春香「私たちの関係」 (6)

はるちはが書きたかったんです……

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同居を始めて半年。本当にいろんな事があった。


ちょうど半年前のあの日、私はプロデューサーさんに告白した。
返事はもちろんNO。私の想像以上にアイドルとプロデューサーという関係は難しかったのだ。


そして私は当時の親友に失恋の報告をした。彼女は私を慰めてくれた。
私は彼女もプロデューサーに恋心を持っている事を知りながら、その行為に甘え続けた。


それから私は家に帰らなくなった……
学校や事務所には彼女の家から通い彼女の家に帰って来る。
そんな生活が始まって半年。今日でちょうど半年だ。

「おはよう春香……」


彼女のが私に挨拶をする。しかし、私は返事をすることはない。
ソファの上に膝をまる膝を丸めてじっとしているだけだ。


彼女はそんな私の態度に文句を言ったりはしない。
本当の所は文句があるのだろうが彼女はそれを口にはしない。
なので私も何も喋る事はない。


半年前までの親友は
ただの同居人に成り果ててしまっていた……

これ千早と付き合ってたらどうなるんだ?
悲しみの向こう側にいってまうの?

「それじゃ行ってくるわね」


彼女は休みの日でも出かけるので家にいることはない。
私が彼女の休日を知らないとでも思っているのであろうか?
同じ事務所なのだから知ってて当たり前なのに。


今日も彼女は一人でレッスンをこなしているのだろう。
私が言うのもなんだが、まったく未練がましい。
プロデューサーへの思いを未だに捨てきれてないのだ。


半年前、私が降られた日。
彼女も同時に失恋した。

支援ですよ支援!

はるちはわっほい!!

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