えめりや「ふぇぇ…」
レミリア「紅魔館の当主たるもの常に気品と優雅さを身にまとわなければならないの」
レミリア「あなたにも早く貴族としての振る舞いを覚えてほしいものだわ」
えめりや「ふぇ…ふぇどぉ…」
咲夜「まあまあレミリアお嬢様、えめりや様も毎日頑張ってお勉強なさってますわ」
レミリア「咲夜はえめりやを甘やかしすぎなのよ!」
えめりあ「ふぇぇ…」ギュ
咲夜「あらあら」
レミリア「えめりあ!!咲夜にべたべたしない!!」
レミリア「はぁ…咲夜じゃだめね。もっと厳しく教育できるやつじゃないと」
咲夜「すみませんお嬢様。可愛いえめりや様を叱るなんて私にはできませんわ」
レミリア「まぁ可愛いのはわかるけど…きちんと教育するのがこの子のためなのよ」
えめりや「ふぇぇ…」
レミリア「教育係は美鈴に交代よ。咲夜、呼んできてちょうだい」
咲夜「美鈴なら有給とって中国拳法の修行に出かけましたわ」
レミリア「はぁ!?もう、必要な時に限って役に立たないわね…」イライラ
レミリア「じゃあパチェ連れてきて」
咲夜「パチュリー様はもや…いえ、えめりや様とのお遊びで疲れたからお休みになるとのことですわ」
レミリア「パチェは本当に体力がないわね」
レミリア「他に誰か…フラン…は無理ね」
咲夜「お屋敷が半壊してしまいますわ」
えめりや「ふぇ?」
レミリア「仕方ない、こうなったら私が直々に当主としてのあり方を教えてあげるわ」
えめりや「ふぇぇ…」
レミリア「えめりや、明日から一日中付きっきりで指導するから覚悟しなさいよ!!」
えめりあ「ふぇ、ふぇどぉぉ…」ビクビク
咲夜「あらあら」
レミリア「こらっ!!咲夜のスカートの中に隠れるのやめなさい!!」
ないです
翌日
レミリア「起きなさいえめりや!!あなたを次期当主するための特訓を始めるわよ!!」
えめりや「ふ…ふぇ…」ネムネム
咲夜「あ…ふぁ……おはようございますお嬢様」
レミリア「って、なんで咲夜がえめりやと一緒のベッドで寝てるのよっ!!」
咲夜「それは…ふぁあ……昨晩えめりや様が一人でお眠りになれないようだったので」
レミリア「だから咲夜は甘やかし過ぎ!!えめりあは甘え過ぎだって言ってるでしょ!!」
えめりや「ふぇぇ…」
レミリア「だいたい咲夜、あなたえめりやが紅魔館に来てから少したるんでるじゃないの?」
咲夜「すみませんお嬢様…ふぁあ…」
レミリア「仮にも主人の前であくびしないでよ!!」
えめりや「……」スースー
レミリア「二度寝しない!!」
咲夜「寝る子は育つって言いますし、もう少し寝かしてあげませんか…ふぁあ」
レミリア(ダメだこいつら…早く何とかしないと紅魔館が廃墟になる気がするわ)
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