真美「ベイちはって何??」 (65)


このSSは

ベースターズ×千早
真美をなぜ巻き込んだ?
キャラ崩壊
>>1がやりたいことやっただけ


という内容になっています。

(多分、知ってる人にはバレるだろうから最初から名乗っってます)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400760098


5月21日


トレーナー「双海さん。もう一回今のところやってみて」


真美「ハーイ!!」


春香「はぁはぁ、もうクタクタだよ」


千早「春香、お疲れ様」


春香「お疲れ様、千早ちゃん。真美最近頑張ってるよね」


千早「そうね。私も今思ってた所よ」


春香「やっぱり明日が誕生日だからかな?」


千早「そのせいか分からないけど。
   なぜ今まで気づかなかったのかしら?」


春香「どうしたの千早ちゃん?」


千早「真美から星の煌めきを感じるわ……」


春香「??」




5月22日


真美「  」ポカーン


千早「どうしたの真美?顔がハニワみたいになってるけど?」


真美「千早姉ちゃん……ここどこ?」


千早「ここはコボスタ宮城、楽天ゴールデンイーグルスの本拠地ね」


真美「へぇ~そうなんだ……」


千早「ええそうよ」


真美「もしかすると知らないかもしれないけど、
   実は今日、真美、誕生日なんだよね……」


千早「ええ知ってるわ。だからここにいるのよ!!」


真美「理由になってないんだよね……」


千早「理由?あえて言うなら昨日のレッスンの真美を見て
   にじみ出る星の煌めきを感じてしまったからかしら?」


真美「星の煌めき?」




千早「ええ、まだ本当の自分に気が付いてないようだから
   実際に球場に連れてきたという訳なの。わかった?」


真美「うん……訳が分からないということは理解できたよ……」


千早「まあ、試合が始まれば分かる事よ」


真美「もう一つ質問なんだけど……亜美たちはどこにいるの?」


千早「亜美?ああ、みんなは事務所で誕生パーティを開いているわ」


真美「真美もそこにいるべきだよね!?だよね!?」


千早「いいえ、真美は駄目よ」


真美「なんで?」


千早「星の煌めきを感じるから」


真美「だから、なんなんだよそれ……」


http://p.news.nimg.jp/photo/984/182984l.jpg


真美「正直、千早姉ちゃんが来たかっただけだと思うんだけど」


千早「それは心外ね…アラ?」クルッ


スターマン「」ノシノシ


千早「きゃああああああ。たぬきいいいいいいいいいいいい!!!」


真美(意外と足が速い!?)


千早「フゥ…心外ね」


真美「いや!?説得力ないよね!?」


千早「真美は何が不満だというの?私はこんなに満足しているのに!?」


真美「いや!?ここは真美が満足するべきじゃないの!?
   真美、誕生日なんだよ?誕生日!!」


スターマン「」ノシノシ


千早「きゃああああああ。たぬきいいいいいいいいいいいい!!!」


真美(タイミングよく戻ってきたな……)


千早「フゥ…それで、なんの話だったかしら?」


真美「もう、いいよ……」






千早「それにしても真美は梶谷選手のユニホームがよく似合っているわ」


真美「あ、このさっき着せらせた服のことだね」


千早「そうよ。梶谷の3と私の着ている筒香選手の25。
   ベイスの期待の星の力で試合を盛り上げましょう!!」


真美「そ、そだね……」


千早「ちなみにそれが私からの誕生日プレゼントよ=☆!!」キラッ


真美(要らないとは言えない……)


アナウンス「○×□▽~」


千早「プレイボールの時間ね」


真美「……もう、逃げられないんだね?」




千早「今日はアウェエ戦だからベイスが先に攻撃よ
   真美はまだ選手を知らないようだから私が説明していくわね」


真美「もし、必要ないって言ったら?」


千早「それでも説明していくわ」


真美(選択肢がもうないじゃん……)


千早「まず最初に我が横浜ベイスターズの事を説明すると」


真美「うん」


千早「横浜はセリーグ所属、横浜スタジアムを本拠地とする球団で
   12球団一の打撃力と12球団一の投手力が自慢のチームなの」


真美「へぇ…」
  (なんか真美の知ってる横浜と違う…)


12球団一(NPB12球団とは言っていない)



千早「それでね…」


真美「ちょっと質問なんだけど。
   今の順位は何位なの?」


千早「……6位よ」


真美「打撃力は?」


千早「1位よ!!」


真美「投手力は?」


千早「1位よ!!」


真美「順位は?」


千早「……6位よ」


真美「あれ?おかしく…」


千早「ないわ!!今までは怪我人も多かったし
   調子が悪かっただけだから!!」


真美(なぜ?そこまでポジティブでいられるんだろ?)




千早「ちなみに横浜ファンは他球団に比べて
   異常にポジティブよ!!」


真美「うん、今実感してたところ」


千早「そうじゃないと8年連続Bクラスのチームのファンなんてやってられないわ」


真美「アイアンハートなんだね……」


千早「ええ。不遇の時代が長すぎてファンも
   一握りの希望で生きて行けるように進化したのよ!!」


真美(もう、ファンを辞めればいいのに……)


千早「でも、オフシーズンには大型補強をして
   優勝の可能性を匂わせるからファンは辞められないのよね」


真美(心を読まれた!?)




ファン「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドンドンドン!!


真美「太鼓の音、うるさくない!?」


千早「こんなのまだましよ。コボスタは鳴り物禁止だから
   いつもより静かな方よ。本拠地ならもっと五月蠅いわよ」


ファン「栄冠掴むその日まで、恐れず飛び込めベースへ
    君の熱き血潮で 燃えろ雄洋~!!」


千早「かっとばせ!タケヒロ!」


真美「!?」


千早「ごめんなさい。説明が先だったわね」


ファン「栄冠掴むその日まで、恐れず飛び込めベースへ
    君の熱き血潮で 燃えろ雄洋~!!」


千早「かっとばせ!タケヒロ!!」


真美「……」




千早「まず、横浜が誇る不動のリードオフマン
   キャプテン 石川 雄洋よ」


真美「キャプテンなんだ。きっと凄い選手なんだよね?」


千早「ええ彼は凄い選手よ。
   毎年、春先は戦前活躍できなくて暖かくなると共に
   打率を徐々に上げてきて3割にのると謎の怪我をして
   二軍に落ちていくような選手よ」


真美「それ、重要な時期にいないって意味だよね!?」


千早「まあ、近年の横浜は8月までに終戦してたから
   ある意味、重要な時期にいるとも言えるわ……」


真美「千早姉ちゃんがポジティブなのか
   ネガティブなのか分からないよ」





千早「それでもキャプテンはとても人望が厚いの理由は、
   彼は練習の虫と言われていて彼の練習量は12球団の選手でもトップクラスだからなの」


真美「練習は嘘をつかないんだね」


千早「そうね。彼は練習が好き過ぎて
   守備でエラーした日も居残りで打撃練習してるくらいよ」


真美「そこは守備練習しょ!?バカなの?」


千早「ベイスには室内守備練習場がないのよ……」


真美「ご、ごめん……」





ファン「並みいる敵をなぎ倒し 派手に決めろ大舞台
    新たな未来切り開け 晴れ渡る明日へと」


千早「かっとばせ!ノリハル!」


真美「!?」


ファン「パン祭りこいや~~!!」


真美「パ、パン祭り…?」


千早「彼の名前は山崎 憲晴。守備に定評があってショートを守ってるのだけど
   私の印象だけど、意外にエラーが多いわ」


真美「ホントに守備に定評があるのか分からないね」


千早「それでパン祭りだけど、山崎という苗字と大手メーカーの祭りをかけて
   彼が打つとパン祭りと言われるの」


真美「白いお皿が貰えるの?」


千早「いいえ、白いお皿は私たちの心の中にあるのよ」ニッコリ


真美「うん、意味わかんない」



どうでもいいことだけど、ベイスって蔑称由来だから嫌がる人もいるらしいから注意




ファン「新たな歴史に その名を刻め
    梶谷隆幸 蒼い韋駄天」


千早「かっとばせ!タカユキ!」


真美「うん、知ってた」


梶谷選手 ヒット


千早「カジタニー!!最高や!!気持ちいいいいいい!!」


真美「姉ちゃん、、発言に気をつけようよ!?」


千早「さすが真美。梶谷の背番号を受け継ぐだけあって
   ツッコミもキレキレね」


真美「受け継いだ覚えはないけどね」



>>17
知らなかった。
自分、横浜ファンだけど普通にベイスって使ってたわ…



真美「このユニホーム着てる人多いけど
   そんなに人気のある選手なの?」


千早「ええ、だって彼は浜の期待の☆。
   去年の5位躍進の立役者の一人でもあるのよ」


真美「なんかレベルの低い躍進だね」


千早「それに浜ファンにとって彼は精神安定剤でもあるのよ。
   いくら負け試合でも彼さえ打っていれば、
   ポジティブでいることが出来るわ!!」


真美「現実逃避とも言えるけどね」


千早「それに今年は外野にコンバートしたから
   安心して守備が見れるようになったわ」


真美「そんなに酷かったの?」


千早「いいえ。私はそこまで守備に難があるとは思ってなかったのだけど…」


真美「だけど?」


千早「彼は守備位置から消えるのよ」


真美「消える!?」





千早「ええ、例えばセカンドのカバーを入らなければいけない場面に
   彼はいなくなっている事があるの?」


真美「え、何がしたいの?」


千早「解説者も『何してるんでしょう?』って言ってたわ」


真美「で、でも一度だけでしょ?」


千早「いいえ、全部で4回ほどあったわ。約30試合に一回くらい梶谷が消えるという事よ!!」


真美「ぷ、プロだよね。何をしてたの?」


千早「分からないわ。一説にはチョウチョを追っていたと言われているわ」


真美「誰か目撃者がいるの?」


千早「いないわ。だってチョウチョは彼にしか見えないから……」

>>1に書くの忘れてました。

このSSに出てくる人物・団体・記録などは作者が勝手に作ったフィクションです。
あとこの世界は横浜が負けない優しい世界です。



ファン「揺るがぬ確かなプライド 決め球斬る一太刀
    仕留めろ鮮やかに 魅せろトニ・ブランコ」


千早「GO!!GO!!ブランコ!!」


真美「もう諦めたよ」


真美「それでブランコ選手はどんな選手なの?」


千早「さすが真美、自ら質問なんて星の煌めきを感じるわね」


真美「それだけは理解できないよ……」


ブランコ選手 HR


千早「いたあああああああああああああああああ!!!」


真美「凄い飛んだ!!」


千早「さすが、ブランコ!!去年の二冠王だけはあるわね
   今は足を怪我してるけどスタンドに放り込めば歩いて生還や!!」




真美「で、ブランコは…?」


千早「いい選手よ」ニッコリ


ファン「ファンファーレ(横浜の空高く ホームランかっ飛ばせ筒香)
    さぁ打て筒香 飛ばせ空の彼方 横浜に輝く大砲 かっとばせホームラン!!」


千早「GO!!GO!!225!!」


真美「姉ちゃんが来ているユニホームの選手だね」


千早「さすが真美ね。こんなにも早くスルースキルを習得するとは
   浜ファンにとって悪い部分から目を逸らすことは大事なことよ」


真美「褒めてるよね?自虐じゃないよね!?」

じゃあなんでこの世界でも現時点で最下位なんですかね……



千早「それにしても筒香は立派に育ったわ」ホッコリ


真美「へぇ」


千早「実は横浜高校の時から彼には期待していたのよね。
   もう、私が育てたと言っても過言ではないレベルね」


真美「野球ファンがよく言う言葉だね」


千早「ホントに育ってくれて良かったわ。
   また、○リさんにレギュラーを任せなきゃいけないかと思ってもの」


○リ「」ゴゴゴゴ…


真美「なんか凄いオーラを出してる人がいるんだけど…?」


千早「気にしちゃだめよ。あれはただの銭闘民よ
   二軍で漂白されるまでは近づいては駄目!!」


○リ「」ゴゴゴゴ…





攻守交代


千早「さあ、守備の時間ね。我が横浜ベースターズのエース宇宙人の登場よ!!」


真美「宇宙人!?」


千早「ええ、宇宙と更新することで自分の投手力をあげる井納選手よ!!
   デマだけど杉下からフォークを教えてもらって開花したと言う人もいるけど
   違うわ。彼は宇宙と更新しているのよ!!」


真美「ホントだ!!グーグルの検索ワードが「井納 宇宙人」だ!!」


千早「これは私の考えた仮説だけど、彼はNA○Aから命を狙われているのだけど
   それを横浜が保護しているのよ」


真美「うん、河○寿司の地下でカッパが働いてる並に
   無理がある仮説だね」



真美「あっフライが上がったよ!!」


千早「危ないいいいいいいいい!!!」


真美「えっ!?」


多村選手 なんなくキャッチ


千早「どうやら無事なようね」ホッ


真美「いや、ただのフライじゃん!!」


千早「ええただのフライよ!!しかし豆腐の角に肘をぶつけて骨折という逸話がある多村選手よ!!
   ただのフライが致命傷になる可能性もあり得るわ!!」


真美「致命傷!?」


千早「パ○プロで言うと常に怪我率が50%くらいあると思ってくれればいいわ」


真美「真美は段々、姉ちゃんがホントにファンなのか疑わしくなってきたよ」

その後、真美は千早姉ちゃんに振り回されながらだが
なんとか試合を見終える事が出来た。


一番印象に残ってるのは9回に三上という選手が
リリーフで出てきた時に姉ちゃんが、


「ハマテラスオオミカミ様!!」


などと呟き、祈っていた事だ。









最初はホントに意味が分からなかったが……


なんだろ?この気持ち?


楽しい…えっ……?



春香「雪歩?真美は見つかった?」


雪歩「駄目。どこにもいないよぉ」


春香「今日は誕生日たのに、こんな事になるなんて……」


雪歩「やっぱり誘拐なんじゃ…?」


春香「……分からない。でも絶対大丈夫だよ」


雪歩「……うん」


春香「とりあえず事務所に戻ろう」



22日23時


亜美「うわぁぁぁぁん、真美ぃぃぃ!!」


真「まさか、こんな事になるなんて……」


みんな「……」


P「社長!!やはり警察に電話したほうが!?」


高木「そ、そうだな。やむおえん。音無君!!」


小鳥「はい!!分かりました!!」


P「糞!!…俺が、俺がしっかりしていれば……」


ガチャ


真美「ただいま!!」


千早「ただいま戻りました」


みんな「ま、真美!?」


真美「え?真美だけど?」


P「真美ぃぃぃぃぃぃ!!良かった…良かったよぉぉぉぉ……」ギュ


真美「兄ちゃん…///」

この世界でもどすこいは抑え剥奪されているのか……



真美「兄ちゃん。落ち着いた?」


P「ああ、さっきは取り乱してゴメンな」


真美「ううん、真美は兄ちゃんが心配してくれてて嬉しかったよ…」


P「そ、それにしても真美と千早。お前たちどこにいたんだ?
  必死て探したんだぞ」


千早「それは……」


真美「星の集まる場所だよ!!兄ちゃん!!」ニッコリ


P「星の集まる場所???」


真美「うん!!」


千早(洗脳完了!!)グッ




帰宅後


「今日の亜美たちの誕生日は盛り上がったわね」


「真美は私の睨んだ通り星の煌めきを持っていたようね」


「はぁそれにしても、なぜ事務所のみんなは泣いていたのかしら?」


「まあ、考えてもしかたないことよね……」


「それに新たなる星の煌めきを感じてしまったし……」


「律子……あなたから星の煌めきを感じたわ……」


プロローグ終わり

星が集まる(白星とは言っていない)

とりあえず、これでプロローグは終わりです。
本編は次の律子の誕生日に始めようと思っています。

今回はホントにありがとうございました。
>>1はものすごく楽しかったです。

         ___
       /      ヽ

      /     B☆  丶
      l     -===-  |
      |   /__    _丶=
     ‐、-‐   \ ノ   |

    l  l/   ・    ・  |  
    ヽ        ..   l
      ゝ     ,,,  ,,,  /
      丶    'ー二‐'  /
      /ヽ    ,,,",,,, ノヽ
     /   ` ───   ヽ

>>50
ドスコイだしたかったんやけどな
時間の都合上、強制終了やわ


頼むからどすこい復活してくれ……

亜美真美の誕生日SSは書かないの?

おいおい
まだまだネタはあるやろ…

ハマセンのワイが楽しめるいい作品やったわ
…で本編は?

>>54
これが誕生日ssじゃダメなのか?

まあ、真面目な方も書いてるからいいんだけど
亜美・真美「二人の時間」って奴も自分が書いてるよ

>>55
>>56

本編は律子の誕生日にあげるつもり
今度は時間をかけて書いていくから長めになると思う。

野球よく知らないからファミチキに期待しとく

>>61
あれの続編を書けと?

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