楽「ある冬の約束」(4)
思い出したんだ
十年前の約束とは違う、ある約束した誰かが居たことを
それは去年の冬だった、何故か今日まで忘れていた
だけど、それは誰でもない
孤独な、幽霊の話だ
楽「うぉ……寒みぃな」
千棘「あんた、この程度で寒いの?
本当にひ弱なもやしね」
楽「うるせぇな……って、雪ふってんじゃねぇか、そりゃ寒いわけだ」
千棘「あ!本当だ!、これって初雪じゃない?」
楽「そうだな…ん?電話だ、もしもし?」
『…………寒い』
楽「は?……お前誰だ?」
『…………独りは嫌だよ………』
楽「なんだ、イタズラか……」
『……私、公園に居るね………』
楽「……切るからな」
『…………待ってる………………』
千棘「今の電話、誰からだったの?」
楽「わかんねぇけど、間違い電話か何かだろ」
千棘「ふーん、そういうのって面倒よね」
このSSまとめへのコメント
早くしてくれよ
ガチで早くしてくれよ!
おいおい早く出してくれよ!
おい!早く出してくれよ!
ガチで遅すぎる
ちょ、おまっ!失踪かい!