ほのえりです!
前回書かせて頂いた、
絵里「えりちかほの会議するの!」
海未「思わず誘ってしまったのです」
の続編のようなSSとなります。
前作をみていなくても大丈夫なはずなので、楽しんで頂ければ幸いです。
書き溜め:あり
安価:なし
更新速度:まったり
22:00以降からサクサク更新したいと思います!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398413107
海未「はい!今日の練習はここまで!お疲れ様でした」
『ありがとうございましたー!』
穂乃果「うーん!やっぱり体動かすのって気持ちいいなぁっ♪」
絵里「穂乃果、ちょっといいかしら」
穂乃果「絵里ちゃん!どうしたの?」
絵里「今週の土曜日は空いている?たまには2人でどこかに出掛けない?」
希(あ、誘った)
真姫(誘ったわね)
にこ(真姫ちゃんが家に来る日だ。掃除しとかないと…)
ことり(海未ちゃんに誘われてる日だ…あ、目が合っちゃった///)
海未(ことりと目があってしまいました…土曜は私もがんばって気持ちを伝えなければ…///)
凛(凛はかよちんとラーメンに行く日にゃー!楽しみにゃ♪)
花陽(ラーメン食べたらまた太っちゃうかも…///)
穂乃果「うん、いいよ!どこに行く!?」
絵里「スイーツビュッフェにいかない?ケーキが沢山食べれるわよっ♪たまたま亜里沙から割引券を貰ったから、安く入れるし…」
穂乃果「ほんとに!?行く行く!絶対行く!」
絵里「そ、そう!ありがとう///じゃああとで詳細をメールするから♪」
穂乃果「はぁ…スイーツ食べ放題なんて…///穂乃果幸せ…///土曜日が待ちきれないよぉっ!」
海未(絵里、やりましたねっ!)
ことり(絵里ちゃんすごーい!ことりも見習わなくちゃ♪)
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続きか!
>>5
続きです!
楽しんで頂ければと思います!
ことり「じゃあ、ことりはここで…」
海未「はい!また明日。気を付けて帰ってください」
穂乃果「ことりちゃん、気を付けてね~♪」
ことり「2人もねっ♪ばいばーい……」
穂乃果「ふーん♪ふふーん♪今日も一日楽しかったねー!はぁ…はやく土曜日にならないかな…///」
海未「ふふっ。お預け状態ですね♪」
穂乃果「あー!海未ちゃん、ひどーい!穂乃果を犬みたいに言わないでよ、もー!」
海未「絵里と2人で大丈夫ですか?
待ち合わせ場所を間違えて、絵里を困らせてはいけませんよ?」
穂乃果「もー!海未ちゃん!穂乃果ももう高校生なんだからっ!それに絵里ちゃんのメールを見れば大丈夫だよ!えと…はい!これメール!」
海未「何々?穂乃果へ。待ち合わせは11:00に駅の中(改札外)にあるフクロウのところにしましょう。穂乃果の最寄り駅からは1番前の車両に乗るといいわ。電車から降りたら、左手の階段を降りてね。そしたらすぐ改札だからうんぬんかんぬんでそのあとはこーであーで…す、すごいこと細かく書いてくれていますね」
海未(絵里…あなたの穂乃果を想う気持ちはとても大きいですね。私は感動しています)
穂乃果「ほらー!これだったら穂乃果迷わないもん!絵里ちゃんは海未ちゃんと違って、ちゃんと細かく教えてくれるから穂乃果間違えないもん!」
海未「……イラッ」
海未(絵里、この鈍感な幼馴染にあなたの気持ちが少しでも伝わる事を祈っています…)
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期待
>>8
が、がんばります…!
絵里(少し早く来すぎてしまったかしら?…緊張するわね。穂乃果と2人きりなんてシチュエーション、数えるくらいしかないのだから)
絵里(…ポニーテール、曲がってないかしら?たまには穂乃果みたいにサイドにまとめてみようかしら?ふふっ。そしたらあの子、『えりちゃん!穂乃果とお揃いだね!だったら穂乃果、明日はポニーテールにしてこようかな!?交互に繰り返せば、毎日お揃いだねっ!』なーんていうのかしら///)
すみません!更新開始します!
絵里(そういえば…穂乃果が憧れてる人って結局…。まあ、気にしてもしょうがないわね!今日を楽しまなくちゃっ!)
穂乃果「あ、いたいたー♪絵里ちゃんお待たせーっ!」
絵里「穂乃果?はやかったわ、ね!?…そ、それ!?」
穂乃果「んー?ああ、髪型?絵里ちゃんとお揃いにしてきたんだっ!変じゃないかな?///」
絵里「…と、とっても似合うわ!」
穂乃果「えへへー///今日は楽しもうねっ♪あっ!」
絵里「ど、どうしたの?」
穂乃果「うーん、おー、なるほどーふむふむ…」
絵里「な、なによ穂乃果。そんなにじっとみて。恥ずかしいじゃない?///」
穂乃果「いやー、やっぱり絵里ちゃんの方が結ぶの上手いなーって思って!ついまじまじと見ちゃった。今度穂乃果のも結ってよっ♪」
絵里(なにこの子可愛いすぎるんだけど…はっ!落ち着きなさい、えりちか。海未が言っていたわ!そう、あれは…)
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海未「絵里、気を付けてくださいね。穂乃果は人の心に踏み込むのがとても上手いのです」
絵里「い、いいことじゃない…?」
海未「はい、それ自体はいいことなのですが…。穂乃果は天然だし、近いんですよね…。突然、腕とか組まれたら絵里だって固まってしまうでしょう?」
絵里「なるほど。一理あるわね」
海未「心の平静を保ち、こちらから仕掛けて行くのです。猪突猛進、思い立ったら即行動の穂乃果には、効果があると思います」
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絵里(さっすが海未ね!まずは平常心…。私は先輩なんだからっ!)
穂乃果「んー?絵里ちゃん、どうしたの?」
絵里「なんでもないわ!今度結ってあげるわね♪」
穂乃果「わーい!ありがとう!じゃあ、スイーツ食べに行こうよ!穂乃果、もう待ちきれないよ!」
絵里「ふふっ。あわてないのっ♪こっちよ」
穂乃果「ふわふわのパンとかあるといいなぁー///」
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穂乃果「おぉー!絵里ちゃん!たくさんケーキがあるよー!パンもっ!すごいよすごいよ!どれたべよう!」
絵里(ケーキは一口サイズだけどちょっと大きめ…結構種類も豊富ね…)
絵里「どうする?2人で違う種類の持ってきてちょっとずつ食べよっか?」
穂乃果「絵里ちゃん名案っ!さっすが生徒会長だねっ♪穂乃果左側からいくから、絵里ちゃん右ねー!」
絵里「あ、ちょっ、穂乃果ー?もう、相変わらず行動はやいなぁ…」
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穂乃果「うーん///おいしいっ!これも!これもっ!…んぐっ!んんっ…ごほっ!ごほっ!」
絵里「もう、慌てて食べるから…はい、お水飲んで」
穂乃果「ごくごく…ぷはぁっ。ありがとう絵里ちゃん。いやぁ、パンもケーキも美味しいねぇ…絵里ちゃんもいっぱい食べた方がいいよ!」
絵里「ふふっ。はいはい♪」
穂乃果「でもさ、どうして穂乃果のこと誘ってくれたの?絵里ちゃんはいつも希ちゃんとお出掛けするんだと思ってた」
絵里「えっ。あー…希は今日、アルバイトだったから。亜里沙と出掛けたりもするけど、流石に二週連続は、ね?」
穂乃果「…ふーん、そうなんだ。へー…。あ!絵里ちゃん、ほっぺにクリームついてるよ!」
ひょい、ぱくっ!
絵里「ふぇっ///あ、ありがとう…」
穂乃果「ここのお菓子美味しいね!穂乃果、通っちゃうかも~///」
絵里「太るわよ?」
穂乃果「うっ!だ、大丈夫だもん!そうだ!ご飯食べたらゲームセンターいこうよ!穂乃果、ダンスゲーム得意なんだ!」
絵里「へー、今はそんなのもあるのね。いいわ、行きましょう。私もみてみたいわ」
穂乃果「うんっ!わーい!絵里ちゃんとダンスで燃焼だっ♪」
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絵里「ゲームセンターはどっちかしら?」
穂乃果「えーっと…」
絵里「あ、あれ?」
穂乃果「どうしたの?」
絵里「あそこにいるの凛と花陽じゃない?」
穂乃果「あ、ほんとだ!おーい、凛ちゃーーーん!花陽ちゃーーーん!」
凛「あ!穂乃果ちゃん絵里ちゃん。偶然にゃ~♪」
花陽「わー!偶然だねっ!」
絵里「2人とも、何してるの?」
凛「今からかよちんとラーメンにいくにゃ!並ぶにゃ!」
絵里「へー、人気のお店なのね」
穂乃果「ラーメンデートですか、お熱いですなぁ~♪」
花陽「穂乃果ちゃんたちは…あ、ポニーテール!今日はお揃いなんだねっ♪」
絵里「え///」
穂乃果「へへー♪いいでしょー!穂乃果たちも熱々だもんっ!」
ギュッ!
絵里(ほ、穂乃果!?いきなり腕を組まないで…///)
凛「熱々にゃ~♪珍しいから写真とるにゃっ♪」
花陽「はなよもー♪笑って、絵里ちゃん♪」
絵里「え、ちょっ///」
穂乃果「ピース!」
パシャッ!
カシャッ♪
凛「2人ともとっても可愛いにゃー♪」
花陽「あ!凛ちゃん、そろそろ行かないとっ!」
穂乃果「えー、もう?」
凛「はっ!行列になっちゃうにゃー!2人とも学校でねっ!」
花陽「ごめんね、じゃあねー!」
絵里「いっちゃったわね…」
穂乃果「穂乃果たちもいこうよ!ゲーセン!」
絵里「ええ…。穂乃果?このままで行くの?///」
穂乃果「え?ダメ?///」
絵里「ダメじゃないけど…ちょっと、恥ずかしいわ///」
穂乃果「ぶー。仲良し姉妹みたいでいいとおもったのになぁ!」
絵里「姉妹!?穂乃果が私の妹…///」
絵里(いい!それ、すっごくいい!)
穂乃果「うん!絵里お姉ちゃんっ♪///…なーんてねっ!」
絵里(うっそ、マジなの?超ハラショーじゃない。なになんなの?)
『心の平静を保ち、こちらから仕掛けて行くのです』
絵里(海未!おっけ、おっけ!えりちか、大丈夫!かしこい!一回落ち着く!)
絵里「もう…穂乃果?動きずらいわ…///一回離れ…」
穂乃果「お姉ちゃんは、穂乃果の、こと嫌い?ぐすっ…」
絵里「ほ、穂乃果!そんなことはないわ!な、泣かないで…」
穂乃果「ほんと…?」
絵里「ほんとよ!少し恥ずかしくて…。お姉ちゃん心の中ではすごく嬉しいの…///」
穂乃果「えへへー///そうなんだっ♪じゃあ、手を繋ぐ位だったらいいよね?」
絵里「え、ええ///」
絵里(あ、あれ?いいんだっけ?ダメなんだっけ?いや、えと、あれ?えりちかわっかんなくなっちゃった)
穂乃果「じゃあーゲーセンにレッツゴーッ!」
絵里「ちょ、穂乃果!?急に引っ張らないで~!」
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穂乃果「ほっ、よっ、はっ!ここでターンッ!最後は…ジャーンプ!」
絵里「へー、上手いわねっ!」
『あの子うまいねー』
『スコアすごいねっ!』
『アイドルかなんかなのかな?』
絵里(なんか人だかりが出来てるわ…。それくらい穂乃果が凄いってことなのね)
穂乃果「ぶいっ!絵里ちゃんにダンス教わるようになって、このゲームもすっごい上達したんだ!」
絵里「ハラショー!ゲームセンターの人気者じゃないっ♪すごいわ!」
穂乃果「えへへー///じゃあ次は、絵里ちゃんやってみなよっ!」
絵里「私が?こんなのはじめてするのよ?」
穂乃果「だいじょーぶだよ!絵里ちゃんは穂乃果達のダンスの先生なんだから!ほらほら~」
絵里「もう、強引なんだから///しょうがないわねぇ…」
『今度は金髪の子だ』
『綺麗な子だなぁ』
『ハラショー!』
絵里(なんか人だかりが大きくなってるような…)
穂乃果「いまこのゲームで、スクールアイドル特集をやってるんだ!μ'sの曲もあるんだよ!」
絵里「ああ、このゲームだったのね」
絵里(μ'sの曲をゲームで使わせて欲しいって連絡してくれた方がいたのよね…。より多くの人にμ'sのことを知って欲しいから、OKしたんだけど…穂乃果が好きなダンスゲームだったのね…)
穂乃果「いいスコアが出ると、アバターに使える限定アイテムが出るんだよ!絵里ちゃん頑張って!」
絵里「ど、努力はするわね…」
絵里(『僕らのLIVE君とのLIFE』または『START DASH!!』…ね)
穂乃果「絵里ちゃんの好きな方を選んでね!」
穂乃果(どっちにするんだろ?絵里ちゃんは…『僕らのLIVE君とのLIFE』かな…。え!?)
絵里「意外?」
穂乃果「へっ?う、うん」
絵里「ふふっ♪2人しかいないけど、言った方がいいのかしら?」
穂乃果「え?…あっ!」
絵里「い?つ?も?の♪…やりましょ?」
穂乃果「うん!いっくよぉ~!μ's!」
絵里「music…!」
ほのえり『s.t.a.r.t!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「今日は楽しかったね!絵里ちゃんはじめてなのにすっごい上手で…穂乃果みとれちゃったよぉ♪」
絵里「ありがとう///けど、まさか2人で踊ることになるとは思わなかったわ♪それより穂乃果…最後のあれは…」
『皆さん!私たちはμ'sというスクールアイドルグループです!今度9人でライブやります!興味のある方はネットで検索してみてください!』
穂乃果「あ、あはは…。注目されてたからつい…。ごめんねっ!」
絵里「まったくもう!ホントあなたって予測不能ね…」
穂乃果「でも意外だったなー!絵里ちゃん、最初は『僕らのLIVE君とのLIFE』だと思ったのに!」
絵里「ふふっ。『僕らのLIVE君とのLIFE』も思い入れも強いし大好きよ。でもね、私がμ'sの曲で一番好きなのはね…『START DASH!!』なのっ♪」
穂乃果「そっかー!絵里ちゃんは穂乃果と一緒だと思ったのになぁ…なんでSTART DASH!!なの?」
絵里「…恥ずかしいからみんなには内緒にしてくれる?」
穂乃果「うん!」
絵里「好きになっちゃったのよ…」
穂乃果「へ!?///ほ、穂乃果を!?」
絵里「あ、いや、ちがくないこともなくなくないんだけど…///ファンになっちゃったのよっ!あの時の動画をみてるうちにね!」
穂乃果「え!?だって、あの時の穂乃果達なんか、絵里ちゃんから
お遊戯みたいなものなんじゃ…」
絵里「もうっ///意地悪言わないでよ///」
穂乃果「ご、ごめん…///」
絵里「みんなの歌やダンスで人を惹きつけられるわけない、ってすごい冷めてたでしょ?」
穂乃果「うん…」
絵里「でもね、ふふっ♪考えちゃったの!私だったら絶対出来なかった…」
絵里「だれもいない講堂に駆け足で入ってきた、たった一人の一年生のために…『歌おうっ!』なんて。私だったら絶対に言えなかった。溢れる思いを堪えられなかったと思う」
穂乃果「…あの時は、穂乃果だって無我夢中だったよ…」
絵里「家で録画した動画を見ていたのだけれど、気が付いたらみんなを応援してて///」
絵里「高坂さん、タイミングがずれてる、2人に合わせて!園田さんはもっと振りを大きくしたほうが綺麗見えるわ。南さんは歌声が聴き辛い、声が綺麗なのにもったいない…もっとしっかり指導出来る人がいれば…なんてアドバイスまでしちゃって」
穂乃果「あはは…。直接言ってくれればよかったのに!」
絵里「ふふっ、そうね。だけど同時に感じたの、穂乃果達の本気を。そして、バレエをしていた私に足りなかったこと」
穂乃果「小さい頃の絵里ちゃんに?」
絵里「ええ。『歌やダンスの上手さ…技術が人を惹きつけるとは限らない』」
絵里「穂乃果達を見て、人の心を動かすのは人の心だって思い知ったの。そうしたら、涙が止まらなかった…」
穂乃果「…絵里ちゃん」
絵里「あ、ごめんね穂乃果…なんか余計な事まで喋っちゃって…」
穂乃果「ううん、嬉しい。絵里ちゃんのこと、沢山知れた気がする」
絵里「そ、そう?ならよかった。だから私は、私にキッカケをくれた、あの曲が大好きなのよ」
穂乃果「……絵里ちゃんっ!」
ギュッ!
絵里「ど、どうしたのよ急に抱きついて…///」
穂乃果「あのね、穂乃果ね。…絵里ちゃんのこと嫌だなって思ったこと、一度もないよ」
絵里「え…だって私は、穂乃果達にきつく接して…」
穂乃果「ずっと思ってたから。いつか絵里ちゃんとも一緒に頑張れるって。正直、一緒にスクールアイドルやれるなんて出来過ぎだと思ったけど…。だけど、絵里ちゃんも音ノ木が大好きなんだって!穂乃果と気持ちは同じなんだと思ってた!」
絵里「穂乃果…そんな風に思っていてくれたのね…ありがとう」
穂乃果「ううん、穂乃果こそ…。きっと絵里ちゃんがいなかったら…スクールアイドルやってられたかもわかんないよ」
絵里「そんなこと…、ないわよ…」
穂乃果「…わっ///くすぐったい///」
穂乃果(絵里ちゃんが穂乃果の頭を撫でてくれてる…気持ちいいなぁ///)
絵里「あ…」
しゅるっ。
絵里「ごめんなさい…リボンほどけちゃったわ」
穂乃果「ぶー。せっかくのお揃いなのにー///」
絵里「いじけなーいのっ♪結ってあげるから。頭こっち向けて」
穂乃果「えー、まだ離れたくないよぉ///」
絵里「は、はいはい///ふふっ。急に甘えん坊になっちゃって///」
穂乃果「ちーがーうもーんっ///」
絵里(そういえば、白いリボンがカバンに入ってたわね…穂乃果に似合うかしら…)
穂乃果「…絵里おねえちゃんっ♪」
絵里「…い、いきなりなに?」
穂乃果「呼んだだけだよー♪」
絵里「もうっ///いつもの結び方でいいわね?」
穂乃果「ええー!お揃いがいいっ!」
絵里「いいじゃない。もう帰るだけなんだから…」
穂乃果「えー!ぶーぶー!」
絵里「じゃあ、鏡見て、気に入らなかったらやり直しましょ?」
穂乃果「え?いいの?じゃあ穂乃果、やり直しを要求しまーす!」
絵里「はいはい。出来上がりを見てからにしましょうか?はい、どうぞ」
穂乃果「どーせいつもと変わんな…あっ!これ…」
絵里「ふふっ///白も似合うわね!」
穂乃果「これ…くれるの!?」
絵里「ええ、大した物ではないけど…欲しいならあげるわ」
穂乃果「やった~!えへへー♪あ!じゃあ穂乃果のリボン…これよかったら…」
絵里「あら、いいの?」
穂乃果「うん!今日の記念にリボン交換!」
絵里「じゃあ、いただくわっ♪」
穂乃果「絵里ちゃん、今日は本当に楽しかったよ!誘ってくれてありがとうっ♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果(今日は楽しかったなぁ…。思い返すと恥ずかしいこともあるけど…///穂乃果にも絵里ちゃんみたいなお姉ちゃんがいたら毎日もっと楽しいだろうなー)
穂乃果(…絵里お姉ちゃん…)
こたえなくていーいーんだわーかーるからー♪
穂乃果「わ!メール?」
穂乃果(凛ちゃんからだ!添付画像あり…)
凛『穂乃果ちゃん!今日はビックリだったにゃ!ラブラブデートはどうだったかにゃ??2人の写真を送るね!2人とも本当の姉妹みたいにゃ♪』
穂乃果(ほ、穂乃果ったら絵里ちゃんにこんなべったりくっついて!恥ずかしい…///こんなの絶対無理!でも、また出来たら嬉しいなぁ…)
穂乃果(あれ?穂乃果、なんで急に無理になっちゃったんだろう?)
穂乃果(絵里ちゃんのリボン…。これを付けて学校に…)
穂乃果(なんで穂乃果はドキドキしてるんだろう…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里(今日は楽しかったわ…私、変じゃなかったかしら?///)
かなしみにーとざされーて♪
絵里(あら、メールだわ)
花陽『絵里ちゃん夜分にごめんね。今日のツーショット写真送ります。2人とも可愛すぎて、花陽はお腹一杯です♪穂乃果ちゃんとの仲は進展しましたか?今度教えて下さいねっ?』
絵里(ふふっ。花陽らしいわ。穂乃果との仲は…前よりはいい感じだと思うけど///もう夜も遅いし簡単に返信して寝なくちゃね)
絵里(…穂乃果。今日はありがとう。おやすみなさい…)
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ことり「あ!海未ちゃん///おはよー!」
海未「こ、ことり!おはよう、ございます…///土曜日はありがとうございました///」
ことり「こ、ことりこそ…///」
海未「ほ、穂乃果はまだですよね?」
ことり「そ、そろそろじゃないかな?」
海未「…絵里は、うまくいったのでしょうか」
ことり「うーん、あとで絵里ちゃんに聞いてみようか♪」
穂乃果「おっはよー!お待たせー!」
海未「穂乃果!おはようございます」
ことり「おはよう穂乃果ちゃん!今日も元気一杯だねっ♪」
穂乃果「えへへー///」
海未(…?…穂乃果?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「それでー、絵里ちゃんと一緒にね…」
ことり「そうなんだー!楽しそう♪ことりもダンスゲームやってみようかなぁ♪」
海未(うーん、今日の穂乃果はどこか違うような…)
ことり「ね!海未ちゃんも今度やってみようよ!」
海未「え、ええ…私でも出来ますかね?」
穂乃果「できるよー!海未ちゃんはμ'sのトレーニングリーダーだもんっ♪」
海未(…あっ!わかりました…)
ことり「…海未ちゃん?」
海未「あ、いえ…。ところで穂乃果?そんなリボン持ってましたっけ?」
穂乃果「ふぇっ!?あ、えっと///あ!穂乃果今日、はやく行かなきゃだった!ごめん、先行くね!」
ことり「穂乃果ちゃん!?あ…いっちゃった…急にどうしたんだろう?」
海未「ことり、今日の穂乃果のリボン、どこかで見覚えがありませんか?」
ことり「うーん…たしかに。こう身近なところところで…」
海未「ふふっ。あれは絵里のリボンですよ」
ことり「あっ!そういえば…」
海未「絵里に相談したいこともあったので、昼休みに話をきいてきますね…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里(お昼も食べたし、少し生徒会の仕事しちゃおうかしら?)
コンコンッ。
絵里「どうぞー」
海未「失礼します」
絵里「海未!こんなところ(生徒会室)までどうしたの?」
海未「いえ、新曲の歌詞のことでアドバイスを頂きたかったのですが…それ、穂乃果のリボンですよね?」
絵里「え、ええ…。仲良くなった記念に交換したの…」
海未「それは良かったじゃないですか!初デートは成功ですね!」
絵里「う、うん…そうなのだけど…」
海未「絵里?なぜ浮かない顔をしてるんです?今朝の穂乃果は楽しそうにあなたの話をしていましたよ?」
絵里「うーん…なんだか避けられているみたいで」
海未「避けられている?」
絵里「ええ。たまたま廊下で会ったから話しかけたのだけれど…」
絵里「うーん…なんだか避けられているみたいで」
海未「避けられている?」
絵里「ええ。たまたま廊下で会ったから話しかけたのだけれど…」
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
絵里「あ、穂乃果!土曜日はありはありが…」
穂乃果「え、絵里ちゃん!?///ほ、穂乃果急いでるからっ!///じゃっ!」
絵里「え!?ちょっ、はやっ!えー…」
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絵里「という感じに逃げられちゃったのよね…。はぁ…土曜日に『絵里お姉ちゃん』って呼んでくれたのは夢だったのかしら」
海未「えー?うーん…それはなにかおかしいですね…」
海未(絵里お姉ちゃん!?土曜日になにがあったのでしょうか…それは後で問い詰めるとして)
海未「それでしたら、私から少し穂乃果と話をしてみますね。2人がギクシャクしてしまってはアイドル活動にも影響がでるでしょうし…」
絵里「お願いできるかしら?このままだとえりちか…おうちかえらないといけなくなっちゃう」
海未「は、はぁ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「失礼しました…」
海未(どういうことでしょうか?今朝はあんなに絵里の話をしていたのに…本人のことは避けてしまう…。あ、そういえば私にもありましたね!ことりのことを穂乃果の前ではベラベラ話してしまうのに!いざ本人を前にすると……あれ?それって…)
ドンッ!
海未「きゃっ!」
「わっ!ごめんなさい!」
海未「い、いえ。こちこそ…」
海未(ぶつかってしまいました…ぼーっとしてたこちらも悪いですね…出来れば廊下を走るのはやめて頂きたいのですが…)
海未「……あれ?今走って行ってしまった方、穂乃果?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「いやーおうちかえりたい。めっちゃかえりたい」
絵里「なんで避けられてるんだろう…」
絵里「おうちかえろっかな…」
コンコンッ。
絵里「あら?海未に続いてメンバーだったりして…どうぞー!」
穂乃果「あ、あのー、絵里…じゃなかった。絢瀬さんは…」
絵里「ほ、穂乃果?こんなところに珍しいわね…」
穂乃果「う、うん。失礼します…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「いやーおうちかえりたい。めっちゃかえりたい」
絵里「なんで避けられてるんだろう…」
絵里「おうちかえろっかな…」
コンコンッ。
絵里「あら?海未に続いてメンバーだったりして…どうぞー!」
穂乃果「あ、あのー、絵里…じゃなかった。絢瀬さんは…」
絵里「ほ、穂乃果?こんなところに珍しいわね…」
穂乃果「う、うん。失礼します…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「あ!海未ちゃん!おかえり♪絵里ちゃん何か言ってた!?」
海未「ことり、落ち着いてください…」
ことり「ご、ごめんなさい///」
海未「どういうわけか…絵里は穂乃果に避けられてるみたいなのですが…」
ことり「へっ!?なんで!?どうして!?」
海未「…最後まで話を聞いて頂いてもいいですか?」
ことり「う、うん。ことり心配で…!朝の穂乃果ちゃんの感じで急に絵里ちゃんを避けるなんて…?ことりわかんない!あんなに楽しそうにして…あれ?…ねえ、海未ちゃん。穂乃果ちゃん、もしかして…」
海未「ええ、多分ですが。…絵里のことを好きになってしまったのではないでしょうか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「…それで、なにをしに…って、髪下ろしたの?」
穂乃果「あはは…下ろしたんじゃなくて、リボンほどけちゃったんだ」
絵里「そうだったの…」
穂乃果「それでね!うまく結べないから…え、絵里ちゃんに結ってもらえないかと思って///」
絵里「ああ、なるほどっ♪リボン、貸してくれる?」
穂乃果「うん!…今日は、ポニーテールがいいかな…午後は結構体動かすから…///」
絵里「ええ、いいわよ。ふふっ、今日もお揃いね///」
穂乃果「う、うん!///」
絵里「……櫛、入れるわよ。…穂乃果の髪は柔らかくて綺麗ね///」
穂乃果「へ!?そ、そんな!穂乃果なんか全然だよ!?///」
絵里「ふふっ。そういうことにしとこうかしら。……ねえ、どうしてさっきは逃げちゃったの?」
穂乃果「に、逃げてないよっ!穂乃果、ちょっとビックリしちゃって…///」
絵里「んー?なにに?」
穂乃果「…絵里ちゃん、ホントに穂乃果のリボン付けてきてるから…恥ずかしくなっちゃって…///」
絵里「ほ、穂乃果だって///」
穂乃果「そうだけどー///」
絵里(え、なに?なんでこんなに可愛いの?おうちかえんなくて良かった。わりとマジで)
絵里「は、はい…終わったわよ。はい、鏡」
穂乃果「ありがとう///んー…うん!さっすが絵里ちゃん!リテイクなしの一発OK♪」
絵里「ふふっ、ありがとう///」
穂乃果「それでね!あの……突然なんだけど!今週末って空いてる!?」
絵里「へっ!?に、日曜なら空いてるけど…///」
穂乃果「じゃ、じゃあさ、穂乃果とまた遊び行こうよ!ダメ!?」
絵里「ううん、大丈夫よ///」
穂乃果「やっっっ、たーーー!約束だよっ!後でメールするねっ♪」
絵里「ええ、待ってるわ!」
穂乃果「じゃあ、穂乃果教室戻るね!また、放課後練習で!」
絵里「わかったわ!慌てて転ばないようにねっ♪」
穂乃果「はーい!失礼しましたっ♪」
ピシャッ!
絵里「ふふっ。まさか穂乃果から誘ってくるなんて……一緒にダンスゲームするのがよっぽど楽しかったのね///」
絵里(さて、私も教室に戻らなきゃっ!とりあえず、嫌われてなくてよかったわ…。えりちか…まだ音ノ木にいていいのよね!安心したわ!)
絵里(それにしても…なんか穂乃果の様子おかしかったわね…うーん…。なんか顔が赤かったような…気のせい?)
絵里「あ、わかっちゃった。えりちかわかっちゃった。さすがえりーちか…かしこい、かわいい」
絵里(そしたら携帯で海未にメールを…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「海未ちゃん、穂乃果ちゃん…」
海未「戻ってきませんね。…おや?絵里からメールです……え!?…はぁ…」
『海未、さっきはありがとう♪穂乃果のことなのだけど、熱があるのかもしれないわ。私と話してるとき、顔が赤くて…。風邪かもしれないわ!調子が悪そうだったら、自宅に帰るように促してあげてね。きっとまた、無理しちゃうから…頼むわね!
絵里』
ことり「ど、どうしたの?」
海未「い、いえ…あ、戻ってきましたよ」
穂乃果(…絵里ちゃんのこと誘っちゃった…///穂乃果の気持ちわかっちゃったかな?///穂乃果、絵里ちゃんに好きになってもらえるように頑張らなくちゃ!絵里ちゃんを好きなことをカミングアウトして、ことりちゃんと海未ちゃんに協力してもらおっと!)
穂乃果「いやー、ギリギリー!危ない危ない!」
海未「穂乃果!廊下を走ってはいけませんよ!」
穂乃果「え!?ご、ごめん…」
ことり「おかえり、穂乃果ちゃんっ♪」
穂乃果「ただいま!ねえ、2人とも!私、絵里ちゃんのこと…好きになっちゃったみたいで…///」
ことうみ『う、うん』
穂乃果「2人に協力してほしいの!絵里ちゃんってどんな人が好きなのかなっ!?」
ことうみ『……へ?』
穂乃果「今週末、また遊びに行こうって穂乃果から約束したんだっ!でも、どうしたら絵里ちゃんに好かれるかわからなくて!」
ことり「………え、えーと………」
海未「…ことり……こちらを見ないで下さい…」
海未(……どうしましょう。先程の絵里のメールから察するに、絵里も穂乃果の気持ちの変化に全然気付いてないみたいですし…これは…どちらかから想いを伝えるのが1番早いですね…)
海未「穂乃果、そういうことであれば…善は急げ!ここは今週末に告白ですよ!」
穂乃果「え!?はやくない!?やっぱりさ、最初はもうちょっと寄り添ってさ、出会った幸せ噛みしめようよ!」
海未(私が書いた詩が自分私の首を絞めます…。なんということでしょうか)
穂乃果「すこしずつ、すこしずつ仲良くなっていかないと!告白なんて全然先だよ!」
海未(なんでこういうときは当たって砕けろみたいにならないんですかね…)
ことり「穂乃果ちゃん…!頑張ろうね!ことり応援しちゃう!」
海未「こ、ことり…」
キーンコーンカーンコーン。
穂乃果「あ、先生くるね!席につこうか!話は放課後!」
海未「は、はい…」
海未(ああ、なんとなく…。なんとなくですが見えました…。穂乃果と絵里、どちらに告白を勧めても『まだはやい』で全然進展しない未来が…)
海未(今後は2人がくっつくまで、えり会議とほの会議が行われるのでしょうか…。なんだか、頭がいたくなってきました…)
海未「…うみちか、おうちかえります……」
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絵里「今週の土曜日は空いてる?」
おしまい
みなさん、コメントありがとうございます!
また来週になにか投下できたらと思います。
そのときは暖かい目で見てやってください!
ことうみみたいよ、という方がいらっしゃいましたが、前作の、
海未「思わず誘ってしまったのです」
でインターネット検索すると各まとめサイト様のページからご覧になれます。
本スレッドは近いうちにhtml依頼をかけます。
“新作の”ことうみが見たいな~チラッ
>>76
な、なるほど…そういうことですか…。
一回検討してみます!
みなさん、コメントありがとうございます!
一回考えます!
次回もみていただけたら嬉しいです。
ちなみに主はうみえりもいいなと思ってます。
それでは今後もよろしくお願いします。
みなさんコメントありがとうございます!
色々思考して、来週投下出来ればとおもいます。
楽しみにしていただきありがとうございます!
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