モバP「リア充は?」小梅「…爆発」 (26)
P「だよな」
小梅「うん」
P「心を落ち着けようとした非難した先でイチャつく奴らがいたら爆発しろだよな」
小梅「…うん…うん、内臓…ハラワタ…ぶちまけて…辺りは真っ赤に染まり…ふふふ」
P「そこまでリアルに想像したくはないぞ」
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P「でも小梅もそういう知識あったんだな、リア充とか知ってると思わなかった」
小梅「……変?」
P「なーに今時そういう知識くらいあってもおかしくない」
小梅「…う、うん、良かった」
P「ネットスラングくらい誰でも使うさ、何の問題ですか?」
小梅「…何の問題も無い…ね」
P「むしろホラーやスプラッタ知識豊富なのが変とは言わないが凄いと思うぞ」
小梅「…Pさんはそういうの嫌いだもんね」
P「好きや嫌いというか苦手なのよ」
小梅「…私の悪戯に…一杯驚いてくれるし、ふふ」
P「小梅の悪戯は微妙に洒落にならないからなあ…血糊用意して死んだふりは心臓が止まるかと思った」
小梅「(…また一緒に遠征する時は…色々準備しなきゃね)」
P「おーっとその目は何を企んでるのかな?」
小梅「…な、何もだよ」
プイッ
P「話をする時は人の目を見て話そうか」
小梅「…ひゅー…ひゅー…♪」
P「口笛吹けてないぞ」
小梅「あ…Pさんの後ろに」
P「後ろは壁だ」
小梅「うん、その壁に顔が浮きあが」
P「ストップ」
小梅「えー」
P「まあ聞け小梅、人間ってのはな丸が三つあるとそれが顔に見えちゃう物だ」
P「つまりそういう類のは全部錯覚だ錯覚、だから小梅が見えた顔も壁の染みにすぎない」
小梅「…で、でも今浮かび上がってる最中だよ?」
P「」
小梅「ほら…Pさん、振り向いてみて?そ、そしたらそれが…今も動いているのが解るか───」
P「とうっ」
ヒョイッ
小梅「…きゃっ」
P「よし確保」
ギュウ
小梅「あ…うぅ…駄目…駄目…」
P「聞けないな、小梅が驚かすから悪い」
小梅「でも…はず、恥ずかしい…」
P「…普段映画観るときは自分からこうしてくるのにか?」
小梅「それとは別…後…ふ、不意打ちは…卑怯…」
P「かわいい」
P「ちなみに今の状況を具体的に説明すると」
P「ソファーに向かい合って座っていた状態から小梅を持ち上げ」
P「膝の間に収め抱きかかえた状態」
小梅「…あ、あの?…誰に喋ってるの?}」
P「あの子みたいな物」
小梅「…あの子なら、今はいないよ?」
P「そうだったか、というかいつも一緒という訳じゃないんだな」
小梅「うん、そうだよ…あの子にも色々…用事があるみたい…なの…」
P「知りたいような知りたくないような」
小梅「…大丈夫だよ…私が見てる映画みたいな…ま、真似はしないって言ってる」
P「へー」
小梅「むしろたまに怒られちゃう、かな…たまには女の子らしいのも観なさいって…ふふ」
P「(案外気が合いそうだなあの子)」
小梅「あ…で、でも噂話みたいなちょっとした怖い事は…たまにしてるって、楽しいから」
P「………………」
小梅「…悪戯っ子だね」
P「小梅に似てな」
小梅「むぅ…」
P「ところで…恥ずかしいのはもういいのか?」
小梅「あ…それは…」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「それは?」
小梅「…もういいよ」
ポフッ
P「おっと」
小梅「ふふ…暖かい」
P「軽いなお前は、体重かけられても軽い」
小梅「いつもはこうするの…映画の時、だけだけど…」
小梅「…何もない時でも……いい、ね」
P「そうだな、心地いい重さだよ小梅は」
小梅「…♪」
P「しかしだ…俺はさっきの恨みをまだ忘れちゃいないぞ」
小梅「え…」
P「驚かせてくれてよーまだ壁に顔はあるのかー?」
小梅「…え、えっと…冗談、だ、だから」
P「もう壁をみる度あの話を思い出すな、ああ酷いな小梅は」
小梅「あ、あの…あの…あの…」
P「だから、だ」
ギュッ
小梅「……ん…っ?」
P「こうして小梅を抱えて…怖さを紛らわすしかないな」
ギュー
小梅「…うん、仕方ないね」
P「ああちかたないね」
小梅「私のせいだから…ふふ」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
………
……
…
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
ちひろ「あの、そろそろいいですかね?」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
P「………………」
小梅「………………」
ちひろ「いや反応して下さいよ!!アンタらは漫☆画太郎ですか!?」
P「もう何ですかちひろさん」
小梅「そうだよ…」
ちひろ「え?何?私が責められるの?とにかくどっからどうみてもイチャついてるその姿止めて下さい」
P「大丈夫ですよ、他人に見られてもこれは今度の映画のレッスンとか言えばなんとかなります」
ちひろ「こんなシーンありませんけど」
小梅「うん…ホラー映画お約束のカップ…ルの…あ、違…」
P「ん?ん?ん?」
小梅「う、うううぅぅぅ…ば、爆発…しそう」
ちひろ「ホラー映画お約束の殺人鬼来ないかなぁ」
P「ま、でもいつまでもこのままって訳にもいかないか」
小梅「うん…そうだよね」
ちひろ「解ってくれましたか」
P「続きはまた別でやるか」
ちひろ「」
小梅「…ふふ、そして逃げた先でつかの間のラブシーン………はだ、駄目っ!」
P「今度の映画よろしく全年齢向けシーンくらいならどうだ」
小梅「…………………いい、かな」
P「よし」
ちひろ「よくねえよ」
P「今度の映画のためにもしっかりやらないとな」
ちひろ「だからそんなシーンありませんって、あったらファンが殺到しますって」
小梅「…なら、Pさんが一緒に演じてくれたらいい…ふふふ」
P「CDの次は映画デビューか…俺も遠いところまで来たな」
ちひろ「」
P「冗談はさてきそろそろ行くか、それではちひろさんお疲れ様でした!」
小梅「お、お疲れ様でした…」
ちひろ「リア充爆発しろ」
おしまい
読んでくれた方ありがとうございました
小梅とアイプロを歩いてると生きていて良かったなと思います
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