アスカ「一回の説明で理解できないなんてアンタの脳腐ってんじゃないの！？」


楽「ぐっ……」

楽(こいつ……でかい態度、生意気な発言……腹立つぅうううう！)

アスカ「もう一度アスカ様が説明してあげるんだから、ひれ伏して聞きなさいよねっ！」

楽「へーへー」

楽(あーもうめんどくせー)

アスカ「ちょっとナナヒカリ聞いてんの！？」

楽「俺はナナヒカリじゃねぇ！！」

アスカ「親がちょっとしたマフィアだからって威張ってるじゃない！」

楽「はぁ～～～！？　俺がそのせいでおの――」

アスカ「おの？」

楽(あっぶねー！　危うく小野寺に告白できねーっていうところだったー！)ﾊｧﾊｧ

アスカ「ちょっと途中でやめないでよ！　気になるじゃない！」

楽「い、良いからさっさと説明しろよ！」



下っ端「ぼっちゃん……あんなに楽しそうに」ｸﾞｽｯ

下っ端「あんな美少女と付き合えてよかったっすね！」ｳﾙｳﾙ



二人＜ぎゃーぎゃーっ！



親父(約束は果たしたぞ……)

アスカ「だからね、私がこっちで住んであげてる家とナナヒカリの家は抗争寸前なの」

楽「ああ、知ってるよ」

楽(マフィアが日本に来るなよな……)ﾊｧ…

アスカ「だから、私とナナヒカリが恋人の振りをすることで抗争は収まるってわけ！」

楽「だからそれが意味わかんねーって言ってんだろ！！」

アスカ「はぁ！？　アンタばかぁ！？」

楽「バカはてめーと親父たちだぁああああ！！」

アスカ「はぁああああ！？　アンタ他人のことバカにして何様のつもりよ！！」

楽「先にバカにしたのはてめぇだぁああああ！」



二人＜ぎゃーぎゃー！！



親父(だ、大丈夫か？)

学校

楽「……くっそー、何で俺が親父たちの事情に巻き込まれなきゃならないんだよ……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

アスカ「ほーんと、ガキなんだから。どうしようもないんだから割り切りなさいよね」ﾌﾝｯ

楽「……それじゃあ、お前は俺と恋人のフリを本当にできんのかよ」

アスカ「はぁ？　アスカ様を見くびらないでほしいわね！」

楽「どうだか？」ﾊｯ

アスカ「ほんとムカつくわね！」

楽「じゃあ、お前は俺と、



　手をつないだりキスしたりできるのかよ！！」




アスカ「えっ？」ﾎﾞｯ///

楽「えっ？」

楽(うわ、顔真っ赤でかわ……)



バキッ！！



楽「」ﾄﾞｻｯ

アスカ「さいてー！　変態！　屑！　三回死んで詫びなさい！！」

楽(さ、最悪……だ)ｶﾞｸｯ




[壁]ω･*)。。(一条君楽しそう……)ﾁﾗｯ

楽「ててて……」

アスカ「なっさけないわねぇ！」ﾝｯ

楽「え？」

アスカ「ほら、アスカ様が手を差し伸べてるんだから泣いて喜びなさいよっ///」ﾌﾟｲｯ

楽「あ、ああ、すまん」ｸﾞｲｯ

アスカ「えっ、ちょっ？」ﾖﾛｯ



|壁|ωﾟ)!



楽「な、なな///」ｷﾞｭｰｯ

アスカ「いてて……え？」ｷﾞｭｰｯ

楽「こ、これは、ちが――」



ドカスカバキドゴ！！



楽「」

アスカ「さ、さいてーね！！」ﾊｧﾊｧ

楽(本当にこんなゴリラ女と恋人のフリし続けなきゃいけねーのかよ……)


アスカ「……っ」ﾋｮｺ

楽(最悪だ……俺と小野寺の青春ライフが…)

アスカ「………」ﾋｮｺﾋｮｺ

楽「……ん？　お前…」

アスカ「なんでもないわよっ！」ﾋｮｺﾋｮｺ

楽(さっきので足をひねったのか？)

アスカ「私は大丈夫だからさっさと行きなさいよ！　遅刻するわよ！」

楽「………」


|壁|ωﾟ)!

アスカ「最悪……こんなもやしに背負われるなんて…」

楽「へーへー。だけど、捻挫を舐めてると痛い目に遭うからな。我慢しとけ」

アスカ「………(こいつ…私のことを考えて……)」

楽「特におめーみてーにスタイル良い奴が歩き方おかしくなるなんてもったいねーからな」

アスカ「へっ///」

楽「ん？　どした？」

アスカ「な、なんでもないわよばかっ！///」

楽「………？」

アスカ(こいつ、さらりと……)ﾑｩ…



　こうして楽とアスカの偽物の恋人生活が始まった。。。

小野寺を千石撫子にしようとしたけど、楽と千石の会話を成り立たせる技術がなかった……ｏｒｚ



舞台設定はどっちがいいかな……

初号機にのる楽

もしくは

マフィアの娘アスカ

よく考えたら、千棘をアスカに変えても特に変化する部分がなかったので、楽がエヴァのほうに行った設定に変えます。