助手ロボ「了解デス」
ドラえもんの始まりは、その時だった。
工場長「{ms-9.03 "doraemon"}の開発で、ネコ型ロボット開発数が1000という
数値になる。成功させらせるかどうか・・・」
(ms)
マツシバ工場は落雷が多く、この日は特に天候が悪かった。
工場長「万が一雷に当たってしまったら、ネジが外れる」
「それはないだろう」と思いながら、ドラえもんの製造が始まる。
製造は機械任せ。まず、頭部から足まで動くようにコンピューターをいれる。
頭部には、人間と同じぐらいの頭脳もいれているのだ。
次は、部品を合体させる。しっぽも出てくる。
この後、耳や鈴に首輪、四次元ポケットをつける。ヒゲも取り付ける。
最後は黄色いパウダーで、体を黄色くする。意味はない気がするが・・・。
こうしてドラえもんは造られた。しかし落雷で・・・。
助手ロボ「工場長、{ms-9.03 "doraemon"}ノ頭脳ノネジガ落雷ニヨリ外レマシタ」
工場長「失敗、か・・・。
長年夢見てきた開発数1000が、失敗・・・」
工場長はこの時、今まで製造に失敗してきたネコ型ロボット達を直そうと決意した。
ドラえもんは子守りロボットとして十分に造られていなかった。
そして10歳の夏頃、ネズミ型ロボットに耳をかじられた。
それから2週間の間にネズミが嫌いになり、立っていた耳と黄色の体を失った。
野比セワシはドラえもんと、高祖父(おじいちゃんのおじいちゃん、セワシはおじいちゃんと
言っている)の「野比 のび太」について語り合った。
セワシ「おじいちゃんのせいで借金を返しきっていないんだ」
ドラえもん「まるでロクなことがないね。僕が子守りをした方がいいかも」
セワシ「今はドラミちゃんもいるし、そのほうがいいかも」
ドラミは、ドラえもんと同じオイルが流れている兄妹の妹である。
セワシ「『タヌキが引き出しから出てきた!!』と思われないかな」
ドラえもん「ぼく ハ たぬき ジャ ナイ」
セワシ「はははっ!! そんなことはいいや。行ってらっしゃい」
?????「{ms-9.03 "doraemon"}よ。お前は11歳の誕生日に修理されるのだ」
ドラえもん「出口はここら辺かな」
野比のび太は、スポーツも勉強も苦手。
のび太「のどかな日だなぁ・・・。今日もいいことがありそうだ」
ドラえもん「いや、君は死ぬまでろくなことがおきない(お腹空いた・・・)。
30分後に針地獄、40分後に火炙り(ドラ焼き・・・)」
のび太「誰だ、そんなこと言ってるのは」
タイムマシンの出口を引き出しにセット。
ドラえもん「僕だけどどうかした?」
ドラえもんは、引き出しから出てきた。
こうしてのび太は、ドラえもんに面倒を見てもらうことにした。
針地獄も、火炙りも当たった。未来から来たことも分かった。
のび太「よろしくね。ドラえもん・・・」
のび太は道具を、変な使い方で使っている。でも、時には役立つ使い方もする。
ドラえもんと大冒険することもあれば、みんなとの友情も深めあうことも。
そんなある日、ドラえもんが未来へ帰ることになってしまった。急なことだ。
のび太「やだやだ、ドラえもんは絶対に離さないぞ!!」
母上「のび太、ドラちゃんにも都合があるのよ」
のび太は河原へ向かう。そして叫ぶ。
のび太「いやだぁぁぁぁ>>>>>>!!!!」
真冬の雪に滑り落ちるも、叫ぶ。叫び続ける。
のちに父上が来る。マフラーを巻いてくれた。
父上「それじゃあ、いつまで経っても一人前になれんぞ」
ここでいう『一人前』とは、『大人』のことだ。
父上「ドラえもんの気持ちも、少しは分かってあげなきゃ」
のび太「うん・・・」
こうしてドラえもんは、未来へ帰ってしまった。未来で、何をしているだろう。
ドラえもんは、ロボット学校へ向かった。未来にとどまっている必要のある重要な話があると聞き、未来へ帰ったのだ。
教師ロボ「あなたの誕生日の前日に、クラス会があることは知ってますね」
ドラえもん「はい・・・」
教師ロボ「それまで学校に通ってほしいのです。勉強するために」
ドラえもん「僕は勉強よりのび太君の方が大切です。どうか・・・」
教師ロボ「あなたは頭が悪いのです。少しは勉強しなさい。あの子は頑張れます」
ドラえもん「はい・・・」
時は過ぎ、春になる。そして、4月になる。
そしてその日は、4月1日『april fools' day』だ。
ドラえもん「ギャァァァァァ!!!!!!!!!!!!!ネズミィィィィィ!!!!!!!!!!!!!
ドコォォォォォ!!!!!!!!!!!!!ドコウゥゥゥゥゥ??????!!!!!」
パワえもん「やれやれ。エイプリールフールの冗談を本気にするのか」
ドラえもんは、のび太が騙されていないかが心配であった。
ドラえもんは、あるものを送った。それは、一番必要な秘密道具が出てくる秘密道具だ。
ドラえもん「これで、ジャイアン達に・・・」
ドラえもんは、ロボット学校へ行く。そして・・・。
ドラえもん「帰ることが許されたんだ、のび太君」
ドラえもんは帰った。のび太の家に。
?????「クラス会に来るのは、'9.02'か・・・。
これはちょうどいい」
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