幼馴染み「起きなさいよ」男「眠い」 (42)
男は目を覚ますと幼馴染みがいた
幼馴染み「早く起きなさいよ」
幼馴染み「学校に遅れるわよ」
幼馴染み「朝ごはん作ってあるから一緒に食べましょ」
そう言うと幼馴染みは一階に降りていった
男「あー眠い…」
男「着替えるか」
男は着替えを済ませ一階へ降り
幼馴染みの元へ向かった
幼馴染み「今日はトーストだよ」
男「トーストだけ?」
幼馴染み「トーストだけじゃ不満?」
男「いや別に」
幼馴染み「ならいいじゃない」
二人はトーストを食べ終え学校へ向かった
男「おはよー」
友「おーっす」
友「なぁなぁ今日転校生くるらしあぜ」
男「まじで?」
友「しかも美少女らしい」
友「あっ、でもお前には幼馴染みがいるか」
男「あいつとはそんなじゃねーし」
友と話しているとチャイムがなり
先生が教室に入ってきた
先生「みんなー席につけー」
先生の呼び掛けでみんな席につく
先生「今日は転校生を紹介する」
一同「おぉ」
先生「いいぞー入って」
別人カッ!?
教室のドアを開け転校生が入ってくる
先生「まず自己紹介よろしく」
転校生「はい」
結衣「佐々木結衣です」
結衣「よろしくお願いします」
先生「じゃあ席はー」
先生「あそこだ男の隣」
結衣「わかりました」
結衣は男の席の隣に座った
結衣「あの、よろしくね」
男「よろしく」
先生「じゃあ授業を始めるぞー」
>>4
1です
結衣「あ、あの」
男「ん?」
結衣「教科書見せてもらってもいあかな?」
男「別にいいけど」
結衣は机を男の机に近づけた
先生「今日は31日だからこの問題男答えてみろ」
男「お、おれッスか?」
男「え、えーっと」
結衣「生類憐れみの令だよ」
結衣は小声で男に答えを教えた
男「生類憐れみの令 です」
先生「正解だ」
男「ありがとうな教えてくれて」
結衣「うん」
男は結衣の笑顔にドキッとした
そしてチャイムはなった
先生「今日の授業はここまでだ」
休み時間に入り結衣の周りにクラスのみんなが集まる
女1「ねぇねぇどこからきたの?」
女2「連絡先教えてよ」
女3「私にも教えてー」
男は結衣がみんなの問いかけで困っているのを見て立ち上がる
男「お前らが一気に話しかけるから困ってんじゃねーか」
女1「ご、ごめん」
女2「ごめんね」
みんなは結衣の周りから去っていった
結衣「ありがと」
男「佐々木もガツンと一言言ってもいいんだぞ?」
結衣「うん、わかった」
男「あ、そうだ」
男「転校してきたばかりだろ?」
男「放課後、俺が学校案内するよ」
結衣「え?いいの?」
男「もちろん」
結衣「ありがとね男くん」
結衣の笑顔は何度見ても可愛い
そんなこと考えてると友が近づいてくる
友「おやおやーお二人さん仲がよろしいですなー」
友「もしかしてもう付き合っちゃったりしてたりとか?」
結衣「ち、ちが」
男「バ、バカそんなんじゃ」
結衣の顔は少し赤くなった
時間が過ぎていき放課後になった
女1「結衣ちゃんじゃーねー」
女2「ばいばい」
結衣「じゃあね」
男「じゃあ佐々木行くか」
結衣「うん」
二人は教室出て保健室に向かった
男「ここが保健室だ」
保健の先生「怪我でもしたのか男?」
男「転校生に学校を案内してるんです」
保健の先生「へぇ~」
結衣「初めまして佐々木結衣です」
保健の先生「んーよろしく」
保健の先生「まぁ好きな時に来ていいから」
結衣「はい!」
男「じゃあ失礼しました」
二人は保健室を出たあと食堂に向かった
男「ここは食堂だ」
男「安いし旨いし学生の味方だ」
結衣「メニューがいっぱいだね」
結衣「あっデザートもある」
男「俺のオススメはボンボンカレーだ」
男「すごい旨いぞ」
男「食堂はこの辺でいいかな」
二人は食堂を出て体育館へ向かう
男「ここが体育館だ」
男「今は部活中だけどな」
幼馴染み「あれ?男じゃん何してんの?」
男「雛か」
男「俺は転校生に学校案内してんただよ」
結衣「初めまして佐々木結衣です」
雛「男の幼馴染みの新垣 雛 ですよろしくね」
結衣「はい!」
雛「結衣ちゃん男に変なことされてない?」
男「何言ってんだよお前は」
結衣「変なことされてませんよ」
結衣「すごく優しくていい人です」
雛「騙されちゃダメよ」
雛「あっ、私そろそろ行くから」
雛は去っていった
男「俺たちもそろそろ帰るか」
男「もう結構遅いし」
結衣「そうだね、今日は本当にありがとうね男くん」
男「いいよ佐々木」
男「困ったことがあったらいつでも言ってくれ」
結衣「結衣でいいよ」
男「えっ?」
男「じゃあ帰るか結衣」
結衣「うん!」
二人は学校を後にした
男「ただいまー」
男はドアを開け家に入るとそこには妹の響が待っていた
響「お兄ちゃん遅い何してたの?」
男「まぁいろいろあってな」
響「お兄ちゃんご飯できてるよ」
響「私先にお風呂入るから」
響はお風呂へ向かった
男「はぁ…疲れた」
男「飯食うか」
男「お、肉じゃがじゃん」
男「響の作った肉じゃがは旨いからな」
男はご飯平らげ自分部屋へ向かった
男「結衣でいいよ…か」
男「最高だな」
男のケータイがなる
雛からだった
男「もしもし」
雛「男?明日何か予定ある?」
男「別に何もないけど」
雛「じゃあさ明日結衣ちゃん呼んでさパーティーしようよ」
男「パーティー?いいけど何も用意してねーぞ?」
雛「いいよ私がやるから」
雛「男は結衣ちゃん誘ってくれればいいから」
雛「それじゃあね」
ケータイを切る雛
男「パーティーか」
男「楽しみだな」
響「楽しみだねお兄ちゃん」
男「お前いたのか」
響「私もパーティー行っていい?」
男「ダメだって言ってもくるだろ…」
響「やったー」
響「それじゃあお兄ちゃんおやすみ」
響はご機嫌で部屋を出ていった
男「俺も寝るかな」
男は部屋の明かりを消し眠りについた
響「お兄ちゃん」
響「お兄ちゃん起きて」
響「雛さん来てるよ」
男を揺すって起こす響
男は目を覚ました
男「おはよう響」
響「雛さん来てるから早く着替えて降りて来てね」
男「はいはい」
響は勢いよく部屋を出ていき
男も着替えを済ませ降りていった
雛「遅い」
男「わるかったよ」
雛「じゃあ行きましょうか」
二人は学校へ向かった
学校の昇降口に行くと結衣が立っていた
結衣「おはよう男くん、雛さん」
男「おはよう結衣」
雛「おはよー結衣ちゃん」
男「あのさ、結衣」
男「今日パーティーやるんだけど結衣も来てくれないか?」
結衣「パーティー?」
男「そう結衣の歓迎パーティー」
結衣「そんないいよパーティーなんか開かなくても」
雛「もう準備してあるのよ」
雛「やらないと無駄になっちゃうわ」
男「ダメか?」
結衣「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」
雛「よし決まり!」
雛「私はこっちだから」
雛「学校終わったら私の家に集合ね」
そう言うと雛は隣のクラスに入っていった
男「じゃあ俺たちも行くか」
結衣「うん!」
二人も教室へ向かっていった
友「おぉ二人で来るなんてやっぱり」
教室に入ると友が近づいてきた
友「おぉ、二人で来るなんてやっぱりできてるんじゃないのかなぁ?」
男「だーかーらー」
男「そんなんじゃねーって」
友「結衣ちゃんの方はまんざらでもないみたいだぞ?」
結衣「うぅ///」
結衣は顔を赤くし席に向かっていった
それを追うかのように男も向かう
男「悪かったな友があんなこと言って」
結衣「ううん、気にしてないよ?」
男「そっか、ならいいんだ」
先生が扉を開け教室に入ってくる
先生「授業始めるぞーみんな席につけー」
授業が終わり学校を後にする二人
男「なんでお前もついてくるんだ友」
友「いいじゃんか俺ら友達だろ?」
男「まぁいいけど」
雛の家についた三人
男はインターホンを押した
男「俺だ雛開けてくれ」
雛「ちょっと待ってて」
そう言うと雛はドアを開けてでてきた
雛「あがって」
三人は雛の家に入っていった
響「遅いよお兄ちゃん!」
男「もう来てたのか響」
響「あれ?その人は?」
結衣「初めまして佐々木結衣です」
響「どうも~お兄ちゃんの妹の響で~す」
響「よろしくね結衣お姉ちゃん」
結衣「よ、よろしくね」
雛「それじゃみんな席について」
席に座る五人
テーブルの上にはお菓子やジュース、ケーキまで置いてある
一同「いただきます」
響「ケーキケーキ私ケーキ食べる~」
男「あんまりはしゃぐなよ響」
響「えーいいじゃんパーティーなんだしさ」
友「王様ゲームしようぜ」
男「王様ゲーム?」
響「いいねいいね王様ゲーム」
結衣(ケーキ美味しい)
五人は王様ゲームを始めた
一同「王様だぁ~れだ」
響「はいはーい」
男「響かあんまり変なお題はやめろよ」
響「じゃあ二番と四番が抱き合う」
響「二番と四番誰かな?」
男「二番は俺だ」
友「俺は四番だよー」
男「なんでこいつと抱き合わねーといけないんだよ」
響「ルールだからね仕方ないよ」
男「くそっ」
友「さぁ男、俺の胸に飛び込んでこい」
男は思いっきり友を抱き締めた
友「痛い痛い痛い痛い」
友「ギブギブギブギブ」
友「痛いじゃないか男」
男「お前が変なこと言うからだ」
響「じゃあ次いっちゃいましょー」
一同「王様だぁ~れだ」
友「はーい僕だよー」
男「友か…終わった」
友「じゃあ一番と三番が口と口でキス」
四人「えっ?」
友「一番と三番誰かなぁ?」
男「一番は俺だ」
結衣「三番は私です…」
結衣は下を向いて言った
男「なぁ」
友「王様の命令は絶対!」
結衣「うぅ///」
男(どうすりゃいいんだよ)
結衣(男くんとキス…)
雛「さすがにそれはないでしょ」
響「そうですよ」
友「えぇ!ノリ悪いなぁ」
雛「限度があるでしょ」
雛「王様ゲームはやめにしまょ」
その後ゲームしたりトランプしたり
パーティーはもりあがった
雛「そろそろお開きにしましょ」
響「そうですね」
結衣「皆さん、本当にありがとうございます」
雛「いいのよ」
雛「また、今度パーティーしましょ」
男「じゃあ俺結衣を送ってくるわ」
男は結衣を連れて雛の家を後にした
結衣「今日はありがとう男くん」
男「いいよ別に」
結衣「あ、あのね」
結衣「目つぶってくれるかなお礼にプレゼントあげたいから」
男「わかった」
男が目を瞑ると結衣はキスをしてきた
男「えっ?プレゼントって…」
結衣「私のファーストキス」
男「いいのかよ俺なんかとで」
結衣「うん、いいの」
結衣「だって私、男くんのこと好きになっちゃったから」
結衣「だから私と」
男「俺も結衣が好きだ」
男「だから、俺と付き合ってくれ」
結衣は泣きながら言ってきた
結衣「お願いします」
響「あっちょっと押さないで」
友「あっ」
男「お前らみてたのか?」
結衣「……」カァァ
響「これは本当のお姉ちゃんになる日も近いですな」
男「おま、何言って」
雛「結衣を幸せにしてあげなよ」
男「わかってるよ」
雛(先越されちゃったな…)
男「じゃあ結衣行こっか」
結衣「うん!」
完
このSSまとめへのコメント
雛のヤンデレ展開見てみたい