ゾフィー「また怪獣墓場の偵察ついでに地球へ行ったそうだな」
セブン「それはあの星を狙う侵略者が巨大化して暴れていた。放っておけば、被害が……」
ゾフィー「そうだとしても、無断で地球に降り立ち、戦闘を行ったのは罪だ」
ゾフィー「地球を狙う星人がいた場合、速やかに連絡し、指示をを待てと教わっただろう」
セブン「しかし……‼」
ゾフィー「だが、規則は守れ。それが守れぬ者は罰せられなければならない」
セブン「ウルトラ兄弟だとしてもか?」
ゾフィー「だとしても、だ。君の規則違反数は地球関連で非常に多い。今まで、目を瞑ってきたが、そろそろ見過ごせん」
ゾフィー「しばらくは大人しく反省するんだな」
セブン「……」
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セブン「ただいまー」
ゼロ母「あら、お帰りなさい」
セブン「ああ。ゼロはどこだ?」
ゼロ母「さっきまで居たんだけど、何かまたお友達の所に行くって出かけたのよ」
セブン「またか……」
セブン「ここ最近、あいつはよく他所の世界へ行くな」
ゼロ母「お友達がいる事は良い事じゃありませんか」
セブン「だがな、あんまり勝手な事ばかりやられるとな……」
セブン「ウルティメイトフォース……だったか?勝手に新たな警備団なんかを作られた時は、いろいろと大変だったんだぞ」
ゼロ母「それでも、お認めになったんでしょ?」
セブン「まあな」
ゼロ母「そういえばまた、ゾフィーさんに呼び出されたみたいだったけれど、どうかしたの?」
セブン「あ、ああ……しばらく休暇を貰ったんだよ……」
ゼロ母「まあ!でもいいの?また最近、地球が危ないってこないだも……」
セブン「そ、それは、他の兄弟が引き継ぐ事になったんだ」アセアセ
ゼロ母「そうなの?またタロウさん?それともメビウスくん?」
セブン「そこまでは聞かされてないよ。ナンバー3とは言われるが、結局はただのちょっと偉いサラリーマンみたいなものだからね」
ゼロ母「でも長期休暇なんて久しぶりね」
セブン「ああ。何千年ぶりだったかな」
ゼロ母「せっかくの機会だし、ゼロの友達の所に顔でも出しに行ってあげたら?」
セブン「そうだな……時間はあるからな。でも今日と明日はゆっくりするよ」
ゼロ母「そう……」
翌日
セブン「暇だな……」
セブン「たく……謹慎はエースの役目だろ……」ブツブツ
デーン!ドンドン、ドンドン、┣¨┣¨┣¨┣¨!ビュルルーン!チャッチャカ~♪
セブン「噂をすれば影……エースからか」
イマダ!デデン!キンシン!デデドゥン!
セブン「なんなんだろうな」ピッ
セブン「もしもし。セブンだが」
エース『セブンか?!』
セブン「そうだと言っただろ。それよりなんのようだ?」
エース『セブンお前、活動停止処分になったんだってな』
セブン「そうだが……」(なんか言う事が想像できるが……)
エース『まったく、謹慎!は俺の役目じゃありませんか!なにやってんです!』
セブン「なんでお前、悔しそうなの」
エース『あ、でも、夕子は違いますよ?!あくまで北斗の部分ですから』
セブン「電話、切っていいか?」
エース『ああ!待ってください!ちゃんと用事があって……』
セブン「それなら早く言ってくれないか」
エース『ええ。すんません。用事ってのは今夜、タロウが久しぶりに飲もうって言ってるんです。セブン兄さんもどうです?』
セブン「私が言って大丈夫なのか?」
エース『大丈夫ですって!くるのはタロウと私、レオとメビウスですから!思う存分、ゾフィーの悪口言ってやりましょうよ!』
セブン「よし、行く」
エース『それじゃ!今夜十時にプラズマタワー前で!』
セブン「ああ。十時にプラズマタワーだな。わかった。また今夜な」
エース『はい!待ってますよ!』ブッ
セブン「……楽しみだな」
セブン「夜まで時間をどう潰そうかな……」
セブン「たまには世話になった星人にでも電話するか」プルルル
メトロン『メトロン星人だ』
セブン「メトロンか。私だ、セブンだ」
メトロン『はっはっは。どうしたと言うのだね、かつて私を裂いた男が』
セブン「おいおい。それについては謝ったろ。それに私はあれで一命を取り留めてたお前が怖い」
メトロン『痛かったんだぞ。地球の縫合』
セブン「それで助かるお前はなんなんだ」
メトロン『そっちだって、他のウルトラ戦士はバラバラになっても生き返るじゃないか』
セブン「私は復活しないぞ?!」
メトロン『はっはっは!そういえばそうだったな!』
メトロン『それにしても君が宇宙電話をかけてくるとは、珍しいな』
セブン「実はな……かくかくしかじか……」
メトロン『それで謹慎処分か?!はははは!思わずメトロン茶を吹き出してしまったわ!』
セブン「笑うなよ。こっちは困ってるんだ」
メトロン『君の気持ちはわかるぞ~。私も、あの星の夕焼けは気に入っていてね。たまに見に行くよ』
セブン「また変なブツばら撒くなよ」
メトロン『言っただろ、もう侵略する気はないさ』
セブン「それで、今お前はなにやってんだ」
メトロン『私か?わたしは今、メトロン茶の製造工場で働いている。そうだ、お前の頃にもギフトで送ってやろう!』
セブン「そうだな。また今度、頼むよ」
メトロン『あ、そろそろ休憩時間が終わる。失礼させてもらうよ』
セブン「ああ。またな」
メトロン『それではな』ブツ
セブン「さて次は……」
ガッツ『はい。私はいかなる戦いにも負けた事のない、ガッ……』
セブン「久しぶりだな。ガッツ」
ガッツ『あ!セブンさん!どうもどうも!どうしたんですか?』
セブン「いや~、暇だからな、電話かけた」
ガッツ『ああ。そうなんですか』
セブン「しかし、地球にきていた輩が全部分身だったなんて思わなかったぞ」
ガッツ『分身星人ですからね。私』
セブン「そういえば、そうだったな。すっかり手羽先星人だとばかり……」
ガッツ『て、手羽先なんて……ひどい……』ブツ
セブン「あ……まあいいか」
セブン「さて、次は誰に……」
セブン!セブン!セブン!セブン!セブン!セブン!
セブン「お?誰からだ?」ピッ
セブン「もしもし」
『久しぶりだな。ウルトラセブン』
セブン「君は……誰だ」
『私は、常に闇に住む者。貴様に一つ、忠告してやろうと思ってな』
セブン(あ……こいつペガッサだな)
『今夜の飲み会に行ってはならん』
セブン「なぜだ。それにお前がなぜ知っている」
『ふふふ……貴様は貴様の知らぬところで恨みを買っているからな……ふははははは!あーはっはっ!あーはっゲホッ!ゲホッ!』
セブン「大丈夫か?お前」
『……!別にあんたを心配して電話したんじゃないからね!』ブツ
セブン「唐突なツンデレ属性……本当に大丈夫か?あいつ」
セブン「んー。あらかた電話してしまったな……」
セブン「なにやろうかな」
ゼロ母「あなた~!ちょっといいかしら」
セブン「ん~?どうしたんだい」
ゼロ母「ええ。ちょっとお使い頼めるかしら」
セブン「別に……構わんが」
ゼロ母「それじゃあ、宇宙カツオ節とバードンのモモ肉買ってきてね」
セブン「ああ。行ってくる」
セブン(昼はバードン肉そばか……)
セブン「えーと……宇宙カツオ節とバードン肉……」
「セブンじゃないか」
セブン「ウルトラマン……」
マン「活動停止処分中で、奥さんに頼まれて買い出しという訳か」
セブン「ああ。そういうお前は」
マン「ゾフィーに頼まれてな、昼食の弁当を買いにきた。所謂、パシリだな」
セブン「メビウスに任せたらよかったんじゃないのか」
マン「メビウスに行かせると高確率でカレー買ってくるからな」
セブン「そういえばあいつの好物だったな」
マン「地球でうまかったらしくてな。私も好きだが、さすがに毎日は……な」
セブン「そうだな……毎日は……な」
マン「メビウスは今日も、スペースCоCо弐だがな」
セブン「さすがに体色が黄色になるんじゃないかと心配だな……」
ピコン!ピコン!ピコン!
マン「あ!急がなくては」
セブン「すまない」
マン「いや、私が呼び止めたのだ。こっちこそすまん!私は急ぐ!」ダッ
セブン「宇宙カツオ節もバードン肉も買った」
セブン「帰るか」
「誰~よりも~なによりも~君~だけを~守りたーい~♪」
セブン「あれは確かダイナ……」
セブン「最近時々、遊びに来る別の宇宙のウルトラマンだったな……」
ダイナ「ありがとうございましたー!ドャッ!」
ダイナ「ふう……昼時だとこのぐらいか……ま、昼飯代と宿代は稼げたな」
セブン「これも受け取れ」スッ
ダイナ「セブンさん?!いや~、ありがたいっすね。ありがとうございます」
セブン「こんな事で稼ぐぐらいなら、この星に定住して警備隊にでも入ったらどうだ」
ダイナ「いや、俺はまだやるべき事があるっすから。この星にはたまにくる程度でいいんすよ」
セブン「だが……」
ダイナ「ま、危ない時は俺も力貸しますから、呼んでくれ。それじゃ!」ドャッ!
セブン「まったく……面白い奴だ」
ゼロ母「それでちょっと遅くなったのね~」
セブン「すまん……」
ゼロ母「いいのよ。でもお昼にダイナさんを誘えばよかったのに」
セブン「たぶん、またどこかで会うだろう」
ゼロ母「そうね、また来るでしょうね。彼は」
セブン「ああ。それよりも早く食べよう。のびてしまう」
ゼロ母「そうね。いただきます」
セブン「いただきます」
セブン「うまい」ズズッ
ゼロ母「ふふ。いつもそればっかり」
セブン「だってうまいんだ。お前の作った物で不味かったものはない」ズズッ
ゼロ母「お世辞が上手」ズズッ
セブン「本当だって」ズズッ
ゼロ母「ふふふ」
セブン「あ、そうだ」
ゼロ母「どうしたの」
セブン「今夜、タロウたちと飲みに行くから」
ゼロ母「お休みでも、お付き合い?」
セブン「いや、友人としてだよ」
ゼロ母「いいわよ。行ってらっしゃい。たまには羽を伸ばさないと」
セブン「ああ」
数時間後
ポッポ、ポッポ
セブン「ああ~、もうこんな時間か…」
セブン「そろそろ行くかな」
ゼロ母「あら。飲みに行ってくるの?」
セブン「ああ。行ってくる」
ゼロ母「いってらっしゃい」
セブン「行ってくる」ガチャ
――――――――――――――
セブン「夜十時、プラズマタワー前……」
セブン「なぜだ?誰もいないぞ」
レオー!ウルトラマン!レオー!君の番!
セブン「この曲は……携帯じゃない!」
レオ「レオー!戦えー!」
セブン「レオ……!」
セブン「レオ、エースやタロウ、メビウスは?」
レオ「レオーはそこまで来ている!レオーは怒りに燃・え・て・る‼」ゴゴゴ
セブン「レオ……なんのつもりだ?」
レオ「セブン師匠、今日、俺はあんたにあの時に受けた痛みを教えて差し上げますよ」
セブン「あの時…?まさか、松葉杖で叩きまわした時のか?!」
レオ「違ぁあう!それもそうだが、違ぁあう!」
セブン「まさか……」
レオ「ええ。そうですよ。ジープで追い回された時の事ですよ……!」
レオ「俺は忘れませんよ。あの時の恐怖……あの時の痛み……!その全てを、今日!あなたにお返しします!」
セブン「馬鹿な事はやめるんだ」
レオ「確かに馬鹿な事ですよ。でもね、俺はいつかはやらねばならぬ時だと考えていたんです!」
レオ「自分の嫌がる事は他人にもしないって事を教えなくては……!」ゴゴゴゴゴ
セブン「やらねばならんか……」ゴゴゴゴゴ
レオ「イヤアアアア!」バッ
セブン「ディっ!」パシッ
レオ「てあああああ!」
セブン「光の国で、こんな事をしていいと思っているのか?!」ガッ
レオ「鍛え~た~わーざを捧げ!気ぃ力の武ぅ器を持って!」ドスドス!
セブン「デュワ!」ガガガ!
セブン「やめるんだ!レオ‼やめないか‼」
レオ「あの時、俺も言いましたよ!「やめてください‼死んでしまいます‼」って。でもあなたはやめてれなかった!」
セブン「しかし‼あの時と今は違う!」
レオ「同じですよ。理不尽な暴力も特訓と言えば、許されるように……」
レオ「今の俺も、ただの『特訓』です‼」
セブン「くっ……!」
地球はメトロンに見限られたんだよな?ほっといてもこの星は勝手に滅ぶって…
「お前さんも何だってこんな星を必死に守ろうとしてるんだ?」って言われたのはマックスだっけ?メビウスだっけ?
ところでさっきから弟たちがみんなタメ口なのは…
もう兄弟間の上下関係すらないのか?
エース「セブン兄さん、大変そうですね」
セブン「エース!お前、そこで何をしている?!」
エース「あなたがレオの『特訓』を受けているのを見てるんです」
セブン「飲み会の話は嘘だったのか?!」
エース「いえいえ。嘘ではありませんよ。ただ、ゾフィーの悪口会ではなく、あなたの送別会ですよ!」
セブン「エース!貴様‼」
レオ「よそ見をするなあ‼」バキィ
セブン「ぐぅぅうううう!」ドサァ
レオ「トドメだ」バッ
セブン「?!」
レオ「レォオ!キィィイイイイイック‼」ゴォッ
>>24
マックスの「狙われない街」って話だよ。
ちなみに、それとセブンの「狙われた街」、両方とも今は亡き実相寺氏が監督だった。
>>25、あれ。ウルトラ兄弟ってため口じゃなかったっけ?その辺があいまいで……間違ってたらすまん
セブン「……?」
エース「なっ……」
レオ「貴様は……!」
「見たか!俺の超ファインプレー!」
セブン「お前は……」
ダイナ「ふっ、俺はウルトラマン……ダイナだ!」
レオ「ダイナ?!」
エース「馬鹿な!?」
ダイナ「フゥッ……ハッ‼」
ストロング「ウルトラマンレオ、エース。ここからは俺が相手だ」
>>28
ウルトラ兄弟たちお弟たちは〇〇兄さんとか呼んでるよ。
メビウス本編でも末っ子のメビウスが兄さん言ってたじゃんか
タメ口なのはゾフィー・マン・セブンだけで
ジャック以降は上には兄さん付・敬語だな
レオ「エ、エース兄さん!」
エース「ちぃ……セブンは俺がやる!お前はダイナだ!」
レオ「おう!」
エース「という訳だ、セブン!ここからはこの俺が相手だ」
セブン「エース……!」
レオ「レオパァアンチ‼」ゴゥ
ストロング「ドアア‼」ガシッ
レオ「なんだと?!」
ストロング「ガァアルネイトォォ……ボンッバアアアアア‼」ドゴォオ
レオ「ぬぅうわあああああ‼」バキィッ
>>29~>>31、ありがと。今後、気を付けるわ
あとナルニア見ながらだから遅筆になってる。すまん
セブン「なぜだ?!エース!なぜ、お前とレオが俺の命を狙う?!」
エース「レオが言ってたじゃないか。これは『特訓』だと!」ブンッ
セブン「デア!」バシッ
エース「ゾフィー兄さんが黙認していたから、今まで大人しく弟分として振舞ってたが……」
エース「活動停止処分となった今では、もうその必要はないのさ!バーチカルギロチン!」ビッ
セブン「アイ・スラッガー!」バッ
ガキンッ!
エース「さすがだな……」
セブン「いや……お前の負けだ」
エース「何を言って……!」ピシッ
エース「なんだ?!」ピシっパシッ
セブン「今のアイ・スラッガーと共に一発、ハンドショットを撃ったのさ」
セブン「所謂、ウルトラ・ノック戦法だ。そんな事も忘れたのか。エース……いや」
セブン「ババルウ星人‼」
ババルウ「くそっ……なぜバレた……?!」
ダイナ「ババルウだって?!じゃあ、こっちのレオは……!」
レオ「痛てて……なにするんだ!このプロレス野郎‼」ユラァ
ザラブ「あ!変身が?!」
ダイナ「そういう事か……お前ら、どっちも変身できるんだったな」
セブン「そんな奴らが手を組んでたとはな。何を企んでいる?」
ババルウ「ふん、俺たちが兄弟に成りすまして、警備隊を混乱させている間に、宇宙人連合が地球へ侵攻するなんて口が裂けても言えるかよ‼」
ザラブ「おい、馬鹿っ!」
ババルウ「し、しまった!」
セブン「そういう事か……」
ダイナ「だったらさっさとこいつらを倒さないとな!」
セブン「いや、一人は捕まえる。参考人だ」
ダイナ「おっしゃ!やってやるぜ!」
ババルウ「ひ、ひいっ……!」
ザラブ「に、逃げるぞ」ダッ
ババルウ「ま、待てお前!おいてくな‼」ダダッ
セブン「逃がすか!」
ダイナ「この星でなら!何度だってやれるぜ!ハッ!」
ミラクル「やってやるぜ!」
セブン「ウルトラ念力!」ピカッ
ミラクル「ダイナテレポーテーション!」シュンッ
―――――――――――――――
ババルウ「ひぎゃあ!」ビキイッ
ザラブ「ど、どうした?!のわっ危ないな!」
ダイナ「逃がさねーぞ!この悪党め」ガシッ
ザラブ「は、離せ!このぉ!」
ババルウ「痛い!痛い!痛い!引っ張るな!」ギギギッ
――――――――――――――
セブン「という訳です。無断で市街地戦闘をして申し訳ない」
ゾフィー「いや。よく、宇宙人連合の刺客を捕えてくれた。感謝する。セブン、ダイナ」
ダイナ「やったな。セブンさん」
ゾフィー「そして地球に危機が迫っている。これよりすぐにウルトラ兄弟を筆頭ウルトラ戦士に向かって貰うことになるのだが……」
セブン「……」
ゾフィー「セブン、活動停止処分を撤回する!君が地球防衛部隊の指揮を任せる。地球へ行くのだ」
セブン「は……!」
ダイナ「ゾフィーさん、俺も行くぜ」
ゾフィー「ああ。頼むぞ。二人とも」
セブン「うむ!」
ダイナ「ラジャー!」グッ
セブン「という訳だ。すまない。すぐに向かわなければならなくなった」
ゼロ母『いいのよ。あなたの好きな地球人を、守ってあげなさい』
セブン「ああ」
ゼロ母『負けたりなんかしたら、承知しないんだから!』
セブン「ああ。行ってきます」
ゼロ母『行ってらっしゃい』
ダイナ「それにしても、セブンさん」
セブン「なんだ」
ダイナ「どーしてエースがババルウの野郎だってわかったんです?」
セブン「ああ。それか……それはな……」
セブン「よーく見たら、目つきが悪かった」
ダイナ「あ~……そういう事っすか。ってそれはザラブ星人じゃないっすか!はっはは!」
セブン「ああ……そういえばそうだったかもな。ははははは!」
セブン「さあ、気合を入れていくぞ‼」
ダイナ「ラジャッ‼」
ダイナ「ドャア‼」キィイ
セブン(行ってくるよ。母さん、ゼロ)
セブン(お前たちと同じぐらいに愛している地球人を守るために‼)
セブン「ジュワッ‼」バッ
その日、二つの光が青い星に向かって飛んでいった。
それは、愛する者を守る為、新たなる戦いへと飛び立った戦士の輝きであった。
完
これにてお終いです。
ところどころ知識があやふやになっていた所や、オリジナルの設定(ダイナのタイプチェンジが光の国では無制限や食事とか)だったり
しましたが、読んでくださってありがとうございました‼
セブンの戦いはまだまだ続くと思うけど、いつかはゼロやゼロのお母さんと一緒に幸せにしている所を見たいですね!
だってセブンが好きなんだもん。
これからもみんなで応援しよう‼それじゃ‼
お疲れ様でした。
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