のび太「うわ~ん ハチえも~ん!」ハチえもん「どした」【俺ガイル×ドラえもん】 (22)



のび太「スネ夫が仲間に入れてくれないよ~~」


ハチえもん「なんの?」



のび太「えっとね…」




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ー回想ー


ジャイアン「おうスネ夫!新しいゲーム買ったらしいな?」



スネ夫「ああ、新作のブレステ7だよ」



ジャイアン「じゃあ学校おわったらやろうぜ!」



のび太「ぼくも仲間に入れて~」



スネ夫「悪いな、あのゲームはのび太以外専用なんだ」



のび太「」



ー回想終了ー


のび太「というわけで新しいゲーム出して」



ハチえもん「しょうがねぇな……」ガサゴソ



ハチえもん「パンパカパッパッパーン」

ハチえもん「Vitaちゃーん」




のび太「わぁ~~ありがとうハチえもん!」



のび太「でもこれ一人用だよ。もっと大きいのが欲しいんだブレステ7みたいに」



ハチえもん「バカか。お前はそもそも大型ゲームと小型ゲームの違いを理解していない」



のび太「?」




ハチ「ブレステ7のような大型ゲームはだな、ふつう友達か兄弟とやるもんだ」



のび太「それならジャイアンとスネ夫がいるよ」



ハチえもん「ブレステに誘われない時点で友達じゃないたろ」



のび太「」




のび太「あっじゃあ、しずかちゃんがいるよ」



ハチえもん「しずかちゃんゲームやらんだろ」



のび太「」



のび太「ハチえもんとは……」



ハチえもん「友達じゃないな。」



ハチえもん「むしろ友達申請とかされたら、全力でお断りするレベル」



のび太「」




ハチえもん「ついでに言っておくと」



ハチえもん「男女間の友情なんて、もう1、2年すれば成立しなくなるからな」



ハチえもん「お前は立派なぼっち候補生だ」



のび太「ハチえもん、Vita貸して」



ハチえもん「おう」





ある日


のび太「あはは、このマンガおもしろいな~」ペラッ



ハチえもん「Zzzz」グーグー



机「」ガタガタッ


のび太「?!」



???「ここが野比家ね……」




のび太「ハチえもん起きて!なんかまた来た」



ハチえもん「ふわぁ~……ってユキえもん!んでお前まで来るんだよ?!」



ユキえもん「あら、私はこの男の弱虫体質の更正を手伝いに来たのだけれど」



ハチえもん「確かに、奉仕部でその依頼を受けたが」


ハチえもん「俺1人でなんとかなる」


 
ユキえもん「……あなた、本気で言っているつもり?」


ユキえもん「今のこの男を見てごらんなさい」



のび太「………」





ユキえもん「活発さのかけらもない、家でゴロゴロ、勉強もしていない、ロクな友人もいない」


ユキえもん「これではダメ人間まっしぐらね」



ハチえもん「活発さと友人に関しては俺もお前も同じだろ」


 
ユキえもん「あら、私にはガハえもんさんがいるわよ」


  
ユキえもん「この男やあなたと一緒にしないでちょうだい」


ハチえもん「くっ………」



のび太「(ぼくの扱いがひどい………)」





ハチえもん「で、これからどうする」



ユキえもん「まずこの男の壊滅的な学力を上げる必要があるわ」



ハチえもん「まあ小学校の学力は必須スキルだよな。人間として」


ハチえもん「これをきっかけに友達もできるかもしれんし」




ユキえもん「それに忍耐力もつくはずよ」



ユキえもん「そのための道具を用意してあるわ」ガサゴソ



ユキえもん「パンパカパッパッパーン♪」



ユキえもん「国語・算数ドリル~♪」



ハチえもん・のび太「(ノリノリだ………)」




ユキえもん「これらを一週間で終わらせなさい」



ハチえもん「まあ終わらない程の量でもないな」


ハチえもん「その間Vitaちゃんは俺が預かっておく」




のび太「(ぼくの意思は?)」




のび太「ただいまーあれユキえもんは?」



ハチえもん「アイツなら猫のみーちゃんと散歩中だ」



のび太「へぇ~あっそうだ」



のび太「今日しずかちゃん家で一緒に勉強してくるよ」



ハチえもん「なにっ?!」ガタッ



のび太「じゃいってきま~す あ、おみやげのMAXコーヒーも買ってくるね」




ハチえもん「(こいつ………小学生とはいえリア充すぎんだろ……)」



ハチえもん「(まあそれでもユキえもんの言いつけはしっかり守ってるし)」



ハチえもん「(この調子なら弱虫体質もじきに直るだろう)」




 



のび太「うわ~~ん!ハチえも~んしずかちゃんに嫌われちゃったよ~!」



ハチえもん「(…………たぶん)」




続く

短いですが以上です
ありがとうございました

これ彼らの日々は続いて行き、俺たちの冒険は始まったばかりで、男坂を登り始めた 訳じゃないよな?

>>19
これは物語の序章に過ぎず、彼らの日常の1ページでしかない

予定

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