上条「さて、布団でも干すかな」ｶﾞﾗｯ

少女＆バラバラ死体「……」

上条「ギャーー！！！」

上条「ど、どうなってるんだ？」

少女「お腹へった」

上条「それどころじゃないだろ、下みろよ」

少女「え？……ギャーー！？」

少女「いったい何が起こってるの！？」

上条「解らん！でもとりあえず証拠の隠滅を」

少女「待って！微かに息をしてる」

少女「ひょっとしたら助かるかも」

上条「どうしたらいいんだ？」

少女「何の能力の無い人がいればいいんだけど」

上条「何の能力の無い人…」

上条「土御門っ！土御門いるかっ？」

舞夏「アニキならいないぞぉ」

上条「舞夏でもいい、来てくれ！」

舞夏「いったい何のよ…ギャーー！？」

上条「詳しいことは後で聞くから！」

上条「今はそいつの言うこと聞いてくれっ」

少女「始めるんだよ！」

舞夏「何を？」

上条「治療だよ」

～数分後～

ウルフマン「ここはどこだ？」

上条「学園都市だよ」

ウルフマン「学園都市だぁ？」

ウルフマン「それより、どうなってんだこの状況？」

上条「それは…

と、いうわけで」

ウルフマン「成る程、俺は助けられた訳だ」

ウルフマン「恩に着る」

上条「いえいえ、こちらは当然のことをしたまでです」

上条「ところで、あなた方は何者なんですか？」

ウルフマン「俺はウルフマン、鳥取砂丘でバネ野郎に敗れ気が着いたらここにいた」

少女「私の名前はインデックス、追っ手から逃げてたらあそこに引っ掛かっちゃったんだよ」

インデックス「と言うわけで私は逃げるんだよ！」

上条「あっ、おい！」

舞夏「イッチャッタゾー」

上条「まぁ、いっか、俺は上条当麻だ宜しく、で、ウルフマンはこれからどうするんだ？」

ウルフマン「俺には、家が無ければ知り合いも居ない」

ウルフマン「出きるのであればここで世話に成りたい」

上条「困ってる人は放って置けない性分だからな。いいぜウルフマン今から、お前は我が家の一員だ！」

ウルフマン「済まない、この埋め合わせは、いつか必ずする」

上条「いいよ別に、俺は補修に行ってくるから、てきとうに過ごしててくれ」

ウルフマン「待て、俺もこの街を知るため、付いていく」

上条「わかったよ」

数時間後-公園

ウルフマン「さて、そろそろ上条と合流する時間だな…お？いたいた、
なんだあれ、何かから逃げてる？」

キチガイ「勝負しろゴラァァ！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

上条「上条さんはﾋﾞﾘﾋﾞﾘにかまってられる程暇じゃなくてよ」！

ウルフマン「上条無事か！？」

上条「ウルフマンっ！逃げろこいつは不味い！」

キチガイ「ちょっと、どきなさいよそこの太ることしか出来ない甘やかされて育った社会の厳しさをしらないゴミ！！あんたみたいのがよく外を出歩けるわね！この脂肪の塊ごときが調子乗ってんじゃないわよ！、」

ウルフマン「何いってんだ？」

上条「アイツはこの学園都市で3番目に凄い能力者、超電磁砲の御坂美琴、邪魔と感じた者は無能力でも容赦無く消す悪魔だ」

ウルフマン「要は他よりちょっと力が強いだけで、調子に乗ってるんだな？」

上条「ああ、だからアイツを見付けたら逃げるしか生き残る方法は無い、今も5～6殺られた」

ウルフマン「よし、俺が少しお灸を据えてきてやろう！」

上条「ウルフマンよせっ！」

キチガイ「何？あんたみたいなデブが私に何のよう？」

ウルフマン「俺はお前を倒す！」

キチガイ「あぁ？デブが調子乗ってんじゃないわよ！、死ね！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘッ!

ウルフマン「四股踏み！」ﾀﾞﾝｯ！

ドッカーーーン！！！

キチガイ「はい終わり、次はアンタよ」

ウルフマン「待て」

キチガイ「な…何で生きてるの！」

ウルフマン「俺は四股踏みしたとき、地面に足をめり込ませお前の電気を地面に逃がした。次は俺の番だ」

ウルフマン「猫騙し！」ﾊﾟﾝｯ!

キチガイ「ギャーー！？…何ともない？」

ウルフマン「腹がお留守だぜ」

ウルフマン「ウルフマン張り手！」ﾊﾟﾝｯ!

キチガイ「グェ」

ウルフマン「まだまだいくぜルービックキューブ張り手！」ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝッ!!!

上条「ああ！ﾋﾞﾘﾋﾞﾘの体が三色に変色した！」

ウルフマン「赤は出血、青は青たん、黄色は膿だ、ごっつぁんです」
ﾊﾞﾝｯ!!!

吹き飛ばされたキチガイが空中で爆発する

上条「勝った……こ…これでしばらく平和だー！！」

街のみんな「イヤッッッホォォォ！！！」フォォォォ!!!!

ウルフマン「帰るぞ」

上条「うんっ！」

家の前～

上条「誰だお前？」

赤毛「僕はステイル魔術師さ、この子は貰って行くよ」

上条「させるか！」

赤毛「面倒だ、イノケンティウス！」

上条「なんだこいつ消せねぇ」

赤毛「ははっ当たり前だこれはルーンがある限り何度でも蘇る、倒したかったらこの寮の何処かにあるルーンを剥がしてくるんだね、ルーンだから無敵デーーーース」

ウルフマン「ぬうぅんっ」ガシッ

イノケンティウスとウルフマンが、
がっぷりよつに組む

上条「ウルフマンお前…頼んだぞ」だっ、

ーーーーーーー
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ー
上条「有った、喰らえｓｏｇｅｂｕ」soge!

上条「ウルフマン剥がして来たぞ」

ウルフマン「よぅし、ウルフマン張り手！」ﾊﾟﾝｯ!

ウルフマン「……ぐは！」ﾄﾞｻｯ

上条「ウルフマン！クソ、おい赤毛野郎お前が何でもできると思ってるんならその幻想を張り倒す」

上条「ウルフマン張り手！」

赤毛「ギャーー！！！」ドゴォ！

上条「インデックス、ウルフマンどうすれば、そうだ舞夏！

治療後～

インデックス＆ウルフマン「復活！」

インデックス「一時はどうなるかと思ったよ」

ウルフマン「まぁ、みんな無事だったから良いじゃねぇか」

ウルフマン「少し汚れたな銭湯にでも行くか」

上条「あ……うん」

上条(なんでこんな元気なんだ？さっきまで死んでたのに

道～

上条「タオル忘れた」

ウルフマン「俺もだ、先に舞夏といっしょに行っててくれ」

インデックス「わかったんだよ！行こっ舞夏！」

舞夏「速く戻ってくるんだぞ～」

ウルフマン「もうでてきていいぞ魔術師」

赤毛「バレてたか」

露出狂「やはりただ者ではない様ですね」

ウルフマン「2対2のタッグマッチか」

アナ「さぁ、始まりました」

アナ「モースト張り手コンビ対the魔術師ーsの世紀の一戦、お互いの意地と意地のぶつかり合いは見物です。実況はわたくしアナウンサー、
解説は世界に羽ばたくアデランスの
中野さん、そしてゲストにテキサスの暴れ馬テリーマンさんでお送りします」

アナ「まず、両チームの特徴をお願いします」

中野さん「はいはい！こちらアデランスの中野さんでございますよ、まず、モースト張り手コンビでございますが、意味を日本語に直しますと最も張り手の二人組となります、名前からして張り手を得意とする二人が組んでいるのでしょう」

中野さん「もう一方はまるで予想出来ません」

アナ「ありがとうございます、テリーマンさんはどう思いますか？」

テリーマン「魔術師のほうがコンビとして完成している様ですね、この二人の前にウルフマンと当麻マンがどこまで行けるでしょうか」

アナ「ありがとうございます、さて両チーム先発が決まった様ですね」

アナ「モースト張り手コンビからは、この世に完璧なんて無い、もし有ると思い込んでいるってんなら、まずは、その幻想を張り倒す！当麻マン選手の入場です」

アナ「対するは、知ったような口聞いてんじゃねぇぞこのド素人が！銃刀法違反、年齢詐称、公然猥褻はお手の物、変態痴女神崎！」

アナ「さぁ開始のゴングが鳴りました」

アナ「あ～っと開始僅か2秒神崎が当麻マンを切り捨てたー！ルール違反ではないのでしょうか？」

テリーマン「ルールにはこうあります持てる力を解放せよ、というわけで反則ではありません」

アナ「ありがとうございます、あーっとウルフマン、当麻マンに自らの命を絶って命の玉を与え自身は神崎の斬撃にバラバラにされた！」

テリーマン「試合時間僅か12秒the魔術師ーsの大圧勝です
」

中野さん、「ステイル選手が全く触れられること無く終わりましたね～」

アナ「これにて試合終了です、皆さん牛丼でも食べに行きましょう」

中野さん「いいですね～♪」

テリーマン「meは大盛りで」

キン肉マン「じゃあ、わしは特盛のつゆ切りじゃーー」

上条「ウルフマンなんで俺なんかのために……待ってろインデックスを助けてお前もすぐに助ける」

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ー
上条「やるぞ」

神崎「お願いします」

上条「そぉい！」ﾁｭｲﾝｯ

禁書「ドラゴンブレスを発射します」

上条「なにっ！！」ぐっ

上条「？」

ウルフマン「お前だけにいいかっこさせねぇよ」

上条「ウルフマン！？お前バラバラのはずじゃ」

ウルフマン「友のためになら奇跡だって起こす、それが正義超人だ」

ウルフマン「いけっ！当麻、インデックスが待ってるぞ」

上条「インデックスお前が記憶を消さないといけないなんて思い込んでいるってんならまずはそのふざけた幻想を張り倒す！」

上条「ウルフマン張り手！」ﾊﾞｧｧﾝ!

上条「終わった神崎「終わってません」

俺が上を見ると大量の羽が有ってその中に向かって行くアイツの姿が見えて、アイツが羽といっしょに消えて行くのがみえた。
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ー
あれからしばらくたってもウルフマンは帰って来なかった。

不思議と寂しくはなかった、
「友のためになら奇跡だって起こす、それが正義超人だ」
また、俺たちが出会う奇跡を信じて今日も俺は

上条「その幻想を張り倒す！」

上条「ウルフマン張り手！！」ﾊﾞｧｧﾝ!!!

アウレオルス「ギャーー！！！」
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ウルフマン「学園都市だぁ？」完