コニー「クリスタの様子が変だって?」 (10)

ネタバレあり


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訓練所 朝


チュンチュン…


サシャ「んんん…っ、今日もいい朝ですねぇ」

ミカサ「そろそろ朝食だから食堂行こう、サシャ」

サシャ「行きましょう行きましょう!!」ダダダッ

ユミル「朝から元気だな芋女は…」

クリスタ「…zzz」

ユミル「おい、クリスタ!いつまで寝てんだ、起きろ!!」

クリスタ「ん…ふあぁ、お姉ちゃんおはよう」

ユミル「おう、起きたか…………ん?」

ユミル「今お姉ちゃんって言ったか?」

クリスタ「…あれ?お姉ちゃんじゃない」

ユミル「…は?」

クリスタ「ここどこ?」キョロキョロ

ユミル「…え?は?……おい…何言ってんだお前、冗談のつもりか?」

クリスタ「お姉ちゃん、鼻水かんで」タラーッ

ユミル「自分でかめ!!」

クリスタ「ソバカスのお姉ちゃん怖い…」

ユミル「……」

ユミル(は?なんだこりゃ?全く状況が理解できん…)

ユミル(…まさか…)

ユミル「おい、お前は今何歳だ?」

クリスタ「え?9歳」

ユミル「……」

クリスタ「さっきまで牧場で寝てたはずなのになぁ……お姉ちゃんもいないし…」

ユミル(もしかしてこいつ…記憶がガキの頃に戻っちまったのか?原因は分からんが)

クリスタ「わあ、なにこれ楽しそう!!」ガチャガチャ

ユミル「って馬鹿!立体機動装置むちゃくちゃに触るな!!」

クリスタ「ソバカスのお姉ちゃんすぐ怒るから怖い…」

ユミル「ぐっ、わかったよ、怒らないからとりあえず静かにしろ」

ユミル「…いいか、よく聞け、クリスタ…お前はな…」

クリスタ「?クリスタって誰?私ヒストリアだよ?」

ユミル(あ、そうか…そうだったな)

ユミル「ヒストリア…お前はな、今14歳だ」

クリスタ「?」

ユミル「鏡で自分の姿見てみろ」

クリスタ「んん?」チラッ

ユミル「………」

クリスタ「………」

クリスタ「大きくなってる!!」

ユミル「ああ、そうだ。つまりお前は…」

クリスタ「お姉ちゃんに『牛乳飲んだら身長が伸びる』って言われてたの!牛乳飲んでたおかげだね!!牛乳ってすごい!!」

ユミル「んな訳ねぇだろ馬鹿が」

―――食堂

ミカサ「エレン、アルミン、おはよう」

エレン「おう、おはよう」

アルミン「おはよう、ミカサ」

ミカサ「…!エレン、髪の毛がボサボサになっている。誰かにいじめられたの!?」

エレン「寝癖だよ」

アルミン「…そういえば、ユミルとクリスタは?いつもならもう来てるけど」

サシャ「あれ、本当ですね。ユミルはもう起きてたはずなんですが…」

ユミル「…」カッカッ

サシャ「あ、来ました!」

アルミン「二人とも、おはよ…」

ダダダダダダダッ!!!

エレン「ん?」

クリスタ「お姉ちゃんだあぁっ!!!」ダキィッ

エレン「はあぁ!?」

アルミン「!?」

クリスタ「もう、どこに行ってたの!!」ギュウゥ

エレン「待て待て、離せよ!服破けちゃうだろ!!」

アルミン「服よりも気になるべき事があるだろ!?」

クリスタ「…あれ?似てるけど違う……」

エレン「あ?」

クリスタ「お姉ちゃんはこんな悪人面じゃない……」

アルミン「なに言ってんだ君は!?」

クリスタ「ん、でも匂いがちょっと似てるような…」クンクン

エレン「なんなんだよお前、おかしいぞ!?」

アルミン「………なるほど、起きた頃から記憶が小さい頃に戻っていると」

ユミル「原因はわからんがな」

サシャ「あの…待ってください。あんな光景をミカサの目の前でしまって…大丈夫なんですかね?」

ユミル「…あ、本当だな…ミカサの事だから恐ろしい形相で睨んでたり…」チラッ

ミカサ「ふふ…」クスッ

ユミル「うおっ!?微笑ましそうな顔で見ている!」

サシャ「これは意外ですね」

ミカサ「あなたたちは何か勘違いをしている」

ユミル「聞こえてた!!」

ミカサ「確かに私はエレンが大事……ので、下心満載でエレンに突然抱き付いたりすれば当然すぐさまに引き剥がす」

ユミル「おう」

ミカサ「でも、クリスタは下心が純粋な子供のようだ。だから睨んだりなんかしないし、むしろ微笑ましい。もっと見ていたい。もっと見せろ」

ユミル「おう」

クリスタ「ん、でも匂いがちょっと似てるような…」クンクン

エレン「なんなんだよお前、おかしいぞ!?」

アルミン「………なるほど、起きた頃から記憶が小さい頃に戻っていると」

ユミル「原因はわからんがな」

サシャ「あの…待ってください。あんな光景をミカサの目の前で見せてしまって…大丈夫なんですかね?」

ユミル「…あ、本当だな…ミカサの事だから恐ろしい形相で睨んでたり…」チラッ

ミカサ「ふふ…」クスッ

ユミル「うおっ!?微笑ましそうな顔で見ている!」

サシャ「これは意外ですね」

ミカサ「あなたたちは何か勘違いをしている」

ユミル「聞こえてた!!」

ミカサ「確かに私はエレンが大事……ので、下心満載でエレンに突然抱き付いたりすれば当然すぐさまに引き剥がす」

ユミル「おう」

ミカサ「でも、クリスタは下心が無い純粋な子供のようだ。だから睨んだりなんかしないし、むしろ微笑ましい。もっと見ていたい。もっと見せろ」

ユミル「おう」

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