男「外来人……外の世界……幻想郷?」(40)

男「やあ、こんにちはー」ニッコリ

幼女「こんにちゃー!」キャッキャッ

幼女母「あら、男君。今日も買い物してきたのね?」

男「ええ、スーパーでですけど」

幼女「おにーちゃ、がんばってぇ!」

男「おお、ありがとねー!お兄ちゃん嬉しいぞ?」ナデナデ

幼女母「いつもごめんね」

男「いえ!俺は小さい子の世話なら慣れてますから!」サワヤカー

男「」

送信みす!

男「俺の唯一の運動が買い物だからな……」

男「そろそろインドア生活もやめたいねー」

男「とは言ってもゲーム楽しいしネット楽しいし!」

男「……悪循環だなー」ハァ

男「とりあえず、マイキャッソォに向かうか」

※マイキャッソォ→my castle→我が家

男「余は帰ってきたでおじゃる!」

妹「あ、男お帰りー……プリン買ってきたでしょうね?」ジトー

男「貴方が欲するのはこの金のプリンですか?それともこ」

妹「やっぱり焼きプリンでしょ!」ガサガサ

男「えっ、ちょっ」

妹「ゲットだぜ!」ヒョイッ

男「……貴方は(欲望に)正直者ですね」

妹「泉の神様!ならそっちのプリンちょうだい!」

男「やらねえよ!」

妹「ですよねー」ビリビリ

男「はあ……ところで、母さんは?」

妹「今夜には帰ってくるらしいよー」パクッ

男「そっか、じゃあ部屋行くわ」

妹「ふぁーふぇー」

男「口の物を飲み込め!」

男「さて……」

男「妹が大きくなったからって部屋が別々になり」

男「なにか切ない気分になる俺氏だけど質問ある?」

男「……てか誰もいないけどな」ハハハ

男「さてネット見よ…………あっ、やっぱりこの動画炎上してる」

男「そりゃああんなタイトルじゃあ信者が沸くだろ、反応する方もアホだけどな」

男「ん……?これは……」

『美少女と簡単に会えるサイトキタコレwwwwwwwwww』

男「ああ、また出会い系か……」

男「……なんだろう、鎮まれ、俺の好奇心……!」

男「……やっぱり、今回もダメだったよ」

男「ほいっと」カチッ

【前(?)書き】
 みなさんどうもクソコテです!
 今回のSSはタイトルでわかる人はわかる東方projectの幻想入りシリーズです!しかし内容を見た瞬間に「アレ?」と思った人もいるかもしれませんねw
 この後しっかり幻想入りしますのでご安心を……

 では再開っす!

男「……真っ黒になったああああああ!?」

男「ああああああ!ちくしょうブラクラじゃねえか!」

男「くっそおおお……俺の好奇心を踏み躙りやがって……」

男「……って、え?え?」

男「今気付いたけど……」



男「……ここ俺の部屋じゃない!」ババーン




男「てかここ森じゃん!何処だよここ!?」BABAAAAAAAAN

男「落ちけつ、落ちけつ!」

男「まずは状況を整理しよう……」



男「最初に、俺はパソコンを使っていた」

男「出会い系らしきサイトへのリンクをクリックした」

男「次の瞬間何故か森にいた」

男「持ち物はパソコン、携帯電話、そしてプリンだ」




男「ガチでどうなってんの?」

男「でもよく見たらパソコンは電源が切れているだけだ、壊れてなくてよかったな」

男「携帯電話は電池はまだ残っているけど圏外」

男「プリンをどうすりゃいいんだよ……不幸だ」

???「見なさい、人間よ!人間だわ!」

???「さ、サニー……声が大きいよ!」

???「大丈夫、私が音を消してあるよ」

???「グッジョブよルナ!早速あの人間を脅かすわよ!」

???「こんなことしても意味ないよ……」

???「うるさい!私の言う通りにすればいいの!」

???「サニーは強気だね」

???「行くわよ!!ルナ!スター!」

スター「前みたいに能力で惑わせたほうが良かったんじゃ……」

ルナ「今のサニーに何を言っても無駄よ」

サニー「ルナ、近付いたら音を出して。声で驚かせるわよ」

スター「じゃあサニーが光で姿を消してるのね」

サニー「その通り!」

ルナ「じゃあ今から出すわよ、声を出さないでね」

男「携帯は時間も当てにならないし……」

男「プリンでも食べるか?いやいや……」

男「パソコンは何故か電源はいらないし……」

男「本当にどうなってんのさ……」ブツブツ

サニー(よし、十分近付いてる。後は合図を出すだけね)

男「あーもーわけがわからないよ!」

ルナ(もう少し近付いて……)ガッ

ルナ(え、小石に躓いて……)

ルナ「いてっ!」ドサッ

スター(あー!)

サニー「馬鹿ー!」

男「ん……?声?」

男「今こっちの方から……」

サニー「何やってんのよルナ!」ダッ

スター「ちょっと、サニー見えちゃってる!完全に見えちゃってるわよ!」

ルナ「いてて……」

男「……あの、お三方?」

スター(バレテーラ)

ルナ(また失敗か……)

サニー「見つかってしまったわね……」

サニー「ルナがあそこで転んだのが駄目だったのよ!」

ルナ「転んだのは謝るけどそっちの策が能力でいたずらするものだったら近付かなくても良かったのよ!」

サニー「なんですって?私の策にケチを付けるの?」

スター「ふ、二人共……喧嘩は駄目よ」

ルナ「スターだってサニーの策に反対しなかったでしょ!」

サニー「スターがルナをしっかり見ていれば転ばなかったのよ!」

スター「わ、私なの!?」

男「……」

男「俺はほったらかしかよ」

サニー「仕方ないわ!こうなったらプランB、実力行使よ!」

ルナ「そうね……ね、そこの人間」

スター「覚悟しなさい!」

サニー「協力スペカよ、『スリーフェアリーズ』!」

男「ちょ!待って待っ……」




???「霊符『夢想封印』!」ドバーン



サニー「きゃあああ!私達の協力技がー!」

スター「あのスペルを物ともしないなんて……」

???「ちょっと、あんた何やってんのよ?」

男「……あれ、助かってるだと?」

???「妖精程度に怯えてるなんて……ねえ、そこの三匹」

???「痛い目に合いたくなかったらこの人間を人里にでも連れて行きなさい」

男(人里……?)

???「分かった!?」

スター「は、はい!解りました!」

男(一体全体どうなっとるんだこりは?)

???「それだけ。じゃあせいぜい妖怪にだけは食べられないようにしなさいよー」

男「と、トンデー・ルミコ=サン!?」

サニー「……ねえ、人間!」

サニー「博麗の巫女に言われたし、人里に案内するわよ!」

ルナ「『かっ、勘違いしないでよね!これは博麗の巫女に言われたから!アンタのためじゃ無いんだからね!』みたいな?」

サニー「そんなんじゃないわよ」

男「お、おう……そりゃどうも」

男「さて……あの娘達に案内されて人里に着いたな」

男「ってなんじゃこりゃ!和服の人が多いな!」

男「なんか雰囲気的にもここは別世界的な所なのか?」

男「と、とりあえず何か情報が欲しいな……」

男「ん、あれは……子供達か」

男「ちょっと様子を見てみよう」サササッ

???「そこの子供達ー」

男の子「またあなた?」

女の子「しつこいよー、どこかにいって!」

???「驚いてもらうまでは帰らない!」

???「お皿が一枚……二枚……うらめしやー!」

男の子「それはまえにもいってたでしょ!」

女の子「もうせんせいのところにいかなくちゃいけないのに!」

男「なんだか大きな傘を持った女の子と、その女の子より少し小さい子供達か」

男「あの傘は顔がある。よく見る化け傘のような……江戸ブームなのか?」

男「しかもあの女の子両目の色が違うじゃないか!確か虹彩異色症だったか?」※わからない人はググろう

男「子供達は学校か塾に行く途中であの女の子に絡まれたのか……」

男「驚いてほしいのか?お化けブームなのか?」

男「それにいつも驚かそうとしてるようだな、だが皿はおかしい……しかもこんな昼日中に」

男「あの子供達も迷惑してるみたいだし、助けてやるかー」

男「てかパソコン持ち運ぶのきついな」

男「特に考えてないけど……」

男「そこの女の子!」

???「あ!また人間!うらめしやー!」

男「うわーこわいよーびっくりしたよー((棒」

子供達「!?」

???「えっ?びっくりした?」

男「そうだよーもうたってられないよー((棒」ガクッ

???「やったー!驚いた!」

???「次会ったらまた驚かすもんね!」タッタッタ

男「……大丈夫?なんともない?」

女の子「あ、はいだいじょうぶですよ」

男の子「たすけてくれてありがとう!」

女の子「みたことないかっこう……そうだ!おにいさんもいっしょにきてよ!」

男「……えっ?」

男の子「たすけてくれたから、おにいさんもせんせいにあわせてあげる!」

男「おお、それはありがとう!」

男の子「ついたよ!ここがせんせいのてらこや!」

男(……寺子屋?やはり江戸ブームなのか?)

男(子供達も和服だし……一体全体どうなっているんだか)

男(それにしてもPC重い、ノーパソで良かったかもしれないな……)

女の子「おにいさんどうしたの?」

男「ああごめん、ちょっと考え事をしてたんだ」

女の子「そうなの?」

男の子「せんせー!いますかー!?」



???「こらこら、そんなに大声を出すんじゃないぞ?」



男の子「せんせいすみません……」

???「次からは気をつけるんだぞ」

女の子「はーい!」

女の子「せんせい!このおにいさんがさっきたすけてくれたんだよ!」

男「あ、どうも、こんにちは」ペコリ

???「助けてもらった……もしかして何かあったのか?」

男「先程、大きな傘を持った女の子がこの子たちを驚かそうとしてて」

男「この子達が迷惑そうにしてたので驚いたふりをしたら何処かへ行ってしまいました」

???「そんなことが……」

???「ありがとう、君は私の生徒達を守ってくれたな」

男「いえ、そんな大したことはしてませんよ」

???「君達は先に教室に行っててもらえるかな?」

子供達「はーい!」タッタッタ

慧音「自己紹介が遅れたな。私はこの寺子屋で歴史の教師をしている、上白沢慧音だ。よろしく」

男「俺は男です」

慧音「さて、突飛もない話をするが、君は異世界に迷い込んだ」

男「……はい?」

慧音「それは……おっと、もう授業を始めなくてはならないな。すまない」

男「いえいえ、いいんですよ」

慧音「そうだな……」カキカキ

慧音「この地図にある、稗田邸というところに行くといい」

男「稗田邸……ですか」

慧音「そこには稗田阿求という娘がいる。私の名前を出せばこの世界について説明を聞けるだろう」

男「初対面の俺にこんなことまで、ありがとうございます!」

慧音「気にするな。困った時はお互い様だ」

慧音「では、また会おう。男よ」

男「ありがとうございました」

とりあえずここまで。
見てくれてる人に感謝感激です!

ミスチー出さないと埋めてやる!

>>27
ミスチーは恐らくDIE!YO!SAY!達と一緒に出すか人里での八目鰻屋とかですかね?
どちらにしても出せるのはしばらく後ですかね

男「慧音さんは歴史の教師なのに地図がわかりやすいなー」

男「正確さが並じゃないし」

男「即興とは思えないくらいだよ」

男「それより稗田のお嬢さんはどんな人なんだろうか?」

男「そうだ、このプリンあげようかな」

男「それにしてもPC重いな」

男「意外と遠かった……縮尺の数字は江戸時代には無いのか?」

男「そこまで忠実とは江戸時代ブーム恐るべしベシベシ」

男「しかしようやく稗田邸に着いたぞ!」

男「もちろんインターホンは無いし……」

男「とりあえず門を潜ろ……」

男「すみません!誰かいませんか!」

屋敷の者「そこの者!何用だ!」

男「いや、ここの屋敷のお嬢さんに会いたくて……」

屋敷の者「なんだと!?ここが名の知れた稗田邸ということを知らずになんたる無礼……」

男「寺子屋の上白沢慧音さんからここを教えてもらいました」

屋敷の者「そうですか、では少しお待ち頂きたい。阿求お嬢様にお話を……」

男(慧音さんの名前を出したら本当に通してくれるな。もう少し後に取っておくべきだったかな)

???「あら?」

つまんね

>>33-34
このスレがッ 終わるまで 書くのを やめないッ!

>>35
死ね

支援する
>>27おまえ別スレにもいたやつか

>>36
僕は死にまっしぇん!僕は死にまっしぇん!

>>37
支援あり!

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