モバP「奈緒とアニメでも見るか…」 (48)
モバマスssです。
奈緒「お疲れ〜凛♪」
凛「お疲れ様。機嫌いいね。どうかしたの?」
奈緒「ん?ちょっとね〜」フフン
凛「気になるから教えてよ」
奈緒「いいけど、笑うなよ?」
凛「笑わない笑わない」
奈緒「アニメ鑑賞会やるんだよ。今日泊まりで」
凛「ふーん。よかったじゃん」
奈緒「おう!さーてと、とりあえず事務所戻ってから、Pさんと——」
凛「ちょっと待った」ガシッ
奈緒「ん?どした凛、忘れ物か?」
凛「…奈緒。そう言えば聞き忘れたんだけど、誰と見るの?」
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奈緒「ん?Pさんだよ。なんか皆乗り気じゃないからさー、Pさんと二人で見ることにしたんだよ。あくまでしょうがなくだけどな」
凛「あたしも行く」
奈緒「えっ」
凛「別にいいでしょ?奈緒」
奈緒「ま、いいけど。『意味分からない』とか『何が面白いの?』とか言わないなら」
凛「そんなイメージがあるんだ?」
奈緒「だって、さっきもアニメって言った瞬間に興味なさそうな顔したじゃんか」
凛「大丈夫大丈夫。平気だって」
奈緒「まぁ、そんなに言うならいいけどさ」
事務所
奈緒「ただいまー」
凛「お疲れ様です」
ちひろ「あ、お疲れ様二人共。今日はもう終わり?」
奈緒「うん。もう帰るだけだよ。ちひろさんは?」
ちひろ「……仕事です」
凛「プロデュ—サーは?」
ちひろ「今日早く帰るらしいですよ。一週間前位からそんなこと言ってましたし」
凛「ふーん…そうなんだ」チラッ
奈緒「な、なんだよ凛」
凛「別になんでもないよ」ニヤニヤ
奈緒「べ、別に何もねぇからな!」
P「お疲れ様です。お、もう帰ってきたのか二人とも」
奈緒「あ、Pさん聞いてくれよ。凜がさ——」
P「うんうん。別にいいんじゃないか?つまらないとか言い出さなきゃ」
凛「…やっぱりそう見えるんだあたし」
P「いや、違うんだ。なんとなくアニメとか見るようなイメージがなくてさ」
凛「確かにあんまり見ないけど他人の好きなもの貶したりはしないよ」
奈緒「確かに凜はそういうところはしっかりしてるもんなぁ」
P「言われてみればそうだな。それじゃ、行くか二人とも」
奈緒「おう!」
凛「そうだね」
P「あ、ちひろさん。それでは失礼しますね」
ちひろ「はい。お疲れ様でーす。私もあと一時間くらいで帰りますね」
P「無理はしないでくださいね」
ちひろ「分かってますよ。それじゃお疲れ様でしたー」
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http://i.imgur.com/LJNnHvR.jpg
神谷奈緒(17)
http://i.imgur.com/BcuVWRy.jpg
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渋谷凛(15)
車内
P「さてと、俺の部屋でいいのか?」
凛「…どうなの?」チラッ
奈緒「聞いた話によるとPさんの部屋には大きいテレビがあるらしいんだよな?」
P「まぁな。金の使い道がなくてさ、この間友達と一緒に買いに行ったんだよ」
凛「ふぅん。念の為聞くけど…変なことしないよね?」
P「するか。俺はアイドルが一番大切だよ」
凛「ま。どっちでもいいけどさ」
奈緒(どっちでもいいのか…?)
P「さて、とりあえずレンタルビデオ店でなんか数本借りていくか」
奈緒「そうだな。Pさんのおすすめ期待してるよ」
P「俺は今日はいいよ。今日は凜もいることだしメジャーなアニメでも見ようか」
奈緒「そうだね。あ、じゃ、映画化したアニメでも見ようよ」
凛「なんだかごめんね」
P「いやいや、これはこれでいいんだよ。お、着いたぞ。それじゃ、降りてくれ」
奈緒「Pさん、何本借りていい?」
P「任せるよ。借りすぎて見れないなんてことはないようにな」
奈緒「分かってるよ。行こうぜ凜」
P「気を付けろよー」
P「さて、あぁは言ったが、俺も何か借りようかな…。お、これは今後のために借りておこう」
>>5 画像ありがとうございます。
——
—
奈緒「お、Pさんこっちは借り終わったぜ。意外に凜がアニメ覚えてて良かったよ」
凛「ま、まぁ、夜ご飯の時にやってるのは子供の時に見てたから多少はね」
P「それはよかったな。それじゃ、俺の家に向かうか。あ、飯はどうする?」
凛「…買っていく以外に選択肢があるの?」
P「一応俺も料理出来るから簡単なものなら作れるぞ」
奈緒「うーん…あ、それじゃ、あたしらで料理しようぜ」
凛「それでいいかもね。わざわざ部屋にいれてくれるんだし」
P「お前ら料理出来るのか?」
奈緒「出来なくはない…凜は?」
凛「あたしも似たようなもんだよ」
P「そっか。それじゃ、そうするか」
P(冷蔵庫の中なんかあったかな…)
ところどころ"凜"になってるのが気になる
P宅
奈緒「お邪魔しまーす」
凛「意外といい部屋に住んでるんだね」キョロキョロ
P「どんな部屋を想像してたんだ…」
凛「もっと、寂れたアパートかと…」
P「トップアイドルになるお前らのプロデューサーが寂れた家だと後々お前らにも迷惑掛けそうだしな。正直カツカツな生活だ
よ」
凛「別にどんな家に住んでようとあたしたちのプロデューサーはプロデューサーだけだよ」
奈緒「りーん?なにしてんだよ。ほら早く作っちまおうぜ」
凛「あ、そうだね。キッチン借りるよ」
P「おう、悪いな」
P(俺の部屋でアイドルが二人で料理作ってるなんて夢みたいな光景だなぁ…)
P「さてと…その間に俺は準備でもしておくか」
凛「出来たよプロデューサー」
奈緒「あんまり自信ないけど。簡単なものを」
P「お、スパゲッティか」
凛「なにか作ろうと思って冷蔵庫開いたらパスタしかなくてね」
P「そういや、買ってなかったな」
奈緒「そう思うと何か買っておけばよかったと思ったよ」
P「まぁ、いいじゃないか。それじゃ、いただきます」
凛 奈緒「いただきまーす」
P「美味しいな」
奈緒「まぁ…」
凛「レトルトだからあたしたち何もしてないんだけどね」
P「いや、なんか俺が作るより美味しいんだよ」
奈緒「そういわれると嬉しいよなっ!凜」
凛「褒められて悪い気はしないよね」
>>8 本当だ…指摘ありがとうございます。
P「さて、何から見るか」
奈緒「お、そうだな。それじゃ、これから見ようぜ」
P「お、いいな。戦国時代に行くやつか」
奈緒「そうそう。それじゃ見てみようぜ」
凛「映画なんて久々だな」
カチャ ジー
『おっほほーい!』
『ほう…』
P「ぷっ!」
奈緒「あはは」
『どけどけー!保険は降りねぇぞ!』
P「よっしゃあ!いけいけ!」
凛「…」ドキドキ
奈緒「よしっ!」グッ
P「いやー、勝ててよかったよな」
凛「うん、手に汗握ったよ」
奈緒「やっ——」
ターンッ バターンッ
『オマタのおじさん…?』
P「お、おい…」
凛「え…」
奈緒「うそ…だろ。おい、え…」
『おじさんっ!』
『あの時…死ぬ運命にあったのだ。それをおぬしが助けた…』
P「こんなのってありかよ。お前が死んだらお姫さまはどうなるんだよっ!」ボロボロ
凛「……」
奈緒「もう喋るなっ!」ポロポロ
『…きんちょう』チンッ
P「いい話だったな」グスグス
凛「はい、ティッシュ。奈緒も」
奈緒「ありがとな。いい話だったなぁ…。あたしも頑張らなきゃ」
P「凛はどうだった?」
凛「泣くほどじゃないけどいい話だなって思ったよ」
凛(ちょっとウルってきたけど号泣する二人を見て涙が引っこんじゃった)
奈緒「Pさん、飲み物貰っていい?」
P「あー、エナドリかお茶しかないけどいいか?」
奈緒「うん。いいよ。いやー、いい話だったな凛」
凛「そうだね。あたしたちも昔に行っても頑張らなきゃね」
奈緒「ははっ!凛はそのままお姫様になってそうだよな」
凛「そんなことはないと思うけど…」
P「はは、今度時代劇の役でもやってみるか?」
凛「もう…」
奈緒「さて、次行こうか。次はこれでっ!」
P「なんで、これを選んだんだよ…」
凛「なんかまずいの?」
P「いや、いいや。それじゃ、見ようか」
ジー
『大人たちが…』
凛「どうしたの一体…?」
P「心だけ子供に戻ったんだよ」
凛「なんだか怖いね…」
奈緒「あたしだったらこんなこと出来ないなぁ」
P「意外に奈緒だったら頑張りそうだよ」
奈緒「そ、そうかな…へへっ」
『父ちゃん…分かる?』
『あぁ…分かるよ』ギュッ
P「やめてくれよ…。親父思い出すだろ…」ボロボロ
凛「…っ」ポロポロ
奈緒「あたしもいつかこんな風に親の元を」グスグス
P「あー、親父元気にやってるかなぁ…」
P(今度電話しよう)
凛「いい話だったね…」
奈緒「Pさん飲み物貰っていい?」
P「ん?いいぞ」
奈緒「ありがと。流石に泣き過ぎて喉が渇いたんだよ」
凛「あたし的には、プロデューサーがこんなに涙脆いとは思わなかったよ」
P「そうか?結構こういうのに弱いんだよ。あと、動物のドキュメンタリーみたいなのは見たら泣くから見ないようにしてる」
凛「あぁ、ああいうのは泣いちゃうよね思わず」
P「なんか恥ずかしい姿見せちゃったな」
奈緒「そんなことないだろっ。泣くのは恥ずかしいことじゃねぇし」
P「そうか?ならいいけど。と言うか奈緒は俺より泣いてないか?」
奈緒「なっ、そんなわけねぇだろ。Pさんが一番泣き虫に決まってるよ!」
P「そう言えばどうする?もう夜遅いが、帰らなくて平気なのか?」
奈緒「あたしは加蓮の家に泊まるって言ってる」
凛「あたしも加蓮の家に泊まるって言ってあるから」
P「加蓮も連れてきてやれば良かったな…」
凛「それより、次見ようよ。出来れば違う話でさ」
奈緒「それじゃ、凛が選んだ奴でも見ようか」
凛「え、いいけど。あたしやっぱり詳しくないからありきたりなの選んだんだけど…」
P「なんだなんだ?……また泣かせる話か…」
凛「そうなんだっけ?」
奈緒「まぁ、見ようぜPさん」
カチャ ジー
『ボクの力だけでキミに勝たないと…帰れないんだ!』
P「頑張れっ…!」
凛(あそこの物陰にいるのって…)ジワァ
奈緒「なんでそこまで頑張れるんだよ…」
『ねぇ、ボク勝ったよ?これで安心して帰れるね』
P「……」
凛「…っ…っ。奈緒、テイッシュ」
奈緒「じ、自分で取れよ。あー涙がヤバい」
奈緒「これ、翌朝目を覚ますといないんだよなー」
P「そうそう。いつか、お前らも俺の元を離れるんだよなぁ」
凛「あたしは、離れないから。絶対に何があっても」ギュー
P「り、凛?」
奈緒「ちょ、なにしてんだよ凛!あ、あのさPさん」
P「ん?」
奈緒「あたしもいいかな…?そのあたしも離れる気ないし」
P「勝手にしてくれ」
奈緒「な、なら勝手にしてやるからな」ギュー
P「はいはい」
凛「おほんっ!それで、あとは何があるの?」
P「お前ら寝なくていいのか?」
奈緒「そうだねー。あと二本くらい見て寝ようか凛」
凛「そうだね。あ、そう言えばプロデューサーはなに借りたの?」
奈緒「そういや、自分は借りないって言ってたのにちゃっかりなんか借りてたな。なに借りたのPさん?」
P「え、まぁ、色々と」
奈緒「怪しいなぁ…。凛」ニヤニヤ
凛「うん。分かった。再生すればいいんだね」
P「…いいけど後悔すんなよ」
奈緒「へっ、なに言ってんだよ」
カチャ ジー
コノヨニハメニハミエナイ——
奈緒「あ、映画じゃないんだ」
凛「先生が主人公みたいだし、学園モノでも借りたの?」
P「まぁ、見てみれば分かるよ」
『まずは赤い門、左から二番目、右から四番目——』
奈緒「なんだなんだなぞなぞか?」
凛「さぁ?」
『イッヒヒヒヒ、残念でしたー!』
奈緒「ひぃ!?」
凛「きゃっ」
P「二人共大丈夫かー…」
ぬ〜べ〜?
>>24 ぬーべーすね。確かOVAかと。
奈緒「ど、どうしよう、凛。あたし間違えちゃった!」
凛「お、落ち着いて奈緒。これ、アニメだから。ね。プロデューサー?」
P「さぁな?」
凛「さぁなって。本当に…?」サー
『俺の生徒に手を出すな!』
奈緒「た、助かった…」
凛「良かった…」
P「こんな時間に見るとさらに臨場感が増すな」
奈緒「そんなこと言ってる場合かよ全く…」ドキドキ
奈緒「全く酷い目にあったよ」
凛「ホントに。あれ、まだ残ってるの?」
P「二本借りたからな。これも見るか?」
奈緒「ここまで来たら全部見ようか。な、凛?」
凛「まぁ、明日は仕事ないからいいけど…」
P「ちなみにこれは実写だぞ?」
奈緒「ドラマ?」
P「いや、映画。はい。これ、入れてくれ」
奈緒「はいよPさん」
凛「ちなみになに?」
P「ん?今度小梅と見ようかなって思ってたシリーズ」
凛「え、ちょっと待って——」
ジー
『ビデオに殺されるなんて…』
——
—
奈緒「……」
凛「……」
P「小梅にも今度映画見ようって言われてさ、その為に慣れておこうかと思って…。流石にいきなりは心臓に悪いな。さて、見終わった所だし、それじゃ寝るか」
P「俺の布団に二人入れるだろうからそっちで寝てくれ。俺はソファで——」ガシッ
奈緒「この時間になんてもんを見せてくれたんだよPさん…」
凛「まさか、あたしたちを二人にする気なの?」ジロッ
P「いや、だって、お前らアイドルだろ。俺と寝たりしたら問題だろ」
凛「そのアイドルが夜中霊に襲われないか見張るのもプロデューサーの仕事じゃないの?」
P「俺は別に幽霊出てきても何か出来るわけじゃないぞ」
奈緒「Pさん…その、と、トイレついて来てくれないか」モジモジ
P「いいけど。だから言ったのに…」
奈緒「だ、だってあんなホラー映画借りて来るとは思わねぇじゃねえかよ!」
凛「うん。あたしもてっきりマイナーなアニメでも借りてきてると思ってたよ。酷いよプロデューサー」
P「まぁ、アニメだと思って見たらホラーだったらびっくりするわな…」
凛「うん。そういうこと。あ、Pさん寝る前にシャワー借りていい?」
P「いいけど着替えはどうするんだ?」
奈緒「あたしので良ければ貸すよ」
凛「ありがと。さ、行くよプロデューサー」
P「…はい?」
凛「だからお風呂場まで付いてきてよ」
奈緒「ず、ズルいぜ凛。あたしを一人にする気かよ!」
P「…お前ら纏めて入ってこい」
凛「プロデューサー?いる?」
P「いるよー」
奈緒「う、嘘はダメだぜPさん!?」
P「ここで嘘言ってもしょうがないだろ」
奈緒「そ、そうだな」
P(まさか、気まぐれで借りたホラーのせいでこんなことになるとは…)
凛「シャワーありがと。それじゃ寝よっか」
奈緒「Pさん、あたしらから離れちゃダメだからな!」
P「お前らいいのかそれで」
凛「…言っておくけど、こんなことプロデューサー以外に頼まないからね」
奈緒「あ、あたしも。Pさんだから頼んでるんだって」
P「…そこまで言うなら、いいけどさ」
寝室
P「お前ら寝るぞ」
凛「うん。あー、なんだか安心するよ」
奈緒「そうだな。Pさんあたしらを離しちゃだめだからな」
P「うんうん。それじゃ、おやすみ」
凛「ん……」
奈緒「——」スー
P(離れない…か。嬉しいこと言ってくれるなこいつらは)
P「俺も頑張るからな」ギュッ
凛「ん…、プロデューサー…」
——
—
P「朝か…。お前ら起きろ」
奈緒「なんだよPさん…ってなんであたしの布団の中にいるんだよ!」
P「昨日のオマエに聞いてくれ」
凛「…プロデューサー?」ボーッ
P「おはよう」
凛「まだ夢だぁ。んープロデューサー」スリスリ
奈緒「あ、おいっ!凛」
P「まぁ、疲れてるんだろうから寝かせてやれよ」
奈緒「…そうだな。あたし顔洗ってくるついでに朝作るよ」
P「ありがとな」
P(さて、今日の予定はなんだっけなぁ…)
凛「プロデューサー…チューは?」
P「そろそろ起きろ」ペシッ
凛「いたっ!?あれ、夢じゃない…?」
P「おはようございます」
凛「——っ!」カァァ
凛「死にたい…」
奈緒「おーい。出来たぞ」
P「朝ご飯が出来たみたいだぞ」
凛「うん。行く…」
凛(昨日の映画の影響かな。プロデューサーが遠くに行く夢を見ちゃった)
P「これ食べたらお前らは帰れよ」
奈緒「うん。ありがとなPさん」
凛「その、ありがとプロデューサー」
P「うん。また見ようなアニメ」
奈緒「そうだなっ!次は加蓮でも連れてくるぜ」
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引っ張り出してきた、画質はお察し
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白坂小梅(13)
P「それじゃ、家まで送れないけどちゃんと帰れよ」
奈緒「うん。ありがとなPさん!」
凛「ありがと。楽しかったよ。また呼んでくれると嬉しいかな」
P「おう、それじゃあな」
P「…さて、俺は事務所に向かうか」
事務所
P「おはようございまーす」
P「ってまだ誰もいないか」
P「昨日映画の見過ぎで少し目が痛い…」
小梅「おはよう…ございます…」
P「あ、小梅か。おはよう。今日は朝から仕事だっけ?」
小梅「今日…は、レッスンです…。Pさん目が…赤い?」
P「いや、昨日ちょっと映画見過ぎちゃってさ」
幸子「おはようございます。あ、白坂さんもいたんですね」
P「お、幸子おはよう」
幸子「おはようございます。おや、目が赤いですね。夜更かしは体に悪いですよ」
P「いや、昨日久々に映画見ててさ」
幸子「映画ですか?」
小梅「なに…見た…んですか?」
P「んーとアニメ四本くらい見て…ホラー映画一本かな。今度小梅と見る約束してたし」
小梅「お、覚えてて…くれたん…ですね」
幸子「そんなもので夜更かしなんてプロデューサーは子供ですか」
P「最近のはバカに出来ないぞ。思わず泣いちゃったよ」
小梅「ホラーは…面白い…よ?」
幸子「ボクは子供じゃないんでアニメで泣いたりなんてしませんし、ホラーで怖がったりしませんよ」ドヤ
小梅「楽しい…よね?」
P「それじゃあ今日一緒に観ようか。小梅とも約束してたし」
小梅「うん…見る人…増えてうれ…しいです」キラキラ
幸子「えっ」
P「幸子はそういうの平気だもんな」
幸子「まぁ、平気ですよ。平気に決まってるじゃないですか。しょうがないですねいいですよ。ボクは可愛いので!」
白坂「やった…。私…おすすめ…準備…するね」
P「そうか。それは楽しみだな。それじゃ、今日レッスンが終わったら応接室で見ようか」
幸子「の、望む所です!」
P「怖かったら手握ってもいいぞ?」
幸子「問題ないですよ!ボクは可愛いんで!」
ちひろ「お疲れ様でーす。って何してるんですかPさん?」
P「いやですね、実は…」
幸子「ぷ、プロデューサーさんどこに行こうとしてるんですか!?か、可愛いボクが幽霊に襲われちゃいますよ!」
P「はいはい。これでいいか?」ギュ
幸子「え、えぇ。こんなカワイイボクの手を握っていられるなんてプロデューサーさんは幸せものですね!」ギュウウウ
P「それじゃ、離すぞー」
幸子「や、やめて下さいよ!」
ちひろ「えーと…?」
P「実は今まで三人でホラー映画を見ていたんですよ」
小梅「楽しかった…また…見ようね?」
幸子「ぼ、ボクは遠慮しておきますよ。可愛いので!」
ちひろ「なるほど。強がちゃった幸子ちゃんが、反動で思いっきりビビっちゃったってことですね」
幸子「と、とりあえず、今日はボクが家に帰るまでずっと、ずーっと一緒にいなきゃダメですからね」
P「はいはい」
ちひろ(事務所はいつも通り平和みたいです)ヤレヤレ
おしまいです。最近昔見たアニメ映画を見ると泣いてしまいますね。
乙。
>>33の道順の5つの窓のとこミスでうっかり間違ったとこに入ってるんだよな確か
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