アルミン(ベルトルトが言うと説得力ないなあ)
ライナー「というか見てくれで釣れる女にロクな奴はいないだろう」
ライナー「出会いは少ないかもしれんが、心の綺麗なイイ女を手にできる確率は上がる」
ベルトルト「もちろん、相応の努力が必要だけどね。それさえできれば」
ライナー「それにお前は頭もいいし、人間が良くできてるじゃないか」
アルミン「…でも、ユミルにチビって言われた事実は変わらないよ…」
ライナー「お前まさか、あいつのことが好きなのか?(青春)」
アルミン「いや…ユミルと一緒にクリスタがいてさ…必死にフォローしてくれる姿がね…」
ベルトルト「ユミルだって本気で言ったわけじゃないよ。僕だってよく木偶の坊とかトーヘンボクとか言われるし」
ライナー「そうだ、俺だってゴリライナーとか筋肉達磨とか言われる。あいつの言うことは気にすんな」
アルミン「でもさぁ…やっぱり情けないよ、背が低いのって…」
アルミン「歳を取れば後輩もできるし部下もできる…部下より背が低い上司なんてかっこ悪いじゃないか…」
ベルトルト(これはかなりネガティブになってるな…別に助けてあげる義理はないしいいか)
ライナー(仲間として放ってはおけんな…)
ライナー「気にし過ぎると伸びるものも伸びなくなる。あまり気にしないほうがいい」
アルミン「気にするなって言われてもさ…一度気になったものはそう簡単に忘れられない」
アルミン「常に意識する状況に晒されているんだから」
ライナー「…逆に言うぞアルミン。身長が伸びさえすればお前は変われるのか?」
アルミン「…多分」
ライナー「ベルトルトを見ろアルミン」
ベルトルト(何のつもりだよライナー…)
アルミン「104期で一番背が高い奴じゃないか…」
ライナー「こいつの生活が充実しているように見えるか?」
アルミン「えっ」
ベルトルト「…」
ライナー「存在感が薄くて名前もちゃんと憶えてもらえず、内向的なせいで友達も少ない」
ライナー「いつも俺のケツについて回り、ホモ疑惑が浮上して女も寄り付かん」
ベルトルト「ライナー…」
ライナー「高身長で好成績で顔が良くても、コミュ力がなければこんなもんだ」
アルミン「…そうなの? ベルトルト」
ベルトルト「…悔しいけど、事実ではある」
ライナー「それに引き換えアルミンは、みんなに相談事を持ちかけられたりと頼りにされているだろ?」
アルミン「うん…時々胃が痛くなるけど」
ライナー「それだけお前を信頼しているんだよ、みんな。ベルトルトよりお前の方がよっぽど充実してるぜ?」
ベルトルト「…」イライラ
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