和「好きです、咲さん」

咲「…………ごめんなさい」

ああ、やっぱり
もし……万が一……なんて淡い期待は脆くも崩れ去って、
そこからはもう一人の自分に全てを委ねました……
嫌な保険……いや、元からこのつもりだったのでしょうか？
ポケットに忍ばせたスタンガンを咲さんに押しあて……そして……

バチバチ！

咲「……んぅ……、ここ……どこ……？」ﾊﾟﾁ

和「起きましたか、咲さん」

咲「え、和ちゃん？ あれ、何で私裸で鎖に……」ｼﾞｬﾗ

和「ここはとある地下室です、咲さんは私と死ぬまで、ずっとここで過ごして貰います」ﾆｺ

咲「い、いや……来ないで……」ｿﾞｸ

和「咲さん……綺麗……」ﾕﾗ

和「怯える咲さんは、もっと綺麗……」ｷﾗ

咲「の、和ちゃん！？そ、そのナイフで何するつもり！？」ｼﾞﾘ

和「咲さんが悪いんです……咲さんが私の物にならないから……咲さんがもう一人の私を目覚めさせるから…………」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

和「ですから……今、
私の“モノ”になってください！！」ｻﾞｸｯ

咲「ひぐっ！？」ﾎﾞﾄ

和「ああ、咲さんの足の指……凄く綺麗……」ｳｯﾄﾘ

咲「あ……あぁ……痛い……痛いよぉ…………」ｸﾞｽｯ

和「咲さんにはまだまだしてもらう事が沢山ありますので、
ちゃんと止血しないと」ｺﾞｿｺﾞｿ

咲「うっ……ぐすっ……痛い……痛いよぉ……
病院に……行かせてよぉ…………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

和「大丈夫ですよ、私がちゃんと止血しますから」

和「ハンダゴテでね♪」ｼｭｰ

咲「ひぃい！？」ﾋﾞｸｯ

和「動かないで……咲さん！！！」

ジュゥゥウウ！！！

咲「あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛！！？」 ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸ


和「咲さん……！！咲さん……！！あぁ、綺麗……！！！！」ジュゥゥウウ！！


あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！！

咲「…………」ｸﾞﾀｯ

和「気絶してしまいましたか……
まぁ止血は出来ましたし、続きは明日にしましょう」

和「咲さんの指……美味しそう……♪」ガチャン



翌朝

和「咲さん、今日もまた遊びましょう♪」ガチャ

和「あ、そうそう聞いてくださいよ、昨日の咲さんの指、ソテーにしてみたんですけど凄く……」

電気ﾊﾟﾁ

咲「」

和「咲……さん？」

咲「」

和「咲さん……舌を噛みきって…………」








和「こんなに沢山、食べきれるかしら？」



カンッ！

パソコン「カン！」

咲「だってさ、もう、どんな神経してたらこんなもの書けるんだろね？」ｶﾁｬ

和「まったく、人をクレイジーサイコレズみたいに……そんなオカルトあり得ません！！」

咲「あはは、それにしてもみんな遅いね？」

和「ああ、今日は部活ありませんからね」

咲「え？」

和「こんな日暮れの旧校舎、誰も来ませんよ…………」

咲「う、うそでしょ？…………」ｶﾞｸｶﾞｸ

和「咲さん…………綺麗！！」バチバチ！



もいっこカンッ！！

おわり


見てくださいました方々ありがとうございます




軽く後悔してます