エレン「最近の俺、主人公としてどうよ?」(22)

エレン「最初はちゃんと主人公してたと思うんだ
母親が目の前で巨人に喰われるという壮絶な過去
訓練兵になってからは仲間達を叱咤激励して士気をあげたり俺なりに頑張った」

エレン「違和感を感じたのは初めて巨人になったときだった
気を失ってる俺にアルミンが恋人繋ぎをしたとき
それはまぁ、俺が巨人に喰われたとき取れなかった手をやっと取れたって演出なんだろってスルーしてた」

エレン「次に違和感を覚えたのは兵長にボコられたときだ
すげぇ痛かったし腐った女共が公開調教とかいいだすし、さすがに主人公降りようかなって一瞬思った」

エレン「さすがにマズいなと思うようになったのは壁外調査にいったときだ
団長達が作戦立てて俺を守ろうとするし、戦わせてもらえないし
いくら鈍い俺でも危機感を感じるようになった」

エレン「これはヤバいと思ったは女型の巨人の襲撃をうけたとき
みんなが俺を守って死んでくし、まだ戦わせてくれないし…
これミカサの仕事じゃね?ってツッコんだときには俺一人になってた
なんとか主人公らしくしようと戦えばあっさり負けて拉致られるとかねーよ
俺を助けにきたミカサの方が主人公らしかったな
自分で言ってて虚しくなってきた(涙)」

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