安部菜々「パワプロ」 (42)

※モバマスSS
 鬱ではない。でもやっぱるパワプロ知らない人はごめん。

 安部菜々「パワプロ……?」
 安部菜々「パワプロ……?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398862965/)の続きです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399348348

事務所


菜々「うーん……こんな感じですかね。あとは登録するだけ、と」カチカチ

菜々「ナナもずいぶん操作に慣れてきましたねえ」

杏「あ、菜々さんゲームしてる。何してるの? メガドライブ?」

菜々「いきなりなんですか! せめて64とかワンダースワンとかスーファミって言ってくれませんっ?」

杏「ごめんごめん。ゲームウォッチだったね」

菜々「どこまで老けさせれば気がすむんですか!」

杏「さすがにアレだったね。で、本当に何してるの?」

菜々「パワプロです」

杏「パワプロ? 菜々さんが?」

菜々「友紀さんにもらいました。そろそろ2012に切り替えていく、って。ナナが今やってるのは2011です」

杏「お、おう……何故か2年前のに切り替えるユッキもユッキだけど、菜々さんもなんでそれやってるの?」

菜々「いやー、戦国編がおもしろくてですねえ」

菜々「あと、妄想で事務所の子たちを選手にするのも、やってみるとなかなか楽しいんですよ」

杏「ほうほう。ちなみに誰を作ったのかな?」

菜々「今できて登録直前なのは、きらりちゃんです」

杏「能力の一部が簡単に予想できるんだけど、パワーはカンストしてるでしょ」

菜々「御名答ですね☆」

杏「他の能力はどうなのかな? 強くしてるのか、それとも他選手とのバランスを考えて一点特化か」

菜々「ナナは全力できらりちゃんを育てました! ……その言い方だと杏ちゃん、もしかしてパワプロ知ってます?」

杏「まあ、一応ねー」

菜々「へえ、なんだか意外ですね。イメージと合わないっていうか」

杏「パワポケやってたんだよね。話が面白いから」

菜々「へえ……それ、パワプロとは違うんですか?」

杏「最初はパワプロの外伝として始まったんだよ。サクセスがメインで、パワプロより物語に力を入れてる感じかな」

杏「まあ、やってみればいいと思うよ(マジキチスマイル)」

菜々「ですね。機会があればやってみます」




仕事しつつ聞いてた事務員(実際やったらどんなリアクションするやら……)カタカタ

杏「で、きらりはどんな感じなの?」

菜々「全力で育てましたので、普通に強いと思います!」

菜々「これがきらりちゃんの能力です!」

>>1の妄想とサクセスの都合です。イメージと違ってたらすまぬ。


きらりん☆ 右投右打 一/外/三

弾道   4
ミート  A 82
パワー  S 100
走力   D 50
肩力   A 99
守備力  D 60
耐エラー C 57

特殊能力
チャンス4 ケガしにくさ4 広角打法 レーザービーム
強振多用 積極打法 積極盗塁 積極守備 体当たり 選球眼 打撃信頼感


杏「強すぎィ!」

菜々「言ったじゃないですか。全力で育てたって」

杏「パワー強い代わりに鈍足かと思ったよ」

菜々「力が強いってことは、運動能力が基本的に高そうじゃないですか」

菜々「なので特別低い部分は作りませんでした!」

杏「そういや威圧感ついてないね。つけてるんじゃないかなって思ったけど」

菜々「いらないかなーって。つけられないという事情もありましたけど」

菜々「そんな怖いってわけでもないんですから」

杏「……だね。きらりはちょっと力が強いだけの普通の女の子だし」

杏(普通の女の子が妄想ステータスとはいえパワーSってのもアレだけど)

菜々「そもそも威圧感なくても強いですから」

杏「だね。こんなのペナントに入れて回したら無双しちゃうよ」

菜々「本当にそうなるか、今から試してみようかなって思ってます」

杏「ほうほう。入れるチームは?」

菜々「それはもちろん、キャッツですよ!」

※ジャイアンツ(2011)です。蔑称は使わん方向で。

菜々「というわけで、登録登録っと」

菜々「身長は高くして、経歴は高卒、プロ1年目……」

杏「背番号は186にしよう(提案)」

菜々「三ケタとかいいんですか?」

杏「仮に杏のこと作ったら、背番号210の誕生日2月10日にしてたでしょ?」

菜々「誕生日はちゃんとしますけど、背番号は否定できないですね……」

菜々「……ちなみにナナを作ったら、杏ちゃんは背番号いくつにします」

杏「17」

菜々「即答でしたね……」

杏「経歴も大卒17年目にする」

菜々「それじゃあ39歳じゃないですか! ナナ17歳ですからぁ!」

菜々「まさか友紀さんの設定より上にされるとは思いませんでしたよぉ……」

菜々「さて、登録も完了したので!」

菜々「キャッツ(2011)にきらりん☆選手を加入させます!」

杏「入れ替え対象は?」

菜々「ポジションが被るので小笠原選手で!」

杏「サンキューガッツ。フォーエバーガッツ」

菜々「小笠原選手ときらりん☆選手のトレードにより、アイドル小笠原が誕生!」

杏「それって、杏がガッツとユニット組まなきゃいけないってこと?」

菜々「そうなりますねえ。杏きらではなく杏ガツですね」

杏「そんな『サンガツ』みたいに言われても」





話を聞きながら仕事中の事務員(一部にしか売れなさそう……ナシね)カタカタ

菜々「スタメンはこうなりました!」

杏「どれどれ」

※2011なので若干懐かしい名前があったりします。


1 二 藤村
2 中 長野
3 捕 阿部
4 一 きらりん☆
5 遊 坂本
6 右 ラミレス
7 左 高橋由
8 三 亀井
9 投 投手


菜々「……どこかで見たことある並びだと思ったら、ウサミンのときと同じじゃないですか」

杏「? 何それ」

菜々「友紀さんがナナを選手として作って、キャッツに入団させたんです」

杏「選手としての菜々さんねえ……エラー回避Gだったでしょ。自爆属性で」

菜々「友紀さんはAにしてたましたよ。え、円熟の技とか言って……」

杏「あ、そうなんだ……だったら守備力Aにすればよかったのに」

杏「そうそう、いぶし銀ついてた?」

菜々「つけられてました」

杏「あと肩と走力が低そうだよね」

菜々「そのイメージを共有されても困ります……」

杏「ま、菜々さんの話はおいおい聞くとして……ペナント回してみなよ」

菜々「そうですね。それじゃあ開始します」カチカチ

菜々「高速試合にして、と」

 >プレイボール!!
 
 >ゲェームセッ!!

杏「さてさて、どうなったかな?」

菜々「えーと……3打数1安打1四球ですね。あと三振1です」

杏「最初だからこんなもんかな。さすがのきらりといえども最初はプロのスピードに戸惑っている様子」

杏「でも、なんかここから調子あげてきそうな気はするよね」

菜々「能力が能力ですからねえ」

菜々「それでは、交流戦開始直前まで飛ばしますよー」カチカチ


菜々「交流戦開始前になりましたー」

杏「キャッツ、圧倒的首位」

菜々「優秀な四番がいますからねえ」

杏「実際に貢献しているのかいないのか。個人成績を見てみよう」


きらりん☆
.363(168-61) 28本塁打 51打点 1盗塁
得点圏.324 三振19 四球25 併殺4 出塁率.449 猛打賞5回

杏「やっぱり強すぎィ!」

菜々「ウサミンとは全然違います……こ、これがリアル17歳……?」

杏「成績の順位はどうなってるのかな?」

菜々「本塁打、打点、打率、得点圏、出塁率、四球で1位です。あと併殺がワースト4位ですね」

杏「ほうほう。きらりん☆がキャッツ独走の原動力なのは間違いないわけだ」

杏「他の記録は?」

菜々「ここまでで連続出塁37、連続試合安打18ですね」

菜々「それから三打席連続本塁打と、一試合最多塁打13がついてます。どちらもヤクルト戦での記録ですね」

杏「へー。よりにもよってヤクルトかあ。これはユッキ喜びそうだなあ」

菜々「どうしてですか?」

杏「今日のユッキ、始球式の仕事があるんだって。ヤクルト戦で」

杏「つば九郎相手に投げるらしいよ」

菜々「なんでつば九郎なんですか……?」

杏「前半戦も終わってないのにこの成績となると、どこまで伸ばせるか期待しちゃうね」

菜々「確かに。では、オールスターまで飛ばしますね」カチカチ


~ミミミンミミミン(スキップ中)~


菜々「オールスター選出です」

杏「当然の結果すぎて驚きがあまりない」

菜々「でも何故かサードとしてスタメンに入ってます」

杏「本職ファーストなのにね」

菜々「この能力ならMVP取れたりしちゃうんじゃないですかねえ」

杏「期待はしていいかもね。それじゃあオールスター行ってみよう」

菜々「1戦目。四番サードで出場」

菜々「フル出場して2-1、四球1です。三打席しか回ってきませんでした」

杏「なおセリーグは勝ちました」

杏「1対0の白熱した投手戦だったねー」

菜々「続いて2戦目。これも四番サードで先発」

菜々「2-0でしたが、二打席目のセカンドゴロの間に1点を入れました」

菜々「6回にチャンスで打席が回ってきましたが、ここでラミレス選手を代打に出されて交代です」

杏「そしてそのラミレスがスリーラン含む2ー2で大活躍。MVPかっさらっていっちゃったよ」

杏「さーて、前半戦終わって、きらりん☆の成績はどうかな?」

菜々「もう55本打ってたりなんかしないですよね?」ワクワク

杏「O氏激怒どころの騒ぎじゃないね」

杏「手動でもしないかぎりないとは思うよ。良くて40本いくかいかないかじゃないかなあ」

菜々「それはそれですごいですけどね。 じゃあ、見ていきますよー」


きらりん☆(前半戦終了まで)
.337(335-113) 39本塁打 77打点 1盗塁
得点圏.313 三振43 四球64 併殺6 猛打賞10回


杏「現状三冠王だねえ。ホームラン39か」

菜々「この調子を維持してもらいたいです!」

杏「他にも四球が1位かあ」

※出塁率も1位だったが数字メモ忘れ

菜々「得点圏打率は5位ですね」

杏「って、得点圏1位新井さんじゃん」

菜々「これは辛くないです」

杏「併殺のベスト10にも入ってないし……これは護摩行の効果が出たみたいですね」

菜々「ま、まあ新井さんはいいじゃないですか。今はきらりん☆ですよ!」

杏「そだね。じゃあ、クライマックスシリーズまで行ってみようか」


クライマックスシリーズ前

杏「当然キャッツ優勝だったね」

菜々「18ゲーム差ですよ? 圧倒的すぎましたね」

杏「強すぎるからね。しょうがないね」

杏「さて、個人成績は一応確定したわけだけど……先に見ちゃう? それともシーズン終わらせる?」

菜々「先にシーズンを終わらせちゃいましょう」カチカチ

菜々「クライマックス第1ステージは2位ヤクルト対3位阪神ですね。で、阪神が勝ち上がってきました」

杏「第2ステージはキャッツ対阪神か」

杏「さっそく1戦目の結果を見てみよう」

菜々「3-0でキャッツ勝利です。きらりん☆は……あ、先制二塁打と追加点のホームランでヒーローですね」

杏「さすがだねえ。ところで菜々さんはヒーローになれたの?」

菜々「…………ま、まあそこそこ活躍しましたよ?」

杏(なんかウソっぽい気がする)

菜々「さて、第2ステージ2試合目!」

杏「結果だけさくっとどうぞ」

菜々「2-2で引き分けです。きらりん☆は4-2、2四球選びました。あとエラー1です」

杏「ふうん。阪神ファンには悪いけど、首の皮1枚つながったって感じだね」

菜々「3試合目もやっていきますよー」カチカチ

杏「さて、結果は?」

菜々「3-0で勝利です。日本シリーズ進出決定!」

杏「おめー」

菜々「きらりん☆は初回の先制打を含む3打数1安打1四球でした」

杏「まあまあってところかな。日本シリーズではもっと打ってほしい(小並感)」

菜々「さあ日本シリーズです」

杏「相手は日ハムだね」

菜々「ダルビッシュ投手が強敵ですね……」

菜々「他にも武田勝投手やウルフ投手もいます」

杏「多田野投手や斎藤佑投手もいるからね。一筋縄ではいかないね(ニッコリ)」

菜々(……どっちも大して能力高くなかったような?)

杏「さあさあ菜々さん。サクッといっちゃってよ」

菜々「あ、はい。じゃあ進めていきますね」カチカチ

~ミミミンミミミン(ダイジェスト)~


1戦目
 先発はキャッツが内海、ファイターズがダルビッシュ。
 試合は2対2のまま延長戦に入り、ラミレスが増井から犠牲フライを打って勝ち越し。
 そのまま山口が抑えて勝利。
 きらりん☆ 4打数1安打 本塁打1 四球1


2戦目
 キャッツは澤村 日ハムが武田勝 
 9-1で圧勝。澤村が完投勝利。
 きらりん☆ 2打数1安打 3四球


3戦目
 キャッツは西村 日ハムがケッペル
 長野・ラミレス・阿部がそれぞれ打点を挙げて、3-0で勝利。
 きらりん☆ 3打数0安打 1四球


4戦目
 キャッツは東野 日ハムがウルフ。
 これまた長野が二点タイムリーを放ち、それが決勝点となり日本一。
 きらりん☆ 3-0 2三振 1四球


菜々「キャッツ日本一!」

杏「いやー……なんの面白味もないストレート勝ちだったね」

杏「しかもきらりん☆は最後ちょっと失速してたしさ」

菜々「いいじゃないですか。ホームラン打ったんですし」

杏「まあねえ。でも、もうちょっと活躍してほしかったかな?」

菜々「レギュラーシーズンの成績は圧倒的かもしれませんよ?」

杏「途中まではそうだったからねえ」

杏「でもパワプロは神の見えざる手が働くことがあるから、どうなってるやら」

菜々「じゃあ、見ていきますよー」カチカチ

ベストナイン(セ)

投 バリントン(広)
捕 阿部(キ)
一 きらりん☆(キ)
二 東出(広)
三 森野(中)
遊 鳥谷(神)
外 長野(キ)
  ラミレス(キ)
  高橋由(キ)



ベストナイン(パ)

投 ダルビッシュ(日)
捕 嶋(楽)
一 中村(西)
二 本多(ソ)
三 松田(ソ)
遊 中島(西)
外 内川(ソ)
  糸井(日)
  栗山(西)
指 稲葉(日)


ゴールデングラブ(セ)

投 石川(ヤ)
捕 谷繁(中)
一 栗原(広)
二 東出(広)
三 宮本(ヤ)
遊 木村(広)
外 廣瀬(広)
  下園(De)
  バレンティン(ヤ)
  


ゴールデングラブ(セ)

投 杉内(ソ)
捕 銀仁朗(西)
一 カスティーヨ(ロ)
二 後藤(オ)
三 高須(楽)
遊 中島(西)
外 [スペランカー](ソ)
  伊志嶺(ロ)
  栗山(西)



菜々「きらりん☆選手はベストナインだけでしたね」

杏「ゴールデングラブとベストナインに5人も送り込んでる広島っていうチームは、さぞかし強いんだろうなあ(適当)」

菜々「ちなみに5位でした」

菜々「次は個人タイトルです」カチカチ

>>21
こんなことになるとは知らんかったわwwwwwwwwww

個人タイトル


       セリーグ       パリーグ
MVP    きらりん☆(キ)   ダルビッシュ(日)
新人王    きらりん☆(キ)   斎藤佑(日)
本塁打王   きらりん☆(キ)   中村(西)
打点王    きらりん☆(キ)   中島(西)
首位打者   きらりん☆(キ)   内川(ソ)
盗塁王    藤村(キ)      本多(ソ)
最多安打   きらりん☆(キ)   内川(ソ)
最高出塁率  きらりん☆(キ)   内川(ソ)
最多勝    西村(キ)      ダルビッシュ(日)
最優秀投手  バリントン(広)   ダルビッシュ(日)
最優秀防御率 バリントン(広)   ダルビッシュ(日)
最多奪三振  館山(ヤ)      ダルビッシュ(日)
最多セーブ  藤川(神)      武田久(日)
                  馬原(ソ)
最優秀中継ぎ 山口(キ)      ミンチェ(西)



菜々「日本シリーズMVPは長野選手、沢村賞はダルビッシュ投手でした」

杏「【悲報】どすこい最多セーブ逃す!」

杏「しっかしきらりん☆は圧倒的だったねー」

菜々「詳細な成績も見てみましょう」カチカチ



きらりん☆(シーズン終了)
.346(537-186) 51本塁打 120打点 4盗塁
出塁率.441 得点圏.328 三振67 四球91 併殺14(ワースト5位) 猛打賞16回

連続試合出塁 39試合
三打席連続本塁打 2回
1試合最多打点 6打点
月間MVP 3回(4月 5月 8月)

シーズン本塁打歴代7位


杏「これは球史に残る大巨人きらり」

菜々「……でも本塁打記録は超えられませんでしたね」

杏「こんなところまで圧力がかかっているのか」

菜々「すごい無双プレイでしたねー」

杏「あの能力じゃしょうがないよ。もっと弱い感じのじゃないと」

杏「杏でやってみたらいいんじゃないかな。戦力にならなそうでしょ?」ドヤァ

菜々「ドヤ顔で言うことじゃないんですけどねえ……」

菜々「……あ」

杏「どしたの?」

菜々「確かこの中に、友紀さんが作った杏ちゃんのデータが入ってたはずです。作ったアイドル選手一覧を見せてもらったときいましたもん」カチカチ

杏「さすがはユッキ。もう作ってたか」

菜々「いました! 杏選手です!」

杏「名前が緑と青……外野と捕手か。また面倒なポジションを……」

杏「能力はどんな感じ?」

菜々「えーっと、こうですね」カチッ


杏 右投両打 外/捕

弾道   3
ミート  F 30
パワー  F 30
走力   F 30
肩力   F 30
守備力  F 30
耐エラー F 30

特殊能力
チャンス4 サブポジ4 対左投手4 盗塁4 走塁4 送球4
アベレージヒッター パワーヒッター 広角打法 流し打ち 固め打ち 粘り打ち
バント○ 内野安打○ 連打○ 初球○ チャンスメーカー
満塁安打男 サヨナラ本塁打男 逆境○ 代打○ ローボールヒッター
いぶし銀 レーザービーム 守備職人 ブロック○ キャッチャー○
ムードメーカー ムード○ 意外性 対エース○ ゲッツー崩し ささやき戦術
フルカウント○ 打撃信頼感 守備信頼感 慎重打法 慎重盗塁 慎重走塁 選球眼



菜々「ほら、これが杏ちゃんですよ!」

杏「なんで杏にこんな大量の特殊能力が」

菜々「局面局面で力を発揮するってことじゃないですか?」

杏「あー、なるほど……普段は面倒くさがって足を引っ張る、と」

杏「だからって杏にパワーヒッターとかレーザービームとかは無理があると思うけどなあ」

菜々「経験点が余ったんじゃないんですか?(適当)」

菜々「これでペナント回したらどんな成績になるか気になりますね」

杏「うーん、大した成績残せないと思うけど……一応やってみようか」


菜々「では、さっきと同じく小笠原選手とトレードで杏ちゃんをキャッツに入れます!」

杏「ポジションが被っているわけでもないのに追い出されるガッツ」

菜々「スタメンはこのようになりました!」



1 二 藤村
2 中 長野
3 遊 坂本
4 捕 阿部
5 右 ラミレス
6 一 高橋由
7 左 杏
8 三 亀井
9 投 投手


杏「さすがに四番はないか」

菜々「正直九番辺りもありそうでしたけどね」

菜々「では、今回はシーズン終了まで一気にいきますよー!」

思いがけないところで引っかかることはあるから、sagaは入れておいた方が良いよ

>>28
そだね。というか今までずっと「sage」でやってしまってたな……
言ってくれてありがとう。

菜々「……………………」

杏「……………………」

菜々「長いですね」

杏「1シーズンだからね」

菜々「それにしても多村選手が変換されるとは思わなかったですね」

杏「他に誰かいるかな?」

菜々「適当に名前列挙すれば出てくるかもしれませんね」

杏「まずは……金本知憲」

菜々「山口俊」

杏「阿部慎之助」

菜々「多田野数人」

杏「小笠原道大」

菜々「野村謙二郎」

杏「川崎宗則」

菜々「山本浩二」

杏「能見篤史」

菜々「内川聖一」

杏「新井貴浩」

菜々「どうでしょうかね」

杏「どうだろうね」

杏「ウゴ・ケ[ピザ]」

菜々「これは前回ありましたね」

杏「そっか。じゃあ引っかかるかな?」

杏「他には…… [ピザ] 田修一」

菜々「それはあんまりじゃないですか?」

杏「三村かな子」

菜々「暇だからって畜生度が上がってませんか?」

杏「冗談冗談……って言ってるそばから結果が出たみたいだね」

菜々「日本シリーズではキャッツと日ハムの試合ですね」

杏「7戦目までもつれる展開……勝ったのは、なんとキャッツ!」

菜々「おめでとうございます!」

杏「さ、杏の記録を確認するよー」



.292(507-148 2位) 20本塁打 67打点 盗塁0
得点圏.333(2位) 三振82 四球40 犠打29(リーグ3位) 併殺9
出塁率.343 猛打賞11回


杏「まあ……悪くない、かな」

菜々「なんで凛ちゃんっぽくなったんですか?」

杏「基礎能力の低さを特殊能力でうまくカバーできたかもね。ホームランも2桁いったし」

杏「打率も3割切ったけど2位で終われたし、上々じゃないかな」

菜々「ちなみに今回3割を打ったのは青木選手だけでした」

杏「それとケデブ選手こと村田選手は打率.217、本塁打15の打点54、いい感じで冷えてるねー」

杏「タイトルはどうだったのかな」

菜々「さすがにGG賞は厳しいかもですが、ベストナインなら……」カチカチ

菜々「……あー……」

杏「どうだった?」

菜々「入ってないですねえ。外野は長野選手、青木選手、ラミレス選手です」

杏「そっかー。GGもだよね」

菜々「入ってないです」

杏「打率リーグ2位の活躍を見せたのになあ」

菜々「その他タイトルはこちらです」


セリーグ
MVP    西村(キ)
新人王    澤村(キ)
本塁打王   畠山(ヤ)
打点王    畠山(ヤ)
首位打者   青木(ヤ)
盗塁王    藤村(キ)
最多安打   青木(ヤ)
最高出塁率  青木(ヤ)
最多勝    内海(キ)
最優秀投手  西村(キ)
最優秀防御率 西村(キ)
最多奪三振  館山(ヤ)
最多セーブ  山口(ど)
最優秀中継ぎ 山口(キ)

パリーグ
MVP    ダルビッシュ(日)
新人王    斎藤佑(日)
本塁打王   内川(ソ)
打点王    中村(西)
首位打者   中村(西)
盗塁王    伊志嶺(ロ)
最多安打   内川(ソ)
最高出塁率  内川(ソ)
最多勝    ダルビッシュ(日)
最優秀投手  ダルビッシュ(日)
最優秀防御率 ダルビッシュ(日)
最多奪三振  ダルビッシュ(日)
最多セーブ  牧田(西)
最優秀中継ぎ ミンチェ(西)


杏「【速報】どすこい最多セーブ獲得!」

杏「これはメジャーも黙っていない(白目)」

菜々「セリーグは山口投手以外、見事キャッツとヤクルト一色に染まりましたねえ」

杏「タイトル獲った数でもチームの成績も、ゲームの中ではキャッツがヤクルトを上回ったね」

杏「これをユッキに教えてあげれば、今日の始球式ますます張り切るかも」

菜々「あ、それじゃあメールで教えてあげましょうっ」

杏「無理無理。そろそろ開始の時間だからユッキ読めないよ」

杏「ところで菜々さん、なんでメール送るのに携帯取り出してるの?」

菜々「はい?」

杏「菜々さんポケベルじゃないの?」

菜々「いじり方ちょっと雑じゃないですかっ?」

そのころ神宮球場


実況「本日の始球式は、CGプロのアイドル姫川友紀さんです!」

実況「野球経験者であるという彼女を迎え撃つのは、なんと! 何故か! ヤクルトマスコットのつば九郎!」

友紀「いくよー! 空振り取ってやる!」

つば九郎「こい ひめかわ」

実況「さあ姫川ふりかぶって第1球! 投げました!!」

ビシュッ!

ドゴ゙ォッ!!

友紀「あ」

実況「おーっと渾身のストレートがつば九郎の頭部に命中! うずくまるつば九郎! おっと立ち上がった! そして姫川の方に向かっていく!!」

つば九郎「ひめかわ はをくいしばれ」

友紀「よーし! 乱闘だー! キャッツ全軍続けー!!」

キャッツベンチ『ファッ!?』

友紀「まずはペンギンより先に、細くて楽に倒せそうな燕太郎を狙おう!」

燕太郎「ファッキューユッキ」


END

以上。くぅ疲。
お粗末様でした。好き勝手書いた。燕太郎今までお疲れ様。
読んでいただいた方、あと指摘してくれた方、ありがとうございました。

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