・はじめに
このSSはごらく部の4人がどこかのRPGの世界に迷い込むSSです。
途中でよその人がRPGツクールで作ったキャラとのクロスや
作者のオリキャラ(容姿はRPGツクールシリーズの顔・歩行グラと同じなんだが・・・)が出てきます。
では、書きます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401444305
あかり「うう・・・」
ちなつ「確か私達は突然まぶしい光に包まれて気を失って・・・」
京子「え・・・?え・・・?ここどこ?」
結衣「なんで私達こんなところにいるんだ?」
あかり「もしかしてあかり達、異世界に連れ込まれちゃった?」
結衣「見る限りここはRPGの世界っぽいんだが・・・」
ちなつ「結衣先輩、私達が元の世界に戻れる術はあるのでしょうかぁ?」
結衣「そんなの知るわけないだろ」
京子「あ、見て、魔法のステッキが4つある。拾ってみようよ」
結衣「これは武器になるな」
あかり「あかりはこれ使うよ」
ちなつ「私はこれ」
京子「おお~これは、愛と正義の魔女っ娘ミラクるん、今日も華麗に参上!」
結衣「ステッキの柄があからさまにミラクるんと違うだろ」
ちなつ「これを持って先に進みましょう」
京子「へへへ、やってみたかったんだ。どうせならちなつちゃんにも・・・」
ちなつ「私はやりませんよ、京子先輩」
あかり「うわあ!モンスターが来たあ!」
ちなつ「なにいいい!」
京子「うわ、いきなりかよ・・・」
あかり「お、お、おっきなクモおぉ!」
結衣「よりによって大グモか・・・私無理だから3人で・・・」
あかり・ちなつ「ええーーー!?」
京子「とっ、とっ、とっ、とっ、とにかく・・・必殺・・・!技名はどうでもいいやあ!!」
ボオオオオ・・・
京子「たっ、たっ、たっ、たっ、倒したぁ・・・」
ちなつ「やっつけたのかな?」
結衣「あーよかった・・・ここはやっぱりRPGの世界だな。モンスターに魔法、
RPG要素がいっぱいだ。でも京子、突然の出来事でパニックだったとはいえ
いきなり必殺技使って大丈夫だったのか?」
京子「さっきはそうするしかなかったじゃん」
結衣「それはそうだけど今後のことを考えるとさ・・・」
あかり「あっ、見て、向こうに宝箱がたくさんあるよ」
結衣「あ、本当だ。あかり、いいところに気づいたな。
これくらいの箱があればアイテムを充分に補充できるな」
ちなつ「じゃあ行ってみましょう」
結衣「だが突然現れるモンスターには気をつけろよ」
そして
京子「さて、宝箱の中身は・・・」
あかり「うわ、またモンスターだ!」
京子「うわ、3体もいる、必殺技だ!」
結衣「おい京子、スライム相手に必殺技かよ・・・大ネズミはともかく・・・」
京子「あれ?必殺技が発動しない・・・」
結衣「おいおい、京子はMPを知らないのか?MPがないとスキルを発動させられないぞ」
京子「あー、そういえばMPがなくなっていたー!仕方がないから打撃だー!」
ちなつ「あかりちゃん、ネズミが体当たりしてきたよ!」
あかり「え?わあ!」ヒョイ
あかり「危なかった~」
あかり「仕方がないからあかりも必殺技を使うよ~!」
ドガーン
結衣「あかりが2体のスライムを撃退したな。さて、私も大ネズミを撃退しよう、物理攻撃だ」
ちなつ「ネズミを倒したね、あ、お金が落ちてる。この世界のお金ですか?」
結衣「基本RPGの中じゃお金の単位は枚かGだな」
あかり「金貨を15枚ゲットしたね」
京子「ポーション2つとマジックウォーター1つもゲットだぞ」
あかり「うわっ、ステッキが光った」
結衣「レベルアップだな、なんだか私達も若干身体が軽く感じるぞ。
あと、回復呪文を覚えたような気がする。ある程度やられたら・・・
っと、MPを無駄に使いたくないしはじめはポーションで回復しよう」
京子「私はステッキで一度に2回叩けるようになったぞ」
ちなつ「私は癒し系の魔法~」
結衣「キュアだな、キュアは解毒能力を持ってるぞ」
あかり「あかりは・・・これ役に立つのかな?」
結衣「なになに?どんな能力なのかはわかりかねる」
結衣「あと、必殺技はステッキの先端の柄を見る限り必殺技はあかりは物理属性、京子は炎属性、
さっき見たんだけどな。私とちなつちゃんはまだ必殺技を使っていないが
私は水属性、ちなつちゃんは光属性だと思われるな。さて、宝箱開けるか」
あかり「うん」
結衣「ポーション5つとマジックウォーターを手に入れたな」
ちなつ「お金も25枚入っていましたよ」
京子「合計40枚だな」
あかり「ねえみんな、先に進もうよ」
結衣「わ、モンスターが来た!」
結衣「いきなりオークか・・・でも必殺技は自分のHPがやばくなるまでとっておけよ
・・・とはいってもオークは強敵の一人だから・・・」
京子「では、私は2回攻撃と行きますか!」
結衣「連続攻撃系はMPを消費しないからな、まずはみんなで通常攻撃するか」
ちなつ「このステッキは打撃用としても使えますからね、それっ!」
あかり「いっくよー!」
結衣「さすがオーク、少したじろいだだけだったな・・・敵の攻撃に備えなきゃな」
オーク「」ドドドドド・・・
あかり「わあ!体当たりだ~!・・・と思ったら違った・・・」
ちなつ「ただ走りまわってるだけですね・・・」
京子「よーし、こっちの番だな、おイタをするコはめった打ち☆」
結衣「こっちがおイタをしてるだろ・・・」
結衣「倒したな、そしてお金を25G手にしたな」
あかり「先に進もうよ」
ちなつ「何か見えないかなあ・・・わあ!モンスター!」
あかり「えー!?まだ2歩しか進んでないのに・・・」
結衣「またオークか」
そして
結衣「このオークもさっきの奴同様ただ走りまわってるだけだったな・・・
ってか結局リンチになったな・・・」
あかり「金貨を25枚手に入れたよ。合計90枚だね」
京子「お、またレベルアップしたぜ」
ちなつ「またモンスターですうっ!」
結衣「今度は1歩しか進んでないのにか・・・」
京子「なんだ、ネズミ一匹か、さーて、かる~くいきますか」
結衣「おい!京子!」
京子「え?わあ!ダメージ受けた・・・!」
結衣「油断しすぎだ・・・」
ちなつ「京子先輩、手を抜かないでください」
京子「よくもやったな、今度はこっちの番だ」
あかり「あ~攻撃かわされた・・・」
京子「よーし、今度も2回攻撃だー」
京子「倒したぞー、金5枚とマジックウォーターを手に入れたよ」
結衣「先に進むか」
あかり「うわ、5歩歩いたらまたモンスターが・・・」
結衣「大ネズミだな」
そして
結衣「何もさせずに倒したな。しかしこの世界エンカウント率高いな・・・」
京子「少し歩いただけでモンスターには出くわすし・・・」
結衣「でも今のところスライムと大ネズミはアイテムを落としているし
実戦経験を積むにはもってこいだな。でもこの先もっと強いモンスターが出てきそうだ」
京子「ちょっとマジックウォーター使わせて」
京子「よーし、MP回復だ」
結衣「おい京子、アイテムがたまったからと言って何も考えずにアイテムを使うのはどうかと思うぞ」
結衣「くれぐれもアイテムの無駄遣いはやめろよ」
あかり「みんな、モンスター来たよ」
ちなつ「スライムだね、3体もいるし必殺技使いまあす!」
ピカアアア
結衣「スライム達を混乱させたな」
京子「よーし、めった打ちだ!」
結衣・京子「倒したー!」
あかり「あー、あかりの出番がぁ・・・」
ちなつ「お金15枚とポーション3つを入手したね。お金は合わせて115枚です」
京子「さて、先に進もう」
結衣「だな」
京子「うお、またモンスターだ」
結衣「今度はオーク2体か」
そして
京子「2体になってもやっぱり走りまわってるだけじゃないか」
結衣「何気にこの世界のオークが馬鹿に思えてきたぞ」
ちなつ「お金は合計165枚になりました」
あかり「モンスター来たよ」
京子「何だ、スライム1体か、めった撃ち☆・・・あー2発ともかわされた」
ちなつ「何してるんですか?京子先輩」
結衣「スライムに全発かわされるなんてな・・・私達も行くか」
ちなつ「はい!」
あかり「それ!よし、倒した」
結衣「5Gとポーションゲット」
京子「悪い悪い、少し油断してたよ」
結衣「少しじゃなかっただろ!めちゃくちゃ油断していたぞお前」
ちなつ「モンスターが来ました!」
結衣「オーク1体と大ネズミ2体か、使うまでもなかったが私も必殺技を使おう」
ザバアアアン
ちなつ「うわあ、結衣先輩すごお~い、一気に3体倒すなんて素敵ですう」
結衣「おい、今くっつかれても・・・」
京子「ちなつちゃんには私がいるだろ」
ちなつ「せんぱ~い・・・」
結衣「京子の話聞いてないぞ」
あかり「みんな!モンスター来たよ」
ちなつ「え~!?今いいところだったのに~!」
京子「スライム2体か、それ、2回攻撃だ!よし、1体倒した」
結衣「じゃあ私達で残りの1体を倒すか」
ちなつ「はい」
あかり「倒したよ」
結衣「ポーションゲットだな、お金は合計215Gになったぞ」
京子「そして私達もレベルアップだ」
あかり「あっ、街が見えてきたよ」
結衣「よし、街を目指すか」
ちなつ「街まで行きま・・・モンスターです!」
そして
結衣「なんでこの世界のオークはただ走りまわっているだけなんだ?」
京子「さあ?」
あかり「あかり早く街に入りたいよ」
ちなつ「早く行きましょう」
少ししたあとで
京子「さあ街に入るぞー・・・って、モンスター!!!」
京子「ネズミ3体でも必殺技で蹂躙しちゃえー!!」
ボオオオオ
京子「よし、倒したよ。ついでにマジックウォーターもゲット」
あかり「金貨は合計280枚だね」
結衣「さあ、街に入るぞ」
~ローゼス・リリィ街~
結衣「やっと街に入れたな」
あかり「とにかくこの街でここがどんな世界なのかを聞いてこようよ」
結衣「そうだな・・・」
ディール(小さな羽根のはえた妖精)「おらおら~ディール様が通るぜー!」ダダダダダ・・・
あかり「え?なに?なに?」
ディール「あ、ごめん、お姉ちゃん達、そこ通らせて」
結衣「ああ、通っていいよ」
ちなつ「この子可愛いね」
あかり「うん、あかりもそう思う」
京子「あ、近くの建物に入ってみようよ」
結衣「せっかくのRPG世界なんだし入れるところには入ってみようか」
~建物内~
あかり「失礼します」
ルイ(長い銀色の髪をしたガイコツのような顔の男)「テレサよ、ディールのことが心配なのか?」
テレサ(炎の精霊に見える女)「ルイ、あなた、ディールは危険を知らなすぎるわ」
ルイ「だがいつまでも危険を知らないままでいさせるわけにはいかないな」
テレサ「そうだけどあなたも父としてディールを心配してちょうだい」
テレサ「あなた、来客よ」
ルイ「おお、気づかなかった」
ルイ「何用だ?」
あかり「突然家に入ってごめんなさい、実はあかり達、知らない世界に迷い込んでしまったんです。
なのでこの世界とこの街の名前を知りたくてこの世界に詳しそうな人を探しています」
ルイ「そうか、いったんテーブルのところに行け、そして少し待て」
ルイ「これを見ろ、これはこのN.M.R.WORLDの地図だ。今お前らがいる街はローゼス・リリィ街という」
京子「ここN.M.R.WORLDという世界だったんだ・・・」
結衣「そして街の名前はローゼス・リリィ街か」
ちなつ「やっとここがどこなのかが分かりました。とはいえほとんど未知の世界なのですが・・・」
ルイ「この町を出て少し東に行ったところで分かれ道がある。南へ行くとダンジョンがある。
分かれ道を東に行くとまた東と南の分かれ道がある。南へ行くとD.L.L.WOODに、
東に行くとミファソラ街に着くぞ。D.L.L.WOODを抜けると砦があり、そこを抜けてしばらく進むと
魔王城がある。まずは南のダンジョンを目指すといいぞ。実戦経験を積むのにもいいかもな。
あそこには黄金が眠っているがどこにあるのかは俺にも分からん。
この世界はほぼ分かりやすい道となっているがD.L.L.WOODは非常に迷いやすくなってるぞ。
しかも俺はあの森がどうなってるのかも知らん。だが地図がなくてもあの森以外の場所なら
道に迷うことはないはずだ。無事を祈っているぞ」
あかり「分かりました。ありがとうございます」
あかり「失礼しました」
ルイ「あの子たちはいい子だな」
テレサ「ディールにも見習わせたいわ」
そして建物から出る
結衣「まずは宿屋に行って泊まろう」
ちなつ「そうですね、結衣先輩」
結衣「何かみんなで同じ部屋にいるとちょっと嫌な予感がするんだよな。
いつでもどこでもやりたい放題だったし・・・」
京子「いいじゃん、この際みんなで楽しく宿泊しようよ」
ちなつ「京子先輩、何かしでかさないでください」
結衣「・・・お前もな」
~宿屋~
宿屋の主人「一泊10りっちぃになります。お泊りですか?」
京子「この世界のお金の単位『りっちぃ』なのか」
結衣「泊まろう」
翌日
京子「HP、MP共に全快」
結衣「次にアイテム屋に行こう」
あかり「そうだね」
ちなつ「何かいいアイテムはないかな?」
京子「よーし、行ってみよう」
~アイテム屋~
ダーリンス「おお、愛し君よ、僕はいつでも君を離さないよ」
ハニール「貴方、なんて素晴らしい男なのかしら」
ダーリンス「たとえ今世界が終わるとしても君さえいれば構わないよ」
ハニール「さすが愛する貴方、私も同じ考えだわ」
ダーリンス「愛してるよ、ハニール」
ハニール「愛しているわ、貴方」
結衣「何だ?このアイテム屋の主人と妻は・・・、って、おい、京子」
京子「ちなつちゃん、私はいつまでも愛しているよ~」
ちなつ「ちょっと、京子先輩!あの2人につられないでください!」
あかり「みんな、アイテム買うんじゃなかったの?」
京子「ちなつちゃーん、ちゅっちゅちゅ~」
ちなつ「やめてください!京子先輩!」
結衣「京子、ちなつちゃんが嫌がってるだろ」
あかり「もう!みんな!あかりの話を聞いてよ!」
結衣「あ・・・」
結衣「そうだった、アイテム買うんだった」
あかり「もう・・・」
あかり「すみません」
ダーリンス「ハニール・・・おお、客が来たよ、相手しなくちゃ」
ハニール「貴方ならこの店を素晴らしい店にできると思うわ」
ダーリンス「いらっしゃい、何か買いますか?」
ちなつ「いろんなものがそろっていますね」
結衣「270りっちぃじゃ・・・しょうがないや、
万が一戦闘不能になった時に備えて、スティミュラントをください」
ダーリンス「250りっちぃになります」
ダーリンス「ありがとうございました」
続きは早ければお昼を過ぎたあたりに書きます。
店を出たあとで
あかり「あ、うしさんだ」
結衣「アイテム屋の牛だろこれ」
京子「何かでつないではいないんだ」
ちなつ「あ、牛が店の中に入っていったよ」
結衣「牛のことは飼い主に任せよう」
京子「あ、見てみて、張り紙があるよ。読んでみよう」
『誰かN.M.R.大魔王の城に行き、N.M.R.大魔王を倒してくれる者はいないか。
N.M.R.大魔王を倒し、ウィッシュクリスタルを手に入れることができれば
どんな願いも一つだけかなえてもらえる』
あかり「行こう、魔王を倒しに行こう。そうすれば元の世界に戻れるかもしれないよ」
結衣「だがいきなり魔王と戦うのは無謀だ。まずは南のダンジョンに行ってモンスターと戦い、
実力を蓄えよう。黄金のうわさは私はあまり信じることができないが・・・」
京子「黄金?行こう行こう、あの場所には何が私達を待っているのかな~?」
結衣「やれやれだな・・・」
ちなつ「結衣先輩、もし私達が黄金の宝を手にしたらどうしますか~?」
結衣「でもアイテムの中には大事なものというタイプもあり、
買ったり売ったりすることのできない物があるぞ。
もしアイテムタイプが通常ではなく大事なものだったりしたら金にはできないぞ。
もしそうだったとしても何かの時に必要になったりすることがありそうだ」
ちなつ「それにしてもN.M.Rって何の略でしょうか?」
結衣「さあな」
京子「向こうのお店には何が売ってあるんだろう」
結衣「あれは八百屋じゃないのか?」
京子「この八百屋にはどんな野菜が売ってあるのか見てみようよ」
おばさん「ヒット・ディナシンさん、今日も朝早くから仕事、お疲れ様です」
ヒット・ディナシン「今日は何を買うのかな?」
おばさん「ジャガイモとたまねぎを一つずつください」
京子「ん?向こうの会話の中に『人でなし』という言葉があったような気がするんだけど・・・」
京子「すみません、気になることがあるのですが」
おばさん「おや、どうしたのかね?」
京子「会話聞いてて思ったんですが人でなしとは誰のことでしょうか?」
おばさん「誰も『人でなし』なんて言ってないわよ。ヒット・ディナシンさんは人でなしじゃないわ」
京子「あ、そうか・・・人でなしっぽく聞こえたのは八百屋の主人の名前か」
おばさん「ヒットさんに失礼だわ、謝ってちょうだい」
ヒット・ディナシン「お嬢ちゃん、俺は気にしていないよ。そう言われるのには
小さい時からずっと慣れているから」
京子「人でなしは名前だけなんですね」
結衣「あの人ヒット・ディナシンっていったな、もう言うなよ京子」
ちなつ「京子先輩が人でなしですよ」
ヒット・ディナシン「そこのお嬢ちゃんも俺のこと言ったかな?」
ちなつ「あなたのことは言っていませんよ」
ヒット・ディナシン「そうか、人でなし、人でなしと馬鹿にされ続けて
そう言われるのに慣れてしまったからつい・・・」
ちなつ「そうなんですか・・・」
ヒット・ディナシン「あ、せっかくだからお嬢ちゃん達にりんごをあげるよ」
結衣「でも商品をあげるって言われても・・・」
おばさん「私がおごってあげる」
ごらく部一同「ありがとうございます」
そして
あかり「あのりんごおいしかったね」
ちなつ「この街の人達はとっても親切だね」
京子「ヒトー・・・じゃなくってー・・・」
結衣「ヒット・ディナシンな、お前『人でなし』と言いかけただろ?」
京子「ごめん・・・」
結衣「さて、ローゼス・リリィ街を出るか」
あかり「南のダンジョンだから今のあかり達から見てこの分かれ道を右に・・・」
京子「モンスターが来たぞー」
結衣「こうもり2体とホーネットが3体か」
あかり「わわわ・・・ひ、ひ、ひっさあつ!」
京子「ひっさあつ!」
ドオオオオオオン
あかり「倒したね」
京子「65りっちぃゲット、合計85りっちぃだな」
結衣「おい、あかり、京子、まだ序盤なのに2人で必殺技使うなよ」
京子「悪い悪い」
結衣「とにかく街に戻って宿でMP回復しろ」
そして4人は街に戻って宿に泊まり、10りっちぃ消費した。そして気を取り直して・・・
結衣「ポーションもマジックウォーターも大事に使えよ」
ちなつ「はい」
あかり「じゃあこの道を右に曲がろう」
結衣「エンカウント率の高かったこの世界にしてはモンスターが出てこないな、
10歩進んでもモンスターが出てこなかったのは初めてだ。
今までは5歩進む前にモンスターが出てきたけど・・・」
京子「うお、モンスターだ」
結衣「なんだあれは?見たことのないモンスター・・・これは毒霧、
みんな!息を止めろ!毒を吸い込むな!!」
あかり「ええっ!?」
結衣「毒の霧がおさまったな・・・あれ?モンスターは?・・・もしかして
自分が出した毒にやられたってことはないよな?」
ちなつ「自滅ですか・・・」
京子「15りっちぃゲット」
あかり「あ、キノコだ。食べてみよーっと」
あかり「あ・・・あれ?・・・」ドタッ
ちなつ「あっ、あかりちゃん!」
結衣「これ毒キノコだったのか・・・ダンジョン入る前にスティミュラントを使うことになったな・・・」
あかり「みんな、ありがとう」
京子「さて、ポーションもあかりに使わないとな」
あかり「京子ちゃん、ありがとう」
ちなつ「さて、先に進みますか」
結衣「だな」
あかり「モンスター来たよ」
京子「大きな鳥だな・・・」
結衣「あれはコカトリスというモンスターだな」
ちなつ「わわわ、爆弾・・・!」
ドカーン
京子「投げる前に爆発したな・・・」
ちなつ「また自爆モンスターが出てきましたね・・・」
結衣「って、コカトリス爆弾使うモンスターじゃないぞ。なんなんだ?この世界?」
あかり「10りっちぃと鶏肉ゲットだね」
京子「しかも2つ」
結衣「とにかくこの世界のコカトリスはボーナスモンスターだということは分かったぞ」
ちなつ「ダンジョンが見えてきました。入りましょう」
~ダンジョン内~
京子「さて、黄金はどこに眠っているんだろうな」
あかり「探検開始っ」
結衣「今のところ分かれ道はないな」
ちなつ「確かガイコツっぽい人がこの世界のほとんどは道に迷いにくいと言ってたし・・・」
結衣「このダンジョン内のエンカウント率はどうなってるのかだな」
ちなつ「結衣先輩、モンスターが来ました」
結衣「コカトリスだな」
ドカーン
結衣「そして自爆・・・鶏肉ゲット。お金は合計110りっちぃになったな」
京子「お、レベルアップしたぜ。新たな技を覚えたぞ」
あかり「あ、あかりも2回攻撃を使えるようになったよ」
結衣「私もだ。私はもう一つ覚えたぞ。これは防御力を上げる魔法だな」
ちなつ「私には2回攻撃ないのですかあ?電撃使えるようになったんですけど・・・」
あかり「わ、またモンスターが出てきたよ」
結衣「ミミックだな」
京子「まずは2回攻撃っと」
あかり「まずはこの魔法を使おう」
あかり「え?何?今の・・・」
結衣「それ!2回攻撃だ!よし、かなりのダメージを与えたぞ、
あかりが使ったのは相手の防御力を下げる魔法だったんだな」
あかり「でもモンスターがあかりを狙ってきそうだよぉ・・・」
ちなつ「えい」
結衣「まずい、攻撃してきた。ぐわああっ!!」
ちなつ「あっ、結衣先輩!」
結衣「このミミックかなりの攻撃力を持つな・・・
またくらったら確実に戦闘不能になるし、ポーションを使うよ」
結衣「よし、回復成功」
ちなつ「電撃!」
京子「2回攻撃!・・・しまった!1発目をよけられた。でも2発目命中」
あかり「あかりも攻撃するよ」
結衣「ミミックが攻撃してきたぞ」
ちなつ「え?・・・きゃああああ!!」
あかり「あっ、ちなつちゃんが・・・」
京子「ふっ飛ばされたな、戦闘不能に・・・」
ちなつ「はぁ・・・はぁ・・・」
京子「まだ倒れていない、よかった~」
結衣「って、全然よくないだろ!ちなつちゃんHPやばいぞ、ヒールで
ちなつちゃんのHPを回復させるぞ」
ちなつ「結衣先輩、ありがとうございます」
京子「もうすぐ倒せそうだし物理攻撃だ」
結衣「わ、攻撃してきた・・・危ない!・・・ふう、間一髪だった・・・」
あかり「それ!やったあ、倒したあ」
結衣「手強いモンスターだったな・・・」
ちなつ「私と結衣先輩はやられかけるところでしたね・・・」
京子「お、100りっちぃも落としていったぞ。合計210りっちぃだな」
結衣「ポーションとスティミュラントとディスペルハーブを手にしたな、
強敵にはそれなりの見返りがあるもんだな」
ちなつ「スティミュラントを手に入れられたのは大きな救いですね」
京子「先に進もうぜ」
少ししたあとで
結衣「これから先、強いモンスターが出てきそうだぞ」
あかり「モンスターが来たよ」
結衣「サソリが2体、攻撃を受けたら毒に冒されそうだな、ディスペルハーブがあるとはいえ・・・
確かサソリは水属性の攻撃に弱かったから・・・蛇も同じだけど、よし、必殺技だあ!」
ザバアアアアン
ちなつ「倒しましたね」
京子「30りっちぃゲット」
結衣「スティミュラントとディスペルハーブとマジックウォーターを2つずつ手に入れたな」
あかり「あ、ステッキが」
結衣「またレベルアップしたな。ウォーターを使えるようになったぞ」
京子「私はあかりがスライム倒したときに覚えた防御力下降技を覚えたぞ」
ちなつ「私は挑発技ですかぁ?」
結衣「これは相手を混乱させる魔法だな」
あかり「えー?あかりは何も覚えられなかったの~?ふええ・・・」
結衣「マジックウォーターを使わせてもらうぞ」
結衣「また曲がり角だな」
京子「まだお宝は見つかりそうにもないな」
ちなつ「モンスターが来ました」
結衣「またサソリ2体か、今回はウォーターを使うぞ」
ちなつ「混乱させましょう・・・って、効いてない!」
京子「私はこれだあ!」ブオオオオ
結衣「威圧技か、」
あかり「それっ、サソリを1匹倒したよ」
結衣「あかり、サソリが攻撃してきたぞ」
あかり「きゃああっ・・・あれ・・・なんだか・・・」
結衣「あ、あかりが毒に冒されたようだぞ!」
ちなつ「キュアよりもディスペルハーブを使うよ」
あかり「あ、ちなつちゃん、ありがとう、毒も治ったよ」
結衣「それっ、それっ」
京子「めった打ち☆」
京子「よし、倒したぞ」
結衣「スティミュラントとディスペルハーブとマジックウォーターをモンスターの数だけ手にしたぞ」
京子「30りっちぃ手にして所持金は270りっちぃになったな」
ちなつ「先に進みましょう」
あかり「うわ、モンスターだ」
京子「このダンジョン内で10歩進む前にモンスターに遭遇したのは2回目だね」
結衣「うわ、サキュバス・・・ここでサキュバスとか殺しだろ・・・」
結衣「サキュバスはHPを吸い取るライフドレインを使ってくるはず・・・」
ちなつ「電撃~、倒しました」
結衣「え?もう倒したの?」
あかり「うん」
京子「守りが堅く少ししかダメージを与えられなかったけど
このサキュバスHPが驚くほど低いな。それに40りっちぃとスティミュラントゲット」
ちなつ「しかもレベルアップしましたよ」
結衣「まず、忘れていたあかりのHPの回復をしよう。ポーション使うぞ」
あかり「みんな~忘れないでよ」
京子「あかりだって忘れていたじゃん」
あかり「だけどぉ・・・」
結衣「とにかく先行くぞ」
少ししたあとで
あかり「モンスターだよ」
京子「ネズミが3体か、通常技だけで充分だな」
そして
京子「よーし、あと1体だ」
ちなつ「攻撃、・・・きゃああっ!」
結衣「体当たりをくらったな。でも回復させる必要はないな」
京子「それ!よし、倒した」
結衣「15りっちぃとマジックウォーター3つを手にしたな。所持金は325りっちぃになったぞ」
あかり「分かれ道はどこ行く?まっすぐ?それとも左?」
京子「まずは左だな」
ちなつ「では、行きましょう」
ちなつ「あ、宝箱があそこにあるよ」
あかり「行ってみよう」
京子「モンスターが来たぞ」
結衣「うわ、サキュバス2体か・・・」
京子「ここは私が必殺技を使おう」
あかり「わああ!サキュバスが2体ともあかりを・・・きゃああああ!!」
結衣「しまった!あかりが倒れたぞ!」
京子「じゃああかりの仇だー!」
ボオオオオ
京子「倒した。80りっちぃとスティミュラント2つゲット」
結衣「でもあかりは戦闘不能になったから経験値は得られないな」
結衣「スティミュラントで復活させてそのあとポーションもあかりに使おう」
あかり「結衣ちゃん、おかげで助かったよ」
京子「あかりだけ経験値得られなかったけどな」
あかり「ええ~!?」
京子「じゃあ私もマジックウォーター使うよ」
ちなつ「じゃあ宝箱を開けましょう」
ガチャ
あかり「あれ?何も入ってないよ?」
京子「こんなのありかよ・・・」
結衣「黄金の話なんて信じていなかったんだけどな」
ちなつ「仕方ないから戻りましょう」
京子「ちぇ・・・」
少ししたあとで
京子「あ、そうだ、ここを左に曲がってみよう、分かれ道を見つけた時から
まっすぐ進んだら何があるのかな?と思っていたんだ」
結衣「そうだな、寄り道してみようか、左に行こう、右に行くと来た道を戻っていくけど」
京子「このルートには黄金あるかな?」
あかり「モンスターが来たよ!」
結衣「サソリだな、1体だけだし2回攻撃で充分だな」
京子「よっしゃあ!」
京子「倒したぜ、15りっちぃゲットして420りっちぃになったぜ」
結衣「スティミュラントとディスペルハーブとマジックウォーターをゲットしたな」
ちなつ「では、先に進みましょう」
京子「アイテムが結構そろったな」
あかり「わ、またモンスター・・・」
京子「えー!?私達まだ5歩しか歩いてないのに・・・」
あかり「あ、ネズミが3匹いる。2回攻撃」
京子「よっしゃあ!」
結衣「よし、効率よくダメージを与えられた」
ちなつ「あとは私が電撃を決めれば・・・倒した~」
結衣「15りっちぃとマジックウォーター3つを入手だ」
京子「この先には何があるのかな~?」
ちなつ「モンスターが出てきました!」
京子「また5歩目でモンスターかよ・・・」
結衣「サソリか、何もさせずに倒そう、それ」
京子「ええいっ!あーかわされた・・・」
あかり「2回攻撃」
ちなつ「えいっ、倒しました」
結衣「所持金は450りっちぃになったな、そしてアイテムも3つゲット」
結衣「そしてレベルアップだ」
京子「やっほー、また新しい技を覚えたぜ、次の戦闘でさっそく使うか」
結衣「念のためヒールをみんなに使うぞ」
京子「おかげで全員のHPが全快したぜ」
ちなつ「結衣先輩、マジックウォーターを使いたいです」
結衣「私もだ、一緒に飲もうか」
ちなつ「わーい、結衣先輩大好き」
結衣「そういうためのものじゃないんだけどな・・・」
あかり「さて、この先には・・・行き止まり・・・うわ、モンスターだ!」
結衣「あれはラミアだな、ラミアは強敵だから用心しなきゃな、2回攻撃」
京子「よし、覚えたてのファイアー!」
あかり「攻撃!って、全然効いてない!」
ちなつ「私の攻撃も効かなかったよ」
結衣「やばい!攻撃が来たぞ!まさかこの技は・・・」
ごらく部一同「きゃああああっ!」
京子「うわあっ、目がああ!」
結衣「闇攻撃は大ダメージを与える上で暗闇に閉ざすのか!」
ちなつ「ううう・・・」
あかり「なにもみえないよぉ」
ドカーン
結衣「な、何だ?・・・あ、暗闇の効果が切れて目が見えるようになった」
京子「私も」
ちなつ「あ・・・あれは・・・」
あかり「何があったの?」
結衣「自爆・・・か・・・しかも私達のレベルが大幅に上がったぞ。
100りっちぃも手にしたし、スーパーヒールを覚えたし」
あかり「あかりも攻撃力上昇魔法と回復と防御の両方ができる魔法の2つを覚えたよ」
ちなつ「私はヒールとスパーク」
京子「私はフレイムを覚えたぞ」
結衣「でもみんな死にかけたしスーパーヒールを・・・」
京子「それにしてもこの鶏肉うめえ、しかもHPがかなり回復した気がする」
結衣「じゃあ京子以外にかけよう」
あかり「回復」
ちなつ「ありがとうございます。結衣先輩」
京子「あー、ヒール私もかけられたかったな~」
結衣「鶏肉HPかなり回復させるのか。念のためみんなでポーション使おう」
そして
結衣「じゃあ出口を目指そう」
少ししたあとで
あかり「モンスターが来たよ」
京子「サソリか」
結衣「レベルアップした私達にはいいアイテムの補給源だな」
京子「とりゃあ!」
結衣「結局2人だけで倒したな」
京子「スティミュラントとディスペルハーブとマジックウォーターをゲットした上で
合計所持金が565りっちぃになったよ」
ちなつ「じゃあ先に・・・きゃ」
あかり「いつの間にモンスターが・・・」
結衣「不意を突かれたか、って、コカトリスが3体・・・あ、自爆した」
京子「ボーナスモンスターでよかったな、30りっちぃと鶏肉を6つ手にしたぞ」
あかり「さあ、先に進もう」
京子「あの鳥また来てくれないかな~」
結衣「あまり都合のいいこと考えないでくれよ」
あかり「モンスターが来たよ」
ちなつ「えっ?」
結衣「ミミックか、しまった!攻撃された!があっ!」
ちなつ「ああっ、結衣先輩!」
結衣「ぐうっ、レベルがかなり上がってもミミックは強い!」
結衣「こうなったら必殺技だ!」
ザバアアアン
結衣「よし、バランスを崩させた」
京子「今だ!・・・って、あああ!!はずしたあ!!」
あかり「あかりも当てられなかった~」
ちなつ「千載一遇の好機があ~!」
結衣「何してんだお前達・・・しまった!ミミックが体勢を立て直した。
攻撃目標は私か!ぐわあああ!!」ドシャァ
ちなつ「ああ、結衣先輩が・・・」
京子「次は絶対当ててやる!それ!、よし、倒した」
あかり「100りっちぃとアイテムを手にしたね」
ちなつ「ディスペルハーブ以外は今すぐ結衣先輩に使います。スティミュラントで復活!」
結衣「うう・・・そうか、ミミックを倒したんだな・・・」
京子「今気づいたんだがこの世界のスティミュラントはHP、MPも半分くらい回復してくれるのか」
ちなつ「ポーションも結衣先輩に使います」
結衣「ああ、助かる」
あかり「またモンスターだよ」
結衣「不意を突かれたか」
ドカーン
結衣「コカトリスに不意を突かれるのはこれで2度目だな」
京子「そして爆弾で自滅・・・」
ちなつ「合計所持金は705りっちぃになりましたね」
あかり「鶏肉もゲットだ~」
結衣「攻撃ミスが仲間を危なくさせることもあるぞ、気をつけろよ」
ちなつ「ごめんなさい」
京子「さて、先進むか」
あかり「みんなで協力していこう」
結衣「それがいつでもできればいいんだけどな」
しばらくして
あかり「もうすぐ出口だね・・・あ、モンスターだ」
結衣「コカトリス・・・この世界ではボーナスモンスター」
ドカーン
結衣「そして爆弾で自爆、10りっちぃと鶏肉2つ入手」
京子「街以外の場所でモンスターに遭遇せずに20歩以上行けたのは初めてだね」
結衣「そういえばそうだな・・・モンスターが来たぞ!」
結衣「ミミックか・・・必殺技でいこう」
ザバアアアン
結衣「倒したぞ」
京子「結衣の必殺技ってまれに相手を一撃で倒すのか、すごい能力だな」
ちなつ「所持金の合計は835りっちぃになりましたね。アイテムも増えましたし」
京子「私、マジックウォーター使うよ」
結衣「私もマジックウォーター使ってMP回復するよ」
京子「強敵来たら必殺技。敵が大勢で来たらフレイムで行くか」
あかり「モンスター来たよ」
ちなつ「サソリが2体、スパーク唱えます!」
あかり「2回攻撃!」
結衣「よし、1体倒した・・・ぐっ!」
ちなつ「あっ、結衣先輩」
結衣「油断した・・・サソリの毒にやられた・・・」
京子「それーっ、よし、倒した」
結衣「さっきのミミックがいつもより20りっちぃ多く落とした分
このサソリがお金を落とさなかったのか、アイテムは落としたけど・・・
ディスペルハーブを使わせてもらうぞ」
ちなつ「結衣先輩、ヒール使いますね」
結衣「ああ、助かる」
あかり「さて、進もう」
あかり「2歩しか進んでないのにモンスター来たー!」
京子「ミミックかよ、特攻しよう、誰かダメージを受けたら鶏肉食べさせるからさ」
結衣「前みたいに攻撃よけられるなよ」
京子「よし、全発当てた」
あかり「あかりも」
ちなつ「えいっ、倒しました」
結衣「100りっちぃ手にして935りっちぃになったな。
そしてスティミュラントとディスペルハーブとポーションを手に入れたぞ」
あかり「みんな、ここから出よう」
ちなつ「うん」
結衣「またコカトリスに不意を突かれたぞ」
ドカーン
結衣「結局自爆か・・・20りっちぃと鶏肉4つを手にしたぞ」
あかり「わわ、またモンスター・・・」
京子「げ!数多い!」
結衣「サソリとこうもりとホーネットとサキュバスとミミックが1体ずつ出てきたな」
京子「面倒だから必殺技使っちゃえ!」
ボオオオオ
あかり「京子ちゃんが一気に3匹倒したね、あかりも2回攻撃しよう」
結衣「よし、サソリを撃破・・・ぐっ!やっぱりミミックが一番の脅威だ・・・」
ちなつ「結衣先輩がまた攻撃をまともに・・・こっちも攻撃しなきゃ」
結衣「ミミックはまだ倒れないのか・・・この一撃で勝負を決めてやる!」
結衣「倒した~」
京子「所持金は合わせて1135りっちぃになったな」
結衣「ポーションとマジックウォーターを1つ、ディスペルハーブを2つ、
スティミュラントを3つ手に入れたな」
あかり「あ、見て、これとってもきれいだよ」
京子「おお~黄金の輝きだ」
結衣「黄金は5体のうちの誰かが持っていたのか」
ちなつ「ダンジョンを出ましょう」
結衣「その前に鶏肉食べるよ」
あかり「その鶏肉おいしそう・・・」
結衣「この鶏肉は魔王の城が近くなるにつれて必要になるかもしれないぞ」
ちなつ「じゃあここを出ましょう」
結衣「だな」
ダンジョンを出たあとで
結衣「この黄金は私達が持ってても意味ないと思う・・・でも何かのために取っておくか」
あかり「わ、モンスターだ」
京子「また不意を突かれたぞ」
ちなつ「あれはコカトリス、あ、爆弾を・・・」
ドカーン
ちなつ「やっぱり自爆しましたね・・・」
京子「10りっちぃと鶏肉2つを手に入れたぜ」
結衣「今はいいとしてもいつか急にミミックのような強いモンスターに遭遇しそうだな」
あかり「でも元の世界に戻るためにはここで退いちゃだめだよ」
結衣「次はミファソラ街を目指すか、行こう」
そして
結衣「ミファソラ街はここを右に曲がって・・・ん?」
ヒット・ディナシン「お嬢ちゃん達、ちょうどいいところに」
京子「確か、ひ・・・ひと・・・ヒトデナーシーさんでしたっけ?」
結衣「ヒット・ディナシンな、お前また『人でなし』と言いかけただろ?」
ちなつ「ヒトデナーシーなんて幼児アニメの悪者っぽい名前になっていますよ」
あかり「なんでしょうか?」
ヒット・ディナシン「これをやろうと思ってな」
結衣「マジックウォーターを2つ、スティミュラントを1つ私達にやるのか?」
ヒット・ディナシン「その通りだ、受け取ってくれ」
結衣「はい、すごく助かります」
ヒット・ディナシン「よかった。では、よき冒険を、俺はローゼス・リリィ街に戻るよ」
あかり「とっても親切だね、ヒット・ディナシンさん」
ちなつ「そうだね」
京子「なんであの人が『人でなし』と言われなきゃいけなかったんだろう・・・
まあ、名前のせいだと断定できるけど・・・」
結衣「では、ミファソラ街に行こう」
今日はここまで
少ししたあとで
あかり「わ、モンスター・・・」
結衣「こうもりか」
京子「2回攻撃、よし、倒した」
ちなつ「10りっちぃ手にしました。では、行きましょう」
そして
あかり「ここがミファソラ街だね」
京子「さて、入ってみるか」
結衣「どんな街なんだろうな」
ちなつ「楽しみです」
~ミファソラ街~
あかり「さて、どこ行こう」
街の女「あなた達、この街で見かけない人だわ、この街は初めてかしら?」
あかり「え?あ、はいそうです」
街の女「この街ではクエストを受けられるのよ」
京子「お、クエストだってさ、受けて立とうじゃない」
結衣「じゃあ酒場かギルドを目指そう」
あかり「えー?あかり達まだ中学生だよ?」
京子「基本ゲームの中の世界に年齢制限なんてないだろ」
あかり「でも・・・」
ちなつ「行ってみるしかないですね」
結衣「だな」
あかり「あかり達酒場に行って大丈夫かなぁ・・・」
京子「現実じゃ補導されるけど異世界なら大丈夫だって、行こう行こう」
~酒場~
ちなつ「あれ?あっちの方荒らされてる、何があったんでしょうか?」
結衣「あっちの人に聞いてみよう」
京子「何か気味の悪いロボットが煙を上げているけど・・・」
結衣「すみません、ちょっといいですか?」
酒場の客1「ん?何だ?」
結衣「一体何があったのでしょうか?」
あかり「あ、あそこにいる人がけがをしている」
酒場の客1「ああ・・・ああなったのは俺のせいかもしれん。
実は『僕だって殺れるんです1号』という誰が作ったのか分からない
得体のしれないロボットいじっていたら突然暴走を始めてさ・・・」
酒場の客2「うう・・・ぐううっ・・・」
酒場の客3「早く手当てをしろ」
酒場の客4「分かった」
酒場の客1「ここの客みんなでなんとか僕だって殺れるんです1号を止めたんだが
一人けが人を出した。なので今あそこの二人が手当てをしているところさ」
ちなつ「どうしてあんな危ないものがあるのですか?」
酒場の客1「俺に言われてもな・・・」
結衣「話を変えますが、ここでクエストは受けていますか?」
酒場の客1「ああ、クエストならついさっき全て誰かに達成されて
今は受けられるクエストがないってさ」
結衣「一足遅かったか・・・」
ちなつ「仕方がありません。ここを出ましょう」
結衣「ありがとうございました」
酒場の客1「ああ」
京子「じゃあ酒場を出るぞ」
酒場の客1「・・・・・」
酒場の客1「それにしても俺の親友がギルドに行ったっきり戻ってこねえな・・・
あいつ、一体何があったんだ?」
酒場を出て
京子「ほら、誰も私達をとがめなかった」
あかり「でも誰かがもしあかり達がまだ中学生だということを知っていたら・・・」
京子「そういう感じはなかったな」
ちなつ「次はどこに行きますか?」
結衣「HPは全員充分にあるけどMP回復のため宿屋に行くか」
あかり「そうだね」
京子「それじゃ、宿屋に行こう」
その途中で
あかり「わああ!モンスターだよお!」
京子「なにいいい!?」
ちなつ「どっ、どっ、どうして・・・」
結衣「何で街にガーゴイルがいるんだ!?」
あかり「わあっ、攻撃してきたよ!」
ごらく部一同「きゃああああっ!!」
あかり「ううう・・・身体がしびれる・・・」
ちなつ「ど・・・ど・・・どうしましょう・・・」
京子「やばい・・・このままじゃ・・・」
結衣「もう一発くらったら全滅・・・絶体絶命だな・・・」
結衣「ここで毒霧が来たか・・・うう・・・これでは口と鼻を押さえられない・・・
できる限り息を止めろ・・・」
結衣「霧が収ま・・・このガーゴイルもこの前のダンジョンにいた
コカトリス、ラミア同様自爆モンスターだったのか・・・この世界には
自爆モンスターがどれだけいるんだ?」
あかり「あ、あかり達動けるようになったよ」
ちなつ「あ、本当だ」
京子「しかもかなりレベルアップしたぞ、私達何もできなかったけど・・・」
結衣「所持金は1170りっちぃになったぞ、しかも私はハイパーヒールとウェーブを覚えたぞ」
あかり「みんな、宿で傷を癒そう」
ちなつ「賛成」
京子「その前にアイテム屋に行ってアイテムを補充するのも悪くないな。
モンスターはもう来ないと思うし」
結衣「じゃあ先にアイテム屋に行こう」
そして4人はアイテム屋でハイポーションとマジックウォーターを12ずつ買い、
残金は210りっちぃとなった。
京子「さあ、宿屋に行こう」
結衣「だな」
~宿屋~
宿屋の主人「一泊15りっちぃになります。お泊りですか?」
ごらく部一同「はい」
翌日
あかり「もう行く?」
ちなつ「もう行こうよ」
京子「街中探検してみようぜ」
結衣「私はもう少ししてから行く、先に行ってくれ、待ち合わせ場所は
ミファソラ街の入口のあたりだ」
ちなつ「じゃあ私ももう少ししてから行きます」
京子「だめだ~」
ちなつ「ちょっと、京子先輩」
あかり「あっ、ちなつちゃん、京子ちゃん、待ってよー」
そして
結衣「私も宿屋を出よう」
宿を出て
結衣「それにしてもこの黄金はどのあたりで使うことになるのかな?」
見かけ倒しのジョージ「お、お前が持っているのは南のダンジョンの宝じゃないのか?」
結衣「え?そうだけど・・・」
見かけ倒しのジョージ「この俺、見かけ倒しのジョージもあのダンジョンに眠る黄金の宝を
手に入れようとしてたのだがスライムに連戦連敗の俺は
あのダンジョンに入る前にくたばっちまった・・・」
結衣「だからあなたは『見かけ倒しのジョージ』なんですね・・・」
見かけ倒しのジョージ「そこでだ、その黄金を俺にくれないか?」
結衣「はい、あげます。別に私が持っててもしょうがないものだし・・・」
見かけ倒しのジョージ「おお、ありがたい、お礼に・・・」
見かけ倒しのジョージ「これをやろう、これくらいの値打ちはあるはずだ」
結衣「こんなにもらっていいんですか?」
見かけ倒しのジョージ「では、さらばだ」
結衣「200万りっちぃももらったな・・・でもすぐに使うなどもってのほかだな」
結衣「あかり達はどうしているんだろ?」
一方あかり達は
京子「おい、クエストに成功すれば一人につき200万りっちぃもらえるんだってさ」
あかり「どんなクエストなんだろう」
ちなつ「マスター、クエストの内容は何ですか?」
ギルドマスター「それはクエストを受けて仕事場に着いたら言うよ」
京子「では、クエストを受けます!」
ギルドマスター「では、あっちの方へ行ってくれ」
あかり「みんなで成功すれば600万だね」
ちなつ「結衣先輩に600万りっちぃを見せてみましょう」
京子「すっごいわくわくするな」
そして結衣は
結衣「あれは警備隊かな?」
隊員「君、女の子が一人で歩いていると危険だぞ」
結衣「大丈夫です。一人の時はいつでも用心しています」
隊員「一人だと知らない人に狙われやすいぞ」
女隊長「君!何をしている!さっさと現場に行かないか!!」
隊員「あ、隊長、申し訳ありません、今すぐにギルドへ行ってギルドの真相を探ります」
女隊長「私も行くぞ、さあついてこい」
隊員「はい」
結衣「・・・ギルドに行ってみるか」
~ギルド~
結衣「さっきの警備隊はどこに行ったのかな?
それはさておきマスターに話しかけよう」
ギルドマスター「そこの君、クエストを受けてみないかい?」
結衣「クエストは内容次第だな」
ギルドマスター「内容は受けてから教える。報酬は・・・君なら50万りっちぃだな」
結衣「こういったクエストは難易度が相当高いものだ、断ります」
ギルドマスター「君に受けてもらいたいクエストなんだよね」
結衣「だから断るって!」
ギルドマスター「そうはいかないな、お前達」
兵士8人「はっ」
ギルドマスター「こいつを仕事場に連れて行け」
結衣「何!?いつの間に手下が・・・」
結衣「数が多い・・・こうなったら、ウェーブだ!」
バシャアアアア
結衣「よし、全滅させたぞ、ここから逃げよう」
ギルドマスター「」グイッ
結衣「わあっ、い・・・いつの間に・・・」
ギルドマスター「さあ、来てもらおうか」
結衣「は、離せ!」
ギルドマスター「よくもこのギルドをびしょびしょにしてくれたね」
結衣「し、知るか!そんなの」
ギルドマスター「クエストは受注したということにしておくよ」
結衣「ふざけるな!離せ!」
女隊長「そこまでだ!」
ギルドマスター「何だね?君達は」
隊員「お前を人身売買の容疑で逮捕する!」
ギルドマスター「そうはいかないな、こいつがどうなっても・・・」
結衣「」バゴッ
ギルドマスター「ぐうっ!」
結衣「隙だらけだったぞ・・・」
ギルドマスター「な、なんだと・・・?」
女隊長「今だ!捕らえろ!」
隊員「それ!」
ギルドマスター「な、なぜだー!」
部下「隊長、捕虜を全員解放しました」
女隊長「よくやった」
女隊長「さあ、来るんだ」
ギルドマスター「「た・・・助けてくれ!」
結衣「・・・少ししたらここを出よう」
ギルドを出て
結衣「む?」
借金を抱えた娘「金次郎さん、待ってください、借金は今すぐには返せません。あとで払います」
金次郎「その台詞はもう聞き飽きてんだよ!そうだ、俺に考えがあるぜ!」
借金を抱えた娘「きゃあっ!」
金次郎「お前をどこかに売り飛ばしてやるぜ」
借金を抱えた娘「い、いやあああっ!」
結衣「待て!」
金次郎「ああ!?何だおめえは!?」
結衣「その娘に手を出すな!」
金次郎「ああ!?こいつは多額の借金を踏み倒そうとしてるんだ。俺の勝手にさせろよな」
結衣「そうはさせない」
金次郎「どうやら痛い目に遭いてえようだな。ボコボコにしてやるぜ」
結衣「む、たあ!」ドガッ
金次郎「ってえなあ!おりゃあ!」
結衣「おっと危ない、それ!」ヒュッ、バシッ
金次郎「ぐおおおっ!」
金次郎「くそーっ!覚えてやがれ!!」
結衣「待て」
金次郎「今度は何だよ!?」
結衣「その娘の借金がいくらなのかを教えてくれ、額によっては私がかわりに払う」
金次郎「おめえが払える額ではねえぜ、200万りっちぃだ」
結衣「なら私が肩代わりする。200万を払うぞ」
金次郎「何だと!?・・・しょうがねえなあ!」
結衣「ならその娘に手を出さないでくれ」
金次郎「分かったよ、もうその娘に用はねえ、あばよ!」
借金を抱えた娘「ありがとうございます・・・しかも私の借金を肩代わりするなんて・・・」
結衣「これだけ大金を手にしたんだからあの状況じゃ私がたとえ強引でも
赤の他人でも肩代わりしなきゃ気が済まなかったんだ。
それにあんたを遠くに売り飛ばせる訳にもいかなかったし・・・」
借金を抱えた娘「おかげで助かりました。あなたには礼を言うだけでは足りないくらい助けられました」
結衣「どういたしまして」
結衣「・・・ギルドの近くまで戻ってみるか」
そして
結衣「あれ?君は確か・・・」
ディール「あ、あの時のお姉ちゃん、今日は一人なの?」
結衣「どうしてこんなところにいるんだ?」
ディール「僕はあのギルドでクエストを受けようとしたんだけど
おじさんにだまされて奴隷として働かされたんだ。
そこを警備隊が助けてくれたからよかったよ、あ~怖かった・・・
僕は今からおうちに帰るよ、父ちゃんにも母ちゃんにも心配かけてしまったよ・・・」
結衣「ああ、気をつけて帰ろうな」
ヂィール「うん」
結衣「あのギルドではたくさんの人が奴隷にされていたんだ・・・」
あかり「あ、結衣ちゃん」
京子「ゆ・・・結衣・・・!」
ちなつ「ゆ~いせ~んぱああ~い!」
ゆい「あ、あかり、京子、ちなつちゃん」
ちなつ「もう会えなくなると思っていました~」
<<76
訂正
ゆい「あ、あかり、京子、ちなつちゃん」
↓
結衣「あ、あかり、京子、ちなつちゃん」
打ち間違えました。
それと、今日はここまで
結衣「お前達まであのギルドにいたのか」
ちなつ「先輩・・・怖かったですよおぉ・・・」
京子「このまま奴隷にならなきゃいけないと思っていたから・・・」
あかり「ふええ、あかりもう人前に出れないよぉ・・・」
結衣「そんなことがあったのか」
結衣(ということはあの時もし助けが来なかったら私も奴隷としてどこかに売り飛ばされてたな・・・)
結衣(ま、楽して50万りっちぃ稼げるなんて甘い考えは私にはなかったけどな)
京子「欲に目がくらんじゃってさ~・・・」
ちなつ「うう・・・ううっ・・・ところで京子先輩!あのクエスト受けようと言い出したのは誰ですか!」
京子「まさかクエスト受けて現場に着いた途端に
変な人達の奴隷になることになるなんて思わなかったから・・・」
あかり「怖かったよ・・・」
ちなつ「危うく遠くに売り飛ばされるところでしたよ私達」
京子「でもあかりもちなつちゃんも全然反対してなかったじゃん」
ちなつ「ああなると分かっていたら猛反対していましたよ!200万につられたばっかりに・・・」
結衣「高い報酬にはご用心だな、高い報酬には裏があると考えろよ」
結衣(やはり金はモンスターから強奪するしかないのか・・・)
結衣「とりあえずこの町を出るぞ」
あかり「そうする・・・」
ちなつ「痛い目遭っただけでしたね、誰かさんのせいで・・・!」
京子「まあそうかっかするなよ」
ちなつ「誰のせいだと思っているんですか!」
結衣「早く出るぞ」
ミファソラ街を出て
結衣「次に目指す場所はD.L.L.WOODだったな。
あそこは迷いやすいから気をつけろよ」
ちなつ「わかりました」
京子「あそこに見える森がD.L.L.WOODだな」
あかり「迷ったらどうしよう・・・」
結衣「それじゃ、行ってみよう」
~D.L.L.WOOD~
京子「うわ、いきなり分かれ道か」
あかり「どうする?」
ちなつ「まず右に行ってみますか?」
結衣「行ってみよう」
しばらくして
結衣「曲がり角の先にはまた分かれ道か」
京子「左に行こうぜ」
そして
京子「行き止まりか、お、向こうに宝箱があるぞ」
結衣「開けに行こう・・・みんな!モンスターが出たぞ!」
あかり「え!?」
ちなつ「はい」
京子「蛇が5体出てきたぞ」
結衣「うわ、いきなり攻撃してきたぞ!」
京子「わあっ!」
結衣「ぐっ・・・!」
あかり「わああ!いっぱい攻撃してくるよお!」
ちなつ「きゃあああっ!」
あかり「このままじゃやられちゃうし、あかりはいったん回復と防御で保身に走るよ」
結衣「あかりがHPを回復させたか、こっちはウェーブで反撃だ!」
ちなつ「わあ、結衣先輩が蛇達を倒しました~」
結衣「50りっちぃ手にして所持金は245りっちぃになったな」
ちなつ「私、ポーション使います」
結衣「私はマジックウォーターを使おう」
京子「さて、宝箱開けるか」
ガチャ
京子「お、キノコだ、さっきのと色違うな、食べちゃえ・・・あ・・・あれ・・・」ドタッ
あかり「このキノコもあの時のと同じで毒キノコだったの?
だとしたら早くスティミュラントを京子ちゃんに使わなきゃ!」
京子「はぁ・・・はぁ・・・これも毒キノコだったのかよ・・・」
京子「とにかくハイポーション使わせてもらうよ」
結衣「京子、心配したぞ」
ちなつ「怪しいものは何のためらいもなく食べないでください」
あかり「戻ろう」
結衣「ここどこ進む?左?右?右行くと来た道を戻ることになるが・・・」
京子「じゃあ左行こう」
しばらくして
京子「何だ、行き止まりか」
ちなつ「じゃあ戻りましょう」
結衣「それにしてもこの森は迷いやすい分N.M.R.WORLDの中で一番エンカウント率が低いな」
京子「そういえばこれだけ歩いて1回しかモンスターに遭遇してないもんね」
あかり「わわわ、モンスター来たよぉ・・・」
結衣「大蛇か、また5体・・・こうなったらウェーブだ」
バシャアアア
結衣「倒したぞ、そして50りっちぃ手にしたぞ」
ちなつ「結衣先輩がモンスターを倒すとこ、とっても素敵です~」
結衣「・・・引き返すぞ」
入口に戻って
ちなつ「では、あっちに行きましょう」
あかり「うわ、モンスターだよ」
結衣「食人花が2体か、これこそフレイムの出番だな」
あかり「そうだね、植物系は炎系に弱いしね」
京子「じゃあフレイムだあ!」
結衣「私達も援護しよう」
ちなつ「1体目を倒したね」
結衣「2体目の食人花が何かを吐いた・・・こ・・・これは・・・」
京子「何だか・・・眠い・・・」
ちなつ「結衣先輩、京子先輩、どうしたんですか?」
京子・結衣「ZZZZZ・・・」
あかり「京子ちゃんと結衣ちゃんが眠らされた・・・」
ちなつ「食人花に攻撃するよ、えいっ!」
あかり「あ、倒したね」
ちなつ「20りっちぃ手に入れて所持金は315りっちぃになったよ」
京子「うう・・・」
結衣「食人花に眠らされて・・・」
あかり「京子ちゃん、結衣ちゃん、目が覚めたんだね」
結衣「食人花はもう倒したんだな」
あかり「うん」
ちなつ「先に進みましょう」
京子「う~ん・・・まだ眠いや・・・」
ちなつ「京子先輩!」
その頃
ロック・ディナシン「蛇が出たか、ふんっ」
ロック・ディナシン「弱すぎる・・・もっと骨のある奴はいないのか!」
ロック・ディナシン「弱肉強食の中でこんな屑がたくさんいるとはな。
力のないものは力によってすべてを奪われるのだ・・・」
ロック・ディナシン「それにしても迷路のような森だ・・・なら・・・!」
ボワア!
ロック・ディナシン「出口のない迷路なら壊してしまえばいい!
さて、N.M.R.大魔王を倒してウィッシュクリスタルを手にするか。
力のない屑は消え去るのみだ」
そしてごらく部の4人は
あかり「また分かれ道・・・」
ちなつ「右に行こう」
結衣「モンスターが来たぞ!」
京子「じゃあ迎え撃つか」
京子「蛇か、結衣の出番だな」
結衣「だな、ウェーブ!」
バシャアアア
結衣「40りっちぃ手にしたぞ」
ちなつ「先に進みましょう」
あかり「どこまで行けば出口に着くんだろう・・・」
あかり「まだ分かれ道はないみたいだけど・・・」
ちなつ「モンスターが来たよ!」
京子「今度は蛇5体、これも結衣の出番だな」
結衣「おい、私に頼りっきりなんてやめろよ。時にはお前らで戦え!」
京子「ええー、仕方ないな。じゃあフレイム使うぜ」
ちなつ「私はスパークを使います!」
あかり「あかりも行く・・・って、もう倒しちゃったの?」
京子「ああ、私とちなつちゃんで倒しちゃったよ。50りっちぃ手にして合計405りっちぃになったぞ」
あかり「またあかりの出番なしだよぉ・・・」
結衣「とにかく進んでみるぞ」
しばらくして
あかり「あ、分かれ道だ」
ちなつ「まっすぐ行く?左に行く?」
京子「まっすぐ進んでみるか」
結衣「進んでみよう」
しかし・・・
京子「ありゃ?また行き止まりだ」
ちなつ「仕方がないですね、戻りましょう」
あかり「わあ!モンスターだ!」
京子「蛇が4体か、今度も私とちなつちゃんで倒してみるか」
ちなつ「スパーク!」
京子「フレイム!よし、倒して40りっちぃ手にして445りっちぃにしたぞ」
ちなつ「京子先輩、手柄を横取りしないでください」
結衣「とにかく戻るぞ」
今日はここまで
あかり「ここを右だったよね?」
ちなつ「そうだよ」
京子「まっすぐ行ったら来た道を戻ってしまうしな」
結衣「行ってみよう」
あかり「わ、モンスター・・・」
ちなつ「蛇ですね、私が行きます!スパーク!」
京子「じゃあみんなで一気に3体倒そうぜ」
そして
京子「た~おしたっ。そして30りっちぃ入手っ」
結衣「先に行こう」
あかり「この森は迷路のようだね」
ちなつ「私たちどれくらい歩いたんだろう」
結衣「モンスターが出たぞ」
京子「食人花か、必殺技だあ!」
ボオオオオ
結衣「よし、相当のダメージを与えたようだな、私も行くぞ、2回攻撃だ!」
あかり「結衣ちゃんが2体の食人花を倒したね」
ちなつ「20りっちぃ手にして所持金は495りっちぃになりましたね」
結衣「でも結局あかりとちなつちゃんは何もできなかったな」
京子「さて、進むか」
あかり「あっちにまた分かれ道が・・・わ、モンスターだ」
結衣「またかよ・・・」
あかり「蛇が3匹出てきたよ」
結衣「ここはMPを温存しておきたいところだな」
京子「よーし、みんなで2回攻撃だ!」
ちなつ「私は1回しか攻撃できませんけどね」
結衣「・・・やはり通常技じゃ倒しきれないか・・・でも蛇にかなりのダメージを・・・」
あかり「わわっ、攻撃してきたよ」
結衣「ぐうっ!」
あかり「えええ!あかりの方ばっかり・・・あ、結衣ちゃんも攻撃され・・・あああ!」
京子「私とちなつちゃんは攻撃されなかったな」
ちなつ「って、よくないですよ、結衣先輩とあかりちゃんが攻撃をまともに受けたんですよ」
京子「やば、反撃しなきゃ」
ちなつ「はやくそうしてください!」
そして
京子「倒したな」
ちなつ「30りっちぃ入手です」
京子「さて、先行くか」
あかり「京子ちゃん、待ってよぉ」
結衣「私とあかりは蛇に集中的にやられたんだぞ」
京子「でも戦闘不能にならなくてよかった」
結衣「全然よくないだろが!」
ちなつ「あ、モンスター・・・」
結衣「こんな時にかよ、集中攻撃されたら倒れてしまう・・・」
結衣「食人花が3体も出たか・・・」
あかり「必殺技を使うよ」
ドオオオオン
ちなつ「私は必殺技よりもスパークの方が高威力だから・・・それ!」
ピシャアアア
京子「フレイム!・・・あれ?・・・あ、HPが足りないんだ、じゃ、ファイア」
京子「よし、1体倒した」
結衣「2回攻撃」
結衣「くそっ、2回ともよけられたか・・・」
ちなつ「食人花が攻撃・・・え?2体とも私!?・・・きゃああああ!!」
京子「あっ、ちなつちゃん!」
京子「こうなったら私が・・・2回攻撃だ!」
京子「よし、倒した。30りっちぃ手にして合計555りっちぃになったぞ」
結衣「先行く前に回復しような、京子以外にスーパーヒールをかけよう。
そしてマジックウォーターを2つ使うぞ」
ちなつ「私も使います」
あかり「あかりとちなつちゃんはウォーター1つだけでも大丈夫だね」
京子「私は2回っと」
結衣「結局マジックウォーターを合計6つも消費したな・・・」
京子「さて、先に進むか、あと、向こうの分かれ道はまっすぐ行くぜ」
あかり「うん、行ってみよう」
そして
あかり「わ、モンスターだ」
結衣「蛇4体か、私が行こう、ウェーブ!」
バシャアアア
結衣「40りっちぃゲット」
京子「また分かれ道か、まっすぐか左か・・・左へ行こう」
ちなつ「モンスターが来ました」
結衣「蛇4体、また私がウェーブを使うぞ」
バシャアアア
結衣「所持金は635りっちぃになったな」
京子「さあ、進んでみよう」
京子「また行き止まりかよ・・・」
ちなつ「戻りましょう」
結衣「じゃああっちの道を進もう」
あかり「モンスターが来たよ」
結衣「食人花が4体か、とにかく2回攻撃だ」
あかり「あかりも行くよ」
京子「私も行くぞお!」
ちなつ「スパーク!3体倒しました・・・あれれ・・・」
ちなつ「ZZZZZ・・・」
結衣「あれはあの時の甘い息だな」
京子「私達あの息で眠らされたんだよな」
あかり「もう1回2回攻撃だ」
あかり「倒した~」
京子「40りっちぃゲットだな」
ちなつ「うう・・・私は・・・」
あかり「あ、起きたね、ちなつちゃん」
ちなつ「あ、モンスターは倒したんだね」
あかり「うん」
京子「それじゃ、先へ進むか」
しばらくして
あかり「あ、見て、あっちの森が・・・」
ちなつ「ひどい・・・誰がこんなことを・・・」
結衣「見事に焼かれているな・・・」
京子「火はいつ消しとめられたんだろう・・・」
あかり「うわ、モンスター・・・」
ちなつ「わわ、数多い」
結衣「8体もいるな、蛇と食人花が4体ずついるぞ、ウェーブを使おう」
京子「私もフレイムを使うぞ。よし、全滅させた」
京子「80りっちぃゲット、合計は755りっちぃになったな、
そしてレアな回復アイテムも手にしたぞ、早速・・・」
結衣「おい!万が一のために取っておけ!」
京子「そうだな・・・」
ちなつ「焼かれたあの場所の先にあるのは出口じゃないのかな?」
あかり「出口だといいけど・・・」
ちなつ「行きましょう」
そして
あかり「あ~やっと森から出れた~」
京子「けっこう歩いたよな」
ちなつ「この先には何があるのでしょうか?」
結衣「さあな、モンスターには充分に用心しろよ」
少ししたあとで
あかり「モンスターだ、ネズミ3体ならあかりが必殺技で倒すよ」
ドオオオオン
あかり「15りっちぃとマジックウォーター3つゲット」
結衣「あ、誰かいる」
BORNET「D.L.L.WOODを抜けてきたとは、さぞかなり歩いたでしょう」
結衣「ああ、そうだな」
BORNET「それにしても可愛い子たちですなぁ、4人そろって私と付き合ってください!」
結衣「悪いが今はそんな暇はないんだ」
BORNET「そんなこと言わずに私と一緒に行きましょう」
結衣「でも・・・」
ちなつ「あ、あなたはあの時の・・・いつ刑務所から抜け出してきたのですか!?」
BORNET「刑務所!?あなたは一体何を言っているんですか!?」
ちなつ「あなたは私達を性奴隷にしようとしてミファソラ街の警備隊に逮捕されたはずです。
脱獄したのならばもう一度警察に突き出します!」
あかり「ちなつちゃん、もしかしたら人違いかもしれないよ」
京子「確かにギルドの仕事場にいたうす汚いおじさん達の中にこいつによく似た人がいたな・・・」
BORNET「私はそんなことはしませんよっ!人違いです!
可愛い子たちにこんなことをしようなど私は許すわけにはいきませんっ!」
ちなつ「私はあの時のことを忘れません。とぼけても無駄です!スパーク!」
BORNET「待ってください、お嬢さん、人違い・・・」
ピシャアアア
BORNET「ぎゃああああ!」
ちなつ「さて、先に行きましょう」
京子「今の本当に人違いだった気がするぞ」
あかり「うん、あの時の人とはちょっと違ってた気がする・・・」
結衣「私はあの時そこにいなかったから分からないな・・・」
ちなつ「あ、アイテムが落ちています」
結衣「ハイポーションとマジックウォーターとスティミュラントが3つずつ落ちてるな」
京子「ありがたくもらっておこうぜ」
あかり「でもそれあの人のかもしれないよ?」
京子「この際もらっちゃえ」
ちなつ「今の私達には必要なものばかりですからね」
結衣「あ、向こうにダンジョンが見えるぞ」
ちなつ「じゃあ行きましょう」
京子「よっしゃあ!」
あかり「あっ、みんな、待ってよ~」
今日はここまで
~ダンジョン内~
あかり「あ、行き止まりかな?ここより先は崖になっているし・・・」
結衣「どうする?これでは先に進めないぞ」
ちなつ「困りました」
京子「あ、あっちに飛行船があるよ、乗ってみようぜ」
あかり「あ、本当だ、乗ろう乗ろう」
ちなつ「行きましょう」
結衣「私が乗ればこれで全員だな」
京子「おお~とんだとんだ~」
ちなつ「わあ、意外と速いよ」
あかり「すごいね」
結衣「おい!目の前に壁が・・・!」
あかり・ちなつ「え!?」
京子「げ!止まれない止まれない・・・」
ボガーーン
ごらく部一同「きゃあああああ!!!」
そして
あかり「いったった・・・」
ちなつ「よかった・・・私達・・・生きている・・・」
京子「まさかこう・・・なるとは・・・」
結衣「あのスピードで壁に激突したのに奇跡的に助かってるな・・・」
あかり「あーあ、飛行船も大破しちゃったよ・・・」
ちなつ「わ、モンスター・・・」
京子「なにい!?」
結衣「こんなときに・・・!」
結衣「パペットが8体も・・・」
ドカーン
結衣「よかった、自爆してくれて・・・」
ちなつ「しかもステッキがレベルアップしました」
京子「あ、本当だ」
あかり「って、あかりのはレベル上がってないんだけど?」
京子「あかりはもう少しだな」
あかり「そんな~」
結衣「こういう時までに取っておいて正解だったなこのアイテム。
所持品の方も無事だ、さて、使うとどうなるんだろう」
あかり「わあ、傷が治った」
京子「HP、MP、ともに全快だな」
ちなつ「すごいですねこのアイテム」
結衣「じゃあ先に進もう」
京子「だな」
しばらくして
京子「わ、モンスターだ」
結衣「インプとパペットが2体ずつか」
京子「攻撃してみるか、自爆してくれるとは思うけど・・・」
ボワア
ごらく部一同「きゃああっ!」
結衣「このパペットはフレイムを使うのか」
京子「ならこっちもフレイムを使おう」
結衣「私は必殺技だ」
ザバアアアン
結衣「よし、インプを全滅させた、あとはパペットだけだ」
ボワア
あかり・ちなつ・京子「きゃあああ!」
結衣「またフレイム・・・!がああっ!」
ちなつ「スパーク使います」
あかり「2回攻撃!」
ちなつ「あかりちゃんがパペットを1体倒したね」
結衣「む!?今度はストーンか!」
京子「わ、私に向かって飛んでき・・・」
京子「ぎゃああああ!!!」ドシャア
結衣「京子!京子が戦闘不能になったか・・・なら反撃だ」
結衣「よし、倒した」
あかり「敵かなり強くなってきたね」
ちなつ「そうだね。あ、150りっちぃ手にしたよ」
結衣「合計920りっちぃだな」
あかり「早く京子ちゃんを復活させよう」
京子「助かった~。あ、鶏肉も使おう」
結衣「私はヒールを京子以外に使ってそのあとマジックウォーターを使おう」
あかり「それじゃあ先に行こう」
ちなつ「だね」
結衣「モンスターが来たぞ」
京子「インプが3体・・・いきなりだけどひっさあつ!」
ボオオオオ
京子「よし、全員のバランスを崩させた」
結衣「よし、チャンスだ!それ!よし、1体倒した」
ちなつ「それ!」
あかり「2回攻撃」
京子「あかりが2体目を倒したな、よし、あと1体だ」
結衣「それ!よし、倒した」
ちなつ「45りっちぃ手にして965りっちぃになりましたね」
あかり「あ、レベルアップした。やっとだよ・・・」
京子「ここを出るまでにあと何回モンスターに遭遇するんだろう・・・」
ちなつ「モンスターです!」
あかり「また~!?」
結衣「またインプ3体か」
京子「フレイム!」
結衣「ウェーブ!」
あかり「2回攻撃!、あ~かわされた・・・」
ちなつ「敵の攻撃が・・・きゃあっ!」
あかり「あっ、ちなつちゃん!」
ちなつ「え?残りも私を狙って・・・」
ちなつ「きゃああああ!!」
ちなつ「」ドサッ
京子「ちなつちゃんが倒れた・・・よし、2回攻撃。よし、倒した」
結衣「こっちも1体倒したぞ」
あかり「あと1体だね、あかりが決めるよ、やったあ、倒した~」
結衣「所持金は1010りっちぃになったな」
京子「じゃ、ちなつちゃんを復活させようか」
ちなつ「た、助かりました・・・」
京子「さあ先に進もう」
結衣「お、出口が見えてきたぞ」
京子「早くここを出ようぜ」
ちなつ「先輩、モンスターが来ました」
結衣「パペット2体か」
あかり「あかりが必殺技でダメージを与えさせるよ!」
ドオオオオン
ちなつ「私も必殺技を使います!」
ピカアアア
ちなつ「あ・・・混乱させるもすぐに回復させちゃった・・・」
結衣「2回攻撃!」
京子「私も2回攻撃だ!」
結衣「まずい!ストーンだ!」
京子「2体とも使ってきたのかよ!」
京子・結衣「うわあああ!」
あかり「あっ、京子ちゃん!結衣ちゃん!」
京子「はあ・・・はあ・・・こうなったらすぐに反撃だ!」
結衣「私も行くぞ!」
結衣「よし、倒した。80りっちぃゲット」
あかり「じゃあこのダンジョンを出よう」
ダンジョンを出て
京子「さあどんどん行くぞー」
ちなつ「京子先輩、モンスターが来ました」
京子「わ、いつの間に、でもネズミ2体だから軽~く行こう」
そして
京子「マジックウォーター2個ゲット、そして所持金も1100りっちぃになったぞ」
あかり「あ、向こうに誰かいる」
結衣「行商人かな?話しかけてこよう」
STANG「客全然来ないな・・・おかしいな・・・お、誰か来た」
STANG「いらっしゃい、何か買ってくれ」
結衣「お、アイテム屋か。やっぱり行商人だったんだ」
STANG「僕は一応この世界で行商人をやっているだけなんだけどな」
STANG「あ、一番お勧めのアイテムを教えてやるよ。
この能力アップのキノコさ」
あかり「わあ、色がカラフルだ」
ちなつ「買いたいね。能力が上がるんだし」
結衣「待て、毒キノコじゃないだろうな?」
STANG「僕は人を殺すようなアイテムは買っていないぞ」
京子「じゃあ買う。いくらだ?」
STANG(本当は500りっちぃくらいなんだが・・・)
STANG「1100りっちぃだ」
京子「所持金を全部使ってしまうがこの際どうでもいいや」
STANG「ありがとな、せっかくだからここで食べてくれ」
あかり「じゃあいただきます」
京子「なんだか力がみなぎってきた気がするぞ」
ちなつ「ってあれ?・・・」
結衣「身体が・・・」
あかり「なんだか・・・」
京子「どうしたんだ・・・」
ごらく部一同「」ドタッ
STANG「このキノコ食べると攻撃力、防御力、魔法力、魔法防御力、敏捷力、運が上がる代わりに
HPが0になるんだったな・・・レイズ!さらにHP、MPを全回復させる
このスペシャルポーションも使おう」
あかり「あれ?あかり達今まで何していたの?
確かキノコを食べたら・・・」
結衣「やっぱり毒キノコじゃないか!」
STANG「このキノコは全能力がかなり上がる代わりにHPが0になるからな、
だから復活の呪文を唱えたうえで回復アイテムも使ったんだ。
それと、君達は魔王の城を目指すんだろ?じゃあここにあるアイテムを全部君達にやるよ」
あかり「え?いいんですか?ありがとうございます」
STANG「僕は君達の無事を祈っているよ」
京子「なんだかモンスターに負ける気がしなくなってきたな」
ちなつ「そうですね、それと、さっきの人と違ってナンパしてきたりもしなかったし・・・」
あかり「じゃあ進んでみよう」
結衣「だな」
STANG(ナンパ?そうか、BORNETのことだな)
STANG「BORNETめ、僕の奴隷のくせにあの子たちをナンパしようとしやがって・・・
ま、あいつは好色だから絶対にやることだけどな・・・
よし、帰ったらBORNETを逆さ宙づりにして鞭打ち千回の計だ」
京子「さあどんどん進もう」
結衣「モンスターには気をつけろよ。一段と強くなっているからな」
続きは早ければ夕方頃書きます
あかり「あ、曲がり角だよ」
ちなつ「わわ、モンスター・・・」
結衣「インプが2体か・・・」
京子「いきなりだけどひっさあつ!」
ボオオオオ
京子「倒したあ!あのキノコでかなりパワーアップしているな私」
結衣「でも他のインプと違ってお金を落とさなかったな」
ちなつ「ここから先はどうなっているんでしょうか?」
あかり「わわ、またモンスターだよ・・・」
結衣「今度はゴーストとスケルトンが2体ずつか・・・」
ちなつ「ひいい!おばけがあっ・・・!」
京子「フレイム使わせてもらうぞ」
ちなつ「私もスパーク使います」
結衣「ここから先のモンスターには
たぶん1回のダメージが致命傷になるかもしれないし・・・ウェーブを使う」
あかり「倒したね、でもあかりの出番が・・・」
ちなつ「私、ここから先に行けないかも・・・」
結衣「でも行くしかないだろ」
ちなつ「はい、では行きます」
京子「切り替え早いなちなつちゃん」
ちなつ「では、行きましょう」
少ししたあとで
あかり「モンスターが来たよ」
ちなつ「いやあ!またおばけが・・・」
結衣「今度はゴーストとスケルトンとゾンビが1体ずつ来たか」
ちなつ「スパークしますうっ!」
結衣「MPをバンバン使ってしまうが必殺技だ!」
ザバアアアン
結衣「よし、倒した」
ちなつ「怖かったよぉ・・・結衣先輩・・・」
結衣「わかったわかった・・・」
京子「お、私達レベルアップしたな」
あかり「うん」
京子「さて、先行こう」
京子「次はどのモンスターに出くわすんだろう・・・」
あかり「モンスターが来たよ」
ちなつ「また~!?」
結衣「スケルトンが2体来たか」
京子「先制攻撃!・・・しまった!外したあ!」
結衣「2回攻撃!よし、2体とも当てたぞ」
あかり「必殺技を使うよ」
ドオオオオン
ちなつ「スパーク!」
ちなつ「あああ!倒せなかったあ!」
結衣「やばい!攻撃してきたぞ」
あかり「え?2体ともあかりを狙ってきたの?きゃああっ!」
結衣「あっ、あかり!」
結衣「このままじゃあかりが危ない!ハイポーションを使うぞ!」
あかり「あ、結衣ちゃん、ありがとう」
京子「2回攻撃だ!よし、今度は2体とも当てた。倒したー!」
結衣「もし決められなかったらあかりが危なかったな」
ちなつ「うう・・・ホラー系のモンスター来ないで・・・」
京子「さあどんどん行こう」
あかり「その前にマジックウォーター使おうよ」
結衣「だな」
京子「使おう」
ちなつ「はい」
京子「さて、今度こそ行くか」
結衣「向こうにゾンビがいるがこっちに気づいていないようだ」
京子「チャーンス」
結衣「よし、倒した」
京子「私と結衣で倒したな」
結衣「いい連携だったな」
ちなつ「いいなぁ・・・私も結衣先輩とこういう風に・・・」
京子「お、あっちにはスケルトンがいるな。よーし、先制攻撃~」
結衣「私も行こう、それ!よし、倒した」
京子「奇襲作戦大成功」
結衣「2回連続で先手を取ったな、でも浮かれていると不意を突かれることもあるぞ」
京子「あ、モンスター来た」
ちなつ「えええ!?」
あかり「わわわ、ゾンビが3匹・・・」
結衣「万が一のためみんなの防御力を上げさせる魔法を使おう」
京子「ひっさあつ!」
ボオオオオ
京子「よし、3体ともバランスを崩したぞ」
ちなつ「スパーク!」
あかり「2回攻撃、やった、1人倒した」
京子「残りの2体もちゃっちゃと倒しますか、よし、全滅させた」
結衣「さあ進んでいこう」
しばらくして
結衣「わあ!いつの間にモンスターが・・・!」
京子「やばい!不意突かれた!」
結衣「ウェアウルフ2体とオーガ1体・・・オーガが攻撃してきたぞ!」
あかり「え?わあ!」
京子「間一髪だったなあかり」
結衣「って、よそ見をするな!京子!・・・ぐわあっ!」
京子「わああ!」
ちなつ「きゃああっ!私なんて2回も攻撃されました!」
結衣「反撃しないと・・・バランスを崩している間にHPを回復させよう。必殺!」
ザバアアアン
結衣「やばい!ウェアウルフを1体倒したが残りのバランスを崩せ・・・
わああ!ウェアウルフが私を・・・ぐぎゃああああ!!」ドシャア
京子「わわ、いつの間に鬼の棍棒が・・・がはあ!」ドタッ
あかり「あっ、京子ちゃん!結衣ちゃん!」
ちなつ「先輩達がやられちゃった・・・私、必殺技を使うよ」
ピカアアア
ちなつ「やった、2体とも混乱したよ」
あかり「じゃあ2回攻撃をするよ」
ちなつ「やばいよ、狼が我に返った」
あかり「ええ!?」
ちなつ「でも鬼はまだ混乱してるから・・・私、結衣先輩を復活させ・・・」
あかり「あっ、ちなつちゃん!危ない!」
ちなつ「きゃあああっ!」ドサッ
あかり「ど・・・ど・・・どうしよう、ちなつちゃんまで・・・」
あかり「攻撃が来る・・・!あ、鬼さん棍棒を自分に当てちゃったみたい・・・」
あかり「でもあかりも攻撃しなきゃ!それ!」
あかり「よし、当てた・・・って、攻撃された!きゃああっ!」
あかり「あ・・・あれ・・・なんだかふらふらする・・・毒にやられたのかな?
これだと回復も復活も阻止されちゃうし・・・ひっさあつ!」
ドオオオオン
あかり「どうしよう・・・まだ倒れない・・・」
あかり「わああ、攻撃してきた!危ないっ!」
あかり「よけた・・・わああ!もう1発来た!わあ!」
あかり「・・・間一髪だった・・・でも毒のせいでうまく動くことができない・・・」
あかり「ここで狼を倒さないと・・・狼さん、あかり、まだ倒れるわけにはいかないよ」
あかり「いちか・・・ばちかの・・・2回攻撃・・・外したらもうおしまいだけど・・・」
あかり「それっ!」
あかり「な・・・なん・・・とか・・・倒した・・・でも・・・」
あかり「早く毒を治さなきゃ・・・確か解毒剤はこれだったね・・・」
あかり「毒が治ったね、あとは鶏肉食べてポーションも使おう」
あかり「あとはみんなを復活させなきゃ」
あかり「復活アイテムはこれだったね」
ちなつ「助かった・・・」
京子「ちなつちゃんもやられちゃったのか・・・」
結衣「ありがとな、あかり」
あかり「みんなが無事でよかった・・・あかりもうだめかと思ったよぉ・・・」
結衣「あかりがウェアウルフとオーガを倒したのか」
あかり「うん、かなり危なかったけど・・・鬼の方は自分で自分を叩いてしまったよ」
ちなつ「私は敵を混乱させたあと我に返った狼によってやられちゃいました」
あかり「あと1回ダメージを受けてたらもう元の世界には戻れなかったよ・・・」
京子「あかりが1人で大奮闘だったな」
結衣「ああ」
あかり「じゃあ、みんなにハイポーションをあげるよ」
結衣「ああ、助かる」
京子「全快だぜ」
ちなつ「あかりちゃん、ありがとう」
あかり「あかりもマジックウォーターを2回使うよ」
京子「さあ進もう」
少ししたあとで
結衣「ウェアウルフが3体襲ってきたな、今度は前のようにはいかないぞ、必殺!」
ザバアアアン
結衣「よし、3体同時に倒したぞ」
ちなつ「結衣先輩かっこいいです~」
京子「しかもレベルアップしたぞ。私はフレイムがパワーアップだ」
あかり「あかりはスペシャルヒールを覚えたよ」
結衣「あ、私もだ。これなら魔法ひとつでみんなを全快させられるな」
ちなつ「私は新技なしですかあ~」
京子「先に進もうぜ」
ちなつ「あ、モンスターが来ました」
京子「よし、新技の威力、見せてやるぞ」
結衣「ウェアウルフ2体か、京子が活躍できそうだな、ウェアウルフには炎系の技が効くし」
京子「フレイムⅡ!」
結衣「私もウェーブを使おう」
京子「倒してしまったな」
あかり「またあかり達の出番なかったね・・・」
ちなつ「でも先輩達がかっこいいよ~」
ちなつ「それより先行こう」
結衣「あっちにオーガが2体いるがこっちに気づいていないようだ」
京子「よっしゃ、先手取りだ」
結衣「まずはみんなで物理攻撃だな」
そして
京子「よし、もう少しで倒せるぞ」
ちなつ「京子先輩!危ない!」
京子「わあ!・・・2体目も私か!?うわあっ!・・・危なかった・・・」
京子「よくもやったな、ひっさあつ!」
ボオオオオ
京子「よし、倒した」
ちなつ「みんなレベルアップしましたね、あ、私は攻撃力高揚魔法を覚えました」
京子「先行く前にマジックウォーターを使わせて」
結衣「私も」
ちなつ「私にも使わせてください」
あかり「あ~みんな2つずつ使っちゃった・・・」
結衣「魔王倒すまでにマジックウォーター持つかな?残り20とはいえ・・・」
京子「大丈夫だって、先に行こうぜ」
ちなつ「魔王の城はいつ見えてくるのでしょうか・・・」
あかり「あ、モンスター来たよ」
結衣「ウェアウルフが2体来たか」
京子「まずは2回攻撃」
ちなつ「では、攻撃力を上げさせましょう」
結衣「ちなつちゃんすごい魔法覚えたな。では、必殺!」
ザバアアアン
結衣「しまった!バランス崩せなかった・・・!」
あかり「2回攻撃」
結衣「2体のウェアウルフが攻撃してくるぞ」
ちなつ「きゃああああ!」
京子「2体目もちなつちゃんを・・・」
ちなつ「わ、また・・・きゃあっ!」ドシャア
あかり「あっ、ちなつちゃんが・・・」
結衣「スティミュラントを使うぞ」
ちなつ「結衣先輩、助かりました」
あかり「わああ!狼が攻撃してきた・・・わあっ、わああっ!・・・危なかった・・・」
結衣「まずい!ぐわっ・・・!くっ・・・毒が・・・!うおっ!・・・2回目の攻撃はかわしたぞ・・・」
京子「攻撃!よし、1体倒した」
あかり「あかりも倒したよ」
結衣「ディスペルハーブで毒を治そう」
あかり「あ、スペシャルヒールでみんなのHPを回復させるよ」
ちなつ「あかりちゃん、ありがとう」
あかり「先行く前にマジックウォーター使わせて」
京子「あかりのMPも回復したし先行こう」
今日はここまで
京子「わわ、モンスターだ」
結衣「オーガだな、攻撃してきたぞ」
京子「うわ、あっぶな・・・なんとかかわした・・・」
結衣「さあ反撃だな」
あかり「うん」
ちなつ「はい」
京子「それーっ!」
結衣「さすがにあと2ターンくらいはかかりそうだな、運が良ければ1ターンで倒せそうだが・・・」
京子「敵の攻撃が・・・わ、また私かよ、あぶねっ!・・・よけたぜ・・・」
結衣「2回攻撃」
あかり「あかりもいくよ」
京子「めった打ちだあ!」
ちなつ「えいっ!倒しました」
結衣「では、先に進もう」
あかり「うん、そうだね」
あかり「あ、城が見えてきた。あれだね」
京子「あれがN.M.R.大魔王の城だな」
ちなつ「あ、モンスター来たよ」
結衣「ウェアウルフとオーガと・・・ゴーストだな、でも微妙にさっきのと違うな・・・」
ゴースト「%&%’”&&$=’$#~」
あかり「わあっ」
ちなつ「きゃあっ」
京子「うおっ」
結衣「ぐっ」
京子「このゴーストは魔法を使うのか」
結衣「ならこっちも必殺技だ」
ザバアアアン
結衣「よし、ウェアウルフとオーガを倒した」
京子「こっちもひっさあつ!」
ボオオオオ
京子「ちぇ、バランス崩せなかったよ・・・」
ちなつ「スパーク!」
あかり「2回攻撃!」
結衣「さて、次は2回攻撃を・・・」
ゴースト「&$#’!%&#|~」
結衣「ぐうっ!・・・こ・・・これは・・・・なにが・・・」ドサッ
京子「ぐううっ・・・」ドサッ
ちなつ「先輩!・・・私もなんだか身体がしびれて・・・」
あかり「みんな!」
ちなつ「先輩達は・・・倒れちゃった・・・よ・・・、私も身体がしびれて・・・動けないよ・・・」
あかり「どうしよう、戦えるのはあかりだけだし・・・必殺技を使うよ!」
ドオオオオン
あかり「倒したあ」
ちなつ「私も今しびれが収まったところだよ、大きなポーションゲット。しかも私だけレベルアップ」
あかり「使う前に京子ちゃんと結衣ちゃんを復活させなきゃ」
京子「ああ、助かったぞ」
結衣「ありがとう、あかり」
あかり「じゃあこれ使うよ」
京子「お、HP、MP、共に全快したぞ」
結衣「よし、魔王城に入ろう」
ちなつ「無事に元の世界に戻りましょう」
京子「さあいっくぜー!」
その頃
ロック・ディナシン「あの小娘どもがあのゴーストを・・・倒しただと?・・・
くっ・・・ゴーストの呪文に俺がやられるとは・・・
俺の鎧はモンスターの攻撃を受けないはずだ・・・
俺の身体よ・・・動け・・・!こんなの何かの間違いだァ!・・・っ・・・
ウィッシュクリスタルは・・・俺がもらう!」
~N.M.R.大魔王の城~
あかり「ここがN.M.R.大魔王の城か・・・」
ちなつ「何が待ち受けているのでしょうか」
京子「ここまで来たからには退くことはできないよな」
結衣「ああ、そうだな」
ちなつ「城の中は一直線になっているようですね」
結衣「モンスターが来たぞ」
京子「ここにもウェアウルフがいたのか、しかも2体」
結衣「必殺技を使うぞ」
ザバアアアン
結衣「よし、バランスを崩させた」
京子「よっしゃ、2回攻撃だ!」
あかり「あかりもいくよっ!」
ちなつ「スパークです!」
結衣「2回攻撃!」
京子「どんどん行くか!」
結衣「おい、ウェアウルフが2体とも体勢を立て直したぞ」
京子「え?ああ!外したあ!」
あかり「あかりも当てられなかったよぉ」
ちなつ「あああ!外しちゃいました~」
結衣「ウェアウルフが攻撃してきたぞ」
ごらく部一同「きゃああああっ!」
結衣「ぐうっ・・・毒をもらったか・・・」
ちなつ「あっ、結衣先輩・・・!」
ちなつ「こうなったらもう1回スパークを唱えよう!」
ピシャアアア
ちなつ「全滅させました」
あかり「あ、レベルアップしたよ」
京子「私も」
結衣「私もだ。ディスペルハーブで解毒したあとスペシャルヒールを唱えるぞ」
京子「全快~」
結衣「マジックウォーターを2個使わせてもらうぞ、それから先行こう」
あかり「またモンスターだ」
結衣「今度はオーガ2体か」
京子「先制攻撃だ!」
ちなつ「スパーク」
結衣「ウェーブを使うぞ」
あかり「攻撃!・・・あ、ちなつちゃん!結衣ちゃん!危ない!」
ちなつ「え!?きゃああああ!!!」ドシャア
結衣「しまった・・・!ぐああああ!!」ドシャア
京子「一気に私とあかりだけになってしまったな・・・」
あかり「まずは2人を復活させよう」
京子「じゃ、私はちなつちゃん復活させよう」
あかり「あかりは結衣ちゃんだね」
ちなつ「助かりました」
結衣「油断してしまった・・・」
京子「うおおっ!2体のオーガが私を攻撃してきた、あっぶね・・・2回とも回避成功だぜ」
京子「さて、反撃と行きますか。ひっさあつ!」
ボオオオオ
京子「よし、2体ともバランスを崩した」
ちなつ「スパーク!よし、1体倒した」
あかり「2回攻撃!たーおしたっ」
結衣「下手をすれば魔王のところに行く前にくたばってしまうな。気をつけよう」
少ししたあとで
ちなつ「あ、モンスターです」
結衣「ウェアウルフ2体とオーガ1体だな」
京子「フレイムⅡを使うよ」
結衣「必殺!」
ザバアアアン
結衣「よし、全員のバランスを崩させたぞ」
ちなつ「スパーク」
あかり「2回攻撃するよ。狼2匹を倒したよ」
結衣「あとはオーガだけだな」
京子「お、またバランスを崩したままだぞ、チャーンス」
結衣「今がチャンスだな」
あかり「うん」
ちなつ「倒しました」
京子「マジックウォーター使わせて」
結衣「私も使うぞ」
ちなつ「私も使います」
あかり「あかりは使う必要はないね」
京子「さあ奥へ進むぞ」
結衣「オーガが2体来たな、私が引き受けよう、必殺!」
ザバアアアン
結衣「よし、2体とも倒した」
ちなつ「結衣先輩が一段とかっこよく見えまあす」
あかり「あ、みんなレベルアップしたね」
京子「だな」
結衣「またモンスターだ」
ちなつ「えっ?いやあ!ゾンビが3体も・・・」
あかり「必殺技を使うよ」
ドオオオオン
京子「私も必殺技使うよ」
ボオオオオ
ちなつ「スパーク、何とか倒した・・・」
結衣「さあ、先に行こう・・・って、またゾンビが3体来たぞ!」
ちなつ「えええええ!?」
結衣「必殺技を使おう」
ザバアアアン
ちなつ「スパーク」
京子「フレイムⅡだ!よし、倒した」
結衣「私と京子はマジックウォーターを使うべきだな」
京子「じゃあMP回復~」
あかり「またモンスターだよ」
結衣「オーガ2体だな、今回も必殺技だ」
ザバアアアン
結衣「よし、2体とも倒した」
ちなつ「さすが結衣先輩」
結衣「またモンスターかよ・・・」
結衣「あれはキマイラだな」
京子「1体だけだしまずは物理攻撃でも仕掛けてみるか」
結衣「だな、MPを温存したいし・・・」
あかり「じゃあいっくよー!」
ちなつ「ええいっ!」
結衣「攻撃が来たぞ!・・・って、標的は私か・・・ぐううっ!これは・・・があ!」ドタアッ
ちなつ「結衣先輩!」
京子「やべ・・・やべ・・・ダメージ大きいのかよ・・・必殺技使おう」
ボオオオオ
京子「倒した」
あかり「結衣ちゃん復活させよう」
ちなつ「私にやらせて~」
京子「そら」
ちなつ「あ~京子先輩に先越された~」
結衣「助かったぞ、またモンスター、一体何体来るんだ?」
京子「なんだあれは・・・?」
あかり「大きなロボット・・・」
ちなつ「やばい・・・何か来るよ・・・」
今度こそ殺れるんです1号「ア゛ーーーーーー!」
ドカアーーーン
あかり「爆発しちゃった・・・」
結衣「叫んだとたんに自爆したな」
京子「しかも全回復アイテムを手に入れた上に私達レベルアップしたぞ」
結衣「だが使うのは後回しな。スペシャルヒールで全快させて私はマジックウォーターを使うぞ」
京子「じゃ、先行くか」
結衣「あれがN.M.R.大魔王だな」
あかり「またモンスター来たよ」
結衣「サキュバスが来たか」
サキュバス「あ~ら、可愛い子達ね」
あかり「え?」
京子「このサキュバスはしゃべれるのか」
ちなつ「スパークを唱えます」
サキュバス「そうはさせないわ!」
ちなつ「え!?・・・か・・・身体が・・・」
京子「身体がしびれてきたぞ」
あかり「これじゃ動けないよぉ」
結衣「このサキュバスには麻痺能力があるのか・・・!」
サキュバス「さあ、たっぷり可愛がってあげるわ」
サキュバス「どんどんいくわよ」
ごらく部一同「きゃああああっ!」
結衣「くそ・・・これじゃ抵抗できない・・・」
サキュバス「あら、かわいそうだから手加減しようかしら」
ちなつ「も・・・もうやめて・・・」
結衣「くっ・・・なぶり殺しにするつもりか・・・!」
あかり「あかり達どうなっちゃうんだろう・・・」
京子「やばい・・・このままじゃ・・・」
サキュバス「まだまだ可愛がり足りないわ、もっとかわいがってあげる」
ごらく部一同「」
サキュバス「あ~ら、もう気絶しちゃったの?つまらないわね。
しょうがないわ、ここにかわりの人連れてくるから」
結衣「ま・・・待・・・て・・・・・!」
あかり「どうしよう・・・このままじゃみんなやられちゃう・・・」
ちなつ「あ・・・私達動けるようになった」
あかり「あ、本当だ」
結衣「敵が来たぞ!」
京子「わわ・・・あいつから攻撃されたら一撃で戦闘不能になりそう・・・」
ちなつ「すごい肉体です」
京子「とにかく先制攻撃だ!」
あかり「じゃああかりはスペシャルヒールを唱えるよ」
京子「あかりナイス」
ちなつ「私はみんなの攻撃力を上げさせます」
結衣「私も2回攻撃をしよう」
結衣「よし、当てたぞ・・・まずい!攻撃が来るぞ!」
京子「げげっ、めっちゃ速い!」
ちなつ「わわわ・・・」
あかり「これじゃよけられない・・・」
ごらく部一同「きゃああああ!!!」
あかり「か・・・はっ・・・」
京子「なんて・・・強さだ・・・」
ちなつ「くうっ・・・」
結衣「また同じ技を使うつもりでいるぞ」
あかり「どうしよう・・・またくらったら・・・」
結衣「これじゃ回復するどころじゃないし・・・」
京子「もうなすすべなしだし・・・とにかく突っ込もう」
あかり「ええ!?」
結衣「そうだな、こうなったら玉砕だ」
ちなつ「先輩達を信じるしかありませんね・・・」
あかり「じゃああかりも行く」
京子「じゃあ行くか」
結衣「行くぞ!玉砕だあああ!」
そして
あかり「はぁ・・・はぁ・・・」
ちなつ「何とか倒した・・・」
結衣「あれで倒せなかったら今度こそおしまいだったな」
京子「たくましい肉体にはやられたくなかったんだよ・・・」
結衣「じゃあこのアイテムでHPとMPを全回復だ」
京子「よーし、いよいよ最終決戦だな」
ちなつ「魔王はあそこにいます」
あかり「みんなで元の世界に戻ろう」
京子「じゃあ行くぞ」
結衣「N.M.R.大魔王!私達が相手だ!」
N.M.R.大魔王「ふはは、我の城に乗り込んでくるとは、貴様ら、我に滅されに来たか」
京子「勝手に決めるなよ!」
結衣「私達がお前を倒す!」
ちなつ「みんなで力を合わせれば魔王だって怖くない!」
あかり「いくよ、最後の戦いだ」
京子「先制攻撃!」
N.M.R.大魔王「ぐううっ!」
京子「それ、もう1発」
N.M.R.大魔王「甘いわ!」
京子「うおおおあああっ!」
京子「くうっ・・・」
あかり「京子ちゃん、大丈夫?」
京子「ああ・・・」
京子「さすが大魔王・・・一気にHPを削られたよ」
ちなつ「攻撃力を上げさせます!」
結衣「いきなりだけど必殺!」
ザバアアアン
N.M.R.大魔王「ぐうっ!くそっ、バランスを崩されたわ!」
あかり「今だ!」
N.M.R.大魔王「だが我は倒れんぞ」
ちなつ「そして京子先輩に鶏肉をあげます」
京子「さんきゅ、さすが私のちなつちゃん」
ちなつ「京子先輩、勝手に『私の』なんて言わないでください!」
結衣「2回攻撃だ」
京子「じゃあ反撃開始だ」
N.M.R.大魔王「うぬう・・・我が小娘ごときに・・・負けるはずもないわい!」
結衣「しまった!体勢を立て直されたか!」
結衣「一人やられるだけで形勢逆転されてしまうから常に魔王のバランスを崩していかなきゃな」
N.M.R.大魔王「そりゃあ!」
あかり・結衣「ああああっ!」
ちなつ「あかりちゃん!結衣先輩!・・・攻撃します!」
N.M.R.大魔王「そんなのに当たるはずもなかろう」
ちなつ「しまった!よけられた・・・」
京子「ひっさあつ!」
ボオオオオ
N.M.R.大魔王「ぬうう・・・またバランスを崩された・・・」
結衣「よし、2回攻撃だ」
あかり「じゃああかりはスペシャルヒールを唱えるよ」
N.M.R.大魔王「まだ体勢を立て直せない・・・」
京子「じゃあ次はみんなで物理攻撃だー!」
結衣「体勢を立て直す前にどれだけダメージを与えられるかがカギだな」
あかり「じゃあどんどん行くよ」
ちなつ「スパーク!」
京子「攻撃力上昇効果が切れたぞ」
結衣「でも幸いまだ魔王は体勢を立て直せてないみたいだぞ」
ちなつ「なら攻撃力を上げさせます」
結衣「じゃあ残りのみんなで物理攻撃だ」
そして
N.M.R.大魔王「我は・・・こんなところで終らぬわーー!」
結衣「体勢を立て直されたか・・・」
N.M.R.大魔王「これをくらうがよい!」
京子「ぐわっ!息でダメージを受けるなんて・・・」
あかり「身体がしびれる・・・」
ちなつ「なに・・・これ・・・」
結衣「くうっ・・・ここで麻痺させられるなんて・・・」
京子「おいみんな、どうしたんだ?」
N.M.R.大魔王「ふはは、我の息も苦しかろう?」
京子「こうなったらひっさあつ!」
ボオオオオ
N.M.R.大魔王「我はもうバランスを崩さぬわ」
京子「なにい!?」
N.M.R.大魔王「そうら!」
ちなつ「きゃああああ!」ドサッ
京子「あっ、ちなつちゃん!」
あかり「今のあかり達じゃ・・・」
結衣「どうする?京子・・・」
京子「2回攻撃だ」
N.M.R.大魔王「ぐうっ・・・油断したか・・・!」
あかり「あ、動けるようになった」
結衣「私もだ。じゃああかり、ちなつちゃんを復活させてくれ」
あかり「うん」
ちなつ「あかりちゃん、ありがとう」
N.M.R.大魔王「ならもう一度しびれさせてくれん!」
京子「今度は私だけ身体が・・・」
あかり「あっ、京子ちゃん!」
あかり「必殺技だ」
ドオオオオン
ちなつ「スパーク」
N.M.R.大魔王「ぐおおっ!」
結衣「2回攻撃だ!」
N.M.R.大魔王「なら次はこれを放つか」
京子「え?何が起き・・・」ドタッ
あかり「京子ちゃん!」
結衣「2回攻撃!」
N.M.R.大魔王「ぐわあ!」
結衣「よし、京子を復活させろ」
あかり「うん」
ちなつ「私も行きます」
N.M.R.大魔王「そうはさせんぞ」
あかり「え?」
ちなつ「これはさっきの・・・」
あかり・ちなつ「きゃああああ!!!」ドシャア
結衣「あかり!ちなつちゃん!」
N.M.R.大魔王「ふはは、あとは貴様だけだな」
結衣「くっ・・・!」
N.M.R.大魔王「では、とどめと行くか」
結衣「そうはさせない!」
N.M.R.大魔王「ほう?」
結衣「この一撃に全てを賭ける!」
N.M.R.大魔王「無駄なことを・・・」
結衣「ひっさあつ!行くぞ!!」
N.M.R.大魔王「こんなものが・・・しまったあ!バランスを崩されたあ!ぬううう!」
結衣「よし、体勢を立て直せなかったようだな、今だ!」
N.M.R.大魔王「ば・・・馬鹿な・・・我が・・・我が負けようなど・・・ぐはあああ!!」
ドガーン
結衣「ふう、全て終わったか・・・あ、3人を復活させなきゃな」
あかり「あれ?魔王は?」
ちなつ「倒してくれたんですか?」
京子「よし、ウィッシュクリスタルを手にすれば・・・」
結衣「あれがウィッシュクリスタルだ」
あかり「じゃあクリスタルに願いをかなえてもらおう。願いはもちろん」
ごらく部一同「私達を元の世界に戻してください」
ピカアアアアア
そして
あかり「ここは・・・」
京子「やったぜ!元の世界に戻れたぞ」
結衣「長いようで短かったな」
ちなつ「みんなが無事に帰ることができてよかったです」
京子「あれ?あかりは?」
結衣「そういえば・・・」
ちなつ「あかりちゃん、どこー?」
あかり「あかりはここだよー!」
結衣「あ、すぐそこにいたんだ・・・」
京子「全然気づかなかった・・・」
ちなつ「私も・・・」
あかり「もう!みんなひどいよー!」
京子「でも元の世界に戻れてよかった」
結衣「あの世界で使った技を今度、作成ゲームでも取り入れてみよう」
ちなつ「あかりちゃんだけ戻れなかったと思ったけど・・・」
あかり「やっぱりあかり、存在感ないんだ~・・・主人公なのに~・・・」
終わり
RPGツクールで作られたいろいろな二次創作を見て、
僕もどこかのRPGの世界に迷い込むSSを作りたくなったのがこのSSを作ろうとしたきっかけです。
どうせならよそのツクールのキャラもクロスさせようとした結果がこうなりました。
僕は動画でしか見てないけどSTANG&BORNETシリーズめっちゃ好きだったなあ・・・
あと、僕もRPGツクール持ってます。この前買いました。
アクター名は、おもにゲーム実況者の名前から取っています。
実況動画がものすごく好きなのでついそうしてしまいます・・・
以上、HapeyHapeyでした。
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