男「男子山岳部の日常」 (33)

~注意~
・よくわからない単語がでてくることがあります
・そのたびに軽く説明があります
・女の子がほとんど出てきません



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男「今日はクライミングをします」

部員「早速登山と関係ないね」

男「山に関係することはすべて範囲内です」

部員「そうですか」

男「それでは靴を出して、今日は赤ルートから行こうか」

部員他「「うーっす」」

※ルート
クライミングの石の色とか番号などの印にそって登っていくこと
ggったら課題ともいうらしい名前は人それぞれ


男「疲れました」

部員「僕もです」

男「落ちて怪我してもまずいのでクライミングはここまで」

部員「この後は?」

男「録音してある気象情報で天気図を作ります」

部員「げー」

男「我慢しなさい」

※天気図
高校の山岳部だと大会が
あるそこでペーパーテストや天気図を作ったりするのでその練習
毎日午後4時からやってるよ!(北海道)

部員「書けました」

男「俺もだ、後輩は?」

後輩「まだです」

男「後輩のは丁寧だからな」

後輩「早く書けないと意味ないですよ」

男「それもそうだが」

男「次の山は今週の土曜日から日曜にかけて丹腑山に登ります」

部員「地図は?」

男「こちらに、ついでにチームを決めようか」

部員「つっても部員もぴったり4人だからいいだろ」

男「部員ほしいぜ」

※地図
当たり前だが登る前に山の地図を確認し加工する
川の位置や等圧線の感覚とかを確かめる

※チーム
基本4人1チーム
CL(1番) SL(2番) 3番 4番 の順ばんあと補欠
登るときはCL先頭SLが最後尾で登る
大会だと行動テストで番号でよばれる

男「倉庫から荷物もってこい」

部員「全部?」

男「とりあえず今日のうちに各自のシュラフ、メインザック、レインウェア、あとスパッツを用意して壊れてないか確認しろ」

後輩「先輩」

男「おう、どした」

後輩「一応テントの確認したほうがいいと思います、チャックが壊れてたのがあったので」

男「おおそうか」

※シュラフ
寝袋のこと

※メインザック
ほとんどの荷物をこの中に入れる
登るときはテントの中においていく(日帰りの場合)

※レインウェア
ようはカッパ

※スパッツ
登山靴から足首の周りにつけて水や汚れを防ぐ
ゴムが弱い

男「ゲッ・・」

部員「チャックが壊れてるね・・・」

男「他のテントだしてきて壊れてないか確かめろ壊れてないの使うから」

後輩「イエッサー」

男「さて、あさってから登山です、なので各自行動食とその他必要なものを準備しておいてください」

部員他「「うーっす」」

男「あとメモ帳忘れないでヘッドランプの電池を確認すること、じゃあ解散」

「「「「お疲れ様でした」」」」

部員「男」

男「なんだ」

部員「野草の写真とっといたほうがいい?」

男「大会と同じ山だからな・・・撮っとくか」

部員「じゃあカメラもってくね」

男「頼む」

※行動食
登っている最中や休憩中に食べるもの
非常食とは違う

物の説明ってこのままでいいですかね
記憶を頼りに説明してるので違ったらすいません
もうちょい詳しいほうがよかったらそうしますが

前日
男「コッヘル、ツェルト、ストーブ、ガスカン、ペグハン、みんなしっかり持ったか?」

部員「コッヘルと調理セットは僕が持ってるよ」

後輩「ツェルトは俺が」

モブ「ランタンとかは僕です」

男「ああランタン忘れてたありがとう」
 「じゃあ明日の朝5時にここ集合で解散」

「「「「お疲れ様でした」」」」

※コッヘル
登山用?鍋セットお玉とかフライパンとかも入ってる
これでこめたいてた

※ツェルト
非常用の簡易テント
開いたことないからよく知らない

※ストーブ
コンロ的なものガスカンとあわせて使う

※ガスカン
必需品これないと火がつかない
テントの中であけっぱだとやばいことになる

※ペグハン
テントのペグ(杭)を打つために使うハンマー

※ランタン
灯かり、ガスカンとあわせて使うやつや
電気式など種類がある

当日
男「おはようございます」

部員「おはよう」

後輩・も部「おはようございます」

男「みんなパッキングは家で済ませてきたか?」

部員「昨日の帰ってすぐにLINEがきたからねやったよ」

男「すまんな言い忘れていた」

後輩「俺も大丈夫です」

喪部「ぼくもです」

男「で、今日の予定についてだが」
 「向こうの山近くにクライミングができる施設があるらしい、まずはそこにいきクライミングの練習だ」

部員「実際に山に登るのは明日?」

男「ああ」

※パッキング
ザックの中に荷物をつめること
つめる順番とかがあり重たいものから下に入れていく

本来は予定などはしっかりと伝えておき行動するのですが書くの忘れてました
実際はもっと計画的です

今日はここまで明日からロープクライミング・登山編が始まるよ

クライミング場

男「はいじゃあ二人組みつくってー」

部員「おkです」

後輩「ハーネスとかはどこですか?」

男「受付に行ってサイズ言えばもらえるからもってこい、金は払ってある」

部員「自腹?」

男「部費」

※ハーネス
ロープクライミングの時に腰につけるもの
ロープや滑り止めのチョークをつける

男「よし、じゃあ部員ビレイやってくれ」ガチャ

部員「はいよ」ガチャ


後輩「先輩クライミングうまいですよね」

部員「一年のときの大会で全国までいったからね、才能だよ」

男「テンション!」

グッ 部員「テンションOK、おろしまーす」

男「はいよー」

スー ドサッ
男「思ったより高いな」

部員「高いけど角度がゆるめだね、楽でいい」

男「俺は結構物足りないな」

後輩(部員先輩も結構うまいんだよなあ)

※ロープクライミングについて
ロープクライミングの場合二人一組になります
実際に上る人とそれを支える人(ビレイ)となっています
上と下でのコミュニケーションが重要で
ゴールしたら「テンション」といったら下のビレイはしっかりとロープを張り
「テンションOK」といい少しずつ下ろしていきます
全国大会もロープクライミングだった気がする
冒頭のガチャって音はハーネスにロープをつけた音です

男「クライミングが終わった」

部長「はしょったねえ」

男「できれば早く登りたいからな、晴れてるし」

部員「雨が降ったら?」

男「さっさと降ります」

部員「雨降らないかな」

男「おい」

野営場
男「さてテントを建てよう」

後輩「トイレがありますね」

男「ラッキーだな飲み水も出る」

部員「タンクいらなかったねえ」

男「まああるにこしたこともない」

男「よく考えたら今日登んなかったわ」

部員「おかしいと思ったよ」

男「時間もあるのでちょっと食事を凝ってみましょう」

部員「わーい」

男「ビーフシチューとカレーどっちがいい」

部員「カレー」

後輩「カレー」

喪部「カレー」

男「よしカレーだ後輩よ材料を出せ」

後輩「はい」

男「部員は材料を切っておけ」

喪部「俺は?」

男「俺と一緒にテントを建てるぞ」

喪部「わかりました」

男「えー言い忘れていましたが」

部員「はいなんでしょう」

男「本日は大会の下見もかねておりまして」

部員「はいはい」

男「これから他校の皆さんがいらっしゃいます」

部員「後輩よ早く作って食べるぞ、で寝るぞ」

男「しっかり交流しろよ、交流会もかねてんだから」

部員「かねすぎでしょう!」

後輩「他校の生徒のなにかまずいんですか?」

部員「テンションがうざい」

男「俺は嫌いじゃないけどね」

部員「とにかくきたら僕はテントに帰るからね」

男「テントの中につれていくから問題ない」

部員「うわあああああ」

男「お前らも交流しとけよ」

後輩「うす」

ブロロロ
男「きたか」

他校生「おっ、久しぶり」

男「久しぶりです他校生さん」

他校生「相変わらずかたいなあ、タメデいいんだぞ?」

男「先輩なので」

他校生「真面目だねえ、後ろのは新入生か?」

男「そっすね、結構センスありますよ、ウザ太は?」

他校生「風邪引いて今回はきてない、大会には来るだろ」

男「そっすか、おーい部員」

部員「ウザ太いないのね」

男「早いな」

他校生「部員ちゃーん久振り」

部員「どうも」

他校生「いつもウザ太がすまんね、気に入ってるみたいで」

部員「あきらめてテントに篭ってるのでいいですよ」

他校生「ははは、それがいい」


ヤイノヤイノ
男「交流できてるか」

後輩「ぼちぼち」

男「これから三年は付き合っていくからな、色々話しておけ」

後輩「うす」

男「それと明日の話だ、今日は8時消灯明日麻4時に起床だ」

後輩「4時」

男「起きたらテント片して朝飯、食ったらすぐにスタートだ、今夜のうちにサブザックのパッキングは済ませておけ」

後輩「わかりました」

男「じゃお休み」

※サブザック
実際に登る際に背負うザック
しっかり開けばシュラフ程度までなら余裕で入る

翌日 朝4時

男「おはよう」

部員「おはよう」

男「朝飯はできてる、食ったらテントを片すぞ」

「「「はーい」」」

40分後
男「準備はできたか?」

後輩「OKです」

部員「Okだよ」

男「じゃあ準備体操して出発だ」

※今回の山は標高1100Mで天気は晴れという設定です

~登山開始~
男「歩きながらでも一年は野草や木の名前覚えろよ」

部員「メモ帳に休憩ごとに標高とか書いておいてね」


後輩「先輩」

男「なんだ?」

後輩「これなんのフンですか?」

男「熊だな」

後輩「!?」

男「ああ大丈夫だ、こうやって鈴鳴らしながらだったら近寄ってこない」チリン

後輩「大丈夫だって言われててもちょっと怖いですよね」

男「まあな」

中腹付近
男「じゃあ10休とりまーす」

部員「メモ忘れ内でね」

男「にしても、結構雪が残ってるな」

部員「頂上のほうはまだまだありそうだね」

男「今回の研究課題って雪上歩行だったな」

部員「そうだね」

男「じゃあちょうどいいか」

部員「寒さが心配だけどね」

男「晴れてるし、まだまだ大丈夫だろう」

部員「不安だな」

男「もうすぐ頂上だぞ」

部員「雲ひとつない青空とはこのこと」

男「それ以前に雲の上だしな」

部員「寒いどころか汗を書く始末」

男「汗冷やさないようにな」

後輩「結構あっというまでしたね」

男「それでも4時間はたってるんだけどな登ってみると早いものだ」
 「みんな、体力は大丈夫か」

部員「余裕だね」

男「じゃあ頂上まであと少しだがんばるぞ」

オー

※研究課題
大会になると運営のほうから課題が出されます
雪上歩行のほかにも読図などがありそれについて文を書きます

※雪上歩行
雪に対して蹴りこむように歩く「キックステップ」が代表的、らしい

~頂上~
後輩「ついたー!」

男「みんないるかー」

部員「いるよー」

喪部「いますよ」

男「よし、みんないるなじゃあ今が9時40分だから・・」
 「10時20分まで自由、まあ動くところとかないから写真でも取り名よ」

後輩「きれいですねえ」

男「ああ後輩たちは頂上まできたの初めてか」

後輩「はい、毎回天気が悪くて・・・」

男「まあ登れてよかったな」

後輩「はい」

10時20分
男「よーしじゃあ下っていくぞー」

「「「はーい」」」

男「下りのほうが汚しやすいから気をつけろよ」

部員「あと野草の写真とるからちょくちょくとまると思う」

男「なんにせよはぐれることなく下っていくぞ」

部員「アイアイさー」

男「帰るまでが登山です」

ザッザッ
部員「あれ?あれ他校じゃない?」

男「俺らのちょっと後に出発したんだな印も見えてるから大丈夫だろう」

後輩「今皿ですけど人数多いですね」

男「こっちが4人ギリなのに比べてあっちは12人だからな」

後輩「3チームも・・」

男「しかも学校においてきたやつもいるらしい」

後輩「なにが違うんでしょうね・・・」

男「知らない・・・・」

登山口
男「なんだかんだで到着です」

部員「イエーイ」

後輩「早めに降りてこれましたね」

男「ペースがよかったからな本番もこのペースで行きたい」

後輩「大会はいつでしたっけ」

男「再来週だな」

後輩「雪解けてるといいですね」

男「そうだなあ」

男「なにはともあれ終了です」

「お疲れ様でした」

「「「お疲れ様でした」」」

おわれ

登山よりクライミングのほうがメインになってる感じがするけど気のせい
近いうちってか明日にでも大会編を書きたいなあ

ではまた

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