃの」

おもちですね、わかります


一つ重大なミスしてた
ボーリングは『器用』と『身体』の平均判定で咲は全部+5されるんだったのを忘れてた
5回分とも、+5しても結果は変わらないので、よかった……




久VS咲は久の勝ち
よって、久のパラメータが上がります


久が>>555のコンマ一桁

0は10

おまかせあれ!


色気 :56 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :47 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。



5つ分ですね。


前と同じように、↓から先にでた5つが上昇

色気


ストレスやら、体調、好感度など調整したパラメータがこちら





体力   ■■■■■■■■□□ (体調は悪くないわよ)←new!
ストレス ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (ストレス? 私には無縁ねえ)

色気 :58 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :50 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。


※機転、リーチ


咲 

体力   ■■■■■■■□□□ (いつも通り、かな)←new!
ストレス ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (特には、感じないかなぁ……)←new!

色気 :60 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :66 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
身体 :44 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :38 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。

好感度忘れてた


好感度
久5  ←new!
咲1 ←new!



今日はここまでっす

ちなみに、久⇒京太郎 咲⇒京太郎の好感度はそもそも高いのでありません

遅くまで、ありがとう
ではまたヽ(・∀・)ノ

ヽ(・∀・)ノ乙

乙 だいぶリード出来たな

でも咲さんは四天王の中でも最弱されるんですよね・・・

今日も帰り遅くなったので
また、更新は明日にするよー

たぶん20時くらいになるかな

ハイエースはいけない(戒め)


それじゃあ、やりますか


ある時、突然もの悲しくなった。

昔のことを思い出して。

それが、たまたま部活中だったのは、運の尽きだったのか、幸運だったのか。

きっと、そんな顔をしていたのだろう。

声をかけられてしまった。



“なんでもないわよ” 
       

“嘘です。そんな顔、してるなんて”


“私だって乙女よ。そういう気分のときだって、あるわ”


“そうですか”


“そうよ”

 
“抱え込むのは―――良くないですよ”


“ちょっと……何やってるのよ”


“あ、ごめんなさい。つい”



頭を軽く触られた。須賀のくせに、生意気。

後輩のくせに、先輩の体を許可なく触るなんて、ありえない。

何考えてるのかしら。セクハラよ、セクハラ。



頭の中とは裏腹に、高鳴る胸の鼓動。

それが私の中の、小さなはじまりだった。


授業の終わりの、チャイムが鳴る。

放課後の合図とともに、生徒は思い思いの場所へと向かい始めた。




久「よし、部活行きましょうか!」

まこ「お、久。悪いが、今日は部活休みじゃ」

久「ええっ、なんで?」

まこ「ちょっと雀卓の調子が悪くての。少しの間、修理に出そうと思うんじゃ」

久「え、それって一日どころじゃ済まなくない?」

まこ「そうじゃのぉ……一日くらいならともかく、しばらく練習ができんのは困ったの」

久「………」

まこ「ああ、須賀くんに会いにいく口実がなくなったわ。私は、どうしたらいいのかしら」

久「はぁっ」ビシッ

まこ「甘いっ」サッ

久「私のチョップを避けた、ですって……?」

まこ「おんしの行動は、この3年間で織り込み済みじゃあ」ニヤ

久「ぐぬぬ……不覚だわ。それで、どうするわけ?」

まこ「もちろん、練習するに決まっとるじゃろ」

久「……あのね、卓がないと困るでしょう?」

久「運動部だったら、ランニングとか筋トレとか、いくらでもやりようあるけど」

久「うちは、麻雀部なんだから。卓がないと」

まこ「分かっとる。もう、一年生には先に行ってもらっとる」

まこ「わしらも、そこに向かうぞ。着いてこい、久」


久は、まこの後ろに着いていった。

着いていけば行くほどに、見慣れた道が続く。

しばらく歩くとたどり着いたそこは、久もよく知っている場所だった。



―[roof top]―



久「ちょっと、ここ、まこの家じゃない」

まこ「そうじゃ。ウチの店で今日は部活をしようと思っての」

久「でも、お客さんがいるでしょ」

まこ「おるけど、その合間を縫って、使わせてやるけぇ」

久「5人も迷惑じゃない?」

まこ「おや、今意図的に京太郎を外したんか? 心配せんでも、京太郎も呼んどるぞ」

久「そ、そんなつもりはなかったわ! まこを抜いたのよ、お店の人だから!」

まこ「そうかそうか」

久「その『わしは全部分かっとるぞ』って顔がムカつくわ……」

まこ「ほら、みんなを待たせとるけぇ、行くぞ」

久「…………」

久(私をいつもからかってる仕返し……いつか必ずするんだから!)



カランカラーン


優希「遅いじぇ、二人とも!」

和「私たちだけでお店を回すのは、大変ですね」

咲「ううう……お客さん、多いよぅ」

京太郎「あ、また人が入ってきた。いらっしゃいませーー!!」

まこ「すまんすまん。きちんとバイト代は出すけえな」



まこは久を迎えに行っている間

rooftopでのバイト経験がある咲と和に店を任せていた。

ちなみに一年生は、今日は七限目がなかったため

こうして、二人より先に店にいるのだった。



久「ちょっと……練習どころじゃないわね、これは」

まこ「そうじゃの。久も手伝ってくれるか?」

久「仕方ないわね、手伝うわ。どうしたらいい?」

まこ「咲と和と優希には客の麻雀相手をお願いしとるけぇ」

まこ「注文を聞いたり、飲み物運んだり、接客したりしてほしい。要は、ホールスタッフじゃ」

久「はー……私にもちゃんとバイト代だしてよ?」

まこ「出す出す。じゃけん、頼むぞ」



 *



久(と、いうわけでなぜか雀荘でアルバイトすることに……)

久(まぁ、みんなもいるし、たまには体を動かすの悪くないか)



「すいませーん」

久「はーい、今行きまーす」


久「まこー、注文入ったわよー……あれ?」

京太郎「あ、部長。注文入りました?」

久「あ、あれ? 須賀くん、キッチンなの?」

京太郎「ええ。染谷先輩に任されました。簡単な調理なら俺にもできますし」

京太郎「料理も、嫌いじゃないですからね、俺」

久「そ、そっか……あの、生ビールとあと―――」


久(まこ……もしかして、これが狙い?)

久(これで、バイトという名目で自然と須賀くんと共同作業ができる)

久(そういうことなの?)



「――?」



久(須賀くんのエプロン姿)

久(あーこれは、なかなか……須賀くんって、家庭的そうだもんね)

久(普通にその辺もポイント高いわよね……)



「――長?」


久(私ってば、料理はホントに簡単なものしかできないし)

久(これだと将来、養ってもらう側ね。でもそれも悪くな……)

久(………いやいや、何妄想しちゃってるの?!)




京太郎「部長?」

久「……あっ、何?」

久(落ち着くのよ、私……落ち着くのよ……)

京太郎「生ビール、注いだことありますか?」

京太郎「注文、入ったんでしょう?」

久「生ビール……」




久「>>599




1あるわけないでしょ。バイトしたことないし

2須賀くんたら、私が夜のお店で働いてるとか想像しちゃった?

3あるわよ、バカにしないでよ!(大嘘)

4その他自由セリフ


1


久「あるわけないでしょ。バイトしたことないし」

京太郎「そうでしたか。じゃあ、見ててくださいね」

久「須賀くんはできるの?」

京太郎「さっき染谷先輩に習ったんですけど、うまくできましたから」

京太郎「たぶん、大丈夫だと思います」

久「ふーん……」

京太郎「まずは、グラスを傾けます。あ、グラスは必ず冷えたものを使ってくださいね」

京太郎「それで、取っ手のところまで液を注いだら……だいたい七割くらい液が入るので」

京太郎「あとは、泡を入れてくださいね」

京太郎「……よいしょ、こんな感じです」

久「あら、綺麗ね。割合は7:3くらいか」

京太郎「もし部長が失敗したら、これを出しましょう」

久「むっ」

久「>>604




1失敗するわけ無いでしょ。任せなさい

2……これ、もって行ったらダメ?

3ええと、もう一度説明を……

4その他自由セリフ

 

1


久(須賀くんったら……私が失敗すると思ってるわね)

久(………いや、冷静になるのよ。一番大事なのは、このお店の利益)

久(ここは、須賀くんが用意したものを、持っていくのがベスト―――)



久「あ、あのね、須賀くん」

京太郎「あーーやっぱり、やめときます?」

京太郎「前、部長が入れてくれたお茶の件もありますし」

京太郎「ちょっと心配ですね。やっぱり俺がやりましょうか?」



カチン



久「失敗するわけ無いでしょ。任せなさい」

京太郎「そ、そうですか」

久「見てなさい、ほら――――――」





【器用】D補正で±0

>>609


成功:完璧、綺麗に注げました       好感度+1

失敗:泡と液体のバランスが……      ストレス+1

大失敗:暴発、京太郎に直撃        体力-1 ストレス+1


大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~99

おまかせあれ!

無難な選択肢を選んでたらこう言う好感度アップ(するかも知れない)イベントが発生しないと言う事?


久(こんなの、楽勝なんだから……見てなさいよね!)

久(はっ………)


ゴポゴポゴポ

アワタップリー


久「………」

京太郎「………」

久「ど、どうよ」

京太郎「部長、俺のやつ持って行ってください」

久「…………」

京太郎「き、気にしないでください。今回は失敗しましたけど……」

京太郎「泡好きの人も、いますから。ある意味成功ですって!」

久「……じゃあ、これ持って行っていい?」

京太郎「それはダメです」

久「……」

京太郎「………」

久「行ってくるわ……」

京太郎「ふふっ、部長って、けっこう不器用なんですね」

久「…………!!」


一方、こちら麻雀卓



咲「カンッ。ツモ、嶺上開花!!」

「おじょーちゃん、つええなぁ」

咲「い、いえ……私なんて、全然」

「知っとるぞ、宮永さん。アンタ、テレビに出とった子じゃろ?」

咲「えっ、どうしてそれを?!」

「はっはっはっ、そりゃ長野県の人なら誰でも知っとるさね」

咲「な、なんだか恥ずかしいです……」



久「お待たせしました。生ビールです」

咲(あっ、部長)

久(………)

「おー綺麗に注げとるねぇ。お嬢ちゃんビール注ぎ上手やのぉ」

久「い、いえ~」

「またその謙虚なところがいいね~~奥ゆかしい!」

「奥ゆかしいなんて、そんな言葉アンタの口から聞くとはなぁ」

「「「あっはっはっはっ!!!」」」


久(………)

久(歯がゆい……!!)


やがて、店のピークの時間帯が過ぎ

徐々に、客は引き上げていった。



まこ(だいぶ人が減ってきたのう)

まこ(さて、久もなかなか苦しんどるみたいじゃけえ)

まこ(ここで、秘密兵器を投入するかの)



まこ「久」

久「あ、まこ。あなたどこに行ってたのよ!!」

まこ「これだけ人がおったら、わしは邪魔かと思っての」

久「あのねぇ、こっちは散々よ」

まこ「まあそう言うな。ビールの注ぎ方は、また教えるけえ」

久「どこで見てたのよ……」

まこ「それよりほら、これ」

久「何これ………はっ?」


まこ「着てええぞ」

久「な、なっ……なによこれ!」

まこ「うちの制服じゃあ」

久「コスチュームの間違いでしょ!!」

まこ「でも、咲や和も前これを着て接客しとったし……」

久「それと私が着るのと、どういう関係があるのよ!」

まこ「ええから、ええから」

京太郎「どうしたんですか?」

まこ「……」ササッ

久「あ、須賀くん……あ、あれ? まこは?」

京太郎「お店の外に出ていったみたいですけど……」

久(早すぎでしょ……ステルスじゃないんだから)

京太郎「あ、あれ? 部長、手に持ってるのは……」

久「!」




久「>>621



1これは、まこが無理やり……

2なんだと思う?

3須賀くんって、こういうの好き?

4その他自由セリフ


久(何って、メイド服だけど……)

久(え、どういう状況なのこれ)

京太郎「あれ、それは……メイド服じゃないですか!」

久「!」ビクッ

京太郎「あれ、もしかして部長」

久「い、いやその……」

久「…………」

久「須賀くんって、こういうの好き?」

久(……って、何を聞いとるんじゃ、私ーーー!!)

久(こんな聞き方、困るに決まって―――――)

京太郎「……えっと、まあ……人並みには」

久「って、そうなの?!」

京太郎「俺も男子高校生ですし、興味はありますよ」

久「そうなんだ……」

京太郎「ええと、着るんですか?」

久「い、いや、これはまこが無理やり」

京太郎「そうですか。そういえば、去年、咲と和は着てたらしいですね」

京太郎「俺は見てないですけど……残念です」

久「えっ?」

京太郎「いや、部長が着るのかと思って」



久「>>626



1見たい……?

2和や咲にでも、お願いすればいいじゃない

3そ、それはどういう意味かしら

4その他自由セリフ

1


久「えっと……」

久「あの、須賀くんは……その……」

京太郎「?」

久「み、見たい……?」

京太郎「え?」

久「も、もう言わない」プイ

京太郎「……えっと、見てみたいです」

京太郎「部長の、メイド服姿」

久「!」

久(な、なによなによ、どうしてまこも須賀くんも、聞こえてないフリするのよ)

久(そんなこと言われても、嬉しくなんかないんだから……)

京太郎(部長、すっげぇモジモジしてる)

京太郎(なんだこれ……ちょっとこっちもドキドキするじゃねえか、チクショウ)




久「………着替えるから待ってて」

京太郎「えっ、着るんですか?」

久「当たり前でしょ、ここの制服なんだから」

久「須賀くん、あくまでも仕事の一環よ。し・ご・と・の・い・っ・か・ん」

久「勘違いしたらダメよ?」

京太郎「わ、分かりました」


ガチャ


京太郎「……マジか」



咲「………………」


咲(お客さんが少なくなったから、京ちゃんに会いに来たら)

咲(これは、由々しき事態だよ)

咲(なんとかしなきゃ)


京太郎「…………」

京太郎(あれ、まてよ。このドアの先で部長が……いやいやいやいや)

京太郎(俺は何を考えているんだ。静まれ、イッツマイ―――)

咲「京ちゃん!」クワッ

京太郎「な、なんだ。咲か」

咲「なんだ、って京ちゃんひどい」

京太郎「すまんすまん、お疲れ。客は帰ったか?」

咲「うん、和ちゃんと優希ちゃんに任せてるの」

京太郎「ふーん、そっか……」ソワソワ

咲「………」

咲(よし、ここは……)





※咲のターン 【機転】D補正で±0 

>>637


大成功:自分も着て、和にメイド服を着せる  好感度+2 久のストレス+1

成功:お疲れの京ちゃんにマッサージ     好感度+1

失敗:まこ登場               ストレス+1

大失敗:お客さん、ご来店。人員が必要に   ストレス+2



大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~90

大成功:91~99


ぽんこつ


咲(私もメイド服を着て……いや、それだけじゃダメだよ!)

咲(和ちゃんにも着てもらって、京ちゃんの目をそっちに向かわせる)

咲(うん、ナイスアイデアだよ!!)

咲(………自分で立てた作戦ながら、悲しくなってきたなぁ)




京太郎「……」ソワソワ

咲「京ちゃん、私もあの服来てくるね」

京太郎「お前も着るのか?」

咲「む、悪い?」

京太郎「いえ、悪くないです……おおせのままに」

咲(よし、その前に和ちゃんを――――)

まこ「おっと、咲」

咲「!?」

まこ「お客さんが減ってきたのう」

まこ「予定通り……練習するか。卓を使わせてやるけえ……の?」

咲「……!!」

まこ「さぁ、行くかの。ほら、咲、こっち来い」

咲「い、いやぁ! 引っ張らないでください、染谷先輩ぃーーー!!!」

咲「助けて、助けて京ちゃん!!」

京太郎「すまん、俺には染谷先輩を止めることはできないぜ」ナムー

咲「うう、そんなぁ……」

京太郎(それに俺には)

京太郎(部長のメイド服姿を見るという使命が、あるからな)キリッ


学校指定の制服を全て脱いで、下着姿になる。

メイド服を両手で持って、自分に身体に重ねて鏡で見てみる。



久(うっわー……なにこれ、似合わなさすぎでしょ)

久(私に、こういうフリフリ系って、本当に似合わないわね)

久(和とか、咲だったら可愛いんでしょうね……)

久(はぁ……)



鏡を見れば見るほど、ため息が出てきた。

後は着るだけの状態になって、最後の一歩が踏み出せない。



久(………)

京太郎『見てみたいです、部長のメイド服姿』

久(………………)

久(………はぁぁぁぁぁぁぁ、もうっ!!)


京太郎「…………」


ガチャ


京太郎「あっ」

久「……」

京太郎「………」



黒を基調としたワンピースに、白のフリル。

胸元に、小さなリボン、頭には当然、フリル付きカチューシャ。

メイド服の王道を丁寧に抑えた一品だった。



久(す、すごいジロジロ見られてる……見すぎよ、見すぎ……)

京太郎「……」

久(な、なんか言ってよ!!)




※久のターン 【色気】C補正で+5 

>>655


大成功:京ちゃん、見蕩れる         好感度+2

成功:「よく似合ってますよ」        好感度+1

大失敗:咲ちゃん、乱入            ストレス+2


大失敗:0~10

成功:11~90

大成功:91~99


※咲が連れて行かれたので、失敗なし

ていっ


京太郎は言葉が出なかった。


元々美人な久が、そういった格好をしていることに対する興奮もあったが


恥じらいながら、体をくねらせている姿がさらに扇情的で


たまらない気持ちになった。




京太郎(………やべー、これはやべぇ)

京太郎(ギャップが、すごい。可愛い。部長、可愛い。マジで)

久「えっと……」

久「メイド服なんて着たの初めてだったから……どこか、変じゃないかしら」

京太郎「い、いえいえ……すげー似合っててびっくりしました」

久「う、嘘。そういうお世辞は、私には通用しないわよ?」

京太郎「いやいや、本当ですって」

京太郎「衝撃的すぎて、言葉が出なかっただけで……可愛いですよ」

久「か、可愛い? 何っているのよ! 変態よ、変態!」

京太郎「本当ですって。あ、もしかして、照れてますか?」

久「照れてない!」

京太郎「あはは、部長が照れてる。これはいいもん見れたなぁ」

久「違うったら!」


久「違うって言ってるのに……」

京太郎「部長、そういうフリル付きの服も、似合うんですね」

久「だ、だからそういうこと言わないでって!」

京太郎「なんでですか?」

久「なんでって……」

久『好きな人にそんな風に言われるのは恥ずかしいからでしょ、察しなさいよ、この鈍感!』

久(と言えるわけもないし……)

京太郎「それじゃあ、そろそろ仕事に戻りましょうか」

久「あ、そうね……」

京太郎「あ、部長」

久「な、なに?」

京太郎「私服でも、そういう服着てみるのもいいと思います」

京太郎「たぶん、部長ならなんでも似合いますよ」

久「……」

京太郎「それじゃあ、キッチンの片付けしてきますね。部長も、メイド服で頑張ってください!」

久「一言多い!」




体力   ■■■■■■■■□□ (体調は悪くないわよ)
ストレス ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (ストレス? 私には無縁ねえ)

色気 :58 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :50 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。


咲 

体力   ■■■■■■■□□□ (いつも通り、かな)
ストレス ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (普通、かな)

色気 :60 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :66 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
身体 :44 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :38 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。




好感度
久7  ←new!
咲1


協力する振りをして横取りするパターン…アリですね


咲(はぁ……)

まこ「……咲、どうした」

咲「いえ、なんでもありません」

まこ「ふふっ、元気がないようじゃが」

まこ「そんな精神状態じゃと、わしにも勝てんぞ?」

咲「そうですね………でも、なんだか元気が出ないんです」

まこ(原因は分かるがの。しかし、あえて追求せず)

まこ(よし、この機会に咲を負かせて、麻雀熱を煽るとするか)

咲(どうなったのかなぁ……)

まこ「リーチ!」



久「えへへ……須賀くん……」フラフラー

咲「」

まこ「ほらほら、咲。リーチじゃぞ!」

咲「………その牌カン、カン、もういっこカン。嶺上開花ッ」

咲「24000です」

まこ「」


客が全員いなくなって、清澄高校の練習が始まった。

その日の部活の様子を…………京太郎がこう述懐する。



京太郎「ええ、咲が迸るような麻雀を打ってました。それは、もう、稲妻のごとく」

京太郎「インターハイ決勝戦の、大将戦を思い出しました、はい」

京太郎「部長は部長で、メイド服姿でにやけながら雀荘内をウロウロしてました」

京太郎「きっと、メイド服が気に入ったんだと思います。照れてる部長、可愛かったです」

京太郎「あ、優希は寝てましたね。雀卓に突っ伏して。バイト疲れみたいです」

京太郎「念のため、タコスを作ってたんですけど、食べる元気もなかったみたいです」

京太郎「染谷部長は……咲に飛ばされて、意気消沈してました」

京太郎「いつになく、元気がなかったです。コーヒーを差し入れしておきました」

京太郎「いつのまにかメイド服を着ていたのは和です。和はフリフリの服が良く似合いますね」

京太郎「心なしか、嬉しそうでした」


今日はここまで

この先の展開にちょっと悩み中


>>610
選択肢によりますね。ヘタレ選択肢でも、咲がでてくれば、勝負に発展するので


このあとは、ちょっとエピソード挟んで

清澄で慰安旅行に行って

そこで、久と咲の本格的勝負のつもり。最終戦争、そこでエンディング。

好感度の開きしだいで、エンディングが変化。

某アラフォースレを参考にしましたが……どうするか



では、おやすみなさいー

>>670
まこ「楽しかったのぅwwwwwwおぬしとの友情ごっこォ~~!!」

久「」



こんなのを想像しちまった……これがベクターのトラウマか

コンマって、狙えるようで、狙えないから、とりあえずこのままで

>>684
まこちゃーはそんなことしないよ! たぶん……


今日も夜遅くなるので、更新は無理そうです
たぶん、また明日の夜っす

大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~99


コンマ00出すと咲ちゃんが喜びます(ニッコリ)


やるよー


夢。


夢を、見ている。


小学校に入学したて、汚れを知らない、あどけなさの塊みたいな彼


私は――――なぜ分かったのかは分からないけれど、高校一年生の姿の自分


二人で、会話をしている。



“おまえ、だれだ”


“あ、京ちゃんだ……昔の京ちゃん、懐かしいなぁ”


“こんな夢を見るなんて、今日はラッキーかも”


“?”


“ああ、ごめんね。私、咲だよ。分かる?”


“うそだ。咲は、こんなにでっかくないぞ”


“そうだね、でも、私は咲なの。あはは、夢で京ちゃんに逢えるなんて思ってなかったよ”


“ふぅん”


“からだはせいちょうしたけど”


“おっぱいは、ちいさいな。あいつ、おとなになってもこうなのか”


“………”



刹那、全力の肘打ちを、体の中心に


それも小学生相手にヒットさせ


京太郎が軽く宙に浮いたところで


現実に引き戻された。


咲「と、いうわけで」

京太郎「ちょっと待てぇぇぇい!! 夢の中の俺、どうなった?!」

咲「それは一旦、置いておいて」

京太郎「置いとけないよ! 自分の将来が心配だよ!!」

咲「大丈夫だよ。ほら、その証拠に今の大人の京ちゃんは、どこも痛くないでしょ?」

京太郎「なんだその、超時空理論」

  

久(さて、たまには須賀くんを誘って部活に行こうかしら)

久(これも、一つのアプローチ、ってことで)

久(頑張れ、私!)

久(一年生の教室、教室は、と…………あ)



咲「京ちゃん、夢の中でもデリカシーないんだね」

京太郎「そんなことを夢の中で求められてもなぁ……」

京太郎「夢の中くらい、好きにさせてくれよ」

咲「今あなたはセクハラの罪に問われてます」

咲「訴えたら、私勝てるよ!」

京太郎「残念だったな、そういうには小学生には適用されないんだぜ」

京太郎「夢の中の俺は、小学生。つまり、法律の範囲外だ」

咲「ダメなものはダメなの! 慰謝料払って!」

京太郎「やなこったー だいたい、何を払うってんだよ」

咲「え、そ、それは……」

京太郎「なぜそこで体をくねらせる」

咲「そ、それは……京ちゃんの馬鹿! エッチ!」

京太郎「意味がわからないぞ?!」


久(そっか、二人同じクラスだっけ)

久(何話してるのかしら)


京太郎「それにしてもだぞ、咲」

咲「なに?」

京太郎「俺の夢を見るなんて……お前、どんだけ俺のこと考えてるんだ?」ニヤニヤ

咲「!」

京太郎「夢は、普段考えてることや、心配してることの表れっていうじゃねえか」

京太郎「………もしかして、咲って」

咲「ち、違うの京ちゃん!」

久(………)キキミミ

京太郎「俺から、こういうことを言うのは……間違ってるかもしれないけどさ」

京太郎「お前、もしかして」


咲(こんなところで、こんな風に、私のキモチが――――――)


京太郎「――――ショタコンってやつか?」

京太郎「小学生の男の夢を見るとか……あっ、勘違いすんなよ」

京太郎「別に、俺は咲にそういうのを辞めろと言いたいわけじゃないぜ」

京太郎「そういうのはさ、個人の自由だと俺は思う」

京太郎「ただ、時と場所をわきまえてくれればだな――――」

咲「………」

久(………流石須賀くん)



夢と全じように、咲は綺麗な肘打ちを決めたのだった。


京太郎「いってえ……」

咲「ごめんね、京ちゃんがあんまりに失礼なこと言うから」

京太郎「失礼なこと……? あ、そうか。咲の嗜好に干渉して、すまんかった」

咲(……まあ、それが京ちゃんのいいところでもあったりするんだけど)

京太郎「……お、おいちょっと待て、高校生の俺でもそこそこ痛いのに、大丈夫か、夢の中の俺……」

咲「たぶん。でも、感触はあったよ」

京太郎「何の?! というかそれ、間違いなくアカンやつだろ!!」



久(咲、意外とシャープな肘打ち決めるのね……)

久(私ですら、肉体的接触はまだなのに……いいなぁ。ちょっと違う気もするけど)

久(それにしても須賀くん、私だけにじゃなくて)

久(咲にも、そんな風に鈍感なのね)

久(これは朗報? それとも、悲報?)

久(判断が難しいわね……)


 
咲「ところで京ちゃん、まだ部室の雀卓直ってないらしいよ」

京太郎「そうなのか。早く打ちてえなぁ。雀荘では、練習にならなかったからな」

咲「みんな疲れてたもんね。仕方ないよ」



久(……私、あの時の記憶がない)

久(なんだか、ふわふわして、いい気持ちになってて……)

久(気がついたら、家にいた。少なくとも、牌に触った覚えがないもの)



咲「部活もないことだから、たまにはのんびりしよっか」

京太郎「うーん、そうだな」

咲「そういえば、京ちゃんさ―――――」


久(あれ、二人でこのまま教室に残る感じ?)

久(というか、雀卓直ってなかったのね。じゃあ今日の部活も中止?)

久(もしそうだとしたら、またまた私は暇になったわけだけど……いや、私も受験生だから)

久(勉強はした方がいいけど……正直、第一志望校、今のままでも余裕で通るのよね)

久(そうね―――)

久(ちょっと、二人がどんなことを話してるのか、聞かせてもらおうかしら)

久(………あれ、これってもしかして、盗み聞き?)

久(…………)





>>722


1このまま盗聴

2いや、モラル的にそれは……

3その他自由行動



久(こっそり下級生の会話を聞くなんて)

久(正直、趣味が悪いと思うけれど……)

久(普段、あの二人がどんな会話をしてるのか知るのって重要よね)

久(まこも情報集めが大事だって言ってたし……)

久(もしかしたら、何か貴重な情報が聞き出せるかも知れないし)

久(ここは、心を鬼にして……ごめんね、二人とも)




咲「もうすぐ中間試験だねー」

京太郎「そうだな。勉強しなきゃなー」

咲「京ちゃんってけっこう授業真面目に聞いてるよね」

京太郎「まあな。麻雀弱いし、勉強くらいは頑張らなきゃまずいだろ?」

咲「なるほどね、でも来年は、京ちゃんも試合出るんだからね!」

京太郎「そうだな、男子の新入部員が入ってきてくれたらいいなぁ」

咲「入るんじゃないかな。だって、今年優勝できたし」

咲「きっと清澄高校を受験する人も増えると思うな」

京太郎「確かに……そうだな! なんか希望が湧いてきた!」

咲「京ちゃん、そのためにも、下級生をちゃんと指導できないとまずいよ」

京太郎「お、おう……そのことな。このままだと、教えられる側だぜ」



久(ふんふむ……須賀くんは意外と勉強を頑張ってて)

久(もうすぐ中間テスト。3年生には関係ないけど)

久(抱えてる悩みは、やっぱり麻雀か……)

久(来年、たくさん男の子を入れないとね。大学に入っても、暇なときは部員勧誘は手伝おうかしら)



咲「ところで、京ちゃん」

京太郎「ん?」

咲「もうすぐ10月だね」

京太郎「お、おう。そうだな」

咲「………だいぶ、寒くなってきたね」

京太郎「いや、クソ暑い夏が終わって、ちょうどいいシーズンじゃねえか?」

京太郎「クーラーつけなくていいし、身体にも地球にもエコだよなぁ」

咲「………」

咲「中間テストって、10月の何週だったっけ」

京太郎「ええと、手帳手帳……3週だな。微妙な位置にあるよなぁ」

京太郎「次の週はテスト返却で、11月からまた新しい単元ってとこか」

咲「……はぁ」


久(これは―――――)




久 【機転】判定 Dで補正なし


>>730

0~49⇒察する    
50以上⇒気がつかず

a


久(何の話をしてるのかしら。中間テスト?)

久(それとも他の何か?)

久(うーーん…………さっぱりね)



咲「……まぁ、きっと思い出してくれるよね」ボソ

京太郎「え?」

咲「なんでもないですよーだ」

京太郎「へんな咲だな」



久(ええと、得られた情報を整理すると)ペンクルクル

久(中間テストの詳しい日程と、須賀くんの麻雀事情と)

久(須賀くんはエコってことと……あれ、これはどういう文脈だっけ)

久(……それくらいかしら。でも、いい話が聞けたわ)クルクルクルクル






久 【器用】判定 Cで判定に+5


>>736

0~49⇒カランカラーン
50以上⇒セーフ

へい


久(……それにしても、あの二人、いつもあんな近い距離で話してるのかしら)クルクル

久(もし私があんなに近くで話したら……想像しただけでも恥ずかしいわ、無理ね)クルクル

久(……あっ!!)



カランカランーン



京太郎「ん?」

咲「あれ、誰かいるの?」

久(や、やば……)タラー

京太郎「ここに残ってるのは俺らだけだと思ってたけど……よいしょ」

咲「そうだね、もしかして和ちゃんか優希ちゃんかな?」

京太郎「おい、誰だー?」

久(あ、こっち来る……隠れる場所もないし、これはもう無理ね)



久「は、はぁーい」ヒョコ

京太郎「ぶ、部長っ?!」

咲「…………………」



久(まずい。非常にまずいわ)

久(ペンを落としてしまった以上、何かしら書いてたということは丸わかりだし)

久(最悪の場合、盗み聞きしていたことがバレてしまう……)





久 【機転】判定 Dで補正なし


>>744

成功: 「今、歩きながら単語覚えてたのよ」     セーフ

失敗: 「ちょっと、通りかかったのよ……なんて」  ストレス+1

大失敗:「…………ごめんなさい」          ストレス+2


大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~99

私は悪くないっ!


京太郎「えっと、部長、そんなところで何を……」

咲「まさか……」

久「ああ、歩きながら単語覚えてたのよ」

京太郎「単語、ですか?」

久「ええ。図書館で勉強してたんだけど(大嘘)、捗らなくってね」

久「気分転換に、歩きながら英単語を読もうと思って。ほら、頭動かしてばっかりだと、疲れるから」

久「体も動かそうと思ってねー」

京太郎「なるほど。あ、さっきの音は、もしかして英単語書いてたんですか?」

久「そうよ。ちょっと手が滑って、落としちゃってね」

久「それが、たまたまこの教室の前だったというわけ」

咲「……」

久(……これは、咲は信じてないわね。でも、いいのよ)

久(須賀くんにさえ、バレなければね)

久(この空気で、咲が『部長、盗み聞きしてたんじゃないんですか?』と聞けば)

久(須賀くんは、きっと怒るわ。勉強頑張ってる先輩に失礼だろ、って)

咲(そうなると……うん、きっと京ちゃんは怒るよね)

咲(部長の言うことに筋は通ってる……ここで妙に騒ぎ立てれば、損するのは私だ)

咲(一本取られたよ、部長……でも)

咲(私は、お姉ちゃんに会うために全国に行って)

咲(全く相手にされなくて)

咲(それでも、いくら相手にされなくても―――大会をやり抜いて、最後まで諦めなかったんだよ)

咲(私、転んでもタダでは起きない!)




咲Vs久 【機転】判定 Dで補正なし

>>750

0~49:久の勝ち「ところで、須賀くん」  咲のストレス+1

50以上:咲の勝ち「それじゃあ、部長、お勉強の邪魔しちゃ悪いので、失礼します♪」ギュッ  久のストレス+1


にわかは相手にならんよ


咲「そ、それじゃあ部長――――」

久(!)

久「あ~~~~~、ところで、須賀くん!!」

京太郎「なんですか?」

久「もうすぐ、中間テストらしいじゃない」

京太郎「そうなんですよ。参っちゃいますね……って、部長の方が大変ですよね」

久「ううん、私のことはいいの」

咲「……」

京太郎「部長って頭良さそうだし、受験も安泰そうですね」

久「ふふ、それはどうでしょう」

京太郎「部長なら楽勝そうだよな、咲」

咲「え……う、うん。そうだね」

久「………」



久(ここで、どう言えば……須賀くんは)

久(食いついてくれるのかしら……)

久(思いつけ、なんでもいいから)

久(私!!)



久「>>759


ここは、完全自由セリフ安価

>>757



久「私の復習ついでに見てあげようか? 勉強」



言ったぁぁぁぁ。ついに、言ったったぁぁ!!

やったぞ、私ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!

ここで最高の思いつきぃ!! 情報収集活動の成果、実ったりぃ!!



…………落ち着け、私。言葉遣いが乱れてるわよ。らしくもないわ。

そもそもまだ、返事は何も帰ってきてないのよ。

まだまだ浮かれる段階にあるわけじゃ――――



京太郎「いいんですか? ぜひお願いします」

久「きっと須賀くんのことだか――ヴぇえっ?」

京太郎「あの、お邪魔じゃなければですけど」

久「えええええええっ、いいの?」

京太郎「いいのって、なんで部長が聞くんですか?」

京太郎「こっちがお願いする立場ですよ。ぜひお願いします」

久「あ、あ、うん……えっと」

久「一緒に頑張りましょう」

京太郎「はいっ!」



~~~~~~~~っ!!

やった、やったわまこ!!

これって、勉強が目的ではあるけど

実質デートみたいなもんよね! そうよね! そうに決まってる!!

ああああ、早速一年の範囲の復習を……いやいや、これはあくまで自分の受験勉強の一環なのよ。

でも、やっぱり嬉しいわ!


















咲「部長、私もよろしくお願いしますね」ペッコリン

咲「えへ」ニッコリ



…………ですよねー


ちょっと風呂入ってくるよー

放課後戦争編は、ここに終結

次は、休日へと舞台を移すぜ


そんなわけで、須賀くんと次の休日に一緒に勉強することになった。

あのあと、咲の顔が見れなくて、じゃあと言って逃げてしまった。



久「ふぅ……」

久「とりあえず、頑張った、私。頑張ったわ」

久「褒めてほしいくらいよ、この私の頑張りを!」

久「…………」

久(できたら、須賀くんに……そこまでは、まだ求めないけど)



和「あれ、部長じゃないですか。ここで何をやってるんですか?」

久「あ、和……」

和「なんだか嬉しそうですね。何かいいことでも?」

久「い、いえ。ちょっとね。和は何やってるの?」

和「私は図書館ですよ。そういえば、聞きました、部長?」

久「何を?」

和「今度、うちの高校に留学生が来るらしいですよ。超短期らしいですけど」

久「へぇ、そうなんだ」

和「あれ、部長なら詳しく知ってると思いましたが」

久「もう会長はやめたからね。あまり議会の方には顔を出してないのよ」

久(学生議会の仕事も大変だったけど)

久(今も今で、緊張感のある毎日を過ごしてるけどね……ある意味)

和「そうでしたか、じゃあ中間テストの勉強をしたいので」

和「私は、これで……」

久「あ、ちょっと待って!」

和「どうかしましたか?」

久「教えてくれない、その」

和「何をですか?」

久「ええっと……その……」

久「て、テスト範囲」



和は『なぜあなたが1年生のテスト範囲を?』という顔をしながらも

深くは追求せずに、教えてくれたのだった。


帰り道、いつも通りの道を往く。

違うのは、この浮ついた気持ちの方ね。



日が浅くなっていくと、無意識に歩き足も早まるものだけど

ただ今だけは、心がそうさせているのだとなんとなく分かった。

長い影が車道側に伸びて、無数の車が自分を無遠慮に轢いていく。

それを見て、私は急に我に返った。



刺激的な放課後は、あっという間に過ぎていった。

インターハイが終わり、夏休みと終わり、気がつけば もう10月。

受験まで、あと5ヶ月ほどある。

私に出来ることは何か。自分の望みは何か。

そして、それを叶えるにはどうしたらいいか。

きっとまだまだ、やるべきことはたくさんある。

咲との戦いは―――――――まだまだ始まったばかりね。





私と咲の放課後戦争編―――――カンッ

久VS咲は久の勝ち
よって、久のパラメータが上がります


久が>>771のコンマ一桁

0は10

にわかは相手にならんよ!


やるねぃ


色気 :58 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :60 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :50 D 鈍くもなく、鋭くもなく。のんびりやさん、姫様並。


前と同じように、一つずつ書いていってくださいな

↓から先に出た10個分アップ

ところで前回のまこの店の話では成長判定起こらないのか?

機転⇒6
色気⇒3
器用⇒1





体力   ■■■■■■■■□□ (体調は悪くないわよ)
ストレス ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (ストレス? 私には無縁ねえ)

色気 :61 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :61 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :56 C 普通よりも少し優れた判断力を持つ。ポンコツ成分を抜いた菫さん並。



※機転がランクアップしました!!
>>733で書き忘れてたんですが、ここで失敗したので、ストレス+1されています。


咲 

体力   ■■■■■■■□□□ (いつも通り、かな)
ストレス ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (普通……かな)

色気 :60 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :66 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
身体 :44 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :38 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。



※咲のストレスが、徐々に溜まり始めているようです。

(ストレス? 私には無縁ねえ)⇒(ストレス? 大丈夫でしょ) こうでした


>>791 
パロメータ上昇が発生するのは基本的に【咲Vs久】と書かれた対決に勝利したときだけっす
ただ、例外もあります。事前に言ってた場合など。



今日はここまでやね。

次は、3人の休日編に突入ですよー


なお、今は心理戦が多いから機転が多く使われるけど
身体もこれから使う機会は増えるのであしからず


ではまた明日か明後日に





個人的に、咲の全国編のopが好き(唐突)

http://www.youtube.com/watch?v=MRmu2XdYEMM

1期も阿知賀も好きですが、なんか好き



>>53がパラメータの説明
>>792が現在ステータスやね


それじゃあ、始めますよー


4月、新生清澄高校麻雀部。

咲たちが入ってきて、本気で全国優勝を目指すようになって

私の仕事は格段に忙しくなった。



学生議会の業務、麻雀の練習、受験勉強に麻雀部の雑務

学生議会の業務は、手を抜くと、学校全体に影響が出たし

麻雀の練習は、全国優勝するために、当然手を抜かなかったし

受験勉強は、今でこそゆとりがあるが、当時は必死にやっていた。



そうなると、優先順位の低い麻雀部の雑務が、結果的に後回しになっていく。

それをなんとか消化するために、休日にもよく学校に行ったものだった。



“あれ……須賀くん。今日は、どうしたの”


“いえ。平日だけじゃ麻雀部の仕事、終わらないんで”


“休みも、仕事しないと追いつかないんですよね、俺”




嘘だった。

平日は、確かに彼に麻雀部の雑務をお願いしていたが

その日に終わらない量ではなかった。

多くても、次の日までには終えられる量に調整していたはずだった。


彼は、私のため―――いや、これは私にとってただの都合のいい解釈に過ぎない。

彼は、麻雀部のため、部員みんなのために

当たり前のように、休日も学校に来て、仕事を手伝ってくれたいた。

私がやらなければいけない仕事を、何も言わずに勝手にやってしまうのだった。



それで、かな。

須賀くんとたくさん話すようになったのは。

須賀くんのことを、きちんと見るようになったのは。



それからもう、あっという間だった。

何気ない一挙手一投足が気になるようになったのは。

私も、あなたの役に立ちたい、と思うようになったのは。

あなたの笑顔を見ると、胸がドキドキするようになったのは。

あなたに弱みを見せたくなるほど、私が弱くなってしまったのは。



馬鹿みたいに――――――あなたを好きになったしまったのは。







《穏やかならず休日編》





京太郎「どうぞ、入ってください」

咲「お邪魔しまーす」

久「お、お邪魔するわね」

京太郎「咲が来るのは、久しぶりだな」

咲「そうだね」

咲「前に来た時は………一緒に、ご飯食べた時だっけ」

咲「―――家族の方とね」チラッ

久「へ、へえ。そうなんだ」

京太郎「そうだったな、あの時は久しぶりだったから、母さんも喜んでたぞ」

咲「あの時は楽しかったなぁ」

咲「部長は、『京ちゃんのおうち初めて』ですよね」ニコッ

久「そうね……」

久(くっ、この露骨な幼馴染&家族公認アピール……)



咲「さ、京ちゃんのお部屋行こうよ。お勉強するなら、そこだよね」

京太郎「そうだな、早速やろう。部長、着いてきてください」

久「え、ええ」



久(部室が私のテリトリーだとしたら……ここはいわば、幼馴染フィールド)

久(迂闊な行動をすると、すぐに咲のツッコミを浴びることになる)

久(言動には注意しなきゃね……)


京太郎「ここが俺の部屋です」

咲「あ、ちゃんと掃除してる。なんかいつもより綺麗だね」

京太郎「当たり前だろ、お前だけじゃなくて、部長が来るんだから」

久「あ、ありがとうね、わざわざ」

久(なにそれ嬉しい)

咲「………」

京太郎「今、隣の部屋から、机持ってきますねー」

咲「あ、私も手伝うよ」

京太郎「手伝うって、机だぞ。一人で持てるって」

咲「そう? じゃあ、待っとくね」

京太郎「おう。部長も座って待っててくださいね」

久「あ、うん」

咲「………」

久「………」



>>822


1黙っておく

2「ここには、よく来るの?」

3「随分と、仲がいいわよね」

4その他自由セリフまたは行動

>>821


久(改めて……ここが須賀くんのお部屋ね)

久(広さはそこそこ、そうよね一人っ子だもんね)

久(勉強机、ベッド、タンス、押入れ……けっこう殺風景ね)

久(トロフィーが飾ってあるのは、前のやってた部活のかしら)

久(部屋は整頓されてるし、けっこう床も綺麗ね……うん、いい部屋だわ)

久(……まさか、須賀くん、変な本とか持ってないでしょうね)

久(いや、年頃の男の子なら、いかがわしい本の一つや二つ……)


咲「……部長、どうしたんですか」

久「あ、いえ、男の子の部屋って、初めて入ったものだから」

久「気になってね」

咲「へぇ……そうだったんですね」

咲(部長、そういう経験ないんだ。意外かも)

咲(もっと百戦錬磨のイメージがあったけど……)


京太郎「お待たせしました」

久「ありがとう……って、それこたつ?」

京太郎「ええ。だいぶ涼しくなってきましたし」

京太郎「電源は付けずに、布団の中に足を突っ込んどくだけですけどね」

久「なるほど」


久「さて、やりましょうか」

京太郎「お願いしまっす!」

咲「……よろしくお願いします」

久(和に教えてもらったテスト範囲の部分は復習してきたから)

久(対策はバッチリね)

京太郎「ええと、ここなんですけど……」

久「どれどれ」



  *



久「ここは、こうよ」

京太郎「なるほど」

咲「……」ゲシゲシ

久「それで、ここはこうで……答えは、こう導き出せるわよね」

京太郎「なるほど! 部長の教え方、分かりやすいですね!」

久「そ、それほどでもないわよ」

京太郎「部長にお願いして、正解でした!」

久「褒めたって、何も出ないわよ」ドキドキ

咲「……」ゲシゲシ



久(ところで、なんだけど)

久(咲………こたつで見えないことをいいことに)

久(さっきから、私の足を……)

咲「……」ニヤニヤ

久(…………)




1我慢する

2蹴り返す

3京太郎に告げ口する

4その他自由セリフ&行動


>>831



久(ふっ……咲ったら)

久(私がこの程度で揺らぐ女だと思ったのかしら?)

久「須賀くん、次行きましょう」ニコッ

京太郎「はい、じゃあ次はここをお願いします」

咲「………」

咲(さすが部長、この程度じゃ揺らがないよね)

咲(………これでどうかな)

咲(事前に用意しておいて、この引っ掛け棒で……えい)

久(?!)

咲(よいしょ、よいしょ)

久(な、な………何やってるのよ、咲!!)

咲(部長の下は、柔らかめのロングパンツ。これを、うまいこと……)

久(な、なんかズボンが引っ張られてる!!)

京太郎「??」

久(脱げる、脱げるってば!!)

咲(最近、部長、私の邪魔してばっかりだもん)

咲(……京ちゃんの前で、恥ずかしいカッコになっちゃえ!!)






1静観する

2咲を蹴る

3京太郎に告げ口する

4その他自由

>>836

1


久(待って、よくよく考えてみれば)

久(これは前に部室でやった手ね。どうせ、本気じゃないんでしょ?)

久(ここで須賀くんに告げ口してもいいけど、私は大人なの)

久(大人らしく、静観しようじゃないの!)

咲(ふふ……部長、私がやらないと思ってますね。甘いですよ)

咲(ほらぁ、いきますよぉ………えい、えいっ!!)

久(?!! う、うそ、ちょ、ちょっと待って!!)

咲(待ちません♪)

久(待ってったらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!)




引っ掛け棒に、少しづつ、ずらされて

久のズボンは、膝の位置まで脱がされてしまった。

こたつの中で、下着完全に露出、しかしズボンは途中までしか脱いでないという

いわゆる半脱ぎ状態だった。



久(な、な、な、な…………嘘、まさか咲、本気でやるなんて)

久(なによこれ、なによこれ……)

京太郎「??」

久(なんで須賀くんの前で、ショーツ丸出しで)

久(勉強教えなきゃいけないのよ)

久(ありえない、ありえない!!)



京太郎「次はここ、お願いします」

久「う、うん……」

久(やだ……須賀くんの目、まともに見れない……)

久(恥ずかしくて、死んじゃう……)

京太郎「?? あの、部長……どうしましたか」

久「な、なんでも、ないのよ」

京太郎「それならいいんですけど……」


咲(えへへ、部長ったらこれで完全に参っちゃったね)

咲(まともに教えられないから、京ちゃんにいいとこも見せられない!)





久【色気】判定 Cで補正+5 >>851


大成功:部長、色気全開     久:好感度+2 咲:ストレス+1 
 
成功:部長、涙目        久:好感度+1 

失敗:部長、大人しくなる    咲;好感度+1 

大失敗:咲ちゃん、躍動     咲:好感度+2 久:ストレス+1、体力-1 


大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~90

大成功:91~99

どうだ


久(やだ……もう、ダメ)

久(脱いでるところを、見られてるみたいで)

久(こんな恥ずかしいこと耐えられないわ……)ジワッ

京太郎「ぶ、部長?」

久「………なに?」

京太郎「どうしたんですか?! どこか、痛いところでもあるんですか?!」ガタッ

久(………あ)

久(私、須賀くんの前でなに泣いてるのよ………)

久(須賀くんは、何も知らないんだし……ちゃんとしなきゃ)

久(いつもどおり、しっかりするのよ、久!)

久「……大丈夫、よ」ゴシゴシ

久「ちょっと、目にゴミが入ったの」

久「私が、丁寧に教えてあげるから……ほら、ね」

京太郎「あ、はい……」

久「座って。次はなにやりたい?」

京太郎「え、ええと……あの……」

久「このページ? ノート見せて?」

久「ほら、早く、ね?」

京太郎(な、なんだ。この艶めかしさ……可愛い……)ドキドキ

京太郎(……って、いかんいかん。勉強教えてもらってるのに、なに考えてんだ、俺)

京太郎(集中、集中……)




咲(あ、あれ?)

咲(なんか、部長、色っぽい……)ポー

咲(……って、私が見とれてどうするの!!)

風呂入ってくるぜ

たぶん、30分後くらいかな



その後、ポーカーフィエスで、下着丸出し状態を乗り切ったわ。

羞恥心を、指導への集中力でなんとか抑えて、切り抜けた。

須賀くんにだけじゃなくて、咲にもちゃんと教えたわよ。



京太郎「お疲れ様です。ちょっと、休憩しますか?」

京太郎「何か飲み物、作ってきますね」

咲「あ、私も行くよ」

久「私も……」

久(って、ここで立ち上がったら)

久(今までの努力が全て水の泡よ……よかった、気がついて)

久「……二人に、お願いするわね」



 *


京太郎「さて、何を作ろうか」

咲「うーん、甘い飲み物がいいんじゃないかな」

京太郎「じゃあココアでいいか?」

咲「うん。レモンティーでもいいよ」

京太郎「あー、それもあったな。じゃあそっちにするか」

咲「京ちゃん、優柔不断」

京太郎「そこは、柔軟な思考力の持ち主、ってことで」

咲「自分で言っちゃうんだ、ふふっ」

京太郎「咲、作ってみるか?」

咲「え、私?」

京太郎「だって、手伝いに来てくれたんだろ?」

京太郎「ハギヨシさんが言ってたぞ。こういうスキルは、大事だって」

京太郎「将来、こういうことがちゃんとできないと、困るだろ」

咲「なんか京ちゃん、お姑さんみたいだよ」クス

京太郎「う、うるせー。ほら、さっさとやってみろよ」

咲「うん。分かった」



咲【器用】判定 Cで補正+5  >>867

 
大成功:完璧じゃねえか!         咲:好感度+2

  
成功:まあまあ、上手にできたな      咲:好感度+1 

失敗:うーん、これじゃあ結婚できないぜ? なし   

大失敗:……………            咲:ストレス+1


大失敗:0~10

失敗:11~50

成功:51~90

大成功;91以上

おまかせあれ!


咲「……できた!」

京太郎「どれどれ」

京太郎「いただきます……」ゴクゴク

咲「どうかな?」

京太郎「………咲」

咲「美味しいっ?!」

京太郎「これじゃ結婚できないぜ?」

咲「がーん……そんなぁ」

京太郎「部長にしても、咲にしても、お茶一つ入れられないか」ププッ

咲「む、部長よりは、絶対上手だもん!」

京太郎「いやいや、大差ないって」

咲「ある!」



 *



久「それで、結局須賀くんが入れたのね」

咲「……部長のお茶も、まずかったって言ってました」

久「あら……須賀くん、ひっどーい」

京太郎「そんな言い方してなかっただろ?!」

咲「同じようなものだと思うなぁ。お茶一つ入れられない女って」

咲「京ちゃんってば、ひどいんだから」

京太郎「ぐぬぬ、あらぬ方向に俺の評価が下がっている……」



久(ああ、ズボンも無事に履けたし……あ、レモンティーおいしい)

久(のどかな休日ねぇ。ちょっとさっきは刺激が強すぎたから)

久(今はこれくらいでいいかも……)


ピローン


久(メールだわ。誰かしら)


fromまこ

本文
おつかれ!
京太郎の家はどうじゃ?
楽しんどるか?


………目標は達成できとるんじゃろうの?



久(げぇ……あれ、本当に、やらなきゃダメなの……?)



――――京太郎宅での勉強会、その前日



まこ『久。よくやったの。まさか、家に上がる口実を作るなんて』

まこ『これは、大きな一歩じゃのう!』

久『でしょう、でしょう! もっと褒めて、私を褒めたたえなさい』

まこ『よし、それじゃあわしはもうお役御免じゃな。お前一人で大丈夫じゃ、それじゃあの』

久『17年間彼氏なしの芋娘が、調子に乗ってすいませんでした』ペコリ

まこ『うむ。その切り替えの速さや、よし』

久『それで……まこ。どうしたらいいかしら。明日は、どういう風に……』

まこ『もう少し、詳しい情報が欲しいの』

久『えっとね、明日のお昼から須賀くんの家で、勉強を教えることになったわ』

久『二人きりじゃないのは残念だったけど……』

まこ『それは仕方ないの。そこで咲を断るのも、不自然じゃろう』

久『よね』

まこ『というか、よかったじゃろ。おんしに二人きりなんて無理じゃあ』

久『あら、大丈夫よ。前だって一緒にバイト頑張れたし。余裕よ』

まこ『メイド服着て、店中トロ顔でウロウロしとったおんしがか?』

久『うっ……』


まこ『その時の画像がこちら』ケイタイパカー

久『な、な、なんで撮ってるのよ!!! 消して、今すぐ消して!!』

まこ『京太郎に送信しようかのー』

久『やめて、やめて!!』

まこ『ま、送信しようがしまいが関係ないけどの。京太郎もその場におったし、バッチリ醜態は晒しとるけぇ』

久『そうでした……』

まこ(まあ、京太郎は楽しそうじゃったし、どっちかというと好印象なんじゃがの)

まこ(こいつが調子に乗らんよう、黙っとくか)



まこ『こら、いつまでも落ち込んでないで、作戦を立てるぞ』

久『うん……』

まこ『それじゃあ、勉強会に当たって目標を立てる。というかもう、立てた』

久『そ、それは?』

まこ『……………それはの』


まこ『京太郎の―――――エ ロ 本 探 し て こ い ! !』


久『』

パラメーター変更




体力   ■■■■■■■■□□ (体調は悪くないわよ)
ストレス ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (ストレス? 大丈夫でしょ)

色気 :61 C 霞さんが、髪を掻き分ける動作をしたときに感じる色気並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :61 C かじゅ並。ある程度のことをそこそこにこなせる。
身体 :38 D 一般人、みはるん並。どこにでもいる普通の女の子レベル。
機転 :56 C 普通よりも優れた洞察力と判断力を持つ。アナウンサーえりりん並。


咲 

体力   ■■■■■■■□□□ (いつも通り、かな)
ストレス ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (普通、かな)

色気 :60 C 絹ちゃんが、足を振り上げた瞬間を目撃したしまった時並。ちょっぴりムラムラ。
器用 :66 C 純くん並。無難に、物事をこなしていくスタイル。
身体 :44 D あらたそ並。苦手でもないけど、特別得意ではない。
機転 :38 D ちょっぴり鈍いところもある、可愛い成香ちゃんレベル。




好感度
久8←new! 
咲1

今日はここまで
勉強会、もう少し続きます

では、また明日にでも

乙、本筋には関係ないけど京太郎のスペックも気になるな

優希は声だけは四天王最強!




なぜ、くぎゅうを起用した……憧あたりに使ってくれよ

>>887
よくあるラノベ主人公の「どこにもいる平凡な高校生だ」と言っておきながらも家事とかできるハイスペック野郎

Futuristic Player とかいう名曲 大好き
http://www.youtube.com/watch?v=f9h1t5YFFpM



京太郎にはステータスはないよ
作ってもいいけど、判定にするのは手間だしね


京太郎(参考)
色気 :65 C
器用 :85 B
身体 :80 B
機転 :70 C


まあ、あったとしたら、こんくらい?


つづきやるよー



日常系のラノベ主人公は家事が得意なハイスペックなのがデンプレ


京ちゃんの家の匂いがすごく好き。

ここに来ると、すごくほっとするから。

京ちゃんの家は、とても懐かしい匂いがする。

きっと、昔から何度も遊びに来ている場所だから。



押し入れを開けるとそこには、無造作に積まれたアルバムがあって

そこに私との写真がたくさんしまってあるの、ちゃんと知ってるよ。



棚に飾ってあるトロフィー

ハンドボールの大会で優勝したときのものだって

中学生の頃、嬉しそうに話してくれたこと、ちゃんと覚えてるよ。



廊下の柱には、伸びた身長を記録する為に

ナイフで刻んだ後が、まだ残ってるよね。

私も一緒に京ちゃんのお父さんにやってもらったなぁ。



この家は、私にとって、とても大切な場所なんだ。

しかしそこには姉はいない…


咲(それなのに……)

咲(京ちゃん、あっさり部長を家にあげちゃうんだもんね)

咲(まぁ、私と京ちゃんは付き合ってるわけでもなんでもないし)

咲(私に文句をいう権利なんてないけどさ)

咲(なんか、寂しいなぁ……って)

咲(…………)

咲(せめて、私に告白する勇気があればなぁ……)



久(……咲、なんだか静かねえ)

久(今のうちに、お目当てのものを探したいところだけど……)

久(…………)



  *



久『……あの、聞こえなかったわ。もう一度言ってくれるかしら』

まこ『京太郎の~~~~エ ロ 本 探 し て こ い ! !』

久『テンション高っ!』

まこ『そうか? すまんのぅ、つい』

久『まあ、今のではっきりしたわ。どうやら私の聞き間違えじゃないようね』

福山ボイスはかっこいいからな
それも入っているのかな?



まこ『こんな大事なこと、言い間違えんわ』

久『大事なこと……? エロ本探しのどこが大事なのよ』

まこ『ええか。久。おんしはエロ本というものを、マイナスイメージで捉えすぎいて』

まこ『その本質を見失っとるぞ』

久『な、なんだっていうの?』

まこ『単純なことじゃ。エロ本は―――――嘘をつかん』

久『エロ本は、嘘をつかない……ですって?』

まこ『そうじゃ。男は、エロ本を買って、まあその……いろいろと致すわけじゃが』

久『………』

まこ『私の須賀くんは、そんなことしないって? するんじゃなぁ、これが』

久『そ、そんなこと言ってないでしょ!』

まこ『顔真っ赤で反論されても、説得力ないぞ。ん?』

久『うぐぐ……』

まこ『……話が飛んだが、男はそれをそういう目的で使うわけじゃが』

まこ『自分の趣味嗜好にあったものじゃないと……それは効果を発揮せん』

久『!』ハッ

まこ『そうじゃ気づいたか。エロ本にはの―――――』

まこ『――――その男の好みが、嘘偽りなく、記されとるんじゃああああああああああ!!』

久『な、なんだってー?!』

まこ『たかが、エロ本。されどエロ本……見くびったら、いかんぞ』

久『はぁ……なるほど、勉強になったわ。ところで』

久『やけに詳しいわね、まこ』

まこ『……うちの客は、変態オヤジばっかりじゃ。わしも好きでこんな知識身につけたわけじゃのうて』

久『……ご愁傷様』

しゃべり方もそのせい


久(と、まあ、まこの言うことにも一理ある……のかしら)

久(でも確かに、須賀くんがどんな女の子が好きなのかには、興味があるわね)

久(もうすぐ、休憩時間も終わるし)

久(言い出すなら、今だけど)

久(………なんて切り出せばいいのかしら)

久(『須賀くん、5分間でいいから部屋を出てくれない?』 ちょっと無理があるわね)

久(『ちょっと、お部屋の探索させてもらうわね……』 いやいや、一体何の権利があってそんなことを言い出せるのよ)

久(『エロ本、出せよ』うーん、直球にもほどがあるわ)

久(うーん……ダメね、どう考えても自然にそっちに話を持っていけないわ)

久(ここは、ちょっと無理をする必要があるわね)


京太郎「あ、もうこんな時間かー」

京太郎「気乗りしないけど、そろそろ始めましょうかね……」




久(よし、ここは……)



>>921


1持ってるレモンティーをひっくり返す

2京太郎を外に引っ張り出す

3体裁なんて知らないわ。目的のために、お部屋探索開始

4「須賀くん、出して?」(直球)

5その他自由安価

咲と一緒に捜索開始

>>921
まあここは一時休戦が普通だよな


久(……ダメね。考えつく限り、私一人ではどうにもならない案ばかり)

久(ここは……もう、こうするしかないわ)

久(これで効果が出なかったら……あいつ、とっちめてやるんだから)



久「咲、ちょっと来て」グイッ

咲「?! ど、どうし―――ああっ!」

久「須賀くん、ちょっと待ってて!」

京太郎「えっと、よく分かりませんけど、分かりました」


バタン


京太郎(急にどうしたんだろ。お腹痛いのかな)

京太郎(………)

京太郎(………うん、あれはちゃんとあそこに隠してる)

京太郎(見つかりようがない。絶対大丈夫………なはず)


咲「……ちょ、ちょっと部長?」

久「ふぅ……」

咲「どうしたんですか、急に」

咲「!! もっ、もしかして、こうやって京ちゃんの目に付かないところに連れてきて」

咲「さっきの仕返しを?!」

久「あー……」

久(そういえばそうだったわね。ズボン履いて、レモンティーを飲んだらほっとしちゃって)

久(すっかり忘れたけど……それもありね。うん)

久(あれだけ恥ずかしい目に遭わされたんだし、ちょっとイタズラして)

久「そうよ。覚悟はいいかしら」

咲「ひ、ひぃっ!!」ビク

久(脅した上で、有利に交渉を進めますか)

久「……なーんてね。そうじゃないわ。咲にちょっとお願いがあるの」

咲「な、なんですか……?」


久「単刀直入に言うわ」

久「須賀くんの、いかがわしい本を探しましょう」

咲「……は?」

久「エロ本探しに協力して」

咲「………部長、何か悪いものでも飲んだんですか?」

久「あー須賀くんが作ったレモンティーにケチつけてるー」

咲「あっ、そうなっちゃうのか。京ちゃんごめんね……じゃなくて!!」

咲「部長、一体何を考えてるんですか!」

久(あー、やっぱりプライバシーの面をついてくるかしら)

咲「京ちゃんが!!」

咲「そんなもの、持ってるわけありません!!」


久(……あ、そっち?)

なんだその「飛影はそんなことは言わない!」レベルは


咲「それに私、京ちゃんがおトイレに行ってる間に何回かこっそり探しましたけど」

咲「そういう本、一度も見たことないです。見つかりませんでした」

久「あ、探したのね」

咲「……い、一応」

久「なるほどね。でも、咲。聞いて」ガシッ

咲「な、なんですか改まって」

久「あのね……須賀くんは、エロ本を、少なくともそれに準ずる何かを」

久「必ず持ってるわ!!」

咲「な、なんでそう言い切れるんですか」

久「………」


 *


久『ちょっと待って。須賀くんがそういう本を持っていない、純粋な子だという可能性も……』

まこ『それは、ない』

久『な、なんでそう言い切れるのよ』

まこ『それはあいつが―――――男じゃからじゃ!』

それは根拠のうちに入らない
もしかしたらパソコンのデータの中かもしれないし(デシタル派)


 *


久「彼が――――男だからよ!」

咲「そんな、理由で?! そんな理由が元で、私ここに連れてこられたの?!」

咲「確かに、男の子はそういう本を持ってるって聞いて」

咲「私も探してみましたけど……京ちゃんは、持ってないと思います」

咲「そもそも、男の子=えっちな本って結びつけるのは無理があるような気が」

久「何を言ってるの。むしろエロ本に、男が宿るのよ!」

咲「ちょっとそれは意味分からないです」

久「とにかく……咲。これまで、十分に時間をとって探したことはないんでしょう?」

咲「それはそうですけど……」

久「よし、じゃあ一緒に頑張りましょう」

久「須賀くんの……好みとか、知りたくないの?」

咲「!」

久(あら、食いついたわ。やっぱり、気になるのね)

久(もうひと押しよ!)

久「いい、咲。もしそれが見つかったら……その中に出てくる女性のように振る舞えば」

久「きっと、須賀くんは喜ぶでしょうねぇ」

咲「……!!」

咲「や、やります! 部長、一緒に京ちゃんのえっちな本を」

咲「探しましょう!」

久「ええ、やるわよ!」


「「えいえい、おー!!」」


久(咲、意外とちょろいわぁ)

1スレ目の最後がエロ本探しバトルで終わりそうってどういうことなんですかね……

風呂入ってきます。いつもどおり、30分後くらいで


久「よし、いくわよ!」

咲「部長」グイ

久「え?」

咲「え? じゃないですよ。部屋には京ちゃんがいるのに、無理じゃないですか」

久「あ、そうだったわね……」

咲「もう、しっかりしてください」

咲「でも部長のことだから、ちゃんとアイデアがあるんですよね」

久(え゛)

咲「どういう作戦で、京ちゃんを部屋から出すんですか?」

久「ええと……」




>>951


1考えてませんでしたすいません

2携帯電話を使うのよ

3ロン(物理)

4その他自由安価



久(ええとええと)

久(須賀くんに、部屋から出てもらう……部屋から、出てもらう……)

久(待って。別に須賀くんに部屋から出てもらう必要はないわ)

久(私たちの行動を見られてなければいいわけで)

久(つまり……うん)



久「咲、分かったわ」

咲「やっぱりちゃんと考えてたんですね!」

久「須賀くんを気絶させましょう」

咲「………」

久「物理的に」



咲「>>958




咲【機転】判定 Dにつき、補正なし


成功:「却下です」⇒咲から提案

普通:「あの……それはちょっと」⇒再検討

大失敗:「……それも、やむなしですね」⇒実行



大失敗:0~30

普通:31~50

成功:51~99

ヤッチマイナー!


咲「……それも、やむなしですね」

久「よし、実行よ!!」


 *


久「…………」ポカーン


京太郎「」


咲「ふぅ」

久「あの、咲……あなた今のは、どういう……」

咲「インターハイの後、お姉ちゃんがうちに泊まりに来たんですけど」

咲「その時に、腕を回転させる方法を教わって」

咲「これをやると大抵の人は、腰を抜かして気絶するので」

咲「お姉ちゃんが、暴漢対策に教えてくれました」

久「へ、へぇ……」

久(……これは、うかつに咲を怒らせると怖いわね)

久(私も気を付けよう)

咲「でも、お姉ちゃんみたいには上手くできないんですよね」

咲「これをすると腕が痛くて痛くて……体力も使うんです」

久「な、なるほど」

咲「たぶんですけど、効き目は30分くらいです」

咲「その間に探しましょう」

久「了解よ」



※咲と照はインターハイ終了後に、仲直りしています


【宝(意味深)探し】


久はみなさんが操作
咲は>>1が操作



《探す場所》

・棚
・ベッドの下
・机の引き出し
・タンス
・押入れ


《細かいルール》
久と咲のターン制。
合計2冊存在。2冊見つかったら終了。
判定は、場所によって身体だけだったり、身体と器用の平均値だったり。



《判定》
成功:発見

失敗:発見ならず


成功:71以上

失敗:0~70



《結果》
勝った方⇒京太郎の好感度+2、ストレス-1、パロ上昇権利
引き分け⇒両方の好感度+1づつ 、両者にパロ上昇の権利
負けた方⇒体力、ストレスともに+1




以上っす

だったらアピールしてからの結果の話で未来的観測だから今上がるのは違う様な…
後、行動回数は?

>>978
そのへんは、ちゃんと書くよ。確かにこの書き方じゃそう思っても無理ないね。すまんな。


行動は、とりあえず3回づつ。同人物が同じ場所は連続で探せない。
2冊見つかったらその時点で終わり。


ってことで


久(よし……せっかくだから、頑張って須賀くんのお宝本とやらを)

久(見つけるわ。その後、ちゃんと須賀くんには謝ろう)

久(咲より、絶対早く見つけるわよ!)

咲(京ちゃんには悪いことしちゃったよ……痛くはなかったと思うけど)

咲(私も浮かれてたね、でも、ここまで来たら引き返せない!)

咲(今は、こっちに集中だよ!!)



久「………」

咲「………」



久「あら、咲。動かないの?」ニコ

咲「いえいえ、部長こそ探さないんですか?」ニッコリ

久「お構いなく~」

咲「そちらこそ、遠慮なくどうぞ」



久「………」

咲「………」




久(この緊張感……堪らないわね)

咲(京ちゃんのお宝……先に、私が見つける!)



((負けられない――――――!))





先攻後攻>>986
(安価先のコンマが奇数なら、久が先攻)

新スレ立てないともうもたないぞ?

うめでいいっすよー

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