勇者「長旅だし肉便器女でもつれていくか」 ※R-18 (1000)
過去スレ(2ch.net.雑談2ニュー速VIP)
その①
その②
その③
VIPで書き続けるの困難なのでこちらに移動しました。続き物です。
R-18SSですので、閲覧にはご注意ください。グロ・リョナ等はありません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398362609
本日の更新はありません。
sage進行でお願いします。
新参新参sagesage荒らし荒らし言ってる奴の方がうるせーよ
元々vipでやってたんだ、そりゃ新参も馬鹿もエテ公も流れてくるわ
そんなん想定内だろ、それに対して板のルール守れ守れって説教で
何レスも使ってる奴は、無駄保守してる馬鹿どもとやってること同じだろが
だから「保守いらん」だの「ルール見ろ」だの、いちいち曖昧なレスすんな
そもそも本当に馬鹿に理解してもらいたいと思ってるなら
≪この板はニュース速報(VIP)とは異なり、自動で落ちることはありません≫
の一文をコピペするなり、きちんとした説明しやがれクソハゲが
くさいの多すぎ
>>240
参考までにいっておくがお前も臭い
ヽ( `o´)ノンゴンゴダンスの時間だあああああああああああああああ
v(`o´)vンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴンゴなんJ民♪L(`o´)┘
( `o´)∩ンゴンゴンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(岩嵜;) ンゴーンゴーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(ノ`o´)ノンーゴンゴンゴなんJ民♪( `o´ )。ンゴンゴッ!(;´岩嵜)ンゴンゴンゴンゴ?ッ ヽ( 岩嵜)ノな?んJ?♪
いかんのか(すまんな) ┏(`o´)┓ヨダ ヨダヨダヨダ 肩幅?♪ └(`o´)」ありがとうどういたしましてを忘れてる?┗(`o´)┓今の時代に終止符だ!(何をそんなに) 。・゚・(`o´)・゚・。
ゆくんだなんJ(いかんのか!?) (`o´)勝負だなんJ(いかんでしょ) o(`o´)o勝利を掴め!(お、Jか?)
┗┏┗┏┗┏(`o´)┓┛┓┛┓┛キンタマータマキーンー ワイらがなーんーJー♪
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwなんjにもVIPPERが!?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwよ!なんj民ゥー!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(※^。^※)VIPから出る喜びを感じるんだ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwポジハメ君可愛すぎワロタやでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんj語も練習中カッスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWWWWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(ちな男VIPPERやけどここにいては)いかんのか!?!?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww大村「駄目だろ(享楽)」←草不可避wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なお、好きなスポーツはサッ川カー児ンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwマシソンですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぐう蓄すぎぃ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
嫌い選手はメンチと本田とノウミサンやでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww好きなのはメッシとチックやさかいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
アンチはVIPP騒ぐな!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴオオオオオオオオwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwカッタデー(33-4)wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
こんなあへあへVIPまんやけどよろしくニキータwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ヨロシクニキー、小並感wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴンゴニキー、ぐう震え声wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ンゴンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwゴンゴンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(ぐう畜ぐうかわ)アンド(ぐう聖)
日ハム内川「(川ンゴ児ゥ)いかんの茶?!?」wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
臭い!うんこやんけ! (その顔は優しかった)
う?んこのホッモなカッス(お、察し)(あ、察し)あっ…(迫真)
なおわいはイライラの模様・・・(ニッコリニキ
ポロチーン(大合唱) ←チーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大松「お!(お客様ニキンゴ)?よろしくニキファル川GG児WWWW?????W」
お茶茶茶茶茶ッ茶wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(オカン)
あのさぁぁ!あくホリデイ(憤怒)←(適当ニキ)
↑ああ?^^これは教育開始だろなあ^^(指圧)
ちょwwwWADAに草生える可能性がBIRESON!?www(迫真ニキ
ちくわ大明神
ヽ( `o´)ノンゴンゴダンスの時間だあああああああああああああああ
v(`o´)vンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴンゴなんJ民♪L(`o´)┘
( `o´)∩ンゴンゴンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(岩嵜;) ンゴーンゴーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(ノ`o´)ノンーゴンゴンゴなんJ民♪( `o´ )。ンゴンゴッ!(;´岩嵜)ンゴンゴンゴンゴ?ッ ヽ( 岩嵜)ノな?んJ?♪
いかんのか(すまんな) ┏(`o´)┓ヨダ ヨダヨダヨダ 肩幅?♪ └(`o´)」ありがとうどういたしましてを忘れてる?┗(`o´)┓今の時代に終止符だ!(何をそんなに) 。・゚・(`o´)・゚・。
ゆくんだなんJ(いかんのか!?) (`o´)勝負だなんJ(いかんでしょ) o(`o´)o勝利を掴め!(お、Jか?)
┗┏┗┏┗┏(`o´)┓┛┓┛┓┛キンタマータマキーンー ワイらがなーんーJー♪
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwなんjにもVIPPERが!?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwよ!なんj民ゥー!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(※^。^※)VIPから出る喜びを感じるんだ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwポジハメ君可愛すぎワロタやでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんj語も練習中カッスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWWWWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(ちな男VIPPERやけどここにいては)いかんのか!?!?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww大村「駄目だろ(享楽)」←草不可避wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なお、好きなスポーツはサッ川カー児ンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwマシソンですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぐう蓄すぎぃ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
嫌い選手はメンチと本田とノウミサンやでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww好きなのはメッシとチックやさかいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
アンチはVIPP騒ぐな!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴオオオオオオオオwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwカッタデー(33-4)wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
こんなあへあへVIPまんやけどよろしくニキータwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ヨロシクニキー、小並感wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴンゴニキー、ぐう震え声wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ンゴンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwゴンゴンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(ぐう畜ぐうかわ)アンド(ぐう聖)
日ハム内川「(川ンゴ児ゥ)いかんの茶?!?」wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
臭い!うんこやんけ! (その顔は優しかった)
う?んこのホッモなカッス(お、察し)(あ、察し)あっ…(迫真)
なおわいはイライラの模様・・・(ニッコリニキ
ポロチーン(大合唱) ←チーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大松「お!(お客様ニキンゴ)?よろしくニキファル川GG児WWWW?????W」
お茶茶茶茶茶ッ茶wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(オカン)
あのさぁぁ!あくホリデイ(憤怒)←(適当ニキ)
↑ああ?^^これは教育開始だろなあ^^(指圧)
ちょwwwWADAに草生える可能性がBIRESON!?www(迫真ニキ
ちくわ大明神
ごめん手が滑った
そうだよ(便乗)
保守しなきゃ(使命感)
これから描くわけでもないのにスレ立てた>>1が悪い
――――
僧侶「はぁ…すごい声でてませんでした私? 盗賊さんもしかしたら」
勇者「……」チラッ
盗賊「zzz」
勇者「……せ、セーフ!」
僧侶「ほっ…」
勇者「バレてたらやばかったかも」
僧侶「あはは。あの、なんだか私、いまさら心臓がドキドキしてきちゃいました」
勇者「興奮したから?」
僧侶「ち、ちがいますよ~! ハラハラ!のほうです」
勇者「また次こういう機会があったら、しようね?」
僧侶「しませんょ…」
勇者「さてと、これで全員の採寸がおわったわけだ」
僧侶「制服たのしみですね。似合うといいなぁ」
勇者「俺も俺も! ほんと期待してるからね」
勇者「早速データをじいさんに持ってかないとな」
僧侶「あ! ついでにこの壊れた机のこと謝らなきゃダメですよ」
勇者「…へい」
僧侶「」
僧侶「盗賊さんはまだ寝かせておきますか?」
勇者「んじゃちょっと行ってくるから側にいてあげてくれよ」
僧侶「はい!」
――――――
僧侶「……盗賊さん」
盗賊「……」
僧侶「……ねぇ、起きてたでしょ?」
盗賊「……」
僧侶「さっきから起きてますよねぇ?」
盗賊「……」
僧侶「ちょっとだけふたりでお話、しませんか?」
盗賊「…はぁ」ムクリ
僧侶「あ、やっぱり起きてた!」
盗賊「あんたらさ…ちょっと自重したほうが良いよ」
僧侶「聞いてたんですか?」
盗賊「き・こ・え・た!の」
僧侶「ごめんなさい。声がおさえられなくって」
盗賊「非常識にもほどがある。ま、まさか僧侶がこんなことをこんなとこで…」
僧侶「でも、しかたないじゃないですか」
盗賊「……」
僧侶「盗賊さんも、勇者様のお体のこと気づいているでしょう」
盗賊「……あぁ。うん……」
僧侶「ただのエッチな人、では済まない話ですよね」
盗賊「…勇者に襲われた時、すごく邪な魔力を感じた。たぶん、なにかの呪いを受けてる」
僧侶「ですよね」
僧侶「私も尋常じゃない魔力を感じました」
盗賊「あいつ、自分の中に居るそのなにかと戦ってた」
僧侶「壁の血のあととか、そこの壊れた机とかはもしかして」
盗賊「う、うーん。その時は私ほんとに気失ってたからわからない」
僧侶「勇者様、きっとすごく負い目を感じていると思うんです」
盗賊「わかるよ」
僧侶「私、すこしでも勇者様の心を癒せたらと思いまして」
盗賊「で、でもだからって体の安売りなんかしちゃダメだ!」
盗賊「僧侶は聖職者なんだから」
僧侶「……わかってますよ」
僧侶「勇者様でなければ、絶対こんなことしませんってば」
盗賊「僧侶……もしかして…あいつのこと、好きだったり……?」
僧侶「そうじゃないですけど……」
盗賊「なら神のお告げとか……?」
僧侶「そうでもないです」
僧侶「勇者様は私達の世界に光を与えてくださいました」
僧侶「ですから次は苦しむ勇者様を私の力でお救いできればなと…」
盗賊「……」
僧侶「え、なんで引くんですか」
盗賊「なんか私と人種が違うなと思ってさ……」
盗賊「僧侶って、ちょっと自分に酔ってる節あるよね…」
僧侶「え゛。そうでしょうか」
盗賊「あいつについてはあんまりほんきに考えない方がいいと思うけどな」
僧侶「どうしてです…」
盗賊「だって、勇者といえども所詮は男」
盗賊「性欲魔。女好きでしかも少女性愛。ただの変態だよ」
盗賊「僧侶のピュアーな心につけこんであんなことやこんなことを要求してくる、かも」
僧侶「も~、そんなこと言われたら気持ちがしぼんじゃうじゃないですか」
僧侶「それに少女性愛はどうでしょう? 私もう立派な大人ですけど…」
盗賊(僧侶と私相手だけなら良かったんだけどね…)
僧侶「コホン。それではひと通り話は済んだ?ということで……」
盗賊「ということで……? なんで身構える」
僧侶「どこを殴れば記憶って消えるんですかね」
盗賊「ま、まて! 消えるわけ無いだろ!」
僧侶「うううあああ~だってぇ~」
盗賊「……なんなんだ?」
僧侶「まじめに考えなくなった途端急に恥ずかしく……あぁもうっっ」
盗賊「恥ずかしいなら最初から人前でセックスしなければいいだろ!」
僧侶「セックスって言わないでくださいっ!! ああああっ!!!」
僧侶「盗賊さんがとめてくれればー」
盗賊「私なにも悪くないから」
僧侶「お願いしますさきのこと全部全部忘れてください~!」
僧侶「私ちょっと舞い上がってたというか、ほんとはこんなつもりなくって」
僧侶「元はといえば勇者様が無理強いをっ」
盗賊「わかったから! 私はなにも見てないし聞いてない!」
僧侶「ごめんなさいほんとごめんなさい聖職者ともあろうものがあんなふしだらなまねを」メソメソ
盗賊「私に謝る前に神に謝っとけ!」
――――
勇者「よぉ揃ってんな」
商人「勇者おそいよー」
武闘家「ウチまちくたびれた」
勇者「待たせて悪かったなぁ」ワシャワシャ
僧侶「……」
盗賊「……」
勇者「なんだよよそよそしいなお前ら二人は」
僧侶「べつに」
盗賊「そんなことない」
支配人「みなさま長らくお疲れ様でした」
支配人「みなさまの制服は明日には仕上がりますので、本日はこれで終わりにいたしましょう」
武闘家「マイサンと遊んだ以外なんにもしてないよ?」
商人「まいさん…?」
勇者「だまってろ」ペシッ
武闘家「あうっ」
勇者「執事のじいさんよ、俺たちどこか泊まるとこある?」
支配人「それでしたら、伯爵様私有のホテルをご用意しております」
勇者「ラッキー! タダ宿だ! しかもホテルだってよ!」
支配人「ご案内します」
勇者「このあたりは開拓が進んでるんだな」
支配人「伯爵様のご意向で、観光地として来月頭よりオープンする予定です」
勇者「それでまだ人気がないのか」
支配人「宿泊施設もグランドオープンにむけ数名の従業員が準備中でございます」
支配人「くれぐれも、物損等ございませんように」
勇者「わ、わるかったって…」
僧侶「お高い机でしたか?」
支配人「伯爵様の私物を運び入れた物でございます」
僧侶「うわ……大変申し訳ございません」
武闘家「高いから謝ったの?」
勇者「ったく、あいつそんなもんあんなとこに置くなよなー」
盗賊「壊しといてなんて言い草だ」
商人「さいてー勇者さいてー」
支配人「勇者様はご幼少の頃から伯爵様にご迷惑をかけるおり、もはや日常茶飯事でしたので」
支配人「私としては懐かしい気持ちになりましたよ」
支配人「無論、伯爵様への謝罪は忘れぬように」
勇者「はい」
――ホテル――
支配人「2部屋でよろしいですか」
勇者「人数分5部屋貸せよ」
商人「ずうずうしいよっ! 二部屋も貸してくれたら十分ですありがとう!」
支配人「ごゆっくり」
支配人「明日の朝迎えに参ります。では今宵はこれで…」
勇者「さぁ部屋わけだ」
勇者「俺こっちの狭い方の部屋」
勇者「お前ら4人はこっちの広い部屋。以上だ!」
僧侶「そーですね」
武闘家「え~それなんかずるい」
勇者「男女でわけるのは当たり前だろぉ俺は男だぞ」
勇者「それとも、俺と寝たい人。手あげて」
僧侶「……」
商人「……ぅ」そわそわ
武闘家「……はーい」
商人「!」
盗賊「私さっさと風呂入って寝たいから、勝手にして」
バタン
勇者「つめてぇなぁ」
勇者「僧侶ちゃんは?」
僧侶「勇者様と? 寝るわけないじゃないですか」
バタン
勇者「なんだぁあの態度…俺なんか気に障ることしたっけ」
勇者「むしろ……」
商人「…」おずおず
勇者「で、ボクっ娘は?」
商人「…ボ、ボクは…その」
武闘家「ウチと勇者と一緒に寝よ? きっと楽しいよ」
商人「ぇ、い、いいの…?」
勇者「まぁ大人2人だと狭いけど、お前らちっこいしな」
勇者「来い来い。大人の夜遊び教えてやるぜ」
商人「う、うん!」
僧侶「あ、ちびっこたちあっち行っちゃったみたいですね」
盗賊「なにもなければいいけど」
僧侶「さすがに子供にまでは…ねぇ? 大丈夫ですよね!?」
盗賊「なんとも言えないな」
僧侶「なにかあったらまずいですよ」
盗賊「ええと、僧侶とセックスしてから結構時間たつから」
僧侶「セッ…っ! 声にだすの禁止!」
盗賊「そろそろ溜まってきてるんじゃないかな」
僧侶「溜まるって…?」
盗賊「アレだよアレ」
僧侶「…アレ」ゴクリ
盗賊「わかるでしょ? 僧侶、言ってごらん?」
僧侶「……せーし? って変態勇者様みたいなことやめてください!」
盗賊「あはは」
僧侶「盗賊さん、私のことバカにしてません……」
盗賊「そんなことないってー」
僧侶「笑ってるじゃないですかー」
盗賊「いや、意外とね、僧侶と打ち解けてきたかなって思えて嬉しくてさ」
僧侶「……盗賊さんも、私が思った以上にクールじゃなかったですね」
盗賊「私はひとによって態度コロコロかえるから」
――――
商人「ねー勇者ぁ」
商人「ベッド一つしかない…」
勇者「だから男の一人部屋だって言ったろ」
商人「ボクたちどうやって寝るの」
勇者「そりゃあ……うーん」
勇者「うーん…寝るときはあっちの部屋戻れば?」
商人「え~廊下暗くて怖いよ」
武闘家「ウチに提案があるよ!」
武闘家「勇者さんベッドの真ん中でピーンと仰向けなって、ほら」グイグイ
勇者「お、おう」
武闘家「それで、ウチがこっちから抱きついて」ギュー
勇者「あ?」
武闘家「商ちゃん反対から」
商人「えっ………おじゃまします」そっ
勇者「…いや普通に寝づらいだろ! 特に俺が! 寝不足なるわ」
武闘家「どうせ勇者さん明日からなんもやることないじゃんずっと寝てたらいいじゃん」
勇者「よくよく考えたらなぜガキに左右囲まれて寝なきゃなんねーんだ」
商人「子供じゃないもん」
武闘家「ウチも子供じゃない」
勇者(ま、いざ寝るときはこいつらをあっちの部屋に返却すればいいか)
勇者「よぉしわかったから、風呂いこうぜ、な!?」
商人「お風呂あるの?」
勇者「あぁ、時間限られてるけど浴場つかっていいってさ」
勇者「俺たちしか泊まってないから貸し切りだぜ」
商人「わぁほんと!? 楽しみ」
武闘家「早く行こ!」
勇者(ついでに僧侶ちゃんと盗賊にも声かけていこうか?)
①声をかけてみんなで風呂にいく
②商人と武闘家と一緒にいく
>>603
1
勇者「せっかくだからみんなで行こうぜ」
商人「うん…でもふたりくるかな」
コンコン
僧侶「どうかしました?」
勇者「俺たち風呂いくんだけど」
僧侶「私たちもちょうど向かうところでした。勇者様お先にどうぞ私お風呂長いですから」
勇者「いやそうじゃなくて、一緒に行こうぜって誘いに来たんだけど」
盗賊「なんでお前と。商人と武闘家なら私達のほうでひきとってあげるけど」
僧侶「そうですね」
勇者(ひでぇ)
勇者(しゃあねぇこの手を使うか)
勇者「ほらさ、初日のことおぼえてるか!?」
僧侶「初日といえば」
勇者「森の天然温泉」
商人(あ…ボクとエッチしたとこだ)
武闘家「ひろくてきもちよかったねー」
勇者「あんときは…」
盗賊「覗けなくて残念だったな」
僧侶「やっぱり覗こうとしてたんですね!」
武闘家「へー」
勇者「俺は…」
僧侶「なにか弁明があるんですか」
勇者「俺は…ひとりだけお前らと仲を深められなくて…」シュン
盗賊「え?」
僧侶「あれ? ヤダなんで落ち込んじゃうんですか」
勇者「俺さ、パーティで男ひとりぼっちだから」
勇者「この先もずっと…一人風呂…って考えたら無性に寂しい気持ちになってしまって…」
勇者「はは、でも仕方ないよな。実際男だし、女の子と一緒に風呂なんて変態におもわれてもしかたない」
商人(へんたいなことしたくせに)
盗賊「わ、わかった! 一緒にいってやるからっ、な、僧侶?」
僧侶「え、ええ…もちろんです! お背中くらいなら流しますよっ」
勇者「ありがとう…お前ら…」
勇者(は、なんだこいつらちょろいぜ!)
――脱衣所――
僧侶「と同情してつい一緒にきてしまいましたが」
僧侶「こんな明るい場所で素肌を晒すのってやっぱりちょっと…」モジモジ
勇者「気にするなって。風・呂なんだからなぁボクっ娘」
商人「うん。ボクお風呂は良いとおもうよ」ヌギヌギ
勇者「ほら! ほらぁあ!!」
盗賊「なに鬼の首を取ったような顔してるんだムカつく」
僧侶「クッ、私達もしかしてハメられました?」
勇者「ハメたいけどまだハメてない」
盗賊「バカっ! 勇者お前、先入ってろ!」
勇者「ぷっ、お前もなんだかんだ恥ずかしいんだな」
勇者「だよなぁあの時一番お前が覗かれたくなさそうだったもんなぁ」
盗賊「ううううるさい」
勇者「ほんじゃま俺さきにはいってるから」ヒラヒラ
勇者「いくぞお前ら」
商人「うん」
武闘家「は~い」
勇者「バスタオル、持ち込むなよ? 小さいタオルだけにしとけ?」
盗賊「~~っ! くそー!」
盗賊「どうする」
僧侶「どうするって、このままだと利用時間過ぎちゃいますし」
盗賊「腹くくるしか無いのか」
僧侶「盗賊さん、そんなに嫌なんですか?」
盗賊「まぁ…僧侶はそうでもなさそう」
僧侶「私はちょっとというか、すごく恥ずかしいのを我慢すればいいかなってくらいなんですけど」
盗賊「私はその…いろいろ複雑な事情が」
僧侶「事情…?」ぷるん
盗賊「……事情」ぺたーん
盗賊(僧侶と比べられるのが嫌!)
盗賊「なんて言えないよぁ…」
僧侶「なにか言いました?」
盗賊「いやべつに…」
盗賊(僧侶と並んだら大きさの違いは明白だし、かといってあのおチビたちと並んだらなおのこと際立つ…)
盗賊(それを、からかわれるのが目に見えてて辛い)
僧侶「私髪の毛洗うの時間かかるので先行ってますね」
僧侶「あ、私と一緒の部屋なんですからお風呂入らないって選択は無しですよ」
盗賊(お前も私を追い詰めるのか)
――浴場――
商人「みてみてみてみて! ライオンだー」
武闘家「なんでライオンがお湯吐いてるん」
勇者「なんでだろうなぁ」
商人「伯爵様の家のお風呂にもこんな像あったよね」
商人「いくらくらいするんだろう。ボク15年生きててこんなの見たこと無いよ」
勇者「金持ちの趣味はよくわかんねーわ」
武闘家「ひろいねぇ。なんでこんな広いの」チャポチャポ
勇者「普通はほかの客がいっぱいいるからな」
勇者「貸し切りなんてめちゃくちゃラッキーだぞ」
武闘家「泳いでいい!?」
勇者「おおし、俺に勝てるとおもうな」
商人「ダメだよ泳いじゃー」
僧侶「そうですよ」
勇者「あ! 僧侶ちゃんやっと来た。こっちおいで」
勇者「ってなんで隠してるんだよ!! 風呂だぞ風・呂」
僧侶「…」チョイチョイ
勇者「なに」
僧侶「恥ずかしいですし、それに、見たら見たで勇者様」
僧侶「勃っちゃうでしょう…?」ボソッ
勇者「!」
勇者「ごめん、いまのひとことで半勃ち…」
僧侶「あ、そうですか」
僧侶「でも我慢してくださいね。ここでは先ほどみたいにはいかないんですから」
勇者「俺の身を案じてくれてありがとうだけど君は確実に体隠す理由を探していただけだよな」
僧侶「えへ」
勇者「くっそー体洗うとき絶対見てやるからな」
僧侶「私エッチな人は嫌いです」
勇者「で、盗賊は、あいつまーだうだうだ言ってんのか」
僧侶「悩み多いお年ごろなんですよ」
勇者「僧侶ちゃんいくつだっけ…」
僧侶「18です。盗賊さんと同い年ですよ」
勇者「……余裕がありそうですね」
僧侶「さぁなんのことでしょう」
僧侶「勇者様は盗賊さんの入る時間がなくなるまえにさっさと体洗ってお風呂あがってくださいね」
勇者「はぁ…」
僧侶「あの聞きたいことがあるんですけど」
僧侶「お風呂ってこの先どれくらいの頻度で入れるんでしょうか」
勇者「あぁそうだな、ここに滞在してる間はもちろん入れるけど」
勇者「離れてまた荷馬車での旅となるとそうそうないよなぁ」
勇者「街の宿も風呂ついてたりついてなかったりだし」
僧侶「ですよね…」
勇者「やっぱ女の子にとっては死活問題?」
僧侶「私髪の毛長いので、一日入らないだけでもちょっと気になっちゃったり」
勇者「俺は僧侶ちゃんの臭いなら気にしないよむしろむしろ」
僧侶「こういう人がいるから気になるんですよ」
勇者「ならお湯をわかして体拭くとか」
僧侶「そうなりますよね……」
勇者「だから風呂があるうちは満喫しておくべきだ」
商人「うんうんそうだよね」ヒョコッ
勇者「お前らは楽しそうだな」
商人「ボクお風呂だいすき。ちいさいころパパによくいれてもらってたんだ」
勇者「いまもちいさいじゃん」
商人「む~ちいさいっていうのは、年のこと!」
勇者「いや歳もアレじゃん」
商人「ねぇボク何歳かしってる!?」
勇者「怒るなよ……ええと、お前の年齢確か」
勇者「じゅう…さん? …いや12?」チラッ
商人「ど、どこみて言ってるの!?」
商人「ボク15です!大人です!」
商人「そりゃあ僧侶と比べたら子供の体かもしれないけど…!」
僧侶「なんか、ごめんなさい」
商人「勇者お風呂で変態な目するのはマナー違反だよ?」
勇者「へいへいそりゃすいませんでした」
勇者「なるほどなぁお前はずっと親父さんと入ってたから人と入るのにそんなに抵抗ないのか」
商人「僧侶は違ったの?」
僧侶「物心ついたころにはお父様と一緒には入ってなかったですね」
商人「そっかー」
勇者「まぁしかしお前みたいな子と一緒に風呂入れる親父さんは幸せもんだな」
勇者「今頃家で寂しがってるんじゃないか」
商人「ううん、パパは行商人でね。世界中飛び回ってるから…」
商人「年に数回家に帰ってきたときにしか会えないんだ」
商人「だからボクこんなにおっきくなったよって一緒にお風呂入ったりしてたの」
商人「パパ今頃なにしてるんだろう…」
勇者「お前んとこ根っからの商売一族だったのか」
商人「パパね、優しいんだよ。なんでも買ってくれる」
僧侶「たまにしか会えないこんなに可愛い娘がいたらつい甘くなってしまいますよね」
商人「それにパパはママひとすじだし」
勇者「しらん。なんだいきなり俺への当て付けか」
僧侶「旅のあいだ素敵なパパになってあげたらどうですか」
勇者「え」
商人「こんなパパやだ」
勇者「そうですか」
僧侶「そうですね」
――――
勇者「遅い! あいつはなにやってるんだ」
商人「盗賊こないね」
武闘家「ウチ呼んでくる?」
勇者「いや、ここはパーティのリーダーである俺がガツンといってくるぜ」
武闘家「かっこいい!」
勇者「和を乱しやがってあいつめ」
僧侶「ガツンと! ガツンとお願いします」
商人「ボクのしらないとこでなにかあったの…?」
僧侶「あなたもそのうち盗賊さんの葛藤がわかる日がくるかもしれませんよ」
商人「…? かっとう?」
ガララッ
勇者「へい! 思春期! まだかよ!」
盗賊「え…」ヌギッ…
勇者「お? 意を決したのか」
盗賊「う、うわああああっ! みるなみるなみるな!」
勇者「なんだよみんな裸になってるぞ」
盗賊「全部脱いだらいくから! 絶対いくから!」
勇者「そう言ってどれだけたつと思ってんだ」
盗賊「というかなんてタイミングで開けるんだ!」
勇者「みんな裸でのぼせながらまってるぞ」
盗賊「…」
勇者「裸で」
盗賊「うるさい! ……」スルスル
勇者「お嬢さん手が遅いですなぁ」
勇者「盗むときはめちゃくちゃ俊敏なのになぁ? おかしいですなぁ」
盗賊「だって、恥ずかしいじゃないか」
盗賊「なんでみんな恥ずかしくないんだ」
盗賊「お前だって恥ずかしくないのか?」
勇者「エッチやキスはできて裸は見せられないっておかしくない?」
盗賊「おかしくない! し、私はもうお前とは金輪際しないから」
勇者「はぁーまたまた意固地になっちゃってさ。乙女なお前はどこいったんだ」
盗賊「……」
勇者「ほら、おいで」
盗賊「…っ」
勇者「おいで、みんなお前のことまってる」
盗賊(そんなふうに優しく言われたら…)
盗賊「うー、もう」バサッ
盗賊「…行く」
勇者「よし」
深夜の更新ここまで
みてくれた人ありがとう
――――
僧侶「あ、盗賊さんやっときた」
商人「遅いよー?」
盗賊「…」キョロキョロ
勇者「なんで俺が目隠しされなきゃいけないんだよ。あぶねーよ滑ってこけたらどうすんだ」
盗賊「うるさいな…私が上がるまでそのタオル取るなよ」
勇者「わーがままで困るぜ!」
勇者「なぁ僧侶ちゃんもそう思うだろ?」
僧侶「いえ私は別に。目隠ししていてください」
勇者「ひでぇな」
勇者「なぁボクっ娘!? お前はこういうの良くないとおもうよな!?」
商人「うん。そうだね! だってお風呂だし」
僧侶「!」
盗賊「!」
商人「ほんとはタオル持って入っちゃいけないんだよ? みんな悪い大人だね」
僧侶「ぅ…」
勇者「ほらああっ! ほらなあああ!?!?」
僧侶(まさか平然と勇者様側につくなんて)
盗賊(いやこれは真面目なだけだろ……と思いたい)
勇者「これで2対2だな」
商人「うん!」
僧侶「なにがですか……?」
勇者「タオルいらない派といる派」
僧侶「要りますよ! 体洗わなきゃいけないんで!」
勇者「じゃあ 体 洗 う 時に使えばいいんじゃないか?」
僧侶「……むぐ」
勇者「よし、多数決の最後の一票はあっちで泳いでる奴に委ねよう」
盗賊「なんで突然多数決なんだずるいぞ」
勇者「おーいチビっ子」
武闘家「なぁに? 勇者さんなんで目隠してるの。アハハハ」
勇者「お前さぁ、風呂にタオル巻いて入るのってマナー違反だとおもうよな?」
武闘家「え? うーん」
僧侶「あ、そんな聞き方ずるいですよ!」
僧侶「武闘家ちゃん聞いてください! 勇者様はあれこれ因縁つけて結局私達の裸がみたいだけなんですよ!」
武闘家「えーいいじゃん…ウチ気にしないし。ていうかもう見られてるし」プカー
僧侶「ぁ…ぁ…そんな」
勇者「ふっ」
勇者「はい3対2」
盗賊「子供は二人で一票」
商人「ヤダ」
盗賊「……ッ」
僧侶「しかたないですね…」
僧侶「その代わり、変な目で見ないでくださいね」
僧侶「あくまで お 風 呂 なんですよね?」
勇者「あ、あたりまえだろ…な?」
僧侶「ふーんだ…」ハラリ
勇者「おい早くだれか俺の目隠しを! 後ろで固く結ばれてて…」
商人「ボクがとってあげるね」
パサッ
勇者「サンキュ」
暗闇から解き放たれ、目の前に広がるであろう絶景。
それは全裸群像の桃源郷。
俺は期待に胸と股間をふくらませ、満を持して目を開いた。
しかし、目の前には……。
勇者「おおおっ! い、いない…」
商人「僧侶と盗賊、湯船のほうに逃げちゃったよ」
平たい成長期から期待を裏切る現実をつきつけられる。
すまない、お前の胸はかわいらしいけど、俺がみたかったのはそれじゃないんだ。
商人「恥ずかしがらなくてもいいのにね?」
勇者「そうだな…」ペトッ
膨らみかけの双丘がなんとなく目についたので手の平を置いてみる。
商人「ひゃっ!? なんで触ったの」
勇者「慰めにならねぇなぁ…」
商人「も~~、ボクもあっちいくから! バイバイ!」
勇者「いかん俺としたことが、気心知れた風呂仲間のあいつまで怒らせてしまったかも…」
勇者「はぁ……」
勇者「…」チラッ
広々とした湯船に視線を移すと、
女性陣は各々自由にくつろいでいる姿が見えた。
勇者「湯の濁りが憎たらしいぜ。あれがなければなぁ…いい風呂なのに」
勇者「しゃーない無理に見ようとしてあんまり嫌がられるのも心に響くしな、さっさと体でも洗うか…」
勇者「……いやまてよ」
勇者「背中を流してもらうくらいは、いいんじゃねーかさすがに? 」
①武闘家に頼んでみる
②商人に頼んでみる
③僧侶に頼んでみる
④盗賊に頼んでみる
>>741
ダメもとで4
勇者「クックック。こうなったのも元はといえばアイツが悪い」
勇者「アイツに責任をとらせるべきだ!」
俺は風呂場にも関わらず足音を殺し、湯船に浸かる盗賊にゆっくりと近づく。
盗賊は神経を尖らせ周囲に警戒を配っているようだが、
俺の完全に気配を断つ忍び足の前にそんなものは通用しない。
あっという間に背中まで到達し
勇者「よっ」
細い肩をタッチした。
盗賊「!!!? なっ」
盗賊は勢いよく振り返り、信じられないといった顔で口をぱくぱくさせている。
盗賊「バカな…なんでお前が」
盗賊「私はプロだぞ!?」
勇者「ほぉ、俺も旅のプロだからなぁ、これくらいは覚えたさ」
盗賊「触られるまで全く気づけなかった…」
勇者「お前肩こってるなぁ」
ぐにぐに細い肩首を揉む。
盗賊「うっ…なんなんだ何しに来たんだよ」
勇者「いやー背中でも流してもらおっかなぁって」
盗賊「それと忍び足の何が関係あるんだ。もっと普通に誘ってくれれば」
盗賊「ていうかそれでも嫌だ! 背中くらい自分で洗えって」
勇者「……」ぐにっ
盗賊「イツッ…何」
勇者「お前は昼間の一件と今の件でまだわからないのか…?」
盗賊「…」
勇者「お前は俺には勝てない。逆らえない」
盗賊「……」
勇者「そうだろう?」
盗賊「許してないからな。私を気絶させてるうちにあんなことやこんなことしたんだろ…」
勇者「してないって言えば?」
盗賊「したんだろ!!」
勇者「ほんとにしてねーって」
盗賊「……」
盗賊「ほんとだな? 信じていいんだな!?」
勇者「お前としてスッキリしてたら、あの後僧侶ちゃんとあんなに激しく出来ない」
盗賊「お前…途中から私が起きてるのも気づいてたのか」
勇者「当たり前だろ、俺レベルになると人が寝てるか起きてるかなんてそいつの魔力の流れでわかる」
盗賊「…ッ! なのに堂々とお前は…なんてやつ」
勇者「ベッドの中で妬いてたか?」
盗賊「そんなわけないっ!」
勇者「僧侶ちゃんは素直だった。ふたりっきりだと俺のいうことはなんでも聞いてくれる」
盗賊「……」
勇者「お前は?」
盗賊の背中をツゥーっと撫でおろす。
盗賊「は、はうっ…。変な声でちゃった」
勇者「ほんとは欲求不満だろ?」
盗賊「ちがう…あっ、ん」
勇者「そんな甘ったるい声だしてさぁ」
勇者「お前も可愛がってやろうか? 伯爵の家でシたみたいに」
盗賊「伯爵…あっ」
あえて口にだして思い出させてやると、盗賊の顔がみるみる赤く染まっていく。
あの日の行為が鮮明に蘇っているのだろう。
一度こうなると本当にこいつの扱いは簡単だ。
力関係を体で理解しているのか、昼間とはうってかわって反撃してくる気配すらない。
盗賊「背中…流すだけでいいんだろ」
勇者「あぁ。それでいいぜ。お前が我慢できるなら」
盗賊「……」
盗賊は湯船から身をだし早足で洗い場へと向かった。
――――
盗賊「どうすればいい……?」
勇者「えっとな、まずイスを寄せてこっちに…」
盗賊「いちいちチラチラみるなッ」
勇者「だって目に入るんだよ」
盗賊は胸を隠し俺を睨みつける。
勇者「隠したってどうせみえるし、もう見たから意味ないぞ」
勇者「お前の胸ほんとぺったん…痛ッ」
盗賊「うるさいな! 早く背中向けろ」
勇者「さきに背中流してくれたら、次は俺が流してやるから。交代交代な」
盗賊「やっぱりそれがしたいだけなんだな」
勇者「ほんとは期待してるんだろ? お前昼間のアレからずっとムラムラしてるもんな?」
盗賊「してない」
勇者「オスの俺にはわかるんだよ」
盗賊「そんな馬鹿な…」
盗賊は不満気にもらしながら、タオルに石鹸をくしゃくしゃと擦り付け泡立て始める。
がしがし。
勇者「い、いたい」
がしがし。
タオル地でおもいきり擦られ肌にヒリヒリした痛みが走る。
勇者「お前っ!」
盗賊「何」
勇者「下手くそだなぁ…ほんとへったくそ」
盗賊「だってこんなことしたことない」
勇者「タオルはな、泡立てるだけ。その泡を手にすくって手の平でやさしくこするんだよ」
盗賊「嘘だ。それじゃ汚れ落ちないだろ」
勇者「それが落ちるんだよなぁ。第一タオルでこすると肌が傷つくぞ」
盗賊「私ずっとそうしてたけど…」
勇者「若い内はまぁ肌に張りがあるからいいとして」
勇者「大人になってもそんな洗い方してると僧侶ちゃんみたいな美しい肌にはなれないぞ」
盗賊「また僧侶を引き合いにだす…だから嫌なんだ」
勇者「俺が正しい洗い方を教えてやる」
勇者「背中をむけろ」
盗賊「……」クルリ
盗賊のスラっとした細い背中に目をやる。
昼間に体中隅々まで観察したものの、水を弾く肌はまた一層色っぽさが漂う。
勇者「やっぱ若いんだなぁ」
盗賊「早く終わらせてくれ」
勇者「まずこうやって泡を手にとって」
たっぷりの泡を背中におしつけて手のひらでゆっくりと伸ばす。
盗賊「ハァ…」
勇者「おい何感じてんだ」
盗賊「感じた、わけじゃ…手つきがやらしくて」
勇者「なーにいってんだ。お前がやらしいことされるって思い込みでそう受け取っただけだろ?」
俺は丁寧に泡を広げ、肌を傷つけないように手のひらで背中を撫でるように洗ってゆく。
盗賊「お前が優しくするのって変な感じ」
盗賊「脱衣所のときもそうだけど、まず似合わない」
勇者「俺の何をしってるんだい? 俺はもともと優しいよ?」
盗賊「…そのしゃべり方も声の出し方もムカつく」
勇者「それともずーっとムラムラしてる盗賊ちゃんはやっぱりこっちがお望みかな?」
盗賊「ちゃんって……うぁっ!?」
①俺は背中を撫でる手を盗賊の胸の方へと滑らした。
②俺は背中を撫でる手を盗賊の尻の方へと滑らした。(関係悪化)
>>755
1
俺は背中を撫でる手を盗賊の胸の方へと滑らした。
盗賊「うっく……」
盗賊「なぁ!? なんで」
盗賊「背中…だけの約束だろ」
勇者「あぁ悪い悪い。つい手が滑って」
勇者「にしてもお前の胸って」
盗賊「ぐすっ…」
勇者「あれ…盗賊…?」
盗賊「人のことバカにして」
盗賊「お前に私の気持ちなんてわかるもんか」
勇者「そんなまさか泣かなくても、とてもちいさいながら可愛い胸だと、思うぞ…?」
勇者「それにこうやって揉んでればそのうち」ふにふに
盗賊「ヤっ…やめろ! もう虚しくなるだけだから!」
盗賊「私の成長期はおわったんだ…もうなにしたって無駄なんだ」
盗賊「だから放っておいてくれ…」
どうやら俺の思っていた以上に触れてはならない事だったらしい。
男だと、身長に相当するだろうか。
そう考えると多少同情できた。
とにかく俺は盗賊の胸からすぐさま手を離し一言謝っておいた。
盗賊は暗い顔をして俺に裸を依然晒している。
誰がどう見ても、取り繕いようもなく、それは小さかった。
こいつの場合上背があってスリムだからなおさら薄っぺらい印象が強くなる。
更に言うと、いつも側にいるのが僧侶ちゃんだからなおさらそう感じてしまう。
盗賊「私、魅力ないよな……」
勇者「え?」
盗賊「昔から男っぽいし」
盗賊「肌も僧侶みたいに白くて綺麗じゃないし」
盗賊「髪の毛も…つやつやじゃない」
勇者「いや、そんなことは…」
盗賊「じゃあ私のどこがいいか言ってみてくれ」
勇者「えっと」
盗賊「ほら言いよどんだ」
盗賊「考えないと出てこない程度なんだ私って」
勇者「ネガティブになるなよ…」
勇者「人間体だけがすべてじゃないって」
盗賊「私中身も悪いし」
勇者「お前なぁ~」
盗賊「私がお前たちと風呂に入りたくない気持ちわかっただろ?」
盗賊「すこしでもお前に人間の心があるなら、私は誘わないでくれ」
盗賊「じゃあな」
盗賊は立ち上がりゆっくり歩き去っていった。
勇者「歩いてる姿をみると腰回り、すごい色っぽいんだけどなぁ」
女性の胸を触ったことで先まで膨らんでいた股間がしなしなしぼんでいく。
勇者「お前の体は、俺のこいつを喜ばせるには十分すぎるほど魅力的なのに」
勇者「言い出せない俺って…ほんとバカ」
――脱衣所――
商人「はぁ~さっぱりした!」
勇者「お前らちゃんと髪の毛ふけよ~」
武闘家「あれー、盗賊いない。どこいったの」
勇者「あ、あぁ先部屋もどったみたい…」
武闘家「そっか」
商人「僧侶はまだ時間かかるって言ってたよ」
勇者「おーう、じゃあ俺らも先に部屋もどるかー」
勇者「ここで待ってたらまた着替えを見るなだのあーだこーだ言われそうだし…」
商人「うん」
武闘家「お部屋で遊ぼ!」
勇者「遊ぶ…? 遊ぶ、うーんなにして遊ぶか」
商人「戻ってから考えようよ!」
――1人部屋――
勇者「遊ぶってもなぁ、なにもすることないし」
勇者「ガキンチョは夜更かしせずに早く寝たほうがいいぞ」
武闘家「ウチね、トランプ持ってるよ」ゴソゴソ
武闘家「動物の絵柄かわいいでしょ?」
勇者「お、じゃあカードでもするか」
商人「ボクもやる! ボク強いよ」
武闘家「ウチも負けない! 」
勇者「おう、自信あるならなんか賭けるか、なぁ?」
武闘家「お金ない」
商人「うん。なにも賭けるもの無い」
勇者「金じゃなくてー、何か一つ命令聞くとかさ」
武闘家「いいよ! ウチ次の街でなんか買ってもらう!」
商人「えへーボクはなに命令しようかな」
勇者「お前ら…俺の実力もしらないで勝った気でいやがるな…!」
・・・
勇者「……」
商人「どうしたのぉ勇者? 真っ青だよ」
勇者「……クッソ、ブタだ」
武闘家「ウチはツーペア」
勇者「はぁ、お前はどうなんだよ」
商人「見てスリーカード♪ ビリの人は勝った人の言うこときくんだよね?」
勇者「クッ…はい…」
商人「えーっと、なににしようかなぁ」
勇者「やめろ高いものは勘弁してくれ」
商人「んー、じゃあねぇ」
勇者「……」
商人「ぁ、頭なでて…?」
勇者「はぁ…なんだそれ。いつもしてるだろ」
ワシャワシャ
商人「あーんそうじゃなくって。もっと優しくしてよ」
勇者「…こ、こうか」
ナデナデ
商人(やたっ♪)
勇者「こんなんでいいのかよ。俺ならもっとドギツイ命令するけどな」
武闘家「ずるい……ウチも次そうしよ」
商人「つ、次の勝負いこー」
勇者「次は勝つぜ。俺に勝負を仕掛けたこと後悔させてやる」
・・・
勇者「ツーペア」
商人「スリーカード」
武闘家「ウチの勝ち。フラッシュ!」
勇者「なぁんでだよー、また俺の負けかよ」
商人「勇者これで4連敗だね」
勇者「お前らイカサマしてるだろ!」
商人「してないよー勇者が運なさすぎ弱すぎなだけっ」
武闘家「命令するよ? お膝の上のせて!」
勇者「くそ~」
勇者「なんだってそんなべったべたしてくるんだお前ら」
武闘家「勇者こまらせるの楽しいもんね!?」
商人「うん! いつもボクたちが困らされてるからこういう時に仕返ししないと!」
勇者(それからというもの俺は天運に見放されたのか、負けに負け続け)
商人「抱っこして♪」
武闘家「ぎゅーってして」
商人「手つないで♪」
武闘家「あーんして」
商人「犬の真似して♪」
武闘家「かわいいパンツ買って」
商人「服買って♪」
勇者「チクショウ…ガキにいいようにされるなんて情けなし!」
勇者「お前らおぼえとけよ」
商人「えー、たかがゲームで根に持つの? 勇者がまけるから悪いんじゃん」ツンツン
武闘家「そうそう。はい這いつくばってー」クイクイ
勇者(ああああ調子のりやがってぇええ!)
商人「ねぇ勇者…ちょっと引いちゃうくらい弱くない?」
武闘家「運なさすぎ」
勇者「おかしいぞ、これはなにかおかしい…」
勇者(ま、まさかこの圧倒的運の無さは…もしかして俺の身に)
武闘家「はいよー。あるけー」パシン
勇者「か、勘弁してくれよ……」
勇者「誰か助けて…」クスン
コンコン ガチャリ
僧侶「あれ、楽しそうなことやってますね」
武闘家「あー僧侶どうしたのー」
僧侶「ホテルの方がお弁当くださいましたので、私達の部屋で食べましょ」
商人「うん!」
僧侶「で、何やってるんですかそれ」
武闘家「見てわからないの。勇者はいまウチたちの馬だよ」
勇者「ひ、ヒヒン」
僧侶「心中お察しします……」
――4人部屋――
盗賊「なんだよそんなおもしろそうなことやってるなら呼べよ!」
勇者「お前は本当にヤバそうな命令しそうだからパス」
盗賊「……ぜぇ~ったいいつか恨み晴らしてやるからな」モグモグ
僧侶「何かあったんですかねぇ」
商人「いつもどおりじゃない」
僧侶「それで、どれだけ負けたんですか?」
勇者「15連敗くらい…?」
盗賊「それはちょっとありえないな。お前絶対カジノとか行っちゃだめ」
武闘家「ウチ自信はあったけどそんな強くないのに」
僧侶「もしかしてとてつもなく運が低かったりしませんか?」
勇者「昔はそんなことなかったぞ」
僧侶「ではなにか心当たりは?」
勇者「うーん、めちゃくちゃある」
僧侶「あーあ、それを先に知ってれば私も参加してなにか命令できたのに!」
勇者「た、例えば?」
僧侶「えっ、例えばって言われても…う、うーん…なにも思い浮かばないですけど」
武闘家「僧侶もギューってしてもらいたかった?」
僧侶「ぎゅう? やっ、そんなわけないじゃないですかー」
盗賊「私なら犬の真似させて床に這いつくばらせて惨めったらしく餌食わせたが」
勇者「おい俺似たようなことやったぞ…」
武闘家「ふぁーウチご飯たべたら眠たくなってきた」
勇者「そうだな、歯磨いて寝るか」
僧侶「お勉強会は?」
商人「今日は移動でつかれたから無しにしてよー」
僧侶「…ま、いいですけど。明日は絶対しますからね」
商人「はぁい」
勇者「じゃ俺部屋戻るわ。お前らおやすみ」
盗賊「おやすみ。明日朝早いっけ」
勇者「いやゆっくり寝てていいぞ」
僧侶「おやすみなさい」
勇者(さて、さっきの罰ゲームを遂行しなきゃな)
勇者(本音を言うと今日は1人でゆったり寝たかったが…命令されちゃしかたない)
勇者(俺に今晩一緒に寝ろと命令してきた相手は…)
①武闘家
②商人
>>815
2
勇者「……」チョイチョイ
商人「んー?」
勇者「ほんとに寝るんだな?」
商人「いいのー?」
勇者「約束したしな」
商人(やたっ)
商人「じゃボク勇者の部屋で寝るね…? おやすみ」
武闘家「うー、楽しそうだからウチもあっちで寝たかったのにー」
僧侶「勇者様、どういうことですか?」
勇者「あぁ、ガキの御守りだよ」
勇者「こいつら最後の方どっちが俺と寝るかずっと権利奪い合ってて」
僧侶「それはそれは、ずいぶんお子様におモテになることで」
商人「子供じゃないもん」
僧侶「勇者様が良いなら私がどうこう言うことではないんですけどね」
武闘家「おやすみー! 次はウチが勝つからね!」
商人「ボクに勝てるかな?」
勇者「もう賭けカードはやらねぇから! ほらいくぞ」
――1人部屋――
勇者「寝るぞー」ボフン
商人「……ボクもベッド入っていい?」
勇者「お前床で寝たいのか?」
商人「ち、違うよぉ」
勇者「じゃあこっち来い」
商人「で、でもぉ…」
勇者「土壇場で恥ずかしくなるなら最初から命令すんなよ」
商人「…! お邪魔します…」
商人は緊張した様子でおずおずと隣へと潜り混んできた。
俺の右袖をギュッとつかみ横になる。
勇者「お前そういう寝方なの?」
商人「うん…こうしないとなかなか寝られない」
勇者「じゃあ寝袋は寝づらかったか?」
商人「思ったよりは。寝るまでは星が見えてたのしかったんだけどね」
勇者「ふーん、俺はどこでもどんな体勢でも寝れるぜ」
商人「ねぇ勇者、だ、だ、抱っこ」
商人「あの…」
勇者「聞こえなかった」
商人「! だ、だっこ、こっち向いて」
勇者「なんだよそれ命令か? もうお前に負けた分は全部実行したんだけどなぁ」
商人「命令じゃなくてお願い…」
勇者「…」
俺は身を返し商人を抱き寄せた。
小さい体は腕と胸の中にすっぽりと収まる。
商人は「うくっ」と小さい声を漏れしたあと、しばらくモゾモゾと動いてやがて静かになった。
勇者「あ、お前のつむじもよくみると可愛い」
商人「つむじ~…?」
目の前の頭の匂いをかぐと風呂あがりの女の子のとても良い匂いがした。
栗色のふんわりした髪の毛が鼻先に触れてくすぐったい。
商人「なぁに?」
勇者「いやなんでもないです」
勇者「で、なんで今日はこんなベタベタしてくるんだ」
商人「う、うん…ナンデモナイヨ」
勇者「嘘つけ。もしかして、昼間の件?」
商人「……」
勇者(図星かな?)
昼間の採寸の時、俺はこいつにあと一歩でひどい事をしてしまうところだった。
事は未遂におわったが、それでも多少嫌われる覚悟はしていた。
しかしさきほどからの態度を見るに、どうやら特別嫌われたりはしていない、俺も思い過ごしだったようだ。
商人「ボクね、今日あんなことがあって」
商人「勇者に悪いことしたなぁって思ったんだ」
勇者「お前が? なんで」
商人「だって…勇者の…」
商人は言いよどみ、胸の中でさらに小さくまるまる。
勇者「…?」
勇者「とにかくあの時は俺が悪かった。ほんとごめんなー」
俺は謝罪の意を込めて、髪の毛をできるかぎり優しく撫でる。
すると当然商人は顔をあげ、
商人「勇者は悪くないよ! ボクのこと、気遣ってくれたもん」
商人「だからね、ボクが悪いの」
商人「勇者のアソコ…おっきくしちゃったでしょ」
商人「責任とらないと、だめだって教えてもらったのに…なにもできなくって」
商人「ごめんなさい…」
うるうるした目で、衝撃的なことを告げられる。
ものすごく、いや形容できないほどに俺の良心が痛んだ。
まさか俺の何気ない冗談を本当に真に受けて、俺との行為に及ぼうとしていたとは。
こんな純真な少女に慰安をさせるなんて、させてしまった事実に愕然とする。
勇者「そんな…俺の方こそ」
勇者「お前にひどいことしてしまった」
勇者「お前の体とか顔とか仕草をみてると、欲求がおさえきれなくなって」
商人「……ボク?」
きょとんしたした顔で俺の目をみつめたあと、はにかむように笑った。
俺はその笑顔が本当に愛らしく思えた。
抱きしめる腕に力がこもる。
商人「な、なぁに…いたいよぉ?」
本当に責任をとらないといけないのは俺のほうだ。
やってしまった過去はもう変えられない。
ならばこれからのことを考えて、彼女と有効な関係を築きたいとおもった。
勇者「許してくれ」
商人「勇者は、悪くないよ…」
勇者「それでもなんとか償いたい」
商人「……。じゃあ…ボク…」
商人はもう一度顔をあげ真剣な目で俺をしばらく見据えたあと、
ふわっとした笑顔をつくり、目を閉じた。
勇者「……」
お前が、俺のどこを気に入ったのかまだわからない。
俺は粗暴だし、無遠慮だし、意地悪だし、女好きだし、変態だ。
それでもお前が俺を受け入れてくれるなら、俺に身も心も委ねてくれるなら。
いまの俺がお前にしてやれることは…
①優しく口付けする
②激しく口付けする(関係悪化)
>>836
2
俺の中のどす黒い欲望が膨らんでいく。
情念の獣たちは目の前の可憐な生き物を激しく陵辱しろといわんばかりに俺を突き動かす。
気づけば俺は商人の小さな口付けを乱暴に奪い、舌を無理やり口の中に侵入させていた。
商人「うひゅっ、んんんっ!? んぅ~!?!?」
こんな風にされるとは予想だにしていなかったのか、
商人はじたばたと暴れはじめた。
しかし暴れれば暴れるほど舌は淫猥に交じり合い、唾液の混ざるいやらしい音が耳へと伝わってくる。
商人「んちゅ、んんっ、じゅぶっ、んんっう!」
片手で後頭部をしっかりとおさえ逃げられなくする。
商人は苦しさで小さく咳き込みながら、離してくれといわんばかりに俺の胸襟をつかみゆさゆさと揺さぶる。
商人「んひゅっ、はなひゅへ、あへっじゅるっじゅぷ」
舌を吸ったり、舌に舌をからませたり、小さい歯を舌でなぞったり、
隅々まで味わうように口内を陵辱していく。
商人「んひゅううっ!?? んちゅっ、んんんっじゅるっあっぷ」
なんだか甘い味がする。
さきほど歯を一緒に磨いたのに不思議だ。
唾液にも女のフェロモンが含まれているのだろうか。
俺は夢中で舌を吸い、つぎつぎ分泌される唾液を味わった。
商人「あぅぅ…んー、ちゅっ、くるひっ、はぁはぁ」
だんだんと商人の息があがってきた。
もはや体での抵抗は諦め、トロンとした目で俺を覗きこむ。
顔は真っ赤に上気して、ほほに触れるだけで温かい。
商人「どうひへ……」
ちゅぷっ。
ようやく舌を解放してやる。
二人の唾液の交じり合った銀糸がデロっと唇の間に橋を架けた。
商人「はぁ、はぁ…うぅー」
商人はこんなつもりじゃなかったのにと言いたげにうーうーと唸っている。
その後口周りを拭い、俺のほうに再び向き直す。
商人「ボク、はじめてだったのに…」
勇者「おいしかった」
商人「…むー、やっぱりひどいや勇者」
勇者「ほんとにおいしかった。もう一回したい」
何度でもしたいと思った。
ずっと吸っていても飽きないくらい俺にとっては至福の時間だった。
商人「…はずかしい」
勇者「お前はあんまり気持ちよくなかった?」
商人「わかんないよぉ、他にしたことないもん」
商人は自分の唇にそっと触れ、顔を伏せてしまう。
俺はまた機嫌を取るように髪の毛をなで、
もう一回もう一回とねだるようにお願いした。
商人「そんなによかった…?」
商人「ボク、チューってもっと素敵なものだとおもったのに」
勇者「大人はこういうキスするんだぜ」
商人「……そっか」
そういうつぶやくと彼女は長い時間考え事をしたあと、
もぞもぞと体勢を整え、顔をあげ小さく突き出した舌を俺に見せる。
商人「んえ」
勇者「はは、なんか間抜けな顔だな」
商人「…ひどいよぉ~ボク真剣なのに」
勇者「目閉じて」
商人「ん」
もう一度、今度はさきよりは優しく舌に吸い付く。
商人「ちゅう…」
俺の胸襟を掴む手にまた力が入る。
商人「んー…」
商人は舌先で恐る恐る俺の舌を突っつく。
商人「えふっ、ちゅるっ…ちゅ…んっ、ちゅる」
しばらく好き勝手やらせてておくと、次第に大胆に吸い付くようになってきた。
商人からわざと逃げるように舌を動かすと、彼女は必死に捕まえようと舌を激しくねじ込んでくる。
商人「んじゅっ、ちゅ、ちゅむっんにゃ」
商人「はぁふ、んー、どこ」
商人「にへないへ」
商人「んちっゅ…ちゅるっ、ちゅ、じゅぷ。ん……ちゅかまえた♪」
それからというもの俺と商人はずっと夢中で舌を絡めていた。
だんだんと頭がボウっとしてくる。
最初にくちづけた時から股間はもはやごまかしようもないほど膨張しきっており、
腕の中に収まる彼女も、体でその膨らみを感じ取っていただろう。
一度舌を離して見つめ合う。
じゅるっ。
商人「きもちー…なんだかね、頭がふわふわする」
商人「ボクの舌、やっぱりおいしいんだね。よかった…」
商人「このままずぅっとチューしていたいね…?」
商人「ね?」
と言われてもチューだけでは男は終われないものだ。
しかし気になることはある。
昼間の件もあって、こいつのアソコはいまどういう状態にあるのかわからなかった。
大丈夫なものなら…このまま抱いてしまいたいが…。
商人「わかってる。……えっち、したいよね?」
商人「勇者、こんなにおっきくしてるもんね。ボクちゃんと責任とるから」
商人「だけど、ね…」
商人「ボク今日は…」
やっぱりだめか…たしかにあの血をみたら俺はとてもじゃないが無理強いはできない。
今日はセックスは諦めよう。そう思い落胆しかけたその時。
商人「きょ、今日はやさしくして…ボク、はじめてしたときちょっと痛かったし怖かったから」
商人「だからやさしくしてくれたら…うれしいな」
こんなに健気で愛らしい生き物を前にして我慢する必要はあるのか。
こいつは俺の理性を簡単にぶちこわし、淫らにも誘惑している。
再びどす黒い欲望が俺の体の中に広がっていく。
①今日はさすがにこれ以上はやめとこう
②やさしくエッチする
③はげしくエッチする
>>854
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そっと肩をつかみ優しく口付けを落とす。
商人「えへへ…ありがと」
商人「どうすればいい?」
勇者「一旦体起こして服脱ご」
商人「ぅん…えへ、なんだかはずかしー」
勇者「部屋もうちょっとだけ暗くするか」
商人「ううん大丈夫だよ。ボク、勇者によく見てもらいたい」
商人「口だけじゃなくてボクの体も、いっぱい味わってほしいな」
勇者「……」
商人「ボ、ボクへんなこといったかな…?!」
勇者「いや、かわいいなーって」
商人は腰をくねらせながら寝間着にしている薄地のタンクトップを脱ぎ始めた。
愛らしいヘソと小ぶりな成長期の胸がこぼれ出る。
白い肌が薄暗い部屋の中でランプの光に照らされいやに艶めかしく感じた。
勇者「ちんちくりんだとおもってたけど、こうしてみると意外とエロいな」
商人「えーなにそれ。失礼しちゃうなぁ」
勇者「俺も脱ごっと」
商人「……」
ゴクリと生唾を飲むような音が聞こえたような気がした。
こいつはこいつで異性の裸にずいぶんと興味しんしんなようだ。
お歳頃というやつか。
勇者「なんだよ」
商人「う、ううんっ! ……勇者の体、すごいよね。パパとは大違い、パパはだるだるしてたから」
勇者「親父さんとくらべるのかよ」
商人「勇者の腕、おもったより太いし、抱っこされると…きゅんってしちゃう…かな」
勇者「はは、あとで好きなだけ抱いてあげるから」
商人「…やった」
勇者「でもお前がほんとにみたいのはこっちだろ?」
商人「……」
図星なようだ。商人はわかりやすく目を伏せ顔をそらす。
勇者「いいんだぞ見て」
勇者「いまからこれをお前の」
商人「わーわーわー! ち、ちがうよぉ…」
勇者「何が違うんだよ」
商人「ちょっとどうなってるのかなって気になっただけで、べつにそんなえっちなこと考えてたわけじゃないよぉ」
勇者「えっちなことするんだぞ? 大丈夫か?」
商人「…」コクッ
勇者「はい、好きなだけ見ていいぞ」
俺はいきり立ったペニスを薄暗いなか晒す。
商人「うわぁ」
商人「おっき…ぃね。こんなにおっきかったっけ…」
勇者「そりゃ勇者サイズだから」
商人「なにそれ意味わかんない」
勇者「これがいまからお前のあそこに入ります」
商人「…! あ、あそこ……」
勇者「お前も見せてくれる?」
商人「あそこ……うん」
俺は商人の子供っぽいパンティに手をかけ、手早くぬがせる。
勇者「お、血ついてない」
商人「恥ずかしいからもうしよ?」
勇者「だめ。みせて」
商人「…は…はぅ」
恥ずかしそうに素っ裸で足を開き、
まだまだ幼い縦スジを見せつける。
キスの興奮でわずかに湿っていたのか、光が反射してキラキラと輝いているように見えた。
勇者「触ってみればお前のパンツ、結構ぐっしょりだな。ぺとぺとするわ」
商人「あぁんちがうのそれは」
勇者「チューで大興奮?」
商人「それはっ…………そ、そう、だよ…だってきもちよかったもん」
勇者「良かったなこれからすることはもーっと気持ちいいぞ」
商人「……今度は痛くない?」
勇者「痛くないようにするから」
商人「…じゃあ」
勇者「の前に!」
商人「まだなにかあるの?」
勇者「自分で開いてみせて」
商人「えっ……うぅ~、どうしよ」
勇者「ほんとにセックスして大丈夫か確認しないと」
商人「大丈夫だよ」
勇者「はーやーく」
商人「わかったよ……」
商人は縦スジの間に指をいれ、左右にぐにっと引っ張りあげた。
淡い色をした陰唇が目に入り、その奥にはきゅっとすぼんだ膣穴がある。
商人「……これでいい? ボクはずかしくて死にそう」
勇者「もうちょっとよく見てみないとな」
俺はふいに向かい合う商人の腰に手を伸ばし引き寄せ、
そのまま足を持ち上げてひっくり返す。
商人「ひゃああっ!?」
突然後頭部がベッドにぼふんと落ちた商人は素っ頓狂な声をあげる。
商人「な、なになに!? なんなの」
勇者「こうしなきゃよく見えないし」
商人「やだよぉ~そんな近くでじっくり見ちゃダメっ!」
眼前の割れ目に指を伸ばし、遠慮無く開いた。
これでさきより鮮明に可愛らしい膣が観察できる。
膣穴にはとろっとした愛液がすでに滲んでいて、
ひくひくと呼吸するように開いたり閉じたりを繰り返しものほしそうにしている。
勇者「かわいいなぁこれ」
指先で膣穴のまわりの円を描くようにこねくりまわす。
商人「~~~っ!? あっ、だめだよぉ」
勇者「ちょーっと指入れるな」
商人「やっ…あふっ」
ぬぷり…。
人差し指を唾液でしめらせたあと、浅く挿入する。
勇者「はは、あつあつだ」
商人「や~~だ~~~っ」
勇者「あばれるなよー。あぶないよー」
商人「ボクのお、おまんこで、遊ばないで」
勇者「遊んでないって。メディカルチェックってやつだ」
勇者「もうちょいいれるぞ」
ずぷり…。
人差し指がどんどんと沈んでいく。
ぬるぬるの膣内は食いつくように指をしめつける。
勇者「うりうり、お前ぐちょぐちょ」
商人「あ~ん、だってだってぇ」
勇者「こうやってよーく濡らしておかないと痛いんだぞ我慢しろよ」
商人「うー…あっ、まって、くりくりしないでっ」
指でコリコリとひっかくように膣内に刺激を与える。
商人「あっ、あっ、あっ…!」
異物に反応して敏感な商人の膣はどんどんといやらしい汁を分泌しはじめた。
そのまま抜き差ししているとじゅぶりじゅぶりと水音が立つ。
商人「やーんわざとでしょ音たてないでっ」
商人「はずかしいよぉ……」
商人「もういいでしょ早くエッチしよ…」
勇者「お前はさきから早く早く急かしやがって」
勇者「ほーんといつのまにそんな物欲しのスケベになったんだ」
お仕置きとばかりに激しく膣内をかき回した。
商人「ああぁぁっ! いっい、や…ッああっ」
愛液がどんどんあふれ、指の付け根までぐっしょり濡れる。
汁が飛び散り、商人のお尻のほうまで濡らしてしまった。
勇者「スケベー、えっちー、へんたいー」
商人「んひゃぁぁっ、ちがうっ、もんっ…ああっ!?」
暫く続けていると、突然指がきゅうっときつく締め付けられた。
食いちぎろうかというほどに激しく収縮し、ぴっぴっとまた汁を飛ばす。
勇者「お」
商人に方に目をやると、肩で息をし、ぼうっとした様子で天を仰いでいる。
勇者「イッたか」
商人「はぁは、はぁ…ボク……どこにもいかないよ……」
勇者「あぁ違う違う。いますごい気持よかっただろ」
商人「…うん…体ががくんってなって、頭もまっひろ……きもひー」
勇者「次そうなりそうになったらイクって言えよ」
商人「わかった…ふぇ」
勇者「さて、こんだけべしょべしょなら行けるかな」
勇者「俺もそろそろ楽しみたいし」
もちあげていた商人の下半身をそっとベッドに下ろすと、
俺はペニスの先端を、先までいじり倒していた膣穴のぴったりと寄せる。
商人「あ…するんだね」
商人「いいよ…ボクのおまんこ、挿れて」
商人「責任とるから…ね」
勇者「責任とかじゃなくって、俺がお前のこと好きだからするんだぞ」
商人「……えへへ…好きっていわれちゃった…」
ずずっ…。
指にくらべるとはるかに太いペニスの先端を小さい膣内にうずめる。
勇者「大丈夫…か…?」
商人「へーき。勇者のちんぽ入ってきて、おまんこ、きゅんってしちゃった…」
さらに深く、より深くしかしとてもゆっくりペニスを挿入していく。
商人「あっ…んぅーー…入ってるのわかるよ」
商人「ボクのおまんこきもちーかなぁ」
勇者「あぁ、お前の言ったとおりきゅんきゅんしてる。食いちぎられそうだ」
商人「勇者のちんぽ、おいしい?」
勇者「それはいまからたっぷり味あわせてあげるから」
じゅぷん。
カリの先にコツンとなにかぶつかった。
勇者「お! 奥までとどいたな」
商人「ぁっ…おくぅ? いっぱいして」
勇者「あぁでもお前の体に無理がない程度にしておくからな」
商人「勇者がきもちよくなるまでしてね…絶対だよ」
商人「ボクだけじゃ、ダメだからね…」
商人「勇者もいっぱいきもちよくならないとダメ」
勇者「わかったわかってる。俺もお前のおまんこの中できもちよくなるから」
商人「…うんっ」
顔色を伺いながらゆっくりと抽送を開始する。
商人「あぁふ…あっ、あっ」
商人の声はとっくに甘ったるいものになっていて、
それを聞いていると時々理性が壊れそうになった。
優しくすると誓った以上、俺は鋼の意思で情念の獣たちをおさえつける。
今はこいつを精一杯愛してあげたい。心からそう思っていた。
商人「あぅっ、あっ、あんっ、ああっ!」
じゅぷっ、じゅぷっ、、じゅぷ、じゅぷっ。
結合部から淫猥な音があふれる。
お互いの体液でぐちゃぐちゃになったペニスが、
どうみてもサイズのあわない小さい膣口をおしひろげ、出入りを繰り返す。
商人「ボクっ、ボクぅ…」
商人は口元で拳をつくり、迫る快楽に必死に堪える。
勇者「我慢しなくていいんだぞ」
勇者「いっぱいいって、いっぱい可愛い顔みせてくれ」
可愛いと口にだすと、また一層膣内が締まる。
勇者「くっ、お前ほんとっ、可愛い」
商人「あっ、んっ、えへへ。ありがと」
子宮口の入り口のぷにぷにとした感触をカリで堪能する。
何度かつついていると喘ぎ声のボリュームが増してきた。
商人「やああんっ! あああっ! いっ、いっ、いふ!」
勇者「イクか?」
腰の動きを少し早める。
じゅぷんじゅぷんじゅぷん、じゅぷんじゅぷんじゅぷん。
商人「あああぅ、あっ」
勇者「一緒にイこうな」
勇者「お前のおまんこの中でイクから」
商人「うんっ、うんっ…」
子宮口を何度も叩く。
水音は一層激しくなり、飛び散った汁が腹にかかった。
勇者「あっ、くっ、きつっ」
きゅうっと食いついた膣壁がペニスを絞り上げるように刺激し、射精をうながしてくる。
はやく、このぷにぷにした子宮口にたっぷりと精液をあびせたい。
商人の膣内をどろどろの精子でたっぷりと満たしたい。
俺はもうそれだけを考えて、無心で腰をうごかした。
ずぶっ、ずぶっ、ぱちゅっ、ぱちゅっちゅぷん。
商人「いっ、いぃ!? ひっ…イ…きそっあっあっ、あっ」
勇者「イッて、イケっ」
勇者「俺もっ」
最後に一度強く突くと、保っていた頭の中が弾けとび、尿道をつたい精子が勢い良くほとばしる。
商人「いっ、ああああっ~~~!? あっ! ああっ~~~!!」
商人の膣はそれまで以上に激しく激しく収縮し、
残った精子を1滴残らず吸い上げようとする。
勇者「うっ…く、ふー」
商人「あう…あう……うぁ。あついよぉお腹のなかあつい」
勇者「すげぇ出た」
商人「しってる…」
商人「うー、まだ抜いちゃダメ」
勇者「きもちよくなれた?」
商人「うん…良かったよ」
商人「ボクの、おまんこは……?」
勇者「えろい。15歳とは思えない」
商人「もぅ…えへへ」
勇者「まだ抜いちゃだめ?」
商人「だめぇ、このまま、ぎゅってして…」
勇者「わかった」
俺は挿入したまま商人の身を起こし、両腕でしっかりと抱きとめる。
体がほかほかでとても温かかった。
商人「あふっ…ボク次はこういう体勢でえっちしたいかも」
勇者「なんで?」
商人「なんだかね、抱っこされてると、お腹の底だけじゃなくて、心臓もきゅんきゅんする…から」
勇者「そういう事言うとまたしたくなっちゃうな」
商人「今してもいいよ…?」
勇者「今日は、おしまい。また今度な」
商人「えー? ふぅ……まぁいっか。またしてくれるって約束したしね?」
前髪をかきあげ額に優しく口付ける。
商人は俺を強く抱きしめ、うれしそうにくすくす笑った。
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