魔理沙「おい霊夢!>>3しようぜ!」 (194)
霊夢「へぇ、そんなことすんの?頑張ってね」
魔理沙「いや、霊夢もやるんだよ」
霊夢「は?」
安価>>3
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1616314162
ラーメン作り
霊夢「嫌よ面倒臭い。大体何よらぁめんって」
魔理沙「よくわからんが香霖のところに置いてあった本に書いてあった。ほらこれ」スッ
霊夢「ふーん、料理の本?幻想入りしてきたやつみたいね」
魔理沙「あーこれこれ、見ろよ!美味そうじゃないか?」
霊夢「確かに……私はなんにもしなくていい、かつ料理が上手い奴に作らせるんならちょっと食べたいわ」
魔理沙「おいおい、だから霊夢もやれよー」
霊夢「だから面倒臭いんだって言ってるでしょ。あ、そういえばあんた料理できたっけ?」
魔理沙「失礼だな、私も乙女だ。多少は心得てるぜ」
霊夢「あっそう……ん?ねぇここ見て。どうやらこれ、中国の料理らしいわよ」
魔理沙「中国?ほう、だったらあいつに聞いてみるか」
~紅魔館~
美鈴「……」ZZZ
魔理沙「おらっ、起きろおらっ」ゲシゲシ
美鈴「だから庭にかまぼこなんて植えてないですよぉ!!…………ん?あ、魔理沙さん霊夢さん」
霊夢(どんな夢見てたのよ……)
魔理沙「おい美鈴、ラーメンって知ってるか?」
美鈴「はい、知ってますよ」
魔理沙「おお!じゃあ作れるか?」
美鈴「へ?無理ですけど」
魔理沙「は!?あーあ、何だよ使えねえ」
美鈴「いやそんなに言うことないじゃないですか!それじゃあ魔理沙さんはアレですか、普通にお寿司握れるしお節全部作れるし手打ちそばなんかも作れるって言うんですか!?」
魔理沙「うっ」
美鈴「そうでしょう。知ってるっていうのと作れるっていうのは違うんですよ」
霊夢(なんかもう帰っていいかな)
美鈴「あ、でも魔理沙さんたちが作ったものがラーメンか否かは判定できますよ」
魔理沙「おお、それはそうだな!じゃあ早速」
霊夢「……ん?ちょっと待って、魔理沙『たち』?」
美鈴「はぁ。そうですが」
霊夢「いや、私はやらないからね!?何当然のようにやる流れになってんの!?私はタダ飯にありつけると思って来たのに」
魔理沙「言ってて恥ずかしくならないのか?」
霊夢「全くならない」
魔理沙「まあまあ、そう言わずにさ!うーんじゃあわかった、もし一緒に作ってくれたら>>7してやる」
霊夢「!?」
安価>>7
この諏訪子がおむつにおねしょしてる写真くれてやる!こいつで守矢を脅すかどうか…判断は任せるゼェ?
魔理沙「もし一緒に作ってくれたらこの諏訪子がおむつにおねしょしてる写真くれてやる!」
霊夢「!?」
霊夢(え!?なんでそんなもん持ってんの!?そっち系の趣味があったの魔理沙!?えっちょっとショックなんだけど)
魔理沙「こいつで守矢を脅すかどうか……判断は任せるぜぇ?」
霊夢(あ、そういう事なのね……うん、よかった。いや一瞬本当にびっくりした)
霊夢「そ、そう……まあその写真があれば何かと便利そうだし、それで手を打たないこともないわ」
魔理沙「そうか!よーし、じゃあ早速作るぞ!」
霊夢(……そういえばそんな写真どこから入手したのかしら?普通の思考回路ならわざわざそんな場面を撮るなんて発想に至るとは思えないしやっぱりそっち系の趣味が)
美鈴「あれ、そういえばそんな写真どこから手にいれたんです?」
霊夢(よく聞いてくれたわ美鈴!!今日は有能ねあんた!!)
魔理沙「ん?今朝ブン屋からもらった。あ、もしや私にそっち系の趣味があるのかもーとか思ったのか!?ははは、そんな訳ないじゃないか」
美鈴「ですよねー、あはは」
霊夢(よかった……あのままだったら私魔理沙とどんな顔して話すればいいか分からなかったわよ)
魔理沙(よかった、上手く誤魔化せた。しばらくは私の趣味はバレなさそうだぜ)
美鈴「じゃあキッチンに行きましょうか!」
魔理沙「おう!」
霊夢(え、門番の仕事は?いいの?……まあいいのか)
~紅魔館台所~
魔理沙「さて、腕が鳴るな!」
霊夢「勝手に入ってよかったの?」
美鈴「安心してください、そこらへんは私が上手くやっておきますから」
霊夢「それあんまり安心できないんだけど」
美鈴「まあ任せてみてくださいよ。それじゃ、私はこれから口出ししないので」
霊夢「なんでよ」
美鈴「これは霊夢さんたちが作るラーメンです。私が介入したら不純物が混じってしまうじゃないですか」
霊夢(そんな?そんなに熱くなること?)
魔理沙「おい、そろそろ作ろうぜ。この本によると、まずラーメンを作るには……えーと、>>11するらしい」
安価>>11
お湯を沸かす
魔理沙「まずお湯を沸かすらしい」
霊夢「あったり前すぎてびっくりよ」
魔理沙「量は……」
《2人前・700cc》
魔理沙「なんだこの丸が欠けたみたいな文字。おい美鈴」
美鈴「……」
魔理沙「あ、マジで口出ししないっぽい」
霊夢「3人前だし大体こんなんでいいんじゃない?」ジャバジャバ
魔理沙「いいのか?」
霊夢「いいじゃない。こういうのは感覚なのよ」
魔理沙「まあそうか。お、味もいろいろあるらしいな。これ見ろよ。塩、しょうゆ、味噌、豚骨ってのが基本の4つらしい」
霊夢「ふーん。どれがいい?」
魔理沙「うーん、じゃあ>>13だな」
安価>>13
塩
魔理沙「じゃあ塩だな」
霊夢「簡単そうだしね。っていうか、その味ってのはこの汁の味付けの話?麺の上から塩振るんじゃなくて」
魔理沙「そうだな。あと汁じゃなくて『スープ』って言うらしい」
霊夢「どっちだっていいでしょ」
魔理沙「塩ラーメンの場合のスープの材料はっと。鶏皮のゆで汁、塩、酒、鶏ガラスープの素ぉ?なんだそれ」
霊夢「めいりーん」
美鈴「……」
霊夢「鶏ガラスープの素って何」
美鈴「……要は鶏ガラスープがあればいいんです」
霊夢(あ、喋った)
霊夢「でもなんか面倒臭そう……」
魔理沙「よし、書いてある通りにやろうぜ」
霊夢「まず鶏ガラスープを作らなきゃダメなんじゃない?」
魔理沙「そうか。えーと鶏ガラスープ……」
魔理沙「あった。鶏ガラ、長ネギ、生姜、酒。あと水」
霊夢「うわぁ、よくわかんないけど面倒臭そう」
魔理沙「まず鶏ガラを洗って、鶏ガラをさっとゆでて、……水で内臓と血合いを洗い流す!?」
霊夢「えー、あんたやってよ。私やだ」
魔理沙「私もやだよ!霊夢がやれよ!妖怪退治に比べれば屁でもないだろ!」
霊夢「あんたも妖怪退治ならしてるでしょ!それに言い出しっぺだし」
魔理沙「うっ。……仕方ないか」
霊夢「次は?」
魔理沙「で、鶏ガラとかネギとかを全部ブチ込んで水を注ぐ。強火で加熱して沸騰したらアク取って弱火で1時間加熱。途中何回かアクを取る」
霊夢「1時間……代わりばんこでやるから、美鈴も手伝ってよ」
美鈴「……」
霊夢「ちくしょう」
魔理沙「ざるで濾して完成」
霊夢「でもこれまだ鶏ガラスープなんでしょ?まだまだこの先にも試練が待ってるってことじゃない」
魔理沙「道のりは遠いな……じゃあ霊夢は先に鶏皮をゆでてゆで汁を作れ」
霊夢「はぁ、わかったわよ」
~1時間後~
霊夢「やーっと鶏ガラスープができそうね」
魔理沙「あと1分くらいか。よし!全力でアクを取る!」シュババババ
美鈴「……」カクッ
霊夢「今寝てなかった?」
美鈴「ね、寝てないですよっ」
霊夢「ちゃんと見ててよ」
美鈴「は、はい……」
魔理沙「よっしゃあ出来たぜ!次はゆで汁に酒、塩、鶏ガラスープをブチ込む!量は適量だ!!」ポイポイポイポイ
霊夢「あんたの適量は信用できないわね」
魔理沙「これでスープ完成だぁ!次はえーと、麺をスッとゆでる」
霊夢「ゆで卵ももうすぐできるわ」
魔理沙「鶏肉も用意できたか?」
霊夢「ええ」
魔理沙「麺もこんなんでいいだろ!よしスープに全部ブチ込め!!」ドバァァァァ
霊夢「料理ってこんな適当でいいのね……」
魔理沙「しばらく煮込む」
美鈴「いやあ楽しみですねぇ」
霊夢「うわっびっくりした」
美鈴「あ、すいません。いやでも、知り合いが作ったラーメンなんて食べるの久しぶりで」
霊夢「まあそうよね。私はラーメン自体食べるの初めてだけど」
美鈴「きっと驚きますよ、美味しくて」
霊夢「だといいけど」
魔理沙「ついにできたぜ!」
美鈴「おっ」
魔理沙「特製……えーと、霧雨特製ラーメン!」
霊夢「私は!?」
魔理沙「そうだった!じゃあ霧雨博麗特製ラーメンだ!」
美鈴「ここは私が最初に食べましょう。ラーメンか否かまずはラーメンを知っている私が判定します」シュバッ
魔理沙「何もしてないのにおいしい役回り引き受けやがって」
霊夢「……それ、掛けてる?」
魔理沙「え?」
霊夢「え?」
美鈴「いただきまーす」ズルズル
美鈴「こ、これは!」
魔理沙「どうだ!?」
美鈴「普通にラーメンです!!っていうか普通に美味しい!!手作りの温もりが感じられます!!ラーメンの概念すら知らなかった人が作ったとは思えません!!」
魔理沙「よっしゃあ!おい霊夢、これはラーメンだったらしいぜ!」
霊夢「いただきます」バクバク
魔理沙「はえぇ!!」
霊夢「うっまい!!人の金で買った材料で作ったメシうっまい!!」
魔理沙「こいつクズだ!」
霊夢「あんたも早く食べなさいよ!」
魔理沙「言われなくても!いただきます!」パク
魔理沙「……うまぁい!!!!すっげえ美味いぜ!!!ラーメンって最高だな!!!」
霊夢「ラーメン最高!」
美鈴「うんうん。よかったよかった」
美鈴「で、ここに海苔を入れてですね……」
魔理沙「ほうほう」
霊夢「海苔……想像するだけでも悪魔的美味しさね」
美鈴「チャーシューというものがあって……」
魔理沙「なんだって!?美味すぎるだろそんなの!」
ワイワイガヤガヤ
咲夜「……何だかキッチンが騒がしいわね」
妖精メイド「メイドちょー」
咲夜「何かしら」
妖精メイド「実はかくかくしかじかでめーりんさんがラーメンを」
咲夜「美鈴め……」
魔理沙「ギョーザ?それ美味いのか」
美鈴「美味しいも美味しい、ラーメンとギョーザとビールと言えばもう最高で」
咲夜「美鈴!!!」ガチャァァァァ
美鈴「さ、咲夜さん!!」ビクッ
咲夜「あなたは何をやっ……」
魔理沙「ひえー、怖い怖い」ズルズル
咲夜「……」チラッ
霊夢「ん?何、あんたもラーメン欲しいの?」
咲夜「そっ、そんなこと……」グゥ~
咲夜「……///」
霊夢「まあ食べてみなさいって、ほらほら」
咲夜「そんな誘惑には負けな美味しいわねコレ」モグモグ
美鈴「これで咲夜さんも共犯ですよ」
咲夜「悔しいことにね。それにしても美味しくないこのラーメン」モグモグ
レミリア「ここでラーメンを作っている運命が見えたわ!」ガチャァァァ
フラン「フランも食べたいー」
魔理沙「お前らもかよ……」
レミリア「この私が直々に味を見てあげようってんじゃないの」
フラン「そうだよ、おねーさまの舌はラーメンかそれ以外かを判別できる神の舌だよ」
レミリア「ってそんなの誰でもできるわ!」ペシッ
レミリア・フラン「あっはっはっは」
霊夢「あいつら仲良し姉妹にも一応あげるか」
魔理沙「おう。ほらよ」
レミリア「まあ食べてあげないこともうっっまいわねコレ」ズルズル
フラン「フランはおねーさまみたいにチョロくな普通に美味しいよコレ」ズルズル
魔理沙「気に入ってよかった」
フラン「ねーねー、魔理沙このラーメンで屋台出したら?」
魔理沙「え?屋台?」
フラン「うん。きっと繁盛するよ」キラキラ
魔理沙「曇りなき瞳だ……くっ、霊夢」
霊夢「儲けはきっちり二等分ね」
魔理沙「やる気満々だ!」
レミリア「いいわね。その屋台に客が殺到する運命が見えるわ」
魔理沙「えぇ?お前が言うんなら……」
霊夢「美鈴、どんくらい美味しいかしらコレ」
美鈴「えーと、まあ幻想郷じゃ五本の指に入るくらいだと」
魔理沙「……ったくどいつもこいつも、仕方ねーなー」ニヤニヤ
魔理沙「よし!ラーメン屋台『霧雨』、やってやるぜ!!」
一同「おおおおお!!」
霊夢「いや私はぁ!?」
客1「塩ラーメン頼むよ」
魔理沙「はい
バカみてーなミスをしちまった
すまんお前ら
***
客1「塩ラーメン頼むよ」
客2「俺も塩ラーメン」
客3「俺も!」
魔理沙「はいよ!塩ラーメン三つ!」
霊夢「えー、また?ずいぶん人気になったわよねぇ。ノリで初めてみたけど」
魔理沙「まあな!ここんとこ儲けがすごいぜ」
レミリア「来てあげたわよ、仲良し二人組」
咲夜「どうも」
魔理沙「うわ、でた」
レミリア「お客に対してうわでたとは何よ!塩ラーメン!」
咲夜「私も塩で」
魔理沙「へいへい、塩ラーメンもう二つ追加」
霊夢「やれやれ」
魔理沙「さあ……作るぜ!」
霊夢「オッケー!」
魔理沙(ラーメン……最高だな!)
おわり
割と短くなってしまったかの
さて2周目行こう
レミリア「暇ねぇ」
咲夜(お嬢様がこう言う時は何かが起こる時……)
レミリア「あ、そうだ咲夜。>>24しましょうよ!」
咲夜「そ、そんな事をされるのですか……」
レミリア「えぇ」
安価>>24
今日は離脱する
これは踏み台な、じゃあまた明日
諏訪子と一緒におむつ卒業に向けてトイレトレーニング(レミリアと諏訪子は生まれつき膀胱が弱く、未だにおもらしやおねしょが治ってない為)
えーとすまんがそういうのはR板でやってくれ
住み分けはちゃんとな
じゃあ再安価、>>35
B級サメ映画を撮影
早速ですまないが5時くらいまで離脱
こんな感じでちょっと顔出して離脱とかよくあるスレだからそこはよろしく
レミリア「B級サメ映画を撮影しましょうよ!」
咲夜「そ、そんな事をされるのですか……」
レミリア「えぇ」
咲夜(なぜ唐突にそんなことに……まあお嬢様の意志なら従うけれど)
咲夜「映画と言われましても、撮影機材などは」
レミリア「その点は心配ないわ!倉庫漁ってたらカメラとかマイクとか色々出てきたの!」ドンッ
咲夜「はて、どうしてこんな物があるのでしょう」
レミリア「さあ。大方、昔の私ががらくたショップから買ってきたってとこじゃないかしら」
霖之助「へっくしょん」
咲夜「では脚本の方は」
レミリア「うーーん、私は無理だし……あっ!」
~図書館~
レミリア「パチェ!」バァァァーン
パチュリー「何よ騒々しい」
レミリア「それはそうとしてラーメンあるけど食べる?こないだ食べてなかったでしょ」
パチュリー「遠慮して……」
小悪魔「えー、いいじゃないですか。最近パチュリー様あんまり食べてないですし」
レミリア「そうよね!ほらパチェ食べて食べて」ズカズカ
パチュリー「え、ちょ」
レミリア「はい」グイッ
パチュリー「もご……割と美味しいわねコレ」モグモグ
咲夜「というかあの店持ち帰りできたんですね」
レミリア「ちゃんと量は半分にしてあるわ」
パチュリー「ふぅ。久し振りにモノを食べたって感じね、ごちそうさま」
レミリア「ここで私のポケットマネーで買ったラーメンを食べさせてあげた親友のパチェにお願いがあるんだけど」
パチュリー「……はぁ、何かしら」
レミリア「私B級サメ映画を作るから、脚本書いて」
パチュリー「色々言いたいことはあるけど、まず読んでるってのと書けるってのは違うのよ」
レミリア「え?でも最近書いてるじゃないこのノートに」スッ
パチュリー「あっ!!ちょっ返しなさい!!そっそれ読んだの!?」
レミリア「『私には馴れ合いなんて必要ないと思っていた。けれど、一人の」
パチュリー「レミィィィィィ!!!今すぐ口を噤みなさい!!!声帯をもぎ取られるかどっちか選びなさい!!!」
レミリア「おーこわ」ニヤニヤ
パチュリー「……仕方ないわね、やってあげるわよ」
レミリア「よっし。ありがとーパチェ、さすが親友」
パチュリー「はぁ……」
咲夜(こういうところで悪魔感を遺憾なく発揮してくるのよねお嬢様は)
レミリア「これで脚本はオッケーと」
咲夜「次はどうするのですか?」
レミリア「うーん、役者かな」
咲夜「ですが脚本が無いと役者は」
レミリア「まあそうなのよね……」
小悪魔「お嬢様~」タタタタ
レミリア「小悪魔?」
小悪魔「パチュリー様が脚本できたから届けに行けって」
レミリア「はっっっや」
咲夜「なぜご自分で届けないのでしょう」
レミリア「たぶん体力を使い切ったんじゃないかしら。お疲れ様って言っといて」パラパラ
小悪魔「はーい」
レミリア「……これは」
咲夜「どうなされましたか」
レミリア「見てよ、これ」
咲夜「これは……」
脚本の内容(大まかに) >>41
知能を持ったサメが世界征服を宣言して攻めてくる
咲夜「知能を持ったサメが世界征服を宣言して攻めてくる……」
レミリア「いいじゃない!いかにもB級って感じで」
咲夜「そうなんですか?そういうものなんですか?」
レミリア「ええ、大いに結構。最高の脚本よ」
咲夜(こんなナンセンスな脚本が最高とは、いまいちB級映画というものが分からないわ……)
レミリア「さあ、それじゃ役者を集めましょう!」
咲夜「主な登場人物は>>44、>>45、>>46ですか」
安価>>44ー46
冒頭で意味もなく喰われる水着美女役のわかさぎ姫
中盤でなんか微妙に役に立つ研究者役の小悪魔
ナイフで迎え撃つメイドの咲夜
咲夜「登場人物欄に書いてある主な登場人物は、冒頭で意味もなく喰われる水着美女」
咲夜(主な……?まあいいか)
咲夜「中盤でなんか微妙に役に立つ研究者、ナイフで迎え撃つメイド……って最後の完全に私じゃないですか!?」
レミリア「出演おめでとう。いやー、咲夜の演技が楽しみねぇ」
咲夜「えー……」
レミリア「さて、最初の水着美女とやらはアレに頼みましょう、なんたら姫」
咲夜「あぁ、あの人魚の。じゃなくて、私もやるんですか!?」
レミリア「え?当然じゃない。私は役の印象に合ったキャスティングをしただけよ。恨むならパチェを恨みなさい」
咲夜「くっ……今度ポケモンカード2、3枚くすねるくらいで手を打ちましょう」
レミリア「そういえばパチェ最近リザードンEX手に入れたらしいわよ」
咲夜「マジですか」
レミリア「マジマジ」
咲夜「どこかに散らばってる幻想入りしてきた物を見つけるのは大変なのに……あ、小悪魔とかにやらせたのか」
レミリア「その小悪魔に研究者役をやらせましょう。どことなく台詞回しとかがそんな雰囲気するし」
咲夜(小悪魔に似せた上で微妙に役に立つ、って……パチュリー様がデレた)
レミリア「じゃあ交渉に行くわよ!」
~図書館~
パチュリー「また何か用?」
レミリア「ええ。と言ってもパチェにじゃなくて小悪魔、あなたによ!」ビシィィィィィッ
小悪魔「わ、わたしぃ!?」
レミリア「私の作る映画に出て!」
小悪魔「え、いや、その」
レミリア「役は中盤でなんか微妙に役に立つ研究者よ!」
小悪魔「あ、微妙にですか」
レミリア「それにしてもなんか妙に口調とかが小悪魔に似ててこれは脚本家の感情移入じゃな」
パチュリー「レミィ?ちょっとレミィ?いい加減にしないと脳天に銀の弾丸ブチ込むわよ?」
小悪魔「パチュリー様……」ウルウル
パチュリー「うっ、何よその瞳は」
小悪魔「これからは微妙じゃなくてもっと役に立つように頑張りますっ!」ギュッ
パチュリー「わっ、ちょ!お、重いってあんた!な、やめなさいって」
レミリア「さて……このオファー、受けてくれるかしら?」
小悪魔「はい!もちろんです!」
パチュリー「……何だか親友になる相手を間違えた気がするわ」
咲夜(さすが私。時を止めてものすごく手際よくミュウツーEXとゲノセクトGXを取ってこれたわ。リザードンEXは最近仕入れたらしいからさすがにバレるだろうと思ってあまり使っていないやつを取ってきたけど)
今日はおわる
あと突然だがおまいらは春アニメ何見る?
ちょっと気になってさ
レミリア「何だか嬉しそうね咲夜」
咲夜「はぁ。そうでしょうか」
レミリア「まあいいけど。次行くわよ!」
咲夜「はい」
~霧の湖~
わかさぎ姫「ふんふんふ~ん♪」
レミリア「邪魔するわ!」
わかさぎ姫「!?」ビクッ
レミリア「突然だけど、私今度B級サメ映画を作ることになったの。それに出てくれない?」
わかさぎ姫「はえ?サメ映画?」
レミリア「そうだけど」
わかさぎ姫「……私人魚なので、サメじゃないんですけど」
レミリア「いや、そういうことじゃなくて普通に出てほしいの。えーと、冒頭で意味もなく喰われる水着美女役」
わかさぎ姫「美女……えぇ、美女ですか……そうですか……」テレテレ
咲夜(お嬢様、その気にさせるのが非常に上手い)
レミリア「この話、受けてくれる?」
わかさぎ姫「……仕方ないですねぇ」ニヤニヤ
咲夜(ちょろい。圧倒的にちょろい)
レミリア「これで出演者はあらかた揃ったわ」
咲夜「ちなみにサメってどうやって表現するんですか?」
レミリア「え?」
咲夜「着ぐるみとか、あの何だったか……コンピュータ・グラフィックスだとか」
レミリア「そうね……パチェを頼ってみようかしら」
~図書館~
パチュリー「やだ」
レミリア「なんで!?」
パチュリー「さっきの超絶執筆でもうこの先5年分くらいの体力を使い果たしたの。あーもう寝るわ、おやすみ」
レミリア「えーちょっと!!サメの表現で苦労してるんスよォーーーーッ!無敵の『魔法』でなんとかしてくださいよォーーーーーッ!」
パチュリー「うるさいわね。ほらどきなさいよ、ベッドに行けないじゃあないの」
レミリア「私がどくのは道にウンコが落ちている時だけよ」
咲夜「品のないお言葉を使うのはおやめください」
レミリア「いやマジで、ちょっとでいいから。マジで」
パチュリー「……2度同じことを言わせないでちょうだい……1度でいい事を2度言わなけりゃあいけないってのは……そいつが頭が悪いって事だからよ」
レミリア「ねぇ~~お願いよぉ~~~」
パチュリー「やかましいッ!うっとおしいぞこのアマッ!」スタスタ
レミリア「うっ……くっそー、ケチねぇまったく」
咲夜(元はと言えばお嬢様が無茶を言ったからだと思うのだけれど……)
レミリア「結局追い出された」
咲夜(そりゃあそうだ)
レミリア「うーん、ならどうすれば……あっ!名案を思いついたわよ咲夜」
咲夜「名案、ですか。どうするのです?」
レミリア「ふっふっふ、まあ見てなさい」
~地下室~
レミリア「フランー」コンコンコン
フラン「なにー?」ガチャ
レミリア「私B級サメ映画を作ることになったんだけど」
フラン「へぇ、面白そう!」
レミリア「ありがとう。でもね、サメの着ぐるみとかをどうするか困ってるのよ」
フラン「そうなんだ」
レミリア「だからあなたの能力で『ここにサメの着ぐるみは無い』という事実を『破壊』して、サメの着ぐるみを作ってくれない?」
咲夜(成程、『破壊』という能力の裏をかいたのですね。さすがはレミリアお嬢さ)
フラン「いや無理」
レミリア「え?」
咲夜「え?」
フラン「え?」
レミリア「……フラン、今なんて?」
フラン「無理」
レミリア「どうして!?」
フラン「いや、そんなのできたらもう何でもできちゃうじゃん。そういう概念的なものやりだしたらもう、ねー」
レミリア「本当にできないの!?」
フラン「できないよ」
レミリア「えー……」ガックリ
咲夜(相当落ち込んでいらっしゃる……)
フラン「まあそういうわけだから。じゃ、映画がんばってねー」
咲夜「は、はい。それでは、失礼しました」ガチャ
レミリア「ありとあらゆるものって言ったじゃん……」ブツブツ
咲夜(能力の名前って自己申告制よね……)
レミリア「ちっくしょー、八方塞がりよ」
咲夜「さて、本当にどうしましょうか」
どうする?安価>>55
こーりんどー
レミリア「はっ、一番単純な方法を忘れていたわ」
咲夜「どんな方法でしょうか」
レミリア「買うのよ」
咲夜「……あぁ」
~香霖堂~
レミリア「サメください!」ガチャァァァァァ
霖之助「ちょっと何を言っているのかよくわからない」
レミリア「だからー、サメよサメ。着ぐるみの」
霖之助「なんだ着ぐるみか……最初から言ってくれるとありがたいんだが」
レミリア「コミュニケーションを少しでも多くとってやってるんじゃないの」
霖之助「僕はできるだけ円滑なコミュニケーションを望んでいるよ」
レミリア「つれないのね。でサメある?」
霖之助「最近入ってきたのはこれさ」ドンッ
レミリア「なにこれ」
霖之助「僕が見たところによると、凶暴宇宙鮫の着ぐるみだ」
レミリア「んー、宇宙ってんじゃないのよねぇ」
朱鷺子「……ご唱和ください」ボソッ
咲夜(気になる方は『ゲネガーグ』で検索検索ぅ、です)
レミリア「他には?」
霖之助「こんなのはどうだい」ドンッ
レミリア「やけにメカメカしいわね」
霖之助「メカシャークというらしい。乗り物だか小動物だかよくわからないものが出てくる映像作品に使われたそうだ」
レミリア「あのさ、普通のないの?」
霖之助「まあ冗談はこのくらいにして、普通のもあるよ」ドンッ
レミリア「おお。そうそう、こういうのでいいのよ」
霖之助「できればあまり売れないのを処分したかったんだけど……」
レミリア「これいくら?」
霖之助「10円」
レミリア「高いのか安いのかはっきりしないわね。はい10円」スッ
霖之助「即決かい。毎度どうも」
レミリア「用も済んだし、帰るわよ咲夜ー」
咲夜「はい。それでは」ガチャ
霖之助「それで君は、そのいつも読んでる『非ノイマン型計算機の未来』とかいう本の意味はわかっているのかい?」
朱鷺子「え、いや、はあ、まあ、はい」
今日はここまで
……改めて調べてみたんだが、サメ映画のサメって普通着ぐるみじゃないの?
全部CGなん?
誰か詳しい人ちょっと教えてくれ
詳しい人たちありがとう、なるほどモノホンか(錯乱)
でも幻想郷って海ないよな……
本物がいないんじゃ仕方ないからCGにするか
レミリア「でもサメが全部着ぐるみじゃ迫力ないわよね」
咲夜「やはりコンピュータを使うのがいいのでは」
レミリア「そのようね」
咲夜「ですが、さすがの香霖堂にもそう都合よく映像加工のできるコンピュータがあるかは……」
レミリア「あー、さっき探してみたんだけどたぶん無かった」
咲夜「すると最後の最後は、まぁあの方でしょうか」
レミリア「まぁあいつよねぇ」
~八雲家~
レミリア「たのもー」コンコンコン
藍「はいはーい……なんだ、あなた方ですか」
レミリア「なんだって何よ」
藍「いえ別に。で、何の用です」
レミリア「あんたの主人にちょっとね。映像加工ってやつがしたくて」
藍「映像加工ですか。まあおかしな用ではなさそうですし、入っていいですよ」
レミリア「えーと、あいつどこかしら」
紫「呼んだ?」ヌッ
レミリア「うぉ!」ビクッ
紫「そんなに?」
レミリア「そんなによ。いきなり出てこないで、マジで驚くから」
紫「善処するわ。それはそうとして話は聞いたわよ。映像加工がしたいって」
レミリア「そうそう。是非お願い」
紫「まったく、何かあるとすぐ解決してくれる便利屋扱いして。二次創作界隈じゃ河童の技術と八意の薬学に並んで三大チートよ」
咲夜「お嬢様、この方は何を言っているのでしょう」ヒソヒソ
レミリア「ほっときなさい」ヒソヒソ
紫「まあ別にいいけど。ほら」ドンッ
レミリア「わーすごー」
紫「映像を加工できるコンピューターよ。使い方はまずこれをこうして」ウンタラカンタラ
レミリア「あーうんうんだいたいわかった。ありがとーじゃあまたいつか」スタコラ
紫「待ちなさい」グイッ
レミリア「何よ」
紫「タダであげると思ったの?ギブアンドテイクって言葉をご存じ」
レミリア「ちっ……ケチ臭いわねもう。で何すればいいのよ」
紫「>>65」
レミリア「は!?」
安価>>65 Rでやるようなやつはやめようね……
サメの名前を十種類言えたら使ってもいい
紫「サメの名前を十種類言えたら使ってもいい」
レミリア「は!?」
紫「サメ映画を作るんでしょう?だったらそれくらいできないと」
レミリア「何で知ってんの気持ち悪っ」
紫「スキマはいつもみんなのそばに」
レミリア「怖いわー……っていうか、私がサメの名前言ってあなた何か得するの?」
紫「だって面白いじゃない。他人が必死に知恵を絞っている姿を見るの」
レミリア「……ちょっとわかる」
咲夜(私もわかる気がするわ)
レミリア「ちなみに制限時間とかは……」
紫「ないわよ。はいそれじゃ始めー」
レミリア「えっめっちゃ急だな!?うーんとホオジロザメでしょ、コバンザメでしょ」
咲夜「ホオジロザメはまあ定番よね。コバンザメは他のサメにくっついてるってエピソードから割と知ってる人も多いんじゃないかしら」
藍「誰に向かって喋ってるんだ?」
レミリア「えーあと何かある?なんだろうサメ。あっアカシュモクザメ!」
咲夜「アカシュモクザメ。見た目のインパクト強いのよねあれは」
藍「へぇ、どんな見た目なんだ?」
咲夜「えーと、頭が丁字になってる」
藍「……え?」
レミリア「えー何?思いつかないんだけど。ちょっと待ってヒントとかない?」
紫「ダメに決まってるでしょう」
レミリア「やっぱそうか。なんだなんだ、サメ……あージンベエザメだジンベエザメ」
咲夜「ジンベエザメ、一瞬サメというカテゴリーから外してしまうから後の方になって思い出すやつ。サメの名前を思い出す系クイズのあるあるね」
藍「そんなあるあるないだろ」
レミリア「んーー、んーー?あっそうだ、ノコギリザメ!ノコギリザメいたじゃん」
咲夜「ちなみにノコギリエイっていうのもいるのよ」
藍「そうなんだ」
レミリア「うー、何?あと何かある?あ、これお手つきとかあんの?」
紫「ないけど、限界を感じたら降伏していいわよ」
レミリア「きさま程度のスカタンにこのレミリアがなめられてたまるかァーッ!」
紫「ほぉ、わんぱくじゃのう」
咲夜(スキマ妖怪、最近SHOWBYROCK3期でも見たのかしら)
今日は更新できぬ、すまんお前ら
ところで今日おそ松3期と再放送してたグリッドマンの最終話見たんだけどさぁ
……うん、できるだけ時間作るね
マジすまん、今日も無理そう……
でも失踪はしないよ、そこは本当に約束する
あと聞いときたいんだけどこういう更新無理報告ってsageの方がいい?
今まで全部ageてたんだけど
専ブラ使ってるしどっちでもええよ、コメが来たらわかるから
>>71
そっか
じゃあいちいち使い分けるのもめんどくさいしレスは全部ageるわ
生存報告にもなるし
あ、普通の書き込みのことはレスって言わないかw
まあいいや
レミリア「こうなったら……」
レミリア(咲夜咲夜)アイコンタクト
咲夜(お嬢様が目で私に何か訴えかけている?)
レミリア(ちょっと時止めて図書館から魚の図鑑取ってきて)ミブリテブリ
咲夜(アイコンタクトだけじゃなくて小さく身振り手振りまで使っているけれど……どうしよう、何を伝えようとしているのかまったくわからない)
咲夜(うーん、こうなったら何か適当にやってみるしかないわね。とりあえずここは頷いておきましょう)
咲夜「……」コクコク
レミリア(よかった、わかってくれたみたい)
咲夜(何をお求めかさっぱりわからないけど、とりあえず>>75してみましょう)
安価>>75
レミリアのへそくりを持ってきて紫を買収する
咲夜(とりあえずお嬢様のへそくりを持ってきてスキマ妖怪を買収してみましょう。時を止めてっと)
咲夜(よし、うまく持ってこられた)
レミリア(ん?咲夜が持ってるあの封筒は……おいちょっと待てなにしてんだあいつ!?図鑑はどうした!?)
咲夜「……」チョイチョイ
咲夜(さあこのへそくりを見なさい!今すぐこのくだらないゲームをやめるのよ!正直もう早く帰りたいし!)
紫「ん?……ッ!?」
紫(何このすごい量の札束!?あ、もしかして買収しに来たの?いや時止めてなんか取ってくるならサメの図鑑とかにすればよかったんじゃない?っていうかこんなしょぼい買収にこんな大金はたくの?)
藍(紫様たち、なにやってるんだ?)
咲夜「……」アイコンタクト
紫(これは……取引の目ね)
紫(まあでもあのパソコンあげるだけでこんな大金手に入るなら儲けもんだし。金があって損することはないし。ここはひとつ)
紫「……」アイコンタクト
紫(乗ってあげるわ、その取引)
咲夜「……」グッジョブ
咲夜(よし、うまくいったわ)
紫「あー、もういいわ」
レミリア「へ?」
藍(え?)
紫「なんかもうサメの名前とかいいわ。うん、いいわよそれ持ってって」
藍(一体この短時間でどんな心境の変化が……)
レミリア「う、うん。ありがと」
レミリア(絶対咲夜があのへそくりでなんかしたな!?何勝手にやってんの!?そもそもなんで隠し場所知ってるんだ!?もしかしてアレも見つかってる!?いやアレは勘弁よ!?アレだけは絶対に見つかっちゃ困るわよ!?アレは絶対に死守しないと。今度アレの隠し場所変えとこ)
レミリア「……うん、まあとにかくありがとう。それじゃー」
咲夜「失礼しました」
紫「……後でそれ、送っといてね」ヒソヒソ
咲夜(ま、あげるとも何とも言ってないんだけどね!)
咲夜「いやあ、よかったですね。無事にコンピュータを譲ってもらえて」
レミリア「……あのさー咲夜」
咲夜「はい?」
レミリア「えーと、私のへそくりがね、その」ゴニョゴニョ
レミリア(くっ、やはり咲夜に疑いをかけるのは忍びないわ)
咲夜(お嬢様、なかなか勘が鋭いことで。これはまずいかも……ん?いやでも別にへそくりを勝手に他人に譲渡したわけでも盗んだわけでもなんでもないし、何の問題もないでしょう。私は何も悪いことなどしていないのに、何を動揺する必要かあるのかしら。そうよ私。十六夜咲夜は何もしていない。何にもしていない)
咲夜「お嬢様のへそくりがどうなされたのですか?」
レミリア(この眼は……動揺や罪悪感を微塵も感じられない眼)
レミリア(少なくとも、人のへそくりをどうこうしていた者の眼ではないわ)
レミリア(……フッ、私ともあろう者が自らの従者を一瞬でも信じられなかったなんて、一生の不覚ね。そうそう、咲夜がそんなことするわけないじゃない。勘違いよ勘違い)
レミリア「いや、なんでもないわ。さて、じゃあいよいよ撮影開始ね!」
咲夜「はい」
咲夜(ひとまずはやり過ごせたようね、良かった)
レミリア「あ、あと咲夜は主役だから」
咲夜「えっ!?」
レミリア「いや、どう考えても登場人物の中じゃあなたが主人公でしょ。はい決定、はいおめでとう」
咲夜「……仕方ないですね、もう腹を括りましょう」
レミリア「いい心構えよ咲夜。さあ、まずは冒頭のシーンから!」
咲夜「それで、どこで撮るのですか?」
レミリア「んー、幻想郷で水場といえば」
~霧の湖~
レミリア「さあ、やるわよ」
わかかぎ姫「はやっ!今日早速撮影するんですか!?いやちょっと色々準備が」
レミリア「準備ィ~?何すんのよ具体的には」
わかさぎ姫「えーと……なんでしょうかねぇ」
レミリア「なによ。何もないんじゃないの。ほらさっさと撮影するわよ」
わかさぎ姫「はいぃ……」
~~~
レミリア「よーーい……ンアァクションッ!!」カチンッ
わかさぎ姫「ふんふふ~ん♪」スイスイ
咲夜(いい感じの砂浜とかがないから湖を泳いでいるところを撮ると。そして泳いでいれば人魚の魚の部分が見えない。考え尽くされている、さすがお嬢様)
サメの背びれ「……」スイーッ
わかさぎ姫「きゃーーっ!?」
レミリア「カーーーーットォ!!」カチンッ
咲夜(ここでカット……妥協なしね)
わかさぎ姫「えっと、どの辺りがダメでした?」
レミリア「いやさ、背びれ見えただけできゃーは無いでしょ。ちょっと不自然でしょそれは。まあ台本には『サメに襲われる』とかしか書いてないけどさ、想像してよそういうの」
わかさぎ姫「言われてみれば確かに……すみません」
レミリア「いや、分かればいいのよ分かれば。じゃテイク2やるわよ、はい」カチンッ
サメの背びれ「…….」スイーッ
わかさぎ姫「ん?なんだろう」
サメの背びれ「……」スイーッ
わかさぎ姫「イルカかな?」スイスイ
サメの背びれ「……」スイーッ
咲夜(ずいぶんタメてる。緊張感あるわね)
わかさぎ姫「あーっ痛い痛い!!!足噛まれた!!!」バシャバシャ
咲夜(!?)
レミリア(!?)
わかさぎ姫「あああ!!!ちょっ痛いから!やめっやめて!!!あーもうふくらはぎまで無くなっちゃったよ!!あー助けて助け」
レミリア「カァァァァットォォォ!!!」カチンッ
レミリア「あのね、あなたね……」
わかさぎ姫「え、ダメですか?」
レミリア「ここ割と恐ろしいシーンなのようん。ふざけるところじゃないのよ」
わかさぎ姫「ふざけてませんよ?」
レミリア「えぇ!?マジで!?」
わかさぎ姫「はい」
レミリア「うーーん、何だろう、何て言えば……」
咲夜(道のりは険しそうね……)
おっ速報復活しとるやん!
じゃあ久し振りにやるか
わかさぎ姫「はぁ、はぁ……」
レミリア「はぁ、はぁ……やっと撮り終わった」
咲夜「お疲れ様です。実に2時間ほどですね」
レミリア「1分くらいのシーンなのに……」
わかさぎ姫「すみません……」
レミリア「別にいいわ……」
咲夜「それでは次へ移りましょう」
***
レミリア「はいもう一回」カチンッ
小悪魔「──これはつまりこういう事にちぎゃいない……すみません」
レミリア「大丈夫大丈夫。はいもう一回」カチンッ
小悪魔「──ということで、この放射性物質が、えーと……」
レミリア「……カット」カチンッ
小悪魔「す、すみません……」
レミリア「……一旦休憩」
咲夜(お嬢様……)
レミリア「……」イライラ
咲夜(目に見えてイライラしている)
小悪魔「……」シュン
咲夜(うーん、あんまりいい雰囲気じゃないわね)
咲夜(……ん?向こうから誰か来たわ)
???「おーい!」
この雰囲気を和ませてくれるのは誰? 安価>>82
天子
書こーと思ったらまた速報落ちてたの草すら生えないわ、まあそれを承知でここでやってんだけど
天子「おーい」
咲夜(あれは……天人?)
衣玖「お待ちください総領娘様」タタタタ
レミリア「あんたらなんで地上にいんのよ」
天子「ヒマだったし」
衣玖「私は追いかけてきたんです……」
咲夜「大変ね……」
天子「ところで何してんの?」
レミリア「映画撮影」
天子「へー」
レミリア「まあ進んではいないけど」
小悪魔「……」シュン
天子(なんかギスギスしてない?そうだ、暇潰しにこの空気を和ませてやろう)
天子(じゃあ>>84してみよ)
この空気を和ませる行動 >>84
湖に要石どぼーん
待たせたな、お前ら!(ごめんなさい)
天子(じゃあ湖に要石どぼーんしてみよ)
衣玖(おっとなんだか不穏な空気が)
天子「はああああ……」ゴゴゴゴゴゴ
衣玖「何か空に浮いて……総領娘様!?何をやってるんです!?」
天子「いや、ちょっとね。うん」ゴゴゴゴゴゴ
咲夜「あれは……あぁ、要石か……要石!?何する気!?!?!?」
衣玖「やめてください!マジで!死人が出る!死人が出る可能性がある!」
天子「大丈夫大丈夫ちゃんと狙うから」ゴゴゴゴゴゴ
レミリア「狙う!?何を!?誰を殺すの!?」
天子「誤解だよ誤解、誰も殺さないって。ただちょっと雰囲気を和ませうおぉぉぉぉぉぉ!!!!」ドテッ
小悪魔「ああああ!!その辺にあったちょっと大きめの石につまづいた!!!」
天子「あごめん今のでコントロールミスった」
一同「あああああああああああ!!!!!!!!!」
ドォォォォォォン!!!!
天子「よかった、どうにかちゃんと湖に入れられ」
レミリア「何してんのあんた!?!?!?頭おかしいんじゃないの!?!?」
衣玖「すみませんすみません総領娘様がご迷惑を」
咲夜「いえいえ誰も怪我してませんしいえいえ」
小悪魔「ふえぇ……」ガクガク
天子(……ん?あんまり和んでなくない?)
天子(いや、ここで気の利いた一言を言って今度こそ和ませよう!)
天子「>>86」
>>86 気の利いた一言、頼みます!\フュージョンアップ/
ホールインワン!
天子「ホールインワン!」
レミリア「……」
咲夜「……」
小悪魔「……」
わかさぎ姫「……」
パチュリー「……」
天子(ん?なんかみんな呆けた面してるわね。私の渾身のジョークを言ってやったというのに」
レミリア(え?何こいつマジで何してんの?)
咲夜(お嬢様でもこんな事しないわよ……)
小悪魔(ヤバいヤバい怖い怖いマジで怖い)
衣玖(この空気は……およそ心をもった生き物の行動とは思えないが故にこの場にいる全員の脳が処理落ち状態に陥っている)
衣玖(私は総領娘様の畜生行為に慣れているからその状態には至らなかったけれど、この状態になった者の心に次に湧いてくる感情は)
天子「ねえみんなどうし」
一同「なんなんだお前ええええええ!!!!」
天子「!?」ビクッ
衣玖(……当然のことながら『怒り』)
パチェがいるのは脚本の人が撮影に立ち会う的なアレです
レミリア「マジで頭いってんの!?一瞬意味わからなすぎて混乱したわ!頭のネジ200本くらい吹っ飛んでんじゃないの!?」
天子「200!?200ぅ!?せめてケタをもう一つ小さくして!」
咲夜「……あなた、一体どんな躾をされて……」
衣玖「私は別に保護者ではないのでそこに関してはあまり」
咲夜「『倫理』ってものが備わってないじゃあないですか!その辺を四つん這いで歩いてる犬っころだってあんなに酷くはないと私は思いますよッ!」
衣玖「なんかテンション上がってジョジョっぽくなってるこの人!」
小悪魔「いやいやいやいや怖い怖い怖い怖い怖い怖い」ガクガクガクガクガク
衣玖「あの方ガチの方行っちゃってる!すみません!本当にすみません!」
パチュリー「この湖って意外と深かったのねえ」
衣玖「この状況で少しも動じてない!?えっ何怖っ!」
衣玖(それにしても総領娘様は何を考えて……ッ!?この空気……)
衣玖(何となくギスギスしていたがどこにも発散できていなかった感情の矛先が総領娘様の行動によって総領娘様の方に向いている……つまり総領娘様は汚れ役を引き受けていた!?)
衣玖(……そういうことでしたか。総領娘様、成長したのですね)
天子(うーん、何か間違えたのかなあ?うーん………………考えてわかんないからいいや)
レミリア「マジなんだったのあいつ」
咲夜「スッと来てスッと場を荒らしてスッと帰りましたね」
レミリア「まあでも従者のやつが丁寧に後始末してたのは好感もてたわ」
咲夜(なんだかあの従者、他人とは思えない……)
レミリア「でもなんかあいつに怒ってすっきりしたわ。さあ、撮影を再開するわよ!」
小悪魔「は、はい」
レミリア「よーーい、アクションッッ!!」カチンッ
小悪魔「ここの分子構造が……」
レミリア(……お?)
小悪魔「また、どうたらこうたらがなんたらかんたらで」
咲夜(全く噛んでいないわね)
小悪魔「……これがこうで、つまりこういうことなのですっ!」
レミリア「……カット」カチンッ
小悪魔「……どうでしょうか」
レミリア「いや、めちゃくちゃよかった。何?どうした?」
小悪魔「んー、なんかさっきの天人さんのおかげで緊張がほぐれたと言いますか」
レミリア「そういうもんかなあ」
小悪魔「はい。さっきのアレに比べれば私の緊張なんてちっぽけだなって」
咲夜(まあ結果オーライなのかしらね。よかったよかった)
レミリア「あ、次咲夜のシーンの撮影ね」
咲夜(なんにもよくなかった)
レミリア「ほら早く準備して」
咲夜(……なんだか『人前で演技をする』という行為に改めて抵抗を感じるわね)
咲夜(あーやりたくない。でもお嬢様の意志だし……)
咲夜(いっそ何かトラブルでも起これば先延ばしにできるというのに)
パチェ「あっ!!!」
咲夜「!?」
レミリア「パチェ!?一体どうしたの!?」
パチェ「それが……>>90なのよっ!」
咲夜(こ、これは……トラブル発生!)
なんかトラブル 安価>>90 っていうか前から思ってたんだけどここの住民の安価大人しいよな。もっとムチャクチャなのでもいいのに
鈴奈庵が物理的に炎上してる
あとついでに紅魔館も
あ、>>89の名前欄の「パチェ」は「パチュリー」だ どうでもいいか
パチュリー「鈴奈庵が物理的に炎上してるのよ!」
レミリア「なんだ、人里の貸本屋が火事ってだけか……驚かさないでよ」
咲夜(何だかよく知らないけどあそこはよく燃えてるイメージがあるから、今更驚くこともないわね)
パチュリー「あと紅魔館も!」
レミリア「えええええええ!?!?!?!?!?!?」
咲夜「えええええええええ!?!?!?」
小悪魔「えええええええ!?!?!?!?!?!?」
レミリア「なんでえええええ!?!?!?なんで燃えてんの!?!?とっとりあえず咲夜、火消して火!」
咲夜「そんなことでき……いや、お嬢様のご命令とあらば不可能さえも可能に変えてみせましょう!」
小悪魔「さ、さすが咲夜さん。頼もしい」
咲夜「パチュリー様!プリンセスウィンデネお願いします!」
小悪魔「他人任せだー!!!」
パチュリー「わかっtゲッホゴッホゴハァッ!!」
小悪魔「パチュリー様ぁぁぁぁ!!!こっちまで来た煙をちょっと吸っただけなのに!!!!」
レミリア「っていうかマジでなんで燃えてんの!?」
パチュリー「げっほげっほ、た、たぶん>>92よっ」
安価>>92 東方SS書く上でpixiv百科事典とかニコニコ大百科は必須だなあって思う今日この頃
鈴奈庵が燃えることで紅魔館が燃えるという因果が確定する世界線、因果率の干渉を食い止めない限り紅魔館は水をかけても砂をかけても爆破しても燃え続ける
なんて小難しいことは特になくレミリアが花火の後始末をしてなかったせい
今日は終わる
久々に結構やれて楽しかったわ
安価取ってくれると見てくれてるんだなって実感できて嬉しいよ
読者が反応すると励みになるってのはマジだからみんな好きなss作家さんとかいたら反応してあげな
ガチで「見てる人がいる」ってだけでやる気出るから
なんか臭いこと言っちまったがじゃあまたな
支援
>>95 支援ありがとー
パチュリー「げっほげっほ、た、たぶん鈴奈庵が燃えることで紅魔館が燃えるという因果が確定する世界線、因果率の干渉を食い止めない限り紅魔館は水をかけても砂をかけても爆破しても燃え続ける」
咲夜(なんだか壮大なことが始まりそうな)
パチュリー「なんて小難しいことは特になくレミィが花火の後始末をしてなかったせいよっ」
咲夜(気がしたけど花火だった)
レミリア「あーあれか……いやいやちゃんと水に入れたわよ」
パチュリー「水の中で燃えてるなんてこともあるのよ。よい子のみんなは気をつけることね」
レミリア(……誰に向かって言ってるのかしら)
小悪魔「というかそもそもどうして花火をやってたんですか?」
レミリア「それはその、昨日のダイナゼノンで花火シーンがあったからちょっとやりたくなって」
パチュリー「ダイナゼノンとか言ってもわかる人とわからない人がいるから安易にそういうネタを出すのはやめなさい。内輪で盛り上がってる感じは外からみるとなかなかアレよ。あなたに言ってるのよ>>1」
小悪魔「パチュリー様は時々おかしなことを口走るので特に気にしないで大丈夫です」
咲夜(……パチュリー様、疲れてるのかしら)
レミリア「あのさー、それはどうでもいいからとにかく火を消さないといけないと思うんだけど」
パチュリー「まあそうね」
レミリア「咲夜どうにかしてー!このままじゃ寝る場所が!」
咲夜「うーん……そうだ、>>97しましょう」
安価>>97 あとどうでもいいんだけど最近1年ぶりくらいに東ロワ復帰したらめちゃめちゃ遊びやすくなってて戦慄したわ
湖の氷の妖精を捕まえてこき使う
レミリア「咲夜どうにかしてー!このままじゃ寝る場所が!」
咲夜「うーん……」
咲夜(どうにかしろと言われても……周りに何かないかしら)キョロキョロ
チルノ「大ちゃん大ちゃん!見てあれ!なんか燃えてるぞ!燃えてる!」
大妖精「ああっ引っ張らないでぇ……危ないよチルノちゃぁん」
咲夜(閃いたわ)
咲夜「そうだ、あの氷の妖精を捕まえてこき使いましょう」
小悪魔(えぇ……発想が鬼畜……)
レミリア「いいわねそれ」
小悪魔(いいの!?)
レミリア「おーい、そこの妖精」
チルノ「ん?お前、あたいに何か用?」
レミリア「あの火消して」
チルノ「えー、めんどくさそうだから嫌」
咲夜「……お嬢様の命令を『めんどくさそうだから嫌』と言って断るとは……お嬢様、あれ一回殺していいですか」
レミリア「アレは殺したって一回休みになるだけだから労力の無駄よ。やめときなさい」
レミリア(うーん、そりゃ普通に従ってくれるわけないわよねぇ。咲夜じゃないんだし……あっ、そうだ)
レミリア「それじゃあ、やってくれたら>>99してあげるってのはどう?」
安価>>99 今季アニメももう終わっちまうなァ……(今日最終回を3つ見た人)
映画で儲けたお金の半分をお小遣いとしてあげるわ、好きなことに使っていいわよ
(暇つぶしで始めたB級サメ映画だしどうせ大した額にはならんでしょ、収入0でも『儲けを半分あげる』だから最悪渡さなくていいし)
レミリア「それじゃあ、やってくれたら映画で儲けたお金の半分を小遣いとしてあげるってのはどう?」
咲夜(え?)
チルノ「お金!?お金くれるのか!?」
レミリア「ええ。好きなことに使っていいわよ」
咲夜「お、お嬢様。それは流石に」
レミリア「いやいや、暇つぶしで始めたB級サメ映画だしどうせ大した額にはならないでしょ。っていうか『儲けを半分あげる』だから収入0だったら最悪渡さなくていいし」
咲夜「なるほど……?」
咲夜(まあ一応理には適っている……のか?)
レミリア「それでやってくれる?」
チルノ「うん!!やる!!」
咲夜(っていうかこの映画って金とるつもりだったのね)
大妖精(……私にはくれるの?どうなの?)
チルノ「うおーーー!!!」パキィィィィン
小悪魔「おお、紅魔館をまるごと氷漬けに」
パチュリー「紅魔館をまるごと氷漬けに!?あの無駄にデカい紅魔館を!?」
レミリア「やっぱ金の力はすごいわね。いや無駄にデカいって何よ」
咲夜「お、火が消えましたね」
レミリア「うん、じゃあもう氷は消していいわよ」
チルノ「あーー、つっかれた……なんだかとっても眠いんだよ大ちゃん」
大妖精「チルノちゃん!!チルノちゃん!!今一回休みになったらダメだよチルノちゃ……あー……」
レミリア「えっ何?何で死んだの?え?っていうかこいついなかったら氷……」
大妖精「力使いすぎたっぽいですね」
パチュリー「なんでそんなにドライなのよって氷だけにってかやかましいわwwwwwヒィwwwwwwあっはははwwwwっくふふふwwwwwwゲホッゴハッ」
レミリア「え、いやこいついなかったら氷が」
咲夜「というかお嬢様、あの妖精は死んだわけではないですよ。妖精ですから一回休みってやつです」
小悪魔「もうお嬢様ったらそそっかしいんですから~」
レミリア「だからこいついなかったら誰が氷を消すのよ!!!ねえ!!!」
パチュリー「言われてみれば」
咲夜「確かに」
小悪魔「あ、本当ですね」
レミリア(なんでしょっちゅうボケ担当とツッコミ担当がシャッフルされるのよこのssは!!!!)
支援
>>102
ありがとうよ……
俺が遅筆なばっかりにすまねえ……
気にすんなだぜ!
>>104 まったく、こんな奴に優しくしやがってこのモノ好きめ……ありがとう(涙)
レミリア「いやマジでどうすん」
パキィィィン!!
レミリア「!?」
パチュリー「!?」
小悪魔「!?」
咲夜「氷が……砕けた」
レミリア「一体誰が…………あっ!」
フラン「おねーさまー、これ一体なにごとなの?」ヒョコッ
レミリア「フラン!やっぱりあなただったのね」
フラン「え?うん。なんか妖精メイドたちが騒がしいから上に来てみたらこれだったからとりあえず壊しといたけど。やっちゃってよかった?」
レミリア「ありがとう、本当に助かったわ。他の奴らがなぜだかボケに回って私もそろそろ疲れてきたから」
フラン「そう?えへへ」
大妖精「なんかよくわかんないですけどとりあえず私は帰っていいですか?」
レミリア「え?あぁ、うん。いいよ」
小悪魔「というか鈴奈庵ってどうなったんでしょう」
レミリア「……」
レミリア「別に大丈夫でしょ」
咲夜「よく燃えてますしね」
パチュリー「たぶん助かるわよきっと」
小悪魔「……まあ、そうですよね。大丈夫ですよね」
レミリア「気にしない気にしない。よし、じゃあ撮影再開よ」
ってsagaじゃなくてsageになっとるやないかい!
ageるついでに2年くらい前から音沙汰なくてエタったと思ってたssに主からの書き込みあって狂喜乱舞した話する?
しないっすね、はい
~鈴奈庵~
メラメラメラ
小鈴「あああああ!!!!なんで燃えるのここは!!!!いつもいつも!!!!!」
小鈴「はぁ……わめいてても仕方ない、逃げよう!!」ダッ
メラメラメラ
小鈴「うっ、もうこんなに火が回ってる……このままじゃ外に出られない!!」
小鈴「どうしよう……誰かー!!誰か助けてーー!!!」
>>108「今助ける!!」ダダダダ
小鈴「あっ、あれは!」
安価>>108
けーね(満月の姿)
支援
>>109 あざす!!!
ところで小鈴って慧音のことなんて呼ぶの?慧音さんとか?
鈴奈庵読んでないもんでわからん、だれか詳しい人教えて
おひさですー(申し訳ありません)
やっぱり俺は速報が好きだわ
慧音「今助ける!」ダダダダ
小鈴「け、慧音さん!」
慧音「ふんっ!」
小鈴「す、すごい!この燃え盛る炎をものともせずに進んでくる!」
慧音「ふんっ!」
小鈴「す、すごい!いとも容易く私を持ち上げながら走っている!しかもスピードが落ちてない!」
慧音「ふんっ!」
小鈴「す、すごい!あっという間に助けてくれた!」
慧音「ふんっ!」
小鈴「す、すごい!あんなにたくさんある本も持ってきてくれた!棚ごと!うっわ燃えてるよ絶対熱いってあれ!」
阿求「なんだこのノリ」
~紅魔館~
レミリア「そしてなんやかんやあり、無事映画は完成したのでした」
レミリア「って何よこれ、絶対>>1めんどくさくなってるじゃないの」
レミリア「まあいいわ。さて、あとはこれを公開するだけよ!」
チルノ「おお!とうとうお小遣いくれるのか!?」
レミリア「あぁ、そういやそうだったわね」
咲夜「ここまで長かったですね、まさかあんなことが起きてああなってしまうなんて」
パチュリー「そうね、そんなことが起こるなんて思いもしなかったわ」
レミリア「何があったかは行間を読んで頂戴」
小悪魔「ああ、一体どのくらい売れるんでしょうか」
レミリア「そりゃもう幻想郷中の大ヒットよ。興行収入は1000万円を超えて一大ムーブメントになり総監督レミリアスカーレットは一躍スター……」
>>115「ちょっと待った!」バンッ
レミリア「!?」
安価>>115
お前のSSを待ってたんだよォ!
安価下
あぁ、またエタか、と思ってた
あれ、あのなんか招き猫のひと(名前忘れた)
>>114 「ありがとう」……それしか言う言葉が見つからない……
>>115 返す言葉もないですわ……
今調べてきたけど招き猫のひとって虹龍洞のキャラ?
まいったなぼく天空璋くらいからキャラよく知らないんよ、ごめんな再安価させてくれ
再安価 >>117
霊夢
霊夢「ちょっと待った!」バンッ
レミリア「!?……って、誰かと思えば霊夢じゃないの。何の用──」
霊夢「はっ!」シュバッ
レミリア「あっ!」
霊夢「このフィルムはもらっていくわよ」
レミリア「ま、待ちなさい!貴女まさかその映画の諸々の権利を奪う気!?」
一同「な、なんだって!?」
咲夜「冗談じゃないわ!返しなさい!」
霊夢「返してほしいんなら賽銭でもよこしなさいよ!!私には金がないのよ金がぁ!!こんなことでもしなくちゃ生きていけないのよぉ!!」
レミリア「くっ、また厄介なことに」
パチュリー「情状酌量の余地はないわ!その映画は渡さなゲッホゴッッホゴハァッ!」
小悪魔「あああパチュリー様ぁぁ!!!」
レミリア「なんてことを……こうなったら弾幕ごっこで白黒つけようじゃないの!」
小悪魔「そうしましょう!!パチュリー様の仇ぃぃ!!」
霊夢「ちょ、そりゃさすがにとばっちりよ」
咲夜「ほらあなたも起きなさい」
美鈴「……ふぇ?なんです?何かあったんですか?」
咲夜「詳しいことはあと。霊夢の持ってるフィルムを取り返してきなさい」
美鈴「はぁ」
レミリア「それじゃあ……弾幕ごっこ、開始ッ!!」
コンマ0~4で紅魔館勢の勝ち
コンマ5~9で霊夢の勝ち
コンマ>>119
そい!
コンマ2 紅魔館勢の勝ち
霊夢「うー……」
レミリア「やった!博麗の巫女を地に伏せさせたわ!ついにリベンジを果たせたわよ!ねぇ霊夢、今どんな気持ち?」
霊夢「うっさい!お腹がすいて力が出ないのよ!」
レミリア「わたしゃトニーか」
霊夢「へっ!調子に乗るんじゃないわよ!次は絶対全員土下座させてやるから!たまたま勝てたのを幸運に思うことね!覚えてなさい!」ピュー
咲夜「幻想郷の秩序を守る者の発言とは思えない……」
美鈴「まあ今更ですよ」
霊夢「くっそー、また魔翌理沙んとこのラーメン盗み食いするしかないかなー」
パチュリー「なにやってんのよあいつ」
小悪魔「また、って……常習犯じゃないですか」
支援するのでもっと更新してくれ
>>121
ありがとう!
……善処しますわ
~数日後~
レミリア「さあ、色々と準備も整っていよいよ上映ね。ソワソワしてきたわ」
咲夜「準備したのはほぼ私なんですがね……紅魔館の一室をスクリーンに改造なんて無茶苦茶なことを数日で終わらせられたのは奇跡みたいなもんですよ。まぁお嬢様のご命令とあらばどのような無茶苦茶でも実現させますが」
レミリア「あーうんうん、愚痴はあとで聞く。ありがとね咲夜」
パチュリー「レミィ、そういや本当にあの妖精に収入の半分くれてやるの?」
レミリア「……まぁ、約束は約束だしね」
小悪魔「うううう、緊張してきました……私の拙い演技が幻想郷中に公開されると思うと……」
美鈴「えー、小悪魔さんの演技よかったじゃないですか。大丈夫ですよ」
小悪魔「美鈴さぁん……」
レミリア「よし、上映時間ね!門を開けなさい!」
興行収入(ややこしいから現代の物価で考えて)>>123円
(コンマ)000円
これは……0000円……?
それとも90000円……?
いや普通に考えて90000円か
……全然売れてねーな!
何なら再安価すれば
>>128
いや、別に大丈夫
実際こんくらいが妥当だしね
毎日更新して
>>130
すまんな……今の俺にそんなガッツと時間はないんだ……
(金額は全部現代の物価でよろしこ)
レミリア「一か月間ずっと毎日公開してたけど……」
咲夜「興行収入は90000円でしたね」
レミリア「赤字!!すっごい赤字!!人件費だけでもう赤字!!」
パチュリー「そりゃあね……」
レミリア「なんで!?幻想郷の住民センスなさすぎなんじゃないの!?この映画の良さがわからないなんて!」
小悪魔「まあ、私の演技があんまり多くの人に見られなかったみたいで安心しました。やっぱり恥ずかしいですからねぇ」
レミリア「あんた、普通に酷いわよ」
美鈴「まー90000万円も儲かったなら十分じゃないですか?それでちょっといいお酒でも買ってみんなで飲みましょうよ」
レミリア「いや製作費を引いたら決して儲かっちゃいないけど、うーん……」
レミリア「……よし、そうしよう!難しいこと考えるのはやめよ、今夜はヤケ酒パーティーでも」
チルノ「おーいレミリア!小遣いくれよ!」バァンッ
レミリア「……くそ、こいつがいたか」
チルノ「で、いくらくれるんだ!?映画でいくら儲けたんだ!?半分っていくつだ!?ねえねえ!!」キラキラ
レミリア「あーもう!もってけドロボー!」バシッ
チルノ「うおーすっげー!こんなくれんの!?よっしゃーみんなで山分けだー!」ダダダダ
レミリア「はぁ……あいつ、なんも考えてなさそうで羨ましいわ」
咲夜「残りは45000円ですか」
レミリア「ちっくしょー、こんなはした金で何しろってーのよ!」
咲夜「うーん……じゃあ、>>132に使いましょう」
安価>>132
結果はどうあれやり切ったことが大事ですし魔翌理沙のラーメン屋で社員(?)の労い兼ねた打ち上げ会で
咲夜「結果はどうあれやり切ったことが大事ですし、魔理沙のラーメン屋で労いを兼ねた打ち上げに使いましょう」
レミリア「急にいいこと言うじゃん……」
パチュリー「んーまあ、それでいいんじゃないの。私は行かないけど」
小悪魔「えー、行きましょうよ」
パチュリー「あんなラーメンなんて多くて食べらんないわよ」
美鈴「半ラーメンとかあったと思いますよ」
小悪魔「ほら、ね?」
パチュリー「えぇー、めんどくさ」
レミリア「じゃあそれで決まりってことで、さっさと行くわよ」
レミリア「……あ、一応あいつ誘っとくか」
~ラーメン屋『霧雨』~
わかさぎ姫「やー、なんかすいませんね」
レミリア「あーもう別に、今日は色々気にしないでパーッとやろ」
わかさぎ姫「ありがとうございますぅ。ゴチになりまーす」
パチュリー「そういやこいつも出てたんだったわね」
咲夜「正直>>1も忘れてたらしいです」
美鈴「あ、私しょうゆでー」
小悪魔「私は塩で」
咲夜「じゃあ私はみそを」
わかさぎ姫「んー、やっぱ豚骨ですかね」
パチュリー「小悪魔と同じやつ、半分」
レミリア「バターコーン塩頼むわ」
魔理沙「おいおいちょっと待てよ、いっぺんに言うな!全員もっかい言え」
~~~~
わかさぎ姫「おいしいです」モグモグ
美鈴「んー、やっぱり良いですねぇラーメンは」ズズー
パチュリー「私のまだ?半分なのにどうして一番最後なの?」
小悪魔「まあまあ、待ちましょうよ」ズルズル
咲夜「あっ、汁がはねて、あっあっ、あー……」
魔理沙「はいお待ちぃ!」
パチュリー「ちょっと遅いわよー」
レミリア「おかわりちょうだい。こんど豚骨ね。あと海苔多めね」
魔理沙「はいはい、オッケー!」
レミリア(映画はコケちゃったけど……)
美鈴「咲夜さん、メイド服でラーメン食べたらそりゃそうなりますよ」
咲夜「うっさい」ゴシゴシ
小悪魔「どうですかパチュリー様」
パチュリー「……まあまあね」モグモグ
小悪魔「すごく美味しいですって」
魔理沙「おー、そりゃよかった」
パチュリー「言ってない!言ってないから!」
わかさぎ姫「すいません!味玉だけください!」
魔理沙「おいおい、罪深いぞお前ぇ」
レミリア「……ふふっ」
レミリア(ま、いっか!)
~おわり~
苦節七か月(マジ)ついに終わらせられたぜ……
いやホント、ごめんね(切実)
じゃ次やるかー
幻想郷全土征服
草
今日は寝る、おやすみ
霊夢さんガチギレ案件じゃないですかやだー!
へ、平和的な征服かもしれないだろ!!
また春を集めるのかぁ
初っ端からラーメン作り出すとか、最近流行りのゆっくり料理動画みたいだなww
1週目と比べて2週目はやたら長かったな
幽々子「ねえ妖夢!幻想郷全土征服しましょうよ!」
妖夢「な、何故そのようなことを……」
幽々子「いいじゃない。面白そうでしょ」
妖夢「……いつぞやの異変で霊夢に懲らしめられたのを忘れたのですか?」
幽々子「いや、忘れてないわよ」
妖夢「うーん……だいたい、征服と言っても具体的には何をするのです」
幽々子「そうねえ。まずは>>149かしら」
安価>>149
うちの桜を挿し木して植林活動
幽々子「まずはうちの桜を挿し木して植林活動かしら」
妖夢「え、えぇ……」
妖夢(征服ってなに?)
幽々子「楽しみだわー」
妖夢「えっと、どの辺りが征服なんで」
幽々子「最初はどこに植えようかしら。そうね、>>151にしましょう」
妖夢「あの……えぇ……それでいいんです……?」
安価>>151
ゆうかりんランド
幽々子「ゆうかりんランドにしましょう」
妖夢「あの……えぇ……それでいいんです……?」
妖夢(……いや、よく考えたら地味に侵略だこれ!)
妖夢(まさかこんな感じで本当に幻想郷を全て征服するつもりじゃ……)
幽々子「さあ行くわよ妖夢!」
妖夢「は、はい」
妖夢(どうしよう。大事になる前に止めるべきか、主の意志を尊重すべきか)
妖夢(……とりあえず今はついていこう)
妖夢「いや、ちょっと待ってください」
幽々子「え?」
妖夢「挿し木っていろいろ準備が必要ですよ。今すぐにはできません」
幽々子「えー、そうなの」
妖夢「準備は私がやりましょう。これでも庭師ですから」
幽々子「それってどのくらいかかる?」
妖夢「急いでも明日までは」
幽々子「えー」
~翌日~
幽々子「できた?」
妖夢「できました」
幽々子「おー、じゃあ早速植えに行きましょう」
妖夢「は、はい……」
妖夢(気が引けるけど、幽々子様の行動の意図を分析するためには仕方のないこと。うん)
妖夢(っていうか、挿し木って発芽まで一か月くらいかかるし。そのころには熱も冷めていることでしょう)
~ゆうかりんランド~
幽々子「誰もいないわね。よし」
妖夢「私もやらなくてはならないのですか……」
幽々子「ひとりじゃあ効率が悪いじゃないの」
妖夢「はぁ……」
妖夢(実行犯になってしまうのは嫌だけど……仕方ないか)
幽々子「ねえ妖夢」
妖夢「はい?」
幽々子「これ挿すのってどうやるの?」
妖夢「……全部貸してください。私がやります」
幽々子「おー、頼りになるー」
妖夢(……幽々子様の意図が全く読めない)
妖夢(うーん、とりあえずこれで満足してくれればいいけれど)
妖夢(……腰が痛い)
ミスった、安価もっかい
安価>>156
人里
幽々子「次は人里よ!」
妖夢「ま、まだ続けるのですか……」
妖夢(……って、人里を征服?抵抗のできない人間たちを一方的に征服するなんて、いくらなんでもそれは悪ふざけの範疇に留まらないのでは)
妖夢(うーん、ここは従者として主を制しなければならないようですね)
妖夢「幽々子様、さすがにそれは」
幽々子「そうね、人里で>>158しましょう」
妖夢「……え?」
安価>>158
まってこれ人里に挿し木するって意味かよ
うっわ恥ずかしい、>>157はナシ
挿し木はもういいだろ
食べ物買い占めてその場で全部食べる
なんとも言えないラインで草、今日はこの辺で終わる
やっぱss書くのは楽しいなあ!
幽々子「そうね、人里で食べ物を買い占めてその場で全部食べましょう」
妖夢「……え?」
妖夢(うーん……どうなんだろうこれは)
妖夢「っていうかお金は出すんですね」
幽々子「じゃあ行くわよー」
~人里~
幽々子「お団子、あるだけ全部くださいな」
店主「あぁ?冷やかしなら帰っ」
幽々子「はい、お代よ」ドサッ
店主「ええええ!?!?」
幽々子「はやくー」
店主「うっ、もってけドロボー!」ドサッ
幽々子「おいしいわぁ」バクバクバクバク
幽々子「ふぅ」
店主「も、もう完食した!?」
幽々子「次は何にしようかしら」スタスタ
店主「な、なんてこった……」
客1「おーい、団子ふたつくれや」
客2「こっちは三つください」
店主「ない……全部買い占められちまった」
「えぇ!?」「なんだよそれー」「食いたかったのにー」
妖夢(……)
妖夢(普通にすごい迷惑だ!!!)
「なんで売ってないんだよ!」「だから買い占められたんだって!」「うわっこっち来るぞ!」「今日の夕飯どうするんだよぉ……」
妖夢(人里が大混乱に陥ってしまった……)
妖夢(これはもう止めた方が良さそうですね)
妖夢「幽々子様、さすがにこれは」
>>167「待ちなさいそこの貴方!みんな迷惑してるじゃないの!」
妖夢(おっ!?)
安価>>167
鈴仙(薬屋モード)
あけおめ
鈴仙(薬屋モード)「待ちなさいそこの貴方!みんな迷惑してるじゃないの!」
妖夢(おっ!?勇気ある一般市民が止めてくれた……ん?この人なんか見たことある気が)
妖夢「あれっ、もしかして鈴仙さんじゃないですか」
幽々子「……あぁ。言われてみれば貴方、永遠亭のウサギさんじゃない」
鈴仙「わーーーーちょ待っ、人里で正体言わないで」
幽々子「ふーん……みなさーん、ここに月からきたウサギさんが」
鈴仙「あーっあーっわかりました!!すみませんでした!!!誰も迷惑してません!!!」
幽々子「ふふふ」
妖夢(なんと非道な……)
妖夢(しかし、なぜここまでして幻想郷の征服など)
幽々子「人里の方はもう良さそうね」
妖夢「は、はぁ」
幽々子「じゃあ次は>>170で>>171しましょう」
妖夢「えぇ……」
安価>>170、>>171
あけおめ
鈴仙(薬屋モード)「待ちなさいそこの貴方!みんな迷惑してるじゃないの!」
妖夢(おっ!?勇気ある一般市民が止めてくれた……ん?この人なんか見たことある気が)
妖夢「あれっ、もしかして鈴仙さんじゃないですか」
幽々子「……あぁ。言われてみれば貴方、永遠亭のウサギさんじゃない」
鈴仙「わーーーーちょ待っ、人里で正体言わないで」
幽々子「ふーん……みなさーん、ここに月からきたウサギさんが」
鈴仙「あーっあーっわかりました!!すみませんでした!!!誰も迷惑してません!!!」
幽々子「ふふふ」
妖夢(なんと非道な……)
妖夢(しかし、なぜここまでして幻想郷の征服など)
幽々子「人里の方はもう良さそうね」
妖夢「は、はぁ」
幽々子「じゃあ次は>>170で>>171しましょう」
妖夢「えぇ……」
安価>>170、>>171
このウサギさん
月で餅つき
どういうことなの……(困惑)
幽々子「じゃあ次は月に行ってこのウサギさんで餅つきしましょう」
妖夢「えぇ……」
幽々子「でも月にはどうやって行こうかしら」
鈴仙「ちょ、私で餅つきって何よ」
幽々子「ん?それはまあどうにかして月に行った後に貴方を臼に押し込んで杵でぐっちゃぐっちゃと」
鈴仙「何よそれ!冗談じゃないわそんなのっ」
妖夢「というか月って幻想郷ではないんじゃ……?」
幽々子「……あっ、そういえばそうだったかしら」
妖夢「そ、そうでしょう。だからこれはやめにしては」
幽々子「うーん。それもそうねぇ」
鈴仙「ナイス。妖夢ちゃんマジナイス」
うどんの背負ってるカゴの中
一番高いものを使ったお料理
幽々子「それじゃあ代わりにこのウサギさんが背負ってるカゴの中で一番高いものを使ったお料理をしましょう」
妖夢「はあ……」
鈴仙「っていうかこれ今何してるの?」
妖夢「幻想郷の征服とかなんとか」
鈴仙「……征服?それ料理関係あるの?」
妖夢「それが私にもよくわからないんですよぅ」
鈴仙「えー……」
幽々子「そういうわけだから、そのカゴの中ちょっと見せてくださいな」
鈴仙「んー、まあ、別にいいけど」
妖夢「いいんですか?」
鈴仙「いいのいいの、てゐがやるはずだった買い出し押し付けられただけだし」
妖夢(……良くはないのでは?)
幽々子「なんだか薬ばっかりねぇ」
鈴仙「そりゃあそうでしょう薬屋だし」
幽々子「おっ、>>182じゃない。これが一番高そうね」
安価>>182
辰砂(水銀)
幽々子「辰砂じゃない。これが一番高そうね」
鈴仙「……え?ちょ、それで料理を!?」
妖夢「辰砂って確か、水銀のもとになっている鉱石ですよね。かつて中国などで不老不死の薬として服用されていたとか」
鈴仙「そうそう、それで大量に摂取してた中国の皇帝が水銀中毒で早死にして……ってなんでこんなの料理にするわけよ!!」
幽々子「えー、いいじゃない。なんとかなるわよ」
鈴仙「亡霊はいいかもしんないけど私は寿命縮めたくないからね!!お願いだからなんか別のにして!?」
幽々子「妖夢ー、これでなんか作って」
妖夢「えっと……これをどのように調理すればいいんでしょうか」
鈴仙「しなくていい!しなくていいよ!!」
幽々子「んもー、じゃあどうするのよ」
鈴仙「んーーーと……あ!これ、これ辰砂より高いやつ!」
妖夢「>>184ですか」
安価>>184 できれば食い物にしてくれ
ホンオフェ
妖夢「ホンオフェですか」
鈴仙「まあ調理済みだけどね」
妖夢「何と言うかこう……匂いが……」
鈴仙「世界で二番目に臭い食べ物と言われてるからね。輝夜様が暇つぶしに買って来いって……それにしてもくっさいわね」
幽々子「いいじゃない。こんなの私食べたことないわよぉ」
妖夢「い、いいんですか?食べてしまっても……っていうか臭いですね」
鈴仙「…………ま、たまにはこーいうのもいいでしょ!ストライキよストライキ。一回こういうことしないとわかんないのよあの人たちは。それはそうとこれ臭いわね」
妖夢「はぁ……」
幽々子「うーん、ただ食べるだけじゃ面白味がないわね」
鈴仙(食べることに面白味っているのか?)
幽々子「じゃあ>>186して食べましょう」
安価>>186
ミキサーにかけてドロドロジュースにしてからストローで飲み食い、あとこれ撮影して
紅魔館が作ったらしい映画上映場で流しましょう、クソ映画より面白い動画と謳い文句付きで
幽々子「じゃあミキサーにかけてドロドロジュースにしてからストローで飲みましょう」
妖夢「えぇ……」
幽々子「あと撮影してね」
妖夢「えぇ……」
幽々子「そうだ、その映像を最近できたあの映画館で流しましょう。あの紅魔館にあるやつ」
妖夢「えぇ……」
幽々子「あのクソ映画より面白い!っていう謳い文句付きで」
妖夢「えぇ……」
鈴仙「なんていうか……お互い色々大変ね」
妖夢「……頑張りましょう」
幽々子「じゃあミキサーにかけるわよ」ギュイイイイイイン
鈴仙「どっから持ってきたのよ」
妖夢「細かいことは気にしちゃいけません」
鈴仙「なにこのおぞましい液体のようなものは。あとすっごく臭い」
幽々子「いいじゃない、チャレンジのし甲斐があるってもんよ」
妖夢「……なんだかずっと見てたら気持ちが悪くなってきたような……うっぷ」
鈴仙「ちょっ、ダメダメダメ!我慢我慢!!」
幽々子「はいこのカメラで撮って」
鈴仙「またどっからそんなもんを」
妖夢「……わ、かりました……うえっ」
鈴仙「や、休んでていいよ!私がやるから!!」
幽々子「じゃあ3、2、1、スタート」
鈴仙「え、マジ?本当にやるの?正気?えっ大丈夫?」
幽々子「はい、それでは今からこのホンオフェをミキサーで混ぜて作ったジュースを飲みたいと思いまーすwwいぇーいww」
鈴仙「なんだこの底辺ユーチューバーみたいなノリ……」
幽々子「これね、ストローでね……よし」ズズズズー
鈴仙「うわぁ……金貰っても嫌だよあんなの」
幽々子「……!ッ、ゲホッゲホッ!ゴッホゴッホ!!」
鈴仙「そらそうよ」
幽々子「な、何これ、ちょ、いや本当に、えっいやマズいわねこれ」
鈴仙「い、今?それ今?」
幽々子「えぇー、え、何?これ作った人正気なの?」
鈴仙「あんただよ」
幽々子「これちょっとあなたも飲んでみなさいよ」
鈴仙「は?いやマジでいーってそういうのは、ちょやめてって、いや本当に本当にちょっあああああ」ゴクゴク
幽々子「……ふふっww、どう、どうよこれ」
鈴仙「ゲッホゲッホゲッホ、ちょ、ゲッホ、マジでいや、ゴッホ、な、なにこれ、バカなんじゃないの!?」
幽々子「いやだってwww面白そうだったしww」
鈴仙「ふざけないでちょっとwwねえwww」
幽々子「ちょ、カメ、カメラwwカメラちゃんと回してww」
鈴仙「いやカメラ、カメラとか言ってる場合じゃないってwwwえマジで何よこれww」
妖夢(なんだこれ)
~数時間後~
幽々子「紅魔館との交渉の結果、この動画の上映権を勝ち取ったわ。収益は向こうが4でこっちが6の取り分よ」
妖夢「誰に向かって喋ってるんです?」
幽々子「しかしよく上映勝ち取れたわねこれ」
妖夢「まあこの映画館、上映するものがなくて今じゃ妖精たちの遊び場と化して無法地帯になってますからね。こんなのでも何もないよりはマシなんでしょう」
鈴仙「私もついにスクリーンデビューかぁ」
妖夢「大丈夫ですか?本当にいいんですかあれがデビュー作で?」
鈴仙「別にいいわ。っていうかこれ金取るの?」
妖夢「私は絶対に反対なんですけど向こうがどうしてもって」
鈴仙「へぇ……あいつらも大変ね」
幽々子「じゃあ宣伝でもしましょう」
鈴仙「おー」
妖夢「っていうか帰らなくていいんですか貴方は」
~そしていろいろあって数日後~
鈴仙「いよいよ上映ね」
幽々子「なんだか感慨深いわ」
妖夢「そうかな……」
鈴仙「何人くらい人来るかなぁ」
幽々子「どうかしらねぇ。二桁いくかしらねぇ」
妖夢(クソ動画だという自覚はあるのか……)
レミリア「はい上映開始ー。門開けて」
来た人数 >>191人
1000人
妖夢「1000人来ましたね」
レミリア「っな、なんで!?!?!?私がすっごい苦労して作った映画より余裕で人来てるじゃないの!!!」
鈴仙「あーあれ。興行収入90000円だったっけ、ふっ」
レミリア「笑うな。っていうかなんでそんな具体的な数字広まってんの」
妖夢「それにしてもどうしてこんなに人が来たんでしょう……」
レミリア「それね。ちょっと小耳にはさんだんだけど、どうやら>>193が評判になってるらしいわ」
安価>>193
笑いに飢えてたからアホ企画と3人の掛け合いが妖精と子供にウケた
このSSまとめへのコメント
今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl