淡「菫せーんぱいっ」 (19)
気分転換に書きました。
クッソ短いです。それでもよければ!
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部室
淡以外座ってます
淡「菫せーんぱいっ」ダキッ
菫「ん?どうした?」
淡「抱きついてみたー」ニヘヘ
菫「……はあ、重いから離れろ」
淡「ぶー、女の子に重いとか言っちゃだめでしょ!デリカシーに欠けるよ!」
菫「じゃあなんて言えば離れてくれるんだ?」
淡「何言われても離れないよ!……んー、うなじがいい匂い……」スンスン
菫「押し付けるなって……やれやれ」
照「……」ポリポリ
尭深「……」ズズ……
照「……平和だね」ポリポリ
尭深「そうですね」
照「……あ、おかしなくなっちゃった」
尭深「はい、どうぞ」スッ
照「ありがとう……手作り?」
尭深「はい。今日は無難にクッキーを作ってきました」
照「……うん、美味しいね」サクサク
尭深「ありがとうございます」ニコッ
誠子「なんだこれ」
淡「むー……後ろから飽きたー!前から抱きつきたいー!」
菫「わかったわかった……しょうがないな」
淡「わーい!」ガバッ
菫「おっと……ふふっ」ダキッ
淡「おお、この包まれるような感覚……」
菫「……こうしてると、子供ができたみたいだな」ナデナデ
淡「私は子供じゃなーいぃ……」
菫「そんなふやけた顔じゃ、説得力ないぞ?」ナデナデ
尭深「……あ、ちょっと眠くなってきちゃいました……」
照「肩、使う?」
尭深「いいんですか?」
照「うん。……尭深になら、いつでもいいよ」
尭深「ふふ、ではお言葉に甘えて……」コテッ
照「……」ペラッ
尭深「すう……」
照「……くすっ」ペラッ
誠子「なんだこれ」
淡「だんだん眠くー……うゆ……」ウトウト
菫「眠くなってきたか?」ナデナデ
淡「うん。菫先輩あったかいし、落ち着くー……」
菫「……仕方ないな。このままがいいか?」
淡「んー……背中が寂しい……」ウトウト
菫「じゃあ背中を預けろ。抱いててやるから」
淡「わーい……えへへ」
菫「しかし軽いな……お前」ナデナデ
照「……」ペラッ
尭深「……」スウスウ
照「んー……私も寝よう、かな」
尭深「……」スウスウ
照「ふふ、おやすみ」コテッ
尭深「……」スウスウ
照「……」スウスウ
誠子「なんだこれ」
淡「んへへ……」スウスウ
菫「……こいつも、疲れていたのかもな」ナデナデ
淡「んん……♪」スウスウ
菫「ふふっ……」ナデナデ
照「……」スウスウ
尭深「……」スウスウ
照「……」
(手を握る音)
尭深「ん……」
(握り返す音)
誠子「なんだこれ」
淡「……♪」スウスウ
菫「はあ……しかし、これじゃ私の作業が出来んな……」
菫「……私も寝るか。最近夜更かしが続いたしな」
淡「んー……♪」スリスリ
菫「……おやすみ」スウ……
淡「……」スウスウ
菫「……」スウスウ
照「……」スウスウ
尭深「……」スウスウ
誠子「なんだこれ」
~二時間後~
キーンコーンカーンコーン
菫「ん……」パチッ
淡「んぅ……?」
菫「ん、下校時間か……」
淡「あさ……?」
菫「帰る時間だぞ。ほら、起きろ」
淡「やだー……」ギュウ
照「……」パチッ
尭深「あ、起きました?」ナデナデ
照「あれ、私……膝枕されてる」クシクシ
尭深「……肩を貸してくれたお礼です」ニコ
照「……ありがとう」ニコ
尭深「じゃ、帰りましょうか」
誠子「なんだこれ」
菫「ほら、わがまま言うな。先生に怒られるぞ」
淡「むー、わかったよっ」バッ
菫「よく眠れたか?」
淡「うん、すっごいよかった!今日から菫の膝は私の特等席だね!」
菫「……物好きだな、お前も」ナデナデ
淡「んー……♪」スリスリ
照「忘れ物、ない?」
尭深「はい」
照「……今日は、ありがとう」
尭深「いえいえ、こちらこそ」
照「……」フフッ
尭深「……」ニコ
誠子「なんだこれ」
帰り道
カーカー(烏の鳴き声)
淡「今日は麻雀、しなかったねぇ」
菫「あー……まぁ、たまにはいいんじゃないか?息抜きも必要だろう」
淡「おおー、珍しい。菫先輩がそんなことを言うなんて」
菫「私を何だと思っているんだ……」ハァ
淡「えっとー、かっこよくてー、美人でー、やさしくてー、あったかくてー」
菫「やめろやめろ、恥ずかしい」
照「何もしなかったけど、楽しかった」
尭深「私も、充実してました」ニコ
照「尭深の膝、柔らかかった」
尭深「あう」カァァ
照「ふふ、かわいい」
尭深「も、もう……」
誠子「なんだこれ」
寮の前
菫「ほら、着いたぞ。手を離せ」
淡「えー……やだよー!」イヤイヤ
菫「そんなこと言っても仕方ないだろ……」ハァ
淡「むむむ……いいもーん!このまま菫先輩の部屋まで行く!」
菫「私の部屋?……面白いものなんて何もないぞ」
淡「わーかってないなー、菫先輩は……」ヤレヤレ
照「……着いたね」
尭深「……着いちゃいましたね」
照「……どうする?」クビカシゲ
尭深「えっ……と、その……じゃあ……」
照「うん?」
尭深「照さんの部屋、で……」カァァ
誠子「なんだこれ」
菫「……まぁ、いい。しかし、本当に何もないぞ?」
淡「だって菫先輩がいるじゃんっ!行くよ!」グイッ
菫「おいっ、いきなり手を引っ張るなっ!っとと」
淡「えへへー」ギュウ
菫「腕を奪うな、歩きづらいだろ」ハァ
淡「いーじゃないですかっ。減るもんじゃないし!」ニヘヘ
菫「はいはい……」フフッ
キョウハタノシカッタナー
ネタダケダロウニ
…ア!ツイデニオトマリシテモ?
アア、カマワナイヨ……
照「このまま、来る?」
尭深「……はいっ」
照「ん、わかった。散らかっているかもしれないけど」
尭深「あ、でしたら片付けますよ?」
照「いいの?さすがに悪い」
尭深「いいえ、私がしたいんです」ニコ
照「……ありがとう」フフッ
カタヅケオワッタラ、ドウシヨウ?
ソノトキニカンガエレバイインデス
……ソッカ、ソウダネ
ハイッ……
誠子「なんだこれ」
誠子「なんだこれ」
あ、カンって入れるのを忘れてました……これで終わりです!
読んでくださった方、ありがとうございました!
誠子ちゃんごめんなさい
淡菫流行れ!
悪くない
むしろ良い
乙
HTML化を依頼してきました
>>14
読んでくださってありがとうございました!
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